JP6046417B2 - 基板処理装置、および基板処理方法 - Google Patents
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Description
第2の態様に係る基板処理装置は、第1の態様に係る基板処理装置であって、前記加熱された気体は、過熱水蒸気である。
<1.基板処理装置の構成>
図1は実施形態に係る基板処理装置100の概略構成の一例を模式的に示す図である。この基板処理装置100は、温度によって化学活性度が変化する処理液を用いて基板の化学処理を行う。具体的には、基板処理装置100は、化学処理用の処理液としてエッチング液を用いて半導体ウエハ等の基板Wの表面(「上面」とも称する)S1のうち基板の周縁部(「表面周縁部」とも称する)S3のエッチング処理を行って、表面周縁部S3に形成されている薄膜(不要物)の除去を行う。表面周縁部S3は、基板Wの表面S1のうち基板Wの周端縁から、例えば、幅1.0〜3.0mmの環状の領域である。また、基板処理装置100は、エッチング処理によって、基板Wの裏面(「下面」とも称する)S2に形成されている薄膜の除去も行う。基板Wの表面形状は略円形であり、基板Wの表面S1とはデバイスパターンが形成されるデバイス形成面を意味している。
図10は、実施形態に係る基板処理装置100による基板処理の流れの一例を示すフローチャートである。処理の開始前には、各開閉バルブは、いずれも閉じられており、スピンチャック111は静止している。また、ガス噴射ヘッド200は、所定の離間位置に退避されており、ノズルユニット120は、基板Wの搬入経路上以外の待機位置に位置決めされている。まず、図示省略の基板搬送ロボットにより1枚の基板Wが、スピンチャック111が設置された図示省略の処理室(チャンバー)内に搬入されてスピンチャック111に載置され、チャックピン117により保持される(ステップS110)。
111 スピンチャック(基板保持部)
120 ノズルユニット
121 水蒸気噴射部(加熱部)
122 処理液吐出部(周縁処理部)
125 水蒸気噴射ノズル
126 処理液供給ノズル
127 リンス液供給ノズル
141 下ノズル(下面処理部)
145 上面(対向面)
154 チャック回転機構(回転部)
155 ノズル回転機構
200 ガス噴射ヘッド(気体噴射部)
51 水蒸気
52 処理液
53 リンス液
G1、G2 窒素ガス
S1 表面(上面)
S2 裏面(下面)
S3 表面周縁部
W 基板
Claims (6)
- 温度によって化学活性度が変化する処理液を用いて基板の化学処理を行う基板処理装置であって、
基板を略水平姿勢にて保持する基板保持部と、
前記基板保持部に保持された前記基板を略水平面内にて回転させる回転部と、
前記基板の周縁部に加熱された気体を噴射して当該周縁部を加熱する加熱部と、
前記加熱部によって加熱された前記周縁部に上方から処理液を供給して前記周縁部の化学処理を行う周縁処理部と、
前記基板の上面のうち前記基板の前記周縁部の回転軌跡で囲まれた範囲内に規定された所定の噴射目標領域に向けて前記基板の上方から気体を噴射することにより、前記噴射目標領域から前記基板の前記周縁部に向かって流れる気体流を基板上に生成させる気体噴射部と、
を備え、
前記加熱部は、前記処理液が前記周縁部の回転軌跡に当たる第1供給位置よりも前記基板の内側の第2供給位置において前記基板の回転軌跡に当たるように前記加熱された気体を噴射し、
前記加熱部は、前記加熱された気体を前記基板の内側から外側に向かう斜め下向き方向の噴射経路に沿って前記基板の上面に噴射する基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記加熱された気体は、過熱水蒸気である基板処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の基板処理装置であって、
前記基板の下面に処理液を供給して当該下面の化学処理を行う下面処理部、
をさらに備え、
前記下面処理部は、
前記回転部によって回転される前記基板の下面の略全域に対向する対向面と、前記対向面に形成された処理液吐出口とを備え、前記処理液吐出口から処理液を吐出して、当該処理液によって前記基板の下面と前記対向面との間の空間を液密状態にする基板処理装置。 - 請求項3に記載の基板処理装置であって、
前記対向面は、
前記周縁部に対向する部分よりも前記処理液吐出口部分の方が前記基板の下面との間隔が広くなる漏斗状の形状を有する基板処理装置。 - 温度によって化学活性度が変化する処理液を用いて基板の化学処理を行う基板処理装置であって、
基板を略水平姿勢にて保持する基板保持部と、
前記基板保持部に保持された前記基板を略水平面内にて回転させる回転部と、
前記基板の周縁部に加熱された気体を噴射して当該周縁部を加熱する加熱部と、
前記加熱部によって加熱された前記周縁部に上方から処理液を供給して前記周縁部の化学処理を行う周縁処理部と、
前記基板の上面のうち前記基板の前記周縁部の回転軌跡で囲まれた範囲内に規定された所定の噴射目標領域に向けて前記基板の上方から気体を噴射することにより、前記噴射目標領域から前記基板の前記周縁部に向かって流れる気体流を基板上に生成させる気体噴射部と、
を備え、
前記加熱部は、前記処理液が前記周縁部の回転軌跡に当たる第1供給位置よりも前記基板の内側の第2供給位置において前記基板の回転軌跡に当たるように前記加熱された気体を噴射し、
前記加熱部と前記周縁処理部とは、
前記処理液の前記第1供給位置が、前記加熱された気体の前記第2供給位置よりも前記周縁部の回転軌跡に沿って前記基板の回転方向の後方に位置する位置関係で設けられている基板処理装置。 - 温度によって化学活性度が変化する処理液を用いて基板の化学処理を行う基板処理方法であって、
基板を略水平姿勢に保持して略水平面内にて回転させる回転ステップと、
前記回転ステップと並行して、前記基板の周縁部に加熱された気体を噴射して当該周縁部を加熱する加熱ステップと、
前記加熱ステップにおいて加熱された前記周縁部に上方から処理液を供給して前記周縁部の化学処理を行う周縁処理ステップと、
前記加熱ステップと前記周縁処理ステップとに並行して、前記基板の上面のうち前記基板の前記周縁部の回転軌跡で囲まれた範囲内に規定された所定の噴射目標領域に向けて前記基板の上方から気体を噴射することにより、前記噴射目標領域から前記基板の前記周縁部に向かって流れる気体流を基板上に生成させる気体噴射ステップと、
を備え、
前記加熱ステップは、前記処理液が前記周縁部の回転軌跡に当たる第1供給位置よりも前記基板の内側の第2供給位置において前記基板の回転軌跡に当たるように前記加熱された気体を噴射するステップであり、
前記加熱ステップは、前記加熱された気体を前記基板の内側から外側に向かう斜め下向き方向の噴射経路に沿って前記基板の上面に噴射するステップである基板処理方法。
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