JP6049688B2 - 細粒と粗粒遅延エレメントを伴なうデジタル的にコントロールされた遅延ライン、および、細粒増加を調整する方法とシステム - Google Patents

細粒と粗粒遅延エレメントを伴なうデジタル的にコントロールされた遅延ライン、および、細粒増加を調整する方法とシステム Download PDF

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Description

本発明開示は、細粒と粗粒の遅延エレメントを伴なうデジタル的にコントロールされた遅延ラインに関する。さらに、細粒の増加を調整する方法とシステムに関する。
遅延固定ループ(DLL)は、プロセス、電圧、および、温度(PVT)変動にわたり比較的安定な位相遅れクロック信号を提供するように設計されている。
DLLは、アナログDLLとデジタルDLLを含んでいる。
従来のデジタルDLLは、従来のアナログDLLと比較して、消費電力が少なく、より低電圧のアプリケーションにおいて動作し、再使用に対してより優れたポータビリティーを提供することができる。
アナログDLLは、従来のデジタルDLLと比較して、位相クロック遅延のより正確なコントロールができ、従って、より優れた解像度を提供することができる。
デジタル的にコントロール可能な遅延ラインは細粒および粗粒遅延エレメントを含み、細粒の増加により遅延を較正する。
較正は、結合された遅延が粗粒エレメントの遅延と実質的に等しくなるように細粒エレメントの数量を較正するステップと、結合された遅延が参照クロック期間と対応するように細粒エレメントの数量を較正するステップとを含む。デジタル的にコントロールされた遅延ラインは、デジタル遅延固定ループ(DLL)の一部として実施され、同様に実施された遅延ラインを有するスレーブDLLに対して較正パラメーターが提供される。デジタル的にコントロール可能なDLLは、比較的に低消費電力で、プロセス、電圧、温度の変動にわたり高解像度を提供し、以前アナログDLLでなされた比較的高速なアプリケーションにおいて実施され得る。
図において、参照番号の一番左の数字は、その参照番号が最初に表れた図面を特定するものである。
図1は、細粒遅延エレメントと粗粒遅延エレメントを含む、デジタル的にコントロールされた遅延ラインと、細粒と粗粒の増加における遅延ラインをコントロールするためのデジタルコントロールのブロックダイアグラムである。 図2は、図1のデジタル的にコントロールされた遅延ラインのブロックダイアグラムであり、細粒遅延ラインの出力を受け取るために、細粒遅延ラインとして細粒遅延エレメントが実施され、粗粒遅延ラインとして粗粒遅延エレメントが実施される。 図3は、一つの粗粒遅延エレメントが、結合された8つの細粒遅延エレメントと実質的に等しい実施例を示している。 図4は、遅延の一定量の増加を説明するために、図1のデジタル的にコントロールされた遅延ラインの状態の実施例を示している。 図5は、遅延の一定量の増加を説明するために、図1のデジタル的にコントロールされた遅延ラインの状態を示している。 図6は、スイッチコントロールされたキャパシターとして実施される細粒遅延エレメントのブロックダイアグラムである。 図7は、スイッチコントロールされた出力を伴なう直列接続のバッファーとして実施される粗粒遅延エレメントのブロックダイアグラムである。 図8は、それぞれに反転バッファーとマルチプレクサーを含む、粗粒遅延エレメントのブロックダイアグラムである。 図9は、図2のデジタルコントローラーのデジタル的にコントロールされた遅延ラインを含む、デジタル遅延固定ループ(DLL)のブロックダイアグラムであり、さらに、位相検出器と遅延ラインの固有の遅延をオフセットするための初期微細遅延回路を含んでいる。 図10は、初期微細遅延回路の実施例のブロックダイアグラムである。 図11は、位相差に基づいて遅延ラインをコントロールするための第1および第2カウンターを含む、デジタルコントローラーのブロックダイアグラムであり、第1および第2カウンターは、参照クロックに関して遅延ラインを較正するための第1較正ループの部分を形成している。 図12は、図11で示されたデジタルコントローラーのブロックダイアグラムであり、さらに、細粗変換係数を較正するための第2較正ループの概念的な表示を含んでおり、第1カウンターのキャリーアウト(carry−out)閾値として適用され得る。 図13は、第2較正ループの実施例のブロックダイアグラムであり、細粗変換係数を増加及び/又は減少させるための第3カウンターを含んでいる。 図14は、ここにおいて説明されたデジタル的にコントロール可能な遅延ラインを有するマスターDLLを含むシステムのブロックダイアグラムである。 図15は、細粒遅延エレメントの数量Pを較正する方法のフローチャートであり、結合された遅延は一つの粗粒遅延エレメントの遅延と実質的に等しい。 図16は、細粒遅延エレメントの数量n、および、粗粒遅延エレメントの数量mを較正する方法のフローチャートであり、結合された遅延は参照クロックの期間に対応している。
図1は、デジタル的にコントロールされた遅延ライン102と、遅延ライン102をコントロールするためのデジタルコントロールのブロックダイアグラムである。コンピューター104は、遅延ライン102をコントロールして、参照クロック106の位相遅れバージョン(version)を出力する。ここでは、参照クロック108として示されているものである。
遅延ライン102は、複数の第1および第2遅延エレメントを含んでおり、複数の第1遅延エレメントの結合は、第2遅延エレメントのそれぞれの遅延と実質的に等しい。
説明目的のために、第1遅延はここにおいて細粒遅延エレメントとして参照され、第2遅延はここにおいて粗粒遅延エレメントとして参照される。細粒と粗流という用語は、ここにおいては相対的に使用されるものである。第1および第2のどちらとも、遅延に係る所定の量または範囲に限定されるものではない。
図1において、第1および第2遅延エレメントは、それぞれ、細粒遅延エレメント110、および、粗粒遅延エレメント112として示されている。
細粒遅延エレメント110と粗粒遅延エレメント112は、対応する遅延ラインとして実施されてよい。図2に関して以下に説明されるようにである。
図2は、遅延ライン102のブロックダイアグラムであり、細粒遅延エレメント110が微細遅延パイロット回路210として実施され、粗粒遅延エレメント112が粗粒遅延ライン212として実施されている。
粗粒遅延ライン212は、バッファーおよびマルチプレクサーロジックを伴なって実施される相対的な粗粒遅延エレメントまたはセルの配列を含み得る。
細粒遅延エレメント110は、スイッチコントロールのキャパシターの配列を含んでよく、それぞれが選択的にノードに接続されており、抵抗/容量(RC)深さをノードに追加している。キャパシターのスイッチがオンされると、対応するRC負荷が、ノードにおける参照クロックの立上り及び立下り時間を一定数量で遅延させ、それは粗粒遅延エレメント112に係る遅延の一部であり得る。一定数量で増加する遅延はデジタル遅延ライン102の解像度を定めることができ、遅延ライン102は、少なくともアナログ遅延ラインの解像度の中にあるように調整されることが許される。
図2において、微細遅延パイロット回路210は、参照クロック106を受け取り微細遅延パイロット202を出力するように実施され、粗粒遅延ライン212は、微細遅延パイロット202を受け取り遅延参照クロック108を出力するように実施される。デジタル的にコントロールされた遅延ライン102は、しかしながら、図2の実施例に限定されるものではない。
図1及び/又は図2において、デジタルコントローラー104は、比較的に微細なステップで遅延ライン102を調整するように実施されてよい。それぞれの増加または減少のために、一つまたはそれ以上の細粒遅延エレメント110のサブセットがイネーブル(enable)またはディセーブル(disable)され、もしくは、遅延ライン102に追加または減じられ得る。イネーブルされた細粒遅延エレメント110の数量が一つの粗粒遅延エレメント112の遅延に対応するときは、粗粒遅延エレメント112の代わりに、その数量の細粒遅延エレメント110のスイッチがオフまたはオンにされる。
コントローラー104は、イネーブルされた細粒遅延エレメント110の数量をコントロールするための第1カウンターを含み得る。遅延を増加するように決定された場合、第1カウンターが増加され、一つの細粒遅延エレメント110がイネーブルされるか、遅延ライン102に追加される。逆に、累積された減少が一つの粗粒遅延エレメント112の遅延に等しい場合、粗粒遅延エレメント112は除去またはディセーブルされ、第1カウンターが1の値まで増加されるが、一つの粗粒遅延エレメント112と同等の物より少ない。
コントローラー104は、対応する変数nおよびmを伴なって、細粒遅延エレメント110および粗粒遅延エレメント112をコントロールするように実施されてよい。
コントローラー104は、位置的な表記カウントを伴なってnおよびmをコントロールするように実施されてよい。ここで、nおよびmは、最も重要でない位置および最も重要な位置に対応しており、細粒遅延エレメント110の数量によって基数(radix)が定められる。細粒遅延エレメントの結合された遅延は、一つの粗粒遅延エレメント112と実質的に等しくなっている。基数は、また、ここにおいて、細粗変換係数、または、より簡潔に、変換係数として参照される。
実施例として、一つの粗粒遅延エレメント112が8つの細粒遅延エレメントの結合された遅延と実質的に等しい場合には、変換係数は8となる。
第1カウンターは、異なる変換係数に対する実行を合図するように構成することができる。これらに限定されるわけではないが、4、5、6、7、及び/又は、8といったものである。
コントローラー104は、一つまたはそれ以上の細粒遅延エレメント110の測定された遅延に基づいて変換係数を較正するように、そして、その較正に基づいて第1のカウンターを構成するように実施されてよい。変換係数の較正とカウンターの構成は、プロセス、電圧、及び/又は、温度(PVT)の変動にわたって精度を維持するために役に立つ。
遅延の一定数量増加的な調整の実施例が、図3において提供されている。
図3は、結合された8つの細粒遅延エレメント110が一つの粗粒遅延エレメント112と実質的に等しい実施例を示している。
図4と図5は、図3の実施例に基づくものである。ここにおいて開示される方法およびシステムは、しかしながら、これらの実施例に限定されるものではない。
図4は、遅延における一定数量増加を説明するために、遅延ライン102の状態402、404、および、406を示している。
状態402では、7つの細粒遅延エレメント110と4つの粗粒遅延エレメント112がイネーブルされており、n=7かつm=4に対応している。
408では、遅延を一定数量増加させることが決定される。このことは、別の細粒遅延エレメント110をイネーブルにすることにより達成され得る。n=8かつm=4である、状態404に示されているようにである。
代替的に、増加は、別の粗粒遅延エレメント112をイネーブルにし、かつ、7つの細粒遅延エレメント110をディセーブルすることによって達成することができる。n=0かつm=5である、状態406に示されているようにである。
図5は、遅延における一定数量減少を説明するために、遅延ライン102の状態502、504、および、506を示している。
状態502では、1つの細粒遅延エレメント110と5つの粗粒遅延エレメント112がイネーブルされており、n=1かつm=5に対応している。
508では、遅延を一定数量減少させることが決定される。このことは、別の細粒遅延エレメント110をディセーブルにすることにより達成され得る。n=0かつm=5である、状態504に示されているようにである。
代替的に、減少は、一つの粗粒遅延エレメント112をディセーブルにし、かつ、7つの細粒遅延エレメント110をイネーブルすることによって達成することができる。n=8かつm=4である、状態506に示されているようにである
状態504と506のいずれかから、n=7かつm=4を設定することにより後に続く減少が実施され得る。
図6は、細粒遅延パイロット回路210の実施例に係るブロックダイアグラムであり、細粒遅延エレメント110は、スイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iを含んでいる。
スイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iは、ノード602に対して接続されるように、それぞれが独立してコントロール可能である。
スイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iは、ノード602に対して比較的に小さい抵抗/容量(RC)負荷をそれぞれに追加することができる。RC負荷の抵抗部分は、入力バッファー回路610によって提供され得る。代替的に、または、追加的に、抵抗は、スイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iの中で提供され得る。
参照クロック106が入力ノード604に対して適用された場合、イネーブルされたそれぞれのRC負荷は、参照クロック106の立上り及び立下り時間に対して比較的に小さな遅延を与え、出力ノード608での微細遅延パイロット202として参照クロック106の位相遅れバージョンを提供する。
図6において、スイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iのコントロールは、i個のコントロール612を伴なって示されており、それぞれがスイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iのうち対応する一つを選択的に追加、または、上述のように除去するものである。
微細遅延パイロット回路210は、nの値に基づいてi個のコントロールを生成するためのデコーダー614を含んでよい。
微細遅延パイロット回路210は、出力バッファー回路を含んでよく、ここにおいては出力バッファー612として示されている。出力バッファー612は、微細遅延パイロット回路を後に続く負荷から隔離するように働く。粗粒遅延ライン212からの隔離といったものである。
図6において、それぞれの微細遅延エレメント212−1から212−jによって提供される遅延は、お互いに実質的に等しい。そして、微細遅延パイロット回路210に対する遅延に貢献する実質的に全てのロジック回路は、細粒遅延エレメント110の中に含まれる。さらに詳しく以下に説明するように、遅延ライン102の較正は、細粒遅延エレメント110に影響するプロセス、電圧、及び、温度(PVT)の変動を実質的に補償している。
図7は、粗粒遅延ライン212の実施例に係るブロックダイアグラムであり、粗粒遅延ライン112はバッファー212−1から212−jを含んでおり、スイッチコントロールのキャパシター回路702−1から702−jに対応している。粗粒遅延ライン212は、j個のスイッチコントロール706にうちの一つを動作させるためのデコーダーを含んでもよく、遅延した参照クロック108として、選択的にバッファー212−1から212−jのうちの一つの出力702を提供する。
粗粒遅延ライン212は、出力702−1から702−(j−1)に係る負荷と類似の出力702−jに対する負荷を提供することができる。
図7において、それぞれの粗粒遅延エレメント212−1から212−jによって提供される遅延は、実質的にお互いに等しく、そして、粗粒遅延ライン212の出力に対する遅延に貢献する実質的に全てのロジック回路は、粗粒遅延エレメント112に含まれる。以下に詳しく説明するように、遅延ライン102の較正は、粗粒遅延エレメント112に影響するPVT変動を実質的に補償するものである。
図8は、粗粒遅延ライン212の実施例に係るブロックダイアグラムであり、粗粒遅延エレメント112はバッファー212−1から212−kを含んでいる。
図8において、バッファー212−1から212−kは、それぞれ反転バッファー802と2対1反転のマルチプレクサー804(inverting 2:1 multiplexer)を含んでおり、粗粒遅延ライン212は、mの値に基づいてマルチプレクサー804を選択的にコントロールするためのデコーダー806を含んでいる。
図8の実施例において、デコーダー806は、mの値に基づいて、マルチプレクサー804のうちの一つに対してロジック1を出力し、残りのマルチプレクサー804に対してはロジック0を出力する。
第1の実施例においては、m=1であり、かつ、デコーダー806がマルチプレクサー804−1に対してロジック1を出力しており、マルチプレクサー804−2から804−kに対してロジック0を出力している。これによりマルチプレクサー804−1は、遅延した参照クロック108として、反転バッファー802−1の出力を反転する。この実施例において、微細遅延パイロット202は2回反転され、従って微細遅延パイロット202としての極性は同一であり、一つの反転バッファー802および一つのマルチプレクサー804によって位相が遅らされる。
マルチプレクサー804−2から804−kの出力は、m=1の場合は使用されない。
第2の実施例においては、m=2であり、かつ、デコーダー806がマルチプレクサー804−2に対してロジック1を出力しており、残りのマルチプレクサー804−1と804−3から804−kに対してロジック0を出力している。これによりマルチプレクサー804−2は反転バッファー802−1の出力を反転し、マルチプレクサー804−1は、遅延した参照クロック108として、反転バッファー802−2の出力を反転して出力する。この実施例において、微細遅延パイロット202は4回反転され、従って微細遅延パイロット202としての極性は同一であり、2つの反転バッファー802および2つのマルチプレクサー804によって位相が遅らされる。
マルチプレクサー804−3から804−kの出力は、m=2の場合は使用されない。
第3の実施例においては、m=3であり、かつ、デコーダー806がマルチプレクサー804−3に対してロジック1を出力しており、残りのマルチプレクサー804−1、804−2と804−4から804−kに対してロジック0を出力している。これによりマルチプレクサー804−3は反転バッファー802−2の出力を反転し、マルチプレクサー804−2は、マルチプレクサー804−3の出力を出力し、かる、マルチプレクサー804−1は、遅延した参照クロック108として、マルチプレクサー804−2の出力を反転して出力する。この実施例において、微細遅延パイロット202は6回反転され、従って微細遅延パイロット202としての極性は同一であり、3つの反転バッファー802および3つのマルチプレクサー804によって位相が遅らされる。
マルチプレクサー804−4から804−kの出力は、m=3の場合は使用されない。
ここにおける説明に基づいて、当業者であれば、mの他の値に対する遅延エレメント112−1から112−kの動作が理解されよう。
