JP6032813B2 - バス照合回路および集積回路装置 - Google Patents
バス照合回路および集積回路装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6032813B2 JP6032813B2 JP2013044804A JP2013044804A JP6032813B2 JP 6032813 B2 JP6032813 B2 JP 6032813B2 JP 2013044804 A JP2013044804 A JP 2013044804A JP 2013044804 A JP2013044804 A JP 2013044804A JP 6032813 B2 JP6032813 B2 JP 6032813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- input
- output
- pendulum
- output information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012795 verification Methods 0.000 title claims description 70
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 50
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 35
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 17
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Hardware Redundancy (AREA)
Description
また、バス照合回路の要部を搭載したバス照合回路搭載集積回路装置にも関する。
その構成等は詳細に知られているので(例えば特許文献1参照)、ここでは、後述する本願発明の理解に役立つ部分を、掻い摘んで説明する。
何れのバス照合回路20,30でも(例えば特許文献2,3参照)、バス照合回路10のうち、第1ラッチ部11,12と第2ラッチ部13,14と二線式検査回路15と振子回路16とが、シングルチップの半導体集積回路装置21,31に搭載されるが、交番信号検出回路17は半導体集積回路装置21,31に搭載されない。
すなわち(例えば特許文献2参照)、バス照合回路20では(図4(a)参照)、第1ラッチ部11,12に巡回符号生成回路22を組み合わせるとともに、第2ラッチ部13,14に巡回符号生成回路23を組み合わせて、両回路22,23もラッチ部11〜14と共に半導体集積回路装置21に搭載したうえで、交番信号検出回路17に代えて同様の役目を果たす巡回符号生成回路24及び照査回路25が導入されている。巡回符号生成回路24と照査回路25は、ディスクリートな部品(個別回路素子)の組み合わせ回路であり、半導体集積回路装置21には搭載されない。
さらに、何れのバス照合回路20,30でも、巡回符号としてM系列符号が採用されており、それに対応して照査回路25,34は、M系列符号を二つ入力してそれが一致しているか否かを照査するものとなっている。
また、やはり一般的な設計手法で照査回路を作成すると、その実装にも幾つかのディスクリートな部品が必要になる。
このため、回路実装規模において半導体集積回路装置の外の巡回符号生成回路が占める割合が高いので、バス照合回路LSI化に際して回路実装規模の小形化を更に推し進めるには、ディスクリートな部品の巡回符号生成回路を省くことが有効と思われる。
そこで、巡回符号を用いなくても集積済み振子回路の出力へのタイミング信号発現を不具合として顕在化しうるバス照合回路を実現することが技術的な課題となる。
同期して動作する一対のコンピュータそれぞれの入出力情報を入力してその入出力情報対を比較する第1二線式検査回路と、前記入出力情報対が一致しているときには前記入出力情報に対応する交番信号を出力するが前記入出力情報対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第1振子回路と、前記入出力情報対を入力して比較する第2二線式検査回路と、前記入出力情報対が一致しているときには前記入出力情報に対応する交番信号を出力するが前記入出力情報対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第2振子回路とを搭載している。
上記解決手段1のバス照合回路搭載集積回路装置であって、前記第1振子回路と前記第2振子回路は、それぞれの動作タイミングを定めるクロックその他のタイミング信号として同相の信号を用いるものであり且つ何れか一方が交番信号を反転させて出力するが何れか他方は交番信号を反転させないで出力するようになっていることを特徴とする。
したがって、この発明によれば、巡回符号を用いなくても集積済み振子回路の出力へのタイミング信号発現を不具合として顕在化しうるバス照合回路を実現することができる。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜2(出願当初の請求項1,2〜3,4)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、また、それらについて背景技術の欄で述べたことは以下の実施例についても共通するので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
また、バス照合回路50(図1参照)が既述したバス照合回路20,30(図4参照)と相違するのは、巡回符号生成回路22,23,24,32,33及び照査回路25,照査回路34が無い点と、第2二線式検査回路52と第2振子回路53と第3振子回路54と交番信号検出回路17が設けられている点である。
そのため、バス照合回路50は、従来のバス照合回路20,30より少ない部品点数で実装することができる。
そして、やはり従来と同じく、入出力情報対Da,Dbが第1二線式検査回路15によって比較されて出力符号Xa,Yaに絞り込まれ、更に出力符号Xa,Yaを入力した第1振子回路16の出力信号Zaが入出力情報対Da,Dbの一致時には交番信号になるが不一致時には交番信号でなくなる。
そのため、A系CPUやB系CPUに異常が生じて入出力情報対Da,Dbが一致しなくなると、第1振子回路16の出力信号Zaも第2振子回路53の出力信号Zbも交番信号でなくなり、それを対にした出力信号対からなる二線式符号(Za,Zb)が非正規符号語になるので、第3振子回路54の出力信号Zが交番信号でなくなり、交番信号検出回路17にて駆動される正常リレー(R)が異常を示すので、異常が的確に検知される。
第1振子回路16の出力信号ZaにクロックCLKが発現した場合も、繰り返しとなる詳細な説明は割愛するが、同様にして、異常が的確に検出される。
こうして、このバス照合回路50にあっては、CPU異常ばかりか、半導体集積回路装置51の線間短絡不良等によって第1振子回路16の出力信号Zaと第2振子回路53の出力信号Zbとの何れか一方であれ双方であれそこにクロックCLKが発現した場合も、異常が的確に検知される。
上記実施例では、第1振子回路16の出力信号Zaや第2振子回路53の出力信号ZbにクロックCLKが発現する場合について述べたが、クロックCLKの分周信号や、クロックCLKとは別に外部から与えられた又は内部で生成したクロック同様のタイミング信号が発現した場合も、クロックCLKの発現時と同様、異常が的確に検知される。
上記実施例では、バス照合回路50の最終的な出力が正常リレー(R)によって生成されるようになっていたが、これはリレー信号を多用する鉄道信号制御分野への応用を意識した一例であり、正常リレー(R)は本願発明の実施に必須のものではない。
半導体集積回路装置51の具体化には、種々の公知手法が利用可能であり、例えばPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)といったプログラマブルなものが使い易い。
11…A系ラッチ制御回路(第1入出力情報入力回路)、
12…A系ラッチ回路(第1入出力情報入力回路)、
13…B系ラッチ回路(第2入出力情報入力回路)、
14…B系ラッチ制御回路(第2入出力情報入力回路)、
15…二線式検査回路(比較回路,第1二線式検査回路,第1照合部)、
16…振子回路(誤り表示回路,第1振子回路,第1照合部)、
17…交番信号検出回路(最終照合結果出力回路)、
20…バス照合回路、
21…半導体集積回路装置(シングルチップLSI)、
22,23,24…巡回符号生成回路、25…照査回路、
30…バス照合回路、
31…半導体集積回路装置(シングルチップLSI)、
32,33…巡回符号生成回路、34…照査回路、
50…バス照合回路、
51…半導体集積回路装置(シングルチップLSI,FPGA)、
52…第2二線式検査回路(比較回路,第2照合部)、
53…第2振子回路(誤り表示回路,第2照合部)、
54…第3振子回路(誤り表示回路,第3照合部,最終照合部)、
R…正常リレー(監視リレー,最終照合結果出力リレー)、CLK…クロック
Claims (4)
- 同期して動作する一対のコンピュータそれぞれの入出力情報を入力してその入出力情報対を比較する第1二線式検査回路と、前記入出力情報対が一致しているときには前記入出力情報に対応する交番信号を出力するが前記入出力情報対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第1振子回路と、前記第1二線式検査回路と前記第1振子回路とを搭載したシングルチップの半導体集積回路装置とを備えたバス照合回路において、前記半導体集積回路装置に搭載されており前記入出力情報対を入力して比較する第2二線式検査回路と、前記半導体集積回路装置に搭載されており前記入出力情報対が一致しているときには前記入出力情報に対応する交番信号を出力するが前記入出力情報対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第2振子回路と、前記半導体集積回路装置の外部に設けられており前記第1振子回路と前記第2振子回路との出力信号対が一致しているときには交番信号を出力するが前記出力信号対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第3振子回路とを具備したことを特徴とするバス照合回路。
- 同期して動作する一対のコンピュータそれぞれの入出力情報を入力してその入出力情報対を比較する第1二線式検査回路と、前記入出力情報対が一致しているときには前記入出力情報に対応する交番信号を出力するが前記入出力情報対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第1振子回路と、前記入出力情報対を入力して比較する第2二線式検査回路と、前記入出力情報対が一致しているときには前記入出力情報に対応する交番信号を出力するが前記入出力情報対が一致しないときにはその交番信号の出力を停止する第2振子回路とを搭載しているシングルチップの半導体集積回路装置。
- 前記第1振子回路と前記第2振子回路は、それぞれの動作タイミングを定めるクロックその他のタイミング信号として同相の信号を用いるものであり且つ何れか一方が交番信号を反転させて出力するが何れか他方は交番信号を反転させないで出力するようになっており、前記第3振子回路は、前記第1振子回路と前記第2振子回路との出力信号対が反転状態で一致しているときには交番信号を出力するが前記出力信号対が反転状態で一致しないときにはその交番信号の出力を停止するようになっていることを特徴とする請求項1記載のバス照合回路。
- 前記第1振子回路と前記第2振子回路は、それぞれの動作タイミングを定めるクロックその他のタイミング信号として同相の信号を用いるものであり且つ何れか一方が交番信号を反転させて出力するが何れか他方は交番信号を反転させないで出力するようになっていることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013044804A JP6032813B2 (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | バス照合回路および集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013044804A JP6032813B2 (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | バス照合回路および集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014174648A JP2014174648A (ja) | 2014-09-22 |
JP6032813B2 true JP6032813B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=51695842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013044804A Active JP6032813B2 (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | バス照合回路および集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6032813B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2978220B2 (ja) * | 1990-09-11 | 1999-11-15 | 財団法人 鉄道総合技術研究所 | フェイルセイフ比較回路 |
GR930100359A (en) * | 1993-09-02 | 1995-05-31 | Koloni Sofia & Sia E E | Strongly fail safe interface based on concurrent checking. |
JP3206275B2 (ja) * | 1994-02-25 | 2001-09-10 | 株式会社日立製作所 | 誤り検出機能付き論理回路及びそれを用いたフォールトトレラントシステム |
JPH09288150A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-04 | Hitachi Ltd | 誤り検出方法,論理回路およびフォールトトレラントシステム |
JP2003044309A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Nippon Signal Co Ltd:The | バス照合回路 |
-
2013
- 2013-03-06 JP JP2013044804A patent/JP6032813B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014174648A (ja) | 2014-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9329927B2 (en) | Semiconductor device | |
EP0287302B1 (en) | Cross-coupled checking circuit | |
JPH02110388A (ja) | 集積回路モジュール | |
JP2015118468A (ja) | プログラマブルコントローラ | |
Sim et al. | A dual lockstep processor system-on-a-chip for fast error recovery in safety-critical applications | |
JPWO2016151674A1 (ja) | データ処理装置 | |
CN100368997C (zh) | 一种静态数据存储的纠错编码装置 | |
JP6373154B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5925507B2 (ja) | データ照合装置、照合方法及びそれを用いた安全保安システム | |
JP5449623B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JP6032813B2 (ja) | バス照合回路および集積回路装置 | |
US10401419B2 (en) | Failure detection circuit, failure detection system and failure detection method | |
JP2003316599A (ja) | 集積回路 | |
JP6038706B2 (ja) | 二線式検査回路搭載fpga | |
JP4582930B2 (ja) | バス照合回路 | |
JP2978220B2 (ja) | フェイルセイフ比較回路 | |
JP2010160712A (ja) | 半導体データ処理デバイス及びデータ処理システム | |
JP6109090B2 (ja) | シリアル通信装置 | |
JP4647128B2 (ja) | バス照合回路 | |
JPS61247984A (ja) | テスト回路 | |
JP5104690B2 (ja) | フォルト検出回路 | |
JP2011188115A (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2003044309A (ja) | バス照合回路 | |
JPS6051729B2 (ja) | 複合ラッチ回路 | |
JP3223593B2 (ja) | ディジタル論理回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161021 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6032813 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |