JP6080720B2 - ポンプ装置 - Google Patents
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Description
しかし、昨今、工作機械のクーラント処理の大流量化の要請が存在する。それに対して、上述のポンプ装置では、いわゆる「トロコイドポンプ」(ギヤポンプ)の様な容積型ポンプにより作動流体を処理しているため、その処理流量が少なく、クーラント処理の大流量化の要請に応えることは困難であった。
第1のポンプ(5)の回転軸(8)と同心の回転軸を有し且つ第1のポンプ(5)の吸込口(5i)よりも下方(上流側)に設けられた第2のポンプ(例えば、インペラーのような遠心ポンプ:底部吸入インペラー1)を含み、
第2のポンプ(1)よりも上方で且つ第1のポンプ(5)の吸込口(5i)よりも下方の領域に、作動流体から異物を分離する機能を有する遠心分離濾過装置(サイクロン3)が設けられており、
当該遠心分離濾過装置(3)は、第2のポンプ(1)側(下方)の内径(D3)が大きく第1のポンプ(5)側(上方)の内径(d3)が小さくなる様に配置されており、且つ、前記遠心分離濾過装置(3)は第2のポンプ(1)から吐出された作動流体が当該遠心分離濾過装置(3の内径が大きい側の領域、あるいは、第2のポンプ1側の領域)内に直接流入する位置に設けられており、
遠心分離濾過装置(3)の中心軸に沿って(上下方向に)第1のポンプ(5)の吸入用配管(清浄液吸入管31)が第2のポンプ(1)近傍まで延在しており、当該(第1のポンプ5の)吸入用配管(31)は第1のポンプ(5)の吸込口(5i)に連通しており、前記遠心分離濾過装置(3)の第1のポンプ(5)側(上方)端部近傍に異物を包含する流体の排出口(3o)が設けられていることを特徴としている。
そして本発明において、前記遠心分離濾過装置(3)の第1のポンプ(5)側(上方)端部近傍に設けられた異物を包含する流体の排出口(3o)は、異物を包含する流体の流路(9)を介して異物排出口(68H)に連通しているのが好ましい。
その際(旋回して遠心分離濾過装置3内を第1のポンプ5側すなわち上方へ移動する際に、遠心力により異物と作動流体とに適切に分離される。
第2のポンプ(1)側(下方)に方向転換した清浄な作動流体は、第2のポンプ(1)近傍の領域で吸入用配管(清浄液吸入管31)内に流入し、第1のポンプ(5)の吸込口(5i)に流入する。
そして、作動流体の吐出口(66)から清浄な作動流体の流れとして吐出される。
また、遠心分離濾過装置(サイクロン3)の旋回流の流速が速く、且つ、大流量の作動流体が遠心分離濾過装置(サイクロン3)内に流入するので、作動流体に包含されている比重の大きい異物も、作動流体に連行されて、容易に第1のポンプ(5)側(上方)に移動して、第1のポンプ(5)側(上方)端部近傍に設けられた(異物を包含する流体の)排出口(3o)から、異物を包含する流体の流路(9)を介して、遠心分離濾過装置(サイクロン3)外部に排出される。
そのため、吸入管内径寸法(D31)を小さくしても作動流体が第1のポンプ(5)に吸入される量は減少せず、ポンプ吐出量を減少させてしまうことはない。それと共に、吸入管内径寸法(D31)を小さくすることにより、異物を包含する作動流体が第1のポンプ(5)の吸入用配管(清浄液吸入管31)に吸い込まれる可能性が減少して、濾過率が向上する。
ここで、第1のポンプ(遠心ポンプ5)の第1段(吸入側の第1段51)に向う作動流体の流れは、旋回流ではない(周方向成分を有していない)流れであることが好ましい。前記案内部材(31B)の第1のポンプ(5)側(上方)の領域(L2)を直線に延在する様に構成すれば、当該直線に延在する領域により、吸入用配管(清浄液吸入管31)を第1のポンプ(5)側(上方)に流れる作動流体の周方向成分が打ち消されて旋回流ではなくなる。
また、円錐台形部材(コーン部材32)を円錐形の頂点が第2のポンプ(1)側(下方)に向くように配置することにより、異物を包含する作動流体が排出口(3o)から排出される流量を確保して、異物がポンプ装置内から排出され易くなり、濾過率を向上することが出来る。
最初に図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
図1において、第1実施形態に係るポンプ装置は、全体を符号100で示されている。
図1において、ポンプ装置100は、底部吸入インペラー(第2のポンプ)1と、サイクロン(遠心分離装置)3と、下方のハウジング(第2のハウジング)4と、多段式遠心ポンプ(第1のポンプ)5と、上方のハウジング」(第1のハウジング)6と、電動モーター7を備えている。
インペラーハウジング11は、上縁フランジ部11aと、円筒部11bと、底部11cを有し、底部11cの中央には貫通孔11dが形成されている。貫通孔11dの下端隅部には面取り11eが施されている。
インペラーハウジング11の外周は、所定の隙間を隔ててカバー部材2で覆われている。カバー部材2は、例えば、多数の小径の貫通孔を形成したパンチングメタルで構成されているのが好ましい。パンチングメタルの貫通孔が小径であれば、粒径の大きな異物が底部吸入インペラー1内に侵入することが防止できる。
複数のブレード12bは、上部円板12aと下部円板12cに挟持され、均等ピッチで配置されており、各々の上縁部及び下縁部は上部円板12aと下部円板12cに固着している。
図1で示すように、サイクロン3のケーシング30の内周面30iがテーパー状に形成されており、下端の内径D3が上端の内径d3よりも大きい(図1参照)。そして、図2で示すように、底部吸入インペラー1から吐出された作動流体がサイクロン内に直接流入するように構成されている。
図2において、サイクロン3のケーシング30の上端近傍には、段状の切欠き30cが設けられている。そして、段状の切欠き30cと下方のハウジング4の内周41iにより、サイクロン3のケーシング30の上端近傍に概略円環状の空間が形成される。
また清浄液吸入管31の上端31oは、多段式遠心ポンプ5の吸込み口5iに連通している。
ケーシング30上端の内周面30iとコーン部材32の外周面32oにより環状流路3oが構成されており、当該環状流路3oは異物を包含する流体の排出口として機能する。
また、サイクロン上端30aと多段式遠心ポンプ5の下方仕切り部材50の下面50bとの上下方向隙間λ(図1参照)も、環状流路3oから排出される作動流体が異物を連行するのに必要な流量を確保することが出来ると共に、多段式遠心ポンプ5の必要吐出量を確保することが出来る様にするべく、所定値に設定されている。
流路接続コネクタ42の流路42cは接続パイプ9を介して、後述する上方のハウジング6における異物排出口68Hにおける垂直部68Vと接続されている。ここで接続パイプ9は、異物を連行(包含)する作動流体の流路を構成している。
下方のハウジング4は、サイクロン3におけるケーシング30と、多段式遠心ポンプ5の下方仕切り部材50に、図示の例ではインロー構造によって液密に接続されている。
図2において、多段式遠心ポンプ5は、下方仕切り部材50と、一段目のポンプユニット51と、二段目のポンプユニット52と、三段目のポンプユニット53と、四段目のポンプユニット54と、五段目のポンプユニット55が上下方向で液密に積層して組み上げられている。
清浄液吸入管31の口径D31が小さいと濾過率は向上するが、清浄液吸入管3内の負圧が大きくなって遠心ポンプ5で作動流体を吸い込めなくなり、遠心ポンプ5の吐出流量が減少してしまう。一方、清浄液吸入管3の口径D31が大きいと、清浄液吸入管3内の負圧が小さくなるため遠心ポンプ5の吐出流量は増加するが、濾過率は低下してしまう。
濾過率と遠心ポンプ5の吐出流量のバランスを取るためには、清浄液吸入管31の口径D31と多段式遠心ポンプ5の吸込み口の口径D51iが概略等しいことが好ましい。そして発明者の実験によれば、清浄液吸入管31の口径D31と多段式遠心ポンプ5の吸込み口の口径D51iの際は±5%の範囲内であれば、濾過率と遠心ポンプ5の吐出流量のバランスを取ることが分かった。そのため、上述した様に、清浄液吸入管31の口径D31は、多段式遠心ポンプ5の吸込み口の口径D51iの95%〜105%に設定されている。
遠心ポンプ5に要求される吐出流量を確保し、且つ、底部吸入インペラー1から吐出された作動流体によりサイクロン3内の旋回流を強くして濾過率を向上するためには、底部吸入インペラー1の口径D12は、多段式遠心ポンプ5のインペラーの口径D51よりも若干大きくする必要がある。発明者の実験によれば、底部吸入インペラー1の口径D12が多段式遠心ポンプ5のインペラーの口径D51の100%〜110%であれば、遠心ポンプ5の必要な吐出流量を確保し、且つ、濾過率を向上することが出来ることが分かった。
ポンプ軸8には、公知の手段(例えば、ロックナットLN、第1の押圧部材14、第2の押圧部材15、埋め込みボルト16)により、多段式遠心ポンプ5と底部吸入インペラー1が取り付けられている。
上方のハウジング6におけるシール部材格納用中空部63の半径方向外方の領域には作動流体吐出流路64が形成され、作動流体吐出流路64は作動流体吐出口66に連通している。ここで作動流体吐出口66は、ハウジング6の半径方向外方に突出する突出部65に設けられている。
異物排出口68Hを経由して、異物を連行する作動流体がポンプ装置100外に排出される。前述した通り、異物排出口68Hは垂直部68Vと連通し、垂直部68Vは接続パイプ9に連通している。
また、多段式遠心ポンプ5、下方のハウジング4、サイクロン3、底部吸入インペラー1は、複数本の通しボルト(植え込みボルト)B2及びナットN2によって、上方のハウジング6に固定されている。
図3において、ガイドプレート31Bは、底部吸入インペラー1側(図3の下側:図3において符号L1で示す領域)が螺旋状に捻られた形状であり、多段式遠心ポンプ5側(図3の上側:図3において符号L2で示す領域)が直線的(ストレート)に構成されている。
サイクロン3の旋回流F4はサイクロン3内を旋回する成分を有しており、係る成分を利用して旋回流F4を構成する作動流体を吸入管本体31Aに流入するために、ガイドプレート31Bは螺旋状に捻られた形状であることが好ましい。
一方、多段式遠心ポンプ5の第1段(図2における最下段51:吸入側の第1段51)に吸い込まれる作動流体は周方向成分を有さない(旋回流ではない)ことが好ましい。ガイドプレート31Bの多段式遠心ポンプ5側の領域L2を直線的に延在する様に構成すれば、ガイドプレート31Bの直線に延在する領域により作動流体の周方向成分を打ち消して、清浄液吸入管31から多段式遠心ポンプ5内に吸い込まれる作動流体から周方向成分を消去することができる。
以下の説明において、作動流体として、工作機械における冷却液であるクーラントを例示する。当該クーラントは、工作機械による切削後の切り粉等の異物を含んでいる。
電動モーター7を起動し、ポンプ装置100の回転数が所定値に達すると、多数の小径の貫通孔を形成したカバー部材2を経由して、底部吸入インペラー1が、クーラントを吸い込む(図2の流線F1)。底部吸入インペラー1に吸い込まれたクーラントは、底部吸入インペラー1の回転によりサイクロン3の底部内周に螺旋状に吐出され、螺旋状の流線F2に沿ってサイクロン3内を上昇する。
サイクロン3のケーシング30における内周面30iはテーパー状に構成されているので、サイクロン3の内部空間及び出口(異物を包含する流体の排出口)3oの断面積は減少する。そのため、ケーシング内周面30iを螺旋状に上昇する作動流体において、サイクロンの特性として旋回中心に近い清浄なクーラントは、サイクロン3内で反転し(流線F3)、清浄液吸入管31下降して(流線F4)、清浄液吸入管31の周囲を旋回しつつ、清浄液吸入管31の下端31iから清浄液吸入管31内に浸入する(流線F5)。
多段式遠心ポンプ5内に進入したクーラントは各段で昇圧され(流線F8)、5段目のポンプユニット55の吐出口から上方のハウジング6の作動流体吐出流路64に流入し(流線F9)、ハウジング6の吐出口66からポンプ装置100外に吐出される(流線F10)。
流線Fc11で示すようにケーシング30の内周面30iに沿って上昇したクーラント(異物を連行しているクーラント)は、ケーシング30上端の異物排出口3oからサイクロン3外に流出する(流線Fc12)。
その際に、円環状の空間(切欠き)30cはケーシング30上端の異物排出口3oよりも下方に位置しているので、比重の大きい異物が流線Fc12で示すクーラントの流れに逆らって、サイクロン3内に逆流してしまう恐れはない。
そして、異物を連行したクーラント上方のハウジング6の異物排出口68Hからポンプ装置100外に排出される(流線Fc14)。
ここで、底部吸入インペラー1の吐出流が直接サイクロン3に流入し、底部吸入インペラー1により付加されたエネルギー(ヘッド)によりサイクロン3内の旋回流を生成しているので、比重の大きい異物が円環状の空間(切欠き)30cに沈殿すること無く、接続パイプ9内を経由して異物排出口68Hから確実に排出される流量のクーラントを確保することが出来る。
底部吸入インペラー1により、クーラントに対してサイクロン3内を上昇するのに必要且つ十分なエネルギー(ヘッド)が直接付加されるので、クーラントは多段式遠心ポンプ5側へ容易且つ確実に移動する。そして、サイクロン3内を上昇するのに必要且つ十分なエネルギー(ヘッド)が直接付加されて旋回するクーラントは、サイクロン3内を多段式遠心ポンプ5側へ移動(上昇)する際に、その遠心力により異物と清浄なクーラントが確実に分離される。そのため、サイクロン3における濾過効率が向上する。
一方、異物を分離したクーラントと清浄なクーラントはサイクロン3内の半径方向内方の領域を移動し、流線F3で示すように底部吸入インペラー1側(下方)に方向転換する。
底部吸入インペラー1側(下方)に方向転換した清浄な作動流体は流線F4で示すように下降し、底部吸入インペラー1近傍の領域で流線F5で示すように清浄液吸入管31内に流入する。そして、多段式遠心ポンプ5の吸込口5iに流入する(流線F61、F62、F7)。
そして、多段式遠心ポンプ5の吐出口66から清浄な作動流体の流れとして吐出される(流線F8、F9、F10)。
従って図示の第1実施形態は、上述した従来技術(特許文献1)、すなわち非容積型ポンプから吐出された作動流体が一次サイクロンの半径方向外方の領域を上昇してから一次サイクロン内に流入するポンプ装置に比較して、底部吸入インペラー1により付加されたエネルギー(ヘッド)の損失が少なく、効率的である。
そのため、清浄液吸入管31の口径D31が、多段式遠心ポンプ5の吸込み口の口径D51iの95%〜105%であれば、当該口径D31を大きくしなくとも、クーラントが遠心ポンプ5に吸入される量は減少せず、遠心ポンプ5の吐出量を減少させてしまうことはない。
そして、清浄液吸入管31の口径D31が多段式遠心ポンプ5の吸込み口の口径D51iの95%〜105%であれば、異物を包含するクーラントが清浄液吸入管31あるいは多段式遠心ポンプ5に吸い込まれる可能性が減少し、濾過率が向上する。
そしてガイドプレート31Bの多段式遠心ポンプ5側(上方)の領域L2により、清浄液吸入管31内を遠心ポンプ5側に移動するクーラントの流れにおける周方向成分を打ち消すことが出来る。
また、コーン部材32を円錐形の頂点が底部吸入インペラー1側(下方)に向くように配置しているので、異物を包含する作動流体が排出口3oから排出される流量を確保することが出来る。そのため、異物がポンプ装置100内から排出され易くなり、濾過率を向上することが出来る。
第1実施形態では、底部吸入インペラー1は1段のみであり、多段式遠心ポンプ5が5段となっているのに対して、図5の第2実施形態では底部吸入インペラーが2段になり、多段式遠心ポンプ5Aが4段となっている。図示はされていないが、底部吸入インペラーは3段以上であっても良い。
