JP6489356B2 - シールドセグメントの継手構造 - Google Patents

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本発明は、シールドトンネルを構成するシールドセグメントのうち、周方向に沿って互いに隣り合う2つのシールドセグメントを相互に連結する際に用いられるシールドセグメントの継手具及び継手構造に関する。
シールドトンネルは、シールドマシンの前方で地山を掘削しつつ、掘削されたトンネル空間の内面が被覆されるように、シールドマシンの後方でシールドセグメントを筒状に組み立てることで構築されるが、周辺地山からの土水圧を安全に支持するためには、隣り合うシールドセグメント同士を確実に連結する必要がある。
シールドセグメントを相互連結するにあたり、トンネル軸線方向に沿って隣り合うシールドセグメント同士については、プッシュグリップ(登録商標)と呼ばれる継手方式が、周方向に沿って隣り合うシールドセグメント同士については、水平コッター式と呼ばれる継手方式がそれぞれ採用されており、従来のボルト締結式継手とは違っていずれの方式もボルト締結が不要であるため、シールドトンネルをより迅速に施工することが可能になっている。
ここで、水平コッター式継手は、周方向に沿って隣り合う2つのシールドセグメントのうち、互いに対向する端面にそれぞれ埋設されるC字状金物と、該各C字状金物に係合されるH字状金物とで構成してあり、各C字状金物を、開断面筒状部とその対向縁部からそれぞれ内方に向けて延設されてなる一対の係止部とで構成するとともに、該一対の係止部の間に形成された材軸方向のスリットにH字状金物のウェブを通過させる形で、その各フランジをC字状金物の端部開口から開断面筒状部の中空空間にそれぞれ挿入できるように構成してある。
かかる構成によれば、H字状金物のウェブの高さを材軸方向に沿って直線的に変化させることで、H字状金物が楔として作用してその各フランジがC字状金物の一対の係止部でそれぞれ係止されるため、H字状金物を介して2つのC字状金物、ひいてはそれらが取り付けられた2つのシールドセグメントを相互に引き寄せるとともに、それらの対向端面を当接させて該2つのシールドセグメントを連結することが可能となる。
特開平9−195689号公報
ここで、C字状金物には、2つのシールドセグメントを相互連結するための引寄せ力がH字状金物を介して作用するため、該C字状金物をアンカー筋を介してシールドセグメントを構成するコンクリートに確実に定着させる必要があるとともに、かかる引寄せ力によってC字状金物に大きな曲げモーメントや引張力が生じるので、これを支持できるだけの強度や剛性がC字状金物自体に求められる。
そのため、従来においては、C字状金物の開断面筒状部のうち、アンカー筋が取り付けられる断面位置に補剛リブを設けることで、上述の剛性を確保していたが、補剛リブを設けることで材軸方向に沿った断面変化が複雑になるため、鋳造による製作を余儀なくされる。
しかしながら、鋳造による製作では、強度面で要求を満たすことができたとしても、脆性的な破壊性状となることは避けられないという問題や、サイズのバリエーションに対応しようとすると金型の関係で製作コストが割高になるという問題を生じていた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、安価に製作することが可能でサイズのバリエーションにも対応でき、さらには靭性に富んだ破壊性状とすることが可能なシールドセグメントの継手構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るシールドセグメントの継手構造は請求項1に記載したように、シールドトンネルのトンネル軸線回りに沿って隣り合う2つのシールドセグメントの各端面のうち、互いに対向する端面の一方に第1の被連結手段を、他方に第2の被連結手段をそれぞれ設けるとともに、前記第1の被連結手段及び第2の被連結手段を、ウェブ及び該ウェブの各縁部にそれぞれ延設された2つのフランジからなり該ウェブをその高さが材軸方向に直線的に変化するように構成してなる連結部材を介して相互連結したシールドセグメントの継手構造において、
前記第1の被連結手段及び前記第2の被連結手段のうち、少なくともいずれかを、コの字状に形成された本体部及びその対向端部に内方に向けて延設された一対の係止部からなる複数の被連結部材を同一姿勢で並列に離間配置するとともに前記各本体部のうち、前記一対の係止部が設けられた側と反対の側にアンカー筋をそれぞれ取り付け、前記各本体部の内側を中空横断面として前記各被連結部材の配置列方向に延びる空間を前記各本体部の内側が共通して包含されるようにかつ前記連結部材のフランジが挿通されるようにフランジ挿通空間として形成し、前記各一対の係止部の隙間を中空横断面として前記各被連結部材の配置列方向に延び前記フランジ挿通空間と連通する空間を前記各一対の係止部の隙間が共通して包含されるようにかつ前記ウェブが挿通されるようにウェブ挿通空間として前記対向端面に露出する形で形成して構成してなり、前記一対の係止部は、前記フランジが係止されるようになっているものである。
また、本発明に係るシールドセグメントの継手構造は、前記各被連結部材を、複数枚の鋼板を積層して構成したものである。
また、本発明に係るシールドセグメントの継手構造は、前記各被連結部材の内周側縁部に周面が当接されるように該各被連結部材の内側に型枠兼用離隔部材を共通に挿通し、該型枠兼用離隔部材の内側に拡がっている空間のうち、前記各一対の係止部の隙間相当箇所を前記ウェブ挿通空間、前記各本体部の内側相当箇所を前記フランジ挿通空間としたものである。
[参考発明(第1の発明)]
参考発明(以下、第1の発明とよぶ)に係るシールドセグメントの継手具が埋設されるように鉄筋コンクリート製のシールドセグメントを製作するには、まず、コの字状に形成された本体部及びその対向端部に内方に向けて延設された一対の係止部からなる複数の被連結部材が同一姿勢で並列に離間配置されるようにかつ各被連結部材の内周側縁部に周面が当接されるように、該各被連結部材の内側に型枠兼用離隔部材を共通に挿通する。
次に、型枠兼用離隔部材の内側にフレッシュコンクリートが流入しないよう留意しながら、該型枠兼用離隔部材の内側に拡がっている空間のうち、各一対の係止部の隙間相当箇所がシールドセグメントの端面に露出するようにコンクリート打設を行う。
製作されたシールドセグメントをシールドトンネルのトンネル軸線回りに沿って隣り合う別のシールドセグメントと連結するには、上述のシールドセグメントが先行配置されている場合であれば、H字状断面をなしウェブの高さが材軸方向に直線的に変化するように構成されてなる連結部材を、そのウェブが、型枠兼用離隔部材の内側に拡がっている空間のうち、各一対の係止部の隙間相当箇所に挿通されつつ、一方のフランジが各本体部の内側相当箇所に挿通されるように、第1の発明に係るシールドセグメントの継手具に設置する。
次に、シールドセグメントの継手具が埋設された端面がトンネル軸線回りに沿って互いに対向するように、別のシールドセグメントを第1の発明に係るシールドセグメントの継手具が埋設されたシールドセグメントの近傍に配置するとともに、別のシールドセグメントの継手具に他方のフランジを係止することにより、連結部材を楔として作用させて2つのシールドセグメントを相互に連結する。
別のシールドセグメントが先行配置される場合であれば、上述の連結部材を、そのフランジが係止されるように別のシールドセグメントの継手具に設置し、次いで、シールドセグメントの継手具が埋設された端面がトンネル軸線回りに沿って互いに対向するように、第1の発明に係るシールドセグメントの継手具が埋設されたシールドセグメントを別のシールドセグメントの近傍に配置するとともに、連結部材のウェブを、型枠兼用離隔部材の内側に拡がっている空間のうち、各一対の係止部の隙間相当箇所に挿通しつつ、他方のフランジを各本体部の内側相当箇所に挿通することで、該フランジを一対の係止部に係止すればよい。
このようにすると、相互連結のための引寄せ力は、連結部材を介して第1の発明に係るシールドセグメントの継手具に作用するが、該引寄せ力は、複数の被連結部材に分散伝達し、該被連結部材に取り付けられたアンカー筋を介してシールドセグメントを構成するコンクリートにそれぞれ伝達される。
すなわち、第1の発明に係るシールドセグメントの継手具においては、一体成形されていて長尺状をなす従来のC字状金物のように、引寄せ力が支持される断面位置と支持されない断面位置とが混在するのではなく、各被連結部材が概ね剛体として挙動して分担荷重をそれぞれ支持する、換言すれば、被連結部材の一つ一つが、従来のC字状金物に設けられた補剛リブに相当する荷重支持形態となる。
したがって、第1の発明に係るシールドセグメントの継手具によれば、従来のC字状金物において補剛リブに挟まれた部位が不要となり、鋼材量の低減を図ることができるとともに、各被連結部材においては、厚み方向に沿って断面の形状や大きさを変化させる必要もないため、鋳造でなくとも、構造用鋼材の加工によって十分に製作が可能となり、かくして各被連結部材における製作コストの低減や、形状やサイズに関する汎用性の向上、さらには脆性破壊から延性破壊への破壊形態の移行を実現することができる。
また、第1の発明に係るシールドセグメントの継手具によれば、各被連結部材の内周側縁部に周面が当接されるように該各被連結部材の内側に型枠兼用離隔部材を共通に挿通するようにしたので、コンクリート打設前においては、複数からなる被連結部材の相対位置を容易に位置決めすることができるとともに、コンクリート打設時においては、連結部材のフランジやウェブを挿通するための空間を容易に確保することができる。
第1の発明に係るシールドセグメントの継手具は、隣り合う2つのシールドセグメントの対向端面にそれぞれ埋設するのが望ましいが、場合によってはいずれか一方のみとし、他方については、鋳造製作された従来の継手具を埋設するようにしてもかまわない。
被連結部材は、コスト面あるいは汎用性の観点から上述したように構造用鋼材を用いて構成することが望ましいが、鋳造製作することも可能であって、その場合においても、鋼材量の低減を図ることができるという作用効果に何ら変わりはない。
ここで、各被連結部材を、複数枚の鋼板を積層して構成したならば、さらなるコストダウンが可能となる。
なお、被連結部材は、2〜3の個数で構成することが典型例となるが、複数個である限り、いくつで構成するかは任意である。
第1の発明に係るシールドセグメントの継手具は、上述した複数の被連結部材と型枠兼用離隔部材とで構成するようにしてもよいが、本体部のうち、一対の係止部が設けられた側と反対の側にアンカー筋を取り付けた構成とするならば、シールドセグメントの製作現場での接合に代えて、鋼材加工を行う工場での接合が可能となり、例えば摩擦圧接による接合方式を採用しやすくなる。
[本発明(第2の発明)]
本発明(以下、第2の発明とよぶ)に係るシールドセグメントの継手構造においては、シールドトンネルのトンネル軸線回りに沿って隣り合う2つのシールドセグメントを連結部材を介して相互連結するに際し、従来と同様、シールドセグメントの各端面のうち、互いに対向する端面の一方に第1の被連結手段を、他方に第2の被連結手段をそれぞれ設けるが、第1の被連結手段及び第2の被連結手段の少なくともいずれかを、以下のように構成する。すなわち、
(a) コの字状に形成された本体部及びその対向端部に内方に向けて延設された一対の係止部からなる複数の被連結部材を同一姿勢で並列に離間配置するとともに、各本体部のうち、一対の係止部が設けられた側と反対の側にアンカー筋をそれぞれ取り付ける
(b) 各本体部の内側を中空横断面として各被連結部材の配置列方向に延びる空間を各本体部の内側が共通して包含されるようにかつ連結部材のフランジが挿通されるようにフランジ挿通空間として形成する
(c) 各一対の係止部の隙間を中空横断面として各被連結部材の配置列方向に延びフランジ挿通空間と連通する空間を各一対の係止部の隙間が共通して包含されるようにかつ連結部材のウェブが挿通されるようにウェブ挿通空間として対向端面に露出する形で形成する
このようにすると、相互連結のための引寄せ力は、連結部材を介して第1の被連結手段及び第2の被連結手段に作用するが、該引寄せ力は、第1の被連結手段及び第2の被連結手段のうち、少なくともいずれかを構成する複数の被連結部材に分散伝達した後、該被連結部材に取り付けられたアンカー筋を介してシールドセグメントを構成するコンクリートに伝達される。
すなわち、第2の発明に係るシールドセグメントの継手構造においては、第1の被連結手段及び第2の被連結手段のうち、少なくともいずれかは、一体成形されていて長尺状をなす従来のC字状金物のように、引寄せ力が支持される断面位置と支持されない断面位置とが混在するのではなく、各被連結部材が概ね剛体として挙動して分担荷重をそれぞれ支持する、換言すれば、被連結部材の一つ一つが、従来のC字状金物に設けられた補剛リブに相当する荷重支持形態となる。
したがって、第2の発明に係るシールドセグメントの継手構造によれば、従来のC字状金物において補剛リブに挟まれた部位が、第1の被連結手段及び第2の被連結手段のうち、少なくともいずれかでは不要となり、鋼材量の低減を図ることができるとともに、各被連結部材については、厚み方向に沿って断面の形状や大きさを変化させる必要もないため、鋳造でなくとも、構造用鋼材の加工によって十分に製作が可能となり、かくして被連結部材における製作コストの低減や、形状やサイズに関する汎用性の向上、さらには脆性破壊から延性破壊への破壊形態の移行を実現することができる。
第1の被連結手段及び第2の被連結手段は、それらのうち、いずれか一方だけを上述したように構成すれば足りるが、両方を上述したように構成するのが典型例となる。なお、いずれか一方だけを上述したように構成した場合、他方については、公知の構成、例えば従来のC字状金物で構成することが可能である。
被連結部材は、コスト面あるいは汎用性の観点から上述したように構造用鋼材を用いて構成することが望ましいが、鋳造製作することも可能であって、その場合においても、鋼材量の低減を図ることができるという作用効果に何ら変わりはない。
ここで、各被連結部材を、複数枚の鋼板を積層して構成したならば、さらなるコストダウンが可能となる。
なお、被連結部材は、2〜3の個数で構成することが典型例となるが、複数個である限り、いくつで構成するかは任意である。
フランジ挿通空間やウェブ挿通空間は、シールドセグメントの製作が完了した時点で該シールドセグメントに形成されていれば足りるものであって、それらを具体的にどのように形成するかは任意であり、例えば、複数の被連結部材の内側に中実材を共通に挿通し、かかる状態でコンクリートを打設した後、中実材を除去するようにしてもかまわない。
ここで、各被連結部材の内周側縁部に周面が当接されるように該各被連結部材の内側に型枠兼用離隔部材を共通に挿通し、該型枠兼用離隔部材の内側に拡がっている空間のうち、各一対の係止部の隙間相当箇所を上述したウェブ挿通空間、各本体部の内側相当箇所を上述したフランジ挿通空間とした構成を採用することが可能である。
かかる構成によれば、コンクリート打設前においては、複数からなる被連結部材の相対位置を容易に位置決めすることができるとともに、コンクリート打設時においては、連結部材のフランジやウェブを挿通するための空間を容易に確保することができる。
本実施形態に係るシールドセグメントの継手構造1を示した分解斜視図。 シールドセグメントの継手具を示した図であり、(a)は、被連結手段4aを構成する際に用いる継手具11aの斜視図、(b)は、被連結手段4bを構成する際に用いる継手具11bの斜視図。 被連結手段を示した図であり、(a)は、被連結手段4aを連結部材5とともに示した斜視図、(b)は、被連結手段4bを連結部材5とともに示した斜視図。 シールドセグメント2aを製作する手順を示した図であり、(a)、(b)は、被連結部材14の配置列方向に沿った断面図、(c)はA−A線に沿う断面図。 シールドセグメント2a,2bを連結部材5を介して相互に連結する手順を示した断面図。 シールドセグメント2a,2bの連結が完了した状態を示した断面図。 変形例に係るシールドセグメントの継手具を示した斜視図。 別の変形例に係るシールドセグメントの継手具を示した斜視図。
以下、本発明に係るシールドセグメントの継手具及び継手構造の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るシールドセグメントの継手構造を示した分解斜視図である。同図でわかるように、本実施形態に係るシールドセグメントの継手構造1は、シールドトンネルのトンネル軸線回りに沿って、換言すれば周方向に沿って隣り合う2つのシールドセグメント2a,2bの各端面のうち、端面3aに第1の被連結手段としての被連結手段4aを、該端面に対向する端面3bに第2の被連結手段としての被連結手段4bをそれぞれ設けてあるとともに、被連結手段4a及び被連結手段4bを連結部材5を介して相互に連結してある。
図2(a)は、被連結手段4aを構成する際に用いるシールドセグメントの継手具11aを示した斜視図、同図(b)は同じく、被連結手段4bを構成する際に用いるシールドセグメントの継手具11bを示した斜視図である。
同図(a)に示すように、シールドセグメントの継手具11aは、コの字状に形成された本体部12及びその対向端部に内方に向けて延設された一対の係止部13,13からなる被連結部材14を複数個、本実施形態では3個で構成するとともに、各本体部12のうち、一対の係止部13,13が設けられた側と反対の側には、シールドセグメント2aを構成するコンクリートに定着されるアンカー筋15aをそれぞれ取り付けてある。
シールドセグメントの継手具11bも同様であり、同図(b)に示すように、コの字状に形成された本体部12及びその対向端部に内方に向けて延設された一対の係止部13,13からなる被連結部材14を3個で構成するとともに、各本体部12のうち、一対の係止部13,13が設けられた側と反対の側には、シールドセグメント2bを構成するコンクリートに定着されるアンカー筋15bをそれぞれ取り付けてある。
被連結部材14は、構造用鋼材を加工して製作することが可能であり、アンカー筋15a,15bは、例えば摩擦圧接によってそれらの基端側を被連結部材14の本体部12に接合することができる。
なお、アンカー筋15a,15は、被連結部材14に予め取り付けた上でシールドセグメントの製作現場に搬入してもよいし、該製作現場で取り付けるようにしてもよい。
被連結手段4aは図3(a)に示すように、シールドセグメントの継手具11aを構成する3つの被連結部材14が同一姿勢で並列に離間するように該3つの被連結部材をシールドセグメント2aに埋設し、被連結部材14を構成する各本体部12の内側を中空横断面として該各被連結部材の配置列方向に延びる空間を各本体部12の内側が共通して包含されるようにフランジ挿通空間21aとしてシールドセグメント2aに形成するとともに、被連結部材14を構成する各一対の係止部13,13の隙間を中空横断面として各被連結部材14の配置列方向に延びフランジ挿通空間21aと連通する空間を各一対の係止部13,13の隙間が共通して包含されるようにかつ対向端面3aに露出するようにウェブ挿通空間22aとしてシールドセグメント2aに形成してある。
被連結手段4bも同様、図3(b)に示すように、シールドセグメントの継手具11bを構成する3つの被連結部材14が同一姿勢で並列に離間するように該3つの被連結部材をシールドセグメント2bに埋設し、被連結部材14を構成する各本体部12の内側を中空横断面として該各被連結部材の配置列方向に延びる空間を各本体部12の内側が共通して包含されるようにフランジ挿通空間21bとしてシールドセグメント2bに形成するとともに、被連結部材14を構成する各一対の係止部13,13の隙間を中空横断面として各被連結部材14の配置列方向に延びフランジ挿通空間21bと連通する空間を各一対の係止部13,13の隙間が共通して包含されるようにかつ対向端面3bに露出するようにウェブ挿通空間22bとしてシールドセグメント2bに形成してある。
連結部材5は図3でよくわかるように、ウェブ挿通空間22a,22bに配置されるウェブ23と該ウェブの各縁部からそれぞれ延設されフランジ挿通空間21aとフランジ挿通空間21bにそれぞれ挿通されるフランジ24a,24bとで構成してあるとともに、ウェブ23をその高さが材軸方向に直線的に変化するように構成してある。
