JP6032251B2 - 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造 - Google Patents

歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造 Download PDF

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Description

本発明は、歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造に関する。
下記特許文献1に記載された歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、バンパリインフォースメントの車両前側にアブソーバが隣接して配置されている。このアブソーバには、車両後側へ開放された溝部が形成されており、溝部内に圧力チューブが組付けられて(嵌め込まれて)いる。そして、車両と衝突体との衝突時には、車両後側への衝突荷重によってアブソーバが圧力チューブを押圧して、圧力チューブが変形する。これにより、圧力チューブの長手方向両端部に設けられた圧力センサが圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力して、車両との衝突体が歩行者であるのか否かをECUが判別するようになっている。なお、歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造として、他に下記特許文献2〜特許文献4に記載されたものがある。
国際公開第2012/113362号 特開2010−076525号公報 特開2010−179668号公報 特開2007−153073号公報
しかしながら、上記歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、バンパリインフォースメントの車幅方向外側端部は、平面視で車幅方向外側へ向かうに従い車両後側へ傾斜されている。このため、上記衝突荷重の荷重方向に対してバンパリインフォースメントの車幅方向外側端部が平面視で傾いて配置されている。これにより、車両(のバンパカバー)のコーナー部に車両後側への衝突荷重が入力されたときには、バンパカバーの車幅方向中央部に当該衝突荷重が入力されたときと比べて、圧力チューブを小さい荷重で押圧する傾向となる。その結果、車両(のバンパカバー)のコーナー部に衝突体が衝突したときの圧力センサからの出力が小さくなる。したがって、上記歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、車両のコーナー部に対して歩行者衝突検知センサの感度を高くすることが望ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、車両のコーナー部に対する歩行者衝突検知センサの感度を高くすることができる歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、車両前後方向外側端に設けられたバンパカバーの車両前後方向内側において車幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントと、前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側に隣接し且つ車幅方向を長手方向として配置されたアブソーバと、全体として車幅方向に延在された状態で前記アブソーバに保持された圧力チューブを含んで構成され、前記圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力すると共に、前記アブソーバの車幅方向外側端部に保持された前記圧力チューブの総体積が前記アブソーバの車幅方向中央部分に保持された前記圧力チューブの総体積に比べて大きく設定されている歩行者衝突検知センサと、を有している。
請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、バンパカバーが車両前後方向外側端(すなわち、車両前端又は車両後端)に設けられている。このバンパカバーの車両前後方向内側(車両前端に配置されたバンパカバーでは車両後側、車両後端に配置されたバンパカバーでは車両前側)には、バンパリインフォースメントが車幅方向を長手方向として配置されている。また、バンパリインフォースメントの車両前後方向外側にアブソーバが車幅方向を長手方向として隣接して配置されており、アブソーバには、圧力チューブが全体として車幅方向に延在された状態で保持されている。
