JP6043182B2 - 操作卓 - Google Patents

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Description

本発明は、吊物を吊り下げるワイヤの繰り出しおよび巻上げをするウインチを操作する操作卓に関する。
舞台やスタジオ等で使用される照明や幕、袖幕などといった吊物を吊り下げるワイヤの繰り出しおよび巻上げをするウインチを操作するには、一般的に操作卓を用いて行う。吊物は、一つのウインチで昇降させる場合もあるが、バトンと称される長い棒やトラス上の長尺な枠体を介してウインチに取り付けられることが多い。たとえば、バトンを用いる場合、バトンを平行に昇降させるため、バトンの数箇所をワイヤで吊るようにしており、バトンを吊るしているワイヤをウインチで巻取り或いは繰り出すことでバトンを昇降させる。
舞台やスタジオには、このようなバトンが多数天井から吊り下げられており、ウインチもバトンの数に応じた数だけ設置されている。また、ウインチは、モータで駆動されるようになっており、モータを駆動するためのコントローラを備えている。
そして、操作卓は、少なくともバトン数に対応する操作部を備えていて、操作部が対応するバトンを吊るしている各ウインチに一対一の関係を持って関連付けられており、操作部の操作により制御装置を介して操作部に対応するウインチのコントローラに昇降に関する指令が送られ、当該ウインチを操作してバトンを昇降させることができるようになっている。
上述のような操作卓であると、操作卓の設置箇所でバトンを操作しなければならず、また、演出にもよるが上演中には操作する必要のないバトンもある。そこで、近年、最低限の必要となる数の操作部、つまり、一度に操作できるバトンの数に対応できる程度の操作部を備えた操作卓が開発されるに到っている。
特開2012−86915号公報
この操作卓は、操作卓に備え付けられた操作部を操作したいバトンを吊るすウインチに割り当てることにより、操作部におけるボタンやレバーの操作によってウインチを駆動して操作したバトンを昇降させることができるようになっている。
したがって、このような操作卓では、少ない数の操作部でバトンを昇降させることができるので、移動させることができ、希望する場所でバトンの昇降操作を行うことができる利点がある。
しかしながら、上記操作卓にあっては、予め、決められた数の操作部しか備えておらず、ユーザー毎に操作卓に必要な操作部数が異なる場合が多く、ユーザーの要望に応えるには、操作卓をオーダーメイドで製造するしかなく、一から操作卓を設計し製造することになるため、操作卓のコストが高く、容易に製造することができなかった。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、ユーザーの要望に沿った操作を可能とするとともに、容易かつ低コストで製造することができる操作卓を提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、複数の操作部を備え、吊物を吊り下げるワイヤを繰り出しおよび巻取り可能な複数のウインチのうち選択したウインチに上記操作部を割り当てて、上記操作部の操作によって選択した上記ウインチの操作を行う操作卓において、電源スイッチモジュールと、上記操作部を有する操作モジュールと、上記ウインチの操作に関連する操作が可能な選択モジュールとを備え、上記電源スイッチモジュールの側方に上記操作モジュールと上記選択モジュールとを連結することでこれらが一体化されており、上記選択モジュールは、少なくとも一つ以上の上記操作部を備える増設操作モジュールであることを特徴とする。
本発明の操作卓は、電源スイッチモジュールと操作モジュールを最小単位として構成することができ、電源スイッチモジュールと操作モジュールとが連結することで一体化されて操作卓を形成するようになっているので、電源スイッチモジュールと操作モジュールの配置を左右入れ替えすることができる。また、要望があれば任意の選択モジュールを電源スイッチモジュールと操作モジュールとの間に配置することもできる。
よって、本発明によれば、ユーザーの要望に沿った操作を可能とする操作卓を低コスト且つ容易に製造することができる。
一実施の形態における操作卓とウインチとコントローラの概略図である。 一実施の形態における操作卓本体の平面図である。 一実施の形態における操作卓の電源スイッチモジュールの側面図である。 一実施の形態における操作卓の操作スイッチモジュールの側面図である。 一実施の形態における操作卓の増設操作スイッチモジュールの側面図である。 一実施の形態における操作卓のレバーモジュールの側面図である。 一実施の形態における操作卓の速度調節モジュールの側面図である。 一実施の形態における操作卓のキューモジュールの側面図である。
以下、本発明の操作卓について説明する。一実施の形態における操作卓1は、図1に示すように、電源スイッチモジュール2と、複数の、具体的には5つの操作部3を備えた操作モジュール3と、選択モジュールとしての増設操作モジュール4と、レバーモジュール5と、速度調節モジュール6と、キューモジュール7と、ディスプレイ8とを備えて構成されている。そして、これら各モジュール2,3,4,5,6,7を連結することで一体化して操作卓本体Sを形成し、この操作卓本体Sにディスプレイ8に接続することで操作卓1が構成されている。
この操作卓1は、具体的には、バトンBを吊り下げるワイヤWを繰り出しおよび巻取り可能な複数のウインチ21,22,23,24を制御するコントローラ31と通信可能であって、選択したウインチ21,22,23,24に任意の操作部3bを割り当てて、操作部3bの操作によって選択したウインチ21,22,23,24の操作を行うことができるようになっている。
以下、各部について詳細に説明する。この場合、舞台やスタジオで必要となる照明や幕等といった図示しない吊物は、バトンBを介してワイヤWに吊り下げられている。バトンBは、この場合、長尺棒状であって、図示しない吊物はバトンBの任意の箇所に吊り下げられる。また、この例では、図1中左方のバトンBの複数箇所にそれぞれワイヤWの一端が取付けられており、これらワイヤWの他端は、ウインチ21に取付けられていて、ウインチ21で各ワイヤWを巻取ることで、バトンBを上昇させることができ、反対に、ウインチ21でワイヤWを繰り出すことで、バトンBを下降させることができるようになっている。また、図1中の他のバトンBも同様に複数のワイヤWで吊り下げられており、対応するウインチ22,23,24でこれらのバトンBを昇降させることができるようになっている。なお、ウインチ21,22,23,24は、バトンBを介さずに直接にワイヤWに吊り下げられる吊物を上下動させるようにしてもよく、また、ウインチ21,22,23,24のうち複数で一つのバトンBを昇降させるようにすることもできる。
ウインチ21,22,23,24は、ワイヤWが巻回されるドラムDと、ドラムDを回転駆動するモータMと、モータMを駆動するドライバMDを備えて構成されている。このウインチ21,22,23,24は、コントローラ31から送られる駆動指令をドライバMDで受け取って、ドライバMDがモータMを駆動することで制御される。
ウインチ21,22,23,24を制御するコントローラ31は、操作卓1から送信される駆動指令を受け取ると、当該駆動指令どおりにモータMを駆動させて、ワイヤWを繰り出しあるいは巻き取り方向へドラムDを回転させる。
コントローラ31は、詳しくは図示しないが、たとえば、操作卓1と通信するための通信手段と、通信手段を介して受け取った駆動指令に基づいてモータMを制御するための制御指令を演算する制御手段とを備え、制御手段で求めた制御指令をドライバMDへ与える。そして、ドライバMDがモータMを制御指令通りにモータMを駆動することで、操作卓1の操作で指示した通りにモータMを駆動することができるようになっている。
他方、操作卓1は、この場合、図1および図2に示すように、操作卓本体Sを構成する電源スイッチモジュール2と、操作モジュール3と、選択モジュールとしての増設操作モジュール4と、レバーモジュール5と、速度調節モジュール6と、キューモジュール7と、操作卓本体Sに接続されるディスプレイ8とを備えている。
電源スイッチモジュール2は、体2aと、体2aに設けた電源スイッチ2bとを備えて構成されている。体2aは、図2および図3に示すように、側面から見て長円形とされていて、電源スイッチ2bは、当該筺体2aの上面に設置されている。電源スイッチモジュール2は、これに連結される操作卓本体Sを構成する各モジュール3,4,5,6,7およびディスプレイ8へ電気的に接続されており、電源スイッチ2bを操作することによって、各モジュール3,4,5,6,7およびディスプレイ8への電力供給をオンオフすることができるようになっている。
