JP4460872B2 - マクロ撮影装置 - Google Patents

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本発明は、被写体から数メートル離れて撮影する通常の撮影の他に、被写体に近接して撮影するマクロ(近接)撮影を行えるマクロ撮影装置に関し、特に、マクロ撮影時に光路を所定の口径に絞る絞り羽根を備えたマクロ撮影装置に関する。
従来のマクロ撮影装置としては、マクロ撮影(近接撮影)を行う際に操作する操作釦、操作釦により駆動される駆動レバー、駆動レバーの当接により回転してレンズを光軸方向のマクロ撮影位置に位置決めするカムリング、カムリングの回動に連動して直線的に往復動する規制レバー、規制レバーの係止ピンにより押されて光路を所定の口径に絞る一対のシャッタ羽根等を備え、被写体との離隔距離が例えば2mm以下のマクロ撮影時に焦点を良好に合わせるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他のマクロ撮影装置としては、一対のシャッタ羽根、通常撮影用のカム面とマクロ撮影用のカム面とをもつカム板、カム面に係合するカムピンをもつ揺動レバー、揺動レバーに連動して揺動すると共にシャッタ羽根の一部に係合する係合ピンをもつ第2の揺動レバー等を備え、マクロ撮影時において、カム板のマクロ撮影用のカム面にカムピンを係合させることで、二つの揺動レバーを介して一対のシャッタ羽根を閉じ側に移動させて絞り状態を形成し、被写界深度を深くするようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平07−218812号公報 特開2002−014274号公報
ところで、上記従来のマクロ撮影装置においては、マクロ撮影時において、シャッタ羽根を絞り状態に移動させるための機構として、カムリングに連動する規制レバー、あるいは、カム板に連動する複数の揺動レバー等を採用しているため、構造が複雑であり、装置の大型化、重量化等を招いていた。
本発明は、上記従来技術の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡略な構造にて、装置の小型化を図り、この装置が搭載されるデジタルカメラ等の小型化、軽量化等も図れるマクロ撮影装置を提供することにある。
本発明のマクロ撮影装置は、光軸方向に伸長する筒状部材と、筒状部材の内側において光軸方向に移動自在に配置され所定の開口部を画定すると共に開口部の後方にレンズを保持するレンズ枠と、マクロ撮影時にレンズ枠を光軸方向の所定位置に移動させるべくレンズ枠に対して光軸方向にカム作用を及ぼすように筒状部材に回動自在に支持されたカムリングを含むマクロ機構と、マクロ撮影時に光路を所定の口径とする絞り羽根とを備え、上記カムリングは、その外周面において光軸方向に伸長する駆動レバーを有し、上記絞り羽根は、レンズ枠に形成された支軸に対して揺動自在に支持され、一端側において所定の口径をなす絞り開口、他端側において駆動レバーに対して光軸方向に移動可能な状態で連結される連結部を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、筒状部材に支持されたカムリングを所定の角度位置に回転させると、そのカム作用によりレンズ枠(レンズ)がマクロ撮影位置に位置決めされ、又、絞り羽根が、カムリングの回転に連動して開口部(光路)を所定の口径に絞る状態になり、被写界深度が深くなって、良好なマクロ撮影(近接撮影)を行うことができる。
ここで、絞り羽根は、カムリングの駆動レバーに直接連結されているため、両者の間に連動部材を介在させる場合に比べて、構造が簡略化され、装置を小型化、軽量化できる。
また、絞り羽根は、一端側に絞り開口を他端側にカムリングの駆動レバーに連結される連結部を有する揺動タイプの絞り羽根として形成され、カムリングが所定角度回転されると、駆動レバーの円弧状の移動に連動して絞り羽根が支軸回りに所定角度回転し、その絞り開口が開口部に臨んで光路を所定の口径に絞る、すなわち、絞り羽根が支軸回りに揺動する一枚の羽根により形成されているため、複数の羽根により絞り動作を行う構成に比べて、構造を簡略化できる。
特に、絞り羽根は、レンズ枠上において揺動自在であり、かつ、光軸方向においてレンズ枠と一体となって移動し得るため、絞り状態にあるとき、絞り羽根の絞り開口とレンズ枠の開口部との間隔が常に一定に密接した状態に保たれて、安定した絞り状態が確保される。
上記構成において、絞り羽根は、光軸方向において、開口部の前方に配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、絞り羽根を単に筒状部材の外側でかつレンズ枠の前方に配置するだけでよいため、構造がより簡略化される。仮に、絞り羽根を開口部の後方すなわち筒状部材の中間領域に配置する場合には、筒状部材又はレンズ枠に対して、絞り羽根の移動範囲を確保するために切り欠き等を形成しなければならないが、絞り羽根を開口部の前方に配置することで、このような複雑な形状を採用する必要がなく、構造が簡略化される。
上記構成において、駆動レバーは、光軸方向に伸長する円柱状のシャフトを含むように形成され、連結部は、シャフトが挿入された状態で所定の移動を許容するべく長孔に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、駆動レバーのシャフトを絞り羽根の長孔(連結部)に通すだけで、絞り羽根とカムリングと連結がなされるため、両者の連結構造を簡略化することができ、これにより、装置を小型化、軽量化できる。
上記構成において、レンズ枠は、開口部を形成する開口板を取り付けるためのピンを有し、ピンは、絞り羽根を揺動自在に支持するための支軸を兼ねる、構成を採用することができる。
この構成によれば、絞り羽根を揺動自在に支持する支軸として、開口板を取り付けるためにレンズ枠に形成されたピンを兼用するため、レンズ枠の構造を簡略化できる。
上記のように、本発明のマクロ撮影装置によれば、マクロ撮影時にレンズ枠を光軸方向の所定位置に移動させるマクロ機構として、レンズ枠に対して光軸方向にカム作用を及ぼすべく筒状部材に回動自在に支持されたカムリングを採用し、マクロ撮影時に光路(開口部)を所定の口径に絞る絞り羽根を、カムリングの一部に直接連結させてその回転に連動して光路を絞るように形成したことにより、マクロ撮影時には被写界深度が深くなって良好なマクロ撮影(近接撮影)を行うことができ、又、絞り羽根をカムリングの一部に直接連結しているため、両者の間に連動部材等を介在させる場合に比べて、構造が簡略化され、装置を小型化、軽量化できる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図7は、本発明に係るマクロ撮影装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の外観斜視図、図2は装置の分解斜視図、図3及び図5は装置の正面図、図4及び図6は装置の断面図、図7は装置の一部をなすカムリングの展開図である。
このマクロ撮影装置は、図1及び図2に示すように、光軸方向Lに伸長する(軸線をもつ)筒状部材10、筒状部材10の前方側に収容されるレンズ枠20、筒状部材10の外周面に対して回動自在に設けられマクロ撮影時にレンズ枠20を光軸方向Lの所定位置に移動させるマクロ機構としての環状のカムリング30、同様に筒状部材10の外周面を取り囲むように設けられたコイルスプリング40、コイルスプリング40を圧縮して押える押え部材50、レンズ枠20の前方に揺動自在に支持された絞り羽根60、筒状部材10の後方側に配置された撮像素子としてのCCD70等を備えている。
筒状部材10は、図1及び図2に示すように、光軸方向Lの前方側Fに位置する円筒部11、光軸方向Lの後方側Rにおいて円筒部11と一体的に形成された矩形状の接合部12等により形成されている。
円筒部11には、その径方向に貫通すると共に光軸方向Lに伸長しかつ前方側Fに開口する3つのガイド孔11aと、その前端面において前方に向けて突出する3つの突起11bとが形成されている。
3つのガイド孔11aは、周方向において等角度(120度)の間隔で形成されており、3つの突起11bは、3つのガイド孔11aに対して60度ずれた位置で周方向に等角度(120度)の間隔で形成されている。
接合部12には、図1、図2、図4及び図6に示すように、CCD70及びガラスプレート71を保持する略矩形状の保持部材72が連結されている。
