JP6033937B2 - セグメント - Google Patents
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即ち、本発明に係るセグメントは、周方向へ連結され、さらに軸方向へ連結されることにより、掘削穴内に筒状壁体を構成するセグメントであって、前記セグメントは、内周側が開口された箱型に形成された枠体と、該枠体内に打設されたコンクリートとから構成されてなり、前記枠体は、外周側に設けられたスキンプレートと、該スキンプレートの前記軸方向両端にそれぞれ設けられて前記周方向に延びる一対の主桁板と、前記スキンプレートの前記周方向両端にそれぞれ設けられた一対の継手板と、前記一対の主桁板同士に掛け渡して設けられた複数のリブとを備え、前記リブの前記内周側及び前記外周側の表面に、前記周方向に延びる主鋼材を当接させて前記軸方向に複数配列し、これら複数の主鋼材の少なくとも一部の配列に巻き付くように前記リブとの間に前記主鋼材を挟んで固定するとともに前記リブに固定される配力筋を設けたことを特徴としている。
なお、主鋼材としては、例えば、鉄筋や鋼板の他、鋼板の板面に該鋼板の延在方向に直交する方向に延びる複数の突起を設けた突起付き鋼板、あるいは、鋼板の板面に波状に延びる突起を設けた波状突起突き鋼板等、種々のものを採用することができる。
これにより、セグメントにの内周側及び外周側から作用する荷重への高い耐久性を発揮することができる。
これによっても、セグメントに対して作用する荷重への耐久性を発揮することができる。
図1は第1実施形態に係るセグメントのコンクリートを一部取り除いた状態を示す平面図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は図2の一部拡大図、図4は図2におけるB−B断面図である。
以下では、セグメント1を用いてトンネルを構築した場合におけるトンネル周方向をセグメント1の周方向、トンネル軸方向をセグメント1の軸方向と称する。
また、一対の主桁板5は、このスキンプレート4の軸方向両端から周方向内側(内周側)に向かって延設するように互いに平行をなして配置されており、スキンプレート4同様に周方向に沿った湾曲した形状をなしている。
なお、これらスキンプレート4、主桁板5及び継手板6同士の接続は、溶接によってなされている。
なお、配力筋20の固着部20c,20dをリブ7に固着する方法としては、固着部20c,20dをリブ7に対して溶接することが好ましいが、その他、例えば止め具等を用いて固着部20c,20dをリブ7に固定してもよい。
また、上記枠体2の内面には接着剤が塗布されており、これにより枠体2内に打設されるコンクリート3と当該枠体2との一体化が図られている。なお、この接着剤は、枠体2における主桁板5の内面にのみ塗布されていてもよい。
さらに、配力筋20が拘束部20a,20bと固着部20c,20dとを備えた環状に構成されているため、リブ7の内周側及び外周側に配設された主鉄筋8を確実に拘束するとともに、主鉄筋8をリブ7に対して強固に一体化することができる。これにより、セグメント1の大幅の強度向上を図ることが可能となる。
2 枠体
3 コンクリート
3a 継手凹所
4 スキンプレート
5 主桁板
5a 挿通孔
6 継手板
6a 挿通孔
7 リブ
8 主鉄筋(主鋼材)
11 突起付き鋼板(主鋼材)
14 波状突起付き鋼板(主鋼材)
20 配力筋
20a 拘束部
20b 拘束部
20c 固着部
20d 固着部
21 配力筋部材
30 セグメント
31A 配力筋
31B 配力筋
32a 拘束部
32b 拘束部
32c 固着部
32d 固着部
40 セグメント
41A 配力筋
41B 配力筋
42a 拘束部
42b 固着部
42c 固着部
50 セグメント
51 配力筋
60 セグメント
61 配力筋
Claims (3)
- 周方向へ連結され、さらに軸方向へ連結されることにより、掘削穴内に筒状壁体を構成するセグメントであって、
前記セグメントは、内周側が開口された箱型に形成された枠体と、該枠体内に打設されたコンクリートとから構成されてなり、
前記枠体は、外周側に設けられたスキンプレートと、該スキンプレートの前記軸方向両端にそれぞれ設けられて前記周方向に延びる一対の主桁板と、前記スキンプレートの前記周方向両端にそれぞれ設けられた一対の継手板と、前記一対の主桁板同士に掛け渡して設けられた複数のリブとを備え、
前記リブの前記内周側及び前記外周側の表面に、前記周方向に延びる主鋼材を当接させて前記軸方向に複数配列し、
これら複数の主鋼材の少なくとも一部の配列に巻き付くように前記リブとの間に前記主鋼材を挟んで固定するとともに前記リブに固定される配力筋を設けたことを特徴とするセグメント。 - 前記配力筋が、
前記主鋼材の配列方向に延びて、前記主鋼材の配列に前記内周側又は前記外周側からそれぞれ巻き付く一対の拘束部と、
これら拘束部の両端同士を接続するとともに前記リブに固着される固着部とからなる略環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のセグメント。 - 同一の前記リブに固定される複数の前記配力筋が設けられ、
前記複数の主鋼材の配列の少なくとも一部に、前記複数の配力筋が巻き付くように配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセグメント。
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