JP6034379B2 - 安全キャップ - Google Patents

安全キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP6034379B2
JP6034379B2 JP2014519790A JP2014519790A JP6034379B2 JP 6034379 B2 JP6034379 B2 JP 6034379B2 JP 2014519790 A JP2014519790 A JP 2014519790A JP 2014519790 A JP2014519790 A JP 2014519790A JP 6034379 B2 JP6034379 B2 JP 6034379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
inclined portion
outer cap
inner cap
steeply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014519790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013183180A1 (ja
Inventor
香織 多田
香織 多田
治 高畑
治 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Chemical Co Ltd filed Critical Shinko Chemical Co Ltd
Priority to JP2014519790A priority Critical patent/JP6034379B2/ja
Publication of JPWO2013183180A1 publication Critical patent/JPWO2013183180A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6034379B2 publication Critical patent/JP6034379B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D50/00Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures
    • B65D50/02Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions
    • B65D50/04Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of simultaneous actions, e.g. depressing and turning, lifting and turning, maintaining a part and turning another one
    • B65D50/041Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of simultaneous actions, e.g. depressing and turning, lifting and turning, maintaining a part and turning another one the closure comprising nested inner and outer caps or an inner cap and an outer coaxial annular member, which can be brought into engagement to enable removal by rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2215/00Child-proof means
    • B65D2215/02Child-proof means requiring the combination of simultaneous actions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

本発明は、乳幼児等によって不用意に開栓され難い様に、キャップ構造を工夫したチャイルドレジスタント機能付きの安全キャップに関する。
容器の口部に装着するための雌ねじ付きの内キャップと、内キャップに対し軸方向に相対移動可能な外キャップとを備え、内キャップと外キャップとの間にラチェット機構を組み込んだチャイルドレジスタント機能付きの安全キャップが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の安全キャップには、内キャップの上部外周に複数の上向きのラチェット歯が形成され、外キャップの天面に複数の下向きのラチェット爪が形成されている。ここで該外キャップ側のラチェット爪は単純な平板状である。該内キャップ側のラチェット歯は、安全キャップを容器に締め付ける方向に回転させたときに該外キャップ側のラチェット爪に当たる面がラチェット爪の主面に対して垂直に形成されており、一方安全キャップを容器から取り外す方向に回転させたときに該外キャップ側のラチェット爪に当たる面が傾斜している。
