JP5375330B2 - タイミング調整回路、タイミング調整方法及び補正値算出方法 - Google Patents

タイミング調整回路、タイミング調整方法及び補正値算出方法 Download PDF

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Description

タイミング調整回路、タイミング調整方法及び補正値算出方法に関するものである。
従来、半導体装置において、外部から入力される外部クロック信号に対して仕様に適した時間だけ遅延させた内部クロック信号を生成し、その内部クロック信号を他の回路に入力するためのDLL(Delay Locked Loop)回路が設けられている。この種のDLL回路では、マスタ/スレーブDLL方式のDLL回路が知られている。
このDLL回路は、外部から入力される基準クロック信号を0°〜360°まで順に遅延させるための遅延制御値を作成して基準クロック信号を360°に遅延させた時の遅延制御値(ロック遅延制御値)を検出するマスタDLL回路と、この検出したロック遅延制御値と外部装置からの位相設定値データに基づいて、外部から入力される外部クロック信号を所望の位相まで遅延させるスレーブDLL回路を有している。
つまり、DLL回路は、マスタDLL回路で生成したロック遅延制御値を使って、スレーブDLL回路が外部クロック信号を所望の位相に遅延させて内部クロック信号として出力するものである。
そして、このDLL回路は、例えば、DDR−SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)のインターフェース回路に設けられている。ここで使用されるDLL回路は外部クロック信号に対して90°遅延させた内部クロック信号を得る必要がある。
詳述すると、DDR−SDRAMは、外部クロック信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方に同期してデータ転送が可能であるため、従来のSDRAMの2倍のデータスループットを実現することが可能となる。DDR−SDRAMの規格では、データストローブ信号を用いて、データ信号の送信・受信のタイミングが最適化されている。
このとき、インターフェース回路からDDR−SDRAMへのデータ送信(ライト)時と、インターフェース回路でのデータ受信(リード)時とでそれぞれ、データストローブ信号とデータ信号との位相調整を行っている。
ライト時には、外部クロック信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジにてデータストローブ信号とデータ信号を生成しており、DLL回路でデータストローブ信号の位相を90°遅延させる。そして、データストローブ信号とデータ信号をインターフェース回路を介してDDR−SDRAMへ送信する。
リード時では、DDR−SDRAMからインターフェース回路を介して受信するデータストローブ信号とデータ信号のエッジのタイミングが一致しているため、DLL回路でデータストローブ信号の位相を90°遅延させ、その90°遅延させたデータストローブ信号に同期してデータを取込んでいる。
マスタDLL回路は、第1遅延回路、位相比較回路、遅延制御回路を含んでいる。
第1遅延回路は、外部装置から入力される基準クロック信号を遅延制御回路からの遅延制御値に応じて遅延させた遅延基準クロック信号を生成する。位相比較回路は、基準クロック信号、及び、第1遅延回路を介して基準クロック信号を遅延させた遅延基準クロック信号をそれぞれ入力する。位相比較回路は、入力した基準クロック信号に対する遅延基準クロック信号の位相差を検出し、その検出結果を位相差値として遅延制御回路に出力する。
遅延制御回路は、位相比較回路から入力される位相差値に基づいて、第1遅延回路が基準クロック信号を0°から徐々に360°まで遅延させる遅延制御値を生成する。そして、遅延制御回路は、基準クロック信号に対して遅延基準クロック信号が360°ずれて同期(ロック)すると、そのときの遅延制御値(ロック遅延制御値)を維持するようになっている。
一方、スレーブDLL回路は、第2遅延回路、位相調整回路を有している。
第2遅延回路は、外部装置から入力される外部クロック信号を位相調整値に応じて遅延させた内部クロック信号を生成する。位相調整回路は、前記したマスタDLL回路からロック遅延制御値が入力されるとともに、外部装置から位相設定値データが入力される。そして、位相調整回路は、ロック遅延制御値と位相設定値データとに基づいて、第2遅延回路で外部クロック信号を所望の位相まで遅延させて内部クロック信号を生成するための位相調整値を生成して第2遅延回路に出力するようになっている。
また、一般的にスレーブDLL回路は、1つのマスタDLL回路に対して半導体装置上に複数設けられている。これにより、スレーブDLL回路から半導体装置に搭載された各回路までのそれぞれの配線で生じる配線の遅延時間が平均化され、半導体装置に搭載された各回路に入力される内部クロック信号のばらつきを少なくしている。
ところで、近年、クロック信号の高速化が進み、半導体装置に搭載された各回路に入力される内部クロック信号のばらつきの低減が要求されている。
上記のように、半導体装置上に複数のスレーブDLL回路を配置すると、プロセスばらつきによって、同じ位相調整値を入力しても各スレーブDLL回路の遅延時間が相違してしまう。
そこで、従来、各スレーブDLL回路から生成される内部クロック信号をマスタDLL回路の位相比較回路に帰還し、位相比較回路において帰還した内部クロック信号と第1遅延回路で遅延させた外部クロック信号とを位相比較して各スレーブDLLの第2遅延回路のプロセスばらつきを補正している(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−91311号公報
しかしながら、上記のDLL回路では、マスタDLL回路の第1遅延回路から位相比較回路までの配線によって生じる配線遅延、スレーブDLL回路の第2遅延回路に設けられた入力バッファ回路及び出力バッファ回路によって生じる遅延時間を考慮していない。従って、さらに、DLL回路は内部クロック信号を精度良く所望の位相まで遅延させる余地がある。
本発明の一側面によれば、タイミング調整回路は、第1入力信号の周期に対応する遅延情報を出力する判定部と、複数の補正値を格納する格納部と、前記遅延情報に応じた前記複数の補正値から選択される補正値に基づいて、前記遅延情報を補正する補正部と、前記補正部により補正された遅延情報に応じて、前記第1入力信号に対応した第2入力信号を遅延させる第1ディレイラインとを有し、前記判定部は、第2ディレイライン及び前記第2ディレイラインに接続される配線を含み、前記複数の補正値は、前記第2ディレイラインに対する複数の条件毎に前記第1入力信号と前記第2ディレイライン及び前記配線を伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第1遅延量と、前記複数の条件毎に前記第1入力信号と前記第2ディレイラインを伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第2遅延量との差分に基づいて算出される複数の補正値である
本発明の一側面によれば、タイミング調整回路、タイミング調整方法及び補正値算出方法は、クロック信号の位相を高精度に調整することができる。
DLL回路のブロック図である。 データテーブルの説明図である。 (a)〜(c)は、第1段数補正値の算出方法の説明図である。
以下、本実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1は、DLL回路10の概略構成図を示す。
図1に示すように、DLL回路10は、マスタDLL回路11及びスレーブDLL回路12を有している。
(マスタDLL回路11)
マスタDLL回路11は、第1遅延回路21、位相比較回路22、遅延制御回路23を含んでいる。第1遅延回路21は、図示しない複数のバッファ回路(例えば、CMOSトランジスタよりなる遅延素子)を有し、図示しない外部装置から基準クロック信号CLK1、及び、遅延制御回路23から遅延段数値Dtが入力される。
遅延段数値Dtは、第1遅延回路21の入出力端子間にバッファ回路(遅延素子)を直列に接続する段数を示す値である。本実施形態では、遅延段数値Dtは、10ビットのデータで、「0000000000」〜「1111111111」、10進数でいうと「0」〜「1023」の段数を指示するデータになっている。
そして、第1遅延回路21は、入力される遅延段数値Dtに応じて、バッファ回路(遅延素子)を直列に接続する段数を増減する。そして、第1遅延回路21は、バッファ回路(遅延素子)を直列に接続する段数に応じて、入力端子から入力した基準クロック信号CLK1を遅延させて出力端子から比較クロック信号CLK1aとして位相比較回路22に出力する。
具体的には、第1遅延回路21は、段数「0」の遅延段数値Dtを入力すると、入出力端子間にバッファ回路(遅延素子)を1つも接続しないで最も遅延時間の短い状態になる。反対に、第1遅延回路21は、段数「1023」の遅延段数値Dtを入力すると、入出力端子間に1023個のバッファ回路(遅延素子)を直列に接続して最も遅延時間の長い状態になる。
