JP6036663B2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6036663B2 JP6036663B2 JP2013243555A JP2013243555A JP6036663B2 JP 6036663 B2 JP6036663 B2 JP 6036663B2 JP 2013243555 A JP2013243555 A JP 2013243555A JP 2013243555 A JP2013243555 A JP 2013243555A JP 6036663 B2 JP6036663 B2 JP 6036663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- terminal
- housing
- center
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
このような構成によれば、挿通孔の中心と貫通孔の中心とがずれている場合に比して端子本体部が貫通孔の周囲に引っ掛かりにくいから、端子金具をハウジングに容易に収容することができる。
このような構成によれば、ショート端子収容室の後側に生じるスペースを有効利用して誘い込み部が設けられているから、誘い込み部を設けることによってハウジングが高さ方向に大型化することを防ぐことができる。
このような構成によれば、樹脂ランスの後側に生じるスペースを有効利用して誘い込み部が設けられているから、誘い込み部を設けることによってハウジングが高さ方向に大型化することを防ぐことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態におけるコネクタCは、電線10の端末に固着された端子金具20、および特定の端子金具20を短絡状態にするショート端子30が内部に収容されるハウジング40と、ハウジング40の後端側に嵌着されてハウジング40の内部をシールする一括ゴム栓(ゴム栓)60と、一括ゴム栓60の後側に組み付けられて一括ゴム栓60の後方への抜け止めを図るリアホルダ70と、を備えた防水コネクタである。このコネクタCには、回動操作されることで図示しない相手側コネクタとの嵌合動作および離脱動作を助勢するレバーLが備えられている。以下、各構成部材において、それぞれ相手側との嵌合面側を前方、その反対側を後方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
端子本体部21の天井壁21Tには、弾性舌片23との間に相手側端子金具を挟持する挟持部24が、下側に膨出して設けられている。また、端子本体部21の上面には、後述する樹脂ランス46が後方から係止可能な係止部25が突出して設けられている。
各貫通孔62のうち前後方向における中心部分は、電線10の外周面に密着する密着部63とされている。密着部63は略円形断面をなし、その内周には、電線10の外周に弾性的に密着可能な内周リップ部64が形成されている(図5参照)。
以上により、端子金具20の収容作業が完了する。
本実施形態のコネクタCは、電線10の端末に固着されるとともに相手側端子金具20と接続する端子本体部21が筒状をなす端子金具20が、後方から収容されるキャビティ42を有するハウジング40と、ハウジング40のうちキャビティ42の後側に装着されて、電線10とハウジング40との間をシールする一括ゴム栓60と、を備え、キャビティ42の前側部分には、端子本体部21が収容される本体収容部43が設けられ、一括ゴム栓60には、電線10が貫通する貫通孔62が形成されており、貫通孔62の中心62Cは、本体収容部43に端子本体部21が収容された状態における電線10の中心10Cと揃うものとされ、ハウジング40には、キャビティ42の後端開口45から本体収容部43に向かって、本体収容部43の中心43Cと貫通孔62の中心62Cとのずれに応じて傾斜する誘い込み部54が設けられている。
これにより、挿通孔71の中心71Cと貫通孔62の中心62Cとがずれている場合に比して端子本体部21が貫通孔62の周囲に引っ掛かりにくいから、端子金具20をハウジング40に容易に収容することができる。
これにより、ショート端子収容室47および樹脂ランス46の後側に生じるスペースを有効利用して誘い込み部54が設けられているから、誘い込み部54を設けたことによってハウジング40が高さ方向に大型化することを防ぐことができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、端子金具20の端子本体部21は角筒状をなすものとされているが、これに限らず、例えば、端子金具の端子本体部は円筒状をなすものであってもよい。
(2)上記実施形態では、本発明を、複数の端子金具20がハウジング40に収容されるコネクタCに適用した場合について説明したが、本発明は、ハウジングに収容される端子金具が1本のみであるコネクタにも適用することができる。
(3)上記実施形態では、本発明を、リテーナ80付きのコネクタCに適用した場合について説明したが、本発明は、リテーナが備えられていないコネクタにも適用することができる。
(4)上記実施形態では、本発明を、ハウジング40にショート端子収容室47が設けられているコネクタCに適用した場合について説明したが、本発明は、ショート端子収容室が設けられていないコネクタにも適用することができる。
(5)上記実施形態では、キャビティ42の後端開口45と一括ゴム栓60の拡開部65とはほぼ同形状とされているが、これに限らず、例えば、キャビティの後端開口と一括ゴム栓の拡開部とは異なる形状であってもよく、そのような場合には、キャビティの後端開口を一括ゴム栓の拡開部よりも一回り大きくするのがよい。
10…電線
10C…電線の中心
20…端子金具
21…端子本体部
30…ショート端子
40…ハウジング
42…キャビティ
43…本体収容部
43C…本体収容部の中心
45…後端開口(キャビティの後端の開口)
46…樹脂ランス
47…ショート端子収容室
49…リテーナ装着部
54…誘い込み部
60…一括ゴム栓(ゴム栓)
62…貫通孔
62C…貫通孔の中心
70…リアホルダ(ホルダ)
71…挿通孔
71C…挿通孔の中心
80…リテーナ
81…通過路
Claims (5)
- 電線の端末に固着されるとともに相手側端子金具と接続する端子本体部が筒状をなす端子金具が、後方から収容されるキャビティを有するハウジングと、
前記ハウジングのうち前記キャビティの後側に装着されて、前記電線と前記ハウジングとの間をシールするゴム栓と、を備え、
前記キャビティの前側部分には、前記端子本体部が収容される本体収容部が設けられ、
前記ゴム栓には、前記電線が貫通する貫通孔が形成されており、
前記貫通孔の中心は、前記本体収容部に前記端子本体部が収容された状態における前記電線の中心と揃うものとされ、
前記ハウジングには、前記キャビティの後端開口から前記本体収容部に向かって、前記貫通孔の中心と前記本体収容部の中心とのずれに応じて傾斜する誘い込み部が設けられている防水コネクタ。 - 前記ハウジングには、前記ゴム栓の後方への抜け止めを図るホルダが組み付けられ、