ここで安全キャップを容器に締め付ける方向に該外キャップを回転させると、平板状のラチェット爪がラチェット歯の垂直に形成された面に係合して内キャップを一体に回転させて、内キャップの雌ねじを容器の雄ねじに締め付けることができる。一方、安全キャップを容器から取り外す方向に外キャップを回転させただけでは、ラチェット爪がラチェット歯の傾斜した面上を滑って外キャップが空転するため、安全キャップが不用意に外れるようなことがない。安全キャップを容器から取り外すには、外キャップを押し下げながら回転させる必要がある。よって、このような操作を乳幼児が正しく実行することができないため、チャイルドレジスタント機能を実現することができると、特許文献1には記載されている(段落0004)。
特許第4844807号公報
従来の特許文献1の安全キャップでは、平板状のラチェット爪の角がラチェット歯の斜面の一点に係合するので、偶然に外キャップに押圧力が加えられた場合に、内キャップに案外大きな開方向の回転力を生じることがあり、誤って開栓できてしまうおそれがあるという問題がある。
本発明は以上のような従来の安全キャップにおける問題を考慮してなされたものであり、チャイルドレジスタント機能の向上を図ることができる安全キャップを提供することを目的とする。
本発明の構成は、容器の口部に着脱自在に装着するねじ式の内キャップと、該内キャップに対して相対的に回転可能に組み合わせる外キャップとを備える安全キャップであって、前記内キャップ、及び前記外キャップには、前記外キャップを前記内キャップの方向に押し付けながら回転させることにより、互いに係合して前記内キャップを回転させる複数組の係合突起がそれぞれ形成されており、前記複数組の係合突起には、前記外キャップを閉じる方向に回転させるときに係合する垂直部と、前記外キャップを開ける方向に回転させるときに係合する傾斜部とが各組ごとに形成されており、前記傾斜部には、傾きの程度が異なる急傾斜部と緩傾斜部とが形成され、緩傾斜部よりも傾きが急な急傾斜部と、該急傾斜部よりも傾きが緩い緩傾斜部とが連続していることをその要旨とする。
前記傾斜部は、前記内キャップ、及び前記外キャップのうちの一方の係合突起において、前記急傾斜部と前記緩傾斜部とにより凸状に形成された凸状傾斜部と、他方の係合突起において、前記急傾斜部と前記緩傾斜部とにより凹状に形成された凹状傾斜部とを有し、前記凸状傾斜部と、前記凹状傾斜部とは、互いに密着して係合可能にすることができる。
前記急傾斜部は、前記緩傾斜部よりも周方向に長く形成することが好ましい。
本発明の安全キャップによれば、内キャップ、外キャップの各係合突起は、外キャップを閉じる方向に回転させると、それぞれの係合突起の垂直部を介して係合する。一方、外キャップを開ける方向に回転させると、それぞれの係合突起の傾斜部を介して係合し、内キャップを開ける方向に回転させるラチェット機構を形成する。ここで、外キャップは、開ける方向に回転させると、係合突起の傾斜部が滑ることにより内キャップから離れる方向に力を受け、内キャップから浮き上がる傾向がある。また、外キャップが僅かでも浮き上がると、緩傾斜部が一気に離れてしまうため、互いに係合する傾斜部の接触面積が極端に減少して摩擦抵抗が減り外キャップが一層浮き上がり易くなり、内キャップを開ける方向に回転させる可能性を極めて低くすることができる。すなわち、閉栓時の締付トルクが小さい場合であっても、乳幼児らが外キャップを開ける方向に回転させた程度では内キャップが開ける方向に回転することがない。よって、チャイルドレジスタント機能の向上を図ることができる。
また安全キャップにおいて、内キャップの係合突起に形成する急傾斜部及び緩傾斜部の傾きと、外キャップの係合突起に形成する急傾斜部及び緩傾斜部の傾きとを揃えて、一方の係合突起において凸状に形成された凸状傾斜部と、他方の係合突起において凹状に形成された凹状傾斜部とを、互いに密着して係合可能にすることができる。
また安全キャップにおいて、緩傾斜部より急傾斜部を周方向に長く形成することにより、開栓時において、内キャップを開ける方向への回転力を十分に得ることができる。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る安全キャップの縦断面図である。図1(B)は、図1(A)のX−X線矢視相当の、安全キャップの断面図である。 図2(A)は、内キャップの正面図である。図2(B)は、内キャップの上面図である。 図3(A)は、外キャップの縦断面図である。図3(B)は、外キャップの底面図である。 図4は、図1(B)のY−Y線矢視相当の拡大図である。 図5(A)、(B)は、図1(B)のY−Y線矢視相当の動作説明図である。 図6は、他の実施形態を示す図1(A)相当図である。 図7は、さらに他の実施形態を示す図1(A)相当図である。 図8(A)は内キャップの上面図、図8(B)は、外キャップの底面図である。
以下、図面を以って本発明の実施形態を説明する。
安全キャップは、容器の口部に着脱自在に装着するねじ式の内キャップ10と、内キャップ10に対して相対的に回転可能な外キャップ20とを組み合わせてなる(図1(A)、(B)参照)。図1(A)は内キャップ10及び外キャップ20に共通の軸心C(図1(A)中の1点鎖線)を通る安全キャップの縦断面図である。図1(B)は、図1(A)のX−X線矢視相当の、安全キャップの断面図である。ただし、図1(A)の左半分は図1(B)において内キャップ10の係合突部13を通る位置の断面相当図であり、図1(A)の右半分は外キャップ20の係合突部23を通る位置の断面相当図である。
図1(A)に示すように、安全キャップは、仮想的に示した容器B(図1(A)中の2点鎖線)の口部B1に着脱自在に装着して使用される。容器Bの口部B1の外周には、雄ねじB2が形成されている。口部B1には、ノズル孔N1を軸心C上に有するノズルNが圧入されている。
内キャップ10は、下部のスカート部11、上部の小径部12、及び小径部12の上端を閉じる天井部12aを有し、段付き(斜めの段部11c)の円筒状に形成されている(図1(A)、(B)、図2(A)、(B)参照)。
図2(A)は、内キャップ10の正面図である。図2(B)は、内キャップ10の上面図である。
図1(A)に示すように、スカート部11の内面には、容器B側の雄ねじB2に適合する雌ねじ11aが形成されている。スカート部11の外周下部には、環状リブ11bが形成されている。スカート部11の上端は、斜めの段部11cを介して小径部12に連続している。斜めの段部11cの内側には、ノズルNの中間部の外フランジN2に係合する段部11dが形成されている。ここで段部11dが外フランジN2に係合することにより閉栓時の締付限界が規定されている。
図1(A)に示すように、小径部12の天井部12aの内面中央部には、ノズルNのノズル孔N1を閉じる下向きの栓部12bが形成されている。天井部12aの上面中央部は、滑らかに陥没している。
図1(A)、図2(A)に示すように、斜めの段部11c上には、上向きに複数の係合突部13が周方向に等間隔に形成されている。各係合突部13は、斜めの段部11cの幅にほぼ相当する厚さを有し、小径部12の外周面と一体化させることにより強度を高めている。また、各係合突部13の上端面は、内キャップ10の開方向(図2(A)、(B)の各矢印K方向)前方側から後方側にかけて、水平部13a、緩傾斜部13b1、及び急傾斜部13bの順に形成されている。前後の側面は、垂直部13c及び垂直部13dに形成されている。水平部13aは軸心Cに対して垂直な面である。急傾斜部13bと緩傾斜部13b1とは傾きの程度が異なる。緩傾斜部13b1よりも傾きが急な急傾斜部13bと、該急傾斜部13bよりも傾きが緩い緩傾斜部13b1とが連続して傾斜部を形成している。垂直部13c及び垂直部13dは、水平部13aに対して垂直な面である。
外キャップ20は、下から上に向けて僅かに縮径するテーパ状のスカート部21、スカート部21の上端を閉じる天井部22、及び天井部22の下面に垂設する複数の係合突部23を備えている(図1(A)、(B)、図3(A)、(B)参照)。図3(A)は、外キャップ20の軸心C(図3(A)中の1点鎖線)を通る縦断面図である。図3(B)は、外キャップ20の底面図である。
図1(A)、図3(A)に示すように、スカート部21の内周面下端部には、環状リブ21aが形成されている。環状リブ21aの上部には、内キャップ10の環状リブ11bを上下に移動可能に収納する広幅の環状凹部21bが形成されている。また、スカート部21の上部外面には、滑り止め用の複数のローレット21cが全周に亘って形成されている。
スカート部21の上部内面には、下向きの複数の係合突部23が周方向に等間隔に形成されている。各係合突部23は、スカート部21の内面と、天井部22の内面とに亘って一体化された縦長の湾曲したブロック状に形成されている。各係合突部23の下端面は、外キャップ20の開方向(図3(A)、(B)の各矢印K方向)前方側から後方側にかけて、緩傾斜部23b1、急傾斜部23b、及び水平部23aの順に形成されている。前後の側面は、垂直部23d及び垂直部23cに形成されている。緩い傾きの緩傾斜部23b1と、該緩傾斜部23b1よりも急な傾きの急傾斜部23bとが連続して傾斜部を形成している。水平部23aは軸心Cに対して垂直な面である。垂直部23d及び垂直部23cは、水平部23aに対して垂直な面である。
内キャップ10側の係合突部13と、外キャップ20側の係合突部23は、互いに上下に対応している(図1(A)、(B)、図4参照)。一方、外キャップ20は、内キャップ10に対して軸方向に相対移動可能である。内キャップ10に向けて外キャップ20を下降限界にまで押し下げると、各組の係合突部13の上部と係合突部23の下部とが互いに係合する(図1(A)参照)。また、外キャップ20が上昇限界にあると、各組の係合突部13及び係合突部23は、上下に離れて係合することがない(図4参照)。ただし、外キャップ20の下降限界は、外キャップ20の天井部22の内面が内キャップ10の上端に当接することにより規制される(図1(A)参照)。一方、外キャップ20の上昇限界は、外キャップ20の内周下端部の環状リブ21aが内キャップ10の外周の環状リブ11bに対して下側から当接することにより規制される。そこで、外キャップ20は、内キャップ10に対して取外し不能に組み合わされている。
図4に示すように、内キャップ10の係合突部13の上端面に形成する緩傾斜部13b1の水平面に対する傾きをθ1、周方向の長さをa1とし、急傾斜部13bの水平面に対する傾きをθ2、周方向の長さをa2とする。外キャップ20の係合突部23の下端面に形成する緩傾斜部23b1の水平面に対する傾きをφ1、周方向の長さをb1とし、急傾斜部23bの水平面に対する傾きをφ2、周方向の長さをb2とする。ここでθ1=φ1≒30°、θ2=φ2≒45°、a1≧b1、a2≧b2とし、a2/a1=1〜4、b2/b1=1〜4に設定されている。このように、係合突部13の急傾斜部13b及び緩傾斜部13b1は、全体として凸状に形成され(以下「凸状傾斜部」という)、急傾斜部13bが緩傾斜部13b1より周方向に長く形成されている。また、係合突部23の急傾斜部23b及び緩傾斜部23b1は、全体として凹状に形成され(以下「凹状傾斜部」という)、急傾斜部23bが緩傾斜部23b1より周方向に長く形成されている。ここで凸状傾斜部と凹状傾斜部とは互いに密着して係合可能である。なお、ここでは係合突部13の急傾斜部13b及び緩傾斜部13b1を凸状傾斜部とし、係合突部23の急傾斜部23b及び緩傾斜部23b1を凹状傾斜部としたが、両者の形状は入れ替わってもよい。よって、係合突部13及び係合突部23のうちの一方の係合突起を凸状傾斜部とし、他方の係合突起を凹状傾斜部とすればよい。
