JP6030093B2 - 容器詰め炭酸飲料 - Google Patents
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(1)甘味料およびカラメル組成物を含んでなる容器詰め炭酸飲料であって、難消化性デキストリンを含有し、かつ該飲料中の4−メチルイミダゾールの含有量が200ppb未満である、容器詰め炭酸飲料。
(2)甘味料が高甘味度甘味料である、(1)に記載の容器詰め炭酸飲料。
(3)高甘味度甘味料が、アスパルテームを含んでなる、(2)に記載の容器詰め炭酸飲料。
(4)高甘味度甘味料が、飲料に対して、0.01〜0.2質量%を含んでなる、(2)または(3)に記載の容器詰め炭酸飲料。
(5)カラメル組成物がカラメル色素である、(1)〜(4)のいずれかに記載の容器詰め炭酸飲料。
(6)カラメル色素が、飲料に対して、0.01〜0.5質量%を含んでなる、(5)に記載の容器詰め炭酸飲料。
(7)甘味料およびカラメル組成物を含んでなる容器詰め炭酸飲料の製造方法であって、難消化性デキストリンを含有し、かつ該飲料中の4−メチルイミダゾールの含有量が200ppb未満となるように調整する、容器詰め炭酸飲料の製造方法。
(8)甘味料およびカラメル組成物を含んでなる容器詰め炭酸飲料において、難消化性デキストリンを含有し、かつ該飲料中の4−メチルイミダゾールの含有量が200ppb未満となるように調整することを特徴とする、容器詰め炭酸飲料の泡安定化方法。
また、本発明の容器詰め炭酸飲料には、カラメル色素やカラメル麦芽の抽出液を、吸着剤(例えば、活性炭や、酸性白土または活性白土などの白土)によって処理することにより得られた、4MIを低減させたカラメル組成物も用いることができる。本発明の容器詰め炭酸飲料にカラメル色素を用いる場合は、カラメル色素の炭酸飲料への添加量にもよるが、4MI濃度が400ppm未満のカラメル色素を用いることができ、好ましくは200ppm未満、さらに好ましくは100ppm未満である。4MI濃度は、公知の手段により測定することができるが、例えば、下記の条件により、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS/MS)を用いて測定することができる。
機種(LC):ACCELA(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)
機種(MS/MS):TSQ Quantum Discovery MAX(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)
カラム:Polaris3 C18−A (3μm)、φ4.6mm×15cm(アジレント社製)
カラム温度:40℃
移動相:水、メタノールの混液(50:50)
流量:0.2ml/min
イオン化:ESIポジティブモード
モニターイオン:プリカーサーイオン m/z 83の分解によって生じるプロダクトイオン m/z 56
注入量:10μl
ここで、コーラ系炭酸飲料とは、コーラの種実の抽出エキスまたはその同等物をベースとして酸味料、着色料、およびカフェインなどを配合し、柑橘系香料や各種スパイスで適宜香味を調えた炭酸飲料を意味する。
酸度(%)=A×f×100/W×0.0064
A:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液による滴定量(mL)
f:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液の力価
W:試料重量(g)
0.0064:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液1mLに相当する無水クエン酸の重量(g)
(試験方法)
(1)下記表1の処方に従い、それぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。ポストミックス法とは、糖液、酸味料、香料、着色料等を混合して調合したシロップを容器に注入し、例えば、カーボネーションした水を用いて炭酸ガスを充填する方法である。
(a)500mLメスシリンダー(高さ42cm、内径6.5cm)(柴田科学社製)を卓上電子はかりに乗せた。
(b)漏斗(HARIO社製)の口部末端と樹脂製2方コック(内径6mm、アズワン社製)の口部末端をゴム管で接続し、樹脂製2方コックのゴム管を接続していない口部末端が、メスシリンダー内部の底面より40cmの高さとなるように、ゴム管で接続された漏斗と樹脂製2方コックを設置した。この際、漏斗から注がれるコーラ様炭酸飲料がメスシリンダー底面の中心に落下するように、樹脂製2方コックを設置した。
(c) 測定の直前に10℃以下に保たれた上記の試作したコーラ様炭酸飲料を漏斗に150g入れた。
(d) 樹脂製2方コックのコックを開き、試作したコーラ様炭酸飲料をメスシリンダー底部へ100g注いだ。卓上電子はかりが100±5gの時点でコックを閉じた。この時点で、泡保持時間の測定を開始した。泡保持時間とは、上述したように、樹脂製2方コックのコックを閉じて試作したコーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を指す。ここで、「泡が消えた」という判断は、液面上部に堆積した泡層が切れて、溶液面が見えた瞬間をもって判断した(泡の消え方は、まず液面に堆積した泡層の高さがなくなり、次に液面中央部から円の外側に向かって泡が消えていく)。
試験例1の試験結果を、図1に示す。なお、結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。図1の結果より、炭酸飲料に難消化性デキストリンを含有させることで、泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかる。
(試験方法)
(1)下記表2の処方に従い、それぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を測定した。また、カラメル色素中の4MI濃度は下記の条件により、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS/MS)を用いて測定した。
機種(LC):ACCELA(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)
機種(MS/MS):TSQ Quantum Discovery MAX(サーモフ
ィッシャーサイエンティフィック社製)
カラム:Polaris3 C18−A (3μm)、φ4.6mm×15cm(アジ
レント社製)
カラム温度:40℃
移動相:水、メタノールの混液(50:50)
流量:0.2ml/min
イオン化:ESIポジティブモード
モニターイオン:プリカーサーイオン m/z 83の分解によって生じるプロダクトイ
オン m/z 56
注入量:10μl
試験例2の試験結果を、図2に示す。なお結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保
持時間の平均値である。カラメル色素DDW050(DDW社製)を用いた試験区4の容
器詰め炭酸飲料に含有される4MI濃度は280ppbであり、カラメル色素DDW03
4(DDW社製)を用いた試験区5の容器詰め炭酸飲料に含有される4MI濃度は74p
pbであり、炭酸飲料に含まれるカラメル色素中の4MIの含有量が低いほうが、泡保持
時間が長くなり、泡が安定化することがわかる。
(試験方法)
(1)難消化性デキストリンを5.1%、アスパルテームを0.1%、および各種市販のカラメル色素(CDL019(AIPU社製)、DDW050、DDW034(いずれも、DDW社製)を1.0%となるように、それぞれ溶かした各炭酸飲料用濃縮溶液を調製した。各カラメル色素の固形分含有量を前述の常圧加熱乾燥法(公定法)に従って測定したところ、CDL019は48.2%、DDW050は50.5%、DDW034は49.7%であった。
(a)500mLメスシリンダー(高さ42cm、内径6.5cm)(柴田科学社製)を卓上電子はかりに乗せた。
(b)漏斗(HARIO社製)の口部末端と樹脂製2方コック(内径6mm、アズワン社製)の口部末端をゴム管で接続し、樹脂製2方コックのゴム管を接続していない口部末端が、メスシリンダー内部の底面より40cmの高さとなるように、ゴム管で接続された漏斗と樹脂製2方コックを設置した。この際、漏斗から注がれる炭酸水がメスシリンダー底面の中心に落下するように、樹脂製2方コックを設置した。
(c)5℃に保たれた炭酸飲料用濃縮液を25g量りとり、メスシリンダーへ入れた。
(d)測定の直前に5℃に保たれたガス圧0.5MPaの炭酸水を漏斗に150g入れた。
(e) 樹脂製2方コックのコックを開き、炭酸水をメスシリンダー底部へ100g注ぐ。卓上電子はかりが100±5gの時点でコックを閉じた。この時点で、メスシリンダーから液面の容量、泡最上部の容量を読み取り、泡保持時間の測定を開始した。泡保持時間とは、上述したように、樹脂製2方コックのコックを閉じて炭酸水を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を指す。ここで、「泡が消えた」という判断は、液面上部に堆積した泡層が切れて、溶液面が見えた瞬間をもって判断した(泡の消え方は、まず液面に堆積した泡層の高さがなくなり、次に液面中央部から円の外側に向かって泡が消えていく)。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例3の試験結果を、表3および図3に示す。
(試験方法)
(1)難消化性デキストリンを5.1%、アスパルテームを0.1%、市販のカラメル色素(CDL019、AIPU社製)を1.0%、および下記表4の濃度になるように4−メチルイミダゾールをそれぞれ溶かした各炭酸飲料用濃縮溶液を調製した。
上記試験例3と同様に泡保持時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例4の試験結果を、表4および図4に示す。
4MI濃度が、コーラ様炭酸飲料の泡の安定化に与える影響について検討した。
(1)下記表5の処方に従い、飲料における濃度として、難消化性デキストリンを1.02%、アスパルテームを0.04%、市販のカラメル色素(CDL019、AIPU社製)を0.2%、および下記表5の濃度になるように4−メチルイミダゾール(4MI)をそれぞれ用いて、各コーラ様炭酸飲料のそれぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例5の試験結果を、表5に示す。なお、結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。本試験例において、コーラ様炭酸飲料を試作した上で、これを漏斗から注ぐという評価方法においても、コーラ様炭酸飲料中の4−メチルイミダゾールの濃度が200ppb未満の範囲で、4−メチルイミダゾール濃度に依存的に泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかった。
活性炭のような吸着剤によって処理することにより4MI濃度を低減させたカラメル組成物を用いてコーラ様炭酸飲料を試作し、4MI濃度がコーラ様炭酸飲料の泡の安定化に与える影響について検討した。
(1)下記表6の処方に従い、飲料における濃度として、難消化性デキストリンを1.02%、アスパルテームを0.06%、および5倍希釈して活性炭で処理した市販のカラメル色素(カラメルIV、池田糖化社製)を1.0%、それぞれ用いて、各コーラ様炭酸飲料のそれぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
カラメル色素に含有される4−メチルイミダゾール(4MI)を低減するために、以下の方法に従って処理を行った。
市販品のカラメル色素(カラメルIV、池田糖化社製)を精製水で5倍に希釈し、40mlずつ試験管に分注した。これらのカラメル色素水溶液に、活性炭(CL−K、味の素ファインテクノ社製)を、それぞれ無添加並びに1、2、および4質量%となるように添加し、ボルテックスミキサーで撹拌し、室温で10分間接触させた。その後、3000rpmで10分間遠心分離を行い、上清30mlをデカンテーションして回収した。さらに、該上清30mlを0.45μmのフィルターでろ過し、ろ過したカラメル色素をそれぞれ表6の処方に従い、コーラ様炭酸飲料の試作に用いた。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例6の試験結果を、表6に示す。なお結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。上記の結果より、炭酸飲料中の4MI濃度は、その処理や調製の方法を問わず、4MIの濃度に依存的に泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかった。
甘味料の濃度がコーラ様炭酸飲料の泡の安定化に与える影響について検討した。
(1)下記表7の処方に従い、飲料における濃度として、難消化性デキストリンを1.02%、市販のカラメル色素(CDL019、AIPU社製)を0.2%、および下記表7の濃度になるようにアスパルテームをそれぞれ用いて、各コーラ様炭酸飲料のそれぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要
した時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例7の試験結果を、表7に示す。なお結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。上記の結果より、炭酸飲料中の甘味料の濃度に依存的に泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかった。一方で、高甘味度甘味料は、少量の添加であっても、炭酸飲料の香味への影響が大きい。そのため、訓練されたパネリスト4名での官能評価を行った結果によれば、炭酸飲料の香味設計上、高甘味度甘味料(アスパルテーム)の濃度は0.03〜0.07質量%がより好ましいことがわかった。
試験例7と異なる甘味料を用いて、4MI濃度がコーラ様炭酸飲料の泡の安定化に与える影響について検討した。