レンズ枠20は、図2、図4、図6に示すように、内部にレンズGを保持する円筒部21、円筒部21の外周面から径方向外側に向けて突出する3つの突出部22、光軸方向Lの前方に向けて突出するピン23等により形成されており、レンズGの前方には所定の口径をなす円形の開口部24aを画定する開口板24が設けられている。
尚、開口板24は、レンズ枠20に形成されたピン23と突起23´とにより位置決めされて固定されている。
円筒部21は、図4及び図6に示すように、その外周面21aが筒状部材10の円筒部11の内周面11cに嵌め込まれ(内嵌され)て、光軸方向Lに摺動自在に支持されている。3つの突出部22は、周方向において等角度(120度)の間隔で形成されており、筒状部材10のガイド孔11aに挿通されて、周方向においてガタツキが無く光軸方向Lにのみ往復動自在に案内されるようになっている。また、突出部22は、それぞれ、後方側の側面22aが後述するカムリング30のカム面33に係合し、前方側の側面22bが環状の座金41を介してコイルスプリング40の一端部に係合するようになっている。
カムリング30は、図1ないし図7に示すように、環状部31、環状部31の外周面から径方向外側に突出すると共に光軸方向Lに伸長する(一部としての)駆動レバー32、環状部31の前端面に形成された3つのカム面33等により形成されており、環状部31の後端面が筒状部材10(保持部12)の前端面12aに当接した状態で、環状部31が筒状部材10(円筒部11)の外周面11dに外嵌されて回動自在に支持されている。
3つのカム面33は、それぞれレンズ枠20の3つの突出部22(側面22a)を受けて光軸方向Lにカム作用を及ぼすものであり、図7に示すように、基準面となるカム面33aと所定のカム高さをもつカム面33bと、両者を連結する傾斜面33cとにより形成されている。そして、カム面33aが、レンズG(レンズ枠20)を、被写体から数メートル離れて撮影する通常の撮影位置に位置決めする通常撮影領域Nに対応し、カム面33bが、被写体からの距離が例えば2メートル以内のマクロ撮影(近接撮影)位置に位置決めするマクロ撮影領域Mに対応するようになっている。
駆動レバー32は、図2、図4、図6に示すように、光軸方向Lの前方に向けて伸長すると共に縮径して形成された円柱状のシャフト32aを有する。シャフト32aには、後述する絞り羽根60の長孔63が外嵌されると共に、抜け止めキャプ32bが接合されるようになっている。駆動レバー32は、光軸回り(周方向へ)の駆動力が及ぼされることで、カムリング30を所望の角度位置に回転させるものである。
コイルスプリング40は、図1、図2、図4、図6に示すように、筒状部材10(円筒部11)の外周面11dを取り囲むように、座金41を挟んで3つの突出部22に隣接して取り付けられ、押え部材50により、所定の付勢力を発生するように圧縮された状態に保持されている。したがって、コイルスプリング40は、レンズ枠20の突出部22(側面22b)を光軸方向Lの後方側Rに向けて付勢し、突出部22(側面22a)をカム面33に対して常に接触させるように作用する。
押え部材50は、図1、図2、図4、図6に示すように、環状に形成されており、その内周面において3つの切欠き部51を備えている。3つの切欠き部51は、周方向において等角度(120度)の間隔で形成されており、筒状部材10(円筒部11)の3つの突起11bをそれぞれ受け入れるものである。すなわち、押え部材50は、切欠き部51に突起11bを嵌め込むことで筒状部材10に連結される。それ故に、コイルスプリング40も圧縮した状態に容易に組み付けられる。
絞り羽根60は、図1ないし図6に示すように、レンズ枠20のピン23が通される揺動支点となる円孔61、一端側に形成されて開口部24aよりも小さい所定の口径をなす絞り開口62、他端側に形成された連結部としての長孔63等を有し、支点となる円孔61を境に略ヘの字状に屈曲した薄板形状に形成されている。
そして、絞り羽根60は、円孔61に支軸としてのピン23が通され、長孔63にシャフト32aが通され、ピン23に抜け止めキャップ23aが接合され又シャフト32aに抜け止めキャップ32bが接合されて、ピン23回りに揺動自在に支持されている。
