JP6048863B2 - 切削インサートおよび該切削インサート用の切削工具 - Google Patents

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Description

本発明は切削工具に用いられる切削インサート、特に転削工具に用いられる切削インサートに関する。また、その切削インサートを装着する切削工具に関する。
従来、転削用の切削インサートとして、例えば、特許文献1の図3に示されているような、五角形状の上面および底面と、それらをつなぐ側面とを有するものがある。この切削インサートの上面および底面と側面との交差稜線には、直線状の主切れ刃、副切れ刃およびさらい刃と、主切れ刃と副切れ刃との間および副切れ刃とさらい刃との間をそれぞれつなぐ、曲線状の第1および第2コーナ切れ刃と、を一組とする切れ刃部分の集合体としての切れ刃が設けられる。同文献の切削インサートは、かかる切れ刃部分の集合体を片面に五組、両面で十組備える。副切れ刃と主切れ刃とのなす角度は鈍角で、さらい刃と副切れ刃とのなす角度は、さらい刃と主切れ刃とのなす角度よりも大きくなっている。また、主切れ刃に対応する主切れ刃ランド部と、副切刃に対応する副切刃ランド部とを有しており、主切れ刃ランド部と副切刃ランド部との幅の比について、1:0.7〜1:1.3であることが好ましいと開示されている。
国際公開第2010/150907号パンフレット
特許文献1のような従来の切削インサートにおいては、コーナ切れ刃およびその近傍部位は、主切れ刃等の直線状の切れ刃部分と比べて相対的に尖っているので、同じ大きさの切削抵抗が加わっても直線状の切れ刃部分よりも欠けやすい傾向がある。その対策の一つとしてコーナ切れ刃の曲率半径をより大きくすることも考えられるが、その場合同じ大きさの切削インサートでは、さらい刃や主切れ刃等の他の切れ刃部分を短くしなければならず、切れ刃の長さ等の仕様が決まっている中では必ずしもこの対策を採用できるとは限らない。
本発明は、コーナ切れ刃の曲率半径を大きくしなくても、コーナ切れ刃およびその近傍部位が欠損しにくい切削インサートを提供することを目的とする。
本発明にかかる切削インサートは、上面と、下面と、前記上面と前記下面とを接続する側面と、を有する切削インサートであって、前記上面と前記側面との交差稜線の一部または全部に切れ刃が形成されており、前記切れ刃は、直線状または曲線状の第1主切れ刃と、前記第1主切れ刃に接続する直線状または曲線状の第2主切れ刃と、前記第2主切れ刃とは反対側で前記第1主切れ刃に接続する略円弧状のコーナ切れ刃と、前記第1主切れ刃とは反対側で前記コーナ切れ刃に接続する直線状または曲線状のさらい刃と、を備え、直線状の前記第2主切れ刃または曲線状の前記第2主切れ刃の両端部を結んでできる弦と、直線状の前記第1主切れ刃または曲線状の前記第1主切れ刃の両端部を結んでできる弦とのなす角度が鈍角であり、前記さらい刃と直線状の前記第1主切れ刃または曲線状の前記第1主切れ刃の弦とのなす角度の内角は、前記さらい刃と直線状の前記第2主切れ刃または曲線状の前記第2主切れ刃の弦とのなす角度の内角よりも大きく、前記第1主切れ刃に隣接して前記上面にランドが設けられ、前記ランドの幅は、前記コーナ切れ刃に近づくほど拡大されていることを特徴とする。
本発明の切削インサートは、前記第2主切れ刃に隣接する前記上面にもランドが設けられ、前記ランドの幅は前記コーナ切れ刃に近づくほど拡大されており、且つ前記第1主切れ刃に隣接するランドの幅の拡大率は、前記第2主切れ刃に隣接するランドの幅の拡大率よりも大きいと好ましい。
本発明の切削インサートは、前記第1主切れ刃に隣接するランドの幅の拡大率は、前記第2主切れ刃に隣接するランドの幅の拡大率の2倍以上5倍以下の範囲であると好ましい。
本発明の切削インサートは、側面視したとき、前記第2主切れ刃および前記第1主切れ刃は前記下面に対して傾斜しており、その傾斜方向は前記コーナ切れ刃から離れるほど前記下面との距離が近づく向きであると好ましい。
本発明の切削インサートは、前記下面と前記側面との交差稜線部との交差稜線の一部または全部にも、前記上面と前記側面との交差稜線部に形成される前記切れ刃と180°回転対称な同一形状の切れ刃が形成されているものとすることができる。
本発明の切削インサートは、前記側面には、前記上面側に配置される第1傾斜面と、前記第1傾斜面よりも前記下面側に配置される第2傾斜面とが形成され、前記第1傾斜面は前記下面に近い箇所ほど前記切削インサートの中心に近くなる向きに傾斜し、前記第2傾斜面は前記上面に近い箇所ほど前記切削インサートの中心に近くなる向きに傾斜する形態のものであると好ましい。
また、本発明は、上記切削インサートを備える切削工具に存する。
本発明の切削インサートは、コーナ切れ刃に接続するさらい刃と第1主切れ刃とのなす角度の内角が、さらい刃と第2主切れ刃とのなす角度の内角よりも大きく、且つコーナ切れ刃に接続する第1主切れ刃に隣接して上面に形成されるランドの幅がコーナ切れ刃に近づくほど拡大されている。切れ刃に隣接してランドが形成されると、切りくずはランドの稜線に直角な方向に流出する傾向があるため、切りくずの流出方向は第1主切れ刃に直角な方向からコーナ切れ刃とは反対側に傾く。この方向は被加工物の表面から離れる方向であるので、コーナ切れ刃への負担が減少し、コーナ切れ刃が欠けにくくなる。また、ランドの幅はコーナ切れ刃の近傍において最も幅が大きくなっているので、コーナ切れ刃自体も強化される。
図1は本発明の一実施形態の切削インサートの斜視図である。 図2は図1の切削インサートを別の角度から見た斜視図である。 図3は図1の切削インサートの上面図である。 図4は図1の切削インサートの側面図である。 図5は、第1、第2主切れ刃、およびさらい刃間の角度関係を説明するために、図1の切削インサートの切れ刃の一部を模式的に示す拡大図である。 図6は、第1および第2主切れ刃に対するランドの形成態様を説明するために、図1の切削インサートの切れ刃の一部を模式的に示す拡大図である。 図7は図1の切削インサートを取り付けた切削工具の正面図である。 図8は図7の切削工具の底面図である。 図9は図7の切削工具のインサート取付座を示す拡大図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を用いて説明する。
なお、本明細書および特許請求の範囲において、上または下など、空間内の向きや位置を表す用語を各面に付して用いているが、各面の空間内の絶対的な向きや位置関係を規定することを企図したものではない。すなわち、「上面」とは、切削インサートが工具ボデーに取り付けられたときに切れ刃が現れることになる面を、また「下面」とは工具ボデーのインサート座に当接することになる側の面を便宜的に称するものである。本実施形態の切削インサートは、後述するように上面および下面とも同一形状を有しており、上下面を裏返してボデーに取り付けた場合には面の位置関係が逆転するものである。また、特にことわりがない限り、その他の空間内の向きや位置関係を表す用語が使用される場合も同様である。
切削インサート1は、図1〜図4に示すように、平面視の基本形状が正八角形の上面11と、上面11と同一形状の下面21と、中央部に凹部32が形成された側面31と、を備え、上面11と側面31との交差稜線部および下面21と側面31との交差稜線部に切れ刃が形成される。本実施形態においては、正八角形状である上面11の対向2辺間の幅すなわち内接円の直径は13mmである。上面11は正のランド角を有するランド12と、ランド12に隣接し正のすくい角を有する傾斜面13と、ボデーに形成されたインサート取付座と当接可能な当接面15と、を備える。下面21も上面11同様に正のランド角を有するランド22と、ランド22に隣接し正のすくい角を有する傾斜面23と、ボデーに形成されたインサート取付座と当接可能な当接面25と、を備え、当接面15および25は平行にされる。従って、切削インサート1は上下逆さまにしても同じ形状である。すなわち、切削インサート1は当接面15および25に平行であって、切削インサート1の中心をとおる軸線に対して180°回転対称な形状になっている。切削インサート1は上面11および下面21を垂直に貫通する貫通孔14を備え、切削インサート1がボデー101に取り付けられる際には貫通孔14にねじ等の締結具が挿通されて固定される。
図3に示すように、切削インサート1を平面視したとき、切れ刃4は、上面11と側面31との交差稜線に沿って順に形成された、直線状の第2主切れ刃42と、第2主切れ刃42に接続する第2コーナ切れ刃45(図5参照)と、第2コーナ切れ刃45に接続する直線状の第1主切れ刃43と、第1主切れ刃43に接続し、切削インサート1の外側に向かって湾曲する第1コーナ切れ刃41と、第1コーナ切れ刃41に接続するさらい刃44と、を一組とする切れ刃部分の集合体を有する。そして、本実施形態の切削インサート1の上面11には、そのような切れ刃部分の集合体である切れ刃4を八つ備え、各切れ刃4の第2主切れ刃42は隣の切れ刃に属するさらい刃44に接続する。なお、第1主切れ刃43と第2主切れ刃42とがなす角度は微小であり、これらは第2コーナ切れ刃45を介さず直接交差しているとみなすことができる。
図4に示すように切削インサート1を側面視したとき、第2主切れ刃42、第1主切れ刃43およびさらい刃44は、いずれも第1コーナ切れ刃41から離れるほど下面21に近づく向きに傾斜している。下面21と側面31との交差稜線部に形成される切れ刃についても、上述した上面11と側面31との交差稜線部に形成される切れ刃と180°回転対称な同じ形状になっている。
図5は一つの切れ刃部分の集合体を模式的に示す拡大図である。なお、各部の特徴を理解しやすくするために角度や長さは誇張して描かれている。図5に示すように、第2主切れ刃42と第1主切れ刃43とは内角が鈍角になるように交差しており、本実施形態においては、交差角度θは約175°になっている。そのため、さらい刃44と第1主切れ刃43とのなす角度の内角の大きさαは、さらい刃44と第2主切れ刃42とのなす角度の内角の大きさβよりも5°大きい。なお、「内角」とは、図5に示すように切れ刃部分同士のなす角度を切削インサート1の内側から測ったときの角度である。
八つある各側面部分には凹部32が形成される。これら凹部32は上面11から下面21に向かうにしたがい切削インサート1の中心に近づく向きに傾斜する第1傾斜面33と、第1傾斜面33よりも下面21側に配置され下面21から上面に向かうにしたがい切削インサート1の中心に近づく向きに傾斜する第2傾斜面34と、を備える。第1傾斜面33と第2傾斜面34とは湾曲面35を介して接続されている。
ランド12のランド角はどの位置においても一定で、本実施形態においては5°になっている。切削インサート1を平面視したとき(図3)における、上面11の縁からランド12と傾斜面13との稜線12aまでの長さをランドの「幅」と規定するとき、第1主切れ刃43に隣接するランドの幅は、図6に示すように、第1コーナ切れ刃41に近づくほど広くなっている。本実施形態の第1主切れ刃43においては第1コーナ切れ刃41から遠い方の端部に対応する位置(図6に示す位置P1)のランドの幅W1は0.20mmである一方、第1コーナ切れ刃41との接続部(図6に示す位置P2)に対応する位置のランドの幅W2は0.30mmになっている。
第2主切れ刃42に隣接するランドの幅も、第1主切れ刃43に隣接するランドと同様に、第1コーナ切れ刃41に近づくほど広くなる。本実施形態の第2主切れ刃42においては、第1コーナ切れ刃41から遠い方の端部に対応する、隣りの切れ刃部分集合体に属するさらい刃44との接続部(図6に示す位置P0)のランドの幅W0は0.10mmである一方、第1主切れ刃41との接続部(図6に示す位置P1)に対応する位置のランドの幅W1は0.20mmになっている。第1主切れ刃43に隣接するランドの幅の拡大率は第2主切れ刃42に隣接するランドの幅の拡大率よりも大きくなっている。
具体的には、本実施形態において第1主切れ刃43の長さ(P1−P2間の距離)は0.70mmとしてあり、最も幅が狭い場所でのランドの幅W1は0.20mmであり、最も幅が広い場所でのランドの幅W2は0.30mmであるので、ランドの幅の拡大率は約0.143である。本実施形態において第2主切れ刃42の長さ(P0−P1間の距離)は1.70mmとしてあり、最も幅が狭い場所でのランドの幅W0は0.10mm、最も幅が広い場所でのランドの幅W1は0.20mmであるので、ランドの幅の拡大率は約0.059である。したがって、第1主切れ刃43に隣接するランドの幅の拡大率は、第2主切れ刃42に隣接するランドの幅の拡大率の約2.4倍になっている。
なお、ランド幅は、第1主切れ刃43と第1コーナ切れ刃41との接続部から、さらい刃44と隣りの切れ刃部分集合体に属する第2主切れ刃42との接続部に向けて、第1コーナ切れ刃41およびさらい刃44に沿いながら縮小するものとすることができる。
図7および図8は上述した実施形態の切削インサート1が取り付けられた切削工具を示している。切削工具100は円筒状のボデー101と八つの切削インサート1とで構成され、ボデー101の先端に、その周方向に沿って切削インサート1を取り付けるためのインサート取付座110(図9)が形成されている。インサート取付座110に置かれた切削インサート1はねじによって固定される。インサート取付座110の底面115に形成されたねじ穴の中心軸線は、切削インサート1の貫通孔14の中心軸線よりもインサート取付座110の側壁111側に寄った位置に形成される。このことにより、切削インサート1は側壁111に向かって押し付けられるので、インサート取付座110へ、より強固に固定される。切削インサート1の側面には逃げ角が付与されていないので、被加工物と側面との間に適当な隙間(いわゆる「逃げ」)を設けるために、切削インサート1は工具回転方向前方に傾斜して取り付けられる。
図9に示すように、インサート取付座110の二つの側壁(第1、第2側壁)111、112の壁面には、凸部113、114が形成される。二つの凸部113、114の高さをインサート取付座110の底面115を基準にして比較したとき、よりボデー101の外側に位置する側壁112に形成される凸部114の方が高い位置に形成される。切削インサート1がインサート取付座110に取り付けられたとき、高い位置に形成された方の凸部114は切削インサート1の側面31に形成された凹部32の第1傾斜面33に当接し、低い位置に形成された凸部113は側面の第2傾斜面34に当接する。
次に切削インサート1が奏する効果について説明する。第1主切れ刃43に隣接して上面11に形成されるランド12の幅がコーナ切れ刃に向かうにしたがい拡大することで、切りくずの流出方向は第1主切れ刃に直角な方向(図6の矢印A1で示す方向)ではなく、ランド12に直角な方向(図6の矢印A2で示す方向)へと変化する。ランド12に直角な方向A2は、さらい刃41による被加工物の表面から離れる方向であるため、第1コーナ切れ刃41やさらい刃44から流出する切りくずは比較的速く切れ刃を離れる。そのため、第1コーナ切れ刃41やさらい刃44への負担が小さくなり、第1コーナ切れ刃41は欠けにくくなる。さらに、ランド12の幅は第1コーナ切れ刃41の近傍で最大になるため、第1コーナ切れ刃41自体も強化される。
第1主切れ刃43と第2主切れ刃42とは鈍角に交差するため、第1主切れ刃43から流出する切りくず部分の方向A2と、第2主切れ刃42から流出する切りくず部分の方向(図6の矢印A3で示す方向)とは交差する。当該交差は、少なくとも第1主切れ刃43に隣接するランドの幅が第1コーナ切れ刃41に近づくほど拡大されていれば生じるものである。しかし第2主切れ刃42に隣接するランドの幅も第1コーナ切れ刃41に近づくほど拡大されており、さらに第1主切れ刃43のランドの幅の拡大率が第2主切れ刃42のランドの幅の拡大率よりも大きくなっていれば、第1主切れ刃43から流出する切りくず部分の方向A2と、第2主切れ刃42から流出する切りくず部分の方向A3とは、より大きな角度で交差することになる。そのため切りくず全体として見たときには、切りくずは第1主切れ刃43と第2主切れ刃42との間に向かって収束するようにカールしようとする。すなわち、第1主切れ刃43から流出する切りくず部分と第2主切れ刃42から流出する切りくず部分との間に、お互いに反発する反発力を生じる。このことにより、第1主切れ刃43に加わる負担の一部を第2主切れ刃42が担うことになり、その担い度合は、例えばランドの幅の拡大率が第1主切れ刃43と第2主切れ刃42とで同じ場合のように、切りくず部分の交差角度が浅い場合よりも大きくなる。そして、切れ刃の長さが第1主切れ刃43に比較して長いために主体的に切りくずを生成する第2主切れ刃42から流出する切りくず部分が、第1主切れ刃43から流出する切りくず部分を後押ししてその流れを矯正することにより、第1主切れ刃43への負担が軽減される。第1主切れ刃43への負担が軽減することで、第1コーナ切れ刃41はさらに欠けにくいものとなる。
上面11に形成された第2主切れ刃42および第1主切れ刃43は、図4に示したように第1コーナ切れ刃41から離れるにしたがい下面21に近づく向きに傾斜しているため、アキシャルレーキを正の値にすることができ、切れ味が向上する。
本実施形態の切削インサート1の側面に形成された凹部32は、切削抵抗による切削インサート1の浮き上がり等を防止する効果を奏する。すなわち、第2主切れ刃42および第1主切れ刃43にインサート取付座の底面方向を向く主分力が加わると、第2主切れ刃42および第1主切れ刃43とは貫通孔14を挟んで反対側にある切削インサート1の底面の一部分がインサート取付座の底面から浮き上がろうとするが、第2傾斜面34に当接する凸部113がその浮き上がりを抑制するように機能する。
凸部114は、第1傾斜面33と当接することで、固定用のねじの頭と貫通孔14の内壁とが片当たりすることにより生じる切削インサート1の先端側の浮き上がりを抑制する。すなわち、ねじの中心軸線が貫通穴14の中心軸線よりも側壁111寄りにずれているので、切削インサート1はねじから切削インサート1の工具先端側に位置する部分を浮き上がらせる方向のモーメントを受ける。しかしながら、第1傾斜面33に当接する凸部114が逆に切削インサート1の工具先端側に位置する部分をインサート取付座110の底面側に押し付ける方向のモーメントを与えるため、切削インサート1の浮き上がりが防止される。
本発明は上述した実施形態以外にも発明の趣旨を逸脱しない範囲内で様々な形態をとり得る。例えば、上述した実施形態では平面視したときの基本形状が八角形であったが、四角形、五角形または六角形など他の多角形でも構わない。また、上面11および下面21を同一形状のものとして切削インサート1を形成し、上下裏返して使用できるものとしたが、いずれか一方の面の側にのみ切れ刃が設けられるものであってもよく、切れ刃は側面との交差稜線の一部に設けられるものでもよい。つまり、切れ刃は多角形状を有して対向する2面の少なくとも一方の面と側面との交差稜線の一部または全部に形成されたものであればよい。
上述した実施形態では切削インサートの側面に逃げ角が付与されていないものとしたが、側面に逃げ角が付与された、いわゆるポジティブ型のものであっても構わない。
第2主切れ刃42、第1主切れ刃43およびさらい刃44についても、上述した実施形態のように直線状でなくなくてもよい。すなわち、1以上の切れ刃部分が湾曲した曲線状であっても構わない。切れ刃部分が曲線状の場合には、各切れ刃部分の端部どうしを結んでできる弦を用いて上述の種々の角度を規定することができる。例えば、第1主切れ刃43が直線状であり、第2主切れ刃42が曲線状(弧状)であるとすると、上述した角度θは、直線状の第1主切れ刃43と、曲線状の第2主切れ刃42の両端を結んでできる弦(すなわち第2主切れ刃42がなす弧に対応した弦)と、の関係として規定される。
第2主切れ刃42と第1主切れ刃43とのなす角度についても、上述した実施形態では175°に設定されていたがこの角度に限定されるものではない。第2主切れ刃42と第1主切れ刃43とのなす角度θが130°≦θ<180°であれば十分に効果が生じることが確認されている。
