JP6033559B2 - 部品検索システム - Google Patents

部品検索システム Download PDF

Info

Publication number
JP6033559B2
JP6033559B2 JP2012056885A JP2012056885A JP6033559B2 JP 6033559 B2 JP6033559 B2 JP 6033559B2 JP 2012056885 A JP2012056885 A JP 2012056885A JP 2012056885 A JP2012056885 A JP 2012056885A JP 6033559 B2 JP6033559 B2 JP 6033559B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
parts
component
database
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012056885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013191010A (ja
Inventor
伸基 辻元
伸基 辻元
田中 功
功 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2012056885A priority Critical patent/JP6033559B2/ja
Publication of JP2013191010A publication Critical patent/JP2013191010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6033559B2 publication Critical patent/JP6033559B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、建物に使用された部品を補修したり、交換したりする際に使用される部品検索システムに関するものである。
住宅等の建物を建築する際には多くの部品が使用されるが、建築後に年月が経過するに伴って、部品が劣化したり損傷したりして、補修又は交換が必要になる時期がくる。
ところが部品の補修又は交換が必要になる時期は、一般に5〜10年後になり、建築時に使用した部品の特定が難しい場合が多く、部品の発注ミスなどが起きていた。このような課題を解決するために、特許文献1に開示されているようなユニット建物に関連付けて部品情報が記憶される邸展開データ検索システムが開発されている。
また、特許文献2には、上位概念から下位概念に展開できるような部材情報のデータベースを構築しておき、補修又は交換時に簡単に部品を特定できるような住宅維持管理情報提供システムが開示されている。
一方、特許文献3には、建物の画像と寸法情報とを取り込むことで、リフォーム後の建物の合成画像が生成できる住宅リフォーム支援システムが開示されている。
特許第3931041号公報 特開2011−3143号公報 特開2005−10861号公報
しかしながら、5〜10年も時間が経過すると、建築時に使用した部品の生産が終了していたり、在庫が残っていなかったりして、部品が特定できたとしても補修や交換に繋げられないことがある。
また、在庫のない部品に対して代替部品が紹介されていても、実際に建物に取り付けられる保証はなく、取り付けられたとしても色が異なるなど顧客が満足できる補修や交換がおこなえないことがある。
そこで、本発明は、補修や交換の対象となる部品が代替部品になっても適合性を確認することが可能な部品検索システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の部品検索システムは、建物の部品を補修又は交換する際に使用される部品検索システムであって、前記部品又はその代替部品が写真又は図面とともに記憶された部品データベースと、建物の種類情報、部位情報又は部品情報の少なくとも一つを入力させることによって前記部品データベースの中から検索対象の部品を抽出する検索手段と、前記部品データベースに登録されている前記部品が欠品になった際にその代替部品情報とその適合情報とを前記部品データベースに記憶させる更新手段とを備えたことを特徴する。
ここで、前記更新手段では、前記部品データベースに登録されている前記部品が欠品になった際にその代替部品がない場合は、警告情報を前記部品データベースに記憶させる構成とすることができる。
また、前記適合情報は、前記代替部品の取り付けが良好に行なえたか否かを確認した実績を示す情報であることが好ましい。例えば、前記検索手段は利用者を識別するための認証手段と接続されており、検索によって抽出された部品に前記代替部品が記憶されていた場合は、前記代替部品の取り付けが良好に行なえたか否かの実績を前記更新手段によって記憶させない限り、前記検索手段への接続が行えない構成にすることができる。
さらに、前記写真又は図面には、寸法情報が記憶されるのが好ましい。また、前記写真又は図面は、全体から詳細部まで展開可能な情報として記憶させることができる。
さらに、前記更新手段では、前記部品データベースに登録されている前記部品の在庫情報を記憶させることができる。また、前記代替部品情報として色情報が記憶される構成であってもよい。
そして、前記建物は、ユニット建物であることが好ましい。
このように構成された本発明の部品検索システムは、部品が生産終了や在庫切れによって欠品になった際には、その代替部品の代替部品情報と適合情報を記憶させる更新手段を備えている。
このため、補修や交換の対象となる部品が欠品になっていても代替部品を容易に特定することができるうえに、代替部品を取り寄せなくても適合性を確認することができる。
また、代替部品がない場合に警告情報が記憶されるようになっていれば、補修や交換が行えないことを早期に認識できるようになり、必要な部品であれば生産を再開させたり、代替部品を製作させたりという手配を迅速に行うことができる。
さらに、適合情報が、代替部品の取り付けが良好に行えたか否かを確認した実績を示す情報であれば、代替部品として使用できるという可能性の情報よりも確実な判断材料とすることができる。特に、検索利用者が代替部品の取り付けを行った実績を必ず残すような構成とすることで、代替部品の交換実績を着実に増やしていくことができる。
また、写真又は図面に寸法情報が記憶されていれば、代替部品とその取り付け箇所との寸法を対比させながら適合性を確認することができる。さらに、写真又は図面が、全体から詳細部まで展開可能な情報として記憶されていれば、詳細まで容易に確認することができる。
また、更新手段によって在庫情報を更新させるようになっていれば、部品を検索した際に、同時に在庫の有無を確認することができる。さらに、代替部品情報として色情報が記憶されていれば、代替部品を取り寄せなくても、取り付け箇所との色の適合性を判断することができる。
そして、部品を使用した建物がユニット建物であれば、建築時の部品に関する情報が残されているうえに、代替部品への切り替えや欠品時の対応も効率的に行うことができる。
本発明の実施の形態の部品検索システムの構成を説明するブロック図である。 検索対象となる部品を部品データベースの中から抽出するための検索方法を例示した説明図である。 視覚的に部品を特定する検索方法を例示した説明図である。 キーワードを使って部品を検索する検索方法を例示した説明図である。 部品データベースから抽出された検索結果を例示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の部品検索システム1の構成を説明するブロック図である。まず、図1を参照しながら部品検索システム1の全体構成について説明する。
この部品検索システム1は、サーバとデータベースと端末機とから構成されるものに組み込まれている。なお、パーソナルコンピュータなどの1台のコンピュータの中に組み込まれている構成であってもよい。
部品検索システム1は、利用者を識別して認証するための認証手段10と、検索手段の入力部となる検索入力部2と、新規登録や更新手段の入力部となる更新入力部3と、入力部(2,3)からの入力情報が送られ各種演算処理をおこなう演算処理部4と、演算処理部4に接続される部品データベース5と、入力画面や検索結果を表示させる出力手段としての表示モニタ6とから主に構成される。
認証手段10においては、各利用者に与えられた識別符号(ID)とパスワードを入力することにより、部品検索システム1に接続できるようになる。
検索入力部2からは、築年月情報21、商品タイプ情報22、部位情報23、部品情報24などが入力される。入力手段は、キーボード、マウス、タッチパネルなどいずれの形態であってもよい。また、演算処理部4に接続されている既存のデータベースから取得することもできる。
築年月情報21は、図2(a)に示すように建物の竣工時期を示す情報である。「年」、「月」を別々に入力する方式でも、一連に入力する方式でもよい。ユニット建物であれば、築年月情報21によって、その時期に販売されていた商品タイプが特定できる。
商品タイプ情報22は、例えば2階層(22a,22b)で絞り込むことができる。例えば図2(a)に示すように、第1階層22aにおいてユニット建物が鉄骨ラーメン構造(例えばブランド名「ハイム」)なのか、木質系構造(例えばブランド名「ツーユー」)なのかを特定する。続いて第2階層22bでは、それぞれの分類に属する商品名(第1階層22aで「ハイム」を選択した場合は、「アバンテ、ドマーニ、セラーノ,・・・」など)を選択する。
なお、建物及び顧客に関する様々な情報が登録、管理されているユニット建物であれば、その邸を識別する邸コードや邸名を入力することによって、その邸コード等に関連付けて記憶された部品情報のすべてを表示させることができる。よって、邸コード等を入力することで、ここまでの入力作業を省略することもできる。
また、部位情報23は、6階層程度を最大にして例えば4階層(23a,23b,23c,23d)で絞り込む。例えば図2(b)に示すように、第1階層23aにおいて「サッシ、雨戸、シャッター」などの部品が使用される箇所が特定される。続いて第2階層23bでは、第1階層23aで特定された箇所の種類をさらに絞り込む。例えば、第1階層23aで「サッシ」を選択した場合は、第2階層23bでは「シングルガラス、シングルペア、アルプラ」などの種類から選択する。
さらに、第3階層23cでは、「洋高、和高、全開、設備窓、キッチン、高窓」などの取付位置情報によって絞り込みを進める。そして、第4階層23dでは、幅情報「04,05,06,08,09,11」によって最終的な部位の特定をおこなう。
部品情報24は、特定された部位に使用される部品の中から、4階層程度を最大にして例えば2階層(24a,24b)で検索対象である部品を絞り込む。例えば図2(c)に示すように、第1階層24aにおいて「クレセント、戸車、ガラス、障子、全交換」などの部品の種類が特定される。
続いて第2階層24bでは、第1階層24aで特定された部品の種類をさらに絞り込む。例えば、第1階層24aで「クレセント」を選択した場合は、第2階層24bでは「右錠、左錠」などの種類を選択する。
以上のような検索をおこなうことで、「1993年12月」に建てられた「パルフェ(ハイム)」の「サッシ(シングルペア、洋高09)」に使用されていた「クレセント」の「左錠」という部品が特定されることになる。
このような検索は、別の方法でも行うことができる。図3は、部位まで特定された段階で、表示モニタ6に表示された部位(扉)の画像から、部品を選択させる表示例である。この検索方法であれば、部品の名称が分からなくても、画像を見ながら部品(ガイドローラー、掘込ヒンジ、上軸ピボット、下軸ピボット)を特定することができる。
また、図4に示すように、キーワードを使った検索を行うこともできる。この検索方法では、部品に関するキーワードによって絞り込みを行う。また、部品名だけでは同じ名称の多くの部品が抽出されてしまうため、商品名、生産年月、部位などの情報で絞込みをかけることもできる。
例えば部位は、「基礎、構造体、庇、床、屋根、外壁、天井、和室天井、間仕切り、開口、建具、階段、収納、サニタリー、キッチン、電気、内装、外装、張合材、塗料シール材、モールディング」などで絞り込みを行うことができる。
なお、この他にも、部品の品番や品名がわかっている場合には、直接、それらを入力することで、部品データベース5に登録された情報を引き出すことができる。
続いて更新入力部3からは、図1に示すように、新規登録情報30、代替部品情報31、適合情報32、在庫情報33、警告情報34などが入力される。入力手段は、検索入力部2と共通の手段が使用できる。また、演算処理部4に接続されている他のデータベースから取得することもできる。
新規登録情報30は、部品データベース5に新たに部品を登録する際の入力手段である。部品を登録する時点で既に代替部品が使用されている場合は、その情報も併せて登録させることができる。
代替部品情報31には、代替部品の品番、品名、価格、写真、図面、メーカなどの情報が該当する。また、代替部品の登録をする場合には、代替部品である(真正部品でない)ことの情報も記録させる。さらに、写真や図面を記憶させる際には、部品の寸法がわかるようにスケールや寸法などの寸法情報を併せて記憶させる。
適合情報32は、代替部品が真正部品の代わりに良好に取り付けられるか否かを示す情報である。例えば、代替部品を実際に補修又は交換で使用した実績があれば、「実績あり」という情報や取り付け状態が「良好」といった情報が入力される。
これに対して、取り付けることはできるが形状が異なっていたり、色が違っていたりした場合は、「一部相違点あり」、「形状違い」、「色違い」などの情報が入力される。
また、仕様からは代替部品に利用できることが推定されたり、メーカから代替部品として販売されていたりしても、実際に建物に代替部品として取り付けた実績がなければ、「一部相違点あり」などの不具合が生じる場合もあるため、「(使用)実績なし」、「未確認」などの情報も入力できるようにする。
さらに、適合情報32として、確認した日付、担当者、代替部品を使用することになった理由(仕様変更、部品廃止、保有期限切れ等)、メーカ情報(会社名、担当部署、連絡先等)などを入力することもできる。
また、適合情報32として、劣化や損傷していない箇所も含めて部品の全部を交換しなければならないのか、一部の部分のみ注文できて、交換することが可能なのかといった情報も入力することができる。
さらに、部品を検索した利用者に代替部品の交換実績を直接、蓄積させるようにすることもできる。例えば、認証手段10によって部品検索システム1に接続した利用者が代替部品のある部品を検索し、部品検索システム1を通じてその代替部品を注文した場合、代替部品の交換実績を適合情報32として必ず入力させるような構成にする。
例えば、代替部品を注文した利用者が、次回に検索を行うために部品検索システム1の認証手段10にIDとパスワードを入力すると、更新入力部3の適合情報32を更新する画面に切り替わるようにしておく。この画面には、例えば代替部品の取り付けが良好に行えたか否かの実績を残すための、「良好」、「一部相違点あり」、「不適合」などのボタンがあり、いずれかのボタンを押すことによって実績を記憶させることができるようにしておく。
在庫情報33は、真正部品又は代替部品の在庫があるか否か、残り数量、納品までにかかる日数などの情報である。また、警告情報34は、部品が欠品になったにも関わらず代替部品が特定できない場合に、代替部品がないことを警告するための情報である。
このように入力部(2,3)から入力された情報は、演算処理部4を介して部品データベース5に記憶される。部品データベース5には、品番・品名データ51、真正・代替データ52、警告データ53、在庫データ54、適合データ55、写真・図面データ56などが記憶される。
部品データベース5は、部品検索システム1の専用データベースであってもよいが、他の既存の複数のデータベースを組み合わせて構成することもできる。例えば、写真・図面データ56は、別途、構築されている場合が多いため、演算処理部4が図面等を記憶しているデータベースから必要なデータを取り込めるようになっていればよい。
図5は、検索によって特定された部品又は代替部品に関連付けられたデータを、部品データベース5から取り出して表示モニタ6に検索結果として出力させた例を示している。
表示モニタ6は、タッチパネル方式の専用モニタ、パーソナルコンピュータのモニタ画面、テレビ画面、携帯電話の画面など様々な形態のものが使用できる。また、出力手段としては、表示モニタ6の他に、プリンタ又はハードディスク若しくは光ディスクなどの記憶装置が使用できる。
表示モニタ6の表示領域71には、品番、品名、納入方法、価格、受注単位などのデータを、部品データベース5の品番・品名データ51から取り出して表示させる。
また、真正・代替データ52からは、検索時点において登録されている部品が真正部品か代替部品かのデータを取り出して、「真正」又は「代替」と表示させる。
さらに、警告データ53からは、真正部品が生産終了又は在庫切れで入手できないにも関わらず代替部品が設定できない状態になっていないかのデータを取り出して、「なし」又は「あり」の表示をさせる。
また、在庫データ54からは、検索時点において登録されている部品(真正部品又は代替部品)の在庫に関するデータを取り出して、「あり」、「なし」、「残数量3個」などの表示をさせる。
そして、適合データ55からは、代替部品の適合性についてのデータを取り出して、例えば交換実績の全数に対する良好の割合として表示させる。交換実績の全数がわかると、交換実績の信頼性を利用者自身が判断することができる。
また、適合データ55の表示は、「良好」、「形状違い」、「色違い」などの表示であってもよい。適合するか否かが確認できていない場合は、「実績なし」、「未確認」などの表示としてもよい。
さらに、表示モニタ6の表示領域72には、真正部品の写真を写真・図面データ56から取り出して表示させる。この表示領域72に表示される部品は、現在、補修又は交換を行おうとしている部品である。このように真正部品の写真や図面が表示されれば、検索によって抽出された部品が交換を行いたい部品に間違いないかを確認することができる。
そして、真正部品の生産がまだ続いているか在庫があるかなどで入手が可能な場合は、表示領域73aには表示領域72と同じ部品の写真が表示される。これに対して、真正部品の生産が終了し、在庫もなくなって入手が不可能な状態になり、代替部品が代わりに部品データベース5に登録されている場合は、表示領域73aには代替部品の写真が表示される。
ここで、表示領域72,73aに表示される写真には寸法情報となるスケールも表示される。このように真正部品の写真と代替部品の写真の両方にスケールが表示されていれば、形状が異なる場合でも、寸法を測って適合性を確認することができる。なお、補修対象部品(真正部品)は建物に実物が付いているため、真正部品の写真にはスケールがなくてもよい。
一方、表示領域73bには、代替部品の図面を写真・図面データ56から取り出して表示させる。なお、代替部品ではなく真正部品がそのまま登録されている場合は、表示領域73bに真正部品の図面を表示させてもよい。
ここで、図面は、表示させる図面が少なければそのまま表示させることもできるが、全体から詳細部まで多くの図面がある場合は、リンクによって展開させることが可能な図番表示などを表示領域73bに表示させておくこともできる。
この場合、表示領域73bの図番表示をクリックすると、全体(本体)から詳細部までの名称がツリー表示され、さらにそのツリー表示の確認したい名称をクリックすると、図面が読み込まれて別のウインドウが開くというような構成にすることができる。
また、表示モニタ6の表示領域74には、「備考」など登録されている部品に関する任意の情報を表示させることができる。
次に、本実施の形態の部品検索システム1の処理の流れについて説明する。
まず、部品データベース5を構築する。この部品データベース5は、ある時点での新築又は既築のユニット建物に使用されている部品について、更新入力部3から新規登録情報30として可能な限り登録するのが好ましい。また、在庫情報33は、在庫に変化があった場合に逐次、更新する。
一方、部品データベース5への登録時から時間が経過して、部品の在庫がなくなり、代替部品を設定しなければならなくなった時点で、更新入力部3から代替部品情報31を入力する。
代替部品情報31を入力する際には、併せて適合情報32、在庫情報33、警告情報34なども入力する。なお、適合情報32は、上述したように代替部品を取り付けた利用者に、直接、入力させる構成にすることもできる。
そして、修繕依頼やリフォームの依頼などがあった場合に、検索入力部2から補修又は交換が必要な部品の情報を入力して、部品データベース5に登録されている必要なデータを引き出す。
この検索入力部2による検索は、上述したように図2−4に示したような色々な方法で行うことができる。そして、図5に示すような検索結果が表示モニタ6に表示される。
この検索結果を見ると、品番や部品の品名などがわかる。また、納入方法や価格や注文できる単位や在庫情報などもわかる。また、表示領域72に現在使用している部品の写真が寸法情報入りで表示されるため、検索した部品に間違いがないかを確認することができる。
さらに、現在、入手可能な部品が真正部品であるか代替部品であるかもわかる。また、代替部品であった場合には、適合性についても表示される。適合性については、表示領域73a,73bに表示される代替部品の写真や図面を参照することによって、自ら確認することもできる。
次に、本実施の形態の部品検索システム1の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の部品検索システム1は、部品が生産終了や在庫切れによって欠品になった際には、その代替部品の代替部品情報31と適合情報32を記憶させる更新入力部3などの更新手段を備えている。
このため、補修や交換の対象となる部品が欠品になっていても代替部品を容易に特定することができるうえに、代替部品を取り寄せなくても適合性を確認することができる。
また、代替部品がない場合に警告情報34が記憶されるようになっていれば、補修や交換が行えないことを早期に認識できるようになり、必要な部品であれば生産を再開させたり、代替部品を製作させたりという手配を迅速に行うことができる。
さらに、適合情報32が、代替部品の取り付けが良好に行えたか否かを確認した実績を示す情報であれば、代替部品として使用できるという可能性のみの情報よりも確実な判断材料とすることができる。
特に、検索利用者が代替部品の取り付けを行った場合は、その実績を入力しなければ次の検索がおこなえないような構成にして実績が必ず蓄積されるようにすることで、代替部品の交換実績を着実に増やしていくことができる。
また、写真又は図面に寸法情報が記憶されていれば、代替部品とその取り付け箇所との寸法を対比させながら、自ら適合性を確認することができる。さらに、写真又は図面を、全体図から詳細部の図面まで展開して表示させることができれば、詳細の形態についてまで容易に確認することができる。
また、更新入力部3などの更新手段によって在庫情報33を更新させるようになっていれば、部品を検索した際に、同時に在庫の有無を確認することができる。
さらに、代替部品情報31として色情報が記憶されていれば、代替部品を取り寄せなくても、取り付け箇所との色の適合性を判断することができる。この色情報は、色の名称でもカラー写真によるものでもいずれであってもよい。
そして、部品を使用した建物がユニット建物であれば、建築時の部品に関する情報が既存のデータベースに詳細に記憶されているうえに、代替部品への切り替えや欠品時の対応も効率的に行うことができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、建物としてユニット建物に使用される部品を例に説明したが、これに限定されるものではなく、在来工法の建物に使用される部品の検索にも本発明を適用することができる。
また、前記実施の形態では、代替部品がない場合を明確にさせるための警告情報34がある場合について説明したが、これに限定されるものではなく、警告情報34を記憶させる構成は省略することもできる。
さらに、前記実施の形態では、真正部品も代替部品も写真が表示される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、両方とも図面のみが表示される構成であってもよい。
1 部品検索システム
10 認証手段
2 検索入力部
22 商品タイプ情報(建物の種類情報)
23 部位情報
24 部品情報
3 更新入力部
31 代替部品情報
32 適合情報
33 在庫情報
34 警告情報
4 演算処理部
5 部品データベース
51 品番・品名データ
52 真正・代替データ
53 警告データ
54 在庫データ
55 適合データ
56 写真・図面データ
6 表示モニタ

Claims (7)

  1. 建物の部品を補修又は交換する際に使用される部品検索システムであって、
    前記部品又はその代替部品が写真又は図面とともに記憶された部品データベースと、
    建物の種類情報、部位情報又は部品情報の少なくとも一つを入力させることによって前記部品データベースの中から検索対象の部品を抽出する検索手段と、
    前記部品データベースに登録されている前記部品が欠品になった際にその代替部品情報とその適合情報とを前記部品データベースに記憶させる更新手段と、
    前記検索手段による検索結果を表示させる出力手段とを備え、
    前記出力手段は、検索対象の前記部品の画像を表示させる真正部品表示領域と、前記検索手段によって抽出された真正部品又は代替部品の画像を表示させる発注部品表示領域と、前記発注部品表示領域が真正部品又は代替部品のいずれを表示しているかを示す真正・代替データ表示領域とを有することを特徴する部品検索システム。
  2. 前記更新手段では、前記部品データベースに登録されている前記部品が欠品になった際にその代替部品がない場合は、警告情報を前記部品データベースに記憶させることを特徴とする請求項1に記載の部品検索システム。
  3. 前記写真又は図面には、寸法情報が記憶されることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品検索システム。
  4. 前記写真又は図面は、全体から詳細部まで展開可能な情報として記憶されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の部品検索システム。
  5. 前記更新手段では、前記部品データベースに登録されている前記部品の在庫情報を記憶させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の部品検索システム。
  6. 前記代替部品情報として色情報が記憶されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の部品検索システム。
  7. 前記建物は、ユニット建物であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の部品検索システム。
JP2012056885A 2012-03-14 2012-03-14 部品検索システム Active JP6033559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056885A JP6033559B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 部品検索システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056885A JP6033559B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 部品検索システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013191010A JP2013191010A (ja) 2013-09-26
JP6033559B2 true JP6033559B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=49391184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012056885A Active JP6033559B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 部品検索システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6033559B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017168072A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社オービック 互換品対応装置、互換品対応方法、及び互換品対応プログラム
JP7227783B2 (ja) * 2019-02-13 2023-02-22 株式会社オービック 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3433839B2 (ja) * 1994-04-05 2003-08-04 ミサワホーム株式会社 見積積算装置
JP2001344473A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Toto Ltd インターネットを利用した住宅部品の購入方法
JP2003108691A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Toshiba Corp プラント部品交換サポート方法およびシステム
JP4355615B2 (ja) * 2004-06-07 2009-11-04 東芝機械株式会社 情報管理システム、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006079540A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Denso Corp 情報提供システム
JP4718380B2 (ja) * 2006-06-16 2011-07-06 パナソニック株式会社 選定方法
JP5151380B2 (ja) * 2007-10-11 2013-02-27 Jfeスチール株式会社 車両部品比較装置およびそのプログラム
JP5454216B2 (ja) * 2010-02-23 2014-03-26 富士通株式会社 電子装置の設計装置、電子装置の設計プログラム、及び電子装置の設計方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013191010A (ja) 2013-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11501516B2 (en) Systems and methods for performing image analysis and identifying and assigning damage to material objects
US20070033108A1 (en) Systems and methods for tracking component-related information associated with buildings
US20010051883A1 (en) Virtual home data repository and directory
US20140214473A1 (en) Method and system for providing enhanced sales and marketing tool
US20120239581A1 (en) Scalable method and system for connecting, tracking and facilitating warranty, maintenance, service and replacement of products within a community of residential housing and/or commercial building inventories or units over a communications network
US20190005516A1 (en) Real estate expected sales date application
JP2012022551A (ja) 建物3dテクスチャモデル処理電子情報処理装置
CN113807651B (zh) 基于大数据的构件全过程管理系统、终端设备及管理方法
JP6033559B2 (ja) 部品検索システム
JP2001034645A (ja) 建物のデータ管理システム
JP6088293B2 (ja) 建物管理システム
WO2014042078A1 (ja) 設備の製造支援装置、方法及びプログラムの記憶媒体
JP4664696B2 (ja) 医用装置の構成部品情報管理システム
JP2006524868A (ja) 自動品質コンプライアンスシステム
US20190057465A1 (en) Home recommendation tool
Akcamete A formal approach for managing facility change information and capturing change history as part of building information models (BIMs)
JP2016045819A (ja) 業績管理システムおよびコンピュータプログラム
US20210281487A1 (en) Server and computer program for server
US20170124640A1 (en) Multi-unit pre-approval for rental properties
TW201812685A (zh) 一種資訊服務系統及方法
US20230259985A1 (en) Check in and check out system, device, and method to account for physical items
JP6487615B2 (ja) 情報利用システム
JP2010238156A (ja) 余剰車両管理方法及び余剰車両管理システム
JP7011440B2 (ja) 商品選択システム
JP2003296475A (ja) 機器管理情報提供システム及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150828

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161026

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6033559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151