JP5996329B2 - 基板処理装置、および基板処理方法 - Google Patents
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Description
第6の態様に係る基板処理装置は、第1の態様に係る基板処理装置であって、前記複数の加熱部に対応して設けられた複数の気体噴射部と、前記複数の加熱部と前記複数の気体噴射部とのうち互いに対応する加熱部と気体噴射部とを一体的に位置調整可能にそれぞれ保持する複数の保持部と、をさらに備え、前記複数の気体噴射部のそれぞれは、前記基板の上面のうち前記基板の前記周縁部の回転軌跡で囲まれた範囲における前記周縁部側の部分にそれぞれ規定された複数の噴射目標領域のうち対向する噴射目標領域に当たるように前記対向する噴射目標領域の上方から気体を噴射することにより、前記対向する噴射目標領域から前記基板の前記周縁部に向かって流れる気体流を基板上に生成させ、前記互いに対応する加熱部と気体噴射部とについて、前記対向する噴射目標領域が前記目標領域よりも前記基板の中心側に位置する。
第7の態様に係る基板処理装置は、第6の態様に係る基板処理装置であって、前記複数の気体噴射部のそれぞれは、前記基板の内側から外側に向かう斜め下向き方向の噴射経路に沿って前記気体を噴射する。
第8の態様に係る基板処理装置は、第6または第7の態様に係る基板処理装置であって、前記複数の気体噴射部のそれぞれは、基板の周方向に沿って細長い円弧状の開口から前記気体を噴射する。
前記加熱ステップにおいて加熱された前記周縁部に上方から処理液を供給して前記周縁部の化学処理を行う周縁処理ステップとを備え、前記加熱ステップは、前記複数の位置にそれぞれ規定される各目標領域に当たるように、加熱された流体を供給するステップであり、前記加熱された流体は、前記基板の前記周縁部に存在する物質に対して化学反応性を持たない素材の流体であり、前記各目標領域のうち一部は前記周縁部の前記回転軌跡と重なるとともに、他の部分は前記基板の外側にはみ出している。
<1.基板処理装置の構成>
図1は実施形態に係る基板処理装置100の概略構成の一例を模式的に示す図である。この基板処理装置100は、温度が高いほど反応速度が速くなる処理液を用いて基板の化学処理を行う。具体的には、基板処理装置100は、化学処理用の処理液としてエッチング液を用いて半導体ウエハ等の基板Wの表面(「上面」とも称する)S1のうち基板の周縁部(「表面周縁部」とも称する)S3のエッチング処理を行って、表面周縁部S3に形成されている薄膜(不要物)の除去を行う。表面周縁部S3は、基板Wの表面S1のうち基板Wの周端縁から、例えば、幅0.5〜3.0mmの環状の領域である。なお、表面S1と反対側の裏面S2は、「下面」とも称される。基板Wの表面形状は略円形であり、基板Wの表面S1とはデバイスパターンが形成されるデバイス形成面を意味している。
図13は、実施形態に係る基板処理装置100による基板処理の流れの一例を示すフローチャートである。処理の開始前には、各開閉バルブは、いずれも閉じられており、スピンチャック111は静止している。また、ノズルユニット120、160は、基板Wの搬入経路上以外の待機位置に位置決めされている。まず、図示省略の基板搬送ロボットにより1枚の基板Wが、スピンチャック111が設置された図示省略の処理室(チャンバー)内に搬入されてスピンチャック111に載置され、チャックピン117により保持される(ステップS110)。
111 スピンチャック(基板保持部)
120,160 ノズルユニット
121,161 加熱部
122 処理液吐出部(周縁処理部)
125,165 水蒸気噴射ノズル
126 処理液供給ノズル
127 リンス液供給ノズル
154 チャック回転機構(回転部)
155,156 ノズル回転機構
51 水蒸気
52 処理液
53 リンス液
G1 窒素ガス
S1 表面(上面)
S2 裏面(下面)
S3 表面周縁部
W 基板
Claims (9)
- 温度が高いほど反応速度が速くなる処理液を用いて基板の化学処理を行う基板処理装置であって、
基板を略水平姿勢にて保持する基板保持部と、
前記基板保持部に保持された前記基板を略水平面内にて回転させる回転部と、
前記基板の周縁部の回転軌跡における異なる複数の位置にそれぞれ対向するように配置されて、前記複数の位置において前記周縁部をそれぞれ加熱する複数の加熱部と、
前記複数の加熱部によって加熱された前記周縁部に上方から処理液を供給して前記周縁部の化学処理を行う周縁処理部と、
を備え、
前記複数の加熱部のそれぞれは、
前記複数の位置のうち対向する位置に規定される目標領域に当たるように、加熱された流体を供給し、
前記加熱された流体は、前記基板の前記周縁部に存在する物質に対して化学反応性を持たない素材の流体であり、
前記目標領域のうち一部は前記周縁部の前記回転軌跡と重なるとともに、他の部分は前記基板の外側にはみ出している基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記複数の加熱部のそれぞれは、
前記加熱された流体としての加熱用の水蒸気を前記目標領域に噴射して前記周縁部を加熱する基板処理装置。 - 請求項2に記載の基板処理装置であって、
前記水蒸気が、過熱水蒸気である基板処理装置。 - 請求項2または請求項3に記載の基板処理装置であって、
前記複数の加熱部は、
前記基板の内側から外側に向かう斜め下向き方向の噴射経路に沿って前記水蒸気を前記周縁部にそれぞれ噴射する基板処理装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1つの請求項に記載の基板処理装置であって、
前記基板の上面のうち前記基板の前記周縁部の回転軌跡で囲まれた範囲内に規定された所定の噴射目標領域に向けて前記基板の上方から気体を噴射することにより、前記噴射目標領域から前記基板の前記周縁部に向かって流れる気体流を基板上に生成させる気体噴射部、
をさらに備える基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置であって、
前記複数の加熱部に対応して設けられた複数の気体噴射部と、
前記複数の加熱部と前記複数の気体噴射部とのうち互いに対応する加熱部と気体噴射部とを一体的に位置調整可能にそれぞれ保持する複数の保持部と、
をさらに備え、
前記複数の気体噴射部のそれぞれは、
前記基板の上面のうち前記基板の前記周縁部の回転軌跡で囲まれた範囲における前記周縁部側の部分にそれぞれ規定された複数の噴射目標領域のうち対向する噴射目標領域に当たるように前記対向する噴射目標領域の上方から気体を噴射することにより、前記対向する噴射目標領域から前記基板の前記周縁部に向かって流れる気体流を基板上に生成させ、
前記互いに対応する加熱部と気体噴射部とについて、前記対向する噴射目標領域が前記目標領域よりも前記基板の中心側に位置する基板処理装置。 - 請求項6に記載の基板処理装置であって、
前記複数の気体噴射部のそれぞれは、
前記基板の内側から外側に向かう斜め下向き方向の噴射経路に沿って前記気体を噴射する基板処理装置。 - 請求項6または請求項7に記載の基板処理装置であって、
前記複数の気体噴射部のそれぞれは、
基板の周方向に沿って細長い円弧状の開口から前記気体を噴射する基板処理装置。 - 温度が高いほど反応速度が速くなる処理液を用いて基板の化学処理を行う基板処理方法であって、
基板を略水平姿勢にて保持して略水平面内にて回転させる回転ステップと、
前記回転ステップと並行して、前記基板の周縁部の回転軌跡における異なる複数の位置において前記周縁部をそれぞれ加熱する加熱ステップと、
前記加熱ステップにおいて加熱された前記周縁部に上方から処理液を供給して前記周縁部の化学処理を行う周縁処理ステップと、
を備え、
前記加熱ステップは、前記複数の位置にそれぞれ規定される各目標領域に当たるように、加熱された流体を供給するステップであり、
前記加熱された流体は、前記基板の前記周縁部に存在する物質に対して化学反応性を持たない素材の流体であり、
前記各目標領域のうち一部は前記周縁部の前記回転軌跡と重なるとともに、他の部分は前記基板の外側にはみ出している基板処理方法。
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