そして、車両と衝突体との衝突では、車両前後方向内側への衝突荷重がアブソーバに入力されて、アブソーバが圧力チューブを押圧する。これにより、圧力チューブが変形して、圧力チューブの圧力変化に応じた信号が歩行者衝突検知センサから出力される。
ここで、歩行者衝突検知センサでは、アブソーバの車幅方向外側端部に保持された圧力チューブの総体積がアブソーバの車幅方向中央部分に保持された圧力チューブの総体積に比べて大きく設定されている。このため、アブソーバの車幅方向外側端部に保持された圧力チューブの変形量を、アブソーバの車幅方向中央部分に保持された圧力チューブの変形量に比べて大きくすることができる。これにより、車両のコーナー部に対する歩行者衝突検知センサの感度を高くすることができる。
請求項2に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1に記載の発明において、前記アブソーバの車幅方向外側端部に保持された前記圧力チューブの長手方向の長さが、前記アブソーバの車幅方向中央部分に保持された前記圧力チューブの長手方向の長さに比べて長く設定されている。
請求項2に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、例えば、アブソーバの車幅方向外側端部に保持される圧力チューブを屈曲させてアブソーバに配策することで、アブソーバの車幅方向外側端部に保持された圧力チューブの長手方向の長さを、アブソーバの車幅方向中央部分に保持された圧力チューブの長手方向の長さに比べて長くすることができる。これにより、車両のコーナー部に対する歩行者衝突検知センサの感度を簡易な構成で高くすることができる。
請求項3に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造は、請求項1に記載の発明において、前記アブソーバの車幅方向外側端部に保持された前記圧力チューブの断面積が、前記アブソーバの車幅方向中央部分に保持された前記圧力チューブの断面積に比べて大きく設定されている。
請求項3に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造では、例えば、アブソーバの車幅方向外側端部に保持された圧力チューブの車両上下寸法及び車両前後寸法を、アブソーバの車幅方向中央部分に保持された圧力チューブの車両上下寸法及び車両前後寸法に比べて大きくすることができる。これにより、アブソーバの車幅方向外側端部に保持された圧力チューブの車両前後方向外側端の位置を、アブソーバの車幅方向中央部分に保持された圧力チューブの車両前後方向外側端の位置よりも車両前後方向外側に配置することができる。したがって、アブソーバの車幅方向外側端部に衝突荷重が作用したときの圧力チューブの変形量を効果的に大きくすることができる。
請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造によれば、車両のコーナー部に対する歩行者衝突検知センサの感度を高くすることができる。
請求項2に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造によれば、車両のコーナー部に対する歩行者衝突検知センサの感度を簡易な構成で高くすることができる。
請求項3に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造によれば、車両のコーナー部に対する歩行者衝突検知センサの感度を効果的に高くすることができる。
第1の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパに用いられる圧力チューブの配策状態を示す車両前側から見た模式的な正面図である。 第1の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパの全体を示す一部破断した模式的な平面図である。 図2に示されるアブソーバセンタ部の車幅方向中央部を示す車両左側から見た模式的な側断面図(図2の3−3線拡大断面図)である。 図2に示されるアブソーバサイド部を示す車両左側から見た模式的な側断面図(図2の4−4線拡大断面図)である。 (A)は、図1に示される圧力チューブの配策形態の変形例を示す図1に対応する模式的な正面図であり、(B)は、図1に示される圧力チューブの配策形態の他の変形例を示す図1に対応する模式的な正面図である。 (A)は、図2に示される圧力チューブをアブソーバの上面に形成された溝部に配策した変形例におけるアブソーバサイド部周辺を示す平面図であり、(B)は、(A)に示されるアブソーバサイド部の上部を車両左側から見た模式的な側断面図(図6(A)の6B−6B線部分拡大断面図)である。 第2実施形態に係る歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパの全体を示す模式的な平面図である。 (A)は、図7に示されるアブソーバセンタ部の車幅方向中央部を示す車両左側から見た模式的な側断面図(図7の8A−8A線拡大断面図)であり、(B)は、図7に示されるアブソーバサイド部を示す車両左側から見た模式的な側断面図(図7の8B−8B線拡大断面図)である。
