JP6037779B2 - 陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法 - Google Patents

陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法 Download PDF

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本発明は、陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法に関する。更に詳しくは、陽極酸化処理を施す基板を容易に着脱することができる陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法に関する。
電解質溶液、特にフッ化水素酸(以下、「HF」と略す)溶液中で、シリコンウェハ等の半導体基板に陽極酸化処理を施すことで半導体基板に多孔質が形成されることが知られている。
下記特許文献には、図3に示す通り、溶液槽100の内部に負電極101を配設すると共に、溶液槽100の底部を陽極酸化処理するための基板102で閉塞し、該基板102を外側から正電極103で押圧して溶液槽100を密封し電解質溶液104が漏洩しないようにし、次いで、溶液槽100に電解質溶液104を注入し、正電極103と負電極101との間の外部電源105を接続して電圧を印加することで基板102に陽極酸化処理を施すことが提案されている。
しかしながら、上記の従来例では、基板102が溶液槽100の底部に配設されているので、基板の着脱作業が煩雑となり、大量の基板に陽極酸化処理を施すには不適当であった。
特開2007−159439
本発明は上記の不具合点を解決するためになされたものであって、その目的とするとこは、基板を容易に着脱することができ、大量の基板に陽極酸化処理を施すことができる陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る陽極酸化装置は、電解質溶液を貯留する溶液槽と、前記電解質溶液を介し電流を通すための正電極と負電極と、を備え、前記正電極と前記負電極間に配設した基板に陽極酸化処理を施す陽極酸化装置であって、前記溶液槽は底部に前記電解質溶液を注入排出するための通路が開設され、前記溶液槽の両側面は前記各基板で閉塞され、前記各基板は外側から前記各正電極で押圧されていることを特徴とするものである。
前記陽極酸化装置において、前記正電極は、銅板若しくはステンレス板の片側表面がメッシュ状若しくは針状の白金で接合されていることが好ましい。
また、本発明に係る陽極酸化システムは、前記陽極酸化装置と、陽極酸化処理を施した前記基板を洗浄する洗浄装置と、前記溶液槽より排出された電解質溶液を冷却する冷却装置と、前記基板を搬送する搬送装置と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る陽極酸化方法は、電解質溶液を貯留する溶液槽と、前記電解質溶液を介し電流を通すための正電極と負電極と、を備えた陽極酸化装置を用い、前記正電極と前記負電極間に配設した基板に陽極酸化処理を施す陽極酸化方法であって、前記溶液槽の側面を前記基板で閉塞し、前記基板を外側から前記正電極で押圧し、前記溶液槽の底部に開設されている通路から前記電解質溶液を前記溶液槽に注入して前記基板に陽極酸化処理を施すことを特徴とするものである。
上記構成を備えた本発明の陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法は、溶液槽の両側面を各基板で閉塞し、両側面を閉塞した各基板の外側を夫々正電極で押圧することで基板を装着するので、基板の着脱が容易で自動化することが可能となり、大量の基板に陽極酸化処理を容易に施すことができる。
更に、本発明の陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法は、溶液槽の両側面を各基板で閉塞し、両側面の各基板の外側を夫々正電極で押圧することで基板を装着するので、溶液槽内部に配設されている1個の負電極で両側面の正電極と対をなし、少ない電極で両側面の2枚の基板に陽極酸化処理を施すことができる。
更に、本発明の陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法は、溶液槽の両側面を各基板で閉塞するので、基板の内側の面は電解質溶液に接触し陽極酸化処理が施されるが、基板の外側の面は電解質溶液に接触しないので、基板の片面のみ陽極酸化処理を施すことができる。
更に、本発明の陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法は、溶液槽の下部に電解質溶液を注入排出するための通路が開設されているので、電解質溶液を溶液槽の下部から注入し上部よりオーバーフローさせて循環させることができ、基板の表面に気泡が付着するのを防止することができると共に、電解質溶液の濃度を均一とし基板の反応速度を均一にすることができる。
更に、本発明の陽極酸化装置、陽極酸化システム及び陽極酸化方法は、溶液槽の両側面を閉塞する各基板を押圧する正電極は、銅板若しくはステンレス板の片側表面に接合する白金がメッシュ状又は針状であるので、基板の全面が均一に正電極の白金と接触し、基板に陽極酸化処理を均一に施すことができる。
本発明に係る陽極酸化装置の概略断面説明図 本発明に係る陽極酸化システムの概略説明図 従来例の陽極酸化装置の概略断面説明図
以下に図面を参照して、この発明の実施形態を例示して説明する。
第一実施形態
図1は、本発明に係る陽極酸化装置の概略断面説明図である。本発明に係る陽極酸化装置1は、溶液槽10と、正電極30と、負電極40と、基板50と、を備えている。
溶液槽10は、電解質溶液5を収容する容器で、収容される電解質溶液5としては、HFが用いられるが、これに限定されるものではなく他の電解質溶液であっても良い。尚、電解質溶液5には、基板50表面から気泡を除去するために必要に応じてエチルアルコール等のアルコールが添加される。溶液槽10の底部11には、電解質溶液5を注入排出するための通路12が開設されていて、通路12は電解質溶液貯蔵槽6に連結している注入配管7に繋がっている。通路12が底部11に開設されていることで電解質溶液5が下部から上部に向かって流れるようになり、基板50の表面に付着する気泡が除去されるようになっている。また、電解質溶液5の濃度が均一に保たれ基板50に陽極酸化処理が均一に施されるようになっている。
溶液槽10は、前面、後面及び底部11は、四フッ化エチレン樹脂等により成形されているが、対向する両側面13は、後述する基板50を装着できるように、上枠14及び下枠15のみで形成されている。上枠14の下部及び下枠15の上部には凹溝16が全幅で形成されていて、凹溝16にはフッ素樹脂製のOリング17が嵌め込まれている。Oリング17が嵌め込まれていることで、基板50が後述する正電極30で押圧されたときに上枠14及び下枠15との密接が確保され、電解質溶液5の漏洩が防止されている。
溶液層10の中央には、上部と下部に四フッ化エチレン樹脂で成形されたホルダー18が配設されていて、ホルダー18に白金で成形された負電極40が支持されている。従って、中央に配設された負電極40が後述する対向する両側面(13A,13B)の両正電極(30A,30B)と対を成すので、少ない電極で多くの基板50に陽極酸化処理を施すことができるようになっている。
基板50は、シリコンウェアー等の半導体基板が用いられるが、これに限定されるものではなく、陽極酸化処理を施す対象物であればどのような物であっても良い。一般にはP型のシリコン基板が用いられる。基板50は、陽極酸化処理を施す酸化面51を電解質溶液5と接触するように溶液槽10側に向け、溶液槽10の側面13を閉塞する。各基板(50A,50B)が対向する両側面(13A,13B)を閉塞することで、基板50は酸化面51のみが電解質溶液5と接触し陽極酸化されるようになっている。基板50の大きさは限定されるものではない。但し、基板50の大きさ(インチ)を変更するときは、電流の密度を略同一になるように調整する必要がある。
正電極30は、銅板若しくはステンレス板31の片面全面にメッシュ状若しくは針状の白金32が接合されていて、白金32が結合している面が溶液槽10に装着された基板50に接触するような状態で、基板50を溶液槽10側に外側から押圧するようになっている。白金32がメッシュ状若しくは針状に成形されているので、基板50を押圧したときに基板50と正電極30が全面で接触し、陽極酸化処理が均一に全面に施されるようになっている。更に、正電極30で押圧されることで基板50が溶液槽10の側面13に装着され溶液槽10を密封しているので、基板50の着脱が容易になっている。
溶液槽10内のホルダー18に支持されている負電極40と、対向する両側面(13A,13B)の各基板(50A,50B)を押圧している各正電極(30A,30B)との間には、外部電源60が接続されている。
次に、基板10に陽極酸化処理が施される方法について説明する。
初めに、各基板(50A,50B)で溶液槽10の対向する両側面(13A,13B)を閉塞する。基板50は、陽極酸化処理を施す酸化面51を電解質溶液5と接触するように溶液槽10側に向けて側面13を閉塞する。基板50の中央部が、溶液槽10の上枠14に形成されている凹溝16に嵌め込まれているOリング17と下枠15に形成されている凹溝16に嵌め込まれているOリング17との中央部と略一致するようにする。
次いで、溶液槽10の外側から各正電極(30A,30B)が各基板(50A,50B)を溶液槽10側に押圧する。これにより、基板50が上枠14及び下枠15の凹溝16に嵌め込まれているOリング17と密接する。正電極30は、銅板若しくはステンレス板31の片面に結合している白金32の面が基板50と接触するように向けられていて、白金32はメッシュ状又は針状に形成されているので、正電極30は基板50と全面で接触する。尚、両側面(13A,13B)を各基板(50A,50B)で閉塞した後に、各基板(50A,50B)を各正電極(30A,30B)で押圧したが、一の側面13Aを基板50Aで閉塞し、続けてその基板50Aを正電極30Aで押圧し、その後に他の側面13Bを基板50Bで閉塞し、続けてその基板50Bを正電極30Bで押圧しても良い。
次いで、溶液槽10の底部11に開設されている通路12が開放され、通路12に連結している注入配管7を通して電解質溶液貯蔵槽6に貯留している電解質溶液5が溶液槽10に注入される。
溶液槽10に規定量の電解質溶液5が注入されると、溶液槽10内のホルダー18に支持されている負電極40と両側面(13A,13B)に装着された各基板(50A,50B)を押圧している各正電極(30A,30B)との間の電源60が接続されて電圧が印加され、基板50の酸化面51と電解質溶液5との界面に陽極酸化反応を生じさせる電解電流が流れ、電解質溶液5と接している酸化面51に陽極酸化処理が施される。
電解質溶液5は、溶液槽10の底部11に開設されている通路12を通して常時流入し、溶液槽10の上部よりオーバーフローして電解液溶液貯蔵槽6に収容されるように常時下部から上部に向かって循環している。従って、基板10の陽極酸化処理が施される酸化面51に気泡の付着が防止されると共に、電解質溶液5の濃度が均一に保持され酸化面51に陽極酸化処理が均一に施される。
第二実施形態
次に、本発明に係る陽極酸化システムについて説明する。陽極酸化システムは、第一実施形態で説明した陽極酸化装置1を含むシステムであるので、第一実施形態と異なる点について主に説明する。
図2は、本発明に係る陽極酸化システムの概略説明図である。本発明の陽極酸化システム2は、陽極酸化装置1と、電解質溶液貯蔵槽6と、洗浄装置70と、冷却装置80と、搬送装置90と、を備えている。この陽極酸化システム2は、例えば電算機により動作が制御される。
陽極酸化装置1及び電解質溶液貯蔵槽6は、第一実施形態で説明した装置が用いられる。設置台数は、本実施形態では1台であるが複数台であっても良い。
洗浄装置70は、洗浄槽71より構成されていて、陽極酸化処理が施された基板50を洗浄するための純水が貯留されている。洗浄槽71は、溶液槽10の一の側面(右側面)13Aに装着された右側面用基板50Aを洗浄する右洗浄槽71Aと、溶液槽10の他の側面(左側面)13Bに装着された左側面用基板50Bを洗浄する左洗浄槽71Bとが、溶液槽10の両脇に対になって設置される。洗浄槽71は、複数の基板50を同時に洗浄することができるようになっていて、本実施例では25枚を同時に洗浄できるようになっている。
冷却装置80は、電子冷却器81より構成されていて、溶液槽10内で陽極酸化処理に使用されたことで熱せられた電解質溶液5を冷却するものである。溶液槽10内の電解質溶液5は、陽極酸化処理が終了すると溶液槽10の底部11に開設されている通路12より排出され注入配管7を経由して電解質溶液貯蔵槽6に回収されるので、電子冷却器81は熱せられた電解質溶液5を貯留している電解質溶液貯蔵槽6を冷却するようになっている。
搬送装置90は、真空チャック91より構成されていて、図示されていないキャリア上に載置されている基板50を溶液槽10の右側面13A又は左側面13Bの装着できる位置まで搬送し、正電極30により押圧されるまで基板50を保持するようになっている。また、陽極酸化処理が施された溶液槽10の側面13に装着されている基板50を保持し、正電極30の押圧が外れると右側面13Aに装着されていた右側面用基板50Aを右洗浄槽71Aまで、左側面13Bに装着されていた左側面用基板50Bを左洗浄槽71Bまで搬送するようになっている。
次に、基板10に陽極酸化処理が施され、洗浄されるまでのフローについて説明する。
初めに、真空チャック91はキャリア上に載置されている基板50を把持し、右側面用基板50Aとして溶液槽10の右側面13Aを閉塞するように所定の装着位置まで搬送し、その位置で保持し続ける。溶液槽10の外側から溶液槽10に向かって右正電極30Aが右側面用基板50Aを押圧し、右側面用基板50Aが溶液槽10の右上枠14A及び右下枠15Aの右凹溝16Aに嵌め込まれている右Oリング17Aに密接されると、真空チャック91は右側面用基板50Aを放し、元の位置まで戻る。
次いで、真空チャック91はキャリア上に載置されている基板50を把持し、左側面用基板50Bとして反転させた後、溶液槽10の左側面13Bを閉塞するように所定の装着位置まで搬送し、その位置で保持し続ける。溶液槽10の外側から溶液槽10に向かって左正電極30Bが左側面用基板50Bを押圧し、左側面用基板50Bが溶液槽10の左上枠14B及び左下枠15Bの左凹溝16Bに嵌め込まれている左Oリング17Bに密接されると、真空チャック91は左側面用基板50Bを放し、元の位置まで戻る。
両側面(13A,13B)が各基板(50A,50B)で密封するように装着されると、溶液槽10の下部に開設されている通路12が開放され、注入配管7を経由して電解質溶液貯蔵槽6から電解質溶液5が溶液槽10に注入される。
溶液槽10に規定量の電解質溶液5が注入されると、溶液槽10内のホルダー18に支持されている負電極40と、両側面(13A,13B)に装着されている各基板(50A,50B)を押圧している各正電極(30A,30B)との間の電源60が接続されて電圧が印加され、基板50の酸化面51と電解質溶液5との界面に陽極酸化反応を生じさせる電解電流が流れ、電解質溶液5と接している酸化面51に陽極酸化処理が施される。
電解質溶液5は、溶液槽10の通路12を通して下部から常時流入し、溶液槽10の上部よりオーバーフローして電解質溶液貯蔵槽6に収容されることで電解質溶液5は下から上へと循環しているので、基板50の酸化面51に気泡が付着するのが防止されている。
陽極酸化処理が終了し、電解質溶液5が通路12から注入配管7を経由して電解質溶液貯蔵槽6に全量が回収されると、電子冷却器81が作動し電解質溶液貯蔵槽6内の電解質溶液5が一定温度に低下するまで冷却する。
溶液槽10より電解質溶液5が排出されると、溶液槽10にはエチルアルコール貯蔵槽82からエチルアルコールが注入配管7を経由して通路12から注入され、規定量が注入されると通路12が閉鎖される。溶液槽10内のエチルアルコールにより基板50の酸化面51の洗浄が終了すると通路12が開放され、エチルアルコールは通路12から注入配管7を経由してエチルアルコール貯蔵槽82に回収される。
溶液槽10よりエチルアルコールが排出されると、真空チャック91は、移動して右側面13Aに装着されている右側面用基板50Aを把持すると、右側面用基板50Aを押圧していた右正電極30Aが反溶液槽10側に移動する。続いて、真空チャック91は右側面用基板50Aを右洗浄槽71Aまで搬送して右洗浄槽71A内の所定位置に固定すると、真空チャック91は、右側面用基板50Aを放し元の位置まで戻る。
次いで、真空チャック91は、移動して左側面13Bに装着されている左側面用基板50Bを把持すると、左側面用基板50Bを押圧していた左正電極30Bが反溶液槽10側に移動する。次いで、真空チャック91は左側面用基板50Bを左洗浄槽71Bまで搬送して左洗浄槽71B内の所定位置に固定すると、真空チャック91は、左側面用基板50Bを放し元の位置まで戻る。
以上の繰り返しが行われることで、大量の基板50に陽極酸化処理を自動的に施すことが可能となる。
尚、本実施形態では、装着時及び取り外し時共に、右側面用基板50A、左側面用基板50Bの順に説明したが、左側面用基板50B、右側面用基板50Aと逆の順に行っても良く、また、装着時は右側面用基板50A、左側面用基板50Bの順に行い、取り外し時には逆に左側面用基板50B、右側面用基板50Aの順に行っても良い。
1 陽極酸化装置
2 陽極酸化システム
5 電解質溶液
6 電解質溶液貯蔵槽
7 注入配管
10 溶液槽
11 底部
12 通路
13,13A,13B 側面
14,14A,14B 上枠
15,15A,15B 下枠
16,16A,16B 凹溝
17,17A,17B Oリング
18 ホルダー
30,30A,30B 正電極
31 銅板若しくはステンレス板
32 白金
40 負電極
50,50A,50B 基板
51 酸化面
60 電源
70 洗浄装置
71,71A,71B 洗浄槽
80 冷却装置
81 電子冷却器
82 エチルアルコール貯蔵槽
90 搬送装置
91 真空チャック

Claims (6)

  1. 電解質溶液を貯留する溶液槽と、前記電解質溶液を介し電流を通すための正電極と負電極と、を備え、前記正電極と前記負電極間に配設した基板に陽極酸化処理を施す陽極酸化装置であって、
    前記溶液槽は底部に前記電解質溶液を注入排出するための通路が開設され、
    前記溶液槽の対向する両側面のそれぞれの側面は個別の前記基板で閉塞され、それぞれの前記基板は外側から個別の前記正電極で押圧されていると共に、前記溶液槽の中央に、前記負電極が前記溶液槽の対向する両側面の両正電極と対をなして配設されている、
    ことを特徴とする陽極酸化装置。
  2. 前記正電極は、銅板若しくはステンレス板の片側表面がメッシュ状の白金で接合されていることを特徴とする請求項1に記載の陽極酸化装置。
  3. 前記正電極は、銅板若しくはステンレス板の片側表面が針状の白金で接合されていることを特徴とする請求項1に記載の陽極酸化装置。
  4. 前記電解質溶液を、前記溶液槽の底部に開設された通路から注入し、前記溶液槽の上部からオーバーフローさせて循環させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の陽極酸化装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の陽極酸化装置と、陽極酸化処理を施した前記基板を洗浄する洗浄装置と、前記溶液槽より排出された電解質溶液を冷却する冷却装置と、前記基板を搬送する搬送装置と、を備えたことを特徴とする陽極酸化システム。
  6. 電解質溶液を貯留する溶液槽と、前記電解質溶液を介し電流を通すための正電極と負電極と、を備えた陽極酸化装置を用い、前記正電極と前記負電極間に配設した基板に陽極酸化処理を施す陽極酸化方法であって、
    前記溶液槽の対向する両側面のそれぞれの側面を個別の前記基板で閉塞し、それぞれの前記基板を外側から個別の前記正電極で押圧すると共に、前記溶液槽の中央に、前記負電極を前記溶液槽の対向する両側面の両正電極と対をなして配設し、
    前記溶液槽の底部に開設されている通路から前記電解質溶液を前記溶液槽に注入し、前記溶液槽の上部からオーバーフローさせて循環させて、前記基板に陽極酸化処理を施すことを特徴とする陽極酸化方法。
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