JP6049430B2 - タイヤ成形用部材の製造装置と製造方法およびタイヤの製造方法 - Google Patents
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Description
表面にエア逃がし溝が形成されたシート状のタイヤ成形用部材を製造するタイヤ成形用部材の製造装置であって、
高温度の未加硫ゴムをシート状に圧延するカレンダーロール部と、シート状に圧延された前記未加硫ゴムの表面に前記エア逃がし溝を形成する溝付けロール部とを備えており、
前記溝付けロール部は、溝付けロールおよび受けロールから構成され、
前記溝付けロールおよび前記受けロールの少なくとも一方が駆動ロールであり、
前記カレンダーロール部に加えて、
前記未加硫ゴムとは異なる第2の未加硫ゴムをシート状に圧延する第2のカレンダーロール部と、
シート状に圧延された前記第2の未加硫ゴムをダブリング部まで搬送するプルロール部とが設けられており、
前記プルロール部に配置されるプルロールが駆動ロールであり、
前記ダブリング部において、溝付け加工された前記未加硫ゴムと搬送されてきた前記第2の未加硫ゴムとをダブリングするように構成されている
ことを特徴とするタイヤ成形用部材の製造装置である。
前記溝付けロールの表面には、シート状に圧延された前記未加硫ゴムの搬送方向に対して10〜45°の角度で溝付けできるように、複数本の溝付け用突条が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形用部材の製造装置である。
表面にエア逃がし溝が形成されたシート状のタイヤ成形用部材を製造するタイヤ成形用部材の製造方法であって、
請求項1または請求項2に記載のタイヤ成形用部材の製造装置を用い、
カレンダーロール部により、高温度の未加硫ゴムをシート状に圧延し、
シート状に圧延された前記未加硫ゴムの表面に、前記溝付けロールにより前記エア逃がし溝を形成する
ことを特徴とするタイヤ成形用部材の製造方法である。
前記カレンダーロール部によりシート状に圧延された前記未加硫ゴムの温度が60℃以上であることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ成形用部材の製造方法である。
前記第2のカレンダーロール部により、前記第2の未加硫ゴムをシート状に圧延し、
シート状に圧延された前記第2の未加硫ゴムを、前記プルロール部を経由して、前記ダブリング部まで搬送した後、
前記ダブリング部において、溝付け加工された前記未加硫ゴムと搬送されてきた前記第2の未加硫ゴムとをダブリングする
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のタイヤ成形用部材の製造方法である。
請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載のタイヤ成形用部材の製造方法を用いて製造されたタイヤ成形用部材を用いてローカバーを製造することを特徴とするタイヤの製造方法である。
(1)実施例
図1に示したタイヤ成形用部材の製造装置を用いて、タイガムシートとブチルシートとをダブリングし、ILを製造した。
比較例として、従来のタイヤ成形用部材の製造装置を用いて、同様にタイガムシートとブチルシートとをダブリングし、ILを製造した。
(1)評価方法
イ.インナー幅、シート切れの発生調査
得られた各ILについて、インナー幅のばらつきがなく狙い幅が出せているか否か、およびシート切れが発生していないか否かを評価した。
得られた各ILについて、ダブリング後のシートのうねりを評価した。
得られた各ILをプライに貼り付け、プライ/IL間のエア残りの発生を評価し、溝付け効果を確認した。
実施例では、インナー幅のばらつきが低減され、狙い幅通りに製造されており、シート切れが発生しなかった。また、ダブリング後のうねりの発生が認められなかった。
2 溝付け部
2a 溝付けロール
2b、3b 受けロール
3 ダブリング部
3a ダブリングロール
4a、4b プルロール
5 クーリングロール
6 ワインダロール
10 ゴムシート
20 エア逃がし溝
Claims (6)
- 表面にエア逃がし溝が形成されたシート状のタイヤ成形用部材を製造するタイヤ成形用部材の製造装置であって、
高温度の未加硫ゴムをシート状に圧延するカレンダーロール部と、シート状に圧延された前記未加硫ゴムの表面に前記エア逃がし溝を形成する溝付けロール部とを備えており、
前記溝付けロール部は、溝付けロールおよび受けロールから構成され、
前記溝付けロールおよび前記受けロールの少なくとも一方が駆動ロールであり、
前記カレンダーロール部に加えて、
前記未加硫ゴムとは異なる第2の未加硫ゴムをシート状に圧延する第2のカレンダーロール部と、
シート状に圧延された前記第2の未加硫ゴムをダブリング部まで搬送するプルロール部とが設けられており、
前記プルロール部に配置されるプルロールが駆動ロールであり、
前記ダブリング部において、溝付け加工された前記未加硫ゴムと搬送されてきた前記第2の未加硫ゴムとをダブリングするように構成されている
ことを特徴とするタイヤ成形用部材の製造装置。 - 前記溝付けロールの表面には、シート状に圧延された前記未加硫ゴムの搬送方向に対して10〜45°の角度で溝付けできるように、複数本の溝付け用突条が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形用部材の製造装置。
- 表面にエア逃がし溝が形成されたシート状のタイヤ成形用部材を製造するタイヤ成形用部材の製造方法であって、
請求項1または請求項2に記載のタイヤ成形用部材の製造装置を用い、
カレンダーロール部により、高温度の未加硫ゴムをシート状に圧延し、
シート状に圧延された前記未加硫ゴムの表面に、前記溝付けロールにより前記エア逃がし溝を形成する
ことを特徴とするタイヤ成形用部材の製造方法。 - 前記カレンダーロール部によりシート状に圧延された前記未加硫ゴムの温度が60℃以上であることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ成形用部材の製造方法。
- 前記第2のカレンダーロール部により、前記第2の未加硫ゴムをシート状に圧延し、
シート状に圧延された前記第2の未加硫ゴムを、前記プルロール部を経由して、前記ダブリング部まで搬送した後、
前記ダブリング部において、溝付け加工された前記未加硫ゴムと搬送されてきた前記第2の未加硫ゴムとをダブリングする
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のタイヤ成形用部材の製造方法。 - 請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載のタイヤ成形用部材の製造方法を用いて製造されたタイヤ成形用部材を用いてローカバーを製造することを特徴とするタイヤの製造方法。
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