JP6027775B2 - 遮光塗料、遮光膜、該遮光膜を有する樹脂レンズ、および該樹脂レンズの製造方法 - Google Patents
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Description
また、カメラ、顕微鏡等の光学機器に使用されるレンズへの入射光が表面反射や内面反射を起して、フレアやゴーストが生じるのを防止するために、特定組成からなる遮光膜を形成することが提案されている(特許文献2〜4)。
(1) 溶解度パラメーターが8.0〜8.5のシクロオレフィン系ポリマーから構成される樹脂レンズの遮光膜を形成するための遮光塗料であって、溶解度パラメーターが7.9〜8.1の変性ポリオレフィンを、全樹脂含有量に対して50質量%以上含む、ことを特徴とする遮光塗料。
(2)さらに無機黒色微粒子、油溶性黒色染料、およびシリカ微粒子を含む(1)に記載の遮光塗料。
(3)上記(1)または(2)に記載の遮光塗料を用いて得られた遮光膜。
(4)上記(3)に記載の遮光膜を有する樹脂レンズ。
(5)前記樹脂レンズがレンズアレイプレートであり、該レンズアレイプレートの凸レンズ部を除く上下面および周面に前記遮光膜を有する(4)に記載の樹脂レンズ。
(6)樹脂レンズ本体を成形する工程と、得られた樹脂レンズ本体の少なくともレンズ面を除く部位に上記(1)または(2)に記載の遮光塗料を塗布して、遮光膜を形成する工程とを含む、樹脂レンズの製造方法。
また、本発明の遮光塗料が、樹脂レンズの屈折率と同じか、あるいはそれより高い屈折率を有すること、ならびに樹脂レンズと遮光膜との界面に相互に溶解した相溶層を形成し、界面が鏡面とならないことに起因して、内部反射をも効果的に阻止することができる。
本発明の遮光塗料は、樹脂レンズを構成する光学樹脂に近似した溶解度パラメーター(SP)を有する樹脂を含む。ここで、溶解度パラメーター(SP)とは、高分子の溶剤による溶解や高分子同士の相溶性の尺度となるものであって、溶解度パラメーターが近い程、溶解または相溶しやすくなる。以下の説明では、樹脂レンズを構成する光学樹脂に近似した溶解度パラメーターを有する樹脂を「相溶樹脂」と呼ぶ。
樹脂レンズを構成する光学樹脂としては、例えばシクロオレフィン系ポリマー、ポリカーボネート、ポリエステル系樹脂(PET等)、アクリル系樹脂(PMMA等)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、OKP(特殊ポリエステル、大阪ガスケミカル社製)などが一般に使用されている。
また、その他の光学用に使用される樹脂の溶解度パラメーターは、次の通りである。ポリカーボネート:約11.3 、PET:約10.7、PMMA:9.0〜10.7、ポリエチレン:約8.0、ポリプロピレン:約7.9、ポリスチレン:9.0〜9.2である。これ以外にも同様の溶解度パラメーター範囲を有するポリエステル樹脂なども使用可能である。
<屈折率調整剤>
屈折率調整剤は、樹脂レンズ等を形成する光学樹脂の屈折率に対して、同等またはそれ以上の屈折率を遮光塗料に持たせるために添加されるものであって、例えば酸化チタン(IV)、酸化銅(Cu2O)等の高屈折率無機微粒子(非黒色粒子)が挙げられる。これらの無機微粒子を配合することにより、樹脂レンズの内面反射および表面反射を低下させ、迷光を効果的になくすことができる。また、上記無機微粒子以外にも、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化スズ、酸化アルミニウムなどの無機微粒子も同様の目的で添加することができる。
無機微粒子は、遮光塗料の総量に対して1.0〜20.0質量%、好ましくは1.0〜15.0質量%であるのがよい。
遮光性付与剤は、塗料を黒色化し、塗膜の光吸収特性および遮光性を向上させるために添加されるものであって、例えばカーボンブラック、チタン酸ブラック等の無機微粒子(黒色粒子)が使用される。添加量は、遮光塗料の総量に対して1.0〜30.0質量%、好ましくは1.0〜20.0質量%であるのがよい。
光吸収剤として、例えば石英、シリカの微粒子(透明性粒子)等が挙げられる。光吸収剤を添加することで、表面に凹凸形状を形成することができ、塗膜の光吸収性(光吸収化)が向上し、入射光を吸収・トラップすることで迷光を効果的になくすことが可能になる。
希釈剤は、上記ベース樹脂、相溶樹脂、屈折率調整剤、遮光性付与剤、光吸収剤等を配合した遮光塗料を使用して樹脂レンズに遮光膜を形成するにあたり、遮光塗料を塗布するのに適した粘度に調整するために使用される。
希釈剤としては、各種の有機溶剤が使用可能であるが、電気的な偏りの大きいアセトン、メタノールよりも、電気的な偏りの小さい酢酸エチル、シクロヘキサン、キシレン、トルエン、エチルベンゼン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン(MEK)、トリメチルベンゼン(1,2,4-トリメチルベンゼン、1,3,5-トリメチルベンゼン等)、その他の芳香族炭化水素、石油ナフサ等を使用するのが望ましい。これらの希釈剤は、適宜、2種以上を混合して使用してもよい。
液体状のベース樹脂と液体状の相溶樹脂とを所定の混合比で専用容器に入れ、これに屈折率調整剤、遮光性付与剤(黒色微粒子、油溶性黒色染料)、光吸収剤等をそれぞれ所定量加え、混合・分散を行うことにより、塗料が得られる。なお、上記成分以外に有機溶剤を添加してもよい。
遮光塗料を樹脂レンズの表面に塗布して所定厚みの遮光膜を形成するには、遮光塗料を希釈剤で希釈して、所定の粘度に調整する。遮光塗料の塗布方法は、特に制限されず、浸漬法、刷毛塗り法、スプレー法、スクリーン印刷法、 バーコード印刷法、パッド印刷法、インクジェット印刷法、真空蒸着法 などが挙げられる。
形成される遮光膜の厚さは、十分な遮光性が得られる厚さであればよく、通常1〜20μm、好ましくは3〜15μm程度であるのが適当である。
次に、本発明の遮光塗料を用いて、レンズアレイプレート(以下、レンズアレイと略称する)に遮光膜を形成する方法を、図1、図2を参照して説明する。図1、図2は、正立等倍レンズアレイユニットを示しており、第1のレンズアレイ1、第2のレンズアレイ2、および連結部3によって構成される。
ここで、第1および第2のレンズアレイ1、2は、例えば、透明な光学樹脂(例えばシクロオレフィンポリマー(COP))を射出成形することにより作成される。
そのため、光の入射角のうち、所定の角度以上の入射角が正立等倍レンズアレイに入射するのが制限され、そのため殆どのクロストークを防止することができる。その結果、光学性能を向上させた正立等倍レンズアレイユニットおよびこれを用いた画像読取装置を提供することが可能となる。
ベース樹脂液体(PMMA樹脂:DIC製の「アクリディックCL-1000」)と、相溶樹脂液体(変性ポリオレフィン樹脂:日本製紙ケミカル製の「アウローレン200S」)とを質量比で60:40の割合(固形分の割合)で専用容器に投入した後、これに、遮光塗料総量に対して、屈折率調整剤(酸化チタン:関東化学製の「NanoTec」)6.0質量%、無機黒色微粒子(カーボンブラック:東海カーボン製の「トーカブラック#8500/F」)5.0質量%、油溶性黒色染料 (黒色アゾ染料:オリエント化学製の「Oil Black 860」)10.0質量%、およびシリカ微粒子(水澤化学工業製の「Mizukasil P527」)3.0質量%を加え、自動攪拌・分散装置((株)シンキー社製の「泡取り廉太郎」(ARE310))にて約20分間混合及び分散を行い、遮光塗料を得た。
ベース樹脂液体:相溶樹脂液体を質量比で50:50とした他は、実施例1と同様にして遮光塗料を得た。
ベース樹脂液体を使用せず、相溶樹脂液体(変性ポリオレフィン樹脂:日本製紙ケミカル製の「アウローレン200S」)のみを使用した他は、実施例1と同様にして遮光塗料を得た。
相溶樹脂液体を使用せず、ベース樹脂液体(PMMA樹脂:DIC製の「アクリディックCL-1000」)のみを使用した他は、実施例1と同様にして遮光塗料を得た。
ベース樹脂液体:相溶樹脂液体を質量比で70:30とした他は、実施例1と同様にして遮光塗料を得た。
樹脂成分として、実施例1で使用したベース樹脂液体:相溶樹脂液体に代えて、市販のエポキシ系黒色塗料(キヤノン化成(株)製の商品名「GT−7」)を使用した他は、実施例1と同様にして遮光塗料を得た。
以上の実施例および比較例で得られた遮光塗料をそれぞれ希釈剤(キシレン、エチルベンゼン、石油ナフサ、1,2,4-トリメチルベンゼンおよび1,3,5-トリメチルベンゼンを混合した希釈剤)で希釈して、粘度を調整した後、この塗料にシクロオレフィンポリマー(前出のゼオネックス(登録商標)E48R)からなる厚さ15mmの平行平面基材を浸漬し、引き上げて、60℃で90分間加熱して硬化させ、基材表面に厚さ約10μmの遮光膜を形成した。この遮光膜に対して碁盤目セロテープ(登録商標)剥離試験を行い、遮光膜の密着性を評価した。その結果を表1に示す。
使用した希釈剤の混合比率は以下の通りである。
トルエン 60質量%
エチルベンゼン 30質量%
石油ナフサ 5質量%
1,2,4−トリメチルベンゼン 4質量%
1,3,5−トリメチルベンゼン 1質量%
上記密着性評価の試験結果より、結果が良好な実施例1、実施例3について表面反射率および内面反射率の測定を行なった。比較のため、比較例3についても同様にして試験した。
なお、表面反射率は、オリンパス(株)製の反射率測定器(USPM―RU)を用い、対物レンズ倍率10倍、入射角度3.4にて遮光膜の反射率を測定して求めた。内面反射率は、上記実施例ならびに比較例で使用した平行平面基材の一方ののみに遮光膜を形成した基材の裏面(遮光膜を形成していない面)より同様の条件にて光を照射し、反射率を測定して求めた。
試験結果を図3および図4に示す。図3、図4から明らかなように、実施例1、実施例3で得た遮光膜は、比較例3の遮光膜と比較して反射率が低く、従って遮光・光吸収特性に優れていることがわかる。そのため、このような遮光膜を樹脂レンズに用いることにより、クロストークの発生原因となる表面反射および内面反射光を低減できる。
2 第2のレンズアレイ
3 連結部
10 第1のレンズ
11 周面
20 第2のレンズ
21 周面
30 透光孔
Claims (6)
- 溶解度パラメーターが8.0〜8.5のシクロオレフィン系ポリマーから構成される樹脂レンズの遮光膜を形成するための遮光塗料であって、溶解度パラメーターが7.9〜8.1の変性ポリオレフィンを、全樹脂含有量に対して50質量%以上含む、ことを特徴とする遮光塗料。
- さらに無機黒色微粒子、油溶性黒色染料、およびシリカ微粒子を含む請求項1に記載の遮光塗料。
- 請求項1または2に記載の遮光塗料を用いて得られた遮光膜。
- 請求項3に記載の遮光膜を有する樹脂レンズ。
- 前記樹脂レンズがレンズアレイプレートであり、該レンズアレイプレートのレンズ部を除く表面および周面に前記遮光膜を有する請求項4に記載の樹脂レンズ。
- 樹脂レンズ本体を成形する工程と、
得られた樹脂レンズ本体の少なくともレンズ面を除く部位に請求項1または2に記載の遮光塗料を塗布して、遮光膜を形成する工程とを含む、樹脂レンズの製造方法。
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