JP6036035B2 - 自動取引装置、その動作方法及び無線タグリーダ - Google Patents
自動取引装置、その動作方法及び無線タグリーダ Download PDFInfo
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Description
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態に関する自動取引装置の外観図である。自動取引装置1は銀行等の金融機関に設置され、入出金取引等の金融取引が可能である。自動取引装置1は入出金取引において、利用者が投入した紙幣を処理し又は利用者に対して紙幣を返却するための紙幣処理部7を有する。入金取引等の紙幣を投入する取引においては、利用者が当該紙幣処理部7に紙幣をセットすると、これを自動取引装置1が自動計数し、装置内部に取込む。一方、支払取引等の紙幣を利用者に払出す取引においては、自動取引装置1が紙幣を自動計数し、当該紙幣処理部7に集積することにより、利用者が取り出し可能となる。
S101:自動取引装置1の装置制御部15は、各ユニットを省電力モードに初期設定する。具体的には、無線タグリーダ3及び近接センサ11以外の各部は待機状態とする。
S105:そして、装置制御部15は、自動取引装置1の操作表示部4を除く全てのユニットに対し、省電力モードを解除するよう指示する。
S110:装置制御部15は、自動取引装置1の操作表示部4を除く全てのユニットに対し、省電力モードを解除するよう指示する。なお、操作表示部4は省電力モードを維持する。
S111:装置制御部15は、取引情報送受信部14に対し、無線端末2の無線送受信部24へ無線端末2用の取引選択画面20を送信するよう指示する。
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。前記第1の実施の形態においては、利用者が、無線端末2の無線タグ23を自動取引装置1の無線タグリーダ3にかざすことにより、利用者が予め自動取引装置1の利用を送信するものである。これに対し第2の実施の形態では、これに加えて、予め取引内容も無線端末2から無線タグリーダ3を介して自動取引装置1に送信するものである。
S211:装置制御部15は、装置記憶部12に格納した利用者が希望する具体的取引を行った際に、省電力モードを解除する必要があるユニットがあるかどうかチェックする。
次に、本発明の第3の実施の形態に関する自動取引装置について説明する。第3の実施の形態に関する自動取引装置32乃至34は、自動取引装置設置ブース35に複数の自動取引装置32乃至34が設置されている場合において、利用者が無線端末2を無線タグリーダ30にかざすと、複数の自動取引装置32乃至34のうち、利用可能な自動取引装置32乃至34を無線端末2に表示するというものである。
S311:装置制御部15は、自動取引装置33の操作表示部4を除く全てのユニットに対し、省電力モードを解除するよう指示する。なお、操作表示部4は省電力モードを維持する。
2 無線端末
3 無線タグリーダ
4 操作表示部
6 スピーカ
7 紙幣処理部
8 硬貨処理部
9 カード処理部
10 通帳処理部
11 近接センサ
12 装置記憶部
14 取引情報送受信部
15 装置制御部
21 操作表示部
22 端末記憶部
23 無線タグ
24 無線送受信部
25 端末制御部
30 無線タグリーダ
32、33、34 自動取引装置
Claims (14)
- 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを検知する近接センサと、
前記近接センサの検知範囲外に設けられ、前記無線端末に搭載した無線タグの情報を検知する無線タグリーダと、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定し、前記無線タグの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記取引をすることが判明すると、前記ユニットのうち操作表示部については前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持するよう制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。 - 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを検知する近接センサと、
前記近接センサの検知範囲外に設けられ、前記無線端末に搭載した無線タグの情報を検知するとともに、利用者が選択する具体的取引を示す情報を検知する無線タグリーダと、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定し、前記無線タグの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記取引をすることが判明すると、前記ユニットのうち前記利用者が選択した前記具体的取引に必要なユニットについて、前記省電力モードを解除し、前記ユニットのうち操作表示部については前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持するよう制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。 - 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを検知する近接センサと、
前記近接センサの検知範囲外に設けられ、前記無線端末に搭載した無線タグの情報を検知するとともに、複数の自動取引装置のうち利用可能な自動取引装置の情報を前記無線タグに読ませる無線タグリーダと、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定し、前記無線タグの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記自動取引装置に対する前記取引をすることが判明すると、前記ユニットのうち操作表示部については前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持するよう制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。 - 前記利用可能な自動取引装置とは、前記無線端末を使って前記取引を行う利用者が、前記取引を行うことによって省電力につながる可能性の高い前記自動取引装置であることを特徴とする請求項3記載の自動取引装置。
- 前記無線タグの前記情報とは、前記無線端末が使用可能な端末であることを示す情報であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一記載の自動取引装置。
