JP6046438B2 - 圧力計 - Google Patents

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Description

本発明は圧力計に係り、特に、ブルドン管を備えた圧力計の構造に関する。
一般に、ブルドン管を圧力検知手段として備える圧力計では、圧力変化に応じて生ずるブルドン管の変形が連結リンクや歯車等よりなる内機と呼ばれる伝達機構を介して指針へ伝達され、この指針によって圧力が表示される。多くの場合、ブルドン管は圧力を導入する株と呼ばれるフレーム部に接続されて円弧状に湾曲して伸び、先端が閉塞された構造を備えている。ブルドン管の先端は連結リンク機構を介して歯車機構に連結され、歯車機構が指針に回転運動を伝達する。歯車機構にはひげぜんまい(渦巻スプリング)等の弾性保持手段が付加され、この弾性保持手段が指針の位置を安定させるようになっている。
従来のブルドン管式圧力計としては、例えば、以下の特許文献1〜3に挙げるものが知られている。特許文献1では、支持板5を貫通する、雄ねじを備えた外部接続部と一体に設けられた角柱状のフレーム1にブルドン管2の基端が接続固定された構造を備えている。また、特許文献2では、固定板31の内面上に固定した角柱状のフレーム本体32にブルドン管の基端が接続固定され、固定板31の他の箇所の外面上に雄ねじを備えた接続金具33が貫通固定され、フレーム本体32と接続金具33との間を銅管34により接続した構造が開示されている。さらに、特許文献3では、ブルドン管40bの基端が角柱状の内管部41に接続固定され、支持板80を内外から挟持するように上記の内管部41と雄ねじを備えた外管部42がナット43を介して連結固定された構造を備えている。
実開平3−109036号明細書 特開平7−229803号公報 特開2000−146730号公報
しかしながら、上記特許文献1の構造では、ブルドン管2の基端を接続するようにした特殊な形状の角柱状のフレーム1に雄ねじ等を備えた外部接続部を一体に設けるため、コンパクトに構成することができるものの、フレーム1に用いる材料費が高くなるとともに加工に時間がかかるために、製造コストが増大するという問題点がある。
また、特許文献2の構造では、別体のフレーム本体32と接続金具33とを固定板31に固定しているが、接続金具33を内機から離間した位置に配置して両者を導管34で連結するように構成しているため、設置場所に応じて自由に構成を変えることができることから取付スペースを有効利用できるものの、コンパクトに構成することはできず、しかも接続金具33や銅管34の接続作業(例えば半田付け)に手間と時間がかかるためコスト増を招くという問題点がある。
さらに、特許文献3の構造では、内管部41と外管部42がナット43を介して貫通した支持板80を挟持するように接続固定しているため、内管部41と外管部42の接続構造が複雑になることで却ってコスト増を招き、内管部41を角柱状に構成するために部品コストもそれほど抑制できないという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、コンパクト化が容易でしかも製造コストを抑制できる圧力計の構造を実現することにある。
斯かる実情に鑑み、本発明の圧力計は、ブルドン管と、前記ブルドン管の基端に接続固定された基端側固定部材と、前記ブルドン管の管先に連結された内機と、前記基端側固定部材及び前記内機を直接若しくは間接的に支持する支持板と、前記支持板を貫通する流通経路を内蔵するとともに回転体状の外形を備えた外部接続部材と、前記基端側固定部材と前記外部接続部材を接続して前記ブルドン管の内部と前記流通経路とを連通させる連通管と、を具備し、前記外部接続部材は、前記支持板の一側に配置されるとともに前記連通管に接続される連結部と、前記支持板に嵌合する貫通部と、前記支持板の他側に配置されて外部の機器に接続される接続部と、を一体に有し、前記内機と前記支持板との間に前記連結部が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ブルドン管の基端に接続された基端側固定部材と、外部接続部材の連結部とを連通管で接続し、支持板の内機の側に配置される連結部を内機と支持板の間に配置することにより、圧力計をコンパクトに構成できる。また、外部接続部材が内部の流通経路を中心とする同軸の回転体状の外形を有することにより、外部接続部材の加工コストの低減により圧力計の製造コストを抑制することができる。
本発明において、前記ブルドン管は前記内機の周りに円弧状に湾曲し、前記支持板は前記内機の軸線と直交する面に沿った平板部を有し、前記連通管は、前記軸線の周りの前記ブルドン管が配置されない角度範囲内において、前記基端側固定部材から前記平板部に沿って延在して前記連結部に到達することが好ましい。これによれば、ブルドン管が配置されない角度範囲内において基端側固定部材と外部接続部材の連結部との間で支持板の平板部に沿って連通管が延在することにより、連通管の取り回しに要する領域の軸線方向の占有範囲を低減できるとともにブルドン管を避けて効率的に配置できるため、軸線方向の厚みを低減して圧力計をコンパクトに構成することができる。また、基端側固定部材及び連結部に対する連通管の接続作業もブルドン管が障害とならずに容易に行うことができるため、製造コストを抑制することができる。
この場合において、前記外部接続部材は前記平板部を前記軸線の方向に貫通し、前記連通管は前記基端側固定部材の側面開口と前記連結部の側面開口との間に接続されることが好ましい。このようにすると、いわゆるD型の圧力計を構成することができるとともに、連通管を平板部に沿って容易に取り回すことができる。このとき、前記基端側固定部材の側面開口は前記ブルドン管の接続側とは反対側に向いた外面部分に設けられ、前記連結部は前記軸線の周りの前記角度範囲内において前記軸線とは反対側に向いた外面部分を有し、前記連結部の側面開口は前記外面部分に設けられ、前記連通管は、前記基端側固定部材の側面開口から前記軸線の周りの回転方向に向けて延在した後に前記軸線の側に湾曲し、前記軸線に向けて延在して前記連結部の側面開口に到達することが望ましい。これによれば、連通管を平板部に沿った平面上でスムーズに取り回すことができるとともに、基端側固定部材の側面開口と連結部の側面開口とがいずれも上記角度範囲内(特に半径方向の外周側)からアクセスしやすい向きに形成されるため、連通管と基端側固定部材及び連結部との接続作業をさらに容易に行うことができる。
本発明において、前記支持板は前記軸線と平行な面に沿った立板部を有し、前記外部接続部材は前記立板部を前記軸線と直交する方向に貫通し、前記連通管は前記基端側固定部材の側面開口と前記連結部の端面開口との間に接続されることが好ましい。このようにすると、いわゆるA型の圧力計を構成することができるとともに、連通管を平板部に沿って容易に取り回すことができる。このとき、前記基端側固定部材の側面開口は前記ブルドン管の接続側とは反対側から前記軸線の側にずれた外面部分に設けられ、前記連結部の端面開口は前記軸線の側に向いた外面部分に設けられ、前記連通管は、前記基端側固定部材の側面開口から前記軸線を中心とする半径方向内側に延在した後に半径方向外側へ湾曲し、前記軸線から離反する向きに延在して前記連結部の端面開口に到達することが望ましい。これによれば、連通管を平板部に沿った平面上でスムーズに取り回すことができるとともに、基端側固定部材の側面開口と連結部の端面開口とがいずれも上記角度範囲内(特に半径方向の内周側)からアクセスしやすい向きに形成されているため、連通管と基端側固定部材及び連結部との接続作業を容易に行うことができる。
本発明において、前記外部接続部材は、前記連結部と前記貫通部との間において前記連結部及び前記貫通部よりも前記流通経路の周囲断面積が縮小された断面縮小部を有し、前記連通管と前記連結部とが熱的に接合されていることが好ましい。これによれば、外部接続部材において連結部と貫通部との間に断面縮小部を設けたことにより、連結部に連通管を接続する際に連結部から貫通部や支持板に熱が逃げにくくなるため、熱的な接合作業(例えば半田付け、ろう付け、溶接など)を容易かつ短時間に確実に行うことができる。これにより、圧力漏れなどの不良の発生を防止しつつ製造コストを抑制することができる。
この場合において、前記連結部及び前記断面縮小部が前記接続部と同軸の回転体状の外形を有し、前記断面縮小部が前記連結部より小さい外径を備えていることが好ましい。これによれば、連結部及び断面縮小部が接続部と同軸の回転体形状に構成されることによって加工コストを低減することができるとともに、断面縮小部が連結部より小さい外径を備えていることによりコスト増を招くことなく容易に流通経路の周囲断面積を小さく形成することができるため、製造コストをさらに低減することができる。なお、前記接続部は外周面に雄ねじが形成されたねじ接続構造を有する場合がある。ただし、本発明においては接続部が外部構造に接続され得る種々の構造であれば特に限定されるものではなく、例えば、Oリングを介して外部構造と気密に接続され得るフランジ部であってもよい。
上記各発明において、前記基端側固定部材は前記軸線と平行な中心軸線を備え前記中心軸線の方向に延長された回転体状の外形を有することが好ましい。これによれば、基端側固定部材が軸線の方向に延長された回転体状の外形を有することによって、基端側固定部材の占有空間を低減して圧力計をコンパクトに構成できるとともに連通管の取り回しに要する空間を確保しやすくなり、しかも基端側固定部材の加工コストを抑制できるため圧力計の製造コストをさらに低減できる。また、前記ブルドン管は、前記基端側固定部材に接続される基端側開口及びその反対側に先端側開口を備えた管体と、前記管体の前記先端側開口を封止する管先部材とを有する場合がある。この場合において、前記管先部材は前記軸線と平行な中心軸線を備え前記中心軸線の方向に延長された回転体状の外形を有することが好ましい。また、前記管先部材は前記軸線と平行な方向に延長された外形を備え、一方の端部に前記内機に連結される頚状の嵌合部を一体に有することが望ましい。