この実施の形態にあっては、電源スイッチ2bは、図示しない鍵を差し込むことにより回転操作が可能なスイッチとなっていて、鍵を右に回すと電源がオン、左に回すと電源がオフとなるようになっているが、プッシュボタン型のスイッチとされてもよい。また、IDカード読取装置を電源スイッチモジュール2に設けておき、IDカードに格納されているIDが操作卓1の操作権限が付与されたIDか否かを認識することで電源のオンオフを可能とするようにしてもよく、このようにすれば、操作権限のないユーザーによって操作卓1が操作されてしまうことを防止することが可能である。なお、この実施の形態では、別途、舞台の床の昇降機の操作もできるように昇降機用の電源スイッチ2cも設置されている。さらに、電源スイッチモジュール2の筺体2aの上面には電源スイッチ2b,2cの他に電源オン時に点灯するインジケータ2d,2eと電源オフ時に点灯するインジケータ2f,2gがそれぞれ設けられている。また、筺体2aの側面の両側には、それぞれ、開口部2hと、開口部2hの両側に設けた孔2i,2iが設けられている。
操作モジュール3は、体3aと、体3aに設けた5つの操作部3bとを備えて構成されている。体3aは、図2および図4に示すように、側面から見て長円形とされていて、側面から見た電源スイッチモジュール2の筺体2aと同一形状とされている。
操作部3bは、当該筺体3aの上面に設置されており、それぞれ、ウインチ21,22,23,24のうち割り当てられたウインチにおけるワイヤWの巻き取りを指示する巻取ボタン3cと、ワイヤWの繰り出しを指示する繰り出しボタン3dと、当該ウインチを停止させる停止ボタン3eと、ウインチの繰り出し速度或いは巻き取り速度を選択する速度選択ボタン3f,3g,3h,3i,3jとを備えて構成されている。なお、筺体3a内には、図示はしないが、操作部3bの操作によってコントローラ31へ与える駆動指令を生成する制御部と、制御部から出力される駆動指令を上記コントローラ31の制御手段へ送信する送信部とを備えているが、この制御部と送信部は電源スイッチモジュール2に設けることも可能である。また、筺体3aの側面の両側には、それぞれ開口部3kと、開口部3kの両側に設けた孔3m,3mが設けられている。
選択モジュールとしての増設操作モジュール4は、体4aと、体4aに設けた2つの操作部4bとを備えて構成されている。体4aは、図2および図5に示すように、側面から見て長円形とされていて、側面から見た電源スイッチモジュール2の筺体2aと同一形状とされている。
操作部4bは、操作モジュール3の操作部3bと同様に、当該筺体4aの上面に設置されており、それぞれ、ウインチ21,22,23,24のうち割り当てられたウインチにおけるワイヤWの巻き取りを指示する巻取ボタン4cと、ワイヤWの繰り出しを指示する繰り出しボタン4dと、当該ウインチを停止させる停止ボタン4eと、ウインチの繰り出し速度或いは巻き取り速度を選択する速度選択ボタン4f,4g,4h,4i,4jとを備えて構成されている。なお、筺体4a内には、図示はしないが、操作部4bの操作によってウインチ21,22,23,24のコントローラ31へ与える駆動指令を生成する制御部と、制御部から出力される駆動指令を上記コントローラ31の制御手段へ送信する送信部とを備えているが、この制御部と送信部は電源スイッチモジュール2内、或いは操作モジュール3内に設けることも可能である。また、筺体4aの側面の両側には、それぞれ開口部4kと、開口部4kの両側に設けた孔4m,4mが設けられている。
選択モジュールとしてのレバーモジュール5は、体5aと、体5aに設けたレバー5bとを備えて構成されている。体5aは、図2および図6に示すように、側面から見て長円形とされていて、側面から見た電源スイッチモジュール2の筺体2aと同一形状とされている。
レバー5bは、筺体5aの上面に設置されており、筺体5aの前後方向に倒すことができるようになっている。なお、筺体5a内には、図示はしないが、レバー5bの操作によってウインチ21,22,23,24のコントローラ31へ与える駆動指令を生成する制御部と、制御部から出力される駆動指令を上記コントローラ31の制御手段へ送信する送信部とを備えているが、この制御部と送信部は電源スイッチモジュール2内、或いは操作モジュール3内に設けることも可能である。
そして、たとえば、当該レバー5bを前側に倒すと選択されたウインチのワイヤWを繰り出す駆動指令をコントローラ31に発信し、レバー5bを手前側に倒すと選択されたウインチのワイヤWを巻き取る駆動指令をコントローラ31に発信するようになっている。また、レバー5bの傾斜度に応じてウインチの繰り出し速度と巻取り速度を調節することができるようにしてもよく、その場合には、レバー5bの倒す方向と傾斜角によってウインチの駆動方向と速度の指示を含んだ駆動指令をコントローラ31へ送るようにすればよい。また、筺体5aの側面の両側には、それぞれ開口部5cと、開口部5cの両側に設けた孔5d,5dが設けられている。
選択モジュールとしての速度調節モジュール6は、体6aと、体6aに設けた速度調節つまみ6bとを備えて構成されている。体6aは、図2および図7に示すように、側面から見て長円形とされていて、側面から見た電源スイッチモジュール2の筺体2aと同一形状とされている。
速度調節つまみ6bは、回転ボリューム型のスイッチであって、当該筺体6aの上面に設置されており、回転操作することでウインチ21,22,23,24のうち割り当てられたウインチにおけるワイヤWの繰り出し速度と巻取り速度を調節することができるようになっている。なお、この場合、ウインチの繰り出し、巻取り速度を表示する表示部6cが設けられている。なお、筺体6a内には、図示はしないが、速度調節つまみ6bの操作によってウインチ21,22,23,24のコントローラ31へ与える駆動指令を生成する制御部と、制御部から出力される駆動指令を上記コントローラ31の制御手段へ送信する送信部とを備えているが、この制御部と送信部は電源スイッチモジュール2内、或いは操作モジュール3内に設けることも可能である。また、筺体6aの側面の両側には、それぞれ開口部6dと、開口部6dの両側に設けた孔6e,6eが設けられている。
選択モジュールとしてのキューモジュール7は、図2および図8に示すように、体7aと、体7aに設けたウインチ21,22,23,24のうち選択されたウインチを予め決められた一連動作を実行させるキューボタン7bと、当該一連動作を停止させる停止ボタン7cと、当該ウインチの動作の速度を調節する速度調節つまみ7dと、一連動作を一時停止させる一時停止ボタン7eと、一時停止状態から一連動作を再開するフォワードボタン7fと、一連動作を逆再生させるレヴューボタン7gと、一連動作の再生と逆再生の速度を選択する速度選択ボタン7h,7i,7jとを備えて構成されている。体7aは、図2および図8に示すように、側面から見て長円形とされていて、側面から見た電源スイッチモジュール2の筺体2aと同一形状とされている。なお、筺体7a内には、図示はしないが、各ボタン7b,7c,7e,7f,7h,7g,7i,7jおよび速度調節つまみ7dの操作によってウインチ21,22,23,24のコントローラ31へ与える駆動指令を生成する制御部と、制御部から出力される駆動指令を上記コントローラ31の制御手段へ送信する送信部とを備えているが、この制御部と送信部は電源スイッチモジュール2内、或いは操作モジュール3内に設けることも可能である。また、筺体7aの側面の両側には、それぞれ開口部7kと、開口部7kの両側に設けた孔7m,7mが設けられている。
このように構成された、電源スイッチモジュール2、操作モジュール3、選択モジュールとしての増設操作モジュール4、レバーモジュール5、速度調節モジュール6およびキューモジュール7は、側方に並べて配置されるとともに、これらが連結されて操作卓本体Sを形成する。
これら各モジュール2,3,4,5,6,7の一体化に際しては、たとえば、各筺体2a,3a,4a,5a,6a,7aに設けた孔2i,3m,4m,5d,6e,7mを利用して隣り合うモジュール同士を図示しないボルトとナットで連結すればよい。また、この実施の形態の場合、図2に示すように、各モジュール2,3,4,5,6,7間にスペーサ9を挟んでいるが、スペーサ9を設けるか否かは任意に選択することができる。なお、このスペーサ9についても、側面から見て長円形とされていて、側面から見た電源スイッチモジュール2の筺体2aと同一形状とされている。したがって、一体化された操作卓本体Sは、各モジュール2,3,4,5,6,7をそれぞれ連結して形成されても外観上凹凸が殆ど生じないので、美観を損ねることが無く、また、机などに置いた際に座り良く、ぐらつくことが無く操作性が良くなる。各モジュール2,3,4,5,6,7のうち、操作卓本体Sの両側に配置されるモジュールの終端、つまり、この場合、図2に示すように、電源スイッチモジュール2の右端とレバーモジュール5の左端は、当該電源スイッチモジュール2とレバーモジュール5と同一形状の蓋10,10によって閉塞される。