言い換えると、第1遅延回路21は、段数「0」の遅延段数値Dtを入力すると、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差が最も小さくなる。反対に、第1遅延回路21は、段数「1023」の遅延段数値Dtを入力すると、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差が最も大きくなる。
位相比較回路22は、外部装置から基準クロック信号CLK1及び第1遅延回路21から比較クロック信号CLK1aが入力される。位相比較回路22は、入力された基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差を検出し、その検出結果である位相差値Dcを遅延制御回路23に出力する。すなわち、位相比較回路22は、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差(0°〜360°)を示す位相差値Dcを生成して遅延制御回路23に出力する。
遅延制御回路23は、位相比較回路22から位相差値Dcが入力される。遅延制御回路23は、入力された位相差値Dcが0°から360°になるまで遅延段数値Dtを徐々に上げていく。つまり、遅延制御回路23は、第1遅延回路21の遅延時間を増大させて基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aを遅延させていく。
言い換えると、遅延制御回路23は、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差が360°になり、同期(ロック)するロック遅延段数値DtLまで遅延段数値Dtを上げていく。
具体的には、遅延制御回路23は、最初に段数「0」の遅延段数値Dtを出力し、第1遅延回路21の入出力端子間にバッファ回路(遅延素子)を接続しない。次に、段数「1」の遅延段数値Dtを出力し、第1遅延回路21の入出力端子間に1つのバッファ回路(遅延素子)を接続する。
続いて、段数「2」の遅延段数値Dtを出力し、第1遅延回路21の入出力端子間に2個のバッファ回路(遅延素子)を直列に接続する。そして、段数「3」の遅延段数値Dtを出力し、第1遅延回路21の入出力端子間に3個のバッファ回路(遅延素子)を直列に接続する。・・・・・・、さらに、段数「1023」の遅延段数値Dtを出力し、第1遅延回路21の入出力端子間に1023個のバッファ回路(遅延素子)を直列に接続する。
上記のように遅延段数値Dtを上げていき、遅延制御回路23は、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差が360°を示す位相差値Dcを入力すると、そのときの遅延段数値DtLとして出力し続ける。
なお、基準クロック信号CLK1に対して比較クロック信号CLK1aを360°遅延させて同期(ロック)させるためのロック遅延段数値DtLは、プロセスばらつき、電源電圧、温度の各条件により、その値が変わる。
(スレーブDLL回路12)
スレーブDLL回路12は、位相調整回路31、第1遅延回路21と同じ構成の複数のバッファ回路(例えば、CMOSトランジスタよりなる遅延素子)を有した第2遅延回路32を含んでいる。
位相調整回路31は、マスタDLL回路11から遅延段数値Dt、図示しない外部装置から位相調整データDeが入力される。位相調整データDeは、スレーブDLL回路12が生成する内部クロック信号CLK3の外部クロック信号CLK2に対する位相差を示す位相設定値Yのデータである。なお、外部クロック信号CLK2及び内部クロック信号CLK3は、基準クロック信号CLK1と同じ周波数になっている。
本実施形態では、位相設定値Yは「1」〜「8」まで設定でき、3ビットの位相調整データDeとして位相調整回路31に入力される。すなわち、位相設定値Yは、外部クロック信号CLK2の位相に対して、内部クロック信号CLK3の位相を45°(360°を8分割した値)間隔でずらして設定できる。
具体的には、外部クロック信号CLK2に対して内部クロック信号CLK3を45°ずらしたいときには、位相設定値Yは「1」となり、位相調整データDeは「000」となる。外部クロック信号CLK2に対して内部クロック信号CLK3を90°ずらしたいときには、位相設定値Yは「2」となり、位相調整データDeは「001」となる。・・・・・・、外部クロック信号CLK2に対して内部クロック信号CLK3を360°ずらしたいときには、位相設定値Yは「8」となり、位相調整データDeは「111」となる。