なお、3つの被連結部材14は、連結部材5がハの字状であるため、これと対応すべく、被連結手段4a,4bのいずれにおいても、図4以降でわかるように、それらの配置列方向を対向端面3a,3bに対して傾斜させてあるが、図3では、便宜上、それらの配置列方向が対向端面3a,3bに対して平行になるように図示してある。
被連結手段4aが設けられたシールドセグメント2aを製作するには、まず図4(a)に示すように、アンカー筋15aを3つの被連結部材14に予めそれぞれ接合した上、該被連結部材をそれらが同一姿勢で並列に離間されるように配置し、しかる後、同図(b),(c)に示すように、フランジ挿通空間21a及びそれに連通するウェブ挿通空間22aが形成されるように、かつ該ウェブ挿通空間が端面3aに露出するように、コンクリートを打設する。
コンクリート打設にあたっては、フランジ挿通空間21a及びそれに連通するウェブ挿通空間22aが形成されるよう、型枠材を適宜配置する。
ここで、フランジ挿通空間21a及びウェブ挿通空間22aは全体として、同図(a),(b)に示すように3つの被連結部材14の配置長さWを全長とし、かつ同図(c)に示すようにC字状をなす被連結部材14に囲まれた断面を有する長尺状の中空空間となるが、これに連通する溝状作業空間41,42が各端部側にそれぞれ形成されるよう、シールドセグメント2aを製作する。
溝状作業空間41,42は、図3(a)でよくわかるように被連結部材14の外周輪郭線の内側が中空断面となるように形成すればよい。
被連結手段4bが設けられたシールドセグメント2bも同様に、アンカー筋15bがそれぞれ接合された3つの被連結部材14を、それらが同一姿勢で並列に離間されるように配置し、かかる状態でフランジ挿通空間21b及びそれに連通するウェブ挿通空間22bが形成されるように、かつ該ウェブ挿通空間が端面3bに露出するように、コンクリートを打設する。
フランジ挿通空間21b及びウェブ挿通空間22bは全体として、フランジ挿通空間21a及びウェブ挿通空間22aと同様の断面を有する長尺状の中空空間となるが、これに連通する溝状作業空間43が溝状作業空間42と反対の側に形成されるよう、シールドセグメント2bを製作する。
溝状作業空間43は、図3(b)でよくわかるように被連結部材14の外周輪郭線の内側が中空断面となるように形成すればよい。
このように製作されたシールドセグメント2a,2bを連結部材5を介して相互に連結するには図5(a)に示すように、まず、シールドセグメント2aの溝状作業空間41にバックアップ材51を予め配置する。
バックアップ材51は、材軸方向に載荷される荷重に抵抗しつつ、徐々に塑性変形するように構成してあり、その材軸方向が対向端面3a,3bと平行になるように設置する。
なお、シールドセグメント2aは、シールドトンネルの一部として先行取付けされており、該シールドセグメントにシールドセグメント2bを取り付けるものとして以下、説明を行う。
次に、シールドセグメント2aに形成された溝状作業空間42に連結部材5を挿入し、次いで、そのウェブ23をウェブ挿通空間22aに挿通しつつ、フランジ24aをフランジ挿通空間21aに挿通するとともに、該連結部材を、そのフランジ24aの先端と溝状作業空間41の端部側溝壁との間にバックアップ材51が挟み込まれる位置になるまで前進させる。
次に、シールドセグメント2bを、シールドセグメント2aからトンネル軸線方向及びトンネル周方向に離隔した位置に仮保持し、次いで、シールドセグメント2aに取り付けられた連結部材5がシールドセグメント2bに形成された溝状作業空間43に挿入されるように、シールドセグメント2bをトンネル周方向(同図矢印方向)に移動させ、次いで、その端面3bをシールドセグメント2aの端面3aに当接させる。