かかる安全キャップは、外キャップ20を軸方向に押し下げて閉方向(図4の矢印K方向と反対方向)に回転させると、各係合突部23側の閉方向前方側の垂直部23cが内キャップ10側の各係合突部13の閉方向後方側の垂直部13cに係合し、内キャップ10を閉方向に回転させて容器Bの口部B1を確実に閉栓することができる。
一方、容器Bの口部B1を開栓するときは、外キャップ20を軸方向に押しながら開方向(図4の矢印K方向)に回転させる。このとき、外キャップ20側の各係合突部23は、内キャップ10側の対応する各係合突部13に対し、急傾斜部23b及び緩傾斜部23b1が、急傾斜部13b及び緩傾斜部13b1に密着して係合する(図5(A)参照)。よって、内キャップ10に開方向の回転力を伝達して内キャップ10を回転させ、口部B1を開栓することができる。なお、外キャップ20に加える軸方向の押圧力が小さいと、外キャップ20側の急傾斜部23bが内キャップ10側の急傾斜部13b上を滑って外キャップ20が浮き上がり(図5(B)参照)、係合突部23と係合突部13との接触面積が極端に減少する。すると摩擦抵抗が減り外キャップ20が一層浮き上がり易くなり、内キャップ10を開ける方向に回転させる回転力も極端に減少し、容器Bの口部B1が誤って開栓される危険性を最少に抑えることができる。
(変形例)
図1の容器Bは、ノズルNを使用しない広口の口部B1としても良い(図6参照)。このときの内キャップ10は、天井部12aの下面に垂設する短いスカート状の栓部12bにより口部B1を閉じるとともに、口部B1の上端が天井部12aの下面に当接することにより閉栓時の締付限界が規定されている。
内キャップ10は、外周中間部の斜めの段部11cを省略して下半のスカート部11、上半の小径部12を同径に形成することができる(図7、図8(A)、(B)参照)。ここで、図8(A)は内キャップ10の上面図、図8(B)は、外キャップ20の底面図である。
図7、図8(A)、(B)において、内キャップ10側の係合突部13、13…は、内キャップ10の天井部12aの上面周縁部に沿って円形に等間隔に配列され、内キャップ10の径方向に長い扇形の偏平ブロック状に形成されている。また、各係合突部13の上面には、内キャップ10の開方向(図8(A)の矢印K方向)前方側から後方側にかけて水平部13a、緩傾斜部13b1、及び急傾斜部13bが順に形成されている。前後の側面は、垂直部13c及び垂直部13dに形成されている。
一方、外キャップ20側の係合突部23、23…は、外キャップ20の天井部22の下面周縁部に沿って円形に等間隔に配列され、外キャップ20の径方向に長い扇形の偏平ブロック状に形成されている。また、各係合突部23の下面には、外キャップ20の開方向(図8(B)の矢印K方向)前方側から後方側にかけて、緩傾斜部23b1、急傾斜部23b、及び水平部23aが順に形成されている。前後の側面は、垂直部23d、23cに形成されている。図7、図8の各組の係合突部13及び係合突部23は、図1〜図5の各組の係合突部13及び係合突部23と全く同様に作用してチャイルドレジスタント機能を発揮することができる。なお、図8(A)の垂直部13d、図8(B)の垂直部23dは、その一方または双方をなくし、急傾斜部13bの下端を天井部12aの上面に一致させてもよく、緩傾斜部23b1の上端を天井部22の下面に一致させてもよい。
以上の説明において、内キャップ10及び外キャップ20は、それぞれ適切な硬質プラスチック材料により一体成形することができる。
本願は、2012年6月7日に出願された日本国特許出願第2012−129510号に基づく優先権の利益を主張するものである。2012年6月7日に出願された日本国特許出願第2012−129510号の明細書の全内容が、本願に参考のため援用される。
本発明の安全キャップは、チャイルドレジスタント機能を要する任意の用途の容器の安全キャップとして広く好適に適用することができる。
10 内キャップ
20 外キャップ
13、23 係合突部
13b、23b 急傾斜部
13b1、23b1 緩傾斜部
13c、23c 垂直部

Claims (2)

  1. 容器の口部に着脱自在に装着するねじ式の内キャップと、該内キャップに対して相対的に回転可能に組み合わせる外キャップとを備える安全キャップであって、
    前記内キャップ、及び前記外キャップには、前記外キャップを前記内キャップの方向に押し付けながら回転させることにより、互いに係合して前記内キャップを回転させる複数組の係合突起がそれぞれ形成されており、
    前記複数組の係合突起には、前記外キャップを閉じる方向に回転させるときに係合する垂直部と、前記外キャップを開ける方向に回転させるときに係合する傾斜部とが各組ごとに形成されており、
    前記傾斜部には、急な傾きの急傾斜部と、該急傾斜部よりも緩い傾きの緩傾斜部とが連続して形成されており、
    前記傾斜部は、前記内キャップ、及び前記外キャップのうちの一方の係合突起において、前記急傾斜部と前記緩傾斜部とにより凸状に形成された凸状傾斜部と、他方の係合突起において、前記急傾斜部と前記緩傾斜部とにより凹状に形成された凹状傾斜部とを有し、
    前記凸状傾斜部と、前記凹状傾斜部とは、互いに密着して係合可能であることを特徴とする安全キャップ。
  2. 前記急傾斜部は、前記緩傾斜部よりも周方向に長く形成することを特徴とする請求項に記載の安全キャップ。
JP2014519790A 2012-06-07 2012-11-21 安全キャップ Active JP6034379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014519790A JP6034379B2 (ja) 2012-06-07 2012-11-21 安全キャップ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012129510 2012-06-07
