JP6051033B2 - 光量調節装置および光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、放送用カメラおよび交換レンズ等の光学機器に搭載される光量調節装置に関する。
カメラ等の光学機器にはコンパクト性が求められ、特にカメラボディから突出して撮影レンズを保持するレンズ鏡筒の光軸方向での長さを短くすることが求められている。
特許文献1には、薄型化のために、羽根部より肉厚の厚い基部を有し、開放状態で羽根部と基部が重なる光量調整装置が開示されている。この光量調整装置では、光軸方向での羽根部と羽根部よりも肉厚の厚い基部が重なり光軸方向厚さと光量調節装置の駆動負荷を減少させる。
特開2008−203576号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された光量調節装置では、カム部材上に、光量調節羽根を設け、さらに光量調節羽根の上に光量調節羽根を駆動させるための回転部材が必要となる。
本発明は、簡単な構造の光量調節装置およびこれを搭載した光学機器を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の光量調節装置は、第1開口部が光軸方向に貫通して設けられたベース部材と、前記ベース部材における前記光軸方向の一方側において前記第1開口部の外周縁部にある羽根支持部に装着されて、前記第1開口部の周方向に回動可能に設けられる光量調節羽根と、前記ベース部材における前記光軸方向の他方から前記光量調節羽根と羽根係合部で係合して前記光量調節羽根を駆動する羽根駆動部材とを備え、前記羽根駆動部材は、前記ベース部材の前記他方側から前記第1開口部内に挿入され、前記ベース部材から前記一方側に突出して設けられた部分において、前記第1開口部の開口径よりも小さい第2開口部と、前記羽根係合部とが設けられたことを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての光量調節装置は、第1開口部が光軸方向に貫通して設けられたベース部材と、前記第1開口部を通過する光量を調節する光通過開口を形成するための光量調節部および前記ベース部材に設けられた羽根支持部により回動可能に支持される被支持部を有する光量調節羽根と、前記光量調節羽根に係合する羽根係合部を有し、前記ベース部材により前記光通過開口の周方向に回転可能に支持され、回転することにより前記羽根係合部を介して前記光量調節羽根を回動させる羽根駆動部材と、該羽根駆動部材を回転させる駆動部とを有し、前記光通過開口の開口面に直交する方向を光軸方向とするとき、前記光量調節羽根は、該光量調節羽根よりも前記光軸方向に直交する方向の内側に前記光通過開口に向かって奥行きを有する凹空間が形成されるように、前記光量調節部が前記被支持部に対して前記光軸方向における一方の側に離れて位置する形状を有し、前記ベース部材および前記羽根駆動部材は、前記光量調節羽根よりも前記凹空間の側に配置されており、前記羽根駆動部材は、前記ベース部材に対して、前記光軸方向のうち前記光量調節羽根前記ベース部材に組み付けられる第1の側とは反対の第2の側から組み付けられ、前記羽根駆動部材は、前記ベース部材の前記第2の側から前記第1開口部内に挿入され、前記ベース部材より前記第1の側に突出して設けられた部分において、前記第1開口部の開口径よりも小さい第2開口部と、前記羽根係合部とが設けられることを特徴とする。
なお、上記光量調節装置とレンズとが光軸方向に配置された光学系を有し、該レンズの少なくとも一部が光量調節装置の凹空間に入り込む光学機器も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、簡単な構造で光量調節羽根を開閉するに適した光量調節装置を実現することができる。
