JP6034555B2 - 印刷制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ホストコンピュータから送信された複数の印刷データをスプールして印刷処理を制御する印刷制御装置及びその制御方法に関する。
あるドキュメントの印刷後に同じドキュメントをもう一部印刷したいというユーザの要求がある。このような要求に対して、ホストコンピュータから画像形成装置に印刷データを再送することなく、画像形成装置の操作パネルからの再印刷(以降、リプリント)の指示に従って、そのドキュメントを印刷する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
通常の印刷処理では、画像形成装置は、ホストコンピュータから受信した印刷ジョブを画像形成装置内の記憶部に保存し、印刷処理が終了した後で、その保存した印刷ジョブを削除している。これに対して上述のリプリント機能を備えた画像形成装置では、印刷処理が終了した後も、保存した印刷ジョブを削除しないで、記憶部の空きがなくなるまで受信した印刷ジョブを保存し続ける。これによりユーザは、ホストコンピュータから印刷データを再送することなく、画像形成装置の操作パネルからのリプリント指示だけで、一度印刷した画像を再度印刷することができる。
ところで、画像形成装置には、画像形成装置への操作に対してユーザの認証が必要なものもあればユーザの認証が不要なものもある。ユーザの認証を行わない画像形成装置でリプリント機能を使用する場合、あるユーザの印刷指示によって保存された印刷ジョブを、そのユーザとは別のユーザ(他人)のリプリント指示によって再度印刷することができてしまう。そのとき、リプリント指示の内容によっては、複数部数の再印刷も可能である。機密性の高い文書でなくても、他人に勝手に印刷されるのを許容しないユーザもいる。
そこで、リプリントモードで動作しているときに、勝手に他人の印刷ジョブを印刷できないように、ユーザ認証によってリプリントの実行を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2001−063158号公報 特開2008−183889号公報
特許文献2の技術は、USBメモリ等のリムーバブルメディアに記憶された文書を印刷する際、ユーザに認証情報の入力を要求し、入力された認証情報と、その文書から生成されたラスターデータとをリプリントジョブとして内部のメモリに保存するものである。その結果、保存されたリプリントジョブの印刷指示を受けた場合に、そのリプリントジョブに関連付けて保存した認証情報に従ってユーザを認証し、ユーザの認証に成功したときだけリプリントを実行する。しかし、この技術では、最初の印刷の前に、リプリントジョブをセキュアに(他人に勝手に印刷されないように)保存するかどうかをユーザに判断させ、セキュアに保存すると指示されたときだけ認証情報とともにラスタデータを保存している。しかしながら、印刷に際して、ユーザがセキュアに保存するかどうかを意識することなく、常にセキュアに保存して、リプリント時に他人に勝手に印刷されないようにすることが望まれている。
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、印刷に際して、ユーザがセキュアに保存するかどうかを意識することなく、セキュリティを確保した再印刷機能を提供することを目的とする。
本発明は、データ処理装置から送信された印刷データに従って印刷処理を印刷手段に実行させる印刷制御装置であって、印刷データと、再印刷用に該印刷データを格納することを指示する再印刷指示情報及びセキュアプリント用のセキュアプリントパスワードを含む属性情報と、を前記データ処理装置から受信する受信手段と、前記セキュアプリントパスワードに基づき前記受信手段で受信した前記印刷データのセキュアプリントを前記印刷手段に実行させる第1印刷制御手段と、前記受信手段で受信した前記印刷データ及び前記属性情報を保存する保存手段と、前記第1印刷制御手段による印刷後、前記保存手段に保存されている前記印刷データの再印刷が指示されると、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて再印刷パスワードを含む場合には当該再印刷のための認証情報の入力を要求する要求手段と、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて前記再印刷パスワードを含む場合は、前記要求手段の要求に応じて入力された認証情報と前記保存手段に保存されている前記印刷データの認証情報とが一致すると、前記保存されている印刷データに基づく印刷処理を前記印刷手段に実行させ、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて前記再印刷パスワードを含まない場合は、前記要求手段によって前記認証情報の入力を要求することなく、前記保存されている印刷データに基づく印刷処理を前記印刷手段に実行させる第2印刷制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷に際して、ユーザがセキュアに保存するかどうかを意識することなく、セキュリティを確保した再印刷機能を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置を含む印刷システムの概略を示す図。 実施形態1に係るコントローラの構成例を示すブロック図。 実施形態に係るコントローラにおけるデータの流れを説明する図。 本実施形態1に係るデータ処理装置で動作するプリンタドライバが表示するUI画面の一例を示す図。 本実施形態1に係るデータ処理装置で動作するプリンタドライバが生成する印刷ジョブのデータ構造を示す図。 本実施形態1に係るジョブ制御部が管理する保存ジョブ管理テーブルの一例を示す図。 実施形態1に係るパネルインタフェース部がリプリント指示を受け付けるためのUI画面の一例を示す図。 本実施形態1に係るジョブ制御部がジョブの実行トリガーに従って対象ジョブの実行判定を行う処理手順を示すフローチャート。 本実施形態1に係るプリンタがリプリントモードに設定されているときに、外部から入力されたジョブを実行する処理(S110)を説明するフローチャート。 実施形態1に係るプリンタ102がリプリント指示を受け付けたときの印刷処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態では、本発明に係る印刷制御装置を画像形成装置を例に説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置(印刷装置)を含む印刷システムの概略を示す図である。
図において、データ処理装置101は、例えば、ホストコンピュータであり、画像形成装置102で形成(印刷)される画像情報(印刷データ)の供給源として機能する。本実施形態では、画像形成装置102として、レーザビームプリンタ(以降、プリンタ)を用いている。本実施形態において適用される画像形成装置は、このレーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等の他の印刷方式のプリンタでもよいことは言うまでもない。プリンタコントローラ(以下、コントローラ)110は、データ処理装置101から供給される印刷データ(例えば、ページ記述言語(以降、PDL))に基づいて、ページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン111に送出する。プリンタエンジン111は、コントローラ110から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体(シート)上に転写して定着(電子写真方式)することにより画像を形成(印刷)する。操作パネル112は、ユーザインタフェースとして使用される。コントローラ110は、操作パネル112を介してユーザからの所望の動作指示を受け付ける。またコントローラ110は、操作パネル112を介して、プリンタ102の処理内容やユーザへの警告内容を表示する。
図2は、実施形態1に係るコントローラ110の構成例を示すブロック図である。
パネルインタフェース部201は、コントローラ110と操作パネル112との間のデータのやり取りを制御する。CPU209は、パネルインタフェース部201を介して、ユーザが操作パネル112を使用して入力した各種設定及び指示内容を受け付ける。ホストインタフェース部202は、ネットワークを介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101と双方向に通信を行う。中間データ作成部203は、ホストインタフェース部202を介してデータ処理装置101から受信した印刷ジョブを、プリンタ102内部で扱いやすい形式の中間データに変換する。ROM204は、本実施形態1に係るCPU209が処理を実行するための制御プログラムコードを保持している。RAM205は、CPU209のメインメモリとして機能しており、各種データを一時的に保存するワークメモリエリアも提供している。CPU209がRAM205に格納するデータには、ホストインタフェース部202を介して受信した印刷データ、印刷データを解釈して生成される中間データ、中間データをレンダリングして生成されるビットマップデータ等がある。更には、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータス等がある。
二次ストレージ213は、ホストインタフェース部202を介して受信した印刷データやその他ログ情報などを保存する。二次ストレージ213には、HDDやSDカードなどがある。エンジンインタフェース部206は、コントローラ110とプリンタエンジン111とを接続する。CPU209は、エンジンインタフェース部206を介して、プリンタエンジン111の状態を認識する。DMA制御部207は、RAM205に記憶されているビットマップデータをDMAでプリンタエンジン111等に転送するのに使用される。レンダリング部208は、RAM205に格納された中間データをビットマップデータに展開してRAM205に保存する。CPU209は、ROM204に格納された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス220に接続されたデバイスを制御する。EEPROM210は、プリンタ102の設定情報を保持するための不揮発性メモリである。メディアインタフェース部211は、USBメモリ等のリムーバブルメディア221から画像データ、プログラムデータ、機器設定データ等の各種データを読み取ったり、そのメディア221にデータを書き込んだりする。ジョブ制御部212は、ROM204に保持されるプログラムのモジュールであり、そのプログラムは実行時にはコントローラ110のRAM205に記憶され、CPU209により実行される。CPU209は、ジョブ制御部212を介して、データ処理装置101から受信したデータを印刷ジョブとしてRAM205或いは二次ストレージ213に保存して印刷処理を実行する。更にCPU209は、ジョブ制御部212を介して、データ処理装置101から受信したデータを印刷ジョブとしてRAM205或いは二次ストレージ213に保存したり、また二次ストレージ213等に保存されている印刷ジョブをそれらから消去したりする。CPUバス220は、アドレス、データ、コントロールバスを含むシステムバスで、前述した201から210の各部とCPU209とを接続している。
図3は、実施形態1に係るコントローラ110におけるデータの流れを説明する図である。
受信バッファ301は、RAM205に論理的に確保されており、データ処理装置101から受信した印刷データを格納する。ジョブスプール領域302は、RAM205或いは二次ストレージ213に論理的に確保されている。受信バッファ301の容量は、通常、ジョブスプール領域302の容量よりも小さい。イメージスプール領域303は、RAM205に論理的に確保されている。
S310で、ホストインタフェース部202は、受信バッファ301が空であれば、データ処理装置101より印刷データを受信して受信バッファ301に保存する。ジョブ制御部212は、受信バッファ301に印刷データが保存されたという通知を受けたときに、ジョブスプール領域302に、受信バッファ301のデータ量と同じサイズの空きがあるかどうかを判定する。S311では、ジョブ制御部212は、その空きがなければ空きができるまで待機し、空きがあればジョブ保存手段であるジョブスプール領域302に印刷データを印刷ジョブとして保存する。そして受信バッファ301のデータを消去して受信バッファ301を空にする。またジョブ制御部212は、一方で、ジョブスプール領域302に保存されている印刷ジョブを消去する処理も非同期に行っている。
中間データ作成部203は、イメージスプール領域303に所定のサイズの空きがあるという条件の下で、ジョブスプール領域302に保存されている印刷ジョブを読み出し、PDLの解釈処理(中間データの作成処理)を行う。中間データ作成部203によって作成された中間データは、RAM205に論理的に確保された不図示のバッファに保存される。レンダリング部208は、不図示のバッファに保存されている中間データに従ってレンダリング処理を実行し、そのレンダリング処理によって生成されるビットマップデータをイメージスプール領域303に保存する(S312)。エンジンインタフェース部206は、プリンタエンジン111と同期を取りながら、DMA制御部207の制御の下に、イメージスプール領域303のビットマップデータをプリンタエンジン111に転送して印刷する(S313)。
本実施形態1に係るプリンタ102は、データ処理装置101より印刷データを受信して印刷する通常印刷(第1印刷制御)モードの他に、ジョブスプール領域302に保存している印刷ジョブの再印刷を実行するリプリント(第2印刷制御)モードを備えている。そして、リプリントモードと通常印刷モードとを、本体のユーザメニューの設定によって切り替えることができる。
リプリントモードは、印刷した印刷ジョブをジョブスプール領域302に保存したままにしておき、通常印刷モードでの印刷後、ユーザからの印刷指示に従って、その保存されている印刷ジョブを再度印刷する再印刷モードである。リプリントモードに設定されているときには、コントローラ110は、ジョブ制御部212を介して、印刷ジョブが終了しても、ジョブスプール領域302に保存した印刷ジョブを消去しないで残しておくように制御する。ジョブ制御部212は、リプリントモードが設定されている場合は、図6を参照して後述する保存ジョブ管理テーブルに従って保存している印刷ジョブを管理する。
コントローラ110は、ジョブスプール領域302に保存されている印刷ジョブを、パネルインタフェース部201を介して操作パネル112にリプリント可能なジョブリストとして表示する。リプリント可能なジョブリストを示す操作パネル112の表示画面は、図7を参照して後述する。
コントローラ110は、操作パネル112に表示したリプリント可能なジョブリストに対して、操作パネル112を介してユーザからリプリント指示があれば、その指示された印刷ジョブを実行して印刷する。
図4は、本実施形態1に係るデータ処理装置101で動作するプリンタドライバが表示するUI画面の一例を示す図である。プリンタドライバは、プリンタ102に印刷ジョブを送信するためのデータ処理装置101で動作するソフトウェアである。
図4(A)は、プリンタ102の設定に従ってユーザがプリンタドライバの設定を行うための画面である。
401は、給紙オプションの500枚カセットの装着状態を設定するためのチェックボックスで、このチェックボックス401がチェックされていれば、給紙オプションの500枚カセットが装着されていることになる。402は、オプションのハードディスクの装着状態を設定するためのチェックボックスで、このチェックボックス402がチェックされていれば、ハードディスクが装着されていることになる。403は、プリンタ102が部門別管理モードに設定されているときに、その運用内で印刷するためのチェックボックスで、詳細設定ボタン408は、その詳細設定をするためのボタンである。404は、プリンタ102が上述したリプリントモードに設定されているときにその機能を使用するためのチェックボックスで、詳細設定ボタン409はその詳細設定を行うためのボタンである。ボタン409をユーザが押下すると、プリンタドライバは図4(B)の詳細設定画面を表示する。
