JP4074535B2 - 合成セグメント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドトンネル等の一次覆工体として用いられる鋼製系のセグメント構造にコンクリートを中詰めして構成される合成セグメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、(1)セグメント内部に、コンクリートが充填されている合成セグメントが知られていると共に、(2)図18および図19(a)に示すように、トンネル周方向に円弧状鉄筋20を中詰コンクリート22に埋め込むように配置されている合成セグメント19、あるいは、(3)図19(b)に示すように、セグメント幅方向(トンネル軸方向)に鉄筋21を中詰コンクリート22に埋め込むように設置されている合成セグメント19も知られている。
また、(4)図20および図21に示すように、トンネル内空側となる縦リブ23の外側に、円弧状鉄筋20を載置するように配置した形態の合成セグメント19、あるいは特開平8−277698号公報(特許文献1)により公表されているように、縦リブ23に窪みを設けて、円弧状鉄筋の位置決めを容易にした合成セグメント19も知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−277698号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記(1)の鋼製系のセグメント内部にコンクリートが充填されている合成セグメントは、楕円形等の異形断面のトンネルや、偏土圧が大きいトンネル、あるいは内水圧が卓越するトンネル等のように、シールドトンネルの覆工断面に曲げモーメントが卓越する場合、コンクリートが充填された鋼製系のセグメントは一般に薄肉で、主桁と主桁との間隔が大きいため、充填されたコンクリートは、鋼製系セグメントにおける鋼材との一体性が小さく、コンクリートは発生する断面力に十分抵抗できない。このため、セグメントの壁厚を厚くするなど不経済な設計とならざるを得なかった。
【0005】
また、前記(2)〜(4)の場合のように、鋼製系のセグメント内部に鉄筋20(21)が設置され、鉄筋20(21)を埋め込むように中詰コンクリート22が充填された合成セグメント19においては、セグメント背面の土水圧等の荷重がスキンプレート3に伝達され、スキンプレート3から主桁1または中詰コンクリート22に伝達されると共に、主桁1から中詰コンクリート22に伝達されるように構成されているので、土水圧などの荷重により曲げモーメントが作用した場合、図21に示すように、正曲げモーメント(トンネル内空側に引張力、地山側に圧縮力を作用させようとする方向の曲げモーメント。逆向きの曲げモーメントを負曲げモーメントという)に対して、円弧状鉄筋20には引張力が作用する場合がある。このような場合、円弧状鉄筋20は円弧状となっているため、引張力によって、2点鎖線で示すように、真直ぐになろうとし、過大な引張力が鉄筋20に作用した場合、円弧状鉄筋を被覆しているトンネル内空側のかぶりコンクリート24を剥落させる恐れがある。これは鉄筋20が縦リブ23によってトンネル内空側への移動を拘束されていないためで、したがって、図18および図20あるいは特開平8−277698号公報に示される形態、すなわち、縦リブ23の外側(トンネル内空側)に、鉄筋20を載置するように配置した形態の合成セグメント19は、本発明とは、技術的に全く異なるものである。
【0006】
本発明は、セグメント内に充填されたコンクリートと、セグメントを構成する鋼材との一体性の高い低コストな覆工を実現可能な合成セグメントを提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、セグメントにおける、かぶりコンクリートの剥落を防止可能とし、セグメントの壁厚が薄い場合でも、必要な耐力を確保できる合成セグメントを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するため、次のように構成する。
【0009】