また、電源スイッチモジュール2は、操作モジュール3、増設操作モジュール4、レバーモジュール5、速度調節モジュール6およびキューモジュール7と、操作卓本体S内で図示しない配線によって電気的に接続されており、これらモジュール3,4,5,6,7へ電力供給できるようになっている。また、操作卓本体S内に各モジュール3,4,5,6,7に一つずつ制御部と送信部と設けるのではなく、操作卓本体S内に一つのみ制御部と送信部とを設けて、各モジュール3,4,5,6,7のボタンやスイッチを上記制御部に接続するようにしてもよい。
ディスプレイ8は、この場合、タッチパネル式のディスプレイとされていて、操作卓本体S内の制御部に接続されている。そして、このディスプレイ8の画面に操作卓本体Sと通信可能なコントローラ31の制御下にあるウインチ21,22,23,24と操作卓本体Sの7つの操作部3b,4bのアイコンを表示するようにして、ユーザーの当該アイコン表示箇所の押圧で、ウインチ21,22,23,24の選択と選択されたウインチの各操作部3b,4bへの割付ができるようになっている。ディスプレイ8への表示やウインチ21,22,23,24の操作部3b,4bへの割り付けの実現は、たとえば、上記操作本体S内に設けた制御部か、或いは、別途設けられる処理装置が所定のプログラムを実行することで行えばよい。
そして、たとえば、ウインチ21を操作モジュール3の一つの操作部3bに割り付けると、割り付けられた操作部3bをユーザーが操作すると、駆動指令がコントローラ31へ送信され、選択されたウインチ21のモータMが駆動してバトンBが上昇あるいは下降する。また、ウインチ21,22,23,24から任意に選択したものを任意の一つの操作部3b,4bへ割り付けも可能であり、ウインチ21,22,23,24以外に多数のウインチを設ける場合にあっても、ウインチ数よりも少ない操作部3b,4bで操作することができる。つまり、複数のウインチを一つの操作部に割り付けることができる。また、ウインチ21,22,23,24をレバーモジュール5に割り付けると、レバー5bの操作によってウインチ21,22,23,24を駆動することができ、ウインチ21,22,23,24を速度調節モジュール6に割り付けると、速度調節つまみ6bでウインチ21,22,23,24の繰り出し或いは巻取り速度を調節できる。
本発明の操作卓1は、電源スイッチモジュール2と操作モジュール3を最小単位として構成することができ、電源スイッチモジュール2と操作モジュール3とが連結することで一体化されて操作卓1を形成するようになっているので、電源スイッチモジュール2と操作モジュール3の配置を左右入れ替えすることができ、また、要望があれば任意の選択モジュール4,5,6,7を電源スイッチモジュール2と操作モジュール3との間に配置することもでき、ユーザーの要望に沿った操作を可能とする操作卓1を低コスト且つ容易に製造することができる。
つまり、ユーザーの要望する操作が、電源スイッチモジュール2と操作モジュール3の組み合わせで足りるのであれば、電源スイッチモジュール2と操作モジュール3とで操作卓1を構成すればよいし、操作部が不足する場合には、これに増設操作モジュール4を追加してユーザーの要望を満足させることができる。
また、選択モジュール4,5,6,7は、電源スイッチモジュール2および操作モジュール3から独立しているので、任意に選択した選択モジュールを要望する数だけ操作卓1に設置することができ、操作卓1への配置も自由であり、電源スイッチモジュール2に操作モジュール4と必要であれば選択モジュール5,6,7を連結していくだけよいので、ユーザーの要望に沿った操作卓1を容易かつ低コストで製造することができる。
さらに、電源スイッチモジュール2は、他のモジュール3,4,5,6,7とは独立しているので、各モジュール3,4,5,6,7をどのような配置で組み上げても、ウインチの操作中には邪魔になる電源スイッチモジュール2を操作卓本体Sの右端或いは左端へ配置することができる。
また、レバーモジュール5が他のモジュール2,3,4,6,7から独立しているので、たとえば、レバーモジュール5を二つ設置する場合には、操作卓本体Sに対して左右振り分けて配置することができ、ユーザーは、右手で右側のレバーモジュール5のレバー5bを、左手で左側のレバーモジュール5のレバー5をそれぞれ操作することが可能となって、操作性が向上する。
