JP6035160B2 - ポンプ装置のケーシング - Google Patents

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Description

本発明は、インペラを収容し、流体を増圧するポンプ装置のケーシングに関する。
現在、工作機械の加工部位や、製造装置の発熱部等を冷却する冷却装置が知られている。このような冷却装置は、クーラント液を貯留させる貯留タンクと、貯留タンクのクーラント液を増圧するポンプ装置と、発熱部等にクーラント液を供給するとともに、供給されたクーラント液を貯留タンクに戻す配管とを備え、クーラント液を循環させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
冷却装置に用いられるポンプ装置は、貯留タンクの外部に固定されたモータ部と、貯留タンクの内部に配置されたポンプ部とを備えている。ポンプ部には、モータ部の回転軸に固定されたインペラと、当該インペラを収容するケーシング(筐体)とが複数段配置されている。
インペラが回転することで、貯留タンクのクーラント液はケーシング内に吸い込まれ、ケーシング内壁により案内されつつ増圧される。クーラント液は下流側のインペラ、ポンプケーシングにて更に増圧され、工作機械の加工部位等に送られる。
工作機械に送られたクーラント液は、加工部位の冷却に用いられた後、貯留タンクに配管を介して再度供給される。
貯留タンクに戻ったクーラント液には、切粉等の異物が混入する。このため、ポンプ装置には、例えばストレーナが設けられ、クーラント液中の切粉等がケーシング内、及び、工作機械に供給されるのを防止する。
特開2009−299596号公報
上述したポンプ装置のケーシングでは、次のような問題があった。すなわち、ストレーナは貯留タンクに戻ったクーラント液中の全ての異物を除去することはできず、細かい切粉や砥粒等の異物はインペラの回転により、クーラント液と共にポンプケーシング内に供給される。
ポンプケーシング内のクーラント液は、インペラの回転方向に旋回する。この際、クーラント液中の異物はクーラント液に比べ比重が大きいことから、ポンプケーシング底面に沈殿する。これらの異物は、クーラント液の旋回に応じてポンプケーシング底面を旋回し、内壁を磨耗させる。この磨耗が進行すると、ポンプケーシング内壁に穴が開き、クーラントポンプのポンプ性能が低下する問題があった。
そこで本発明は、内壁の磨耗による穴あきを防止するポンプ装置のケーシングを提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のポンプ装置のケーシングは次のように構成されている。
インペラを同軸的に収容可能な有底筒状のケーシング本体と、前記ケーシング本体の底部中央に設けられた吸入孔と、前記底部から、前記ケーシング本体の軸方向に沿って突出する突起部と、を備えることを特徴とする。前記突起部は、前記底部からの前記軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に高くなる登坂斜面、前記登坂斜面に連続する平坦面、及び、前記平坦面に連続し、前記底部からの前記軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に小さくなる下降斜面を有し、前記ケーシング本体の径方向の正面視で台形状に形成されている
本発明によれば、内壁の磨耗によるケーシングの穴あきを防止することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るポンプ装置のケーシングが組み込まれた冷却装置の構成を模式的に示す断面図。 同ポンプ装置を一部破断して示す斜視図。 同ポンプ装置のケーシング部を一部破断して示す斜視図。 同ケーシング部を示す平面図。 同ケーシング部の内部に形成された突起部について、図4Aにおける二点鎖線S1−S1線で切断し、矢印方向に見た形状を示す断面図。 同ケーシング部を示す底面図。 同ケーシング部を、図5における二点鎖線S2−S2線で切断し、矢印方向に見た断面図。 同ポンプ装置内部の異物の流れを模式的に示す説明図。 図7の比較例として、一般的なポンプ装置内部の異物の流れを模式的に示す説明図。