- 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置の動作方法において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを近接センサにより検知する利用者検知工程と、
前記無線端末に搭載した無線タグの情報を、前記近接センサの検知範囲外に設けられた無線タグリーダにより検知する無線タグ情報検知工程と、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定する省電力モード設定工程と、
前記無線タグの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記取引をすることが判明すると前記無線端末と接続を開始する接続開始工程と、
前記ユニットのうち操作表示部については、前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持する省電力維持工程と、
前記無線端末の操作部及び表示部を使用して前記取引を制御する取引制御工程を含むことを特徴とする自動取引装置の動作方法。 - 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置の動作方法において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを近接センサにより検知する利用者検知工程と、
前記無線端末に搭載した無線タグから、前記無線タグの情報及び利用者が選択する具体的取引を示す情報を、前記近接センサの検知範囲外に設けられた無線タグリーダにより検知する無線タグ情報検知工程と、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定する省電力モード設定工程と、
前記無線タグの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記取引をすることが判明すると前記無線端末と接続を開始する接続開始工程と、
前記ユニットのうち前記利用者が選択した前記具体的取引に必要なユニットについて、前記省電力モードを解除する省電力解除工程と、
前記ユニットのうち操作表示部については、前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持する省電力維持工程と、
前記無線端末の操作部及び表示部を使用して前記取引を制御する取引制御工程を含むことを特徴とする自動取引装置の動作方法。 - 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置の動作方法において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを近接センサにより検知する利用者検知工程と、
前記無線端末に搭載した無線タグの情報を、前記近接センサの検知範囲外に設けられた無線タグリーダにより検知する無線タグ情報検知工程と、
複数の自動取引装置のうち利用可能な自動取引装置の情報を前記タグリーダから前記無線タグに読ませる無線タグ情報表示工程と、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定する省電力モード設定工程と、
前記無線タグの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記自動取引装置に対する前記取引をすることが判明すると前記無線端末と接続を開始する接続開始工程と、
前記ユニットのうち操作表示部については、前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持する省電力維持工程と、
前記無線端末の操作部及び表示部を使用して前記取引を制御する取引制御工程を含むことを特徴とする自動取引装置の動作方法。 - 前記利用可能な自動取引装置とは、前記無線端末を使って前記取引を行う利用者が、前記取引を行うことによって省電力につながる可能性の高い前記自動取引装置であることを特徴とする請求項8記載の自動取引装置の動作方法。
- 前記無線タグの前記情報とは、前記無線端末が使用可能な端末であることを示す情報であることを特徴とする請求項6乃至9いずれか一記載の自動取引装置の動作方法。
- 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進め、装置内のユニットが省電力モードに初期設定される自動取引装置に接続された無線タグリーダにおいて、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを検知する近接センサの検知範囲外に設けられ、
更に、前記無線端末から該無線端末が前記自動取引装置との前記取引に利用可能であることを示す情報を受信する無線タグ送受信部と、
前記無線端末が前記自動取引装置との前記取引に利用可能であることを示す前記情報を前記自動取引装置に送信するとともに、複数の前記自動取引装置の使用状況を受信する自動取引装置情報送受信部と、
前記使用状況から前記利用可能な前記自動取引装置を決定する利用可能自動取引装置決定部と、
前記利用可能な前記自動取引装置を地図表示する地図データを作成する地図データ作成部とを有し、
これにより利用可能自動取引装置決定部により決定された前記利用可能な前記自動取引装置における操作表示部が、前記取引を進めている間、前記省電力モードに維持されることを特徴とする無線タグリーダ。 - 前記無線タグ送受信部は、前記地図データ作成部で作成した地図データを前記無線端末へ送信することを特徴とする請求項11記載の無線タグリーダ。
- 前記地図データ作成部で作成した地図データを表示する表示部を有することを特徴とする請求項11記載の無線タグリーダ。
- 利用者の無線端末と送受信を行い、前記無線端末の操作表示部を使用して取引を進める自動取引装置において、
前記利用者が前記取引を開始するために前記自動取引装置に接近したことを検知する近接センサと、
前記近接センサの検知範囲外に設けられ、前記無線端末からの情報を検知する無線検知部と、
装置内のユニットについて省電力モードに初期設定し、前記無線端末からの前記情報に基づいて前記利用者が前記無線端末を使用して前記取引をすることが判明すると、前記ユニットのうち操作表示部については前記取引を進めている間、前記省電力モードを維持するよう制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。
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