次に、同図(b)に示すように、連結部材5のウェブ23がシールドセグメント2bに設けられた被連結手段4bのウェブ挿通空間22bに挿通されるようにかつフランジ24bがフランジ挿通空間21bに挿通されるように、シールドセグメント2bをトンネル軸線方向(対向端面3a,3bに沿った方向、同図矢印方向)にスライドさせる。
このとき、バックアップ材51には、シールドセグメント2bをトンネル軸線方向にスライドさせる荷重が作用するが、該バックアップ材は、その荷重を支持しつつ、自ら塑性変形するため、連結部材5のフランジ24a,24bは、それぞれフランジ挿通空間21a,21bにより深く挿通されるとともに、連結部材5は、フランジ24aが被連結手段4aを構成する被連結部材14の係止部13,13に、フランジ24bが被連結手段4bを構成する被連結部材14の係止部13,13にそれぞれ係止されることで楔作用を発揮し、シールドセグメント2a,2bを相互に連結する。
なお、シールドセグメント2bは、トンネル軸線方向に沿って隣り合う先行シールドセグメント(図示せず)にも別途連結されるが、ここではその説明を省略する。
図6は、シールドセグメント2a,2bの連結が完了した様子を示した断面図である。
同図でわかるように、本実施形態に係るシールドセグメントの継手構造1においては、シールドセグメント2a,2bを相互連結するための引寄せ力は、同図矢印に示すように連結部材5を介して被連結手段4aと被連結手段4bにそれぞれ作用するが、該引寄せ力は、被連結手段4aを構成する被連結部材14に分散伝達した後、該被連結部材に接合されたアンカー筋15aを介してシールドセグメント2aを構成するコンクリートに伝達されるとともに、被連結手段4bを構成する被連結部材14に分散伝達した後、該被連結部材に接合されたアンカー筋15bを介してシールドセグメント2bを構成するコンクリートに伝達される。
すなわち、シールドセグメントの継手構造1においては、被連結手段4aや被連結手段4bが、一体成形されていて長尺状をなす従来のC字状金物のように、引寄せ力が支持される断面位置と支持されない断面位置とが混在するのではなく、各被連結部材14が概ね剛体として挙動して分担荷重をそれぞれ支持する、換言すれば、被連結部材14の一つ一つが、従来のC字状金物に設けられた補剛リブに相当する荷重支持形態となる。
以上説明したように、本実施形態に係るシールドセグメントの継手構造1によれば、従来のC字状金物において補剛リブに挟まれた部位が、被連結手段4aや被連結手段4bでは不要となり、鋼材量の低減を図ることができるとともに、各被連結部材14については、厚み方向に沿って断面の形状や大きさを変化させる必要もないため、鋳造でなくとも、構造用鋼材の加工によって十分に製作が可能となり、かくして被連結部材14における製作コストの低減や、形状やサイズに関する汎用性の向上、さらには脆性破壊から延性破壊への破壊形態の移行を実現することができる。
本実施形態では、トンネル軸線回りに沿った方向、すなわち周方向に沿って隣り合う2つのシールドセグメント2a,2bを相互連結するに際し、該シールドセグメントのそれぞれに複数の被連結部材を用いて構成した被連結手段を設ける構成としたが、該被連結手段を必ずしもシールドセグメント2a,2bの両方に設ける必要はなく、いずれか一方を、鋳造製作された従来のC字状金物で構成された被連結手段で構成するようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、被連結部材14を構造用鋼材を加工して製作するようにしたが、これに代えて、従来のように鋳造製作してもかまわない。かかる構成においても、鋼材量の低減を図ることができる点については、上述の実施形態と同様である。
また、本実施形態では、被連結部材14を単体の構造用鋼材で構成することを前提としたが、これに代えて、複数枚の鋼板を積層して構成するようにしてもかまわない。かかる構成によれば、さらなるコストダウンが可能となる。
また、本実施形態では特に言及しなかったが、フランジ挿通空間21a,21bやウェブ挿通空間22a,22bは、型枠材を用いて適宜形成することが可能であって、例えば図7に示すように3つの被連結部材14の内側に発泡スチロール樹脂等で形成された中実材71を共通に挿通し、かかる状態でコンクリートを打設した後、該中実材を除去することで形成が可能である。
また、図8に示すように、3つの各被連結部材14とそれらの内周側縁部に周面が当接されるように該各被連結部材の内側に共通に挿通される型枠兼用離隔部材81とで構成されたシールドセグメントの継手具82を用いてシールドセグメントの継手構造を構成することが可能である。
上記変形例においては、3つの各被連結部材14の内周側縁部に周面が当接されるように該各被連結部材の内側に型枠兼用離隔部材81を共通に挿通した後、該型枠兼用離隔部材の内側にフレッシュコンクリートが流入しないよう留意しながら、型枠兼用離隔部材81の内側に拡がっている空間のうち、各一対の係止部13,13の隙間相当箇所がシールドセグメントの端面に露出するようにコンクリート打設を行うことで、シールドセグメントを製作する。
なお、アンカー筋15は、上述した実施形態と同様、被連結部材14に予め取り付けた上でシールドセグメントの製作現場に搬入してもよいし、該製作現場で取り付けるようにしてもよい。
かかる構成によれば、コンクリート打設前においては、3つの被連結部材14の相対位置を容易に位置決めすることができるとともに、コンクリート打設時においては、連結部材5のフランジ24a,24bを挿通するためのフランジ挿通空間21a,21bや、ウェブ23を挿通するためのウェブ挿通空間22a,22bを容易に確保することができる。
1 シールドセグメントの継手構造
2a,2b シールドセグメント
3a,3b シールドセグメントの対向端面
4a,4b 被連結手段
5 連結部材
11a,11b,82 シールドセグメントの継手具
12 本体部
13,13 一対の係止部
14 被連結部材
15a,15b アンカー筋
21a,21b フランジ挿通空間
22a,22b ウェブ挿通空間
23 ウェブ
24a,24b フランジ
81 型枠兼用離隔部材

Claims (3)

  1. シールドトンネルのトンネル軸線回りに沿って隣り合う2つのシールドセグメントの各端面のうち、互いに対向する端面の一方に第1の被連結手段を、他方に第2の被連結手段をそれぞれ設けるとともに、前記第1の被連結手段及び第2の被連結手段を、ウェブ及び該ウェブの各縁部にそれぞれ延設された2つのフランジからなり該ウェブをその高さが材軸方向に直線的に変化するように構成してなる連結部材を介して相互連結したシールドセグメントの継手構造において、
    前記第1の被連結手段及び前記第2の被連結手段のうち、少なくともいずれかを、コの字状に形成された本体部及びその対向端部に内方に向けて延設された一対の係止部からなる複数の被連結部材を同一姿勢で並列に離間配置するとともに前記各本体部のうち、前記一対の係止部が設けられた側と反対の側にアンカー筋をそれぞれ取り付け、前記各本体部の内側を中空横断面として前記各被連結部材の配置列方向に延びる空間を前記各本体部の内側が共通して包含されるようにかつ前記連結部材のフランジが挿通されるようにフランジ挿通空間として形成し、前記各一対の係止部の隙間を中空横断面として前記各被連結部材の配置列方向に延び前記フランジ挿通空間と連通する空間を前記各一対の係止部の隙間が共通して包含されるようにかつ前記ウェブが挿通されるようにウェブ挿通空間として前記対向端面に露出する形で形成して構成してなり、前記一対の係止部は、前記フランジが係止されるようになっていることを特徴とするシールドセグメントの継手構造。
  2. 前記各被連結部材を、複数枚の鋼板を積層して構成した請求項1記載のシールドセグメントの継手構造。
  3. 前記各被連結部材の内周側縁部に周面が当接されるように該各被連結部材の内側に型枠兼用離隔部材を共通に挿通し、該型枠兼用離隔部材の内側に拡がっている空間のうち、前記各一対の係止部の隙間相当箇所を前記ウェブ挿通空間、前記各本体部の内側相当箇所を前記フランジ挿通空間とした請求項1又は請求項2記載のシールドセグメントの継手構造。
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