図1は本発明の一実施の形態に係るケーシング部(ポンプ装置のケーシング)26が組み込まれた冷却装置100の構成を模式的に示す断面図、図2はポンプ装置1を一部破断して示す斜視図、図3はポンプ装置1のケーシング部26を一部破断して示す斜視図、図4Aは第2ケーシング60を示す平面図、図4Bは第2ケーシング60の第2突起部63について、図4Aにおける二点鎖線S1−S1線で切断し、矢印方向に見た形状を示す断面図、図5は第1ケーシング50を示す底面図、図6は第1ケーシング50を、図5における二点鎖線S2−S2線で切断し、矢印方向に見た断面図、図7はポンプ装置1の内部の異物Eの流れを模式的に示す説明図、図8は図7の比較例として、一般的なポンプ装置2の内部の異物Eの流れを模式的に示す説明図である。
冷却装置100は図1に示すように、クーラント液Wを貯留する貯留タンク101と、貯留タンク101から工作機械Mへの流路を形成する吐出配管114と、工作機械Mから貯留タンク101への流路を形成する吸込配管115と、貯留タンク101内のクーラント液Wを増圧するポンプ装置1とを備えている。
貯留タンク101は、工作機械Mの近傍に配置される。貯留タンク101は、その内部にクーラント液Wを貯留可能な貯留槽110と、後述するポンプケーシング21を挿通可能な開口部112が形成された天板111とを有している。
吐出配管114はポンプ装置1に接続され、その端部が工作機械Mの加工部位に向かって開口する。吸込配管115は、工作機械Mに供給されたクーラント液Wを貯留タンク101内に引き戻し可能に形成されている。
ポンプ装置1は、モータ部11と、ポンプ部12と、軸封装置13とを備えている。ポンプ装置1は、後述する第1フランジ部27で貯留タンク101に固定される。
モータ部11は、モータケーシング15と、モータケーシング15内部の回転子に固定された回転軸16とを備えている。
回転軸16は、モータ部11から延出して設けられる。回転軸16は、軸受19を介してポンプ12に軸支されつつ、ポンプ部12内に挿通される。回転軸16は、軸封装置13の一部、及び、ポンプ部12の一部を固定可能なキー17を有する。回転軸16は、その端部が、ボルト等の締結部材Bを螺合可能に形成されている。
ポンプ部12は2段式のポンプである。ポンプ部12は、ポンプケーシング21と、複数のインペラ22と、ストレーナ23と、カバー24とを備えている。ポンプ部12は、少なくとも一段目のインペラ22が貯留タンク101内のクーラント液W中に配置される。
ポンプケーシング21は、複数のインペラ22を収容するケーシング部26と、貯留タンク101の開口部112に固定される第1フランジ部27と、ケーシング部26及び第1フランジ部27を連結する第1連結部41と、モータケーシング15及び第1フランジ部27を連結する第2連結部42とを備えている。
ケーシング部26は、その内部に、複数のインペラ22を収容する複数のポンプ室31が形成される。これらポンプ室31は、複数のベーン32により形成された流路により連続する。ケーシング部26は、その下面に形成された吸込口33を有する第1ケーシング50と、第1ケーシング50から第1連結部41に連通する流路を形成する第2ケーシング60とを有している。第1ケーシング50、第2ケーシング60は、後述するスタッドボルトSBにより第1連結部41に固定されている。
第1ケーシング50及び第2ケーシング60には、それぞれにインペラ22が収容されている。インペラ22は、それぞれがキー17によって、一部を回転軸16に固定されている。また、インペラ22は、回転軸16の先端に設けられたボルトBによって締結されている
第1ケーシング50は、ダクタイル鋳鉄を材料として鋳造により製造される。ダクタイル鋳鉄は、JIS規格の材料記号FCD(Ferrum Casting Ductile)450〜500の材料である。第1ケーシング50は、有底筒状に形成され、インペラ22を収容可能な第1ケーシング本体51を有している。第1ケーシング本体51の底部中央には吸入孔33が形成されている。
第1ケーシング本体51の外周部には、インペラの回転軸と平行な方向にスタッドボルトSBを挿通可能な固定孔52を有する第2フランジ部53が形成されている。スタッドボルトSBの先端は、第1連結部41の第3フランジ部43に挿通し、固定される。すなわち、スタッドボルトSBは、第1ケーシング50、第2ケーシング60を第1連結部41に固定する機能を有している。
第1ケーシング本体51の側壁は、その内周面がインペラ22の外周面の吐出口を塞がず、かつ、外周面がスタッドボルトSBの外周面と干渉しない範囲で、十分な肉厚を有している。
すなわち、図6に示すように、第1ケーシング本体51の外周面とスタッドボルトSBとの間の間隔G1は、第1ケーシング本体51の外周面とスタッドボルトSBとが干渉しない寸法に形成されている。第1ケーシング本体51の内周面とインペラ22の外周面との間隔G2は、ポンプ装置1が十分なポンプ性能を有するための寸法に設定される。第1ケーシング本体51の肉厚Kは、上述した間隔G1,G2の条件を満たしつつ、最大となる値である。
第1ケーシング本体51の底部には、後述する第2突起部63と同様の形状を有する第1突起部55が形成されている。すなわち、第1突起部55は、後述する第2登坂斜面64、第2平坦面65、第2下降斜面66とそれぞれ同様の形状である第1登坂斜面56、第1平坦面57、第1下降斜面58を有している。
また、第1ケーシング本体51の内周面と底面の間には、インペラ22の回転軸を通る断面視で、肉厚Kの1.2〜1.3倍の半径R2の円弧状に形成された第1底面隅部59を有している。
第2ケーシング60は、ダクタイル鋳鉄を材料として、鋳造により製造される。第2ケーシング60は、有底筒状に形成され、インペラ22を収容可能な第2ケーシング本体61を有している。第2ケーシング本体61の底部中央には案内路62が形成されている。第2ケーシング本体61の、第1ケーシング50側には、複数のベーン32が設けられている。
第2ケーシング60の内径R1は第1ケーシング50の内径と等しく形成され、その肉厚が、第1ケーシング50の側壁肉厚Kと同様に形成されている。
第2ケーシング本体61の底部には、第2ケーシング本体61の内周面に沿って、底面から突出する第2突起部63が形成されている。第2突起部63は、図4A、図4Bに示すよう、インペラの回転軸からの、第2ケーシング本体61の径方向の正面視で、台形状に形成されている。第2突起部63は、第2ケーシング本体61の径方向の肉厚Sが第2ケーシング本体61の内径R1の0.85〜0.9倍に形成されている。第2突起部63は、第2ケーシング本体61の径方向に平行な第2登坂斜面64、第2平坦面65、第2下降斜面66を有している。
第2登坂斜面64は、インペラ22の回転軸方向における底面からの高さが、インペラ22の回転方向に沿って次第に高くなり、第2平坦面65に連続している。第2平坦面65は、第2ケーシング本体61の内径R1の0.03〜0.05倍の高さHに形成され、第2登坂斜面64とは反対側の端部で第2下降斜面66に連続する。第2下降斜面66は、インペラ22の回転軸方向における底面からの高さが、インペラ22の回転方向に沿って次第に小さくなる。
第2登坂斜面64、第2平坦面65、第2下降斜面66の、インペラ22の回転方向の範囲は、図4Aに示すように、インペラ22の回転軸を中心とする角度D1,D2,D3で規定される。本実施の形態では、角度D1,D2,D3は、それぞれ10度、20度、10度の範囲である。
また、第2ケーシング本体61の内周面と底面の間には、第1底面隅部59と同様に、インペラ22の回転軸を通る断面視で半径R2の円弧状に形成された第2底面隅部67を有している。
第1フランジ部27は、その中心に回転軸16を挿通可能な円盤状であって、天板111の開口部112の周囲の面に締結部材Bにより固定可能に形成されている。
第1連結部41及び第2連結部42には、回転軸16を挿通可能である。また、第1連結部41及び第2連結部42は、内部に、ポンプケーシング21と連通し、吐出口36と連通する吐出流路34が形成されている。
第1連結部41はポンプケーシング21を固定可能に形成されている。第1連結部41の外部には、天板111の開口部112から貯留槽110側に延設するカバー24が固定されている。また、第1連結部41は、回転軸16を挿通可能な挿通孔35が形成されており、回転軸16との間に軸封装置13が設けられている。
第2連結部42は、第1フランジ部27の上部に設けられ、その一部に吐出流路部34が配置された円筒状に形成されている。第2連結部42は、モータケーシング15を接続、支持し、その内部に回転軸16を挿通可能、かつ、軸受19を固定可能に形成されている。
軸封装置13は、ケーシング部26の挿通孔35に固定される固定体71と、回転軸16に固定される回転体72と、回転軸16に固定される鍔部73とを備えている。軸封装置13は、回転軸16及びケーシング部26間の軸封が可能に形成されている。
このように構成された冷却装置100は、ポンプ装置1のモータ部11に電力が供給されることで回転軸16が回転し、回転軸16に固定されたインペラ22が回転する。当該インペラ22が回転することで、図1の矢印Fに示すように、貯留タンク101内に貯留されたクーラント液Wが、ストレーナ23を介して最上流のポンプ室31内に吸込まれて増圧され、二次側へと圧送される。クーラント液Wは、二次側のポンプ室31内で、さらに増圧され、吐出流路部34を介して吐出口36から吐出配管114へと移動し、工作機械Mへと供給される。
工作機械Mへ供給されたクーラント液Wは、加工部位を冷却後、工作機械Mのクーラント液Wの受け部から、吸込配管115を介して貯留タンク101内に戻される。また、貯留タンク101内に戻されたクーラント液Wは、ポンプ部12により増圧給水されて、工作機械Mへと供給される。図1に示すクーラント液Wの矢印Fのように、冷却装置100において、クーラント液Wが循環して用いられる。
工作機械Mから引き戻されたクーラント液Wには、加工部位から脱落した切粉や、砥粒等の異物Eが含まれる。これらの異物Eの内、細かいものは、インペラ22の回転により、クーラント液Wとともにストレーナ23を通過して最上流のポンプ室31に吸い込まれる。吸い込まれた異物Eは、クーラント液Wに比べて比重が大きいことから、第1ケーシング50の底部に沈殿する。
第1ケーシング50の底部に沈殿した異物Eは、インペラ22の回転により、第1底面隅部59を旋回し、図7中矢印Y1に示すように、第1突起部55の第1斜面56によりポンプ室31中に拡散される。
第1ケーシング50内部のポンプ室31中に拡散した異物Eはクーラント液Wと共に、第2ケーシング60に案内される。異物Eは第2ケーシング60内においても、第1ケーシング50内と同様に、第2突起部63によりポンプ室31内に拡散される。
異物Eは第2ケーシング60内のポンプ室31に拡散された後、クーラント液Wと共に吐出配管114を通り、工作機械Mに案内される。
工作機械Mに送られた異物Eは、再び吸込配管115から貯留槽110に流入する。すなわち、異物Eは第1ケーシング50及び第2ケーシング60内に沈殿することなく、クーラント液Wと共に循環する。
図8に示すように、突起や円弧状の隅角が形成されていないケーシング2の場合、異物は矢印Y2に示すように底面隅角に集中し、ケーシング内壁が磨耗し、ポンプとしての性能が低下する。一方、本実施の形態では、第1突起部59、第2突起部61、第1底面隅角59、第2底面隅角67により、異物を拡散させることが可能である。
また、円弧状の断面を有する第1底面隅角59及び第2底面隅角66を形成することで、製造の際に切削加工を必要としない。このため、ダクタイル鋳鉄のように、十分な耐摩耗性を有する一方、切削加工に不向きである材料を利用可能としている。
上述したように、本発明にかかるケーシング部26によれば、第1ケーシング50及び第2ケーシング60に、第1突起部55及び第2突起部61を設けることで、異物Eをポンプ室31に拡散させ、循環させることが可能である。これにより、異物Eによる内壁の磨耗を抑制し、ポンプ性能の低下を防止することが可能になる。
また、底面隅角には、断面形状が円弧状の第1底面隅部59、第2底面隅部67を設けることで、異物Eが局所に集中せず、異物Eによる内壁の磨耗を抑制することが可能となる。更に、第1底面隅部59、第2底面隅部62を円弧状に形成することで、鋳造により第1ケーシング50、第2ケーシング60を形成することが可能である。このため、切削に不向きである一方、高い強度を有するダクタイル鋳鉄を利用でき、第1ケーシング50、及び、第2ケーシング60が十分な強度を得ることが可能となっている。
上述したように、本発明に係るポンプ装置のケーシングによれば、異物をクーラント液中に拡散させることで、内壁の磨耗による穴あきを防止することが可能となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、2段式のポンプ装置について説明したが、3段以上に形成されている場合や、1段のみの場合であっても、本発明を同様に適用できるのは勿論である。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
以下に、本願出願の当初の特許請求範囲に記載された発明を付する。
[1]
インペラを同軸的に収容可能な有底筒状のケーシング本体と、
前記ケーシング本体の底部中央に設けられた吸入孔と、
前記底部から、前記ケーシング本体の軸方向に沿って突出し、前記底部からの軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に高くなる斜面を有する突起部とを備えることを特徴とするポンプ装置のケーシング。
[2]
前記ケーシング本体は、前記ケーシング本体の外周部に設けられたフランジ部と、
前記フランジ部に設けられ、前記インペラの回転軸方向にボルトを挿脱可能に形成された固定孔と、
前記固定孔に挿入された際の前記ボルトの前記ケーシング本体の外周面に対向する部分と前記ケーシング本体の外周面との、前記ケーシング本体の径方向における間隔、及び、前記インペラの外周面と前記ケーシング本体の内周面との間の、前記ケーシング本体の径方向における間隔が最小となる肉厚の側壁とを備えることを特徴とする[1]に記載のポンプ装置のケーシング。
[3]
前記ケーシング本体は、前記内周面と前記底部の間に位置し、前記インペラの回転軸を通る断面形状が、前記内周面及び前記底部と連続し、前記ケーシング本体の側壁肉厚の1.2〜1.3倍の半径を有する円弧状である底面隅部を備えることを特徴とする[1]に記載のポンプ装置のケーシング。
[4]
前記ケーシング本体は、材料がダクタイル鋳鉄であることを特徴とする[1]に記載のポンプ装置のケーシング。
100…冷却装置、101…貯留タンク、1…ポンプ装置、11…モータ部、26…ケーシング部、50…第1ケーシング、60…第2ケーシング。

Claims (4)

  1. インペラを同軸的に収容可能な有底筒状のケーシング本体と、
    前記ケーシング本体の底部中央に設けられた吸入孔と、
    前記底部から、前記ケーシング本体の軸方向に沿って突出する突起部と、
    を具備し、
    前記突起部は、前記底部からの前記軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に高くなる登坂斜面、前記登坂斜面に連続する平坦面、及び、前記平坦面に連続し、前記底部からの前記軸方向の高さが前記インペラの回転方向に沿って次第に小さくなる下降斜面を有し、前記ケーシング本体の径方向の正面視で台形状に形成されている
    ことを特徴とするポンプ装置のケーシング。
  2. 前記ケーシング本体は、前記ケーシング本体の外周部に設けられたフランジ部と、
    前記フランジ部に設けられ、前記インペラの回転軸方向にボルトを挿脱可能に形成された固定孔と、
    前記固定孔に挿入された際の前記ボルトの前記ケーシング本体の外周面に対向する部分と前記ケーシング本体の外周面との、前記ケーシング本体の径方向における間隔、及び、前記インペラの外周面と前記ケーシング本体の内周面との間の、前記ケーシング本体の径方向における間隔が最小となる肉厚の側壁とを備えることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置のケーシング。
  3. 前記ケーシング本体は、内周面と前記底部の間に位置し、前記インペラの回転軸を通る断面形状が、前記内周面及び前記底部と連続し、前記ケーシング本体の側壁肉厚の1.2〜1.3倍の半径を有する円弧状である底面隅部を備えることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置のケーシング。
  4. 前記ケーシング本体は、材料がダクタイル鋳鉄であることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置のケーシング。
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