JP6043766B2 - 車体側部構造 - Google Patents
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Description
また、仮に、シートとキックアップ部との間にバッグや手荷物等の異物が介在された状態で、シートを前後スライドやリクライニングさせた場合、異物がプリテンショナセンサに接触して誤作動が生じる可能性がある。
また、ガセットが、プリテンショナセンサの前面側にラップする延長部を備えることで、仮に、シートとプリテンショナセンサとの間に異物が介在された状態で、シートの前後スライドやリクライニング等が行われた場合でも、ガセットの端部の延長部でプリテンショナセンサを保護することができるため、誤作動を防止することが可能となる。
また、側突荷重をビードに向けて集中させることで、リトラクタ取付部に伝達される荷重を低減することができるので、リトラクタに入力される荷重を低減することが可能となる。
また、上記同様、強度の高いビードの稜線部で荷重を伝達することができるので、衝突性能をさらに向上させることが可能となる。
さらに、側突荷重をビードに向けて集中させることで、脆弱部に伝達される荷重を低減することができるので、部品に入力される荷重を極力低減することが可能となる。
また、ガセットが、プリテンショナセンサの前面側にラップする延長部を備えることで、仮に、シートとプリテンショナセンサとの間に異物が介在された状態で、シートの前後スライドやリクライニング等が行われた場合でも、ガセットの端部の延長部でプリテンショナセンサを保護することができるため、誤作動を防止することが可能となる。
また、図示例においては、さらに、バルクロア32の下端32aに、フロア11側に配置されるバルクアンダ33が取り付けられている。
また、第2片部62には、締結部材、即ち、図2等に示すボルト45が貫通可能な貫通孔64が形成され、この貫通孔64と同軸上に配置されるとともにリトラクタ5側に向く面に溶接された被締結部6Aが備えられる。この被締結部6Aは円筒状に形成され、内部に図示略のねじ部が形成されたナット状部材であり、従来公知の溶接法を用いて、第2片部62の一面側に接合することができる。
また、側突荷重をビード4Cに向けて集中させることで、脆弱部4B及びリトラクタ取付部43側に向かって伝達される荷重を低減することができる。これにより、リトラクタ5をなす各部品に入力される荷重をより低減することが可能となり、誤動作や呼称が生じるのを防止することが可能となる。
また、図14は、図11中に示したセンターバルク3及び周辺構造のB−B断面図であり、図15は、図11中に示したセンターバルク3及び周辺構造のC−C断面図である。
また、クロスメンバー7は、上壁71の前端から上方に延びる上フランジ部71Aと、下壁72の前端から下方に延びる下フランジ部72Aとを有する断面ハット状に形成されている。
また、パッチ9は、センターバルク3と、クロスメンバー7の上フランジ部71A及び下フランジ部72Aとの間に狭持されるパッチフランジ部92を備える。
1A…車体
10…車体側部構造
11…フロア
15…第1スポット溶接部
16…第2スポット溶接部
2…ピラー(一対のピラー)
3…センターバルク
3A…凹部
31…バルクアッパ
32…バルクロア
4…ガセット
4A…延長部
4B…脆弱部(貫通孔)
4C…ビード
4a…上縁部(脆弱部、貫通孔)
41…第1結合部
42…第2結合部
43…リトラクタ取付部(部品取付部)
5…リトラクタ(車体部品)
51…リトラクタ本体
52…プリテンショナセンサ
6…リトラクタ取付ブラケット
6A…被締結部
61…第1片部
62…第2片部
63…屈曲部
7…クロスメンバー
71…上壁
72…下壁
73…後壁
71A…上フランジ部
71B…下フランジ部
8…Dリングブラケット
9…パッチ
91…脚部
92…パッチフランジ部
S…シートベルト
E…挿通口
K…仮想直線
Claims (13)
- 車体の側部において上下方向に延設される左右一対のピラーと、
車両のシート後方に配置され、前記一対のピラーの間で車幅方向に延設されるセンターバルクと、
前記センターバルクに設けられるとともに、内部にシートベルト用のリトラクタが配設される凹部と、
前記凹部の上方又は下方に配置され、前記ピラーと前記センターバルクに結合されるガセットと、を備えた車体側部構造であって、
前記リトラクタは、プリテンショナセンサを備え、
前記ガセットは、前記凹部側に向けて延設されて前記プリテンショナセンサの前面側にラップする延長部を備えることを特徴とする車体側部構造。 - 前記ガセットは、前記延長部に、前記リトラクタが取り付けられるリトラクタ取付部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体側部構造。
- 前記リトラクタ取付部は、車幅方向に延設されるスリット状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車体側部構造。
- さらに、前記リトラクタを、前記ガセットに形成された前記リトラクタ取付部に取り付けるためのリトラクタ取付ブラケットを備え、
前記リトラクタ取付ブラケットは、
前記リトラクタに取り付けられる第1片部と、
前記第1片部から前記ガセット側に屈曲して延設される屈曲部と、
前記屈曲部の先端から前記第1片部と略並行に延設される第2片部と、から形成されるとともに、
