JP6032264B2 - 運動解析装置および運動解析方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物体の軌道または姿勢などの挙動を解析する軌道解析装置、軌道解析方法、およびゼロ点補正方法に関する。
従来から、解析対象であるテニス用のラケットを例に挙げて、そのラケットをスイングすることによるラケットの軌道または姿勢を、ラケットに取り付けられた加速度センサーおよびジャイロセンサーなどから時系列に得られる測定値、たとえば加速度および角速度から、ラケットの軌道または姿勢を解析するテニススイング改善支援システムが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−125499号公報
しかしながら、加速度センサーまたは角速度センサーなどを備えた軌道解析装置の周囲の環境またはヒステリシス(Hysteresis)などにより、測定前の静止状態(加速度ゼロ)と、測定後の静止状態(加速度ゼロ)とにおいて、それぞれの測定値、たとえば電圧値がずれるという現象(ゼロ点ドリフト)が起こる。このゼロ点ドリフトが、無ければ、軌道解析される加速度の精度は良いと考えられるが、このゼロ点ドリフトがあることによる影響、たとえば誤差が、軌道解析される加速度の値に含まれると考えられ、その加速度の精度が劣化する。さらには、測定により検出された加速度を積分して算出された速度および距離の精度が悪化する。そして、この算出された速度および距離に基づいて、軌道または姿勢を精度よく解析し、定量的に評価することは困難であるという課題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものである。以下の形態または適用例により実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる軌道解析装置は、物体Aに固定された姿勢検出部と、前記物体Aの静止状態の第1ゼロ点を測定する第1ゼロ点測定部と、前記物体Aの動作状態での姿勢データを測定する姿勢データ測定部と、前記物体Aの動作後における前記物体Aの静止状態の第2ゼロ点を測定する第2ゼロ点測定部と、前記第1ゼロ点と前記第2ゼロ点との差を算出する分析部と、前記差に基づいて、前記姿勢データを補正する補正部とを備えることを要旨とする。
これによれば、分析部において、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるゼロ点ドリフト値を算出して、姿勢検出部において測定される物体Aの動作状態での姿勢データから、ゼロ点ドリフト値に起因する影響を補正するので、ゼロ点ドリフトによる影響(誤差)を抑制し、姿勢データを精度良く得ることが可能な軌道解析装置を得ることができる。
[適用例2]上記適用例にかかる軌道解析装置において、前記補正部は、前記差を前記第1ゼロ点と前記第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、前記姿勢データを補正することが好ましい。
これによれば、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるドリフト値を、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、測定値(たとえば電圧値V)を補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることが可能な軌道解析装置を得ることができる。
[適用例3]本適用例にかかる軌道解析方法は、物体Aの静止状態の第1ゼロ点を測定する第1ゼロ点測定工程と、前記物体Aの動作状態の姿勢データを測定する軌道測定工程と、前記物体Aの動作後における前記物体Aの静止状態の第2ゼロ点を測定する第2ゼロ点測定工程と、前記第1ゼロ点と前記第2ゼロ点との差を算出する分析工程と、前記差に基づいて、前記姿勢データを補正する補正工程とを備えることを要旨とする。
これによれば、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるドリフト値を、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、測定値(たとえば電圧値V)を補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることができる。
[適用例4]上記適用例にかかる軌道解析方法において、前記差を前記第1ゼロ点と前記第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、前記姿勢データを補正することが好ましい。
これによれば、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるドリフト値を、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、測定値(たとえば電圧値V)を補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることが可能となる。
[適用例5]本適用例にかかるゼロ点補正方法は、物体Aの静止状態の第1ゼロ点を測定する第1ゼロ点測定工程と、前記物体Aの動作状態の姿勢データを測定する軌道測定工程と、前記物体Aの動作後における前記物体Aの静止状態の第2ゼロ点を測定する第2ゼロ点測定工程と、前記第1ゼロ点と前記第2ゼロ点との差を算出する分析工程と、前記差に基づいて、前記姿勢データを補正する補正工程とを備えることを要旨とする。
これによれば、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるドリフト値を、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、測定値(たとえば電圧値V)を補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることができる。
[適用例6]上記適用例にかかるゼロ点補正方法において、前記差を前記第1ゼロ点と前記第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、前記姿勢データを補正することが好ましい。
これによれば、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるドリフト値を、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間に比例して変動させたドリフト値により、測定値(たとえば電圧値V)を補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることが可能となる。
実施形態にかかる物体Aとしてテニス用のラケットを示す概略図。 実施形態にかかるプレーヤーによるラケットのスイングを示す動作概略図。 ゼロ点ドリフトを示す概略図。 実施形態にかかる軌道解析装置の構成を示す概略構成図。 実施形態にかかる軌道解析方法を示すフローチャート。 実施形態にかかる軌道解析方法およびゼロ点補正方法を示す概略図。
以下の実施形態では、物体Aとしてテニス用のラケットを一例に挙げて、軌道解析装置、軌道解析方法、および軌道解析のゼロ点補正方法について説明する。
(実施形態)
以下、本実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
まず、本実施形態にかかる軌道解析方法を採用した軌道解析装置を備えるラケットについて、図1を参照して説明する。
図1に示すように、ラケット50は、グリップ部51と、フレーム部52と、ガット部53と、軌道検出装置10とを備えている。
グリップ部51の一端51aに、軌道検出装置10が、取り付けられている。グリップ部51の他端51bに、フレーム部52が形成されている。フレーム部52に囲まれた領域に、樹脂繊維などからなるガットが張られたガット部53を形成している。
次に、本実施形態にかかる軌道解析方法を採用した軌道解析装置30により、測定されるおよび解析されるラケットの姿勢データおよび/または軌道データ(以下、姿勢データと記す)について説明する。
図2に示すように、軌跡Rは、プレーヤーXがグリップ部51を握り、ラケット50をスイングすることにより、破線矢印で図示するように辿って描かれる。このスイングにより、テニスボールを打撃する、または素振りをする。図2では、軌跡Rを次の軌跡R1、軌跡R2、および軌跡R3を想定して示している。軌跡R1は、テイクバックなどの比較的緩やかな速度のスイングである。軌跡R2は、テイクバック後から打撃(インパクト)までの比較的早い速度のスイングである。そして、軌跡R3は、打撃後に振り切る(フォロースルー)までの減速状態でのスイングである。
図2に示したスイングにより、軌道検出装置10(図4参照、慣性センサー1)から時系列に得られる測定値(ここでは電圧値V)を、図3に示すように示す。図3では、ラケット50のスイングを開始する時間を時間t1と示し、スイングを終了する時間を時間t2と示す。