(第1の実施の形態)
以下、図1〜図4を用いて第1の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサ40を備えた車両用バンパ構造S1が適用された車両(自動車)Vのフロントバンパ10について説明する。なお、図面において適宜示される矢印FRは車両前側を示し、矢印LHは車両左側(車幅方向一側)を示し、矢印UPは車両上側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両(前方を向いた場合)の左右を示すものとする。
図2に示されるように、フロントバンパ10は車両Vの前端部に配置されている。このめ、本実施の形態では、「前側」が本発明における「車両前後方向外側」とされており、「後側」が本発明における「車両前後方向内側」とされている。そして、フロントバンパ10は、車両Vの前端を構成するバンパカバー12と、バンパ骨格部材を成すバンパリインフォースメント20(以下、「バンパRF20」と称する)と、バンパカバー12とバンパRF20との間に配置されたアブソーバ30と、を含んで構成されている。また、フロントバンパ10は、衝突体の車両Vへの衝突を検知するための歩行者衝突検知センサ40を備えている。以下、上記の各構成について説明する。
(バンパカバー12について)
図2に示されるように、バンパカバー12は樹脂製とされている。また、バンパカバー12は、車幅方向に延在されて、図示しない部分で車体に対し固定的に支持されている。さらに、バンパカバー12の車幅方向両側部分12Aは、平面視で車幅方向外側へ向かうに従い後側へ傾斜されて、車両Vのコーナー部14を構成している。
(バンパRF20について)
バンパRF20は、中空の略矩形柱状に形成されて、車幅方向を長手方向として配置されている。このバンパRF20は、アルミ系等の金属材料によって構成され、押出成形等の手法によって製作されている。また、図3に示されるように、バンパRF20の内部には、板状の補強部22が設けられており、補強部22は、上下方向を板厚方向として配置されて、バンパRF20の前壁と後壁とを連結している。そして、バンパRF20の断面構造は、複数(本実施の形態では3つ)の略矩形状の閉断面が上下方向に並ぶ断面構造とされている。すなわち、本実施の形態では、バンパRF20の内部に一対の補強部22が上下方向に並んで配置されている。そして、バンパRF20の上部に配置された閉断面が上側閉断面24Aとされ、バンパRF20の上下方向中間部に配置された閉断面が中間閉断面24Bとされ、バンパRF20の下部に配置された閉断面が下側閉断面24Cとされている。
図2に示されるように、バンパRF20の後側には、車体側の骨格部材を構成する左右一対のフロントサイドメンバFSが前後方向に延在されている。そして、バンパRF20の車幅方向両端側部分がフロントサイドメンバFSの前端に連結されている。さらに、バンパRF20の車幅方向両端部は、フロントサイドメンバFSに対して車幅方向外側へ突出されると共に、バンパカバー12の車幅方向両側部分12A(車両Vのコーナー部14)に対応して斜め後側へ屈曲されている。そして、この屈曲された部分が屈曲部26とされている。
(アブソーバ30について)
アブソーバ30は、発泡樹脂材すなわちウレタンフォーム等によって構成されている。アブソーバ30は、バンパカバー12とバンパRF20との間において、バンパRF20の前側に隣接して配置されている。また、アブソーバ30は、平面視でバンパカバー12に沿うように車幅方向を長手方向とする長尺状に形成されており、アブソーバ30の車幅方向外側端部が、車両Vのコーナー部14及びバンパRF20の屈曲部26に対応して斜め後側へ屈曲されている。これにより、アブソーバ30は、アブソーバ30の車幅方向中間部を構成するアブソーバセンタ部30Cと、アブソーバ30の車幅方向外側端部を構成する左右一対のアブソーバサイド部30Sと、を含んで構成されている。
また、図3に示されるように、アブソーバ30は、長手方向から見た断面視で上下方向を長手方向とする略矩形状に形成されており、アブソーバ30の後面30RがバンパRF20の前面20Fに固定されている。さらに、アブソーバセンタ部30Cにおける前後寸法がアブソーバサイド部30Sにおける前後寸法に比べて大きく設定されている(図2参照)。なお、アブソーバサイド部30Sにおける前後寸法は車両Vのコーナー部14の傾斜角度等に対応して適宜変更可能であり、例えば、アブソーバセンタ部30Cとアブソーバサイド部30Sとの前後寸法を同じに設定してもよい。