前記第2片部は、
前記リトラクタ取付部との締結部材が貫通可能な貫通孔と、
前記貫通孔と同軸上に配置され、前記リトラクタ側に向く面に溶接された被締結部とを備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車体側部構造。 - 前記ガセットは、前記センターバルクに対して所定距離で前方側に離間することで前記センターバルクとの間に隙間を形成し、
前記隙間により、前記リトラクタから引き出されたシートベルトが挿通可能な挿通口を形成することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車体側部構造。 - さらに、前記センターバルクの後面に接合され、車幅方向に延設される閉断面を構成するクロスメンバーと、
前記ガセットよりも上方に配置されるとともに、前記ピラーと前記センターバルクに結合されるDリングブラケットとを備え、
前記Dリングブラケットの前記センターバルクに対する締結部において、前記クロスメンバーが共締めされることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車体側部構造。 - 前記ガセットは、
前記ピラーに結合される第1結合部と、
前記センターバルクに結合される第2結合部と、
前記第1結合部と前記第2結合部との間で車幅方向に延設されるビードと、を備えることを特徴とする請求項6に記載の車体側部構造。 - 前記ガセットは、前記ビードと前記リトラクタ取付部との間に配置される脆弱部を備えることを特徴とする請求項7に記載の車体側部構造。
- 前記脆弱部は、前記ガセットに形成された貫通孔からなるとともに、該貫通孔の上縁部が、前記第1結合部と前記第2結合部とを結ぶ仮想直線に沿うように配置されていることを特徴とする請求項8に記載の車体側部構造。
- さらに、前記センターバルクと前記クロスメンバーとの間に介在されるパッチを備え、
前記ガセットの前記第2結合部が、前記センターバルクに対して前記パッチと共に結合されることを特徴とする請求項6〜請求項9の何れか一項に記載の車体側部構造。 - 前記クロスメンバーは、互いに対向する一対の上壁及び下壁と、前記上壁及び下壁の後端同士を結ぶ後壁とによって形成されるコ字状断面部を含み、
前記パッチは、前記クロスメンバーの前記下壁に結合される脚部を備えることを特徴とする請求項10に記載の車体側部構造。 - 前記クロスメンバーは、前記上壁の前端から上方に延びる上フランジ部と、前記下壁の前端から下方に延びる下フランジ部とを有する断面ハット状に形成され、
前記パッチは、前記センターバルクと、前記クロスメンバーの前記上フランジ部及び前記下フランジ部との間に狭持されるパッチフランジ部を備え、
前記センターバルクと、前記上フランジ部及び前記下フランジ部と、前記パッチフランジ部との少なくとも3枚をスポット溶接した第1スポット溶接部を備えることを特徴とする請求項11に記載の車体側部構造。 - 前記センターバルクは、該センターバルクの上部を構成するバルクアッパと、該バルクアッパの下端に接合されて前記センターバルクの下部を構成するバルクロアと、を備え、
前記パッチフランジ部の車幅方向左右において、前記バルクアッパと、前記バルクロアと、前記クロスメンバーの前記下フランジ部との少なくとも3枚をスポット溶接した第2スポット溶接部を備えることを特徴とする請求項12に記載の車体側部構造。
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JP2014189154A JP6043766B2 (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 車体側部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|
JP2016060340A JP2016060340A (ja) | 2016-04-25 |
JP6043766B2 true JP6043766B2 (ja) | 2016-12-14 |
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ID=55796854
Family Applications (1)
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JP2014189154A Active JP6043766B2 (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 車体側部構造 |
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Family Cites Families (2)
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JP2012076722A (ja) * | 2010-10-06 | 2012-04-19 | Mitsubishi Motors Corp | シートベルトリトラクタ取付構造 |
-
2014
- 2014-09-17 JP JP2014189154A patent/JP6043766B2/ja active Active
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