第1の発明の合成セグメントは、主桁、継手板、スキンプレートおよび縦リブにより構成される鋼製系セグメントにおける主桁に、セグメント内において主桁長手方向に間隔をおいて複数の縦リブが主桁及びスキンプレートに溶接によって固定され、前記各縦リブに開孔が設けられ、前記各縦リブの開孔に渡って棒状鋼材が挿通され、前記縦リブおよび棒状鋼材を埋め込むようにセグメント内部にコンクリートが充填され、前記開孔が縦リブ長手方向に延長する長孔または縦リブに設けた凹部と棒状鋼材を挿通後に溶接などにより固着した押え部材により構成されていることを特徴とする。
【0010】
第2の発明は、第1の発明における合成セグメントであって、主桁,スキンプレートおよび縦リブに囲まれた中に充填されたコンクリートを補強するため一つの縦リブを跨いで、その両隣の縦リブ近傍に達する、折り曲げた棒状鋼材からなる多数の補強部材を千鳥の位置にさらに配置することを特徴とする。
【0011】
【作用】
本発明の合成セグメントによると、従来の合成セグメントにおける鉄筋や、縦リブに載置した鉄筋の組み合わせでは得られない大きな特徴を有している。すなわち、棒状鋼材が縦リブに定着されているため、セグメントに正曲げモーメントが作用しても、棒状鋼材を被覆するかぶりコンクリートの剥離を防止することができる。また、縦リブと棒状鋼材とスキンプレートに囲まれた中詰コンクリートの部分およびその周辺は拘束されるので、拘束されたコンクリート部分によりコンクリートによる圧縮斜材が形成され、スキンプレートと縦リブとコンクリートによる圧縮斜材とによるトラス機構でせん断力に抵抗できるようになり、大きなせん断力にも抵抗できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1および図2によって本発明を説明する。
【0013】
図1、図2は、合成セグメントの中央部位置の長手方向縦断面図、図1(b)は、主桁内側面位置の長手方向縦断面図を示す。この合成セグメント10は、少なくとも2本の主桁1と、2つの継手板(図に表れない)と、スキンプレート3と、両主桁1間に配設され、かつ、継手板方向に所定間隔離して配設される複数の縦リブ4と、前記各縦リブ4に複数もしくは単数個設けられた開孔8にわたって挿通する棒状鋼材5とにより構成され、前記各縦リブ4の開孔8よりトンネル半径方向内側部分が棒状鋼材5のトンネル半径方向中心側に移動するのを拘束するための支承作用をしている棒状鋼材支承部Aである。棒状鋼材5は各縦リブ4により支承される。
【0014】
前記各縦リブ4は、トンネルの中心方向に向けて配置され、縦リブ4の巾方向の一端縁(トンネル半径方向外側)は、スキンプレート3と接して配設され、縦リブ4の巾方向の他端縁は、主桁1の一側縁(トンネル内空側縁)と略同じ高さに設けても良く、または、コンクリートに完全に埋め込む場合は、主桁1の一側縁よりも低い位置に設けられる。また、セグメントの主桁1の桁高さhに対して、縦リブ4は、適宜の範囲内の間隔Wで少なくとも2つ以上配置する(図示の場合は、4つ)。さらに、縦リブ4とセグメントの主桁1と継手板2にフランジ部を設けることがある。
【0015】
前記のように構成されたセグメント枠体において、隣合う縦リブ4における内空側の縦リブ4間または棒状鋼材5間から、主桁1と継手板2とスキンプレート3と縦リブ4で形成されるセグメント内空間に、縦リブ4および棒状鋼材5を埋め込むように中詰コンクリート6が充填されている。
【0016】
前記構成において、中詰コンクリート6が硬化した後は、縦リブ4と棒状鋼材5とスキンプレート3で囲まれた部分のコンクリート6は拘束された態様となり、図1に符号Mで示す負曲げモーメントを受けても、各縦リブ4とスキンプレート3と拘束されたコンクリート6の斜め領域によるコンクリート圧縮斜材(実線または点線で示す符号ロの部分)とによりトラス機構(左右同様なトラス機構)が形成され、拘束されたコンクリート6は圧縮力に強固に抵抗でき、結果的に、中詰コンクリート6とスキンプレート3と縦リブ4が一体化し、合成セグメント10に圧縮力が作用しても、スキンプレート3および棒状鋼材5は、中詰コンクリート6と剥離せず、外側にはらみ出すことがない。このように縦リブ4に定着された棒状鋼材5が主桁1間に主桁1に並行に間隔をおいて配置されていることにより、セグメント内のコンクリートが全幅有効になる。また、縦リブ4に棒状鋼材5を定着されるので、セグメントの内空側全面を面状鋼材により縦リブ4に定着させる場合より、経済的に安価に定着させることができる。
【0017】
すなわち、図1(a)において、合成セグメントに負曲げモーメントが作用すると、隣合う縦リブ4と棒状鋼材5の隅角部7を固定点として、中詰コンクリート6に図示矢印(イ)の向かい合う力が作用し、中詰コンクリート6に実線および点線の楕円線領域で示す圧縮斜材(ロ)が形成され、セグメント枠体を変形させる力に抵抗する。
【0018】
また、この圧縮斜材(ロ)の反力として、縦リブ4に図示矢印(ハ)の引張力が発生すると共に、スキンプレート3に図示矢印(ホ)の引張力が発生し、主桁1には、図1(b)に矢印(ニ)で示すように、隣合う縦リブ4と棒状鋼材5の隅角部7であって、中詰コンクリート6の圧縮斜材(ロ)の固定点でない点に向かう引張力が発生するが、この引張力に対しても、縦リブ4と棒状鋼材5を介して主桁1と一体化された中詰コンクリート6が抵抗する。
【0019】
図2は、縦リブ4が所定の間隔で複数設けられると共に、前記縦リブ4の開孔8に棒状鋼材5が挿通され定着された合成セグメントにおいて、矢印(ホ)方向の荷重を載荷した場合に、セグメントに作用するせん断力に抵抗して中詰コンクリート6に発生する引張力と圧縮力の関係を示している。
【0020】
すなわち、図2において、内空側から矢印(ホ)方向の力をかけたとき、中詰コンクリート6が充填された各縦リブ4間には、コンクリート圧縮斜材が形成され、これに伴うトラス機構によりせん断力に抵抗するため、大きなせん断力にも抵抗できるようになる。また、向い合う矢印が発生する楕円で示す中詰コンクリート6中の圧縮域(ヘ)と、反対向きの矢印で示す鋼材中の引張域(ト)が形成され、圧縮域(ヘ)と引張域(ト)が合成されて、せん断に抵抗する領域(チ)と曲げに抵抗する領域(リ)が形成され、全体として中詰コンクリート6と縦リブ4を介してスキンプレート3および棒状鋼材5との一体化が図られる。したがって、合成セグメントにせん断力が作用し、その結果、中詰コンクリート6に引張力が作用しても、当該棒状鋼材5が外側にはらみ出すことがなくセグメントの剛性が向上する。
【0021】
本発明は前述のように機能し、合成セグメントに作用する曲げモーメントが変化する場合には、必ずせん断力が作用しているが、縦リブ4と中詰コンクリート6および棒状鋼材5並びに主桁1により確実に前記のせん断力に抵抗することができる、すなわち、曲げモーメントに抵抗することが可能になっている。
【0022】
この点に関し、従来の鋼製セグメントにコンクリートを中詰めするだけの場合には、および鉄筋を単にセグメント内に配置する場合、並びにリブの外側に鉄筋を載置するように配置する場合には、コンクリート中に確実に強固な圧縮斜材を形成することができなかったため、合成セグメントにはなり得なかったのである。
【0023】
本発明の合成セグメントは、前記の作用により鋼材とコンクリートの合成効果を発揮するため、縦リブ4および棒状鋼材5並びにスキンプレート3の仕様(鋼材の板厚、鉄筋径など)は、曲げモーメントとせん断力に対して設計すればよい。
【0024】
また、本発明の合成セグメントでは、セグメントリング組立てに際し、シールドマシンのジャッキ推力に対しては、中詰コンクリート6により抵抗することを基本とするが、大口径トンネル等において、大型シールドマシンのジャッキ推力が大きい場合には、縦リブ4を推力部材の一部として考慮することができる。
【0025】
さらに、合成セグメントに作用する土水圧は、スキンプレート3から中詰コンクリート6を介して棒状鋼材8に伝達され、棒状鋼材8から縦リブ4をへて主桁1に伝達される。なお、トンネル外面に配置するスキンプレート3は、止水材の機能も発揮する。
【0026】
【実施例】
以下本発明の実施例を、図3〜図13および図18を参照して説明する。主桁11,継手板12,スキンプレート13および縦リブ14は、鋼板製材料により構成され、主桁11と継手板12とは溶接により固定され、スキンプレート13は主桁11と継手板12に溶接により固定され、縦リブ14は主桁11に溶接により固定されると共に、スキンプレート13に溶接により固定される。
【0027】
図3〜図5は、実施例1に係る合成セグメント10を示す。この合成セグメント10は、断面矩形板状または溝形状あるいはH形状等の鋼材を間隔をおいて平行に配置された主桁11と、主桁11の両端に固着した鋼板からなる継手板12と、前記主桁11間に設けられるとともに、所定の間隔をあけて継手板12と平行に設けた複数枚の略板状の縦リブ14と、セグメント外側(地山側)に配置され、主桁11と継手板12と縦リブ14によって支持されたスキンプレート13とからセグメント本体が構成され、かつ前記縦リブ14には、縦リブ14の長手方向(セグメント巾方向)に間隔をおいて複数(図示の場合は、3つ)の円形開孔18が設けられ、各縦リブ14の縦リブ長手方向の同じ位置の開孔18に渡って棒状鋼材15が挿通配置され、かつ前記各棒状鋼材15は、各開孔18のトンネル内空側に位置するように配置されて、縦リブ14における開孔18のトンネル半径方向中心側の棒状鋼材支承部Aにより支承された状態で、開孔18の周縁部において縦リブ14に溶接により固定され、また、各棒状鋼材15の端部は、各継手板12に溶接により固定してもよく、継手板12に開孔または内側面に凹部を設けて、縦リブ14と同様に棒状鋼材支承部Aを形成して棒状鋼材15の先端部を係合または溶接により固定してもよい(各棒状鋼材15の端部を継手板12の開孔または内側面の凹部トンネル内空側に位置するように配置する点は同様である。)。そして、前記縦リブ14と棒状鋼材15を埋め込むようにコンクリート16がセグメント内に打設されて、このセグメント本体内に中詰コンクリート16が充填硬化されている。
【0028】
さらに説明すると、間隔を置いて並行に配置された鋼製板状主桁11の端部内側に継手板12の端部を溶接により固定し、予め、前記棒状鋼材15を複数の縦リブ14の開孔18に配置した鋼棒状部材15と縦リブ14による梯子状部材を主桁11間に配置し、また、継手板12に平行にかつ主桁11のトンネル半径方向外側面に、縦リブ14の巾方向一端側が位置するようにして、縦リブ14の両端部を主桁11に溶接により固定し、薄鋼板等の鋼製面板からなるスキンプレート13の周縁部を主桁11と継手板12に当接して溶接により固定すると共に、縦リブ14に当接して、この当接部をセグメント枠内側において隅肉溶接して固定している。
【0029】
また、縦リブ14の長手方向に間隔をおいて設けられた開孔18には、主桁11と平行に異形鋼棒等の鉄筋からなる棒状鋼材15が挿通されると共に、前記棒状鋼材15は、各開孔18におけるトンネル内周側に位置するように、開孔18の内面に当接された状態で、棒状鋼材15を所定の位置に保持するため、開孔18縁部に溶接により固定されている。このように、各開孔18におけるトンネル内周側に位置するように、棒状鋼材15を配置すると、合成セグメントが負曲げモーメントを受けた場合、棒状鋼材15を縦リブ14に確実に係合させて、棒状部材15を縦リブ14により支持させることができる。前記開孔18の内面に棒状鋼材15を当接された状態で開孔18の縁部に溶接する場合は、棒状鋼材15を確実に縦リブ14に固定できるので好ましいが、棒状鋼材15は、セグメント内に充填されるコンクリート16によっても定着されているので、この溶接は本発明における必須の要件ではない。
【0030】
なお、図示を省略するが、主桁11と継手板12には、セグメント間およびリング間の継手用ボルトの挿入孔が開設されている。また、嵌合継手でセグメント間およびリング間を結合することがあり、この場合は、ボルトの挿入孔は必要としない。
【0031】
前記のようにして構成されたセグメント本体における、縦リブ14の間から中詰コンクリート16をセグメント内に充填し、合成セグメント10を完成する。こうして製作された合成セグメント10にせん断力が作用し、各部材に圧縮力や引張力が作用したとき、セグメント内に充填された中詰コンクリート16が、縦リブ14とスキンプレート13と棒状鋼材15とで拘束されて、コンクリート圧縮斜材を形成し、このコンクリート圧縮斜材とスキンプレート13と縦リブ14によりトラス機構を形成し、前記のせん断力に抵抗する。その結果、各部材と中詰コンクリート16の一体化が一層強固になり、縦リブ14に定着された棒状鋼材15と縦リブ14の隅角部17を固定点として、または縦リブ14とスキンプレート13の隅角部17を固定点として、中詰コンクリート16が各部材に作用する圧縮力や引張力に抵抗し、合成セグメント10の剛性と強度が向上する。