(1)下記表8の処方に従い、飲料における濃度として、難消化性デキストリンを1.02%、ステビアを0.06%、市販のカラメル色素(CDL019、AIPU社製)を0.2%、および下記表8の濃度になるように4−メチルイミダゾール(4MI)をそれぞれ用いて、各コーラ様炭酸飲料のそれぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要
した時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例8の試験結果を、表8および図5に示す。なお、結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。上記の結果より、炭酸飲料中の甘味料にステビアを用いた場合でも、4MIの濃度に依存的に泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかった。
活性炭のような吸着剤によって処理することにより4MI濃度を低減させたカラメル組成物を用いてコーラ様炭酸飲料を試作し、4MI濃度がコーラ様炭酸飲料の泡の安定化に与える影響について検討した。
(1)下記表9の処方に従い、飲料における濃度として、難消化性デキストリンを1.02%、ステビアを0.06%、および5倍希釈して活性炭で処理した市販のカラメル色素(カラメルIV、池田糖化社製)を1.0%、それぞれ用いて、各コーラ様炭酸飲料のそれぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
上記試験例6と同様に、カラメル色素に含有される4−メチルイミダゾール(4MI)の低減処理を行った。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例9の試験結果を、表9および図6に示す。なお結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。上記の結果より、炭酸飲料中の甘味料にステビアを用いた場合でも、カラメル色素の4MIを低減する処理や調製の方法を問わず、4MIの濃度に依存的に泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかった。
試験例7の結果を踏まえて、飲料としての香味設計上、好適な甘味料の濃度において難消化性デキストリンがコーラ様炭酸飲料の泡の安定化に与える影響について検討した。
(1)下記表10の処方に従い、飲料における濃度として、アスパルテームを0.06%、市販のカラメル色素(CDL019、AIPU社製)を0.2%、および下記表10の濃度になるように難消化性デキストリンをそれぞれ用いて、各コーラ様炭酸飲料のそれぞれの20℃での容器内ガス圧が0.34MPaとなるように、コーラ様炭酸飲料をポストミックス法で試作した。
上記の試験例1と同様に、コーラ様炭酸飲料を注ぎ終わってから、泡が消えるまでに要した時間を測定した。カラメル色素中の4MI濃度は、試験例2と同様に測定した。
試験例10の試験結果を、表10に示す。なお結果は3回実験を行い、3回の測定した泡保持時間の平均値である。上記の結果より、炭酸飲料中の難消化性デキストリンの濃度に依存的に泡保持時間が長くなり、泡が安定化することがわかった。
Claims (8)
- 高甘味度甘味料およびカラメル組成物を含んでなる容器詰め炭酸飲料であって、難消化性デキストリンを含有し、かつ該飲料中の4−メチルイミダゾールの含有量が100ppb未満である、容器詰め炭酸飲料。
- 高甘味度甘味料が、アスパルテームを含んでなる、請求項1に記載の容器詰め炭酸飲料。
- 高甘味度甘味料が、アセスルファムカリウムおよび/またはスクラロースである、請求項1に記載の容器詰め炭酸飲料。
- 高甘味度甘味料が、飲料に対して、0.01〜0.2質量%を含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器詰め炭酸飲料。
- カラメル組成物がカラメル色素である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の容器詰め炭酸飲料。
- カラメル色素が、飲料に対して、0.01〜0.5質量%を含んでなる、請求項5に記載の容器詰め炭酸飲料。
- 高甘味度甘味料およびカラメル組成物を含んでなる容器詰め炭酸飲料の製造方法であって、難消化性デキストリンを含有し、かつ該飲料中の4−メチルイミダゾールの含有量が100ppb未満となるように調整する、容器詰め炭酸飲料の製造方法。
- 高甘味度甘味料およびカラメル組成物を含んでなる容器詰め炭酸飲料において、難消化性デキストリンを含有し、かつ該飲料中の4−メチルイミダゾールの含有量が100ppb未満となるように調整することを特徴とする、容器詰め炭酸飲料の泡安定化方法。
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