JP2012129510 2012-06-07
JP2014519790A JP6034379B2 (ja) 2012-06-07 2012-11-21 安全キャップ
PCT/JP2012/080187 WO2013183180A1 (ja) 2012-06-07 2012-11-21 安全キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013183180A1 JPWO2013183180A1 (ja) 2016-01-28
JP6034379B2 true JP6034379B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=49711593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014519790A Active JP6034379B2 (ja) 2012-06-07 2012-11-21 安全キャップ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9254947B2 (ja)
EP (1) EP2860129B1 (ja)
JP (1) JP6034379B2 (ja)
KR (1) KR20150021020A (ja)
CN (1) CN104349988B (ja)
AU (1) AU2012382165B2 (ja)
CA (1) CA2875602C (ja)
SG (1) SG11201408091WA (ja)
TW (1) TW201350396A (ja)
WO (1) WO2013183180A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150122767A1 (en) * 2013-11-05 2015-05-07 Sumanth Kumar Reddy Mettu Child resistant closure with improved assembly
JP6652849B2 (ja) * 2016-02-01 2020-02-26 東罐興業株式会社 中栓付き容器
US10759576B2 (en) 2016-09-28 2020-09-01 The Procter And Gamble Company Closure interlocking mechanism that prevents accidental initial opening of a container
JP7076716B2 (ja) * 2017-06-15 2022-05-30 Kisco株式会社 揮散容器
US10077142B1 (en) 2017-06-23 2018-09-18 Elc Management Llc Containers with pull-off, snap-fit caps
US10543962B2 (en) * 2017-06-23 2020-01-28 Elc Management Llc Container and cap assembly
EP3489165B1 (en) * 2017-11-23 2022-08-17 The Procter & Gamble Company A closure for a container having an asymmetrical protrusion
EP3489164B1 (en) 2017-11-23 2023-01-25 The Procter & Gamble Company A closure for a container comprising three positions
US10414561B1 (en) 2018-07-03 2019-09-17 Pascal Holdings, LLC Safety cap
IT202000014023A1 (it) * 2020-06-11 2021-12-11 Bisio Progetti Spa Fiala per prodotti fluidi con sistema di protezione a prova di bambino
USD985396S1 (en) 2020-08-21 2023-05-09 Sato Pharmaceutical Co., Ltd. Child-proof eye drop container

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3857505A (en) 1973-10-01 1974-12-31 Owens Illinois Inc Safety closure
US4284201A (en) * 1980-07-10 1981-08-18 Anchor Cap & Closure Corporation Of Canada Ltd. Child proof cap
US4353474A (en) * 1981-06-10 1982-10-12 Sunbeam Plastics Corporation Load bearing closure
DE3315548A1 (de) 1983-04-29 1984-12-06 Victor Paris Wassilieff Verschluss, insbesondere kindergesicherter verschluss
EP0360181A2 (de) 1988-09-22 1990-03-28 Hoechst Aktiengesellschaft Salze von Herbizid-Säuren mit langkettigen Stickstoffbasen