一方、アブソーバ30の後面30Rには、後述する圧力チューブ42を保持するための溝部32が形成されている。この溝部32は、全体として車幅方向に延在されると共に、溝部32の長手方向から見た断面視で後側へ開放された略C字形溝状(詳しくは、一部開放された円形状)に形成されており、溝部32の断面形状は溝部32の長手方向に亘って同一とされている。また、図1に示されるように、溝部32は、アブソーバセンタ部30Cに形成されたセンタ溝部32Cと、アブソーバサイド部30Sにそれぞれ形成された左右一対のサイド溝部32Sと、によって構成されている。以下、具体的に説明する。
センタ溝部32Cは、車幅方向に直線状に延在されると共に、バンパRF20の上部(詳しくは、上側閉断面24Aを構成する部分)の前側に隣接して配置されている(図3参照)。
サイド溝部32Sは、それぞれ車幅方向に延在された第1溝部34A、第2溝部34B、第3溝部34C、及び第4溝部34Dを含んで構成されており、第1溝部34A〜第4溝部34Dは、上下方向に所定の間隔を空けて並んで配置されている(図4参照)。また、車幅方向における第1溝部34A〜第3溝部34Cの長さは同じに設定されており、車幅方向における第4溝部34Dの長さが、第1溝部34A〜第3溝部34Cの長さに比べて短く(本実施の形態では、第1溝部34A〜第3溝部34Cの長さの略1/2)設定されている。
そして、第1溝部34Aの上下位置が、センタ溝部32Cの上下位置と一致しており、第1溝部34Aの車幅方向内側端がセンタ溝部32Cの車幅方向外側端に接続されている。また、第1溝部34Aの車幅方向外側端と第2溝部34Bの車幅方向外側端とは、第1折返し部36Aによって接続されており、第1折返し部36Aは正面視で車幅方向内側へ開放された略C字形状(略半円弧状)に形成されている。さらに、第2溝部34Bの車幅方向内側端と第3溝部34Cの車幅方向内側端とは、第2折返し部36Bによって接続されており、第2折返し部36Bは正面視で車幅方向外側側へ開放された略C字形状(半円弧状)に形成されている。また、第3溝部34Cの車幅方向外側端と第4溝部34Dの車幅方向外側端とは、第3折返し部36Cによって接続されており、第3折返し部36Cは正面視で車幅方向内側へ開放された略C字形状(半円弧状)に形成されている。なお、第1折返し部36A〜第3折返し部36Cでは、後述する圧力チューブ42が滑らかに折り返される(屈曲される)ように、前側から見た第1折返し部36A〜第3折返し部36Cの半径が適宜設定されている。
また、第4溝部34Dの車幅方向内側部分は下側へ屈曲されて、第4溝部34Dが下方へ開放されている。以上により、サイド溝部32Sでは、アブソーバサイド部30Sの車幅方向内側部分において3箇所の溝部(第1溝部34A〜第3溝部34C)が上下方向に並んでおり、アブソーバサイド部30Sの車幅方向外側部分において4箇所の溝部(第1溝部34A〜第4溝部34D)が上下方向に並んでいる。
(歩行者衝突検知センサ40について)
図2に示されるように、歩行者衝突検知センサ40は、長尺状に形成された圧力チューブ42と、圧力チューブ42の圧力変化に応じた信号を出力する圧力センサ44(広義には、「圧力検出器」として把握される要素である)と、を含んで構成されている。
図3及び図4に示されるように、圧力チューブ42は、断面略円環状の中空構造体として構成されており、圧力チューブ42の断面形状は圧力チューブ42の長手方向に亘って同一とされている。この圧力チューブ42の外径寸法は、溝部32の内径寸法に比して僅かに小さく設定されており、圧力チューブ42の長手方向の長さは、溝部32の長手方向の長さに比して長く設定されている。そして、圧力チューブ42が溝部32内に組付けられて(嵌め込まれて)いる。これにより、図1に示されるように、圧力チューブ42が、溝部32に沿って配策されて、全体として車幅方向に延在されている。つまり、アブソーバセンタ部30Cでは、車幅方向に延びる1本の圧力チューブ42が配策されている。一方、アブソーバサイド部30Sでは、車幅方向内側部分において車幅方向に延びる3本の圧力チューブ42が上下方向に並んで配策され、車幅方向外側部分において車幅方向に延びる4本の圧力チューブ42が上下方向に並んで配策されており、圧力チューブ42が第1折返し部36A〜第3折返し部36Cにおいて略U字形状に屈曲されている。
これにより、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の長手方向の長さ(すなわち、総体積)が、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の長手方向の長さ(すなわち、総体積)に比べて長く(大きく)設定されている。換言すると、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42のアブソーバサイド部30Sに対する体積密度が、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の車幅方向中央部分31に対する体積密度に比べて高く設定されている。ここで、アブソーバ30の車幅方向中央部分31とは、アブソーバセンタ部30Cにおける車幅方向の中心線CLを含むアブソーバ30の車幅方向中央部分であり、当該車幅方向中央部分31の幅寸法W1とアブソーバサイド部30Sの幅寸法W2とが同じに設定されている。なお、圧力チューブ42が溝部32内に組付けられた状態では、圧力チューブ42の外周面がバンパRF20の前面20Fに接するか、若しくは圧力チューブ42の外周面と前面20Fとの間に僅かな隙間が形成されるようになっている(図3及び図4参照)。
また、圧力チューブ42の長手方向両側部分は、サイド溝部32Sの第4溝部34Dによってアブソーバ30から下側へ延出されている。さらに、図4に示されるように、アブソーバ30から下側へ延出された圧力チューブ42は、バンパRF20の下側において側面視で略U字形状に屈曲されて、圧力チューブ42の長手方向両端部がバンパRF20の後側に配置されている。
図2及び図4に示されるように、圧力センサ44は、圧力チューブ42の車幅方向両端に設けられている。この圧力センサ44は、バンパRF20の上面に固定された略L字形板状のブラケットBRに固定されて、バンパRF20の上部における後側に配置されている。また、圧力センサ44は、ECU46(広義には、「衝突判定部」として把握される要素である)に電気的に接続されている。そして、圧力チューブ42が変形することで、圧力チューブ42内の圧力変化に応じた信号が圧力センサ44からECU46へ出力されるようになっている。
また、前述したECU46には、衝突速度センサ(図示省略)が電気的に接続されており、衝突速度センサは、衝突体との衝突速度に応じた信号をECU46に出力するようになっている。そして、ECU46は、前述した圧力センサ44の出力信号に基づいて衝突荷重を算出すると共に、衝突速度センサの出力信号に基づいて衝突速度を算出するようになっている。さらに、ECU46は、算出された衝突荷重及び衝突速度から衝突体の有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えるか否かを判断して、フロントバンパ10への衝突体が歩行者であるのか歩行者以外(例えば、ロードサイドマーカーやポストコーン等の路上障害物)であるのかを判定するようになっている。
次に、第1の実施の形態における作用及び効果について説明する。
上記の様に構成されたフロントバンパ10では、アブソーバ30に形成された溝部32内に圧力チューブ42が組付けられ(嵌め込まれ)て、圧力チューブ42が全体として車幅方向に延在されている。そして、車両V(フロントバンパ10)と衝突体I(図2参照)との衝突時では、衝突体Iによってバンパカバー12が後側へ押圧される。このため、バンパカバー12がアブソーバ30を後側へ押圧して、後側への衝突荷重F(図2参照)がバンパカバー12からアブソーバ30へ入力される。これにより、衝突荷重Fに対する反力がバンパRF20の前面20Fからアブソーバ30に作用して、アブソーバ30が圧縮変形すると共に、アブソーバ30及びバンパRF20によって圧力チューブ42が押圧される。その結果、圧力チューブ42が変形して、圧力チューブ42内の圧力が変化する。
圧力チューブ42内の圧力が変化すると、圧力チューブ42の圧力変化に応じた信号を圧力センサ44がECU46に出力して、ECU46が圧力センサ44の出力信号に基づいて衝突荷重を算出する。一方、ECU46は衝突速度センサの出力信号に基づいて衝突速度を算出する。そして、ECU46が、算出された衝突荷重及び衝突速度から衝突体Iの有効質量を求めると共に、有効質量が閾値を超えるか否かを判断して、フロントバンパ10への衝突体Iが歩行者であるのか否かを判定する。
ところで、車両Vのコーナー部14(バンパカバー12の車幅方向両側部分12A)の後側では、コーナー部14に対応してバンパRF20の屈曲部26が平面視で斜め後側へ屈曲されている。このため、上記衝突荷重Fの荷重方向に対してバンパRF20の屈曲部26が平面視で傾いて配置される。これにより、バンパRF20の前面20Fに対して面直方向に圧力チューブ42を押圧する衝突荷重Fの力が、バンパカバー12の車幅方向中央部に比べてバンパカバー12のコーナー部14の方が小さくなる。しかも、バンパカバー12の車幅方向両側部分12A(コーナー部14)は、平面視で車幅方向外側へ向かうに従い後側へ傾斜されているため、衝突体Iがコーナー部14に当たると、衝突体Iが車幅方向外側へ流れる(ずれる)ようになる。したがって、車両Vのコーナー部14に衝突体Iが衝突したときには、バンパカバー12の車幅方向中央部に衝突体Iが衝突したときと比べて、圧力チューブ42を小さい荷重で押圧する傾向となる(一例として、バンパカバー12の車幅方向中央部において圧力チューブ42を押圧する力の略60%程度となる)。