なお、本実施形態では、外部クロック信号CLK2に対して内部クロック信号CLK3を90°ずらすため、位相設定値Yは「2」となり、位相調整データDeは「001」となっている。
また、位相調整回路31は、図2に示すように、各ロック遅延段数値DtLに対する第1段数補正値C1及び第2段数補正値C2を記憶したデータテーブルT1を有している。
詳述すると、前記した第1遅延回路21から出力される比較クロック信号CLK1aは、第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線の配線容量及び配線抵抗によって遅延する。従って、マスタDLL回路11の位相比較回路22は、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差を検出するとき、基準クロック信号CLK1と、配線によって生じる遅延時間を含んだ比較クロック信号CLK1aとの位相差を検出し、位相差値Dcとして遅延制御回路23に出力することになる。
その結果、遅延制御回路23から第1遅延回路21に出力する遅延段数値Dtは、前記配線によって比較クロック信号CLK1aが遅延する遅延時間が考慮されていない段数でとなっている。
そのため、第1遅延回路21から出力されたロック遅延段数値DtLに対して、前記配線によって比較クロック信号CLK1aが遅延する遅延時間をバッファ回路(遅延素子)の段数に置き換えて考慮し、その段数を加える必要がある。
また、スレーブDLL回路12の第2遅延回路32は、その入力端子に入力バッファ回路33を接続するとともに、その出力端子に接続した出力バッファ回路34を接続している。そして、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34によってクロック信号が遅延し、その遅延時間をバッファ回路(遅延素子)の段数に置き換えて考慮し、その段数を差し引く必要がある。
つまり、第1段数補正値C1は、ロック遅延段数値DtLに対する、配線によって生じる遅延時間をバッファ回路(遅延素子)の段数に置き換えた補正値である。
また、第2段数補正値C2は、ロック遅延段数値DtLに対する、スレーブDLL回路12の入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34によって生じる遅延時間をバッファ回路(遅延素子)の段数に置き換えた補正値である。ここで、本実施形態では、第1及び第2段数補正値C1,C2は共に4ビットで構成されている。
データテーブルT1は、図2に示すように、ロック遅延段数値DtLを複数の領域Z1〜Z7に区分し、その区分された各領域Z1〜Z7ごとに、第1及び第2段数補正値C1,C2がそれぞれ設定されている。
詳述すると、ロック遅延段数値DtLが段数「0」〜段数「15」の第1遅延時間領域Z1には、第1段数補正値C1は段数「8」、第2段数補正値C2は段数「14」が記憶されている。ロック遅延段数値DtLが段数「16」〜段数「31」の第2遅延時間領域Z2には、第1段数補正値C1は段数「7」、第2段数補正値C2は段数「12」が記憶されている。ロック遅延段数値DtLが段数「32」〜段数「63」の第3遅延時間領域Z3には、第1段数補正値C1は段数「6」、第2段数補正値C2は段数「10」が記憶されている。・・・・・・、ロック遅延段数値DtLが段数「512」〜段数「1023」の第7遅延時間領域Z7には、第1段数補正値C1は「2」、第2段数補正値C2は段数「2」が記憶されている。
このように、ロック遅延段数値DtLが小さいほど、第1及び第2段数補正値C1,C2は大きくなり、反対に、ロック遅延段数値DtLが大きいほど、第1及び第2段数補正値C1,C2は小さくなっている。
換言すると、プロセス、電源電圧、温度の各条件によって、少ないバッファ回路(遅延素子)にて基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差を360°にずらしているため、ロック遅延段数値DtLが小さいほど、バッファ回路(遅延素子)1段当たりの遅延時間が大きくなっている。
同様に、マスタDLL回路11の第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線によって生じる遅延時間、及び、スレーブDLL回路12の入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34によって生じる遅延時間が長くなる。このため、ロック遅延段数値DtLが小さいほど、第1及び第2段数補正値C1,C2が大きくなっている。