図3に示すように、時間t1以前の静止状態での第1ゼロ点と、時間t2以後の静止状態での第2ゼロ点とでは、電圧値Vが異なるという現象(ゼロ点ドリフト)が起こっていることを確認できる。図3では、このゼロ点ドリフトの値をゼロ点ドリフト値Dと図示する。
図4に示すように、軌道解析装置30は、軌道検出装置10と、解析装置20とを備えている。
軌道検出装置10は、慣性センサー1と、姿勢検出部2と、データインターフェイス部3と、演算部4と、姿勢データ生成部7と、送信部12とを備えている。姿勢データ生成部7は、分析部8と、補正部9とを備えている。
姿勢検出部2は、物体A(ラケット50)の軌道および姿勢の情報として角速度および加速度などを検出する慣性センサー1を備えている。慣性センサー1は、加速度センサー6、角速度センサー5、地磁気センサー11を備えて構成され、それぞれ3軸を備えている。
データインターフェイス部3は、姿勢検出部2から送られる慣性センサー1の測定値としてたとえば電圧値Vなどのアナログデータを、デジタルデータに変換するA/D変換器の機能を有している。
演算部4は、データインターフェイス部3からのデジタルデータ、たとえば姿勢データを演算するCPUの機能を備えている。
姿勢データ生成部7は、姿勢データを基にして、図3で示した波形を生成する。
そして、姿勢データ生成部7の分析部8で、図3で示された波形に含まれると想定される影響または誤差があるか否か、およびその量を、時間t1から時間t2、および時間t2における各時点における測定値(電圧値V)を分析し、補正値を算出する。
分析部8において分析および算出された補正値を基にして、姿勢データ生成部7の補正部9で、図3で示した時間t1から時間t2、および時間t2における各時点における波形を補正する。
送信部12は、姿勢データを、軌道検出装置10から解析装置20へ送信する機能を備えている。本実施形態では無線通信手段によって姿勢データの送信を行う。
解析装置20は、受信部21と、解析部22と、操作部23と、通知部24とを備えている。
受信部21は、軌道検出装置10の送信部12から送られた姿勢データを受信する機能を備えている。解析部22は、受信部21で受信した姿勢データを解析するCPUと解析結果を保存するメモリーなどを備えている。操作部23は、解析部22に保存された解析結果を、観測者へ通知するための操作機能を備えている。通知部24は、解析部22における作業、たとえば解析部22に保存された解析結果を表示する機能を備えている。このような構成により、解析装置20は、軌道検出装置10で得られた姿勢データを観測者またはプレーヤーXに通知することができる。
次に、軌道検出装置10を用いて、ラケット50の軌跡Rを測定する軌道解析方法およびゼロ点補正方法について、図5から図6を参照して説明する。
図5に示すように、本実施形態の軌道解析方法は、第1ゼロ点測定工程(S101)と、軌道測定工程(S102)と、第2ゼロ点測定工程(S103)と、姿勢データ生成工程(S104)とを備えている。姿勢データ生成工程(S104)は、分析工程(S105)と、補正工程(S106)とを備えている。
第1ゼロ点測定工程(S101)において、ラケット50の動作前、ラケット50をスイングする前である時間t1以前の静止状態、つまり加速度がゼロの状態である第1ゼロ点を測定する。これにより、時間t1以前の静止状態での測定値(電圧値V)を得る。
ここでの静止状態は、たとえば地面上、コート上、テーブル上などに、ラケット50を置く、またはプレーヤーXがグリップ部51を握って静止するなどの状態で測定することが例として挙げられる。
軌道測定工程(S102)において、ラケット50の動作状態、ラケット50をスイング中のラケット50の軌跡R、つまり姿勢データを測定する。これにより、時間t1から時間t2までの間での動作状態の測定値(電圧値V)を得る。
第2ゼロ点測定工程(S103)において、ラケット50の動作後、ラケット50をスイングした後の時間t2以後の静止状態、つまり加速度がゼロの状態である第2ゼロ点を測定する。これにより、時間t2以後の静止状態での測定値(電圧値V)を得る。
ここでの静止状態は、第1ゼロ点測定工程(S101)において例示した中から選択して実施した同一の静止状態で測定することが好ましい。
このように、第1ゼロ点測定工程(S101)、軌道測定工程(S102)、および第2ゼロ点測定工程(S103)を経て、時間t1以前の静止状態、時間t1から時間t2までの間での動作状態、および時間t2以後の静止状態での測定値(電圧値V)を時系列に得る。
姿勢データ生成工程(S104)において、第1ゼロ点測定工程(S101)、軌道測定工程(S102)、および第2ゼロ点測定工程(S103)で時系列に得られた電圧値Vの推移を生成する。これにより、図6(a)に示す波形を得る。ここで、測定開始時間(ゼロ)から時間t1までの間の電圧値Vの推移を、図6(a)に実線で示す。そして、時間t1から時間t2までの間、および時間t2以後の電圧値Vの推移を、図6(a)に破線で示す。
図3に示して上述したように、図6(a)では、時間t1以前の静止状態での第1ゼロ点と、時間t2以後の静止状態での第2ゼロ点とでは、電圧値Vが異なるという現象(ゼロ点ドリフト)を確認できる。図6(a)では、このゼロ点ドリフトの値を、図3と同様に、ゼロ点ドリフト値Dと図示する。
分析工程(S105)において、第1ゼロ点から第2ゼロ点との差であるゼロ点ドリフト値Dを算出する。これにより、図6(b)に示す時間t2以後におけるゼロ点ドリフト値Dを算出する。
引き続き、図6(b)に示すように、差であるゼロ点ドリフト値Dを、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間t(=t2−t1)に比例して変動したものと仮定し、補正時間軸Trを一点鎖線で示す。
そして、図6(b)に実線で示した実時間軸T(図示横軸)と、一点鎖線で示した補正時間軸Trとにおいて、時間t1から時間t2までの間の各時間teにおける各ドリフト値Deを算出する。
補正工程(S106)において、各ドリフト値Deに基づいて、姿勢データを補正する。図6(c)に示すように、分析工程(S105)において算出された時間t1から時間t2までの間の各時間teにおける各ドリフト値Deを、時間t1から時間t2までの間において破線で示した波形の各時間teに反映させる。同様にして、時間t2以後におけるゼロ点ドリフト値Dを、時間t2以後において破線で示した波形に反映させる。
具体的には、図6(c)に示す時間teにおいて、実線で示した実時間軸Tと、一点鎖線で示した補正時間軸Trとは、ドリフト値Deの差が生じている。時間teでの電圧値Vには、ドリフト値Deが含まれ、それを排除するために、電圧値Vからドリフト値Deを差引く。つまり、図6(c)に示すように、時間teでの電圧値Vをドリフト値Deだけ移動させる。このように軌道解析方法およびゼロ点補正方法を実施して、破線で示した波形を、実線で示した波形へ補正する。
このようにして、ゼロ点ドリフトが生じることによる影響または誤差が補正された波形を、図6(d)に示すように得る。
本実施形態によれば、分析部8において、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるゼロ点ドリフト値Dを算出して、姿勢検出部2において測定されるラケット50の動作状態での姿勢データから、ゼロ点ドリフト値Dに起因する影響を補正するので、ゼロ点ドリフトによる影響(誤差)を抑制し、姿勢データを精度良く得ることが可能な軌道解析装置30を得ることができる。
そして、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるゼロ点ドリフト値Dを、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間tに比例して変動させたドリフト値Deにより、電圧値Vを補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることが可能な軌道解析装置30を得ることができる。
また、分析工程(S105)において、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるゼロ点ドリフト値Dを算出して、軌道測定工程(S102)において測定されるラケット50の動作状態での姿勢データから、ゼロ点ドリフト値Dに起因する影響を補正するので、ゼロ点ドリフトによる影響(誤差)を抑制し、姿勢データを精度良く得ることが可能な軌道解析方法およびゼロ点補正方法を提供することができる。
さらには、第1ゼロ点と第2ゼロ点との差であるゼロ点ドリフト値Dを、第1ゼロ点と第2ゼロ点との間の時間tに比例して変動させたドリフト値Deにより、電圧値Vを補正するので、補正の精度が向上し、さらに精度の良い姿勢データを得ることが可能な軌道解析方法およびゼロ点補正方法を提供することができる。
なお、上記課題の少なくとも一部を解決できる範囲での変形、改良などは前述の実施形態に含まれるものである。
たとえば、グリップ部51の一端51aに、軌道検出装置10が、取り付けられているとしたが、これに限るものではなく、グリップ部51の他端51b、あるいはフレーム部52に取り付けられているとしてもよい。
また、上述の実施形態では物体Aとしてテニス用のラケットを一例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、以下に示すものにも適用することができる。たとえば、物体Aは、スカッシュ、バトミントンなどのラケット、ゴルフクラブ、野球のバット、アイスホッケーのスティック、ビリヤードのキュー、ハンマー投げのハンマー、槍投げ競技の槍、カヌー、カヤックなどのオール、などプレーヤーX(人間)が手に持つ用具が挙げられる。また、物体Aとして、例えばスキー、スノーボード、サーフィンボード、そり、など人が乗って操作する用具も挙げられる。更には、スカイダイビング、水泳、など人間自体も対象として挙げられる。
1…慣性センサー、2…姿勢検出部、3…データインターフェイス部、4…演算部、5…加速度センサー、6…角速度センサー、7…姿勢データ生成部、8…分析部、9…補正部、10…軌道検出装置、11…地磁気センサー、12…送信部、20…解析装置、21…受信部、22…解析部、23…操作部、24…通知部、30…軌道解析装置、51…グリップ部、51a…グリップ部の一端、51b…グリップ部の他端、52…フレーム部、53…ガット部、t,t1,t2…時間、R,R1,R2,R3…軌跡。

Claims (6)

  1. 運動器具に装着された慣性センサーを用いてスイングを解析する運動解析装置であって、
    前記慣性センサーを用いて、前記スイングの開始前の前記運動器具の静止状態における第1電圧を測定する第1電圧測定部と、
    前記慣性センサーを用いて、前記スイングの開始から終了までの前記運動器具の運動状態における第2電圧を測定する第2電圧測定部と、
    前記慣性センサーを用いて、前記スイングの終了後の前記運動器具の静止状態における第3電圧を測定する第3電圧測定部と、
    前記第1電圧と前記第3電圧との間の差を算出し、前記差に基づいて、前記第2電圧を補正する補正部と、
    補正された前記第2電圧に基づき、前記運動器具の姿勢データを演算する姿勢データ生成部と、
    前記姿勢データ生成部で演算された前記姿勢データを送信する送信部と、を備えた検出装置と、
    前記検出装置の前記送信部から送信された前記姿勢データを受信し、前記姿勢データをユーザーに通知する解析装置と、
    を備えることを特徴とする運動解析装置。
  2. 請求項1に記載の運動解析装置において、
    前記補正部は、前記第1電圧と前記第3電圧との間の差が、前記第1電圧を取得した時間t1と前記第3電圧を取得した時間t2との間の時間(t2−t1)に比例して変動するものとして、前記時間t1から前記時間t2までの間の時間teにおける電圧の補正を行うことを特徴とする運動解析装置。
  3. 請求項1または2に記載の運動解析装置において、
    前記姿勢データ生成部で演算された前記姿勢データを解析装置に送信する送信部を備えることを特徴とする運動解析装置。
  4. 運動器具に装着された慣性センサーを用いてスイングを解析する運動解析方法であって、
    前記慣性センサーを用いて、前記スイングの開始前の前記運動器具の静止状態における第1電圧を測定する第1電圧測定工程と、
    前記慣性センサーを用いて、前記スイングの開始から終了までの前記運動器具の運動状態における第2電圧を測定する第2電圧測定工程と、
    前記慣性センサーを用いて、前記スイングの終了後の前記運動器具の静止状態における第3電圧を測定する第3電圧測定工程と、
    前記第1電圧と前記第3電圧との間の差を算出し、前記差に基づいて、前記第2電圧を補正する補正工程と、
    補正された前記第2電圧に基づき、前記運動器具の姿勢データを演算する姿勢データ生成工程と、
    前記姿勢データ生成部で演算された前記姿勢データを送信する工程と、
    前記送信部から送信された前記姿勢データを外部の解析装置が受信する工程と、
    前記解析装置が前記姿勢データをユーザーに通知する工程と、
    を備えることを特徴とする運動解析方法。
  5. 請求項4に記載の運動解析方法において、
    前記補正工程は、前記第1電圧と前記第3電圧との間の差が、前記第1電圧を取得した時間t1と前記第3電圧を取得した時間t2との間の時間(t2−t1)に比例して変動するものとして、前記時間t1から前記時間t2までの間の時間teにおける電圧の補正を行うことを特徴とする運動解析方法。
  6. 請求項4または5に記載の運動解析方法において、
    前記姿勢データ生成工程で演算された前記姿勢データを解析装置に送信することを特徴とする運動解析方法。
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