本発明の実施例である絞り装置の分解斜視図。 実施例の絞り装置の斜視図。 実施例の絞り装置の内部構成図。 実施例の絞り装置の鏡筒配置図。 実施例の絞り装置の絞り羽根の斜視図。 実施例の絞り装置の動作説明図。 実施例の絞り装置の内部構成を示す斜視図。 実施例の絞り装置を搭載したカメラの構成を示すブロック図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、図1、図4および図7を用いて、本発明の実施例1である光量調節装置としての虹彩絞り装置の構成について説明する。これらの図において、1はベース部材としての地板であり、その径方向中央には固定開口1aが形成されている。以下の説明において、固定開口1aの開口面(後述する光通過開口である絞り開口の開口面でもある)の中心を通り、該開口面に直交する軸を光軸AXといい、該光軸AXが延びる方向を光軸方向という。また、光軸方向に直交する方向(絞り開口の開口面に沿った方向)を、光軸直交方向または径方向という。
図1および図4において、地板1よりも左側(光軸方向における一方の側、地板1の一方の面側)には光量調節羽根である複数の絞り羽根3が配置されている。以下の説明において、図1および図4における左側および他の図においてこれに相当する側を、前側という。一方、図1において、絞り羽根3および地板1よりも右側(光軸方向における他方の側、地板1の他方の面側)には、羽根駆動部材としての駆動リング2が図示されている。以下の説明において、図1および図4における右側および他の図においてこれに相当する側を、後側という。
特に図4の断面に分かり易く示すように、地板1の外周には、絞り装置をカメラのレンズ鏡筒の内部に取り付けるためのリング状のフランジ部1cが形成されている。フランジ部1cは、光軸直交方向の内側から外側に向かって延びる壁部として形成されている。また、地板1の前面側(一方の面側)におけるフランジ部1cよりも光軸直交方向の内側であって固定開口(開口部)1aの周囲には、羽根ガイド部1bがフランジ部1cよりも前側に突出するように形成されている。羽根ガイド部1bの外周面(前面)は、その前端に近づくほど光軸直交方向の内側に位置する曲面(球面の一部)として形成されている。
羽根ガイド部1bの内周面(地板1の内周面とも言える)は、光軸方向に平行な円筒面として形成されている。ただし、該円筒面の周方向複数箇所には後述する駆動リング支持凸部1fが形成されている。また、羽根ガイド部1bの外周面(ベース部材側羽根ガイド面)における周方向複数箇所には、凸形状を有する羽根支持部としての支持ボス部(凸部)1eが形成されている。以下の説明において、羽根ガイド部1bの外周面を、地板1の羽根ガイド面という。図7に示すように、各支持ボス部1eの中心軸BXは、地板1の羽根ガイド面の法線方向に延びており、光軸方向(光軸AX)に対して傾きθ1を有する。
駆動リング2の外周には、該駆動リング2の地板1に対する光軸方向での位置決め、言い換えれば、支持ボス部1eが形成された面とは異なる面方向、つまり、地板1の後面側(他方の面側)での位置決めを行うためのフランジ部2dが形成されている。フランジ部2dは、光軸直交方向の内側から外側に向かって延びる壁部として形成されており、その前面は地板1のフランジ部1cの内周部分に該フランジ部1cの後端面よりも一段前側に奥まって形成された駆動リング位置決め面1dに当接する。なお、駆動リング2のフランジ部2dの前面には、地板1の駆動リング位置決め面1dとの当接による駆動リング2の回転抵抗を減少させるために凸部2d′が形成されている。また、駆動リング2のフランジ部2dの後面には、後述する後カバー板7との当接による駆動リング2の回転抵抗を減少させるために凸部2d″が形成されている。
また、駆動リング2におけるフランジ部2dよりも光軸直交方向の内側には、該フランジ部2dから前側(光軸方向)に延びる円筒部2cが形成されている。さらに、円筒部2cの前側には羽根ガイド部2bが形成されており、羽根ガイド部2bの前端の内周には、開放絞り開口を形成する固定開口2aが形成されている。光軸方向において、固定開口2aの開口面の位置は、地板1の固定開口(開口部)1aよりも前側に位置する。固定開口2aの開口径は、固定開口1aの開口径よりも小さく、絞り羽根3により形成される絞り開口(光通過開口)を固定開口2aよりも小さい開口径で調整する。
羽根ガイド部2bの外周面(前面)は、円筒部2cの外周面との境界を後端として前端に近づくほど光軸直交方向の内側に位置する曲面(球面の一部)として形成されている。一方、羽根ガイド部2bの内周面のうち円筒部2cに近い部分は羽根ガイド部2bの外周面と同様の曲面により形成され、固定開口2aに近い部分は固定開口2aに近づくほど羽根ガイド部2bの厚みが薄くなるように傾斜した平面により形成されている。
このように、駆動リング2の羽根ガイド部2bは、前側に向かって凸のドーム形状を有するように形成されている。そして、円筒部2cおよび羽根ガイド部2bの光軸直交方向の内側には、駆動リング2の後端にて開口し、羽根ガイド部2bの内周面までの光軸方向における一方の側への奥行きを有するように凹んだ凹空間Sが形成されている。凹空間Sの前端は、固定開口2aに面している(つまり固定開口2aにて開口している)。
また、羽根ガイド部2bの外周面(駆動部材側羽根ガイド面)における周方向複数箇所には、凸形状を有する羽根係合部としてのボス部(凸部)2eが形成されている。以下の説明において、羽根ガイド部2bの外周面を、駆動リング2の羽根ガイド面という。図4および図7に示すように地板1に対して駆動リング2が組み付けられた状態では、駆動リング2のボス部2eが地板1の支持ボス部1eよりも前側(光軸方向における一方の側)に位置する。
各ボス部2eの中心軸CXは、光軸方向(光軸AX)に対して傾きθ2を有しており、本実施例では駆動リング2の羽根ガイド面の法線方向に延びている。ボス部2eは、組み付け時にボス部2eが、固定開口1aに接触しないように、凸部の先端部が固定開口1aの外径(地板1の内径)よりも光軸直交方向へ内側に設けられている。そのため、駆動リング2の羽根ガイド部2bの羽根ガイド面およびボス部2eは、固定開口1aの外径以下であって、固定開口2aの外径以上の範囲で形成されている。これら簡単な構造により、絞り羽根3を駆動して光通過開口を変更する部材である駆動リング2を絞り羽根3の後側(他方の側)に配置することが可能になる。駆動リング2を、複数の絞り羽根3をそれぞれ駆動できるように、後側から少なくとも2箇所の位置決め部を用いて組み付けることができるため、組み立てが行い易い。
また、地板1に対して駆動リング2が組み付けられた状態では、地板1の羽根ガイド面と駆動リング2の羽根ガイド面は、連続した曲面(仮想の曲面)に沿うようにそれぞれ光軸直交方向の外側と内側に配置される。本実施例では、地板1の羽根ガイド面の曲率半径をR1とし、駆動リング2の羽根ガイド面の曲率半径をR2とするとき、R1とR2は、
R2>R1
なる関係を有する。言い換えれば、地板1の羽根ガイド面から駆動リング2の羽根ガイド面にかけて、駆動リング2の固定開口2aに向かって曲率が緩くなる。このため、後述する絞り羽根3が駆動リング2の羽根ガイド部2bに対して摺動または近接しながら回動する際に、該回動をスムーズに行わせることができる。
また、前述したように、地板1の支持ボス部1eおよび駆動リング2eのカムボス部2eは、光軸方向に対して光軸直交方向の外側に傾いた方向に突出するが、支持ボス部1eの傾きθ1とボス部2eの傾きθ2は、上述したR2>R1に対応して、
θ1>θ2
なる関係を有する。
駆動リング2は、その円筒部2cの外周面が、地板1(羽根ガイド部1b)の内周面の周方向複数箇所に形成された駆動リング支持凸部1fに当接することで、地板1に対して光軸直交方向での位置決めがされつつ、光軸AXの回りで(つまりは光通過開口の周方向に)回転可能に支持される。
さらに、図1に示すように、駆動リング2のフランジ部2dにおける周方向一部には、被駆動ギア2fが形成されている。
複数の絞り羽根3は、図4に示すように、地板1および駆動リング2の羽根ガイド面に対向するように(沿うように)配置される。各絞り羽根3は、駆動リング2の固定開口2aの内側に、周囲が遮光された光通過開口としての絞り開口を形成するための遮光性を有する薄板状の部材である。
図5には、絞り羽根3の詳細な形状を示している。絞り羽根3は、絞り開口を形成するための光量調節部としての遮光部3aと、地板1によって回動可能に支持される被支持部3bと、これら遮光部3aおよび被支持部3bを接続する中間部3eとを有する。被支持部3bには、地板1に形成された支持ボス部1eが挿入される穴部(凹部)3cが形成されており、絞り羽根3は、該支持ボス部1eと穴部3cとを中心として地板1(および駆動リング2)に対して回動可能である。
遮光部3aは、駆動リング2の羽根ガイド面とほぼ同じ曲率を持つ曲面形状(球面形状)に形成されている。このため、絞り羽根3が回動するとき、遮光部3aは、駆動リング2の羽根ガイド面に対して摺動または近接しながら、つまりは該羽根ガイド面によりガイドされながら、駆動リング2の固定開口2aの内側の領域に進退する方向に移動する。複数の絞り羽根3の遮光部3aがこのように移動することにより、これら遮光部3aによって形成される絞り開口の大きさ(絞り開口径)が変化し、該絞り開口を通過する光量が調節される。なお、絞り開口径を増減させる絞り羽根3の回動方向を、以下の説明で絞り羽根3の開閉方向ともいう。
また、絞り羽根3のうち中間部3eおよび被支持部3b、すなわち少なくとも遮光部3aよりも被支持部3b側の部分は、絞り開口の開口面(光軸直交方向)6aに対して光軸方向への傾きαを有する。傾きαは90度を含む角度であり、中間部3eおよび被支持部3bに傾きαが与えられることにより、遮光部3aは、被支持部3bに対して光軸方向に離れて位置する。本実施例の絞り羽根3では、遮光部3aも開口面6aに対する傾きを有するが、遮光部3aよりも中間部3eおよび被支持部3bの方が絞り開口の開口面6aに対する光軸方向への傾きが大きい。なお、遮光部3a、中間部3eおよび被支持部3bが曲面形状を有する場合におけるこれらの傾きは、これらの接線の傾きと考えればよい。
また、遮光部3aには、駆動リング2に設けられたボス部2eが挿入されて係合する被係合部としてのカム溝部(凹部)3dが形成されている。前述したようにボス部2eの中心軸CXは駆動リング2の羽根ガイド面の法線方向に延びている。このため、ボス部2eは、その中心軸CXが光軸方向に延びる場合に比べて、カム溝部3d内をスムーズに移動して遮光部3a(つまりは絞り羽根3)を開閉方向に位置精度良く回動させることができる。ここで、駆動リング2aだけでなく地板1にも羽根ガイド面を設けることで、絞り羽根3の被支持部3bまで、スムーズに回動できる。なお、駆動リング2a(および地板1)の羽根ガイド面を、球面ではなく、円錐台面として形成してもよい。
さらに、被支持部3bに形成された穴部3cに挿入される支持ボス部1eの中心軸BXは、前述したように地板1の羽根ガイド面の法線方向に延びている。したがって、絞り羽根3は、支持ボス部1eの中心軸が光軸方向に延びる場合に比べて、スムーズに回動することができる。なお、支持ボス部1eとボス部2eが光軸方向に対して傾く方向は、必ずしも地板1および駆動リング2の羽根ガイド面の法線方向でなくてもよい。
また、絞り羽根3の被支持部3bから遮光部3aにかけての全体を曲面形状(球面形状)に形成してもよい。
ここで、本実施例の絞り装置のように駆動リング2aがドーム形状を有し、そのドーム形状部の外面に沿って絞り羽根3を配置する場合に、地板1に対して、駆動リングおよび絞り羽根をこの順で光軸方向における同じ側(前側)から組み付ける構成(以下、比較例という)も考えられる。しかし、この比較例では、地板のうち支持ボス部が設けられた側(前側)における該支持ボス部よりも光軸直交方向の外側に、駆動リングを光軸方向や光軸直交方向にて位置決めするための部分を設ける必要がある。もしくは、地板に、駆動リングにおけるカムとなるボス部が設けられた側(前側)とは反対側(後側)にて該駆動リングの光軸方向や光軸直交方向にて位置決めするために、駆動リングにおけるカムとなるボス部が設けられた部分の外周(外縁)よりも光軸直交方向内側に延びる部分を形成する必要がある。この結果、絞り装置が光軸方向や光軸直交方向(径方向)に大型化したり、凹空間の径や奥行きが小さくなったりする。
これに対して、本実施例では、光軸方向において、駆動リング2を、地板1に対して、絞り羽根3を組み付ける方向(一方の面側である前側から)とは反対方向(他方の面側である後側)から組み付ける。これにより、地板における支持ボス部1eが設けられた側(前側)とは反対側(後側)に設けられた部分である駆動リング位置決め面1dを、駆動リング2の地板1に対する光軸方向での位置決めに使用することが可能となる。さらに、本実施例では、地板1における支持ボス部1eが設けられた部分である羽根ガイド部1bの光軸直交方向内側(内周面)に設けられた駆動リング支持凸部1fを、駆動リング2のうちボス部2eが設けられた部分である羽根ガイド部2b(の最外周)から後方に延びる部分である円筒部2aの外周面に当接させる。これにより、駆動リング2の地板1に対する光軸直交方向の位置決めを行うことが可能となる。
このため、本実施例によれば、地板1のうち支持ボス部1eが設けられた側における該支持ボス部1eよりも光軸直交方向の外側に、駆動リング2を光軸方向や光軸直交方向にて位置決めするための部分を設ける必要がなく、地板1を小型化することができる。また、地板1に、駆動リング2におけるボス部2eが設けられた側とは反対側の部分にて駆動リング2を光軸方向や光軸直交方向にて位置決めするために、駆動リング2におけるカムボス部2eが設けられた羽根ガイド面の外縁よりも光軸直交方向内側に延びる部分を形成する必要がなく、地板1を小型化することができる。
加えて、絞り羽根3と駆動リング2との係合部分が、支持ボス部1eよりも固定開口1a側(固定開口2aよりは光軸直交方向外側)に位置することによって、簡単な構造で、絞り羽根3を安定的に回動させることができる。したがって、特に本実施例のように、凹空間を形成する絞り羽根を用いる場合には、比較例に比べて、絞り装置の光軸方向および光軸直交方向(径方向)での大きさを小さくしつつ、凹空間Sの径や奥行きを大きくすることができる。
4は前カバー板(第1のカバー部材)であり、地板1よりも前側に配置され、地板1および駆動リング2(羽根ガイド部2b)との間に、絞り羽根3を収容する羽根室を形成する。前カバー板4の内周側の部分には、前側に向かって凸のドーム形状を有するドーム部(羽根カバー部)4bが形成されている。ドーム部4bは、駆動リング2の羽根ガイド面とほぼ同じ曲率を持つ曲面形状(球面形状)を有する。また、ドーム部4bの前端には、駆動リング2の固定開口2aよりも径が大きく、地板1の固定開口1aよりも径が小さい固定開口4aが形成されている。前カバー板4は、その外周部分において地板1にビスにより結合され、地板1と一体化される。前カバー板4を、ビスではなく、熱かしめにより地板1に取り付けてもよい。
5はステッピングモータ等のアクチュエータを含む駆動部であり、その出力軸には、駆動リング2の被駆動ギア2fに噛み合う駆動ギア5aが取り付けられている。駆動部5は、モータ地板5bを介して地板1に固定される。ここで、駆動部5は、前カバー板4のうちドーム部4aよりも光軸直交方向外側のフランジ部を挟んで地板1のフランジ部1cにビス6により取り付けられる。つまり、駆動部5は、駆動リング2の羽根ガイド部2b、絞り羽根3および前カバー4のドーム部4aがその周囲の部分に対して突出する方向(以下、ドーム突出方向という)と同じ方向に該周囲の部分から突出するように設けられている。駆動部5を地板1よりもドーム突出方向に配置することで、後述する実施例2のようにこの絞り装置をカメラ等の光学機器に搭載した場合に、光学機器内のスペース(特に、絞り装置に対してドーム突出方向とは反対側のスペース)を有効に使用することができ、光学機器の小型化を図ることができる。
7は後カバー板(第2のカバー部材)であり、地板1よりも後側に配置され、地板1および駆動リング2のフランジ部1c,2dの後面を覆うように地板1のフランジ部1cにビスにより取り付けられる。後カバー板7の内周には、駆動リング2のフランジ部2dの内径とほぼ同じ内径を有する固定開口7aが形成されている。この固定開口7aは、凹空間Sの後端開口になる。また、後カバー板7は、駆動リング2のフランジ部2dの後面に形成された凸部2d″に当接して、駆動リング2を地板1に対して前方に押さえている(駆動リング2の地板1からの後方への脱落を阻止している)。後カバー板7を、ビスではなく、熱かしめにより地板1に取り付けてもよい。
以上のように構成された絞り装置の組み立て完了状態を、図2に示す。また、地板1に対して、駆動リング2と駆動部5を組み付けた状態を前側から見た様子と後側から見た様子をそれぞれ、図3(A),(B)に示す。
さらに、図6(A),(B),(C)には、本実施例の絞り装置の動作の様子を示す。図6(A)には絞り装置の外観における動作の様子を、図6(B),(C)にはそれぞれ、一枚の絞り羽根3が回動する様子を絞り装置の前側と後側から見て示している。
駆動部5に通電されて駆動ギアが回転すると、その回転力が被駆動ギア2fを介して駆動リング2に伝達され、これを光軸AX回りで地板1に対して回転させる。そして、遮光部3aに形成されたカム溝部3d内で駆動リング2に設けられたカムボス部2eが移動することにより、絞り羽根3は、被支持部3bの穴部3cに挿入された支持ボス部1eを中心として開閉方向に回動される。複数の絞り羽根3がこのように回動されることで、これら絞り羽根3の遮光部3aにより形成される絞り開口Aの大きさが変更され、絞り羽根Aを通過する光量が調節される。
なお、本実施例では、地板1に形成された支持ボス部1eと駆動リング2に形成されたカムボス部2eをそれぞれ、絞り羽根3に形成された穴部3cとカム溝部3dに挿入する場合について説明した。しかし、絞り羽根3に支持ボス部に相当するボス部とカムボス部に相当するボス部を形成し、これらを地板1に形成された穴部と駆動リング2に形成されたカム溝部に挿入するようにしてもよい。
また、本実施例では、駆動リング2の羽根ガイド部2bを周方向全体につながった曲面(球面)として形成した場合について説明したが、光軸直交方向に放射状に延びる複数のレール状に形成してもよい。
さらに、本実施例では、駆動リング2aがドーム形状を有し、そのドーム形状部の外面に沿って絞り羽根3を配置する場合について説明した。しかし、平面形状の絞り羽根を用いて、駆動リングに形成するボス部の高さと、地板に形成する支持ボス部の高さがおおよそ同じになるように形成してもよい。このとき、地板の支持ボス部および駆動リングのボス部を光軸方向に延びるように形成し、絞り羽根の被支持部の穴部に地板の支持ボス部が光軸方向から挿入され、駆動リングのボス部が絞り羽根の穴部に光軸方向から挿入されるように形成すればよい。この構成では、複数の絞り羽根は、地板と駆動リング上に光軸方向にて重なるように配置され、絞り羽根は、地板と駆動リングによってそれらの光軸方向における一方の面側の2箇所で支持されるため、安定的に光軸直交方向に回動することができる。
図8には、実施例1にて説明した絞り装置10が搭載された光学機器としてのカメラ(ビデオカメラ又はスチルカメラ)を示す。50はカメラ本体であり、51,53は撮影光学系を構成する複数のレンズである。52はCCDセンサやCMOSセンサ等により構成される撮像素子であり、撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する。
54はCPU等により構成されるコントローラであり、絞り装置10(駆動部5)や撮像素子52の動作を制御する。なお、絞り装置10が、シャッタ機能を有していてもよい。
このようなカメラにおいて、再び図4に示すように、絞り装置10の凹空間Sには、該絞り装置10に対して光軸方向にて隣接配置されたレンズ51の少なくとも一部(凸面)が入り込むことができる。なお、図4には、凹空間Sへのレンズ51の入り口(後端開口)が像面方向に向かって開口し、絞り装置10に対して像面方向にて隣接配置されたレンズ51が凹空間Sに入り込んでいる様子を示している。凹空間Sへのレンズ51の入り口を被写体方向に向け、絞り装置10に対して被写体方向に隣接配置されたレンズ53が凹空間Sに入り込むようにしてもよい。
凹空間Sへのレンズ51の入り口となる後端開口の大きさ(内径)は、基本的には複数の絞り羽根3の被支持部(支持ボス部1e)を通る円によって決まり、複数の絞り羽根3により形成される絞り開口の大きさには依存しない。このため、絞り開口を絞り込んだ状態でも、つまりは絞り開口を開放開口径に設定したりそれよりもさらに拡げたりすることなく、凹空間Sにレンズ51を入り込ませることができる。したがって、絞り開口の最大径をレンズ51の外径に合わせて大きくする必要がなく、内部の空間にレンズを入り込ませることが可能な絞り装置において光軸直交方向(径方向)の大型化を回避することができる。
また、図4には、絞り装置10の前カバー板4のドーム部4aと絞り装置10に対して被写体方向に隣接配置されたレンズ53の像面側の凹面とが近接している様子も示している。このように、絞り装置10の絞り羽根3を、レンズ51の被写体側の凸面とレンズ53の像面側の凹面との狭い空間の間に配置することも可能である。
さらに、絞り装置10とその両側のレンズ51,53とが近接した状態で、撮影光学系を保持するレンズ鏡筒がカメラ本体内に収納(沈胴)されるようにしてもよい。
また、絞り装置10は、図8に示したカメラだけでなく、交換レンズ等の他の光学機器にも搭載することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
小型化が可能な光量調節装置およびこれを搭載したカメラ等の光学機器を提供できる。
1 地板
2 駆動リング
3 絞り羽根
5 駆動部
10 絞り装置
51,53 レンズ

Claims (11)

  1. 第1開口部が光軸方向に貫通して設けられたベース部材と、
    前記ベース部材における前記光軸方向の一方側において前記第1開口部の外周縁部にある羽根支持部に装着されて、前記第1開口部の周方向に回動可能に設けられる光量調節羽根と、
    前記ベース部材における前記光軸方向の他方から前記光量調節羽根と羽根係合部で係合して前記光量調節羽根を駆動する羽根駆動部材とを備え、
    前記羽根駆動部材は、前記ベース部材の前記他方側から前記第1開口部内に挿入され、前記ベース部材から前記一方側に突出して設けられた部分において、前記第1開口部の開口径よりも小さい第2開口部と、前記羽根係合部とが設けられたことを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記羽根駆動部材は、前記ベース部材に対して、前記光軸方向のうち前記光量調節羽根の前記ベース部材に対する組み付け方向とは反対方向から組み付けられることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記光量調節羽根は、該光量調節羽根よりも前記光軸方向に直交する方向の内側に前記第1開口部に向かって奥行きを有する凹空間が形成されるように、前記第1開口部を通過する光量を調節する光通過開口を形成するための光量調節部が前記羽根支持部により回動可能に支持される被支持部に対して前記光軸方向における一方の側に離れて位置する形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光量調節装置。
  4. 第1開口部が光軸方向に貫通して設けられたベース部材と、
    前記第1開口部を通過する光量を調節する光通過開口を形成するための光量調節部および前記ベース部材に設けられた羽根支持部により回動可能に支持される被支持部を有する光量調節羽根と、
    前記光量調節羽根に係合する羽根係合部を有し、前記ベース部材により前記光通過開口の周方向に回転可能に支持され、回転することにより前記羽根係合部を介して前記光量調節羽根を回動させる羽根駆動部材と、
    該羽根駆動部材を回転させる駆動部とを有し、
    前記光通過開口の開口面に直交する方向を光軸方向とするとき、
    前記光量調節羽根は、該光量調節羽根よりも前記光軸方向に直交する方向の内側に前記光通過開口に向かって奥行きを有する凹空間が形成されるように、前記光量調節部が前記被支持部に対して前記光軸方向における一方の側に離れて位置する形状を有し、
    前記ベース部材および前記羽根駆動部材は、前記光量調節羽根よりも前記凹空間の側に配置されており、
    前記羽根駆動部材は、前記ベース部材に対して、前記光軸方向のうち前記光量調節羽根前記ベース部材に組み付けられる第1の側とは反対の第2の側から組み付けられ、
    前記羽根駆動部材は、前記ベース部材の前記第2の側から前記第1開口部内に挿入され、前記ベース部材より前記第1の側に突出して設けられた部分において、前記第1開口部の開口径よりも小さい第2開口部と、前記羽根係合部とが設けられることを特徴とする光量調節装置。
  5. 前記光軸方向において、前記羽根駆動部材は、前記ベース部材における前記羽根支持部が設けられた側とは反対側の部分に当接することで、該ベース部材に対して位置決めされることを特徴とする請求項4に記載の光量調節装置。
  6. 前記光軸方向に直交する方向において、前記羽根駆動部材は、該羽根駆動部材のうち前記羽根係合部が設けられた部分から前記光軸方向に延びる部分が前記ベース部材における前記羽根支持部が設けられた部分の内側に当接することで、前記ベース部材に対して位置決めされることを特徴とする請求項4または5に記載の光量調節装置。
  7. 前記羽根駆動部材は、前記ベース部材に対して、前記羽根係合部が前記羽根支持部よりも前記第1の側に位置するように組み付けられていることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の光量調節装置。
  8. 前記光量調節羽根のうち少なくとも前記光量調節部が曲面形状を有し、
    前記ベース部材および前記羽根駆動部材はそれぞれ、前記光量調節羽根が摺動または近接して回動する面であって曲面形状を有するベース部材側羽根ガイド面および駆動部材側羽根ガイド面を有しており、
    前記ベース部材側羽根ガイド面および前記駆動部材側羽根ガイド面は、それぞれ前記光軸方向に直交する方向の外側と内側に配置されており、
    前記駆動部材側羽根ガイド面の曲率半径が、前記ベース部材側羽根ガイド面の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の光量調節装置。
  9. 前記光量調節羽根のうち、前記被支持部と、前記羽根係合部が係合する被係合部とが前記開口面に対して前記光軸方向への傾きを有し、
    前記被支持部および前記羽根支持部のうち一方が、他方の凹部に挿入される凸部として形成され、
    前記被係合部および前記羽根係合部のうち一方が、他方の凹部に挿入される凸部として形成されており、
    前記各凸部は、前記光軸方向に対して傾いて設けられていることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の光量調節装置。
  10. 前記光量調節羽根と前記羽根駆動部材との羽根係合部は、前記羽根駆動部材に設けられた係合部と、該係合部に係合する前記光量調節羽根の被係合部とで構成され、
    前記羽根駆動部材に設けられた前記係合部は、前記第1開口部の内側に設けられた凸部により構成されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の光量調節装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の光量調節装置とレンズとが配置された光学系を有することを特徴とする光学機器。
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