このように、駆動レバー32のシャフト32aを絞り羽根60の長孔(連結部)63に通すだけで、絞り羽根60とカムリング30とが連結されるため、両者の連結構造を簡略化することができ、装置を小型化、軽量化できる。
ここで、連結部としての長孔63は、絞り羽根60がシャフト32aに対して光軸方向Lに相対的に移動するのを許容し、又、カムリング30の回転に応じてピン23(円孔61)とシャフト32aとの距離が変化するのを許容する。
したがって、絞り羽根60は、カムリング30の回転に応じてレンズ枠20が光軸方向に移動させられると、レンズ枠20と一体的に光軸方向Lに移動するようになっている。
すなわち、絞り羽根60は、光軸方向Lにおいて、開口部24aを画定する開口板24の前方に隣接して配置され、図3に示すようにカムリング30が反時計回りR1に回転したときに、開口部24aから絞り開口62が退避して開放する非絞り状態となり、図5に示すようにカムリング30が時計回りR2に回転したときに、開口部24aに絞り開口62が臨んで所定の口径に絞る絞り状態となる。
このように、絞り羽根60は、ピン23回りに揺動する一枚の羽根により形成されているため、複数の羽根により絞り動作を行う構成に比べて構造を簡略化でき、又、単に筒状部材10の外側でかつレンズ枠20の前方に配置されるため、開口部24aの後方で筒状部材10の中間領域に絞り羽根60を配置する(この配置では、絞り羽根60の移動範囲を確保するための切り欠き等を形成する必要がある)場合等に比べて、装置を簡略化、小型化できる。
また、絞り羽根60は、レンズ枠20上において揺動自在で、かつ、光軸方向Lにおいてレンズ枠20と一体となって移動し得るため、図5及び図6に示すように絞り状態にあるとき、絞り羽根60の絞り開口62とレンズ枠20の開口部24aとの間隔が常に一定に密接した状態に保たれて、安定した絞り状態が確保される。
また、開口板24を取り付けるためのピン23が、絞り羽根60を揺動自在に支持するための支軸を兼ねるため、レンズ枠20の構造を簡略化できる。
さらに、絞り羽根60は支点(ピン23、円孔61)を境に略ヘの字状に形成されているため、絞り羽根60を必要最小限の大きさに形成して小型化を達成しつつ、カムリング30の回転による通常の撮影位置とマクロ撮影位置とを、絞り羽根60による非絞り位置と絞り位置とに、容易に対応させることができる。
上記のように、絞り羽根60は、カムリング30に対して直接連結されているため、両者の間に連動部材等を介在させる構造に比べて、構造が簡略化され、装置を小型化、軽量化することができる。
次に、この装置の動作について、図3ないし図7を参照しつつ説明する。
先ず、図3及び図4に示すように、カムリング30が反時計回りR1の回転端に位置するとき、絞り羽根60は反時計回りに回転して開口部24aから退避した非絞り位置にある。このとき、レンズ枠20の(図7において二点鎖線で示す)突出部22には、図7に示すように、カムリング30のカム面33aが作用して、レンズ枠20(レンズG)は、図4に示すように光軸方向Lにおいて後退した位置(CCD70に近づいた位置)にある。この状態では、数メートル離れた被写体に焦点が合うため、通常に撮影が可能である。
一方、駆動レバー32に時計回りR2の駆動力が及ぼされて、図5及び図6に示すように、カムリング30が反時計回りR2に回転して回転端に移動すると、絞り羽根60は時計回りに回転して開口部24aに絞り開口62が臨む絞り位置に至る。このとき、レンズ枠20の(図7において実線で示す)突出部22には、図7に示すように、カムリング30のカム面33bが作用して、レンズ枠20(レンズG)は、図6に示すように、光軸方向Lの前方に所定量だけ繰り出された位置(CCD70から遠のいた位置)にある。この状態では、例えば2メートル以内に近接した被写体に焦点が合うため、マクロ撮影(近接撮影)が可能である。このとき、絞り開口62により開口部24aが絞られるため、被写界深度が深くなり、焦点が確実に合って鮮明な画像を撮影することができる。
上記実施形態においては、マクロ撮影時に光路を所定の口径に絞る絞り羽根として、揺動自在に支持された一枚の絞り羽根60を示したが、これに限定されるものではなく、カムリング30に直接連結されると共にその回動に連動して絞り動作を行うものであれば、複数枚の羽根あるいはお互いに近接して開口部を開閉するシャッタ羽根を絞り羽根として兼用するようにしてもよい。