【0032】
なお、前記合成セグメント10において、主桁11と継手板12の一方または両方を、H断面形状の鋼材で構成し、あるいは平板の鋼材で構成してもよい。
また、本発明を矩形断面のトンネル用の合成セグメント10に実施する場合には、合成セグメント10の全長をフラットにすればよい。
【0033】
次に、本発明の変形例について、図6〜図11によって説明する。これらの変形例は、縦リブ4の開孔8の変形例で、その他の構成は、前記実施例と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を簡単にする。
【0034】
図6および図7は本発明の第2例の合成セグメント10を示すものであって、図6は中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図、図7(a)は、図6に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、図7(b)は図6の縦断正面図である。
【0035】
この実施例態では、縦リブ14の長手方向に間隔をおいて、多数の数の開孔18を設けると共に、主桁11の幅寸法よりも縦リブ14の幅寸法を短くし、縦リブ14のトンネル内空側をかぶりコンクリート24により被覆するようにコンクリート16に完全に埋設して、防錆効果を向上させるようにしている。
【0036】
また、この実施形態では、縦リブ14の長手方向に間隔をおいて、5つの円形開孔18が設けられ、間隔をおいて配置固定されている縦リブ14に渡って、鉄筋からなる棒状鋼材15が5本配置されて溶接により固着されているが、その他の構成は、前記第1実施例と同じであるので、実施例1と同等要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0037】
図8および図9は、本発明の第3実施例の合成セグメント10を示すものであって、図8は中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図、図9(a)は、図8に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、(b)は図8の縦断正面図である。
【0038】
この実施例は、縦リブ14の長手方向中間部を溶断等により切り落とした連続した凹部18aで、かつ縦リブ14の巾方向に深い凹部からなる開孔18とし、縦リブ14の長手方向端縁部を主桁11に溶接により固定し、縦リブ14の両端脚部14aの下端部をスキンプレート13に溶接により固定し、縦リブ14の凹部18aとスキンプレート13とに囲まれた開孔18とした実施例で、このように連続した開孔18であると、各縦リブ14の開孔18に渡って、予め、あるいは後付けで適宜本数の棒状鋼材15を比較的容易に配置することができ、縦リブ14における開孔18の任意の位置に棒状鋼材15を容易に配置して、溶接等により取付けることができる。
【0039】
図10および図11は、本発明の第4実施例の合成セグメント10を示すものであって、図10は、中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図、図11(a)は、図10に示す合成セグメントに使用されている縦リブ14を示す正面図、(b)は図10の縦断正面図である。
【0040】
この実施例では、縦リブ14に設ける開孔18を、縦リブ14の長手方向中間部に連続した矩形状の長孔からなる開孔18とした形態である。この例の場合も、各縦リブ14の開孔18に渡って、予め、あるいは後付けで適宜本数の棒状鋼材15を比較的容易に配置することができ、縦リブ14における開孔18の任意の位置に棒状鋼材15を容易に取付けることができる。その他の構成は、前記実施例と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0041】
図12および図13は、本発明の第5実施例の合成セグメント10を示すものであって、図12は、中詰コンクリート16の一部を取り除いた状態を示す斜視図、図13(a)は、図12に示す合成セグメント10に使用されている縦リブ14を示す正面図、(b)は図12の縦断正面図である。