前記ホルダには、前記端子本体部を前後方向に挿通可能な挿通孔が設けられており、
前記挿通孔の中心は、前記貫通孔の中心と揃うものとされている請求項1に記載の防水コネクタ。 - 前記ハウジングのうち前記本体収容部の高さ方向に隣り合う部分には、前記本体収容部に収容された前記端子本体部に接触して複数の前記端子金具間を短絡状態とするショート端子が収容されるショート端子収容室が設けられ、
前記誘い込み部は、前記ハウジングのうち前記ショート端子収容室の後側に生じるスペースに設けられている請求項1または請求項2に記載の防水コネクタ。 - 前記キャビティには、同キャビティに収容された前記端子金具に係止してその抜け止めを図る樹脂ランスが片持ち状をなして設けられ、
前記誘い込み部は、前記ハウジングのうち前記樹脂ランスの後側に生じるスペースに設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の防水コネクタ。 - 前記ハウジングのうち前記本体収容部の後側には、前記端子本体部を前後方向に通過させることが可能な通過路を有するリテーナが装着され、
前記リテーナは、前記通過路が前記本体収容部の位置に揃って配されることで、前記本体収容部へ前記端子本体部の通過を許容する位置と、前記通過路が前記本体収容部の位置からずれて配されることで、前記本体収容部に収容された前記端子本体部の抜け止めを図る位置とに保持されるものであり、
前記誘い込み部は、前記ハウジングのうち前記キャビティの後端開口と前記リテーナが装着されるリテーナ装着部との間に設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243555A JP6036663B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013243555A JP6036663B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | 防水コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015103416A JP2015103416A (ja) | 2015-06-04 |
JP6036663B2 true JP6036663B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=53378954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013243555A Active JP6036663B2 (ja) | 2013-11-26 | 2013-11-26 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6036663B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6453747B2 (ja) * | 2015-12-02 | 2019-01-16 | 矢崎総業株式会社 | 弾性シール部材及びコネクタ |
US9960547B1 (en) * | 2016-10-12 | 2018-05-01 | Te Connectivity Corporation | Pass-thru connector assembly and apparatus having the same |
JP6929890B2 (ja) * | 2019-03-26 | 2021-09-01 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2982102B2 (ja) * | 1994-03-24 | 1999-11-22 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
JP2000082531A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-03-21 | Harness Syst Tech Res Ltd | 防水コネクタ |
-
2013
- 2013-11-26 JP JP2013243555A patent/JP6036663B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015103416A (ja) | 2015-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6036661B2 (ja) | 防水コネクタ | |
US9570899B2 (en) | Connector with rubber plug, retainer for retaining rubber plug and a guide formed on a rear part of the retainer for accommodating bending of wires | |
US7556539B2 (en) | Connector | |
US9407025B2 (en) | Connector | |
JP4752606B2 (ja) | コネクタ | |
US9711915B2 (en) | Connector having a housing with a backlash preventing rib | |
JP2013045693A (ja) | ゴム栓及び防水コネクタ | |
JP5985797B2 (ja) | 電気コネクタ及びハーネス | |
JP2012146519A (ja) | 端子係止構造 | |
JP2018200765A (ja) | コネクタ | |
JP2015099683A (ja) | コネクタ | |
JP5682061B2 (ja) | コネクタ | |
JP6036663B2 (ja) | 防水コネクタ | |
EP3346557B1 (en) | Waterproof structure for connector | |
JP2006100227A (ja) | コネクタ | |
US20150118882A1 (en) | Connector | |
JP4730360B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP6048342B2 (ja) | コネクタ | |
US9985385B2 (en) | Connector having a housing with a lock arm | |
JP5723603B2 (ja) | コネクタ | |
JP6064832B2 (ja) | コネクタ | |
JP5836623B2 (ja) | コネクタ | |
CN107681335B (zh) | 电连接器 | |
JP2010097765A (ja) | コネクタ | |
JP2016143574A (ja) | 防水コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6036663 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |