JP2010037828A - グラウト充填式鉄筋継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄筋の配置間隔を狭くして、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を小さく抑えることができるようにしたグラウト充填式鉄筋継手を提供する。
【解決手段】相対向して配置された異形鉄筋2の継ぎ目に継手スリーブ3を被せ、継手スリーブの内部にグラウト4を充填して相対向する異形鉄筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手Aにおいて、1本の継手スリーブの内部に複数組の相対向する異形鉄筋を、隣り合う組の鉄筋間にコンクリートの充填性を確保する隙間「鉄筋のあき」が形成された状態に挿入し、1本の継手スリーブで複数組の相対向する異形鉄筋を接続するように構成する。継手スリーブの外面及び又は内面に凹凸部7a,7bを形成し、継手スリーブの内部には補強リブ8を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、相対向して配置された異形鉄筋(丸鋼以外の鉄筋の意味であり、ねじ節鉄筋を包含している。)の継ぎ目に継手スリーブを被せ、継手スリーブの内部にグラウトを充填して相対向する異形鉄筋を同芯状に接続するグラウト充填式鉄筋継手に関するものであり、例えば、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱における主筋同士の接続、先組み鉄筋籠の主筋同士の接続等に用いられる。
相対向して配置された異形鉄筋の継ぎ目に継手スリーブを被せ、継手スリーブの内部にグラウトを充填して相対向する異形鉄筋を同芯状に接続する従来のグラウト充填式鉄筋継手は、特許文献1〜3等に見られるように、古くから知られており、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱における主筋同士の接続等に多くの施工実績がある。
しかしながら、グラウト充填式鉄筋継手は、鉄筋より太径の継手スリーブを必要とするため、溶接継手やガス圧接継手に比べて、継手の外径が大きく、そのため、グラウト充填式鉄筋継手の採用によって、必然的にプレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法が大きくなるという問題点があった。
即ち、梁や柱のコンクリートに埋設される主筋相互の間には、コンクリートの粗骨材の最大寸法を考慮した所定の鉄筋間隔、つまり、コンクリートの充填性が確保される隙間「鉄筋のあき」が必要である。例えば、日本建築学会による基準では、主筋相互の間に粗骨材最大寸法の1.25倍以上、25mm以上かつD(鉄筋径)の1.5倍以上の鉄筋間隔
が必要とされている。
ところで、主筋の途中に継手が存在しない場合、プレキャストコンクリート部材の中に互いに平行に埋設される複数本の主筋は、主筋相互の間に「鉄筋のあき」寸法をとって配筋されるが、主筋の途中に継手が存在し、継手としてグラウト充填式鉄筋継手が採用された場合、継手スリーブ相互の間に必要最小限のあき寸法を確保する必要がある。そして、継手スリーブ相互の間を最小あき寸法に設定すると、主筋相互のあき寸法は必要以上に広がることになる。
従って、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱における主筋同士を接続する場合のように、多数本の主筋の長手方向同一位置に数多くの継手スリーブが存在すると、継手スリーブ相互の間に最小あき寸法を確保することによって、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法が大きくならざるを得ない。殊に、耐震構造の建物の場合、鉄筋の本数が増えるため、その傾向が顕著である。また、プレキャストコンクリート梁の部材断面寸法が大きくなると、プレキャストコンクリート梁の重量増が生じ、それを支持する柱の断面性能が必要となり、これらが建築コストの増大要因となる。
特開昭61−200246号公報 特開平8−218554号公報 特開2001−329657号公報
本発明は、上記の問題点を踏まえてなされたものであって、その目的とするところは、鉄筋の配置間隔を狭くして、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を小さく抑えることができるようにしたグラウト充填式鉄筋継手を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、請求項1に記載の発明によるグラウト充填式鉄筋継手は、相対向して配置された異形鉄筋の継ぎ目に継手スリーブを被せ、継手スリーブの内部にグラウトを充填して相対向する異形鉄筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手であって、1本の継手スリーブの内部に複数組の相対向する異形鉄筋を、隣り合う組の鉄筋間にコンクリートの充填性を確保する隙間が形成された状態に挿入し、1本の継手スリーブで複数組の相対向する異形鉄筋を接続するように構成したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のグラウト充填式鉄筋継手において、継手スリーブの外面に凹凸部を形成したことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のグラウト充填式鉄筋継手において、継手スリーブの内面に凹凸部を形成したことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のグラウト充填式鉄筋継手において、継手スリーブの内部に継手スリーブの補強リブを設け、補強リブの両側に形成される鉄筋挿入空間を互いに連通させてあることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、鉄筋の配置間隔を狭くして、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を小さく抑えることができる。
即ち、1本の継手スリーブで一組の相対向する異形鉄筋を接続する在来のグラウト充填式鉄筋継手では、複数組の相対向する異形鉄筋を接続する場合、各組ごとに継手スリーブを用いる必要があり、隣り合う継手スリーブ間に、コンクリートの充填性を確保する隙間「あき寸法」を確保することになる。従って、継手スリーブで接続された鉄筋相互の間隔は、必要とする最小あき寸法よりも広くなり、その結果、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法が大きくなる。
この点、上記の構成によれば、1本の継手スリーブの内部に複数組の相対向する異形鉄筋を、隣り合う組の鉄筋間にコンクリートの充填性を確保する隙間「鉄筋のあき」が形成された状態に挿入し、1本の継手スリーブで複数組の相対向する異形鉄筋を接続するので、鉄筋より太径の継手スリーブを用いるグラウト充填式鉄筋継手であるにもかかわらず、鉄筋相互の間隔を必要最小限のあき寸法に設定することができる。従って、鉄筋の配置間隔を狭くして、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を抑制することが可能である。
また、1本の継手スリーブで一組の相対向する異形鉄筋を接続する従来のグラウト充填式鉄筋継手では、各組ごとに継手スリーブに対するグラウト充填作業が必要であるが、上記の構成によれば、1本の継手スリーブで複数組の相対向する異形鉄筋を接続するので、継手スリーブの個数が減少し、継手スリーブに対するグラウト充填回数が少なくて済み、施工性を向上し得る。
請求項2に記載の発明によれば、継手スリーブの外面に形成された凹凸部により継手ス
リーブとその周囲のコンクリートとの付着強度を高めることができる。また、複数組の鉄筋に対して1本の継手スリーブを用いることで鉄筋1本当たりの継手スリーブの表面積が減少しても、継手スリーブの外面に形成された凹凸部により、周囲のコンクリートに対する付着力の低下を補うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、継手スリーブの外面に形成された凹凸部により継手スリーブとその内部のグラウトとの付着強度を高めることができる。また、複数組の鉄筋に対して1本の継手スリーブを用いることで鉄筋1本当たりの継手スリーブ内面の面積が減少しても、継手スリーブの内面に形成された凹凸部により、グラウトに対する付着力の低下を補うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、継手スリーブの内部に継手スリーブの補強リブを設けたので、複数組の異形鉄筋に対して1本の継手スリーブを用いることで鉄筋1本当たりの継手スリーブの鋼材量が減少したとしても、鋼材量の減少による曲げ耐力の低下を補うことができる。また、補強リブの両側に形成される鉄筋挿入空間を互いに連通させてあるので、補強リブの両側に形成される鉄筋挿入空間に対するグラウト充填作業を一回で行うことができる。
図1〜図5は、本発明の実施形態を示す。1はプレキャストコンクリート梁、2は梁主筋として配筋された異形鉄筋であり、グラウト充填式鉄筋継手Aで接続されている。
このグラウト充填式鉄筋継手Aは、相対向して配置された異形鉄筋2の継ぎ目に継手スリーブ3を被せ、継手スリーブ3の内部にグラウト4を充填して相対向する異形鉄筋2を同芯状に接続するものであって、断面形状が長円状を呈する1本の継手スリーブ3の内部に二組の相対向する異形鉄筋2を、隣り合う組の鉄筋2,2間にコンクリートの充填性を確保する隙間「鉄筋のあき」が形成された状態に挿入し、1本の継手スリーブ3で二組の相対向する異形鉄筋2を接続するように構成した点に特徴がある。
3aは継手スリーブ3の両端近傍部に形成されたグラウト注入・排出口である。5は継手スリーブ3の両端開口に嵌め込んで固着したグラウト流出防止用のシール材であり、シール材5には、図5に示すように、2個の鉄筋挿入孔6が形成されている。7aは継手スリーブ3の外面に形成された凹凸部、7bは継手スリーブ3の内面に形成された凹凸部である。8は継手スリーブ3の内部に設けられた補強リブである。この補強リブ8は、継手スリーブ3の長円状断面の中央に、断面形状において短軸方向に相対向する平面状板部を繋ぐ状態に設けられているが、図2、図4に示すように、補強リブ8の所々に開口9が形成され、これらの開口9によって、補強リブ8の両側に形成される鉄筋挿入空間を互いに連通させてある。
図6は、本発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、補強リブ8を継手スリーブ3の長手方向においてジグザグ状に屈曲した断面形状とすることによって、継手スリーブ3とその内部に充填されたグラウトとの付着力を高め、継手スリーブ3内面の凹凸部を省略した点に特徴がある。その他の構成は図1〜図5の実施形態と同じであるから、同一構成部材に同一符号を付し、説明を省略する。
図7〜図9は、本発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、補強リブ8を継手スリーブ3の長手方向に連続した突起状とし、断面形状において短軸方向に相対向させた突起状の補強リブ8の先端間に連続した隙間10を形成することにより、補強リブ8の両側に形成される鉄筋挿入空間を互いに連通させた点に特徴がある。その他の構成は図1〜図5の実施形態と同じであるから、同一構成部材に同一符号を付し、説明を省略する。
上記のグラウト充填式鉄筋継手Aを用いることにより、鉄筋の配置間隔を狭くして、プレキャストコンクリート梁1やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を小さく抑えることができる。
即ち、1本の継手スリーブで一組の相対向する異形鉄筋を接続する在来のグラウト充填式鉄筋継手では、複数組の相対向する異形鉄筋を接続する場合、各組ごとに継手スリーブを用いる必要があり、隣り合う継手スリーブ間に、コンクリートの充填性を確保する隙間「あき寸法」を確保することになる。従って、継手スリーブで接続された鉄筋相互の間隔は、必要とする最小あき寸法よりも広くなり、その結果、プレキャストコンクリート梁やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法が大きくなる。
この点、上記の構成によれば、1本の継手スリーブの内部に二組の相対向する異形鉄筋を、隣り合う組の鉄筋間にコンクリートの充填性を確保する隙間「鉄筋のあき」が形成された状態に挿入し、1本の継手スリーブで二組の相対向する異形鉄筋を接続するので、鉄筋より太径の継手スリーブを用いるグラウト充填式鉄筋継手であるにもかかわらず、継手スリーブで接続された二組の鉄筋相互の間隔を必要最小限のあき寸法に設定することができる。従って、鉄筋の配置間隔を狭くして、プレキャストコンクリート梁1やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を抑制することが可能である。
例えば、D29の異形鉄筋の場合、リブの位置での最大直径は33mmであるから、主筋の最小あき寸法を44mmとすると、主筋の途中にグラウト充填式鉄筋継手が存在しない場合、図10の(A)に示すように、プレキャストコンクリート部材の中に互いに平行に埋設される2本のD29が占める横幅は、33+44+33=110mmとなる。
これに対し、D29の主筋の途中に存在する継手として、在来のグラウト充填式鉄筋継手が採用され、D29の場合のグラウト充填式鉄筋継手として一般的な外径66mmの円形の継手スリーブ30を用いた場合、図10の(B)に示すように、継手スリーブ30相互の間に最小あき寸法44mmを確保する必要があるから、主筋相互は最小あき寸法44mm以上の鉄筋間隔となり、2本の継手が占める横幅は、66+44+66=176mmとなる。
ところが、1本の継手スリーブ3で二組の相対向する異形鉄筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手Aによる場合は、図10の(C)に示すように、隣り合う組の鉄筋間に最小あき寸法44mmをとることが可能であり、1本の継手スリーブ3が占める横幅は、66/2+33/2+44+33/2+66/2=143mmとなる。従って、2本の継手スリーブ30を用いる場合よりも横幅を33mm削減することが可能であり、これによってプレキャストコンクリート梁1やプレキャストコンクリート柱の部材断面寸法を小さくすることができる。