ここで、アブソーバセンタ部30Cには、車幅方向に延びる1本の圧力チューブ42が配策されている。一方、アブソーバサイド部30Sの車幅方向内側部分には、車幅方向に延びる3本の圧力チューブ42が上下方向に並んで配策されており、アブソーバサイド部30Sの車幅方向外側部分には、車幅方向に延びる4本の圧力チューブ42が上下方向に並んで配策されている。すなわち、上下方向においてアブソーバ30に配策される圧力チューブ42の本数がアブソーバ30の車幅方向中央部から車幅方向外側へ向かうにつれて多くなるように構成されている。これにより、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の総体積(長手方向の長さ)が、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の総体積(長手方向の長さ)に比べて大きく(長く)なる。
このため、アブソーバセンタ部30Cに衝突荷重Fが入力されたときは、1本の圧力チューブ42が変形するのに対して、アブソーバサイド部30Sの車幅方向内側部分(又は車幅方向外側部分)に衝突荷重Fが入力されたときは、3本(又は4本)の圧力チューブ42が変形する。これにより、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に衝突荷重Fが入力されたときの圧力チューブ42の(総)変形量に対して、アブソーバサイド部30Sに衝突荷重Fが入力されたときの圧力チューブ42の(総)変形量を大きくすることができる。したがって、車両Vのコーナー部14に対する歩行者衝突検知センサ40の感度を高くすることができる。その結果、車両Vのコーナー部14に衝突体Iが衝突したときに圧力チューブ42を押圧する荷重が小さくなっても、圧力センサ44からの出力が小さくなることを抑制できると共に、ひいては歩行者衝突検知センサ40の検知精度を向上することができる。
また、本実施の形態では、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の長手方向の長さが、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の長手方向の長さに比べて長く設定されている。このため、アブソーバサイド部30Sにおいて圧力チューブ42を屈曲させて配策することで、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の総体積を、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の総体積に比べて大きくすることができる。これにより、車両Vのコーナー部14に対する歩行者衝突検知センサ40の感度を簡易な構成で高くすることができる。
しかも、このときには、圧力チューブ42の断面形状を圧力チューブ42の長手方向に亘って同一にすることができる。これにより、既存の圧力チューブ42を活用しつつ、車両Vのコーナー部14に対する歩行者衝突検知センサ40の感度を高くすることができる。
なお、第1の実施の形態では、アブソーバサイド部30Sの車幅方向内側部分において3本の圧力チューブ42が上下方向に並んで配策され、アブソーバサイド部30Sの車幅方向外側部分おいて4本の圧力チューブ42が上下方向に並んで配策されているが、アブソーバサイド部30Sにおける圧力チューブ42の配策形態はこれに限らない。例えば、図5(A)に示されるように、アブソーバサイド部30Sに配策された圧力チューブ42を、前側から見て、上下方向に凸となるジグザグ状に配策してもよい。すなわち、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の長手方向の長さが、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の長手方向の長さに比べて長くなるように、圧力チューブ42がアブソーバ30に配策されていればよい。なお、この場合には、アブソーバセンタ部30Cに配策される圧力チューブ42の一部(詳しくは、アブソーバセンタ部30Cの車幅方向外側部分に配策される部分)を屈曲させて配策してもよい。
また、図5(B)に示されるように、アブソーバサイド部30Sに配策された圧力チューブ42を、車幅方向内側へ開放された略U字形状に屈曲させて配策して、アブソーバサイド部30Sにおいて2本の圧力チューブ42が上下方向に並ぶように構成してもよい。この場合には、アブソーバ30の上下寸法が比較的短く設定された車両に対して圧力チューブ42をアブソーバ30に有効に配策することができる。
さらに、第1の実施の形態では、アブソーバサイド部30Sにおいて圧力チューブ42が上下方向に並んで配策されているが、圧力チューブ42をアブソーバサイド部30Sにおいて前後方向に並んで配策させてもよい。例えば、図6(A)及び(B)に示されるように、アブソーバ30の上面に溝部32を形成すると共に、アブソーバサイド部30Sの上面に第1溝部34A〜第4溝部34Dを前後方向に並ぶように形成してもよい。これにより、この場合においても、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の長手方向の長さが、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の長手方向の長さに比べて長くなる。なお、図6(A)及び(B)に示す変形例において、圧力チューブ42の長手方向外側部分をアブソーバ30から上側へ延出させ且つ後側へ屈曲させてもよい。また、図6(A)及び(B)に示す変形例では、アブソーバ30の上面に溝部32を形成されているが、溝部32をアブソーバ30の下面に形成してもよい。
(第2の実施の形態)
以下、図7、図8(A)及び(B)を用いて第2の実施の形態に係る歩行者衝突検知センサ40を備えた車両用バンパ構造S2について説明する。第2の実施の形態では、以下に示す点を除いて第1の実施の形態と同様に構成されている。なお、第1の実施の形態と同様に構成された部品には同一の符号を付している。
すなわち、第2の実施の形態では、アブソーバセンタ部30Cとアブソーバサイド部30Sとの前後寸法が同じに設定されている。また、アブソーバ30に形成された溝部32は、バンパRF20の上下方向中間部(詳しくは、中間閉断面24Bを構成する部分)の前側に隣接して配置されると共に、車幅方向に延在されている。つまり、アブソーバサイド部30Sに形成されたサイド溝部32Sは、車幅方向に延びる1本の溝部によって構成されている。そして、サイド溝部32Sの車幅方向内側端がセンタ溝部32Cの車幅方向外側端に接続されており、サイド溝部32Sの車幅方向外側端が車幅方向外側へ開放されている。また、サイド溝部32Sでは、後述する圧力チューブ42の外形に対応して、サイド溝部32Sの内径寸法が車幅方向外側へ向かうに従い大きくなるように設定されている。
一方、圧力チューブ42は、アブソーバ30に形成されたセンタ溝部32C及びサイド溝部32Sに沿って配策されて、車幅方向に延在されるようになっている。また、アブソーバサイド部30Sに保持される圧力チューブ42の外径寸法が車幅方向外側へ向かうに従い大きくなるように設定されている。換言すると、アブソーバサイド部30Sに保持される圧力チューブ42の断面積が、アブソーバセンタ部30Cに保持される圧力チューブ42の断面積に比べて大きくなるように設定されている(図8(A)及び(B)参照)。また、圧力センサ44は、圧力チューブ42の車幅方向両端に設けられて、アブソーバ30に対して車幅方向外側に配置されている。なお、圧力センサ44を、図示しない車両Vの車体を構成する部材に固定するように構成してもよい。
以上により、第2の実施の形態においても、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の総体積が、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の総体積に比べて大きく設定されている。すなわち、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42のアブソーバサイド部30Sに対する体積密度が、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に保持された圧力チューブ42の車幅方向中央部分31に対する体積密度に比べて高く設定されている。その結果、アブソーバ30の車幅方向中央部分31に衝突荷重Fが入力されたときの圧力チューブ42の変形量に対して、アブソーバサイド部30Sに衝突荷重Fが入力されたときの圧力チューブ42の変形量を大きくすることができる。したがって、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に車両Vのコーナー部14における歩行者衝突検知センサ40の感度を高くすることができる。