反対に、プロセス、電源電圧、温度の各条件によって、多いバッファ回路(遅延素子)で基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1aの位相差を360°にずらしているため、ロック遅延段数値DtLが大きいほど、バッファ回路(遅延素子)1段当たりの遅延時間が小さくなっている。
同様に、マスタDLL回路11の第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線によって生じる遅延時間、及び、スレーブDLL回路12の入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34によって生じる遅延時間が短くなる。このため、ロック遅延段数値DtLが大きいほど、第1及び第2段数補正値C1,C2が小さくなっている。
そして、位相調整回路31は、ロック遅延段数値DtL、位相調整データDe、第1及び第2段数補正値C1,C2に基づいて、位相調整値Dpを生成して第2遅延回路32に出力する。位相調整値Dpは、第2遅延回路32の入出力端子間に直列接続するバッファ回路(遅延素子)の段数を示している。
位相調整値Dpは、
Dt2=(DtL+C1)・Y/2−C2
で求められる。
なお、「DtL」はロック遅延段数値、「Y」は位相設定値、「C1」は第1段数補正値、「X」は位相調整データDeのビット数、「C2」は第2段数補正値を示している。
すなわち、位相調整回路31は、位相設定値Yで設定された外部クロック信号CLK2の位相をずらす量と基準クロック信号CLK1の位相をずらした量(360°)の比率をロック遅延段数値DtLに掛けて、位相設定値Yで設定した位相まで外部クロック信号CLK2を遅延させる第2遅延回路32のバッファ回路(遅延素子)の段数を算出する。さらに、位相調整回路31は、算出した第2遅延回路32のバッファ回路(遅延素子)の段数に第1及び第2段数補正値C1,C2を付与して位相調整値Dpを生成している。
第2遅延回路32は、位相調整回路31から位相調整値Dp、及び、図示しない外部装置から外部クロック信号CLK2が入力バッファ回路33を介して外部クロック信号CLK2aとして入力される。
そして、第2遅延回路32は、位相調整値Dpに応じて、外部クロック信号CLK2aを遅延させた外部クロック信号CLK2bを生成する。そして、第2遅延回路32は、生成した外部クロック信号CLK2bを出力バッファ回路34を介して内部クロック信号CLK3として出力する。すなわち、第2遅延回路32は、位相調整値Dpに応じたバッファ回路(遅延素子)の段数を直列に接続することで、外部装置からの外部クロック信号CLK2を位相設定値Yに基づいた位相(本実施形態では、90°)まで遅延させた内部クロック信号CLK3を出力している。
次に、上記のデータテーブルT1の第1〜第7遅延時間領域Z1〜Z7に対する第1段数補正値C1の算出方法について図3(a)〜(c)に従って説明する。
まず、マスタDLL回路11の第1遅延回路21の出力端子Toにおける比較クロック信号CLK1a(=CLK1ao)についてシミュレーションし、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1a(=CLK1ao)の位相差を求める。
また、位相比較回路22の入力端子Tiにおける比較クロック信号CLK1a(=CLK1ai)についてシミュレーションし、基準クロック信号CLK1に対する比較クロック信号CLK1a(=CLK1ai)の位相差を求める。そして、上記のシミュレーションをプロセス、電源電圧、温度の各条件(最大値、標準値、最小値)について行う。
本実施形態では、電源電圧は、最大値「1.3V」、標準値「1.2V」、最小値「1.1V」となっている。温度は、最大値「125℃」、標準値「25℃」、最小値「−40℃」となっている。そして、プロセス条件は、「fast」、「typ」、「slow」の3種類である。ここで、プロセス条件の「fast」はトランジスタの駆動能力が大きな条件で、プロセス条件の「typ」はトランジスタの駆動能力が標準的な条件で、プロセス条件の「slow」はトランジスタの駆動能力が小さな条件で行われる。
上記のようにプロセス、電源電圧、温度の各条件を変更することで、バッファ回路(遅延素子)の1段当たりの遅延時間が変動するため、ロック遅延段数値DtLが変動する。上記のプロセス、電源電圧、温度の各条件において、第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)1段あたりの遅延時間tD1、比較クロック信号CLK1aoに対する比較クロック信号CLK1aiの位相差P1についてシミュレーションした結果は、図3(a)に示すようになる。
図3(a)は、横軸がロック遅延段数値DtL、縦軸が第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)1段当たりの遅延時間tD1を示している。ロック遅延段数値DtLが大きいほど、バッファ回路(遅延素子)1段あたりの遅延時間tD1が小さくなり、反対に、ロック遅延段数値DtLが小さいほど、バッファ回路(遅延素子)1段当たりの遅延時間tD1が大きくなっていることがわかる。
また同様に、ロック遅延段数値DtLが大きいほど、比較クロック信号CLK1aoに対する比較クロック信号CLK1aiの位相差P1が小さくなり、反対に、ロック遅延段数値DtLが小さいほど、比較クロック信号CLK1aoに対する比較クロック信号CLK1aiの位相差P1が大きくなっていることがわかる。
比較クロック信号CLK1aoに対する比較クロック信号CLK1aiの位相差P1は、第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線容量や配線抵抗による波形訛りから生じている。この波形訛りは、第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)の駆動能力に依存している。
従って、バッファ回路(遅延素子)の駆動能力、及び、比較クロック信号CLK1aoに対する比較クロック信号CLK1aiの位相差P1は、第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線容量や配線抵抗による波形訛りに相関がある。また、第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)の1段あたりの遅延時間tD1は、第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)の駆動能力に依存している。この結果、比較クロック信号CLK1aoに対する比較クロック信号CLK1aiの位相差P1、及び、第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)1段あたりの遅延時間tD1に相関があることがわかる。
次に、図3(b)は、ロック遅延段数値DtLに対する、波形訛りを考慮した場合の基準クロック信号CLK1の位相を360°ずらすために必要なバッファ回路(遅延素子)の段数A1と、波形訛りを考慮しない場合の基準クロック信号CLK1の位相を360°ずらすために必要なバッファ回路(遅延素子)の段数A2との関係を示している。波形訛りを考慮した場合の基準クロック信号CLK1の位相を360°ずらすために必要なバッファ回路(遅延素子)の段数A1は、波形訛りを考慮しない場合の基準クロック信号CLK1の位相を360°ずらすために必要なバッファ回路(遅延素子)の段数A2より少なく、ロック遅延段数値DtLが大きいほどその差が少なくなっていることがわかる。
換言すると、波形訛りを考慮する場合、つまり、第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線容量や配線抵抗を考慮する場合、第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線容量や配線抵抗による遅延時間を遅延させるバッファ回路(遅延素子)の段数だけロック遅延段数値DtLが小さくなってしまう。このため、第2遅延回路32は、波形訛りを考慮する場合のロック遅延段数値DtLに基づいた段数のバッファ回路(遅延素子)を直列に接続しても、外部クロック信号CLK2を360°遅延させることはできない。
従って、第2遅延回路32が外部クロック信号CLK2を360°遅延させるためには、第1遅延回路21と位相比較回路22の間の配線容量や配線抵抗による遅延時間を遅延させるバッファ回路(遅延素子)の段数をロック遅延段数値DtLに加算する必要がある。すなわち、波形訛りを考慮した場合及び波形訛りを考慮しない場合の基準クロック信号CLK1の位相を360°ずらすために必要なバッファ回路(遅延素子)の図3(b)に示す段数差をロック遅延段数値DtLに加算する必要がある。
そして、ロック遅延段数値DtLに対する、波形訛りを考慮した場合及び波形訛りを考慮しない場合の基準クロック信号CLK1の位相を360°ずらすために必要なバッファ回路(遅延素子)の図3(b)に示す段数差をプロットした図3(c)を示す。言い換えると、図3(c)は、ロック遅延段数値DtLに対する、ロック遅延段数値DtLに加算するバッファ回路(遅延素子)の段数である第1段数補正値C1を示している。この結果、ロック遅延段数値DtLに対応する第1段数補正値C1を算出することができる。
次に、第2段数補正値C2の算出方法について説明する。
上記のように、第2段数補正値C2は、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34によって生じる遅延時間を補正するための値である。第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)の遅延時間と、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34の遅延時間には相関がある。このため、シミュレーションにて第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)の遅延時間と、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34の遅延時間の比を算出する。
図3(a)に示すように、ロック遅延段数値DtLから第1遅延回路21のバッファ回路(遅延素子)1段当たりの遅延時間tD1がわかるため、ロック遅延段数値DtLを検出することで、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34による遅延時間を算出することができる。
そして、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34による遅延時間を遅延させるバッファ回路(遅延素子)の段数を第2段数補正値C2としてロック遅延段数値DtLから減算することで補正することができる。従って、ロック遅延段数値DtLに検出することで第2段数補正値C2を求めることができる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)位相調整回路31が、第1段数補正値C1を算出し、その第1段数補正値C1をロック遅延段数値DtLに付与して位相調整値Dpを生成した。従って、従来、ロック遅延段数値DtLには、第1遅延回路21から位相比較回路22までの配線で生じる遅延時間を遅延させるバッファ回路(遅延素子)の段数が含まれていなかった。このため、ロック遅延段数値DtLに第1段数補正値C1を加算して補正することで、スレーブDLL回路12は、外部クロック信号CLK2を所望の位相まで精度良く遅延して内部クロック信号CLK3を生成することができる。
(2)位相調整回路31が、第2段数補正値C2を算出し、その第2段数補正値C2をロック遅延段数値DtLに付与して位相調整値Dpを生成した。従って、従来、ロック遅延段数値DtLには、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34で生じる遅延時間を遅延させるバッファ回路(遅延素子)の段数が含まれていなかった。このため、位相調整値Dpから第2段数補正値C2を減算して補正することで、さらに、スレーブDLL回路12は、外部クロック信号CLK2を所望の位相まで精度良く遅延して内部クロック信号CLK3を生成することができる。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態において、マスタDLL回路11に対して、1つのスレーブDLL回路12を有していた。これに限らず、スレーブDLL回路12の数は特に制限されない。
・上記実施形態において、第1及び第2遅延回路21,32は、複数のバッファ回路(遅延素子)を直列に接続した回路構成となっていた。これに限らず、第1及び第2遅延回路21,32は、入力する信号を遅延させる遅延時間を変更することができれば特に制限されない。例えば、第1及び第2遅延回路21,32は、制御電圧に応じて遅延時間を制御するような回路構成にしてもよい。
・上記実施形態において、位相調整回路31は、第1遅延回路から位相比較回路までの配線によって生じる遅延時間を補正する第1段数補正値C1を算出した。これに限らず、第1段数補正値C1は、基準クロック信号CLK1が第1遅延回路21に入力されるときの経路と位相比較回路22に入力されるときの経路との分岐点から第1遅延回路21までの配線によって生じる遅延時間を補正してもよい。
・上記実施形態において、位相調整回路31は、入力バッファ回路33及び出力バッファ回路34によって生じる遅延時間を補正する第2段数補正値C2を算出した。第2段数補正値C2は、入力バッファ回路33から第2遅延回路32までの配線、第2遅延回路32から出力バッファ回路34までの配線、出力バッファ回路34から内部クロック信号CLK3が供給される回路までの配線によって生じる遅延時間を補正してもよい。