例えば、図11の(A)に示すように、8本の梁主筋が埋設され、1本の円形の継手スリーブ30で一組の梁主筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手が採用され、継手スリーブ30間に最小あき寸法aを確保したプレキャストコンクリート梁の梁幅をHとすると、図11の(B)に示すように、同本数の梁主筋が埋設され、1本の横長の継手スリーブ3で二組の梁主筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手Aが採用され、継手スリーブ3間及び継手スリーブ3内の梁主筋間に夫々最小あき寸法aを確保したプレキャストコンクリート梁においては、横長の継手スリーブ3の占める横幅lが2本の円形の継手スリーブ30が占める横幅Lより狭くなることによって、横幅の差(L−l)×横長の継手スリーブ3の本数(4)だけ梁幅hを狭くすることができる。
また、1本の継手スリーブ30で一組の相対向する異形鉄筋を接続する従来のグラウト充填式鉄筋継手では、各組ごとに継手スリーブ30に対するグラウト充填作業が必要であるが、上記の構成によれば、1本の継手スリーブ3で二組の相対向する異形鉄筋を接続するので、継手スリーブ3の個数が半減し、継手スリーブ3に対するグラウト充填回数が少なくて済み、施工性を向上し得る。
尚、以上の実施形態では、何れも1本の継手スリーブ3で二組の相対向する異形鉄筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手を例に挙げて本発明を説明したが、本発明は、1本の継手スリーブ3で三組又はそれ以上の組の異形鉄筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手として実施できる。例えば、図12に示す実施形態では、断面形状が長円状を呈する1本の継手スリーブ3で3組の異形鉄筋を接続するように構成しており、図13に示す実施形態では、断面形状が三角形状を呈する1本の継手スリーブ3で3組の異形鉄筋を接続するように構成している。これらの実施形態において、補強リブ8としては、所々に開口9が形成された仕切り板状の補強リブ8を図示したが、図7〜図9の実施形態と同様に突起状の補強リブ8としてもよい。なお、補強リブ8と異形鉄筋の間にはグラウトが充填されるのみであるため、補強リブ8と異形鉄筋の隙間は、コンクリートの充填性を確保するために鉄筋相互に設けるあき寸法より小さくできる。
本発明に係るグラウト充填式鉄筋継手の使用状態の一例を示す斜視図である。 グラウト充填式鉄筋継手の使用状態における横断面図である。 グラウト充填式鉄筋継手の使用状態における縦断面図である。 グラウト充填式鉄筋継手の一部切欠き平面図である。 グラウト充填式鉄筋継手の側面図である。 本発明の他の実施形態を示すグラウト充填式鉄筋継手の一部切欠き平面図である。 本発明の他の実施形態を示すグラウト充填式鉄筋継手の一部切欠き平面図である。 図7のA−A線断面図である。 図7のグラウト充填式鉄筋継手の使用状態における断面図である。 作用を説明する図である。 作用を説明するプレキャストコンクリート梁の断面図である。 本発明の他の実施形態を示すグラウト充填式鉄筋継手の断面図である。 本発明の他の実施形態を示すグラウト充填式鉄筋継手の断面図である。
符号の説明
A グラウト充填式鉄筋継手
1 プレキャストコンクリート梁
2 異形鉄筋
3 継手スリーブ
3a グラウト注入・排出口
4 グラウト
5 シール材
6 鉄筋挿入孔
7a,7b 凹凸部
8 補強リブ
9 開口
10 隙間

Claims (4)

  1. 相対向して配置された異形鉄筋の継ぎ目に継手スリーブを被せ、継手スリーブの内部にグラウトを充填して相対向する異形鉄筋を接続するグラウト充填式鉄筋継手であって、1本の継手スリーブの内部に複数組の相対向する異形鉄筋を、隣り合う組の鉄筋間にコンクリートの充填性を確保する隙間が形成された状態に挿入し、1本の継手スリーブで複数組の相対向する異形鉄筋を接続するように構成したことを特徴とするグラウト充填式鉄筋継手。
  2. 請求項1に記載のグラウト充填式鉄筋継手において、継手スリーブの外面に凹凸部を形成したことを特徴とするグラウト充填式鉄筋継手。
  3. 請求項1又は2に記載のグラウト充填式鉄筋継手において、継手スリーブの内面に凹凸部を形成したことを特徴とするグラウト充填式鉄筋継手。
  4. 請求項2又は3に記載のグラウト充填式鉄筋継手において、継手スリーブの内部に継手スリーブの補強リブを設け、補強リブの両側に形成される鉄筋挿入空間を互いに連通させてあることを特徴とするグラウト充填式鉄筋継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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