JP6046425B2 - 繊維強化プラスチック成形用基材および耐衝撃性繊維強化プラスチック - Google Patents
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(1)炭素繊維の重量:耐熱有機繊維の重量=15:1〜0.5:1
(2)炭素繊維と耐熱有機繊維との総重量:熱可塑性繊維の総重量=5:95〜70:30
(1)炭素繊維の重量:耐熱有機繊維の重量=15:1〜0.5:1
(2)炭素繊維と耐熱有機繊維との総重量:熱可塑性繊維の総重量=5:95〜70:30
この際、炭素繊維を含む繊維層Bを、繊維強化プラスチックとした際、圧力または衝撃を受ける面に配置することにより、耐衝撃性が極めて優れた繊維強化プラスチックとすることができる。
JIS L 1015に準拠して測定した。
キーエンス社製光学顕微鏡DEGITAL MICROSCOPE VHX−1000を用い1000倍で繊維断面の直径を10本測定し、その平均値とした。
ASTM D885に準拠して測定した。
ISO 1133に準拠して300℃、荷重1.2kgにて測定した。
株式会社リガク社製示差熱分析装置TAS200にて窒素雰囲気下、昇温速度10℃/分にて測定し算出した。
厚さ方向に切断した基材の切断面を、走査型電子顕微鏡(倍率:12倍)にて観察し、基材の厚さの半分以上の長さにわたって、厚さ方向(厚さ方向に対し、±45°以内の方向を含む)に配列している5本以上の短繊維が集束した繊維束が、基材表面1cm2あたり何個あるかを数え、ケ/cm2で表わした。なお、実施例で不織布Aと不織布Bの交絡数は同じとした。
JIS K 7171に準拠し、厚さ2mm、長さ100mm、幅10mmの試験片を用いて、支点間距離80mmでの3点曲げにて測定した。
JIS K 7111に準拠し、厚さ2mm、長さ100mm、幅10mmの試験片を用いて測定した。
島津製作所製高速衝撃試験機 EHF−U2H−20L型を用いて、直径1.27cmの先端が球状に加工された金属製の治具を衝撃面にて11m/秒の速度となるよう調整し、衝撃テストを実施した。テスト後のサンプル破壊状態を目視にて判定した。評価基準は以下の通りとした。
◎:サンプルの最大亀裂長さが1.27mmよりも小さく、繊維強化プラスチックの飛散が認められない。
○:サンプルの最大亀裂長さは1.27mmに達するが、繊維強化プラスチックの飛散は認められない。
△:サンプルの最大亀裂長さが1.27mmに達し、繊維強化プラスチックの一部飛散が認められる。
×:サンプルの衝撃面がほぼ飛散し、1.27mm直径の円形穴が開く。
繊維径7μmの炭素繊維(東邦テナックス製、引張強度4200MPa)を35mmにカットした繊維と、ポリカーボネート樹脂(帝人化成製 パンライトL−1225L メルトボリュームフローレイト 18cm3/10分間)を290℃にて溶融押し出しし、直径30μmのフィラメントを51mmにカットしたポリカーボネート繊維(PC繊維)を重量比で40:60に混合し、開繊機にて混合した後、カード工程を通過させることにより、繊維の引き揃え性を向上させたウェブを作成した。このようにして得られた繊維ウェブをニードルパンチ機により38番針にて針深度10mm、500本/cm2の密度で打ち込みをして目付200g/m2の、繊維層Aとなる不織布Aを得た。
また、繊維径12μmのアラミド繊維(コポリパラフェニレン・3,4’−オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維)(帝人テクノプロダクツ製 テクノーラ(商標)、引張強度3400MPa)を51mmにカットした繊維と上記のポリカーボネート繊維を重量比で40:60になるように混合した後、上記の不織布Aの場合と同様にして目付200g/m2の繊維層Bとなる不織布Bを得た。
上記の炭素繊維とPC繊維からなる不織布Aとアラミド繊維とPC繊維からなる不織布Bとを、不織布A1枚と不織布B11枚をこの順、つまり不織布Aが一方の表面にで出るように、不織布A:不織布Bの積層比(重量比)が11:1になるように積層させ、不織布間接着温度240℃×圧力0.1MPaにて20秒間圧着することにより不織布間を接着させ、繊維強化プラスチック成形用基材を作成した。
次いで、予め離型処理を施したステンレス板で挟み、ホットプレス熱盤上にセットした後、同じく予め離型処理を施した鋼製スペーサーを使用して、プレス成型圧力5MPa、プレス成型温度が300℃にて約2mm厚の繊維強化プラスチックを作成し、不織布A(繊維層A)であった層が加圧・衝撃面(表1には衝撃面と記載)となるようにし、曲げ強度、曲げ弾性率、シャルピー衝撃試験値を評価した。
実施例1の不織布Aと不織布Bの積層比を表1のように変更した以外は実施例1と同様にして、繊維強化プラスチック成形用基材および繊維強化プラスチックを作成し、評価した。
熱可塑性繊維を直径18μmのポリプロピレン繊維(PP繊維)とし、不織布間接着温度を180℃、プレス成型の温度を220℃とし、不織布Aと不織布Bの積層比を表1のように変更した以外は実施例1と同様にして、繊維強化プラスチック成形用基材および繊維強化プラスチックを作成し、評価した。
炭素繊維:PC繊維の比率、および、アラミド繊維:PC繊維の比率をそれぞれ表1のように変更した以外は実施例2と同様にして、繊維強化プラスチック成形用基材および繊維強化プラスチックを作成し、評価した。
炭素繊維:PP繊維の比率、および、アラミド繊維:PP繊維の比率をそれぞれ表1のように変更した以外は実施例6と同様にして、繊維強化プラスチック成形用基材および繊維強化プラスチックを作成し、評価した。
実施例1で使用した炭素繊維、アラミド繊維、PC繊維を使用し、炭素繊維:アラミド繊維:PC繊維を重量比20:20:60にて混合し、開繊機にて混合した後、カード工程を通過させることにより、繊維の引き揃え性を向上させたウェブを作成した。このようにして得られた繊維ウェブをニードルパンチ機により38番針にて針深度10mm、500本/cm2の密度で打ち込みをして目付200g/m2の不織布を得た。上記不織布を12枚積層させ、不織布間接着温度240℃×圧力0.1MPaにて20秒間圧着することにより不織布間を接着させ、繊維強化プラスチック成形用基材を作成した。
次いで、予め離型処理を施したステンレス板で挟み、ホットプレス熱盤上にセットした後、同じく予め離型処理を施した鋼製スペーサーを使用して、成型圧力5MPa、成型温度が300℃にて約2mm厚の繊維強化プラスチックを作成、同様に評価した。
実施例4で使用した炭素繊維、アラミド繊維、PP繊維を使用し、炭素繊維:アラミド繊維:PP繊維を重量比20:20:60にて混合し、開繊機にて混合した後、カード工程を通過させることにより、繊維の引き揃え性を向上させたウェブを作成した。このようにして得られた繊維ウェブをニードルパンチ機により38番針にて針深度10mm、500本/cm2の密度で打ち込みをして目付200g/m2の不織布を得た。上記不織布を12枚積層させ、不織布間接着温度180℃×圧力0.1MPaにて20秒間圧着することにより不織布間を接着させ、繊維強化プラスチック成形用基材を作成した。
次いで、予め離型処理を施したステンレス板で挟み、ホットプレス熱盤上にセットした後、同じく予め離型処理を施した鋼製スペーサーを使用して、成型圧力5MPa、成型温度が220℃にて約2mm厚の繊維強化プラスチックを作成、同様に評価した。
実施例2の不織布B(繊維層B)を衝撃面として使用した以外は実施例2と同様の評価を実施した。
実施例6の不織布B(繊維層B)を衝撃面として使用した以外は実施例6と同様の評価を実施した。
Claims (11)
- 炭素繊維、耐熱有機繊維、および熱可塑性繊維からなり、炭素繊維と熱可塑性繊維とからなる繊維層Aと、耐熱性繊維と熱可塑性繊維とからなる繊維層Bとをそれぞれ1層以上積層してなり、かつ、以下の(1)および(2)を同時に満たすことを特徴とする繊維強化プラスチック成形用基材。
(1)炭素繊維の重量:耐熱有機繊維の重量=15:1〜0.5:1
(2)炭素繊維と耐熱有機繊維との総重量:熱可塑性繊維の総重量=5:95〜70:30 - 繊維層Aにおいて炭素繊維と熱可塑性繊維とが、繊維層Bにおいて耐熱繊維と熱可塑性繊維とがそれぞれ一部で交絡している請求項1に記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 耐熱有機繊維が、融点、軟化点又は熱分解開始温度が250℃以上の有機繊維である請求項1または2に記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 炭素繊維および耐熱有機繊維の繊維長が20〜150mmである請求項1〜3のいずれかに請求項1または2に記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 耐熱有機繊維がアラミド繊維である請求項1〜4のいずれかに記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 熱可塑性繊維を構成する熱可塑性樹脂のISO 1133に準拠して300℃、荷重1.2kgにて測定したメルトボリュームフローレイトが16〜60cm3/10分である請求項1〜5のいずれかに記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 熱可塑性繊維が、ポリプロプピレン樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂から選ばれる少なくとも一種からなる請求項1〜6のいずれかに記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 繊維層Aと繊維層Bとが、熱可塑繊維の一部が溶融することによって層間で接着している請求項1〜7のいずれかに記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 繊維層Aを、繊維強化プラスチックとした際、圧力または衝撃を受ける面に配してなる請求項1〜8のいずれかに記載の繊維強化プラスチック成形用基材。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の繊維強化プラスチック成形用基材を、繊維層Aまたは繊維層Bの熱可塑性繊維の融点または軟化点以上の温度で加熱処理または加熱加圧処理してなる耐衝撃性繊維強化プラスチックの製造方法。
- 繊維層Aが加熱処理または加熱加圧処理されてなる樹脂層が、繊維強化プラスチックの衝撃を受ける面に配されてなる請求項10の耐衝撃性繊維強化プラスチックの製造方法。
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