JP6028368B2 - 情報記録媒体、葉書 - Google Patents
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Description
特に、アンケート等で大量の情報を確認する必要がある場合、確認時の手間はできるだけ削減することが望ましい。
第2の発明によっても、第1の発明と同様の効果が得られる。さらに、第2の発明では、赤外線蛍光層の上にさらに層を設けるので、これにより赤外線蛍光層を保護できる。一方、第1の発明では基材上の層が1層のみであるので、情報記録媒体を薄くすることができる。
これにより、赤外線吸収材が好適に吸収され、良好な筆記性が得られる。
このようにして、情報記録媒体の赤外線蛍光層に筆記した情報を、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する層で覆うことにより容易に不可視とできる。また、この層を剥がすことなく筆記された情報が読取可能である。
第4の発明によっても、第3の発明と同様の効果が得られる。さらに、第4の発明では、赤外線蛍光層の上にさらに層を設けるので、これにより赤外線蛍光層を保護することもできる。一方、第3の発明では葉書上の層が1層のみであるので、葉書を薄くすることができる。
(情報記録媒体の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録媒体1について示す図である。図1(a)に示すように、情報記録媒体1では、基材11上に赤外線蛍光層13が設けられる。
赤外線吸収材15は、赤外線を吸収する材料であり、これを使用した筆記具としては一般的な鉛筆、水性ボールペン、油性ボールペン、水性サインペン、油性サインペン等がある。
この赤外線透過・可視光反射/吸収層17は、一方の面に接着層を設け、筆記された情報を覆うように貼付する。ただし、これに限らず、赤外線透過・可視光反射/吸収層17を封筒とし、これに情報記録媒体1を封入するような場合も考えられる。
次に、図1(c)に示す情報記録媒体1の読取について図2を参照して説明する。
図2は、情報記録媒体1の赤外線蛍光層13に赤外線吸収材15で筆記した情報を読取るための読取装置の構成例50、58を示す図である。
赤外線カメラ55は、励起光により励起された赤外線蛍光層13の蛍光体から発光される赤外線を受光素子で受光し、各受光素子での受光量を画像上の輝度値に変換する赤外線撮像装置である。なお、赤外線カメラ55としては、赤外線領域に感度を有するものであれば特に限定されることはない。
フィルタ53は、赤外線カメラ55の受光面に設けられ、赤外線照射装置51から励起光として照射された赤外線をカットする。これにより、赤外線カメラ55には、赤外線蛍光層13から発光された赤外線のみが受光される。
フィルタ53としては、例えば、波長901nm以上の赤外線のみを透過するフィルタを用いることにより、赤外線照射装置51からの励起光をカットし、赤外線蛍光層13から発光した赤外線のみ赤外線カメラ55で受光し撮像を行うことができる。
なお、赤外線透過・可視光反射/吸収層17の接着層を剥離可能なものとしておけば、赤外線透過・可視光反射/吸収層17を後から剥がして分離し、必要に応じて筆記内容を目視で確認することもできる。また、前記のように封筒を赤外線透過・可視光反射/吸収層17とする場合では、封筒から情報記録媒体1を取り出してこれらを分離できる。
図5は、本発明の第2の実施形態の情報記録媒体である葉書60を示す図である。図5(a)は、葉書60の平面を示す図、図5(b)は、図5(a)の線A−Aに沿った断面を示す図である。また、図6は、葉書60への筆記と筆記された情報の保護を示す図である。
図7は、本発明の第3の実施形態の情報記録媒体である葉書70を示す図である。図7(a)は、葉書70の平面を示す図、図7(b)は、図7(a)の線B−Bに沿った断面を示す図である。また、図7(c)は葉書70の封筒80への封入を示す図である。
11:基材
13、13a:赤外線蛍光層
15:赤外線吸収材
17:赤外線透過・可視光反射/吸収層
60:葉書
Claims (6)
- 基材上に、赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体、および、赤外線吸収材を吸収する材料を含む赤外線蛍光層が設けられ、
前記赤外線蛍光層の上に、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する層が剥離可能に設けられたことを特徴とする情報記録媒体。 - 基材上に、赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体を含む赤外線蛍光層が設けられ、
前記赤外線蛍光層の上に、赤外線吸収材を吸収する材料を含み、かつ、赤外線を透過する層が設けられ、
当該層の上に、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する層が剥離可能に設けられたことを特徴とする情報記録媒体。 - 前記赤外線吸収材を吸収する材料が、多孔質性の材料であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報記録媒体。
- 赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する層が、前記赤外線蛍光層を覆うように設けられたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報記録媒体。
- 葉書用紙に、赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体、および、赤外線吸収材を吸収する材料を含む赤外線蛍光層が設けられ、
前記赤外線蛍光層の上に、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する層が剥離可能に設けられたことを特徴とする葉書。 - 葉書用紙に、赤外線による励起光で励起され励起光とはピーク波長が異なる赤外線を発光する蛍光体を含む赤外線蛍光層が設けられ、
前記赤外線蛍光層の上に、赤外線吸収材を吸収する材料を含み、かつ、赤外線を透過する層が設けられ、
当該層の上に、赤外線を透過しかつ可視光を反射または吸収する層が剥離可能に設けられたことを特徴とする葉書。
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