第2主切れ刃42に隣接するランドの幅の拡大率に対する第1主切れ刃43に隣接するランドの幅の拡大率は、上述した実施形態では約5倍としたが、その値に限定されるものではない。第1主切れ刃43のランドが第2主切れ刃42のランドに対して2倍以上5倍以下程度であれば十分に効果は生じることが確認されている。
上述した実施形態ではランド角は5°に設定されていたが、この値に限られるものではなく、切削インサートの使用態様に応じて適宜変更が可能であることは勿論である。

Claims (6)

  1. 上面(11)と、下面(21)と、前記上面(11)と前記下面(21)とを接続する側面(31)と、を有する切削インサート(1)であって、
    前記上面(11)と前記側面(31)との交差稜線の一部または全部に切れ刃(4)が形成されており、
    前記切れ刃(4)は、直線状または曲線状の第1主切れ刃(43)と、前記第1主切れ刃に接続する直線状または曲線状の第2主切れ刃(42)と、前記第2主切れ刃(42)とは反対側で前記第1主切れ刃(43)に接続する略円弧状のコーナ切れ刃(41)と、前記第1主切れ刃(43)とは反対側で前記コーナ切れ刃(41)に接続する直線状または曲線状のさらい刃(44)と、を備え、
    直線状の前記第2主切れ刃(42)または曲線状の前記第2主切れ刃の両端部を結んでできる弦と、直線状の前記第1主切れ刃(43)または曲線状の前記第1主切れ刃の両端部を結んでできる弦とのなす角度(θ)が鈍角であり、
    前記さらい刃(44)と直線状の前記第1主切れ刃(43)または曲線状の前記第1主切れ刃の弦とのなす角度の内角(α)は、前記さらい刃(44)と直線状の前記第2主切れ刃(42)または曲線状の前記第2主切れ刃の弦とのなす角度の内角(β)よりも大きく、
    前記第1主切れ刃(43)に隣接して前記上面(11)にランド(12)が設けられ、
    前記ランド(12)の幅は、前記コーナ切れ刃(41)に近づくほど拡大されており、
    前記第2主切れ刃(42)に隣接する前記上面(11)にもランド(12)が設けられ、前記ランド(12)の幅は前記コーナ切れ刃(41)に近づくほど拡大されており、且つ前記第1主切れ刃(43)に隣接するランド(12)の幅の拡大率は、前記第2主切れ刃に隣接するランド(12)の幅の拡大率よりも大きいことを特徴とする切削インサート(1)。
  2. 前記第1主切れ刃(43)に隣接するランド(12)の幅の拡大率は、前記第2主切れ刃(42)に隣接するランド(12)の幅の拡大率の2倍以上5倍以下の範囲であることを特徴とする請求項1記載の切削インサート(1)。
  3. 側面視したとき、前記第2主切れ刃(42)および前記第1主切れ刃(43)は前記下面(21)に対して傾斜しており、その傾斜方向は前記コーナ切れ刃(41)から離れるほど前記下面(21)との距離が近づく向きであることを特徴とする請求項1または2に記載の切削インサート(1)。
  4. 前記下面(21)と前記側面(31)との交差稜線部との交差稜線の一部または全部にも、前記上面(11)と前記側面(31)との交差稜線部に形成される前記切れ刃(4)と180°回転対称な同一形状の切れ刃(4)が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の切削インサート(1)。
  5. 前記側面(31)には、前記上面(11)側に配置される第1傾斜面(33)と、前記第1傾斜面(33)よりも前記下面(21)側に配置される第2傾斜面(34)とが形成され、前記第1傾斜面(33)は前記下面(21)に近い箇所ほど前記切削インサート(1)の中心に近くなる向きに傾斜し、前記第2傾斜面(34)は前記上面(11)に近い箇所ほど前記切削インサート(1)の中心に近くなる向きに傾斜することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の切削インサート(1)。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の切削インサート(1)を備える切削工具(100)。
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