JP6035740B2 - 操作ユニット、および電子機器 - Google Patents

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本発明は、操作ユニット、および電子機器に関する。
回転ダイヤルのような操作部材には、各種機能を表す選択指標が表示されている。そして、回転ダイヤルの近傍には、選択指標を指し示すための指示指標が設けられている。従来、LED等の発光部によって指示指標を照らし出すことによって、夜間など周辺環境が暗い状況において、指示指標の視認性を向上させた操作ユニットが知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開平11−258671号公報
しかしながら、従来の操作ユニットにおいては、指示指標と選択指標とを共に照らし出す構成となっていなかったので、周辺環境が暗い状況において、選択指標の視認性を十分に確保することができなかった。
本発明の第1の態様における操作ユニットは、複数の選択項目にそれぞれ対応した選択指標を有する第1操作部材と、相対的に変位する選択指標の一つを照射して指し示す指示指標を有する指標基材とを備える。また、本発明の第2の態様における電子機器は、上記操作ユニットを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの背面斜視図を示す。 本発明の一実施形態に係る操作ユニットを、カメラ背面側から見た斜視図である。 図2に示す操作ユニットの分解斜視図である。 図2のA−Aで切断した断面図である。 第二操作部材の構成を説明するための図である。 図4の領域Cの拡大図である。 第二操作部材を下方側から見た底面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の部分的な背面斜視図を示す。デジタルカメラ10は、カメラ本体11と、カメラ本体11に着脱可能に取り付けられる交換レンズ12とを備える。デジタルカメラ10は、カメラ本体11と交換レンズ12とが組み合わされて、カメラとしての機能を発揮する。カメラ本体11の肩部には、操作ユニット100が設けられている。
図2は、本実施形態に係る操作ユニット100を、デジタルカメラ10の背面上方側から見た斜視図である。操作ユニット100は、カメラ本体11に回転可能に固定された第一操作部材としてのダイヤル101と、ダイヤル101の上方側に配置されるボタン組立体102と、ダイヤル101の上方側に配置され、ボタン組立体102の周囲を環囲する指標基材103とを備える。
ダイヤル101は、円板状の回転式ダイヤルであって、後述する支持部材を介して、カメラ本体11に回転可能に固定されている。ダイヤル101上面には、選択指標104が、ユーザに識別可能となるように、例えば印刷により設けられている。本実施形態においては、選択指標104として、S、C、C、Qといった文字が、ダイヤル101の周方向に略等配に設けられている。選択指標104は、例えば単写撮影モード、低速連写撮影モード、高速連写撮影モード、または静音撮影モード等といった各種撮影モードを表す文字として表示される。ダイヤル101の外周には、滑り止めの凹凸部105が形成されている。凹凸部105は、ユーザによるダイヤル101の回転操作を容易とする。
ボタン組立体102は、押しボタン形式の操作部材である。ボタン組立体102は、第二操作部材としての第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108を有する。第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108は、アクリル樹脂等の樹脂材料から構成される。ユーザは、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108の上面を被操作面として上方から押し込むことによって、ボタン組立体102を操作する。第一ボタン部106の被操作面109には、後述するLEDによって照射されて発光する発光領域110が設けられている。
同様に、第二ボタン部107の被操作面111には発光領域112が、第三ボタン部108の被操作面113には発光領域114が、それぞれ設けられている。発光領域110、112、114は、例えばフラッシュ禁止、ブラケット撮影、または測光モードの設定等といった各種機能を示すマークとして形成されている。なお、本実施形態に係る第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108は、乳白色の樹脂性基材から構成され、基材の上面には、白色塗装層、遮光性を有する黒色塗装層、およびコーティング塗装層が形成されている。そして、発光領域110,112,114は、上記した三層の塗装層のうち、黒色塗装層およびコーティング塗装層を除去することによって形成されている。なお、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108の塗装の積層構造については、後述する。
指標基材103は、第一貫通孔115、第二貫通孔116、および第三貫通孔117を有する。第一貫通孔115、第二貫通孔116、および第三貫通孔117は、それぞれ略卵状の形状を有しており、周方向に略等配に配設されている。上記した第一ボタン部106は、第一貫通孔115に挿通され、外部に露出している。同様にして、第二ボタン部107は、第二貫通孔116に挿通され、第三ボタン部108は、第三貫通孔117に挿通され、それぞれ外部に露出している。ここで、指標基材103は、後述するLEDによって照射され、選択指標の一つを照射して指し示す指示指標118を有する。指示指標118は、図2に示す組み立て状態において指標基材103の背面側に位置する側面103aの中央部に設けられている。指示指標118は、白色の樹脂から形成されている。一方、指標基材103における指示指標118以外の部分は、黒色の樹脂によって形成されている。なお、指示指標118の発光のメカニズムの詳細については、後述する。
図3は、本実施形態に係る操作ユニット100の分解斜視図である。ダイヤル101は、カメラ本体11に固定される支持部材120に回転可能に取り付けられる。支持部材120は、カメラ本体11に固定されるプレート状の土台部120aと、土台部120aの中央領域から上方に延出する円筒状の軸部120bとを有する。ダイヤル101は、環状であって、支持部材120の軸部120bに回転可能に挿通されている。
ダイヤル101の上方側には、回路基板部121が配置されている。回路基板部121は、土台部122と、土台部122の上面に設置される回路基板123とを有する。土台部122および回路基板123は、中央領域に貫通孔を含み、支持部材120の軸部120bに挿通されている。回路基板123には、発光部としての第一LED124、第二LED125、および第三LED126と、フレキシブル基板部127とを含む。本実施形態においては、第一LED124、第二LED125、および第三LED126は、周方向に略等配に配列されている。
第一LED124、第二LED125、および第三LED126の配置についてより具体的に述べると、第一LED124は、図2に示す組み立て状態において、第一ボタン部106と第三ボタン部108との間に配置される。同様に、第二LED125は、第一ボタン部106と第二ボタン部107との間に配置され、第三LED126は、第二ボタン部107と第三ボタン部108との間に配置される。フレキシブル基板部127は、回路基板123において、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108の直下の位置に配設されている。
ボタン組立体102は、板状の土台部128を有する。上記した第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108は、土台部128から上方に延出するように設けられている。また、土台部128の中央部には、貫通孔128aが設けられている。なお、土台部128は、第二ボタン部107と同様の塗装構造を有する。具体的には、土台部128は、乳白色の基材と、基材の上面に形成された黒色塗装層と、黒色塗装層の上面に形成されたコーティング塗装層とを含む。
ここで、土台部128は、透光部129を有する。透光部129は、第一LED124の直上位置に配置される。透光部129は、第一LED124から照射された光を透過させ、土台部128の上方側へ導く。透光部129は、上記発光領域110、112、114と同様に、基材の上面に形成された黒色塗装層およびコーティング塗装層を除去することによって形成されている。
指標基材103は、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108が、それぞれ第一貫通孔115、第二貫通孔116、および第三貫通孔117に挿通されるように、ボタン組立体102の上方から取り付けられる。指標基材103の内面中央部には、円筒状のボス130が設けられている。ボス130は、指標基材103の内面から下方に延在する。指示指標118は、透光部129の上方に配置される。指示指標118は、指標基材103の側面103aの中央部において、指標基材103の下端から指標基材103の頂面103bまで伸延している。
図4は、図2に示す操作ユニット100を、図2のA−Aを通過する垂直面で切断した断面図である。上記したように、支持部材120の土台部120aは、カメラ本体11に固定される。そして、支持部材120の軸部120bに、ダイヤル101が回転可能に挿通されている。また、回路基板部121の土台部122は、支持部材120に対して回転しない態様で、軸部120bに挿通されている。
指標基材103がボタン組立体102の上方から取り付けられると、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108は、上記したように、第一貫通孔115、第二貫通孔116、および第三貫通孔117をそれぞれ貫通し、外部に露出する。それとともに、指標基材103のボス130は、ボタン組立体102の貫通孔128aに挿通され、支持部材120の軸部120b上面と当接する。そして、ネジ131が、軸部120bの下方側から挿入され、ボス130の内壁と係合する。このようにして、支持部材120とボタン組立体102とは、ネジ131を介して、互いに相対的に回転しないように連結される。
図5は、第二ボタン部107の詳細な構成を説明するための図である。図5(a)は、図4に示す領域Bの拡大図である。図5に示されている第二ボタン部107は、指標基材103の第二貫通孔116に沿う略卵状の形状を有する部材である。第二ボタン部107の下部には、下方へ延出する凸部132が設けられている。この凸部132の下面には、導電シート133が貼着されている。
土台部128は、第二ボタン部107の直下の位置に、第二ボタン部107に沿う形状を有する貫通孔135を含む。貫通孔135は、第二ボタン部107の外周面よりもやや大きい内周面を有するように形成される。第二ボタン部107は、土台部128に、変形部134を介して接続されている。変形部134は、例えばシリコンゴムのような可撓性部材によって構成される。変形部134は、第二ボタン部107の下面縁部から貫通孔135の縁部に向けて、第二ボタン部107の下面から外方に広がるように直線状に延在している。変形部134は、第二ボタン部107の下面縁部の全周に亘って形成されている。第二ボタン部107の下側には、貫通孔135および変形部134の内面によって、空間Sが画定される。なお、変形部134は、土台部128と同様の塗装構造を有する。具体的には、変形部134は、乳白色の基材と、基材の上面に形成された黒色塗装層と、黒色塗装層の上面に形成されたコーティング塗装層とを含む。また、土台部128と変形部134とを、同じ可撓性材料によって一体的に形成し、一つの可撓性部材として構成してもよい。
貫通孔135および変形部134によって、ユーザによる第二ボタン部107の下方側への押し込み操作が可能となる。具体的には、ユーザが第二ボタン部107を下方へ向けて押し込むと、変形部134が弾性変形し、第二ボタン部107の下方への移動を許容する。このとき、変形部134は、第二ボタン部107の押し操作に対して、ユーザにクリック感を与えるように変形する。第二ボタン部107が押し込まれると、第二ボタン部107の凸部132の下面に設けられた導電シート133が、第二ボタン部107の直下に設けられたフレキシブル基板部127に当接する。導電シート133は、フレキシブル基板部127と接触することによって、フレキシブル基板部127に設けられた回路を導通させる。これにより、デジタルカメラ10は、ユーザからの第二ボタン部107の操作を検出し、第二ボタン部107の操作に応じた処理を実行する。
図5(b)は、図5(a)の領域bに示す第二ボタン部表面に形成された塗装の積層構造を示す断面図である。第二ボタン部107の表面には、複数の塗装層が形成されている。具体的には、乳白色の樹脂製の基材150の表面に、白色塗装層151、黒色塗装層152、およびコーティング塗装層153が形成されている。ここで、第二ボタン部107に設けられた発光領域112は、上記した三層の塗装層のうち、黒色塗装層152およびコーティング塗装層153が除去されることによって形成されている。黒色塗装層152およびコーティング塗装層153は、例えばレーザ刻印によって除去される。
発光領域112においては、基材150の表面に積層された白色塗装層151が外部に露出している。このため、上記したLED124,125,126が点灯された場合、乳白色の基材150内を伝播した光は、発光領域112において、白色塗装層151を経て外部に放射される。これにより、発光領域112が発光することとなる。なお、発光領域110,112,114の発光の詳細なメカニズムについては、後述する。第一ボタン部106および第三ボタン部108も、第二ボタン部107と同様の塗装構造を有する。
図6は、第一LED124から放射された光の伝播を説明するための図である。図6(a)は、図4の領域Cの拡大図である。土台部128における第一LED124の上方位置には、土台部128の下面から上方へ凹む切り欠き部136が設けられている。第一LED124は、切り欠き部136によって画定される空間に収容されている。上記したように、第一LED124の直上には、透光部129が配置される。第一LED124が点灯すると、第一LED124から放出された光は、切り欠き部136を経てボタン組立体102の土台部128内に入射する。
ここで、土台部128は、上記したように、乳白色の基材と、基材の上面に形成された黒色塗装層と、黒色塗装層の上面に形成されたコーティング塗装層を有する。本実施形態によれば、土台部128の下方側から土台部128に入射した光は、乳白色の基材の内部を伝播する。そして、基材内を伝播した光は、第一LED124の直上に配置された透光部129を透過し、透光部129の上方側に配置された指示指標118に入射する。指示指標118は、上記したように、白色の樹脂から構成されている。このため、指示指標118に入射した光は、指示指標118内を伝播する。そして、光は、指示指標118の外部へ放射される。このようにして、指示指標118は、第一LED124から放射された光によって発光する。
第一LED124から放射された光の伝播経路を、図6中の矢印にて模式的に示す。図6の矢印に示すように、第一LED124から放射された光は、土台部128を経て指示指標118に伝播し、指示指標118を発光させる。ここで、本実施形態に係る指示指標118は、指標基材103の下端から側面103aに沿って上方に延在する垂直部118aと、垂直部118aの上端から指標基材103の頂面103bに沿って前方に延出する上端部118bとを有する。本実施形態においては、指標基材103の側面103aと、選択指標104が設けられているダイヤル101の上面101aとは、略直交する関係にあるため、指示指標118の垂直部118aと、選択指標104とは、互いに略直交することとなる。このような相対的な位置関係により、指示指標118の垂直部118aは、特定の選択指標104を主に照射する。
図6(b)は、暗い環境において、指示指標118が選択指標104を照らし出している状態を示す図である。本実施形態によれば、指示指標118の垂直部118aから放射される光によって、指示指標118の背面側に隣接する特定の選択指標104が照らし出される。このため、ユーザは、暗い環境等において、選択されている選択指標104を容易に視認することができる。なお、指示指標118が発光し、選択指標104を照射することが可能であれば、指示指標118の垂直部118aとダイヤル101の上面101aとは、如何なる角度で交差していてもよい。
また、上記したように、指示指標118は、頂面103bに沿って延びる上端部118bを有する。このため、ユーザは、図6(b)に示すように、指示指標118を上方から見た場合において、指示指標118の上端部118bを視認することができる。したがって、ユーザは、暗い環境等において指示指標118を上方から見た場合に、指示指標118を容易に視認することができる。ひいては、ユーザは、指示指標118の上端部118bと特定の選択指標104を同時に視認できる。
上記のように、指示指標118は、白色樹脂により形成されており、指標118以外の指標基材103は、黒色樹脂により形成されている。したがって、周辺環境が明るい場合においては、指示指標118を光らせなくても、いずれの選択指標104を指し示しているかを、ユーザは視認できる。特に、指示指標118の上端部118bは、白色樹脂で形成されることに加え、指し示す選択指標104との対応関係が明確に視認され得る形状を有する。例えば、ユーザが斜め方向から観察した場合でも、いずれの選択指標104を指し示すのかが明確に理解できるように、上端部118bは、その幅が各々の選択指標104の幅よりも狭く、かつ、選択指標104の直交方向に対して伸延している。
もし選択指標104も発光面を有して自ら発光するのであれば、上端部118bを発光させることにより、ユーザは、暗環境下においても両者の関係を明確に視認し得る。しかし、上記の通り、選択指標104は、ダイヤル101に設けられており、指標基材103と相対的に変位する構造上、ダイヤル101内に発光構造を組み込むことは困難である。そこで、本実施形態においては、選択指標104は発光させないものの、上端部118bに連続して接続される垂直部118aを設けて、共に発光させている。このような構造において、垂直部118aが特定の選択指標104を照射することができ、ユーザは、暗環境下においても指示指標118と選択指標104の関係を明確に視認できる。
垂直部118aは、主に特定の選択指標104が限定的に照射される形状を有することが好ましい。例えば、図6(b)に示すように、上端部118bの幅のまま側面103aに沿って伸延する形状を有する。この場合、垂直部118aの幅も、選択指標104の幅より狭くなるので、指示対象である特定の選択指標104を限定的に照射しやすい。換言すれば、選択指標104の大きさ、垂直部108aの形状等は、互いの相対的な関係をもって決定される。この場合、特定の選択指標104に対する限定的な照射とは、隣接する選択指標104の一部も併せて照射することを含めても良いし、当該特定の選択指標104のみを照射することであっても良い。いずれにしても、指示対象である特定の選択指標104と指示指標118の相対的な関係が明確に視認されれば良い。
図7は、ボタン組立体102を下方側から見た底面図である。なお、図7においては、ボタン組立体102の下方側に配置される第一LED124、第二LED125、および第三LED126を点線により示す。図5を用いて説明したように、第二ボタン部107は、下面に凸部132を含み、変形部134を介して土台部128に接続されている。第一ボタン部106および第三ボタン部108も、第二ボタン部107と同様の構成を備える。具体的には、第一ボタン部106は、下面に凸部137を含み、変形部138を介して土台部128に接続されている。同様に、第三ボタン部108は、下面に凸部139を含み、変形部140を介して土台部128に接続されている。
また、上記したように、土台部128における第一LED124の直上位置には、土台部128の下面から上方へ凹む切り欠き部136が設けられている。同様に、土台部128における第二LED125の直上位置には、切り欠き部141が設けられている。第二LED125は、切り欠き部141によって画定される空間に収容されている。また、土台部128における第三LED126の直上位置には、切り欠き部142が設けられている。第三LED126は、切り欠き部142によって画定される空間に収容されている。
また、土台部128は、切り欠き部136,141,142から貫通孔128aに連通する空気孔143を有する。第一ボタン部106、第二ボタン部107、または第三ボタン部108が下方に押し込まれた場合、空間Sにおいて圧縮された空気は、切り欠き部136,141,142から空気孔143を経て、貫通孔128aから外部へと放出される。このように、本実施形態においては、切り欠き部136,141,142は、第一LED124、第二LED125、および第三LED126を収容するとともに、ボタン操作によって圧縮された空気を外部に放出する機能を兼ね備える。
ここで、第一LED124、第二LED125、および第三LED126を点灯させた場合の光の伝播経路について説明する。第一LED124、第二LED125、および第三LED126を点灯させた場合、放射された光は、各LEDに対応する切り欠き部136,141,142から土台部128の内部へ入射する。上記したように、土台部128は、乳白色の基材によって構成されているので、土台部128に入射した光は、土台部128内を伝播する。ここで、第一LED124および第二LED125から放射された光の一部は、図7中の矢印Pに示すように、変形部138を経て第一ボタン部106内に伝播する。そして、光は、第一ボタン部106に設けられた発光領域110から外部に放射される。
同様に、第二LED125および第三LED126から放射された光の一部は、図7中の矢印Pに示すように、変形部134を経て第二ボタン部107内に伝播する。そして、第二ボタン部107に設けられた発光領域112から外部に放射される。また、第一LED124および第三LED126から放射された光の一部は、図7中の矢印Pに示すように、変形部140を経て第三ボタン部108内に伝播する。そして、第三ボタン部108に設けられた発光領域114から外部に放射される。
なお、第一LED124、第二LED125、および第三LED126から放射された光が、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108に伝播する光路は、上記したP〜Pに示す光路に限らず、様々である。例えば、LEDから放射された光が、切り欠き部から、各ボタン部の下方に画定された上記空間Sを経て、各ボタン部に入射する光路も考えられる。
このように、発光領域110,112,114は、第一LED124、第二LED125、および第三LED126から放射された光によって発光する。本実施形態によれば、ユーザは、暗い環境等において、発光領域110,112,114によって示されているアイコンを、容易に視認することができる。
また、本実施形態に係るボタン組立体102は、第一LED124、第二LED125、および第三LED126から放射された光を、指示指標118と発光領域110,112,114に導光する部材として機能する。そして、第一LED124、第二LED125、および第三LED126は、指示指標118と発光領域110,112,114とを共に発光させる。本実施形態によれば、LEDの数を削減でき、且つ、発光構造を簡易化することができる。したがって、操作ユニットを小型化することができるとともに、製造コストを削減することもできる。
なお、本実施形態においては、LEDから放射された光が、土台部128に形成された透光部129を透過して、指示指標118に導入される場合について述べた。しかしながら、これに限らず、LEDから放射された光が、指示指標118に直接導入されてもよい。例えば、土台部128において光の伝播経路に相当する位置に抜き加工を施し、光が指示指標118に直接届く構成とする。
また、本実施形態においては、ボタン組立体102が、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108の三個のボタン部を有する場合について述べたが、これに限らず、ボタン組立体102は、如何なる数のボタン部を有していてもよい。また、本実施形態においては、ボタン組立体102が土台部128を含み、第一ボタン部106、第二ボタン部107、および第三ボタン部108が、土台部128を介して一体的に連結されている場合について述べた。しかしながら、これに限らず、ボタン部106,107,108は、互いに分離された別体として構成されていてもよい。また、ボタン組立体102において、土台部128を省略してもよい。この場合、土台部128に相当する位置に空間を設け、LEDから放射される光が、当該空間を経てボタン部106,107,108に入射されてもよい。
また、本実施形態においては、ボタン部106,107,108を樹脂によって構成し、変形部134,138,140をゴム等の可撓性部材によって構成した場合について述べた。しかしながら、ボタン組立体102を、ゴム製の一体形状として構成してもよい。また、指示指標118は、指標基材103の一部として構成してもよいし、指示指標118を別体として構成し、指標基材103に取り付ける構成であってもよい。
また、本実施形態においては、撮像装置の例として、レンズ交換式一眼レフデジタルカメラについて説明したが、これに限らず、他の形式のカメラであっても良い。本実施形態に係る操作ユニット100は、コンパクトデジタルカメラ、ミラーレス一眼カメラ等に適用することができる。また、本実施形態に係る操作ユニット100は、撮像装置に限らず、携帯電話等のモバイル端末機器のような、暗所において使用され得る電子機器に適用することにより、特有の効果を奏する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 デジタルカメラ、11 カメラ本体、12 交換レンズ、100 操作ユニット、101 ダイヤル、101a,103a,103b 面、102 ボタン組立体、103 指標基材、104 選択指標、105 凹凸部、106,107,108 ボタン部、109,111,113 被操作面、110,112,114 発光領域、115,116、117,128a,135 貫通孔、118 指示指標、118a 垂直部、118b 上端部、120 支持部材、120a,122,128 土台部、120b 軸部、121 回路基板部、123 回路基板、124,125,126 LED、127 フレキシブル基板部、129 透光部、130 ボス、131 ネジ、132,137,139 凸部、133 導電シート、134,138,140 変形部、136,141,142 切り欠き部、143 空気孔、150 基材、151 白色塗装層、152 黒色塗装層、153 コーティング塗装層

Claims (7)

  1. 複数の選択項目にそれぞれ対応した選択指標を有する第1操作部材と、
    照明光を発する指示指標であって、前記指示指標に対して相対的に変位する前記選択指標の一つを指し示す位置で前記選択指標の一つに前記照明光を照射する指示指標を有する指標基材とを備える操作ユニット。
  2. 前記指示指標は、前記第1操作部材の前記選択指標が設けられた面と交差する前記指標基材の側面に設けられた請求項1に記載の操作ユニット。
  3. 前記指示指標は、前記側面に隣接し、前記選択指標が設けられた面と平行である前記指標基材の頂面まで伸延している請求項2に記載の操作ユニット。
  4. 前記頂面に環囲されて設けられた被操作面に発光領域が設けられた第2操作部材を備える請求項3に記載の操作ユニット。
  5. 前記発光領域と前記指示指標を共に発光させる発光部を備える請求項4に記載の操作ユニット。
  6. 前記第1操作部材は、前記指標基材に対して回転する回転ダイヤルである請求項1から5のいずれか1項に記載の操作ユニット。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の操作ユニットを備える電子機器。
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