【0042】
この実施例は、縦リブ14に設ける開孔18を、縦リブ14の長手方向に間隔をおいて複数設けていると共に、縦リブ14の巾方向に間隔をおいて開孔18を複数段(図示の場合は2段)設け、各段の開孔18に、それぞれ棒状鋼材15を挿通し、棒状鋼材支承部Aも上下に設けた形態が示されている。このように、縦リブ14の巾方向に開孔18を複数段設けて、複数段の棒状部材15を利用してコンクリート16を拘束すると、セグメント幅方向および厚さ方向に確実にコンクリート16を拘束して、コンクリート16と鋼材との一体性を高めることができる
【0043】
図14〜図17は本発明の第6実施例の合成セグメント10を示すものである。この実施例では、図17(b)に示すように、鉄筋などの棒状鋼材をほぼ逆M字状にトンネル半径方向に折り曲げて製作した補強部材25を、一つの縦リブ14の内空側を跨いで両隣の縦リブ14とスキンプレート13の固着部付近にトンネル円周方向に配している。図示例では、前記補強部材25は棒状鋼材15に沿って平行に配置され、多数の補強部材25は千鳥状に配置されている。前記補強部材25により縦リブ14または継手板12とスキンプレート13,主桁11で囲まれる内部に充填したコンクリート16の内部に発生する引張力に対して抵抗することができるので、セグメント幅を大きくすることができ、主桁11から離れた位置のコンクリート16の引張力が不足する場合であっても、補強部材25を配置することにより、合成セグメント10の耐力が低下するのを防止することが可能となる。
また、この実施例では、各縦リブ14の長手方向に間隔をおいてU字状の開孔18が設けられ、隣り合う各縦リブ14の開孔18に渡って、異径鋼棒等からなる棒状鋼材15が配置され、前記開孔18を塞ぐように、トンネル内空側および地山寄り押え部材26,26が各縦リブ14に沿って当接配置されて溶接等により固着され、前記開孔18は閉塞した開孔18とされている。前記棒状鋼材15は、開孔18周囲の縦リブ14と押え部材26に溶接により固着される。
なお、図中27は、縦リブ14に挿通されて固着された短尺鋼棒である。
その他の構成は、前記実施例と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0044】
なお、これらの実施例の変形例として、開孔8(18)を断続した長孔としてもよく、複数段に設ける上段側の開孔と下段側に設ける開孔を、縦リブの長手方向に位置をずらしてもよく、開孔の大きさおよび鉄筋等の棒状鋼材の断面径は、適宜組み合わせればよい。また、縦リブ4に開孔を設ける場合、前記各実施例において示した開孔を適宜組み合わせてもよい。
【0045】
前記棒状鋼材としては、異形鋼棒等の鉄筋が安価で、コンクリートとの付着がよいが、長尺棒状板材等の他の棒状鋼材でもよい。
【0046】
前記実施例では、一本ものの鉄筋等の棒状鋼材を使用し、コンクリート充填前において、鋼製セグメント製作時または製作後等の適宜の時期に棒状鋼材を設置するようにすればよく、また、鋼製セグメント製作後に棒状鋼材15を縦リブ14の開孔18内に配置しにくい場合は、短尺の棒状鋼材を開孔18内に配置した後、棒状鋼材相互を、縦リブ14間において溶接あるいは連結金具等の適宜の手段により連結して、連続した長尺の棒状鋼材としてもよい。
【0047】
前記実施形態では、安価な板状鋼板に開孔を設けた縦リブとしたが、縦リブに板材を付属させた断面L字状鋼材の一辺に開孔を設けて縦リブとして使用するようにしてもよく、あるいは、断面T字状鋼材の一辺に開孔を設けた縦リブとして使用するようにしてもよい。
【0048】
本発明の合成セグメントは、大深度用トンネル、あるいは、通常のトンネルにも適用できる。また、本発明の鋼製系セグメントとしては、鋼製セグメント、鋼殻セグメントあるいはダクタイル鋳鉄製セグメント等の鋼製セグメントでもよい。
【0049】
また、本発明によると、棒状鋼材によって、中詰コンクリートは確実に拘束されることになり、鋼材とコンクリートとが強固に一体化され、従来の合成セグメントに必要であったスキンプレートの内面に設けるジベル筋、突起部材等のコンクリートとスキンプレートの一体化をより強固にするためのずれ止めを無くすることも可能である。
【0050】