405は、プリンタ102を使用する上でのユーザ情報を設定するためのチェックボックスであり、詳細設定ボタン410はその具体的な情報を設定するためのボタンである。ボタン410をユーザが押下すると、プリンタドライバは図4(C)の詳細設定画面を表示する。尚、プリンタドライバは、チェックボックス403,404,405のチェック状態に従って、それぞれ詳細設定ボタン408,409,410のボタン操作を許容するように表示制御を行う。OKボタン406は、この画面の設定を有効にするボタンで、キャンセルボタン407は、この画面の設定をキャンセルするボタンである。尚、これらOKボタン、キャンセルボタンが押下されたときの動作は図4(B)(C)でも同様である。
図4(B)は、ユーザがリプリント機能の詳細設定を行うための画面であり、図4(A)の詳細設定ボタン409の押下に従って表示される。
411は、ユーザがリプリントを指示するときに、パスワードによる認証を行うかどうかを設定するためのチェックボックスである。412は、リプリントのパスワードを設定するためのボタンである。ユーザがボタン412を押下すると、プリンタドライバは図4(C)の設定画面を表示する。
図4(C)は、リプリントのためのユーザ情報の設定を行うための画面であり、図4(A)の詳細設定ボタン410の押下、或いは図4(B)のパスワード設定ボタン412の押下に従って表示される。
422は、ユーザ名を入力するためのテキストボックスである。プリンタドライバは、テキストボックス422の文字列をジョブオーナー名情報として内部のメモリに保持し、印刷データを作成するときには、内部のメモリに保持されたジョブオーナー名情報を印刷ジョブに付加する。423は、セキュアプリントのパスワードを入力するためのテキストボックスである。プリンタドライバは、テキストボックス423の文字列をセキュアプリント用パスワードとして内部のメモリに保持し、テキストボックス423にはユーザが入力した文字情報に関係なく固定の文字列を表示する。プリンタドライバは、セキュアプリント指示を受けたときの印刷データを作成するときだけ、内部のメモリに保持されたセキュアプリント用パスワードを印刷ジョブに付加する。424は、リプリント用パスワードを、セキュアプリント用パスワードと同じにするかどうかを設定するためのチェックボックスである。425は、チェックボックス424がチェックされていないとき、即ち、セキュアプリント用パスワードとは異なるリプリント用パスワードを入力するためのテキストボックスである。プリンタドライバは、チェックボックス424がチェックされていないときだけ、テキストボックス425の入力を許容するように表示制御する。プリンタドライバは、チェックボックス424がチェックされているときは、内部のメモリに保持されたセキュアプリント用パスワードをリプリント用パスワードとして内部のメモリに保持する。プリンタドライバは、チェックボックス424がチェックされていないときには、テキストボックス425に入力された文字列をリプリント用パスワードとして内部のメモリに保持する。また、テキストボックス425には、ユーザが入力した文字情報に関係なく固定の文字列を表示する。プリンタドライバは、印刷データを作成するときに、チェックボックス404がチェックされて、リプリント機能を使うと設定されていれば内部のメモリに保持しているリプリント用パスワードを印刷ジョブに付加する。
図5は、本実施形態1に係るデータ処理装置101で動作するプリンタドライバが生成する印刷ジョブのデータ構造を示す図である。
図5(A)は、通常の印刷ジョブのデータ構造を示す図である。ジョブ属性データは、501から509等の属性データで構成される。510はPDLデータである。501はジョブを区別するためのジョブID属性である。502は、印刷ジョブ、セキュアプリントジョブなどのジョブの種類を区別するためのジョブ種属性であり、通常の印刷ジョブの場合には、プリンタドライバによって印刷ジョブのIDが設定される。503はジョブオーナー名属性であり、例えば図4(C)で前述したテキストボックス422への入力によって内部のメモリに保持されたジョブオーナー名情報が設定される。504はジョブ名属性であり、例えば印刷データのファイル名が設定される。505はリプリント指定であり、図4(A)のチェックボックス404の状態に従って設定される。例えば、図4(A)のチェックボックス404がチェックされていれば、再印刷対象のジョブとしてリプリント指定505には「ON」が設定される。また図4(A)のチェックボックス404がチェックされていなければ、リプリント指定505には「OFF」が設定される。506は、リプリント時に使用されるリプリント用パスワード属性である。506には、例えば図4(C)で前述したチェックボックス424の入力、或いはテキストボックス425の入力によって内部のメモリに保持されたリプリント用パスワード(再印刷用パスワード)が設定される。507は、PDLデータ510のデータサイズを示すジョブサイズ属性である。508は、PDLデータ510を繰り返し出力するための部数指定属性である。509は、PDLデータをソートして出力するためのソート指定属性である。
図5(B)は、セキュアプリントジョブのデータ構造を示す図である。図5(A)との違いは、ジョブ種属性522がセキュアプリントジョブとして設定され、セキュアプリント属性530が追加されている点である。セキュアプリント属性530には、例えば図4(C)で前述したテキストボックス423の入力によって内部のメモリに保持されたセキュアプリント用パスワードが設定される。その他の521,523〜529で示す属性などは、図5(A)のジョブ属性データの属性501,503〜509と同様であるため、その説明を省略する。