・上記実施形態のDLL回路10をメモリ(例えば、DDR SDRAM)のインターフェース回路に設けてもよい。この場合、外部クロック信号CLK2がメモリから送られるデータを取込むためのストローブ信号として、所望の位相まで遅延されてメモリに出力される。
・上記実施形態において、マスタDLL回路11は基準クロック信号CLK1を入力し、スレーブDLL回路12は外部クロック信号CLK2を入力していた。これに限らず、マスタDLL回路11及びスレーブDLL回路は同じクロック信号を入力してもよい。
10 タイミング調整回路(DLL回路)
11 判定部(マスタDLL回路)
21 第2ディレイライン(第1遅延回路)
31 補正部(位相調整回路)
32 第1ディレイライン(第2遅延回路)
CLK1 第1入力信号(基準クロック信号)
CLK2 第2入力信号(外部クロック信号)
C1 第1遅延量(第1段数補正値)
DtL 遅延情報(ロック遅延段数値)
T1 格納部(データテーブル)

Claims (5)

  1. 第1入力信号の周期に対応する遅延情報を出力する判定部と、
    数の補正値を格納する格納部と、
    前記遅延情報に応じて前記複数の補正値から選択される補正値に基づいて、前記遅延情報を補正する補正部と、
    前記補正部により補正された遅延情報に応じて、前記第1入力信号に対応した第2入力信号を遅延させる第1ディレイラインと
    を有し、
    前記判定部は、第2ディレイライン及び前記第2ディレイラインに接続される配線を含み、
    前記複数の補正値は、前記第2ディレイラインに対する複数の条件毎に前記第1入力信号と前記第2ディレイライン及び前記配線を伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第1遅延量と、前記複数の条件毎に前記第1入力信号と前記第2ディレイラインを伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第2遅延量との差分に基づいて算出される複数の補正値である
    ことを特徴とするタイミング調整回路。
  2. 算出された前記複数の補正値は、前記遅延情報としての前記第1遅延量と対応付けられて前記格納部に格納されることを特徴とする請求項1に記載のタイミング調整回路。
  3. 前記複数の条件は、前記第2ディレイラインに対応するプロセスばらつき、前記第2ディレイラインに対応する駆動する電源電圧、又は前記第2ディレイラインに対応する温度条件を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイミング調整回路。
  4. 判定部が第1入力信号の周期に対応する遅延情報を出力し、
    前記遅延情報に応じて複数の補正値を格納した格納部から、前記遅延情報に応じた補正値を選択し、選択した補正値に基づいて、前記遅延情報を補正し、
    前記補正された遅延情報に応じて、前記第1入力信号に対応した第2入力信号を遅延させ
    前記複数の補正値は、第2ディレイラインに対する複数の条件毎に第1入力信号と前記第2ディレイライン及び前記第2ディレイラインに接続される配線を伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第1遅延量と、前記複数の条件毎に前記第1入力信号と前記第2ディレイラインに伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第2遅延量との差分に基づいて算出される複数の補正値である
    ことを特徴とするタイミング調整方法。
  5. タイミング調整方法の補正値算出方法であって、
    第2ディレイラインに対する複数の条件毎に第1入力信号と前記第2ディレイライン及び前記第2ディレイラインに接続される配線を伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第1遅延量と、前記複数の条件毎に前記第1入力信号と前記第2ディレイラインに伝播した信号とのタイミングに基づいて検出される前記第1入力信号の周期に対応する第2遅延量との差分に基づいて、前記第1入力信号に対応する複数の補正値を算出することを特徴とするタイミング調整方法の補正値算出方法。
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