また、圧力チューブ42の断面形状は略円環状を成しているため、第2の実施の形態では、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の上下寸法及び前後寸法が、アブソーバセンタ部30Cに保持された圧力チューブ42の上下寸法及び前後寸法に比べて大きくなる。このため、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の前端42Aをアブソーバセンタ部30Cに保持された圧力チューブ42の前端42Aに対して前側に配置することができる。換言すると、アブソーバサイド部30Sでは、圧力チューブ42の前端42Aがアブソーバ30の前面に近づくように配置される。これにより、アブソーバサイド部30Sに衝突荷重Fが入力されたときには、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の変形量を効果的に大きくすることができる。
この点について具体的に説明する。すなわち、アブソーバ30に衝突荷重Fが入力されたときには、アブソーバ30は衝突荷重Fによってアブソーバ30の前部から圧縮変形する傾向にある。そして、第2の実施の形態では、上述したように、アブソーバサイド部30Sにおいて、圧力チューブ42の前端42Aがアブソーバ30の前面に近づくように配置されるため、当該衝突荷重Fによって圧力チューブ42の前端42Aを効率よく押圧することができる。したがって、アブソーバサイド部30Sに保持された圧力チューブ42の変形量を効果的に大きくすることができる。
なお、第2の実施の形態では、圧力チューブ42(アブソーバ30の溝部32)がバンパRF20の上下方向中間部の前側に配置されているが、圧力チューブ42(アブソーバ30の溝部32)の上下位置は各種車両に対応して任意に設定することができる。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、バンパRF20の車幅方向中間部分(屈曲部26を除く部分)が車幅方向に直線状に延在されているが、各種車両の意匠等に対応して、バンパRF20の車幅方向中間部分を平面視で車両前側へ若干凸となるように湾曲させてもよい。この場合には、アブソーバセンタ部30Cも同様に平面視で車両前側へ若干凸となるように湾曲される。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、歩行者衝突検知センサ40を備えた車両用バンパ構造S1及びS2をフロントバンパ10に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、上記各構成を前後反転して、歩行者衝突検知センサ40を備えた車両用バンパ構造S1及びS2をリヤバンパに適用してもよい。
12 バンパカバー
20 バンパリインフォースメント
30 アブソーバ
30S アブソーバサイド部(アブソーバの車幅方向外側端部)
31 アブソーバの車幅方向中央部分
40 歩行者衝突検知センサ
42 圧力チューブ
S1 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
S2 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造

Claims (3)

  1. 車両前後方向外側端に設けられたバンパカバーの車両前後方向内側において車幅方向を長手方向として配置されたバンパリインフォースメントと、
    前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側に隣接し且つ車幅方向を長手方向として配置されたアブソーバと、
    全体として車幅方向に延在された状態で前記アブソーバに保持された圧力チューブを含んで構成され、前記圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力すると共に、前記アブソーバの車幅方向外側端部に保持された前記圧力チューブの総体積が前記アブソーバの車幅方向中央部分に保持された前記圧力チューブの総体積に比べて大きく設定されている歩行者衝突検知センサと、
    を有する歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造。
  2. 前記アブソーバの車幅方向外側端部に保持された前記圧力チューブの長手方向の長さが、前記アブソーバの車幅方向中央部分に保持された前記圧力チューブの長手方向の長さに比べて長く設定されている請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造。
  3. 前記アブソーバの車幅方向外側端部に保持された前記圧力チューブの断面積が、前記アブソーバの車幅方向中央部分に保持された前記圧力チューブの断面積に比べて大きく設定されている請求項1に記載の歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造。
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