また、本発明の合成セグメントは、シールトンネル工法において、ジャッキ推力が大きい場合には、縦リブを推力部材の一部として考慮することができるので、大口径のトンネル用セグメントにも適している。
【0051】
【発明の効果】
本発明に係る合成セグメントによれば、鋼製系セグメントにおける主桁に、セグメント内において主桁長手方向に間隔をおいて複数の縦リブが主桁及びスキンプレートに溶接によって固定され、前記各縦リブに開孔が設けられ、前記各縦リブの開孔に渡って棒状鋼材が挿通され、前記縦リブおよび棒状鋼材を埋め込むようにセグメント内部にコンクリートが充填されているので、主桁と主桁との間隔が大きくても、セグメント内に充填されたコンクリートと鋼材との一体性を高めることができ、外力を受けた場合に中詰コンクリートに発生する断面力に抵抗できるようになるので、セグメントの壁厚を比較的薄くでき、経済的な設計をすることができる。
【0052】
また、土水圧などの荷重により正曲げモーメントが作用した場合に、鉄筋に過大な引張力が作用しても、縦リブに定着されているので、鉄筋がトンネル内空側に移動することはなく、かぶりコンクリートを剥落させる恐れを排除させることができる。
【0053】
また、開孔が設けられた縦リブの両端部が、間隔をおいて対向する主桁に固定され、各縦リブの開孔に渡って棒状鋼材が挿通されると共に、前記主桁間に複数の棒状鋼材が間隔をおいて設けられていると、セグメント内のコンクリートを、セグメント全幅に渡って有効に作用させることができる。
【0054】
また、前記開孔が縦リブ長手方向に延長する長孔または凹部により構成されていると、縦リブの開孔を単純化できると共に、縦リブの開孔に複数の鉄筋を容易に挿通配置することができる。
【0055】
また、長手方向に間隔をおいて複数の開孔が設けられた縦リブであると、セグメント幅方向に間隔をおいて複数の鉄筋を配置して、コンクリートとの一体性を高めることができる。
【0056】
また、前記各縦リブの長手方向に間隔をおいて複数の開孔が設けられていると共に、巾方向に間隔を置いて複数段に開孔が設けられていると、複数段の棒状部材により確実にコンクリートを拘束して、コンクリートと鋼材との一体性を高めることができる。
【0057】
また、請求項2のように、一つの縦リブを跨いで、その両隣の縦リブ近傍に達するトンネル半径方向に折り曲げ形成した棒状鋼材からなる多数の補強部材をトンネル円周方向 かつ千鳥の位置に配置して、縦リブ間に充填されたコンクリートを補強していると、前記補強部材により縦リブまたは継手板とスキンプレート,主桁で囲まれる内部に充填したコンクリートの内部に発生する引張力に対して抵抗することができるので、セグメント幅を大きくすることができ、主桁から離れた位置のコンクリートの引張力が不足する場合であっても、補強部材を配置することにより、合成セグメントの耐力が低下するのを防止することが可能となる。
【0058】
また、棒状鋼材として鉄筋を使用すると、コンクリートとの付着が確実な安価な鉄筋を使用して、コンクリートとの一体性を高めた低コストな合成セグメントとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の合成セグメントにせん断力が作用した場合に鋼材とコンクリートに発生する引張力と圧縮力の関係を示す合成セグメントの中央部位置の長手方向縦断面図、(b)は(a)の引張力と圧縮力が発生した場合において、主桁に発生する引張力を示す合成セグメントの主桁内側面位置の長手方向縦断面図である。
【図2】 本発明の合成セグメントに荷重を載荷してせん断力を作用させた場合に鋼材とコンクリートに発生する引張力と圧縮力の関係を示す合成セグメントの中央部位置の長手方向縦断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の合成セグメントを示すものであって、中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図である。