図8において、それぞれの粗粒遅延エレメント212−1から212−kによって提供される遅延は、実質的にお互いに等しく、そして、粗粒遅延ライン212の出力に対する遅延に貢献する実質的に全てのロジック回路は、粗粒遅延エレメント112に含まれる。以下に詳しく説明するように、遅延ライン102の較正は、粗粒遅延エレメント112に影響するPVTの変動を実質的に補償するものである。
細粒遅延エレメント110は、第2の遅延エレメントのうちの一つの遅延の約8分の1の遅延を提供するようにそれぞれ実施されてよく、PVTの変動に応じて、およそ5分の1から10分の1の間で変化し得る。
細粒遅延エレメント110は、例えば、およそ20ピコ秒(picosecond)以下の遅延を伴なってそれぞれ実施されてもよく、PVT変動のためにおよそ8ピコ秒から15ピコ秒の間で変化し得る。しかしながら、細粒遅延エレメント110の遅延は、これらの実施例に限定されるものではない。
粗粒遅延エレメント112は、例えば、およそ130ピコ秒の遅延を伴なってそれぞれ実施されてもよく、PVTの変動により変化し得る。
細粒遅延エレメント110および粗粒遅延エレメント112の遅延は、ここにおける実施例に限定されるものではない。
遅延ライン102は、遅延における変化を補償するために較正され得る。
デジタル的にコントロールされた遅延ライン102とデジタルコントローラー104は、上記の一つまたはそれ以上の実施例において説明されたように、デジタル遅延固定ループ(DLL)として実施されてよい。DLLは、ここにおいて開示されるように、遅延ライン102を較正するためのマスターDLLとして実施され得る。DLLは、ここにおいて開示されるように、同様に実施される遅延ラインを有するマスターDLLによって提供された較正パラメーターに基づいて、遅延ライン102を操作するためのスレーブDLLとして実施されてもよい。
図9は、デジタルDLL900のブロックダイアグラムであり、デジタル的にコントロールされた遅延ライン102とデジタルコントローラー104を含んでおり、図2において示したように、さらに位相検出器902を含んでいる。図9において、遅延参照クロック108はフィードバック参照クロック908として示されており、位相検出器902は参照クロック106とフィードバック参照クロック908との間の位相差に係る指標904を生成するように実施される。
位相検出器902は、参照クロック106とフィードバック参照クロック908の到着時間に基づいて指標904を生成するように実施されてよく、クロックの立上り及び/又は立下りエッジに基づいている。
位相検出器902は、2つの状態のうちの一つとしての指標904を生成するように実施されてよい。第1状態は、ここにおいて「アップ(“up”)」と示されているが、遅延参照クロック108を先導する参照クロック106に対して反応してよく、遅延ライン102の遅延を増加する必要があることを示すために使用され得る。第2状態は、ここにおいて「ダウン(“down”)」と示されているが、遅延参照クロック108に遅れる参照クロック106に対して反応してよく、遅延ライン102の遅延を減少する必要があることを示すために使用され得る。
デジタルコントローラー104は、参照クロック106の立上りエッジと参照クロック106の以前のサイクルから生成されたフィードバック参照クロック908の立上りエッジを実質的に適合させるようにnおよびmを調整するために実施され得る。そうした適合において、nおよびmは参照クロック106の期間を表わし、または、対応している。そして、以下の一つまたはそれ以上の実施例において説明されるようにスレーブ遅延ラインに対する出力であってよい。
指標904の解像度は、粗粒遅延エレメント112の遅延よりむしろ、従来のデジタルDLLの場合がそうであるように、細粒遅延エレメント110の遅延として定義され得る。細粒遅延エレメント110の遅延は、アナログDLLの解像度と等しいか、より良いものであり得る。
微細遅延パイロット回路210は、どの細粒遅延エレメント110もノード602に接続されていない場合を含めて、参照クロック106に対して遅延を与えるための固有の抵抗および固有のキャパシタンスを含み得る。固有の抵抗およびキャパシタンスは、入力バッファー回路610、出力バッファー回路612、及び/又は、他の回路から生じ得るものである。
DLL900は、そうした細粒パイロット回路210の固有の抵抗およびキャパシタンスをキャンセルし、または、補償するための初期微細遅延回路906を含んでよい。初期微細遅延回路906は、図10に関して以下に説明されるように、微細遅延パイロット回路210と類似の回路を含み得る。
図10は、初期微細遅延回路906の実施例のブロックダイアグラムであり、バッファー回路910と920を含んでいる。バッファー回路は、それぞれが、図6における微細遅延パイロット回路102の入力バッファー回路610と出力バッファー回路612に類似し、または、同一のものであってよい。初期微細遅延回路906は、スイッチ回路914−1から914−iを含んでおり、それぞれが、図6のスイッチコントロールのキャパシター回路110−1から110−iと類似または同一のスイッチ回路を含んでいる。
初期微細遅延回路906と微細遅延パイロット回路102との間の類似性は、PVTの変動にわたり精度を維持するために役立つものである。
図11は、デジタルコントローラー104のブロックダイアグラムであり、図9の位相差指標904に基づいて一定数量増加または減少するカウンター1104を含んでいる。
デジタルコントローラー104は、時間にわたる位相差を評価するための判断モジュール1102を含んでおり、積分機能を含み得る。デジタルコントローラー104は、その評価に基づいて、カウンター1104を選択的に一定数量増加または減少させるように実施される。
代替的に、カウンター1104は、位相差指標904のアップおよびダウンの指示に直接に反応して、一定数量増加または減少させるように実施されてもよい。
コントローラー104は、非同期状態機械、および、微細状態機械(FSM)を含み得る。
カウンター1104は、カウント閾値に達した場合にキャリーアウト(co)指標1106を出力するように実施されてよい。カウント閾値は、細粒遅延エレメント110と粗粒遅延エレメント112との変換係数に反応し得る。
カウンター1004は、複数の選択可能な閾値のうちの一つにおいてキャリーアウト1006を生成するように構成され得る。これらに限定されるわけではないが、4、5、6、7、または、8を含む、複数の変換係数に適合するようにである。キャリーアウト1106は、変換係数の変化に応じて再構成されてもよい。PVTの変動によるものである。
デジタルコントローラー104は、キャリーアウト指標1106に基づいて一定数量増加および減少する第2カウンター1108を含んでもよい。
デジタルコントローラー104は、イネーブルまたは選択された細粒遅延エレメント110の数量、n、をカウンター1104に基づいてコントロールし、かつ、イネーブルまたは選択された粗粒遅延エレメント112の数量、m、をカウンター1108に基づいてコントロールするように実施され得る。
図11に示されるように、カウンター1104は3ビットの変数カウンターを含んでよく、カウンター1108は6ビットのカウンターを含んでよい。カウンター1104と1108は、しかしながら、図11の実施例に限定されるものではない。
図9と図11における、デジタル的にコントロールされた遅延ライン102、位相検出器902、カウンター1104と1108、および、判断モジュール1002の組合せは、ここにおいて、第1較正ループとして参照され、参照クロック106のサイクルに反応するnおよびmの値を較正または判断する。
DLLは、細粗変換係数Pを判断するための第2較正ループを含み得る。図12および図13に関して以下に説明されるように、一つまたはそれ以上の細粒遅延エレメント110および一つまたはそれ以上の粗粒遅延エレメント112に基づくものである。
図12は、図11で説明されたようなデジタルコントローラー104のブロックダイアグラムであり、細粗変換係数Pを判断するための第2較正ループの概念的な表示をさらに含んでおり、1204で示されている。変換係数Pは、カウンター1104のキャリーアウト閾値を構成するために使用され得る。
図13は、第2較正ループ1202の実施例のブロックダイアグラムであり、細粗変換係数Pの値を一定数量増加及び/又は減少するカウンター1302を含んでいる。カウンター1302は、図11におけるカウンター1104に応じるものでよく、または、別のカウンターとして実施されてもよい。
細粗変換係数Pの較正の最中には、位相検出器902に対するフィードバック参照クロック1304を生成するために、参照クロック106が微細遅延パイロット回路210に対して提供される。参照クロック106は、また、初期微細遅延回路906に対して、および、粗粒遅延ライン212に対して提供され、位相検出器902に対して参照クロック1306が提供される。
細粗変換係数Pの較正の最中には、また、mは1に設定され、Pがゼロに初期化され、そして、位相検出器902は、参照クロック1304の立上りエッジと参照クロック106の以前のサイクルから生成されたフィードバック参照クロック1302の立上りエッジを実質的に適合させ得る。
較正されたn、m、及び/又は、Pの値は、図14に関して以下に説明されるように、一つまたはそれ以上のスレーブ遅延ラインに提供される。
図14は、システム1400のブロックダイアグラムであり、プロセッサ基盤のシステムを含んでよい。
システム1400は、サブシステム1402と1404を含み、これらに限定されるわけではないが、それぞれが、集積回路、集積回路のダイ(die)またはチップ、回路基板、コンピューターシステムの物理的デバイス、及び/又は、それらの部分、に対応し得る。
サブシステム1402は、機能システム1406を含んでよく、集積回路ロジック及び/又はプロセッサを含み得る。サブシステム1402は、さらに、機能システム1406とサブシステム1404との間をインターフェイスするための入出力(I/O)インターフェイス1408を含んでよい。
サブシステム1404は、例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリー(DRAM)を含み、そして、非同期DRAMを含み得る。
サブシステム1404は、データ1410及び関連するストローブ(strobe)クロック1412を送信するように実施され得る。送信データ1410のデータ転送は、ストローブクロック1412の立上り又は立下りエッジにおいて発生し、ダブルデータレート(DDR)として参照される。
I/Oインターフェイス1408は、データ1410をサンプルするために受信器1414を含み得る。受信器1414のタイミングは、データ1410がデータ転送の間にサンプルされるようにコントロールされてよく、データ1410の目玉の中心として参照される。受信器1414のタイミングは、スレーブデジタルDLL1416によってコントロールされ得るが、以下に説明される。
I/Oインターフェイス1408は、データ1422として、サブシステム1404に対してデータ1420を送信するための送信器1418を含み得る。送信器1418のタイミングは、データ1422の目玉の中心が送信クロック1424の転送での実質的な中心に置かれるようにコントロールされ、サブシステム1404は、送信クロック1424に基づいて送信データ1422をサンプルできる。送信器1418のタイミングは、スレーブデジタルDLL1426によってコントロールされ得るが、以下に説明される。
I/Oインターフェイス1408は、システムクロック1430から参照クロック106を生成するためのクロックジェネレーター1428を含み得る。
I/Oインターフェイス1408は、ここにおける一つまたはそれ以上の実施例において説明されるように、参照クロック106の期間に対するn、m、および、Pの値を較正するためのマスターデジタルDLLを含んでいる。スレーブDLL1416と1426は、n、m、そして、Pの値、および、対応する位相コントロール1417と1427に基づいて、対応するクロック1415と1425を生成するように実施され得る。
スレーブデジタルDLL1416と1426は、マスターデジタルDLL1432からアップデートされたn、m、および、Pの値を継続的に、または、時々、つまり定期的またはスケジュール通りに、受け取るように実施され得る。
マスターデジタルDLL1432は、継続的に実行するように実施されてよく、nおよびmの較正とPの較正との間をスイッチすることができる。
代替的に、マスターデジタルDLL1432は、P、nおよびm、を較正するために時々イネーブルにされ、そうでないときはディセーブルされてよい。
継続的に動作する場合に、マスターDLL1432は、同様な解像度を有するアナログマスターDLLの消費電力の約30分の1の電力を消費し、動作が時々ディセーブルされる場合はさらに少ない電力を消費し得る。
マスターデジタルDLL1432は、内部クロックをオンおよびオフするためのタイマー回路を含んでよい。内部クロックがオフである場合、n、m、および、Pの値はカウンターレジスターの中に維持され、デジタルDLLを通る電流は漏洩電流に近づく。
タイマーは、オン/オフ時間比率をもって内部クロックをコントロールするように実施されてよい。比率は、例えば、100%、50%、25%、10%、1%まで、または、それ以下である。例として、タイマーは、5マイクロ秒の期間に内部クロックをオフし、50ナノ秒の期間に内部クロックをオンするように実施され得る。
マスターデジタルDLL1432は、毎秒約20万回のアップデートを実行するように実施され得る。
デジタル的にコントロール可能な遅延ラインを較正する方法は、ここにおいて開示されるように、図15および図16に関して以下の説明される。
図15は、第1遅延エレメントの数量、P、を較正する方法に係るフローチャート1500であり、結合された遅延は、第2遅延エレメントの一つの遅延と実質的に等しい。
1502において、第1参照クロックは、第2参照クロックを生成するために第2遅延エレメントの一つにより遅延される。
1504において、第1参照クロックは、フィードバッククロックを生成するためにP個の第1遅延エレメントにより遅延される。
1506において、第2参照クロックとフィードバッククロックが比較される。比較は、エッジの立上り又は立下りといった、状態遷移を調査することを含み、状態遷移に基づいて最初の到着(first−to−arrive)を検出することを含み得る。
1508において、フィードバッククロックが第2参照クロックを先導する場合に、処理は1510に進行し、遅延ラインの遅延を増やすためにPが一定数量増加される。
フィードバッククロックが、1508において第2参照クロックに遅れている場合、処理は1512に進行し、遅延ラインの遅延を減らすためにPが一定数量減少される。
1516で示されるように、Pの較正は継続し得る。Pの較正は、しばらくの間継続し、それは既定の時間期間であり得る。
1514でPの較正が終了する場合、図16に関して以下に説明するように、Pは、nおよびmを較正するために使用され得る。
図16は、第1遅延エレメントの数量、n、と第2遅延エレメントの数量、m、を較正する方法に係るフローチャート1600であり、結合された遅延は、参照クロックの一つの期間に対応している。
1602において、nはゼロに初期化され、mは負でない整数{0、1、2、・・・}に初期化され得る。
1604において、参照クロックは、フィードバッククロックを生成するために、n個の細粒遅延エレメントおよびm個の粗粒遅延エレメントにより遅延される。
1606において、参照クロックとフィードバッククロックの位相が比較される。比較は、エッジの立上り又は立下りといった、状態遷移を調査することを含み、状態遷移に基づいて最初の到着(first−to−arrive)を検出することを含み得る。
比較は、フィードバッククロックのリーディングエッジ(leading edge)と後に続く参照クロックのサイクルのリーディングエッジとを比較することを含み、参照クロックの期間に関してnおよびmを計算する。
1608において、フィードバッククロックが参照クロックを先導する場合に、処理は1610に進行し、遅延ラインの遅延が増加される。
1610において、nがP−1よりも小さい場合に、nは1610で一定数量増加される。
1610でnがP−1と等しい場合、1614においてmは一定数量増加され、nはゼロにリセットされる。
1608に戻ると、フィードバッククロックが参照クロックに遅れている場合、処理は1616に進行し、遅延ラインの遅延は減少される。
1616において、nが0(ゼロ)より大きい場合、nは1618で一定数量減少される。
1616において、nが0(ゼロ)に等しい場合、1620においてmは一定数量増加され、nはP−1に設定される。
1624で示される溶接に、nおよびmの較正は継続し得る。nおよびmの較正は、しばらくの間継続し、それは既定の時間期間であり得る。
1622でnおよびmの較正が終了する場合、P、nおよびmの較正された値が1616において出力される。スレーブ遅延ラインに対して、といったものである。
ここにおいて開示された一つまたはそれ以上の特徴は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および、それらの組合せにおいて実施され、個別の集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)ロジック、および、マイクロコントローラーを含み、領域特定集積回路パッケージの一部、及び/又は、集積回路パッケージの組合せとして実施され得る。
方法およびシステムは、機能、特徴、および、それらの関係を説明する機能的ビルディングブロックを用いて、ここにおいて開示される。これらの機能的ビルディングブロックに係る少なくともいくつかの境界は、記述の便利のために、ここにおいて任意的に定義されてきた。所定の機能およびその関係が適切に実行される限りにおいては代替の境界が定義されてもよい。
ここにおいて種々の実施例が開示されているが、それらは実施例として述べられてきただけであり、限定的なものではないことが理解されるべきである。当業者にとっては、ここにおいて開示された方法及びシステムの精神および範囲から逸脱することなく、形式や詳細において種々の変形が行われ得ることが明であろう。従って、特許請求の範囲および広さは、ここにおけるあらゆる実施例によって限定されるものではない。

Claims (13)

  1. デジタル的にコントロール可能な遅延ラインであり、複数の第1遅延エレメントを含み、それぞれが第1遅延量を提供し、かつ、複数の第2遅延エレメントを含み、それぞれが第1遅延量より大きい第2遅延量を提供するラインと;
    前記遅延ラインの遅延をコントロールするために、選択された数量の前記第1および第2遅延エレメントを使用するデジタルコントローラーと、
    を含み、
    前記デジタルコントローラーは、
    第1遅延エレメントの数量Pを較正し、前記第1遅延量のP倍としてまとめられた遅延が前記第2遅延エレメントの一つの遅延と実質的に等しくなるように実施され、かつ、
    第1遅延エレメントの数量nおよび第2遅延エレメントの数量mを較正し、前記第1遅延量のn倍と前記第2遅延量のm倍の和としてまとめられた遅延が参照クロックの一つの期間に対応するように実施され、
    前記デジタルコントローラーは、さらに、
    nおよびmの較正の最中にnを一定数量増加および減少する第1カウンターと、
    カウント閾値に達した場合に出力される前記第1カウンターからのキャリーアウト指標に応じてmを一定数量増加および減少する第2カウンターと、
    Pの較正の最中にPを一定数量増加および減少する第3カウンターと、
    nおよびmの較正の最中に、前記遅延ラインに適用された前記参照クロックと前記遅延ラインにより遅延された前記参照クロックとの位相差を検出し、かつ、前記位相差に基づいて前記第1カウンターに対して増加および減少のコントロールを出力する位相検出器と、を含み、
    前記Pを較正することは、
    Pを負でない整数に初期化し、
    第2参照クロックを生成するために第2遅延エレメントの一つにより第1参照クロックを遅延させ、
    フィードバッククロックを生成するためにP個の第1遅延エレメントにより第1参照クロックを遅延させ、
    前記第2参照クロックと前記フィードバッククロックの位相を比較し、
    前記フィードバッククロックが前記第2参照クロックを先導する場合に、Pを一定数量増加し、かつ、
    前記フィードバッククロックが前記第2参照クロックに遅れている場合に、Pを一定数量減少すること、を含み、
    前記nおよびmを較正することは、
    nをゼロに初期化し、mを負でない整数に初期化し、
    フィードバッククロックを生成するためにn個の第1遅延エレメントおよびm個の第2遅延エレメントにより参照クロックを遅延させ、
    前記参照クロックと前記フィードバッククロックの位相を比較し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックを先導し、かつ、nがP−1よりも小さい場合に、nを一定数量増加し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックを先導し、かつ、nがP−1に等しい場合に、mを一定数量増加し、かつ、nをゼロに設定し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックに遅れ、かつ、nがゼロよりも大きい場合に、nを一定数量減少し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックに遅れ、かつ、nがゼロに等しい場合に、mを一定数量減少し、かつ、nをP−1に設定する、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記第1遅延量は、約20ピコ秒よりも小さい、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1遅延エレメントは、それぞれ、キャパシターと該キャパシターを前記遅延ラインに接続するためのスイッチとを含み、
    前記遅延ラインは、抵抗を含み、
    前記第1遅延量は、スイッチ結合された第1遅延エレメントの抵抗と容量の負荷によって与えられる、
    請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第2遅延エレメントは、それぞれ、バッファーとマルチプレクサーとを含み、
    前記バッファーは、お互いに直列接続され、
    少なくともマルチプレクサーのサブセットは、
    前記第2遅延エレメントに対応するバッファーの出力、および、
    隣接する第2遅延エレメントのマルチプレクサーの出力、
    のうち一つを出力するようにコントロール可能である、
    請求項1に記載のシステム。
  5. 前記遅延ラインに適用される参照クロックの遅延に貢献する実質的に全てのロジック回路は、前記第1および第2遅延エレメントに含まれ、
    P、nおよびmの前記較正は、前記第1および第2遅延エレメントに影響するプロセス、電圧、および、温度の変動を実質的に補償する、
    請求項1に記載のシステム。
  6. マスター遅延固定ループであって、
    デジタル的にコントロール可能な遅延ラインであり、複数の第1遅延エレメントを含み、それぞれが第1遅延量を提供し、かつ、複数の第2遅延エレメントを含み、それぞれが第1遅延量より大きい第2遅延量を提供するラインと;
    前記遅延ラインの遅延をコントロールするために、選択された数量の前記第1および第2遅延エレメントを使用するデジタルコントローラーと、
    を含むマスター遅延固定ループと、
    前記マスター遅延固定ループのデジタル較正パラメーターに少なくとも部分的に基づいてスレーブクロックを生成するスレーブ遅延固定ループと、
    前記スレーブクロックに部分的に基づいてデータを通信する通信回路と、を含み、
    前記デジタルコントローラーは、
    第1遅延エレメントの数量Pを較正し、前記第1遅延量のP倍としてまとめられた遅延が前記第2遅延エレメントの一つの遅延と実質的に等しくなるように実施され、かつ、
    第1遅延エレメントの数量nおよび第2遅延エレメントの数量mを較正し、前記第1遅延量のn倍と前記第2遅延量のm倍の和としてまとめられた遅延が参照クロックの一つの期間に対応する、ように実施され、
    前記デジタルコントローラーは、さらに、
    nおよびmの較正の最中にnを一定数量増加および減少する第1カウンターと、
    カウント閾値に達した場合に出力される前記第1カウンターからのキャリーアウト指標に応じてmを一定数量増加および減少する第2カウンターと、
    Pの較正の最中にPを一定数量増加および減少する第3カウンターと、
    前記遅延ラインに適用されたクロックと前記遅延ラインにより遅延されたクロックとの位相差を検出し、かつ、前記位相差に基づいて前記第1カウンターに対して増加および減少のコントロールを出力する位相検出器と、を含み、
    前記Pを較正することは、
    Pを負でない整数に初期化し、
    第2参照クロックを生成するために第2遅延エレメントの一つにより第1参照クロックを遅延させ、
    フィードバッククロックを生成するためにP個の第1遅延エレメントにより第1参照クロックを遅延させ、
    前記第2参照クロックと前記フィードバッククロックの位相を比較し、
    前記フィードバッククロックが前記第2参照クロックを先導する場合に、Pを一定数量増加し、かつ、
    前記フィードバッククロックが前記第2参照クロックに遅れている場合に、Pを一定数量減少すること、を含み、
    前記nおよびmを較正することは、
    nをゼロに初期化し、mを負でない整数に初期化し、
    フィードバッククロックを生成するためにn個の第1遅延エレメントおよびm個の第2遅延エレメントにより参照クロックを遅延させ、
    前記参照クロックと前記フィードバッククロックの位相を比較し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックを先導し、かつ、nがP−1よりも小さい場合に、nを一定数量増加し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックを先導し、かつ、nがP−1に等しい場合に、mを一定数量増加し、かつ、nをゼロに設定し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックに遅れ、かつ、nがゼロよりも大きい場合に、nを一定数量減少し、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックに遅れ、かつ、nがゼロに等しい場合に、mを一定数量減少し、かつ、nをP−1に設定する、
    ことを特徴とするシステム。
  7. 前記システムは、さらに、
    前記マスター遅延固定ループ、前記スレーブ遅延固定ループ、前記通信回路、および、前記通信回路を通じて通信するためのデータハンドリングシステム、を含む集積回路デバイス、を有する、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記データハンドリングシステムは、プロセッサを含む、
    請求項7に記載のシステム。
  9. 前記システムは、さらに、
    前記マスター遅延固定ループ、前記スレーブ遅延固定ループ、前記通信回路、メモリー、および、前記通信回路を通じて前記メモリーと通信するためのプロセッサ、を含む回路基板、を有する、
    請求項6に記載のシステム。
  10. 前記第1遅延量は、約20ピコ秒よりも小さい、
    請求項6に記載のシステム。
  11. 前記第1遅延エレメントは、それぞれ、キャパシターと該キャパシターを前記遅延ラインに接続するためのスイッチとを含み、
    前記遅延ラインは、抵抗を含み、
    前記第1遅延量は、スイッチ結合された第1遅延エレメントの抵抗と容量の負荷によって与えられる、
    請求項6に記載のシステム。
  12. 第1遅延エレメントの数量および第2遅延エレメントの数量をデジタル的にコントロールするステップを含み、
    前記第1遅延エレメントはそれぞれが第1遅延量を提供し、かつ、前記第2遅延エレメントはそれぞれが第1遅延量より大きい第2遅延量を提供し、
    前記デジタル的にコントロールするステップは、遅延ラインの遅延をコントロールするように、選択された数量の前記第1および第2遅延エレメントを使用するステップを含み、
    前記デジタル的にコントロールするステップは、さらに、
    第1遅延量のP倍としてまとめられた遅延が前記第2遅延エレメントの一つの遅延と実質的に等しくなるように、前記第1遅延エレメントの数量Pを較正するステップと、
    第1遅延量のn倍と第2遅延量のm倍の和としてまとめられた遅延が参照クロックの一つの期間に対応するように、前記第1遅延エレメントの数量nおよび前記第2遅延エレメントの数量mを較正するステップと、を含み、
    前記Pを較正するステップは、
    Pを負でない整数に初期化するステップと、
    第2参照クロックを生成するために第2遅延エレメントの一つにより第1参照クロックを遅延させるステップと、
    フィードバッククロックを生成するためにP個の第1遅延エレメントにより第1参照クロックを遅延させるステップと、
    前記第2参照クロックと前記フィードバッククロックの位相を比較するステップと、
    前記フィードバッククロックが前記第2参照クロックを先導する場合に、Pを一定数量増加するステップと、
    前記フィードバッククロックが前記第2参照クロックに遅れている場合に、Pを一定数量減少するステップと、を含み、
    前記nおよびmを較正するステップは、
    nをゼロに初期化し、mを負でない整数に初期化するステップと、
    フィードバッククロックを生成するためにn個の第1遅延エレメントおよびm個の第2遅延エレメントにより参照クロックを遅延させるステップと、
    前記参照クロックと前記フィードバッククロックの位相を比較するステップと、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックを先導し、かつ、nがP−1よりも小さい場合に、nを一定数量増加するステップと、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックを先導し、かつ、nがP−1に等しい場合に、mを一定数量増加し、かつ、nをゼロに設定するステップと、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックに遅れ、かつ、nがゼロよりも大きい場合に、nを一定数量減少するステップと、
    前記フィードバッククロックが前記参照クロックに遅れ、かつ、nがゼロに等しい場合に、mを一定数量減少し、かつ、nをP−1に設定するステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする方法。
  13. 前記第1遅延量は、約20ピコ秒よりも小さい、
    請求項12に記載の方法。
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