JP6051440B2 - Egrフィルタ洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、EGRフィルタ洗浄装置に関する。
低圧EGR(Exhaust Gas Recirculation:排ガス再循環装置)を備えた内燃機関では、低圧EGRの信頼性確保のため、低圧EGR配管にEGRフィルタが設置されている。EGRフィルタには、触媒や排気系部品の経時劣化によって、排気内に混入した触媒片や微粒子等が捕集されるが、これによってEGRフィルタが目詰まりを起こすと、低圧EGRの圧損が上昇してしまうため、EGRガスが不足して排ガスが悪化するという問題があった。
この対策として、下記特許文献1には、EGRフィルタをがたつく状態で保持することで、EGRガスや内燃機関の振動によってEGRフィルタが振動し、捕集された微粒子等を除去する技術が開示されている。
特開2010−138745号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のフィルタは、EGRガスの流通や機関の運転時にEGRフィルタに生じる振動を利用しているため、EGRフィルタの振動の時期をコントロールすることができない。例えば、低圧EGRが使用されている時に、振動によりEGRフィルタから微粒子等が除去されたとしても、EGRフィルタに流入してくる排ガスによって再び捕集されてしまう虞があると考えられる。また、EGRフィルタに対して洗浄液を噴射する技術も開示されているが、この場合、別途洗浄液を貯めておくタンクや洗浄液を噴射させるためのポンプ等が必要となり、コストがかかるなど、改善の余地があった。
本発明では、低圧EGRの使用によってインタークーラ下流に貯まった凝縮水を利用して、より確実にEGRフィルタの目詰まりを取り除くことができるEGRフィルタ洗浄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
吸気用通路のターボチャージャの上流側へ、排気用通路の当該ターボチャージャの下流側から、排ガスを送り込む排ガス再循環装置用配管に介装されるフィルタ収納部と、
前記フィルタ収納部に収納されるフィルタと、
前記吸気用通路のインタークーラ下流側に設けられる凝縮水貯蔵タンクに貯蔵される凝縮水を前記フィルタ収納部内へ排出するバイパス通路と
前記バイパス通路上に設けられる開閉弁と、
前記開閉弁を開閉自在に制御する制御装置と、
前記排ガス再循環装置用配管上に設けられ排ガス再循環量をコントロールする排ガス再循環バルブとを備え、
前記制御装置は、
前記排ガス再循環バルブにより前記排ガス再循環装置用配管に前記排ガスが再循環されていない場合に前記開閉弁を開状態とし、前記凝縮水を前記バイパス通路から前記フィルタ収納部内へ排出させることを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
上記第1の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置において、
前記バイパス通路の前記フィルタ側のノズルが、前記フィルタの下流側の部位に向けられていることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
上記第1の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置において、
前記フィルタ収納部は、下流側から上流側に向けて窄まる形状とされるとともに、その内部に、周面に複数の孔を有して前記フィルタを囲う内筒を備え、
前記内筒は、前記フィルタ収納部の内壁面との間に前記凝縮水を貯める間隙を有して当該フィルタ収納部と同軸方向に向けて配置されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
上記第1の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置において、
前記フィルタは、柱状を成し、前記フィルタ収納部内で軸方向を中心に回転可能に支持されるとともに周面に軸方向に沿った板状で、かつ周方向に突出される複数のガイドを備え、
前記バイパス通路の前記フィルタ側のノズルは、当該ノズルにより排出される前記凝縮水により前記フィルタを回転させるべく、前記ガイドの側面に当たる方向に向けられていることを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
上記第4の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置において、
前記バイパス通路の前記フィルタ側が複数に分岐され、複数に分岐された当該バイパス通路の内の少なくとも2つのノズルは、当該ノズルから排出される前記凝縮水によって前記フィルタがそれぞれ順方向および逆方向に回転するように、互いに逆向きの方向に向けられていることを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
上記第4または5の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置において、
複数の前記ノズルが、それぞれ前記フィルタにも前記凝縮水が当たる角度に設置されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置は、
上記第4乃至6のいずれか1つの発明に係るEGRフィルタ洗浄装置において、
前記フィルタと前記フィルタ収納部との間にはシール部が備えられていることを特徴とする。
上記第1の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、EGRを使用していない時に、凝縮水貯蔵タンクに貯められた凝縮水を利用してフィルタを洗浄することが可能となり、フィルタの目詰まりを取り除くことができる。したがって、EGRフィルタの目詰まりによって低圧EGRの圧損が上昇することを防止することができる。
上記第2の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、バイパス通路から排出された凝縮水によって、フィルタの中でも目詰まりし易いフィルタの下流側の部位が集中的に洗浄されるので、フィルタの目詰まりをより効果的に取り除くことができる。
上記第3の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、内筒の孔から排出される凝縮水でフィルタの周囲全体を均等に洗浄することが可能となり、フィルタ全体の目詰まりを効率よく取り除くことができる。
上記第4の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、凝縮水によってフィルタが回転されるので、遠心力によってフィルタの目詰まりを取り除くことができる。
上記第5の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、凝縮水によってフィルタの回転方向を変えることができるので、回転による遠心力および回転方向を変換するときの振動によってより確実にフィルタの目詰まりを取り除くことができる。
上記第6の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、フィルタの振動、回転に加えて凝縮水による洗浄が追加されることにより、フィルタの目詰まりを取り除く効果がより一層向上される。
上記第7の発明に係るEGRフィルタ洗浄装置によれば、排ガスに対するシール性を向上させることができる。
本発明の実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置を備えたシステムの概略図である。 本発明の実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置の斜視図である。 図2のA‐A断面図である。 本発明の実施例2に係るEGRフィルタ洗浄装置の斜視図である。 図4のA‐A断面図である。 本発明の実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置の斜視図である。 図6のA‐A断面図である。 図7のB‐B矢視図である。 本発明の実施例3における各開閉弁の駆動パルスを説明するグラフであり、(a)は第1開閉弁についてのものであり、(b)は第2開閉弁についてのものである。 本発明の実施例4に係るEGRフィルタ洗浄装置の斜視図である。 図10のA‐A断面図である。 図11のB‐B矢視図である。 本発明の実施例4における各開閉弁の駆動パルスを説明するグラフであり、(a)は第1開閉弁についてのものであり、(b)は第2開閉弁についてのものであり、(c)は第3開閉弁についてのものである。 本発明の実施例5に係るEGRフィルタ洗浄装置の斜視図である。 図14のA‐A断面図である。 図15のB‐B矢視図である。 本発明の実施例5における各開閉弁の駆動パルスを説明するグラフであり、(a)は第1開閉弁についてのものであり、(b)は第2開閉弁についてのものである。 本発明の実施例6に係るEGRフィルタ洗浄装置の斜視図である。 図18のA‐A断面図である。 本発明の実施例6におけるシール部の断面図であり、(a)は低圧EGRを使用していない場合、(b)は低圧EGRを使用している場合のものである。
以下、本発明に係るEGRフィルタ洗浄装置を実施例にて図面を用いて説明する。
本発明の実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置について図1を用いて説明する。図1はEGRを備えた内燃機関の概略図である。図1には、吸気用通路12、排気用通路13、触媒14、エンジン15、ターボチャージャ21、インタークーラ22、凝縮水貯蔵タンク23、バイパス通路24、高圧EGR27、高圧スロットルバルブ28、低圧EGR30、低圧スロットルバルブ31、第1開閉弁35およびECU(Electronic Controlled Unit:電子制御装置)41が示されている。
上述のターボチャージャ21は、吸気用通路12内の空気を圧縮し、充填効率を高めるものであり、吸気用通路12と排気用通路13とを跨ぐように設けられており、吸気用通路12側にはコンプレッサを、排気用通路13側にはタービンをそれぞれ有する(図示略)ものである。
上述の触媒14は、排気用通路13に設けられた、排ガス成分を清浄化するフィルタである。
上述のインタークーラ22は、ターボチャージャ21から送られてきた吸気を冷却し、充填効率をさらに高めるためのものであり、吸気用通路12においてターボチャージャ21よりも下流側に設けられている。
上述の凝縮水貯蔵タンク23は、吸気がインタークーラ22を通過することにより発生する凝縮水を貯蔵するものであり、吸気用通路12において、インタークーラ22の下流側に設けられている。
上述のバイパス通路24は、凝縮水貯蔵タンク23からEGRフィルタ34へ凝縮水を排出するための通路である。
上述の高圧EGR27は、排気用通路13の、エンジン15とターボチャージャ21との間から、吸気用通路12の、インタークーラ22とエンジン15との間へ、排気用通路13の、エンジン15とターボチャージャ21との間から、排ガスを送り込むEGRである。この高圧EGR27の、吸気用通路12との合流部分には、排ガス再循環量をコントロールする高圧EGRバルブ29が設けられており、この高圧EGRバルブ29が、吸気用通路12において、高圧スロットルバルブ28よりも下流側に位置するように配置されている。
上述の高圧スロットルバルブ28は、吸気の吸い込み量を調節する絞り弁であり、吸気用通路12において、凝縮水貯蔵タンク23の下流側に設けられている。
上述の低圧スロットルバルブ31は、吸気の吸い込み量を調節する絞り弁であり、吸気用通路12において、低圧EGRバルブ32の上流側に設けられている。
上述の低圧EGR30は、排気用通路13の触媒14の下流側から、吸気用通路12のターボチャージャ21の上流側へ、排ガスを送り込むEGRである。
低圧EGR30には、内部を通過する空気を冷却するEGRクーラ33が設けられ、吸気用通路12との合流部分に排ガス再循環量をコントロールする低圧EGRバルブ32が設けられ、EGRクーラ33よりも排気用通路13側には、EGRフィルタ34が設けられている。
上述の第1開閉弁35は、バイパス通路24に設けられた弁であり、ECU41により開閉自在となっている。
上述のECU41は、第1開閉弁35に制御指令を行う。即ち、低圧EGR30を使用していない場合には第1開閉弁35を開け、低圧EGR30を使用している場合には第1開閉弁35を閉じる制御を行う。
図2は、本装置の斜視図であるが、当該図中に示すように、EGRフィルタ34は周囲をフィルタ収納部52に囲われており、バイパス通路24はフィルタ収納部52の壁面を貫通している。尚、図2中の一点鎖線矢印は排ガスの進行方向を示しており、ECU41は省略している(以降の図も同様)。
図3は、図2におけるA‐A断面図を表している。当該図中に示すように、EGRフィルタ34は円柱状のフィルタである。また、フィルタ収納部52は、間隙を持たせながらEGRフィルタ34を内包する円筒状のものであり、両端面にはそれぞれ穴が設けられ、フィルタ収納部52の排ガスの進行方向の上流側の端面である上流側端面52aに設けられた穴は、低圧EGR配管51(上流側)と接合し、排ガスの進行方向の下流側の端面である下流側端面52bに設けられた穴も、低圧EGR配管51(下流側)と接合している。そして、フィルタ収納部52の内部では、低圧EGR配管51(上流側)の端縁部がEGRフィルタ上流側端面34aに接合され、必ず排ガスがEGRフィルタ34を通過する仕組みとなっている。また、バイパス通路24の端部には、EGRフィルタ下流側端面34bに向けられた第1ノズル53が設けられている。以下、上流および下流との記載は全て排ガスの進行方向についてのものとする。
本装置では、低圧EGR30を使用していない場合に、ECU41の制御指令により第1開閉弁35を開け、過給圧を利用して凝縮水を凝縮水貯蔵タンク23からバイパス通路24へ排出する。図3中の白抜き矢印は凝縮水の流れを示している(以降の図も同様)が、バイパス通路24を通過した凝縮水は、第1ノズル53からEGRフィルタ下流側端面34bに向かって排出され、その後EGRフィルタ34内を通り低圧EGR配管51(上流側)から排気用通路13へ排出される。
本装置において、第1ノズル53がEGRフィルタ下流側端面34bに向いている理由は、EGRフィルタ34内で最も目詰まりを起こしやすい部分がEGRフィルタ34下流側の端部であり、EGRフィルタ34下流側に凝縮水を集中的に当てるためである。
また上述では、EGRフィルタ34を円柱状、フィルタ収納部52を円筒状と説明したが、EGRフィルタ34、フィルタ収納部52の形状はこれらに限定されるものではない。
以上、本発明の実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置について説明したが、本実施例によれば、低圧EGR30が使用されていない時、すなわち低圧EGR30に排ガスが還流されていない時に、凝縮水貯蔵タンク23に貯められた凝縮水を利用してEGRフィルタ34を洗浄することができるので、EGRフィルタ34内の目詰まりを取り除くことができる。したがって、EGRフィルタの目詰まりによって低圧EGRの圧損が上昇することを防止することができる。
特に、バイパス通路24のEGRフィルタ34側の第1ノズル53が、EGRフィルタ下流側端面34bに向けられることで、EGRフィルタ34の下流側の部位が集中的に洗浄され、EGRフィルタ34内の目詰まりをより効果的に取り除くことができる。
本発明の実施例2に係るEGRフィルタ洗浄装置は、実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置の、フィルタ収納部52の構造を変更したものである。尚、以下の説明では実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置と同一部分は省略する。
図4は、本装置の斜視図であるが、当該図中に示すように、フィルタ収納部52は下流側から上流側に向けて窄まる円錐台の形状であり、バイパス通路24はフィルタ収納部52の壁面を貫通している。
図5は、図4におけるA‐A断面図を表しているが、当該図中に示すように、フィルタ収納部52の内部には、パンチングメタルで形成され、周囲に複数の孔62を有する円筒状の内筒61が設置されている。内筒61は、フィルタ収納部52の内壁面との間に間隙が設けられた状態でフィルタ収納部52と同軸方向に配置され、内筒61の上流側および下流側の端部が、それぞれ、フィルタ収納部52の上流側端面52aおよび下流側端面52bに接合されている。そして、フィルタ収納部52は、その内壁面と内筒61との間隙が、下流側から上流側に向かうに従って狭くなるよう構成される。
内筒61は、フィルタ収納部52の内部に設けられEGRフィルタ34の周囲を囲うものであるが、内筒61とEGRフィルタ34との間隙は無くても良い。仮に間隙を設けたとしても、微小な間隔の間隙が好ましい。
バイパス通路24の第1ノズル53は、フィルタ収納部52の内壁面と内筒61との間隙に凝縮水が排出される位置に設置されている。そして、フィルタ収納部52の内壁面と内筒61との間隙に凝縮水が貯められる構造となっている。なお、凝縮水の排出方向は特段定める必要はない。
本装置では、低圧EGR30を使用していない場合に、ECU41の制御指令により第1開閉弁35を開け、過給圧を利用して凝縮水を凝縮水貯蔵タンク23からバイパス通路24へ排出する。図5中の白抜き矢印に示すように、バイパス通路24を通過した後の凝縮水は、フィルタ収納部52の内壁面と内筒61との間隙に貯まり、同時に、内筒61に設けられた複数の孔62からEGRフィルタ34に向かって排出される。このとき孔62が十分小さく、過給圧が十分高ければ、凝縮水は勢いよく排出される。
そして、凝縮水の量が少なくてもEGRフィルタ34の上流側から下流側まで全体に亘って均等に凝縮水を排出できるようにするために、フィルタ収納部52の形状は、下流側から上流側に向けて窄まる円錐台の形状としている。
また上述では、フィルタ収納部52を円錐台と説明したが、下流側から上流側に向けて窄まる形状であれば、円錐台でなくとも同等の効果を得ることが可能である。さらに、内筒61についても、材料や形状を限定するものではなく、複数の孔62を有する筒状であれば良い。
以上、本発明の実施例2に係るEGRフィルタ洗浄装置について説明したが、本実施例によれば、凝縮水が少量の場合であっても、フィルタ収納部52の内壁面と内筒61との間隙に貯まる凝縮水の水位が、EGRフィルタ34内で最も目詰まりを起こしやすい部分であるEGRフィルタ34の下流側端部に達しやすくなり、複数の孔62から排出される凝縮水で洗浄することが可能となる。よって、EGRフィルタ34全体が凝縮水によって洗浄されるので、EGRフィルタ34内の目詰まりを効率よく取り除くことができる。
本発明の実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置は、実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置において、EGRフィルタ34を回転する構成としたものである。尚、以下の説明では実施例1に係るEGRフィルタ洗浄装置と同一部分は省略する。
図6は、本装置の斜視図である。当該図中に示すように、バイパス通路24は2つに分岐し、それぞれに第1開閉弁35、第2開閉弁36が設けられている。
図7は、図6におけるA‐A断面図を表している。当該図中に示すように、2つに分岐したバイパス通路24のうち、第1開閉弁35の設けられた通路の端部には第1ノズル53が、第2開閉弁36の設けられた通路の端部には第2ノズル54が、それぞれ設けられている。
また、EGRフィルタ34の周面には、下流側端部に第1ガイド71が、それよりも上流側に第2ガイド72が、それぞれ複数枚設けられている。
第1ガイド71および第2ガイド72は、EGRフィルタ34の軸方向に沿った板状の部材であり、それぞれEGRフィルタ34の周面から周方向外側に向かって放射状に突出するよう形成されている。第1ガイド71および第2ガイド72は、フィルタ収納部52の内周壁に対して摺動可能に当接され、EGRフィルタ34の軸が低圧EGR配管51に対してずれないよう回転軸の位置を規制するためのものである。また、第1ガイド71は、フィルタ収納部52の下流側端面52bに対する支えを有しておりEGRフィルタ34の軸方向での位置を規制している。
なお、EGRフィルタ34とフィルタ収納部52、EGRフィルタ34と低圧EGR配管51は、それぞれ非固定とする。このことにより円柱状のEGRフィルタ34が中心軸を中心に回転自在とされている。
ここで、図8は、図7におけるB‐B矢視図を表している。当該図に示すように、第1ノズル53と第2ノズル54は、第1ガイド71の面に向けられている。すなわち、当該第1ノズル53と第2ノズル54の先端は、排出される凝縮水によってそれぞれ順方向および逆方向の回転力を、第1ガイド71を介してEGRフィルタ34に与える角度に向けられている。
このように、本実施例のEGRフィルタ洗浄装置は、第1ガイド71に第1ノズル53と第2ノズル54から排出される凝縮水を当てることで、EGRフィルタ34を回転させる構成となっている。
さらに、図示してはいないが、第1開閉弁35および第2開閉弁36の開閉はそれぞれECU41により制御される。
図9(a)(b)は、ECU41による第1開閉弁35および第2開閉弁36の駆動パルスを示すものである。例として以下に2通りの制御方法を説明する。尚、図9(a)(b)は、縦軸が駆動パルスを、横軸が時間を表しており、駆動パルスにおける0とは開閉弁を閉じる制御、同1とは開閉弁を開ける制御を示している。
第1の方法は、第1開閉弁35のみ制御し、第2開閉弁36は閉じた状態のままとするものである。図9(a)には第1開閉弁35の駆動パルスが示されているが、このように、一定の時間間隔で第1開閉弁35を開ける制御を行うことで、EGRフィルタ34は一定方向にのみ回転する。但し、第1開閉弁35を開ける制御は一定の時間間隔でなくとも良い。
第2の方法は、第1開閉弁35と第2開閉弁36の両方とも制御するものである。図9(b)には第2開閉弁36の駆動パルスを示しており、第1開閉弁35の駆動パルスは上述と同じく図9(a)に示している。この2つのグラフを比較すればわかるように、第1開閉弁35と第2開閉弁36の駆動パルスは逆位相あるいは逆位相でなくとも片方のみが開いている状態となるようにする。このようにすることで、EGRフィルタ34は、恰も洗濯機のように回転方向を切り替えることができる。
本装置では、低圧EGR30を使用していない場合に、ECU41により第1開閉弁35および第2開閉弁36の開閉を制御することにより、過給圧を利用して凝縮水を凝縮水貯蔵タンク23からバイパス通路24へ排出する。バイパス通路24を通過した後の凝縮水は、第1ノズル53、第2ノズル54から第1ガイド71に向かって排出され、その後EGRフィルタ34内を通り低圧EGR配管51から排気用通路13へ排出される。
尚、本装置においては、第1ガイド71および第2ガイド72を有するEGRフィルタ34が回転する性質上、フィルタ収納部52の形状は円筒状、EGRフィルタ34の形状は円柱状が好ましい。
また、本装置では、第1ガイド71のフィルタ収納部52の下流側端面52bに対する支え部分と、第2ガイド72を有さずとも、低圧EGR配管51方向または回転軸と垂直方向にEGRフィルタ34がずれない構造であればよい。
さらに、上述では、バイパス通路24が2つに分岐する旨を記載したが、2つに限定されるものではなく、複数であれば同等の効果を有するものである。
以上、本発明の実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置について説明したが、本実施例によれば、凝縮水によってEGRフィルタ34を回転させ、遠心力でEGRフィルタ34の目詰まりを取り除くことができる。
さらに、バイパス通路24のフィルタ側が複数に分岐し、複数に分岐した当該バイパス通路それぞれのノズル(第1ノズル53と第2ノズル54)は、当該ノズルから排出される凝縮水によってフィルタがそれぞれ順方向および逆方向に回転するように向けられるようにすることで、凝縮水によってフィルタが振動、回転し、フィルタの目詰まりを取り除くことができる。
本発明の実施例4に係るEGRフィルタ洗浄装置は、実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置において、バイパス通路24が2つではなく3つに分岐したものである。尚、以下の説明では、実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置と同一部分は省略する。
図10は、本装置の斜視図である。当該図中に示すように、バイパス通路24は3つに分岐し、それぞれに第1開閉弁35、第2開閉弁36、第3開閉弁37が設けられている。尚、図中では第3開閉弁37が設けられた通路が低圧EGR配管51の壁面を貫通する状態が示されているが、第1開閉弁35または2開閉弁36が設けられた通路のように、フィルタ収納部52の壁面を貫通する状態としても良い。
図11は、図10におけるA‐A断面図を表している。当該図中に示すように、3つに分岐したバイパス通路24のうち、第1開閉弁35の設けられた通路の端部には第1ノズル53が、第2開閉弁36の設けられた通路の端部には第2ノズル54が、第3開閉弁37の設けられた通路の端部には第3ノズル55が、それぞれ設けられている。
また、EGRフィルタ34の周面には、実施例3と同じように、下流側端部に第1ガイド71が、それよりも上流側に第2ガイド72が、それぞれ複数枚設けられている。
図12は、図11におけるB‐B矢視図を表している。当該図を見ればわかるように、第1ノズル53、第2ノズル54は実施例3と同様であるが、第3ノズル55はEGRフィルタ下流側端面34bに向けられている。
さらに、図示してはいないが、第1開閉弁35および第2開閉弁36と同様に、第3開閉弁37もECU41により制御されている。
図13(a)(b)(c)は、ECU41による第1開閉弁35、第2開閉弁36および第3開閉弁37の駆動パルスを示すものである。例として以下に2通りの制御方法を説明する。尚、図13(a)(b)(c)は、図9と同様に、縦軸が駆動パルスを、横軸が時間を表しており、駆動パルスにおける0とは開閉弁を閉じる制御、同1とは開閉弁を開ける制御を示している。
第1の方法は、第2開閉弁36は閉じた状態のままとし、第1開閉弁35は図13(a)に示すように一定の時間間隔で開ける制御を行い、第3開閉弁37は図13(c)に示すように開いた状態のままとすることで、EGRフィルタ34は一定方向にのみ回転しながら、EGRフィルタ下流側端面34bが集中的に洗浄される。
第2の方法は、第1開閉弁35は上述と同じく図13(a)に示す制御を行い、第3開閉弁37も上述と同じく図13(c)に示す制御を行い、第2開閉弁36は図13(b)に示すように制御を行う。図13(a)と図13(b)とを比較すればわかるように、第1開閉弁35と第2開閉弁36の駆動パルスは逆位相、あるいは逆位相でなくとも片方のみが開いている状態となるようにする。このようにすることで、EGRフィルタ34は、恰も洗濯機のように回転方向を切り替えながら、EGRフィルタ下流側端面34bが集中的に洗浄される。
本装置では、低圧EGR30を使用していない場合に、ECU41により第1開閉弁35、第2開閉弁36および第3開閉弁37の開閉を制御することにより、過給圧を利用して凝縮水を凝縮水貯蔵タンク23からバイパス通路24へ排出する。バイパス通路24を通過した後の凝縮水は、第1ノズル53、第2ノズル54から第1ガイド71に向かって排出され、第3ノズル55からEGRフィルタ下流側端面34bに向かって排出され、その後EGRフィルタ34内を通り低圧EGR配管51から排気用通路13へ排出される。
尚、本装置においては、第1ガイド71および第2ガイド72を有するEGRフィルタ34が回転する性質上、フィルタ収納部52の形状は円筒状、EGRフィルタ34の形状は円柱状が好ましい。
また、本装置では、第1ガイド71のフィルタ収納部の下流側端面52bに対する支え部分と、第2ガイド72を有さずとも、低圧EGR配管51方向または回転軸と垂直方向にEGRフィルタ34がずれない構造であればよい。
なお、上述では、バイパス通路24が3つに分岐する旨を記載したが、実際は3つに限定されるものではなく、第1ガイド71に凝縮水を排出するノズルと、EGRフィルタ下流側端面34bに凝縮水を排出するノズルがあれば良い(それぞれに複数あっても良い)。
以上、本発明の実施例4に係るEGRフィルタ洗浄装置について説明したが、本実施例によれば、凝縮水によってEGRフィルタ34が振動、回転しながら、EGRフィルタ下流側端面34bを集中的に洗浄することができ、より効率よくEGRフィルタ34の目詰まりを取り除くことができる。
本発明の実施例5に係るEGRフィルタ洗浄装置は、実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置において、第1ノズル53および第2ノズル54の位置を変更したものである。尚、以下の説明では、実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置と同一部分は省略する。
図14は、本装置の斜視図である。当該図中に示すように、バイパス通路24は2つに分岐し、それぞれに第1開閉弁35、第2開閉弁36が設けられている。
図15は、図14におけるA‐A断面図を表している。2つに分岐したバイパス通路24のうち、第1開閉弁35の設けられた通路の端部には第1ノズル(図示略)が、第2開閉弁36の設けられた通路の端部には第2ノズル54が、それぞれ設けられている。
また、EGRフィルタ34の周面には、下流側端部に第1ガイド71が、それよりも上流側に第2ガイド72が、それぞれ複数枚設けられている。
ここで、図16は、図15におけるB‐B矢視図を表している。当該図に示すように、第1ノズル53は、第1ガイド71が回転可能な量の凝縮水を第1ガイド71に排出しつつ、EGRフィルタ34(図16中ではEGRフィルタ下流端面34bのみ表されている)にも凝縮水が当たる角度に設置されている。
第2ノズル54は、第1ガイド71が第1ノズル53による回転とは逆向きに回転可能な量の凝縮水を第1ガイド71に排出しつつ、EGRフィルタ34にも凝縮水が当たる角度に設置されている。
図17(a)(b)は、ECU41による第1開閉弁35および第2開閉弁36の駆動パルスを示すものであるが、当該グラフを見ればわかるように、本装置の制御は実施例3における制御と同様である。
本装置では、低圧EGR30を使用していない場合に、ECU41により第1開閉弁35および第2開閉弁36の開閉を制御することにより、過給圧を利用して凝縮水を凝縮水貯蔵タンク23からバイパス通路24へ排出する。バイパス通路24を通過した後の凝縮水は、第1ノズル53、第2ノズル54からEGRフィルタ34と第1ガイド71とに向かって排出され、その後EGRフィルタ34内を通り低圧EGR配管51から排気用通路13へ排出される。
尚、本装置においては、第1ガイド71および第2ガイド72を有するEGRフィルタ34が回転する性質上、フィルタ収納部52の形状は円筒状、EGRフィルタ34の形状は円柱状が好ましい。
また、本装置では、第1ガイド71のフィルタ収納部の下流側端面52bに対する支え部分と、第2ガイド72を有さずとも、低圧EGR配管51方向または回転軸と垂直方向にEGRフィルタ34がずれない構造であればよい。
さらに、上述では、バイパス通路24が2つに分岐する旨を記載したが、2つに限定されるものではなく、複数であれば同等の効果を有するものである。
以上、本発明の実施例5に係るEGRフィルタ洗浄装置について説明したが、本実施例によれば、凝縮水によってEGRフィルタ34が振動、回転し、さらに、凝縮水の排出そのものにより、EGRフィルタ34の目詰まりを取り除くことができる。
本発明の実施例6に係るEGRフィルタ洗浄装置は、実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置において、第2ガイド72を除き、EGRフィルタとフィルタ収納部52との接合部分をシール部73としたものである。尚、以下の説明では、実施例3に係るEGRフィルタ洗浄装置と同一部分は省略する。
図18は、本装置の斜視図である。当該図中にバイパス通路24は2つに分岐し、それぞれに第1開閉弁35、第2開閉弁36が設けられている。
図19は、図18におけるA‐A断面図を表している。2つに分岐したバイパス通路24のうち、第1開閉弁35の設けられた通路の端部には第1ノズル53が、第2開閉弁36の設けられた通路の端部には第2ノズル54が、それぞれ設けられている。
また、EGRフィルタ34の周面には、下流側端部に第1ガイド71が複数枚設けられている。
さらに本装置には、シール部73が備えられる。シール部73はEGRフィルタ34を固定しながら、排気用通路12からの排気を、フィルタ収納部52とEGRフィルタ34との間の間隙に逃さないためのものである。
図20(a)(b)に示すように、シール部73を拡大すると、フィルタ収納部52の上流側端面52aの内側に設けられた第1嵌合部73aと、EGRフィルタ34の上流側端部の周面に設けられた第2嵌合部73bからなり、低圧EGRを使用していない場合、図20(b)のように、第1嵌合部73aと第2嵌合部73bは遊嵌状態とする。
これにより、低圧EGRを使用していない場合、第1ノズル53と第2ノズル54から出る凝縮水によりEGRフィルタ34が回転可能となり、実施例3と同様の効果を得る。また、低圧EGRを使用していて、排ガスの流れがあるときは、凝縮水は排出せず、図20(a)のように、排ガスの流れにより、EGRフィルタ34に圧力がかかることで、EGRフィルタ34の上流側端部の周面に設けられた第2嵌合部73bが第1嵌合部73aに圧嵌され、当該図中に示すように、排ガスに対するシール性が向上する。尚、嵌合部分にはベアリングを用いても良い。
以上、本発明の実施例6にかかるEGRフィルタ洗浄装置を説明したが、本実施例によれば、EGRフィルタ34とフィルタ収納部52との間にシール部が備えられ、これにより、排ガスに対するシール性を向上させることができる。
本発明は、EGRフィルタ洗浄装置として好適である。
12 吸気用通路
13 排気用通路
14 触媒
15 エンジン
21 ターボチャージャ
22 インタークーラ
23 凝縮水貯蔵タンク
24 バイパス通路
27 高圧EGR
28 高圧スロットルバルブ
29 高圧EGRバルブ
30 低圧EGR
31 低圧スロットルバルブ
32 低圧EGRバルブ
33 EGRクーラ
34 EGRフィルタ
34a EGRフィルタ上流側端面
34b EGRフィルタ下流側端面
35 第1開閉弁
36 第2開閉弁
37 第3開閉弁
41 ECU
51 低圧EGR配管
52 フィルタ収納部
52a フィルタ収納部の上流側端面
52b フィルタ収納部の下流側端面
53 第1ノズル
54 第2ノズル
55 第3ノズル
61 内筒
62 孔
71 第1ガイド
72 第2ガイド
73 シール部
73a 第1嵌合部
73b 第2嵌合部

Claims (7)

  1. 吸気用通路のターボチャージャの上流側へ、排気用通路の当該ターボチャージャの下流側から、排ガスを送り込む排ガス再循環装置用配管に介装されるフィルタ収納部と、
    前記フィルタ収納部に収納されるフィルタと、
    前記吸気用通路のインタークーラ下流側に設けられる凝縮水貯蔵タンクに貯蔵される凝縮水を前記フィルタ収納部内へ排出するバイパス通路と
    前記バイパス通路上に設けられる開閉弁と、
    前記開閉弁を開閉自在に制御する制御装置と、
    前記排ガス再循環装置用配管上に設けられ排ガス再循環量をコントロールする排ガス再循環バルブとを備え、
    前記制御装置は、
    前記排ガス再循環バルブにより前記排ガス再循環装置用配管に前記排ガスが再循環されていない場合に前記開閉弁を開状態とし、前記凝縮水を前記バイパス通路から前記フィルタ収納部内へ排出させることを特徴とするEGRフィルタ洗浄装置。
  2. 前記バイパス通路の前記フィルタ側のノズルが、前記フィルタの下流側の部位に向けられていることを特徴とする請求項1に記載のEGRフィルタ洗浄装置。
  3. 前記フィルタ収納部は、下流側から上流側に向けて窄まる形状とされるとともに、その内部に、周面に複数の孔を有して前記フィルタを囲う内筒を備え、
    前記内筒は、前記フィルタ収納部の内壁面との間に前記凝縮水を貯める間隙を有して当該フィルタ収納部と同軸方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のEGRフィルタ洗浄装置。
  4. 前記フィルタは、柱状を成し、前記フィルタ収納部内で軸方向を中心に回転可能に支持されるとともに周面に軸方向に沿った板状で、かつ周方向に突出される複数のガイドを備え、
    前記バイパス通路の前記フィルタ側のノズルは、当該ノズルにより排出される前記凝縮水により前記フィルタを回転させるべく、前記ガイドの側面に当たる方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載のEGRフィルタ洗浄装置。
  5. 前記バイパス通路の前記フィルタ側が複数に分岐され、複数に分岐された当該バイパス通路の内の少なくとも2つのノズルは、当該ノズルから排出される前記凝縮水によって前記フィルタがそれぞれ順方向および逆方向に回転するように、互いに逆向きの方向に向けられていることを特徴とする請求項4に記載のEGRフィルタ洗浄装置。
  6. 複数の前記ノズルが、それぞれ前記フィルタにも前記凝縮水が当たる角度に設置されていることを特徴とする請求項4または5に記載のEGRフィルタ洗浄装置。
  7. 前記フィルタと前記フィルタ収納部との間にはシール部が備えられていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載されるEGRフィルタ洗浄装置。
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