【図4】 (a)は図3に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、(b)は図1のA−A線断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の合成セグメントにおけるコンクリートを取り除いた状態を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施形態の合成セグメントを示すものであって、中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図である。
【図7】 (a)は図6に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、(b)は図5の縦断正面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態の合成セグメントを示すものであって、中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図である。
【図9】 (a)は図8に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、(b)は図8のC−C線断面図である。
【図10】 本発明の第4実施形態の合成セグメントを示すものであって、中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図である。
【図11】 (a)は図10に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、(b)は図10の縦断正面図である。
【図12】 本発明の第5実施形態の合成セグメントを示すものであって、中詰コンクリートの一部を取り除いた状態を示す斜視図である。
【図13】 (a)は図12に示す合成セグメントに使用されている縦リブを示す正面図、(b)は図12の縦断正面図である。
【図14】 本発明の第6実施形態の合成セグメントを示すものであって、(a)は縦断側面図、(b)は平面図である。
【図15】 図14(a)の一部を拡大して示す図である。
【図16】 図14(b)の一部を拡大すると共にコンクリートの一部を切欠して示す図である。
【図17】 (a)は図16の縦断正面図、(b)は補強部材を示す正面図である
【図18】 従来の合成セグメントを示し、コンクリートの一部を取り除いて示す斜視図である。
【図19】 (a)は図18の縦断正面図、(b)は他の例の縦断正面図である。
【図20】 縦リブを備えた従来の他の形態の合成セグメントを示し、コンクリートの一部を取り除いて示す斜視図である。
【図21】 図20に示す形態の合成セグメントに正曲げモーメントが作用した場合に、鉄筋の挙動を示す説明図である。
【符号の説明】
A 棒状鋼材支承部
1 主桁
2 継手板
3 スキンプレート
4 H形状のずれ止め
5 棒状鋼材
6 中詰コンクリート
7 隅角部
10 合成セグメント
11 主桁
12 継手板
13 スキンプレート
14 縦リブ
15 棒状鋼材
16 中詰コンクリート
17 隅角部
19 合成セグメント
20 円弧状鉄筋
21 鉄筋
22 中詰コンクリート
23 縦リブ
24 かぶりコンクリート
25 補強部材
26 押え部材
27 短尺鋼棒

Claims (2)

  1. 主桁、継手板、スキンプレートおよび縦リブにより構成される鋼製系セグメントにおける主桁に、
    セグメント内において主桁長手方向に間隔をおいて複数の縦リブが主桁及びスキンプレートに溶接によって固定され、
    前記各縦リブに開孔が設けられ、
    前記各縦リブの開孔に渡って棒状鋼材が挿通され、
    前記縦リブおよび棒状鋼材を埋め込むようにセグメント内部にコンクリートが充填され、前記開孔が、縦リブ長手方向に延長する長孔または縦リブに設けた凹部と棒状鋼材を挿通後に溶接などにより固着した押え部材により構成されていることを特徴とする合成セグメント。
  2. 請求項1に記載の合成セグメントであって、
    一つの縦リブを跨いで、その両隣の縦リブ近傍に達する折り曲げ形成した棒状鋼材からなる多数の補強部材を棒状鋼材に沿って平行にかつ千鳥の位置にさらに配置して、縦リブ間に充填されたコンクリートを補強していることを特徴とする合成セグメント。
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