なお、各モジュール2,3,4,5,6,7におけるスイッチ、ボタン、表示部は、図示した例に限られるものではない。したがって、たとえば、電源スイッチモジュール2にあっては、押しボタン型の電源スイッチであってもよいし、トグルスイッチであってもよいし、IDカード読取装置により電源オンオフがなされるようにしてもよく、操作モジュール3および増設操作モジュール4の操作部3b,4bにあっても、速度選択ボタンの代わりに、ボリューム型のつまみやスライド型のフェーダ等とされてもよい。速度調節モジュール6にあっても、速度調節つまみ6bの代わりにスライド型のフェーダとしてもよい。
また、上記したところでは、操作卓1における操作部3b等の操作によって操作卓1から駆動指令をコントローラ31へ送信して、コントローラ31がドライバMDを介してモータMを駆動制御するようになっているが、コントローラ31の機能を操作卓1に組み込む、たとえば、操作卓本体Sに設けられる制御部に統合して操作卓本体Sをコントローラ31として機能させて各ウインチ21,22,23,24のモータMを駆動制御するようにしてもよいし、また、操作卓本体Sから発せられる駆動指令がディスプレイ8の制御部に入力されるようにしておき、このディスプレイ8の制御部にコントローラ31の機能を統合するようにしてもよい。さらには、図示はしないが、各ウインチ21,22,23,24のドライバMD毎に対応するモータMを制御するローカルコントローラを設けておき、これらローカルコントローラのそれぞれと操作卓1と通信を可能としておき、操作卓1からこれらローカルコントローラへ駆動指令を個別に与えることで各ウインチ21,22,23,24のモータMを制御するようにするようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
本発明は、吊物を吊り下げるワイヤの繰り出しおよび巻上げをするウインチの操作に利用できる。
1 操作卓
2 電源スイッチモジュール
3 操作モジュール
3b,4b 操作部
4 選択モジュールとしての増設操作モジュール
5 選択モジュールとしてのレバーモジュール
5b レバー
6 選択モジュールとしての速度調節モジュール
7 選択モジュールとしてのキューモジュール
21,22,23,24 ウインチ
W ワイヤ

Claims (4)

  1. 複数の操作部を備え、吊物を吊り下げるワイヤを繰り出しおよび巻取り可能な複数のウインチのうち選択したウインチに上記操作部を割り当てて、上記操作部の操作によって選択した上記ウインチの操作を行う操作卓において、
    電源スイッチモジュールと、
    上記操作部を有する操作モジュールと
    上記ウインチの操作に関連する操作が可能な選択モジュールとを備え、
    上記電源スイッチモジュールの側方に上記操作モジュールと上記選択モジュールとを連結することでこれらが一体化されており、
    上記選択モジュールは、少なくとも一つ以上の上記操作部を備える増設操作モジュールである
    ことを特徴とする操作卓。
  2. 二つ以上の上記選択モジュールを備え、
    上記増設操作モジュール以外の上記選択モジュールは、割り当てられた上記ウインチを操作可能なレバーを備えたレバーモジュール、割り当てられた上記ウインチにおけるワイヤの繰り出し速度および巻取り速度を調節可能な速度調節モジュールおよび上記ウインチのうち任意のウインチに予め決められた動作をさせるキューモジュールから選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作卓。
  3. 上記電源スイッチモジュールと上記操作モジュールは、側面から見て外周形状が同一である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の操作卓。
  4. 上記選択モジュールは、側面から見て外周形状が上記電源スイッチモジュールと上記操作モジュールと同一である
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の操作卓。
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