上記実施形態においては、絞り羽根60を、レンズ枠20に対して揺動自在に支持するように設けたが、これに限定されるものではなく、開口部24aの後方において筒状部材10に対して揺動自在に設ける構成において、絞り羽根をカムリングに直接連結する構成を採用してもよい。
また、上記実施形態においては、カムリングとして、前端面にカム面33を有するものを示したが、これに限定されるものではなく、レンズ枠に着脱自在に形成された突出部を挿通させるべく、径方向に貫通したカム孔をもつカムリングを採用してもよい。
以上述べたように、本発明のマクロ撮影装置は、構造が簡略化されて、装置の小型化、軽量化が達成されるため、携帯情報端末機等のデジタルカメラに適用することができるのは勿論のこと、銀塩フィルム式のカメラ等にも適用することができる。
本発明に係るマクロ撮影装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 本発明に係るマクロ撮影装置の分解斜視図である。 レンズ枠が後退した通常の撮影位置にあり、絞り羽根が開口部から退避した非絞り位置にある状態を示す装置の正面図である。 レンズ枠が後退した通常の撮影位置にあり、絞り羽根が開口部から退避した非絞り位置にある状態を示す装置の断面図である。 レンズ枠が前方に繰り出したマクロ撮影位置にあり、絞り羽根が開口部に臨んだ絞り位置にある状態を示す装置の正面図である。 レンズ枠が前方に繰り出したマクロ撮影位置にあり、絞り羽根が開口部に臨んだ絞り位置にある状態を示す装置の断面図である。 カムリングの展開図である。
符号の説明
L 光軸方向
F 前方側
R 後方側
G レンズ
10 筒状部材
11 円筒部
11a ガイド孔
11b 突起
12 接合部
20 レンズ枠
21 円筒部
22 突出部
23 ピン(支軸、支点)
23a 抜け止めキャップ
24 開口板
24a 開口部
30 カムリング
31 環状部
32 駆動レバー
32a シャフト(カムリングの一部)
32b 抜け止めキャップ
33(33a,33b,33c) カム面
40 コイルスプリング
41 座金
50 押え部材
60 絞り羽根
61 円孔(支点)
62 絞り開口
63 長孔(連結部)
70 CCD(撮像素子)
71 ガラスプレート
72 保持部材

Claims (4)

  1. 光軸方向に伸長する筒状部材と、前記筒状部材の内側において光軸方向に移動自在に配置され所定の開口部を画定すると共に前記開口部の後方にレンズを保持するレンズ枠と、マクロ撮影時に前記レンズ枠を光軸方向の所定位置に移動させるべく前記レンズ枠に対して光軸方向にカム作用を及ぼすように前記筒状部材に回動自在に支持されたカムリングを含むマクロ機構と、マクロ撮影時に光路を所定の口径とする絞り羽根と、を備え、
    前記カムリングは、その外周面において光軸方向に伸長する駆動レバーを有し、
    前記絞り羽根は、前記レンズ枠に形成された支軸に対して揺動自在に支持され、一端側において所定の口径をなす絞り開口、他端側において前記駆動レバーに対して光軸方向に移動可能な状態で連結される連結部を有する、
    ことを特徴とするマクロ撮影装置。
  2. 前記絞り羽根は、光軸方向において、前記開口部の前方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のマクロ撮影装置。
  3. 前記駆動レバーは、光軸方向に伸長する円柱状のシャフトを含むように形成され、
    前記連結部は、前記シャフトが挿入された状態で所定の移動を許容するべく長孔に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマクロ撮影装置。
  4. 前記レンズ枠は、前記開口部を形成する開口板を取り付けるためのピンを有し、
    前記ピンは、前記絞り羽根を揺動自在に支持するための前記支軸を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一つに記載のマクロ撮影装置。
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