本発明によれば、コンパクト化が容易で製造コストを抑制できる圧力計の構造を実現できるという優れた効果を奏し得る。
第1実施形態の圧力計の構造を文字板の一部を切り欠いて示す正面図である。 第1実施形態の圧力計の断面図である。 第1実施形態のブルドン管及び基端側固定部材の構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態の外部接続部材の構造を示す概略斜視図である。 第1実施形態の圧力計のブルドン管及び内機の構造を示す背面図である。 各実施形態の圧力計を取り付けたカテーテル用シリンジの概略構成を示す説明図である。 第2実施形態の圧力計の構造を文字板の一部を切り欠いて示す正面図である。 第2実施形態の圧力計の断面図である。
(第1実施形態)以下、本発明に係る実施形態の圧力計について詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施形態の圧力計の概略正面図であり、図2は第1実施形態の圧力計の概略縦断面図である。図1及び図2に示すように、圧力計100は、流体の圧力を検出するためのブルドン管10と、このブルドン管10の変位を伝達する内機20と、この内機20に接続された指針31と、この指針31と内機20との間に配置され目盛32aが表示された表示板32と、上記の各部材を収容するケース33と、ケース33の前面部に装着されて指針31及び表示板32を視認可能となる態様で覆う透明な前面カバー34とを有する。
図3に示すように、上記ブルドン管10は、内機20の周りにその軸線20xをほぼ中心とする円弧状(平面視C字状)に形成された、基端開口10b及び先端開口10cを備えた弾性素材(金属)からなる管体10aと、この管体10aの先端開口10cに接続された管先部材10dとを有する。管体10aは上記軸線20xに沿って延長された長円状又は楕円状の断面形状を備える。管先部材10dは軸線20xの方向に延長された略円柱状に構成される。この管先部材10dの外形は、後述する凹部10e及び係合端部10hを除いて軸線20xと平行な中心軸線を備えた回転体形状である。管先部材10dの外周面には、軸線20xの方向に延長された、管体10aの断面形状或いは上記先端開口10cの開口形状にほぼ対応する形状(長円状又は楕円状)の開口を備えた凹部10eが形成される。管体10aの上記先端開口10cは、上記凹部10e内に挿入された状態で半田付け、ろう付け、溶接などによって管先部材10dに対し全周にわたり接合されることで密封される。管先部材10dの軸線20xの方向の一端部には拡径された円盤状のフランジ部10fが形成され、このフランジ部10fから軸線20xの方向に頚状に形成された嵌合部10gを介してこの嵌合部10gよりも大きな平面範囲を占める外形を備えた係合端部10hが突出する。この係合端部10hは、ブルドン管10の管先の接線方向に延長された平面形状(図示例では円形の両側を接線方向と平行にカットした形状)を有する。
上記の管体10aと管先部材10dからなるブルドン管10の基端開口10bは、略円柱状の基端側固定部材11に接続される。この基端側固定部材11の外形は、以下の通気孔11aの開口を除き、軸線20xと平行な中心軸線を備えた回転体形状である。基端側固定部材11の内部には通気孔11aが形成され、この通気孔11aは外周面上に管体側開口11bを備える。この管体側開口11bの開口形状は、管体10aの断面形状或いは上記基端開口10bの開口形状にほぼ対応する形状(長円状又は楕円状)とされる。この通気孔11aは上記管体側開口11bとは異なる外面部(図示例では管体側開口11bとは反対側の外周面部分)に開口する連通側開口11cを備える。この連通側開口11cは管体側開口11bより小さな開口面積を備え、図示例では円形の開口形状を有する。連通側開口11cには連通管12の一端が挿入され、半田付け、ろう付け、溶接などにより接合される。基端側固定部材11の一端部には、拡径された円盤状のフランジ部11dと、このフランジ部11dから軸線20xの方向に突出する小径の突起11eとが一体に設けられる。
基端側固定部材11は、図1及び図2に示す支持板14に設けられた貫通孔に上記突起11eが挿入或いは圧入され、突起11eを反対側から変形させるカシメ加工を施すこと等により、支持板14に対して取付固定される。図示例では、支持板14は全体が軸線20xと直交する平板部に相当する平行平板で構成される。支持板14は支柱15、16を介して内機20の取付板21を支持固定する。支持板14はケース33の内底面上に配置され、取付ねじ等の固定部材17,18によりケース33に固定される。
図5は、外部接続部材13、支持板14(図示二点鎖線)、取付板21(図示一点鎖線)を指針31、表示板32、ケース33及び前面カバー34とともに取り外した様子を示す背面図である。図1、図2及び図5に示すように、内機(伝達機構)20は、上記取付板21と、この取付板21に対して支柱22、23を介して固定される取付板24とを有する。取付板24は上記表示板32の裏面に固定される。取付板21と24の間にはセクター26が回動可能に軸支され、このセクター26の入力端26aに連結リンク25の一端が回動可能に連結される。この連結リンク25の他端は、上記ブルドン管10の管先部材10dの嵌合部10gに対しフランジ部10fと係合端部10hの間に保持された状態で係合する。
セクター26のセクターギア26bは、取付板21と24の間に回転可能に軸支された指針軸28に設けられたピニオン27に噛合する。指針軸28は取付板21を貫通し、取付板21の支持板14側に配置されたひげぜんまい(渦巻きスプリング)29の一端(図示内端)に接続される。ひげぜんまい29の他端(図示外端)は取付板21に固定されたピンに固定されている。指針軸28は取付板24及び表示板32を貫通して指針31に取り付けられる。本実施形態において、指針31の指示位置は所定の流体圧が供給された状態のブルドン管10とひげぜんまい29の弾性バランスによって定まる。例えば、常圧がブルドン管10に供給されると、そのときのブルドン管10の弾性力とひげぜんまい29の弾性力とが釣り合うことによって指針31が0目盛を指すように構成される。ひげぜんまい29は弾性保持手段を構成し、ブルドン管10の弾性変形状態に応じて変化する指針31の指示位置(内機20の動作態様)を安定させるために指針軸28(内機20)に弾性保持力を与える。
連結リンク25のブルドン管10側の接続端部25aには、ブルドン管10の管先の接線方向に伸びる長孔25bが形成される。この長孔25bには上記管先部材10dの係合端部10hが挿入可能に構成される。係合端部10hを長孔25bに挿入して、嵌合部10gが長孔25b内に配置されるようにした後に手を離すと、ひげぜんまい29の弾性力によりピニオン27、セクター26を介して連結リンク25が回動して接続端部25aが管先部材10dから離反する方向に移動し、接続端部25aの端縁(長孔25bより先端側にある部分)が嵌合部10gに嵌合する。すなわち、連結リンク25はセクター26、ピニオン27及び指針軸28を介してひげぜんまい29の弾性力を受け、ブルドン管10の管先から離反する方向に付勢される。このため、管先部材10dの嵌合部10gは常に長孔25bのブルドン管10の側の終端位置に上記弾性力によって押しつけられた状態になる。これによって、接続端部25aはフランジ部10fと係合端部10hの間に保持され、嵌合部10gに係合した状態で管先部材10dに連結される。このとき、連結リンク25はブルドン管10の管先の接線方向のブルドン管に近づく向きに相対的に移動可能な状態で連結される。当該接線方向の相対的移動可能量は長孔25b内における嵌合部10gの移動可能範囲に対応する。
上記基端側固定部材11の連通側開口11cには連通管12の一端が接続され、この連通管12の他端は外部接続部材13に接続される。図4に示すように、外部接続部材13は中心軸線13xを有する略回転体状の外形を備える一体部品で構成される。外部接続部材13はケース33の外部に突出する接続部13aを備える。接続部13aの先端には図示例では雄ねじ13bを備えたねじ構造が形成される。また、外部接続部材13は上記接続部13aの内側に貫通部13cを有する。この貫通部13cは、外部接続部材13が支持板14を貫通した状態に取付固定された際に支持板14の取付孔14a内に配置される部分である。外部接続部材13は、その中心軸線13xが軸線20xと一致する姿勢で支持板14に固定される。具体的には、貫通部13cは、取付孔14aの開口形状と平面的に対応する断面形状を有する。この断面形状は特に限定されないが、支持板14に対して回転方向に規制を受ける嵌合形状であることが好ましく、図示例の場合、中心軸線13xを中心とする円柱形状の一部を直線状にカットした平坦部状の孔係合部13hを設けることにより、部分円形状とされている。また、貫通部13cは接続部13aより小さな平面範囲を占めるように構成され、接続部13aとの間に段差面13kを有する。外部接続部材13は、上記の取付孔14aに貫通部13cが挿入若しくは圧入され、上記段差面13kが取付孔14aの周縁に当接した状態で支持板14に固定される。なお、貫通部13cは後述する連結部13dよりも外周側に張り出した形状を有するため、支持板14に貫通部13cを挿入或いは圧入した後に貫通部13cの張出端面13nに圧力を加えて塑性変形させることにより、貫通部13cを支持板14にカシメ加工により固定することができる。
外部接続部材13は、上記の貫通部13cからさらに中心軸線13xに沿って突出する連結部13dを備える。この連結部13dは図示例では中心軸線13xを中心とする円柱状に構成され、支持板14上の内機20に臨む位置に配置される。貫通部13cと連結部13dの間には、小径の断面縮小部13eが設けられている。この断面縮小部13eは図示例では中心軸線13xを中心とする円柱状に構成され、両側にある貫通部13cと連結部13dのいずれよりも小さな外形を備えている。連結部13dには、側周面に開口する側面開口13fが設けられ、この側面開口13fは、外部接続部材13の内部を中心軸線13xに沿って延在し、上記接続部13aの外端部に開口する流通経路13gに連通している。この連通経路13gは中心軸線13xと同軸に形成される。接続部13aには、上記雄ねじ13bの基部側の外周面に平坦面よりなる工具係合部13i、13jが形成される。図示例では、工具係合部13i,13jの一方は、上記貫通部13cに設けられた孔係合部13hと同じ角度位置に設けられる。これにより、同じ工程で加工形成できるため、製造コストを低減できる。
上記の断面縮小部13eは、貫通部13cと連結部13dの間の上記流通経路13gの周囲断面積を縮小することにより、貫通部13cと連結部13dの間の熱伝導性を低下させるために設けられる。したがって、図示例の形状に限らず、例えば、平面形状が矩形状に構成されていてもよく、流通経路13gが部分的に拡大断面を有するように構成される結果、周囲断面積が小さくなっていてもよい。ただし、流通経路13gを部分的に拡大する構造を設けることは困難であるため、一般的には断面縮小部13eの外形を小さく構成することが好ましく、特に加工性を考慮すると中心軸線13xを中心とする回転体形状(図示例のような円柱状に限らず、くびれ状、円錐状などであってもよい。)とすることが望ましい。
連通管12は、上記基端側固定部材11の外周面に開口する連通側開口11cから支持板14の内面に沿って延在し、外部接続部材13の上記連結部13dの側面開口13fに到達する。この連通管12が取り回される平面領域は、基端側固定部材11とブルドン管10の管先(管先部材10d)との間の軸線20xの周りのブルドン管10が配置されない角度範囲内に限定されている。本実施形態において連通側開口11cは基端側固定部材11において管体10aの基端開口10bが接続される部分とは反対側の外面部分に設けられ、軸線20xの周りを回転する方向に開口しているので、連通管12は当初は基端側固定部材11の連通側開口11cから上記回転する方向に延在し、緩やかに内側(軸線20xの側)へ向けて湾曲して最終的に軸線20xに向けて延在して上記連結部13dに接続される。ここで、側面開口13fは連結部13dにおいて軸線20xとは反対側に向いた外面部分に設けられているため、軸線20xに向けて伸びる連通管12はそのまま側面開口13fに到達する。
以上のように構成された第1実施形態の圧力計では、外部接続部材13の接続部13aが軸線20xと平行な(図示例では一致する)中心軸線13xを有するように取り付けられた、いわゆるD型の圧力計となる。この圧力計では、外部接続部材13が中心軸線13xを中心とする回転体状の外形を有することで、旋削などによって容易に加工できるため、加工コストを低減できる。特に、上記回転体状の外形は流通経路13gと同軸に形成されることでさらに加工が容易になる。また、外部接続部材13は軸線20xと平行に(軸線20xに沿って)支持板14を貫通して固定され、連結部13dは支持板14の内側(内機20の側)に配置される。図示例の場合、この連結部13dは内機20と平面的に重なる位置に配置される。このような構成により、本実施形態では圧力計を軸線20xの周り(半径方向)にコンパクトに構成できる。
また、本実施形態では、基端側固定部材11と外部接続部材13の連結部13dとの間を連通管12が接続する。この連通管12は基端側固定部材11の側面開口である連通側開口11cと連結部13dの側面開口13fに接続されるとともに、その取り回しに要する平面領域は軸線20xの周りのブルドン管10が配置されない角度範囲内に限定されるため、ブルドン管10と連通管12を重ねて配置しなくてもすみ、圧力計を軸線20xの方向の厚み方向にもコンパクトに構成できる。また、連通管12を基端側固定部材11と連結部13dに接続する際にも、上記角度範囲において(特に外周側から)他の部材(特にブルドン管)に邪魔されずに容易に作業を行うことができる。
さらに、本実施形態では、基端側固定部材11と管先部材10dがいずれも軸線20xと平行な軸線方向に延長され、当該軸線を中心とする回転体状の外形を有することにより、旋削などによって容易に加工できるため、これらの部品の加工コストを低減することができる。また、この回転体状の外形は、他の部品に対する接続性を犠牲にすることなく各部品自体の占有空間の低減に寄与するため、圧力計のコンパクト化にも効果的である。
本実施形態では、外部接続部材13において、支持板14を貫通する貫通部13cから内機20の側へ突出する連結部13dを設け、この連結部13dと貫通部13cとの間に断面縮小部13eを形成したので、連結部13dに対して連通管12を半田付け、ろう付け、溶接などで熱的に接合する場合に、熱が貫通部13cから貫通部13cを通して接続部13aへ、或いは、支持板14へと逃げにくくなる。したがって、連通管12と連結部13dとを迅速かつ容易に接続することができるため、接続部分の密封性を確実に得て流体漏れを防止できるとともに、製造コストを低減できる。
本実施形態では、連結リンク25の接続端部25aが管先部材10dに対してブルドン管10の管先の接線方向に移動可能に連結されるが、上述のように、ひげぜんまい29の弾性力によって連結リンク25は管先部材10dから離反する方向に付勢されている。このため、外部接続部材13、連通管12及び基端側固定部材11を経てブルドン管10に導入される流体圧力が常圧よりも上昇し、ブルドン管10の管先が図1の上方へ移動すると、連結リンク25は管先の移動に従って移動する。これにより連結リンク25はセクター26を回動させ、セクターギア26bと噛合するピニオン27が回転して指針軸28を介して指針31が回動する。このとき、ブルドン管10の弾性力とひげぜんまい29の弾性力とが釣り合うところで指針31が停止する。
上記のように常圧よりも高い圧力が供給された後に、急激に供給圧力が低下すると、ブルドン管10の管先は急速に図1の下方へ移動する。このとき、上述のように管先部材10dの嵌合部10gは連結リンク25の接続端部25aに設けられた長孔25bのブルドン管10の側の終端位置に配置されているので、管先部材10dが急激に下方へ移動しても、当初は嵌合部10gが長孔25b内を長手方向に移動していくだけとなるため、連結リンク25は連動しない。そして、供給圧力の変化量が連結リンク25の接続端部25aの上記長孔25bの長手方向の範囲内に収まる場合には、その後、ひげぜんまい29の弾性力によって指針軸28、ピニオン27、セクター26を介して連結リンク25がゆっくりと下方へ移動し、やがて嵌合部10gが長孔25bの終端位置に復帰したところで、指針31は停止する。したがって、急速な圧力変動により内機20が指針31や回転伝達機構の限界位置(図示例の場合には特に低圧側の限界位置)に到達し、そこで大きな応力を受けることで、指針31と指針軸28の取付がずれたりピニオン27とセクターギア26bとの噛合部に歯飛びや歯欠けが生じたりして指針31の原点位置が狂ったり圧力表示の直線性が悪化したりするといったことが防止できる。ここで、嵌合部10gの長孔25b内の移動可能量を予想される圧力変動幅に対応する長さ以上に充分に確保しておくことが望ましい。なお、図示例とは逆に、連結リンク25とセクター26との間の連結構造などの他の内機20の伝達経路部分にブルドン管10の変形動作を即時には伝えない上記と同じ機能を有する遊動構造を設けてもよい。また、後述する用途とは異なる用途に用いる場合には、図示例とは逆に、急激な圧力上昇が生じた際に上記遊動構造が作動するように構成することも可能である。
急激な圧力変動による内機20の損傷をさらに確実に防止するためには、セクター26とピニオン27の噛合部にグリースなどの油脂類を塗布しておくことが望ましい。これによって油脂類の介在により噛合する歯同士の急激な衝突が回避されるため、噛合箇所の損傷を防止できる。なお、本実施形態では基端側固定部材11と外部接続部材13の間を小径の連通管12で接続しているため、ブルドン管10の内部と流通経路13gとが小さな流通断面を有する経路で結ばれることによっても、外部の急激な圧力変動を緩和して内機20が損傷を受けることを回避できる。
図6は、本実施形態に係る圧力計100を用いたバルーンカテーテル用シリンジ200の主要部を示す説明図である。このシリンジ200は、シリンジ本体201と、このシリンジ本体201内に収容されるプランジャー202と、このプランジャー202を駆動するプランジャー駆動部203と、シリンジ本体201に接続されたフレキシブルチューブ204とを備える。プランジャー駆動部203には図示しないプランジャーハンドルなどが設けられる。図示しないバルーンカテーテルはフレキシブルチューブ204の先端に図示しない接続具によって接続される。シリンジ本体201の先端側の外側面上には計測器接続部205が設けられ、この計測器接続部205に上記外部接続部材13が接続されることによってシリンジ本体201の内圧を圧力計100で計測できるようになっている。
このシリンジ200は、例えば、体内に導入されたステントの内部にバルーンを配置したとき、フレキシブルチューブ204を介してバルーンを加圧して膨らませ、上記ステントを拡張させるために用いられる。上記バルーンを膨らませる場合には、予めプランジャー202を後退させてシリンジ本体201内に造影剤を導入し、圧力計100の指針が0を示す状態とする。次に、プランジャー駆動部203を操作してプランジャー202を前進させてシリンジ本体201内の造影剤を加圧し、圧力計100の表示を確認しながら上昇させる。シリンジ本体201の内圧は圧力計100の指針31によって確認できる。上記バルーンが膨らんでステントの拡張が完了すると、プランジャー駆動部203を解放してプランジャー202を後退させ、内圧を低下させる。このとき、内圧は急激に低下するため、上述のように圧力計100のブルドン管10は急速に変形するが、上記内機20の構成によって指針31はゆっくりと回動し、表示圧力が徐々に降下する。これによって内機20の損傷が防止されるため、圧力低下後の指針31の表示が狂うことが回避され、安全確実に圧力の降下状態を確認できる。
(第2実施形態)次に、図7及び図8を参照して本発明に係る圧力計100′の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、基本的に第1実施形態に対応する部品には同一符号を付し、同一構造を有する場合にはその説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、支持板14′の下部において直角に屈折させることにより形成した軸線20xと平行に延在する立板部14pを設け、この立板部14pに外部接続部材13を貫通させた状態で取り付けたことにある。このような構造により、第2実施形態ではA型の圧力計を構成することができる。このとき、外部接続部材13の中心軸線13xは内機20の軸線20xと直交する方向に設定される。
立板部14pと外部接続部材13の固定態様は第1実施形態と同一である。しかし、本実施形態の外部接続部材13は、流通経路13gに連通する側面開口13fが形成される代わりに、連結部13dの端面(図4における上面)に流通経路13gに連通する端面開口13f′が形成される。そして、基端側固定部材11に設けられる側面開口としての連通側開口11c′は、第1実施形態の連通側開口11cのように管体側開口11bの反対側ではなく、当該反対側から軸線20xの側にずれた位置に、具体的には中心軸線の周りに90度以下、好ましくは30〜60度の範囲内でずれた位置に、形成される。この場合、連通管12′は、基端側固定部材11の連通側開口11c′から軸線20xを中心とする半径方向内側に延在し、途中で反転して半径方向外側へ湾曲して、軸線20xから離反する向きに延在し、最終的に上記連結部13dの端面開口13f′に到達する。ここで、連通管12′の取り回しに要する領域は、軸線20xの周りの基端側固定部材11と管先部材10dの間のブルドン管10が配置されない角度範囲内に設けられるため、第1実施形態と同様に、ブルドン管10の占有範囲を避けて構成できる。
第2実施形態の構成では、基本的に支持板14′の一部に立板部14pを設けた点、基端側固定部材11の連通側開口11c′の形成位置を軸線20xの側にずらした点、上記立板部14pに対応して外部接続部材13の取付位置及び姿勢を変更した点、連結部13dに側面開口13fの代わりに端面開口13f′を設けた点、並びに、連通管12′の取り回しを上述のように変更した点を除き、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様である。ここで、第2実施形態では上記各変更点により接続部13aの位置及び向きが変わるものの、圧力計のコンパクト化や製造コストの低減効果自体は何ら変わらない。
上記各実施形態では、上記のように管先部材10dの軸線方向の端部に頚状(凹溝状)の嵌合部10gを設けて連結リンク25に係合させている。したがって、従来のように管先部材において突出するレバー部を設ける必要がなく、管先部材10dの形状を簡易に構成でき、しかも1部品として構成できるので、結果として、製造コストを大幅に低減することができる。特に、管先部材10dをその中心軸線の周りに回転体状の外形を有するものとすることによって旋削などの方法で容易に加工できるため、加工コストを低減できる。
尚、上記実施形態の圧力計100は、上述の図示例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、各実施形態において、ブルドン管10の管体10aと管先部材10d、管体10aと基端側固定部材11との間、基端側固定部材11と連通管12,12′との間、連通管12,12′と外部接続部材13の間のそれぞれの接続方法は、半田付け、ろう付け、溶接などの各種の熱的な接合方法を用いることができる。このうち、最も安価かつ容易な接合方法は半田付けである。特に、上記各実施形態では、連通管12,12′と外部接続部材13の連結部13dとの間に熱的な接合方法を用いる場合に、断面縮小部13eによる熱伝導性の低減作用が効果を奏する。
また、上記各実施形態では、ブルドン管の管体10a、管先部材10d、基端側固定部材11、連通管12,12′、外部接続部材13、支持板14,14′の主要構成体を比較的自由な組み立て手順で組み立てることができる。例えば、ブルドン管の管体10a、管先部材10d及び基端側固定部材11を相互に連結固定して第1組立体として構成するとともに、外部接続部材13と支持板14,14′を固定して第2組立体として構成し、第1組立体と第2組立体のいずれか一方(基端側固定部材11と外部接続部材13の連結部13dとのいずれか一方)に連通管12,12′を接続し、その後、他方に連通管12,12′を接続してもよい。
また、圧力計には、図6に示すような医療器具などに用いる場合など、圧力検出経路内の清浄性が要求される場合がある。例えば、カテーテルによる薬剤(造影剤など)の投入経路の圧力測定を行う場合には、圧力検出経路内で発生した異物(例えば真鍮の錆など)が混入しないように配慮する必要がある。このような場合には、ブルドン管10、基端側固定部材11、連通管12,12′、外部接続部材13の内面にアクリル樹脂などのコーティング層を形成する。このとき、例えば、管先部材10dの封止固定を行う前に、管体10a、基端側固定部材11、連通管12,12′、外部接続部材13を予め組み立て、これらの組立体の圧力検出経路を構成する部分の内面に上記圧力検出経路に沿ってスプレー法や浸漬法などによってコーティング層を形成し、最後に、別に予め内面コーティングを施した管先部材10dを上記組立体の管体10aに接合することができる。なお、コーティング層は圧力検出経路を構成する部分の内面の全てに行う必要はない。例えばステンレス鋼で形成された部品には施さないなど、真鍮のような異物が生じやすい素材で構成される部品だけに限定して施してもよい。
10…ブルドン管、10a…管体、10b…基端側開口、10c…先端側開口、10d…管先部材、10f…フランジ部、10g…嵌合部、10h…係合端部、11…基端側固定部材、11c、11c′…連通側開口、12,12′…連通管、13…外部接続部材、13a…接続部、13b…雄ねじ、13c…貫通部、13d…連結部、13e…断面縮小部、13f…側面開口、13f′…端面開口、14…支持板(平板部)、14′…支持板、14a…取付孔、14p…立板部、15、16…支柱、17、18…固定部材、20…内機、21、24…取付板、22、23…支柱、25…連結リンク、26…セクター、27…ピニオン、28…指針軸、29…ひげぜんまい、31…指針、32…表示板、33…ケース、34…前面カバー、100,100′…圧力計、200…シリンジ

Claims (8)

  1. ブルドン管と、
    前記ブルドン管の基端に接続固定された基端側固定部材と、
    前記ブルドン管の管先に連結された内機と、
    前記基端側固定部材及び前記内機を直接若しくは間接的に支持する支持板と、
    前記支持板を貫通する流通経路を内蔵するとともに回転体状の外形を備えた外部接続部材と、
    前記基端側固定部材と前記外部接続部材を接続して前記ブルドン管の内部と前記流通経路とを連通させる連通管と、
    を具備し、
    前記外部接続部材は、前記支持板の一側に配置されるとともに前記連通管に接続される連結部と、前記支持板に嵌合する貫通部と、前記支持板の他側に配置されて外部の機器に接続される接続部と、を一体に有し、
    前記内機と前記支持板との間に前記連結部が配置されていることを特徴とする圧力計。
  2. 前記ブルドン管は前記内機の周りに円弧状に湾曲し、
    前記支持板は前記内機の軸線と直交する面に沿った平板部を有し、
    前記連通管は、前記軸線の周りの前記ブルドン管が配置されない角度範囲内において、前記基端側固定部材から前記平板部に沿って延在して前記連結部に到達することを特徴とする請求項1に記載の圧力計。
  3. 前記外部接続部材は前記平板部を前記軸線の方向に貫通し、
    前記連通管は前記基端側固定部材の側面開口と前記連結部の側面開口との間に接続されることを特徴とする請求項2に記載の圧力計。
  4. 前記基端側固定部材の側面開口は前記ブルドン管の接続側とは反対側に向いた外面部分に設けられ、
    前記連結部は前記軸線の周りの前記角度範囲内において前記軸線とは反対側に向いた外面部分を有し、前記連結部の側面開口は前記外面部分に設けられ、
    前記連通管は、前記基端側固定部材の側面開口から前記軸線の周りの回転方向に向けて延在した後に前記軸線の側に湾曲し、前記軸線に向けて延在して前記連結部の側面開口に到達することを特徴とする請求項3に記載の圧力計。

  5. 前記支持板は前記軸線と平行な面に沿った立板部を有し、
    前記外部接続部材は前記立板部を前記軸線と直交する方向に貫通し、
    前記連通管は前記基端側固定部材の側面開口と前記連結部の端面開口との間に接続されることを特徴とする請求項2に記載の圧力計。
  6. 前記基端側固定部材の側面開口は前記ブルドン管の接続側とは反対側から前記軸線の側にずれた外面部分に設けられ、
    前記連結部の端面開口は前記軸線の側に向いた外面部分に設けられ、
    前記連通管は、前記基端側固定部材の側面開口から前記軸線を中心とする半径方向内側に延在した後に半径方向外側へ湾曲し、前記軸線から離反する向きに延在して前記連結部の端面開口に到達することを特徴とする請求項5に記載の圧力計。
  7. 前記外部接続部材は、前記連結部と前記貫通部との間において前記連結部及び前記貫通部よりも前記流通経路の周囲断面積が縮小された断面縮小部を有し、前記連通管と前記連結部とが熱的に接合されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の圧力計。
  8. 前記連結部及び前記断面縮小部が前記接続部と同軸の回転体状の外形を有し、前記断面縮小部が前記連結部より小さい外径を備えていることを特徴とする請求項7に記載の圧力計。
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