図6は、本実施形態1に係るプリンタ2のジョブ制御部212が管理する保存ジョブ管理テーブルの一例を示す図である。
この保存ジョブ管理テーブルは、ジョブ制御部212がジョブスプール領域302に保存している全ての印刷ジョブを管理するのに使用される。この保存ジョブ管理テーブルは、ジョブスプール領域302内の管理領域に保存されている。ジョブ制御部212は、受信バッファ301に保存されている印刷データをジョブスプール領域302に転送するときに、その転送された印刷データが新規ジョブのデータかどうかを判断する。ジョブ制御部212は、その印刷データが新規ジョブであると判断すると、その印刷データのジョブ属性データ部分(例えば図5(A)のジョブ属性データ)を解釈する。そして、その印刷データから、ジョブID601、ジョブオーナー名602、リプリント用パスワード603、ジョブ名604、ジョブサイズ605といった情報を抽出して保存ジョブ管理テーブルに新規に登録する。
尚、ジョブ制御部212は、ジョブ属性データのリプリント指定(例えば図5(A)の505)が「ON」の場合は、リプリント用パスワード603にジョブ属性データのリプリント用パスワード506を登録する。一方、リプリント指定505が「OFF」の場合は、リプリント用パスワード603に、リプリント用パスワード付きのジョブでないことを意味する値を登録する。
またジョブ制御部212は、ジョブ属性データの登録と同時に、新規ジョブとして保存した時刻も対象ジョブの保存時刻情報606として登録する。更に、ジョブ制御部212は、エンジンインタフェース部206からの印刷終了の通知に従って、対象ジョブの最終印刷時刻607を登録或いは更新する。
図7は、実施形態1に係るパネルインタフェース部201がリプリント指示を受け付けるためのUI画面の一例を示す図である。
図7(A)は、ジョブスプール領域302に保存されているジョブを操作するためのジョブメニュー画面例を示す図である。このジョブメニュー画面において、操作パネル112を介してユーザが「リプリント」を選択すると、パネルインタフェース部201は、ジョブ制御部212を介して保存ジョブ管理テーブルのジョブオーナー情報に従って図7(B)を表示する。尚、プリンタ102が、リプリントモードに設定されていない場合は、このメニュー画面の再印刷を指示するメニュー項目である「リプリント」は表示されず、また図7(B)〜(F)で示す画面も表示されない。
図7(B)は、リプリント可能な印刷ジョブのオーナーリストを表示した画面例を示す図で、この画面を使用して、リプリントしたい印刷ジョブのジョブのオーナー名を選択する。例えばこの画面において、操作パネル112を介してユーザが「キヤノン太郎」を選択すると、パネルインタフェース部201は、ジョブ制御部212を介してオーナー名「キヤノン太郎」に対応するジョブ情報に従って図7(C)を表示する。
図7(C)は、ジョブオーナー「キヤノン太郎」のリプリント可能な印刷ジョブのリストを表示する画面例を示し、この画面でリプリントしたい印刷ジョブを指定できる。例えばこの画面において、操作パネル112を介してユーザが「分担表」を選択すると、パネルインタフェース部201は、ジョブ制御部212を介してジョブ名「分担表」に対応するジョブID情報(JID001(図6))を取得して、図7(D)を表示する。
図7(D)は、リプリントの開始を指示するための画面例を示す図である。例えばこの画面において、操作パネル112を介してユーザが「はい」を選択すると、パネルインタフェース部201は、ジョブID「JID001」のユーザ認証を行うために図7(F)を表示する。
図7(F)は、ジョブID「JID001」のリプリント用パスワードに従ってユーザの認証を行うための画面である。例えばこの画面において、操作パネル112を介してユーザがリプリント用パスワードを入力する。これによりジョブ制御部212は、その入力されたパスワードと、図6の保存ジョブ管理テーブルに保存されているジョブID「JID001」のリプリント用パスワードとを比較する。ジョブ制御部212は、これらパスワードを比較した結果、合致していればジョブID「JID001」のリプリントを指示する。一方、合致しなければ、ジョブ制御部212は、リプリントの中断をパネルインタフェース部201に通知し、パネルインタフェース部201はパスワードの不一致によってリプリントができない旨を操作パネル112に表示する。その後、図7(C)の画面に戻る。
図8は、本実施形態1に係るジョブ制御部212がジョブの実行トリガーに従って対象ジョブの実行判定を行う処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートで示す処理を実行するプログラムはROM205に記憶されており、CPU209の制御の下に実行される。
ジョブ制御部212は、まずS101で、実行対象のジョブがデータ処理装置101などの外部装置から入力された印刷ジョブかどうかを判断する。S101で対象ジョブが外部装置から入力された印刷ジョブであると判断するとS110に進み、ジョブ制御部212は外部入力ジョブを基に所定の処理の実行を指示する。ここでは例えば、ジョブ制御部212は、ホストインタフェース部201から入力した印刷ジョブデータを解釈してジョブスプール領域302に保存し、ジョブスプール領域302に保存されているPDLデータを読み出す。尚、コントローラ110がリプリントモードに設定されているときには、ジョブ制御部212は全ての入力ジョブをジョブスプール領域302に保存する。その後、ジョブ制御部212は、中間データ作成部203にPDLデータを中間データに変換する処理を指示し、それが終わればレンダリング部208に中間データからビットマップデータに変換する処理を指示する。最後にジョブ制御部212は、エンジンインタフェース部206やDMA制御部207にプリンタエンジン111へのビットマップデータの転送を指示する。
一方、S101で、実行対象のジョブが外部装置から入力された印刷ジョブでなければS102に進み、ジョブ制御部212は、対象ジョブがリプリントジョブであるか、或いはセキュアプリントジョブであるかを判定する。S102で、ジョブ制御部212は、対象ジョブがリプリントジョブであると判定するとS103に進み、図6に示す保存ジョブ管理テーブルのリプリント用パスワード603に基づいて、対象ジョブにリプリント用パスワードが設定されているか否かを判定する。S103で、ジョブ制御部212は、リプリント用パスワードが設定されていると判定するとS104に進み、そうでなければS106に進む。
S104では、ジョブ制御部212は、対象ジョブがリプリント用パスワード付きの場合であるためユーザの認証が必要と判断し、例えば図7(F)の画面をパネルインタフェース部201を介して操作パネル112に表示する。その後、S105に進み、ユーザが入力したパスワードをパネルインタフェース部201を介して取得し、図6の保存ジョブ管理テーブルに保存されている対象ジョブのリプリント用パスワードと比較し、それらが一致しているかどうかを判断する。S105で、パスワードが一致していると判定するとS106に進み、ジョブ制御部212は、リプリントジョブを実行する。
S106では、ジョブ制御部212は、リプリントジョブの印刷処理として、まず、ジョブスプール領域302に保存されているPDLデータを読み出す。その後、ジョブ制御部212は、中間データ作成部203にPDLデータを中間データに変換する処理を指示し、それが終わればレンダリング部208に中間データからビットマップデータに変換する処理を指示する。最後にジョブ制御部212は、エンジンインタフェース部206やDMA制御部207にプリンタエンジン111へのビットマップデータの転送を指示する。
一方、S105で、パスワードが一致していないと判定すると、ジョブ制御部212は、ジョブの実行判定処理を終了し、次のジョブ実行指示を待つ。
一方、S102で、対象ジョブがリプリントジョブでないと判定するとS107に進み、ジョブ制御部212は、対象ジョブがセキュアプリントジョブかどうかを判定する。セキュアプリントであると判定するとS108に進み、不図示のセキュアプリント用パスワード入力画面をパネルインタフェース部201を介して操作パネル112に表示する。そしてS109に進み、ユーザが入力したパスワードをパネルインタフェース部201を介して取得し、RAM205に保存されている対象ジョブのセキュアプリント用パスワードと比較し、それらが一致しているかどうかを判断する。ジョブ制御部212は、S109でパスワードが一致していると判定するとS106に進んでセキュアプリントジョブの印刷処理を実行する。一方、S109で、パスワードが一致していないと判定するとジョブの実行判定処理を終了し、次のジョブ実行指示を待つ。
またS107で、ジョブ制御部212は、対象ジョブがセキュアプリントジョブでないと判定するとS106に進み、保存ジョブの印刷ジョブとして印刷処理を実行し、ジョブの実行判定処理を終了する。
この処理により、外部から受信した印刷ジョブは、リプリント指定の有無にかかわらず、最初は印刷が実行され、リプリント指定があればジョブスプール領域302に保存される。その時、図6の保存ジョブ管理テーブルも更新される。そしてその印刷後、保存されている印刷ジョブのリプリントが指示されると、その保存ジョブのリプリント用パスワードの入力が要求される。そして、この要求に応答して、ユーザが入力したユーザ名とパスワード(認証情報)が一致すると、その選択された印刷ジョブが再印刷される。またセキュア印刷ジョブの場合も同様に、保存している印刷ジョブの認証情報と、ユーザが入力した認証情報とが一致した場合に、その選択されたセキュア印刷ジョブが印刷される。
次に、プリンタ102がリプリントモードに設定されているときのジョブ制御部212の処理フローについて説明する。
図9は、本実施形態1に係るプリンタ102がリプリントモードに設定されているときに、外部から入力されたジョブを実行する処理(S110)を説明するフローチャートである。このフローチャートで示す処理を実行するプログラムはROM205に記憶されており、CPU209の制御の下に実行される。
まずS201で、ジョブ制御部212は、ホストインタフェース部201より入力した印刷ジョブデータを解釈してジョブスプール領域302に保存する。そのとき、ジョブ制御部212は、入力した印刷データのうちのジョブ属性データの一部をジョブスプール領域302の中の保存ジョブ管理テーブル(図6)に登録し、PDLデータをジョブスプール領域302の別の領域に保存する。そしてS202に進み、ジョブ制御部212は、ジョブスプール領域302にPDLデータを所定のサイズ保存した後、保存されたPDLデータの読み出しを開始する。その後、ジョブ制御部212は、中間データ作成部203にPDLデータを中間データに変換するように指示する。それが終わればS203で、レンダリング部208に中間データからビットマップデータに変換するように指示する。そしてS204に進み、ジョブ制御部212は、エンジンインタフェース部206やDMA制御部207にプリンタエンジン111へのビットマップデータの転送を指示する。次にS205に進み、入力したジョブのリプリント指定がオンかどうかを判定する。オンであればS207に進み、その印刷ジョブの属性データに含まれるリプリント用パスワードを取得して、保存ジョブ管理テーブルの、対応するジョブのリプリント用パスワードに登録して、処理を終了する。一方、S205でリプリント指定がオフであればS206に進み、S201で格納したジョブスプール領域302のPDLデータを削除して処理を終了する。
次に、リプリント指示を受け付けたときの印刷処理(リプリント処理)について説明する。
図10は、本実施形態1に係るプリンタ102がリプリント指示を受け付けたときの印刷処理を説明するフローチャートである。このフローチャートで示す処理を実行するプログラムはROM205に記憶されており、CPU209の制御の下に実行される。
まずS301で、図7(A)に示すメニュー画面を表示する前に、プリンタ102がリプリントモードであるか否かを判定する。リプリントモードであればS302に進み、図7(A)に示すメニュー画面を表示する。そしてS303で、このメニュー画面の「リプリント」が選択されるとS304に進み、図7(B)に示すような、リプリント可能なユーザリストを表示する。そしてS305で、選択されたユーザのリプリント可能なジョブリスト(図7(C))から、リプリント対象の印刷ジョブが選択されるとS306に進む。S306で、図7(D)に示す画面でリプリントの開始が指示されるとS307に進み、図7(F)に示すようなパスワードの入力画面を表示する。そしてS308で、図7(F)の画面で入力されたパスワードが、図6の保存ジョブ管理テーブルに登録されている、対応するジョブのリプリント用パスワードと一致するかどうかを判定する。パスワードが一致して認証に成功するとS309に進み、指定されたジョブのリプリントを実行する。S308で認証に成功しないときは、そのまま処理を終了する。
S309の処理では、ジョブ制御部212は、リプリントジョブの印刷処理として、まず、ジョブスプール領域302に保存されているPDLデータを読み出す。その後、ジョブ制御部212は、中間データ作成部203にPDLデータを中間データに変換する処理を指示し、それが終わればレンダリング部208に中間データからビットマップデータに変換する処理を指示する。最後にジョブ制御部212は、エンジンインタフェース部206やDMA制御部207にプリンタエンジン111へのビットマップ転送を指示してリプリントを実行する。
尚、S301で、プリンタ102がリプリントモードでないときはS310に進み、図7(A)で「リプリント」を含まないメニュー画面を表示してS311に進み、メニュー画面で指示された処理を実行する。またS303で、リプリントが選択されないときもS311に進んで、指示された処理を実行する。
以上説明したように本実施形態1によれば、リプリント指示を受け付けると、必ずユーザ認証を行ってユーザの認証に成功した場合にのみリプリントを実行する。このため、リプリントモードに設定されたプリンタを使用するユーザは、自分のドキュメントなどを他人にリプリントされることを気にしないで印刷することができる。
またユーザは、最初の印刷時に、プリンタドライバ上でリプリント用パスワードを設定をしておけばよく、その後の印刷時には、リプリント用パスワードを入力するだけで、ユーザ認証によるリプリント機能を利用することができる。これにより、認証カード等による完全なユーザ認証環境下にないプリンタであっても、最低限のセキュリティを確保したリプリント機能を提供することができる。
[実施形態2]
上述の実施形態1では、データ処理装置101から受信した印刷ジョブを印刷するときには、一旦、受信した印刷データ(PDLデータ)をジョブスプール領域302に保存する。そしてPDLデータを読み出して印刷するときは、パスワードによるユーザ認証を行うことなく印刷する。そしてリプリント用のジョブスプール領域302に保存されている印刷ジョブをリプリントするときには、パスワードによるユーザの認証を行って印刷していた。これに対して実施形態2では、リプリントを画像形成装置102自身でなく、別のプリンタ或いは複合機等の他の画像形成装置で実施し、その際、パスワード等によるユーザの認証に応じて、他の画像形成装置への印刷ジョブの送信を制限する。実施形態2のプリンタ等の構成は、前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
例えばプリンタAとプリンタBを含むシステムにおいて、プリンタAはデータ処理装置101より入力した印刷ジョブをジョブスプール領域302に保存するとともに、ユーザの認証を行うことなく印刷する。プリンタAは、ジョブスプール領域302に保存されたジョブに対して、ユーザからプリンタBを使用したリプリント指示を受けると、操作パネル112にユーザの認証情報の入力要求を表示する。プリンタAは、ユーザが入力した認証情報に対して認証情報が合致すれば対象ジョブをプリンタBに印刷ジョブとして送信する。これによりプリンタBは、通常の受信ジョブと同様に印刷処理する。このときプリンタBは、プリンタAより入力した印刷ジョブをジョブスプール領域302に保存するとともに、ユーザの認証を行うことなく印刷する。そしてプリンタBは、ジョブスプール領域302に保存されたジョブに対して、ユーザからの(プリンタBでの)リプリント指示を受けると、操作パネルにユーザ認証情報の入力要求を表示する。そしてプリンタBは、ユーザからの認証情報の入力に対して認証情報が合致すれば対象ジョブを印刷する。