以下、図5に基づいて第2実施形態を説明する。
第1実施形態のポンプ装置のサイクロン3の外周が円筒状であったのに対して、第2実施形態のサイクロン3Aの外周面30Aoは、内周面30Aiと平行として肉厚を削減しており、以って、軽量化を図っている。
第2実施形態のサイクロン3Aのコーン部材32Aは、概略第1実施形態のサイクロン3のコーン部材32と同様である。
第2実施形態における下方のハウジング4Aは、下端の形状が第1実施形態における下方のハウジング4とは異なっているが、全体的に同様である。そして第2実施形態における下方のハウジング4Aを、第1実施形態の下方のハウジング4と同様にすることが可能である。
2つの吸入インペラー本体12の間には、スリーブ17とガイド部材19が設けられている。スリーブ17は2つの吸入インペラー本体12同士の間隔を一定距離に保つ作用を奏する部材である。ガイド部材19はインペラーハウジング11A側に固定されている。
そして、ポンプ軸8Aの各部の長さ方向寸法も、第1実施形態におけるポンプ軸とは異なっている。
図5の第2実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図1〜図4の第1実施形態と同様である。
例えば、図示の実施形態では、第1のポンプは非容積型ポンプ(例えば、羽根車を有する遠心ポンプ)であるが、第1のポンプを容積型ポンプ(例えば、ギヤポンプ、或いは、いわゆる「トロコイドポンプ」)で構成することも可能である。
また、図示の実施形態ではクーラントを汲み上げる場合について説明されているが、それ以外の用途について本発明を適用することも可能である。
さらに、図1〜図5では底部吸入インペラーが単段の場合と2段の場合が図示されているが、底部吸入インペラーを3段以上設けることも可能である。
2・・・カバー部材
3・・・サイクロン
4・・・下方のハウジング
5・・・多段式遠心ポンプ
6・・・上方のハウジング
7・・・電動モーター
8・・・ポンプ軸
9・・・接続パイプ
11・・・インペラーハウジング
12・・・吸入インペラー本体
30・・・ケーシング
31・・・清浄液吸入管
32・・・コーン部材
51・・・一段目のポンプユニット
66・・・作動流体吐出口
68H・・・異物を含む流体の排出口
Claims (4)
- 作動流体貯溜部よりも上方に設けられた第1のポンプと、
第1のポンプの回転軸と同心の回転軸を有し且つ第1のポンプの吸込口よりも下方に設けられた第2のポンプを含み、
第2のポンプよりも上方で且つ第1のポンプの吸込口よりも下方の領域に、作動流体から異物を分離する機能を有する遠心分離濾過装置が設けられており、
当該遠心分離濾過装置は、第2のポンプ側の内径が大きく第1のポンプ側の内径が小さくなる様に配置されており、且つ、前記遠心分離濾過装置は第2のポンプから吐出された作動流体が当該遠心分離濾過装置内に直接流入する位置に設けられており、
遠心分離濾過装置の中心軸に沿って第1のポンプの吸入用配管が第2のポンプ近傍まで延在しており、当該吸入用配管は第1のポンプの吸込口に連通しており、前記遠心分離濾過装置の第1のポンプ側端部近傍に異物を包含する流体の排出口が設けられていることを特徴とするポンプ装置。 - 前記遠心分離濾過装置の第1のポンプ側端部近傍に設けられた異物を包含する流体の排出口は、異物を包含する流体の流路を介して異物排出口に連通している請求項1のポンプ装置。
- 第1のポンプの吸入用配管には中心軸線方向に案内部材が延在しており、当該案内部材は第2のポンプ側の領域は螺旋形に延在しており、第1のポンプ側の領域は直線に延在している請求項1、2の何れかのポンプ装置。
- 遠心分離濾過装置の第1のポンプ側の端部には円錐台形部材が円錐形の頂点が第2のポンプ側に向くように配置されている請求項1〜3の何れか1項のポンプ装置。
Priority Applications (8)
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