US5588545A (en) * 1991-09-23 1996-12-31 Beeson And Sons Limited Child-resistant and elderly friendly closure for containers
DK0868358T3 (da) * 1995-12-08 2002-12-02 Beeson & Sons Ltd Beholderlågelement med profilerede skruegevind
CN2356000Y (zh) * 1998-09-25 1999-12-29 岑捷维 安全盖
JP2000185748A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Uisuton Kk チャイルドレジスタンス容器
JP3968050B2 (ja) 2003-05-09 2007-08-29 株式会社資生堂 安全容器
US8157115B2 (en) * 2005-03-15 2012-04-17 Hee Kwon Rho Child-resistant cap having inner and outer caps and a seal removing unit
KR100973320B1 (ko) 2005-09-13 2010-07-30 도요 세이칸 가부시키가이샤 나사식 캡 및 안전 캡
JP4844807B2 (ja) 2005-09-13 2011-12-28 東洋製罐株式会社 安全キャップ
US7988003B1 (en) * 2007-07-26 2011-08-02 Rexam Healthcare Packaging Inc. Ratchet push and turn child resistant closure
BRPI0818204A2 (pt) * 2007-10-24 2016-06-14 Jin-Hee Ahn fecho de recipiente
EP2327633B1 (en) * 2009-11-25 2012-06-27 Stull Technologies, Inc. Lightweight child-resistant closure

Also Published As

Publication number Publication date
CA2875602A1 (en) 2013-12-12
EP2860129A4 (en) 2016-05-04
AU2012382165A1 (en) 2015-01-22
CN104349988A (zh) 2015-02-11
US9254947B2 (en) 2016-02-09
CA2875602C (en) 2019-02-26
TW201350396A (zh) 2013-12-16
CN104349988B (zh) 2016-04-20
KR20150021020A (ko) 2015-02-27
SG11201408091WA (en) 2015-01-29
US20150175324A1 (en) 2015-06-25
AU2012382165B2 (en) 2016-11-17
JPWO2013183180A1 (ja) 2016-01-28
EP2860129B1 (en) 2017-06-14
WO2013183180A1 (ja) 2013-12-12
EP2860129A1 (en) 2015-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6034379B2 (ja) 安全キャップ
JP5679879B2 (ja) 安全蓋
JP2017537856A (ja) 容器用の小児誤用防止クロージャ
JP2008120459A (ja) ねじ付きの容器および蓋の音のする閉じる機構
KR200486058Y1 (ko) 다중 걸림구조를 가진 용기용 마개
JP6491027B2 (ja) Cr機構を具備する安全キャップ
JP7245488B2 (ja) キャップ
JP2010526742A (ja) 一体型締め回し式子供開封防止性栓および容器システム
WO2013190723A1 (ja) 安全キャップ
JP2011001080A (ja) キャップ
JP6716448B2 (ja) 抽出容器
JP6377967B2 (ja) 容器の蓋体
JP2018034849A (ja) 安全キャップ
JP7168426B2 (ja) 安全キャップ及び安全キャップ付き容器
WO2018025593A1 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP2019026304A (ja) 不正開封防止キャップ
JP7570271B2 (ja) キャップ
JP2006103715A (ja) セーフティーキャップ装置
JP6883324B2 (ja) 安全キャップ
JP2018034851A (ja) 安全キャップ
US1054458A (en) Bottle cap and stopper.
JP5755053B2 (ja) 封緘付きネジキャップ
JP2019059538A (ja) キャップ付き容器
TWM494134U (zh) 金屬蓋與塑膠瓶口之間的鎖合構造
JP2019182479A (ja) キャップおよびキャップ付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6034379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250