以上説明したように実施形態2によれば、リプリント対象となる画像形成装置に関係なく、リプリント指示を受け付けたときに必ずユーザを認証するためのパスワードの入力が要求され、ユーザの認証に成功した場合にのみ、リプリントが可能になる。これにより、リプリントモードに設定されたプリンタを使用するユーザは、自分のドキュメント等が他人に勝手にリプリントされることなく印刷することができる。
またユーザは、最初の印刷時のみ、プリンタドライバ上でリプリントのユーザ認証設定をしておけばよく、その後、印刷するプリンタが変わっても、ユーザの認証によるリプリント機能を利用することができる。これにより、認証カード等による完全なユーザ認証システム環境下にないプリンタであっても、最低限のセキュリティを確保したリプリント機能を提供することができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (4)

  1. データ処理装置から送信された印刷データに従って印刷処理を印刷手段に実行させる印刷制御装置であって、
    印刷データと、再印刷用に該印刷データを格納することを指示する再印刷指示情報及びセキュアプリント用のセキュアプリントパスワードを含む属性情報と、を前記データ処理装置から受信する受信手段と、
    前記セキュアプリントパスワードに基づき前記受信手段で受信した前記印刷データのセキュアプリントを前記印刷手段に実行させる第1印刷制御手段と、
    前記受信手段で受信した前記印刷データ及び前記属性情報を保存する保存手段と、前記第1印刷制御手段による印刷後、前記保存手段に保存されている前記印刷データの再印刷が指示されると、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて再印刷パスワードを含む場合には当該再印刷のための認証情報の入力を要求する要求手段と、
    前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて前記再印刷パスワードを含む場合は、前記要求手段の要求に応じて入力された認証情報と前記保存手段に保存されている前記印刷データの認証情報とが一致すると、前記保存されている印刷データに基づく印刷処理を前記印刷手段に実行させ、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて前記再印刷パスワードを含まない場合は、前記要求手段によって前記認証情報の入力を要求することなく、前記保存されている印刷データに基づく印刷処理を前記印刷手段に実行させる第2印刷制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記保存手段に保存されている前記印刷データが再印刷対象の印刷ジョブの印刷データでない場合、前記第1印刷制御手段による印刷後、前 記保存手段に保存されている前記印刷データを削除する削除手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷制御装置が再印刷モードである場合に、再印刷を指示するメニュー項目を含むメニュー画面を表示する表示手段を更に有し、前記表示手段は、前記再印刷モードでない場合には、当該メニュー項目を含まないメニュー画面を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. データ処理装置から送信された印刷データに従って印刷処理を前記印刷手段に実行させる印刷制御装置を制御する制御方法であって、
    印刷データと、再印刷用に該印刷データを格納することを指示する再印刷指示情報及びセキュアプリント用のセキュアプリントパスワードを含む属性情報と、を前記データ処理装置から受信する受信工程と、
    前記セキュアプリントパスワードに基づき前記受信工程で受信した前記印刷データのセキュアプリントを前記印刷手段に実行させる第1印刷制御工程と、
    前記受信工程で受信した前記印刷データ及び前記属性情報を保存する保存工程と、前記第1印刷制御工程による印刷後、前記保存工程で保存されている前記印刷データの再印刷が指示されると、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて再印刷パスワードを含む場合には当該再印刷のための認証情報の入力を要求する要求工程と、
    前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて前記再印刷パスワードを含む場合は、前記要求工程の要求に応じて入力された認証情報と前記保存工程で保存されている前記印刷データの認証情報とが一致すると、前記保存されている印刷データに基づく印刷処理を前記印刷手段に実行させ、前記属性情報が前記再印刷指示情報に加えて前記再印刷パスワードを含まない場合は、前記要求手段によって前記認証情報の入力を要求することなく、前記保存されている印刷データに基づく印刷処理を前記印刷手段に実行させる第2印刷制御工程と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。
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