JP6026173B2 - 情報読取/書込装置 - Google Patents

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本発明は、RF−IDメディアに対して情報の読み取りや書き込みを行う情報読取/書込装置に関し、特に、列をなして配置されたRF−IDメディアに対して情報の読み取りや書き込みを行う情報読取装置に関する。
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をタグやラベルに記録し、該タグやラベルを商品等に添付して商品等の管理が行われている。このようなタグやラベルを用いた商品等の管理においては、非接触状態にて情報の書き込みや読み取りを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICタグや非接触型ICラベルがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
このような非接触型ICタグや非接触型ICラベルといったRF−IDメディアは、製品として出荷される前に検査手段となる情報読取/書込装置によって所定の周波数の電波を用いてRF−IDメディアから情報を読み取ることにより、良品/不良品の検査が行われている。その際、RF−IDメディアが列をなして搬送されてくる場合、列の前後のRF−IDメディアからも情報を読み取ってしまったり、電波の干渉が生じたりすることにより、RF−IDメディアとの間にて通信不良が生じてしまうことがある。また、アンチコリジョン機能によって複数のRF−IDメディアから情報を同時に読み取ることで通信性能が劣化してしまう虞れがある。
そこで、情報の書き込みや読み取りの対象となるRF−IDメディアのみが表出するような形状のシールド部材を用いる技術が考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。この技術では、RF−IDメディアが列をなして搬送されてくる搬送路と、RF−IDメディアに対して情報の書き込みや読み取りを行うためのアンテナとの間にシールド部材を介在させ、搬送路を搬送されてくるRF−IDメディアのうち、情報の書き込みや読み取りの対象となるRF−IDメディアのみをシールド部材によって表出させることにより、列の前後のRF−IDメディアに対して情報の書き込みや読み取りを行ってしまうことが回避される(例えば、特許文献1,2参照)。シールド部材としては、遮蔽効果が高い金属を用いることが考えられるが、金属は電波を反射しやすいため、反射した電波が干渉してヌルポイントができる等、RF−IDメディアに対する情報の書き込みや読み取りに影響を与える場合がある。そこで、シールド部材として、電波吸収体や、電波吸収体と金属等の反射体とを併用するものを用いる等の反射防止策を施す場合が多い。
特開2008−99266号公報 特開2011−75360号公報
しかしながら、列をなして搬送されてくるRF−IDメディアの間隔が狭い場合、情報の書き込みや読み取りの対象となるRF−IDメディアにおいては、シールド部材から表出しているものの、シールド部材が近接していることによりシールド部材の影響を受け、周波数特性が変化して情報の書き込みや読み取りができなくなり、不良品と判定されてしまう場合がある。また、元々の周波数特性が所定の特性からずれていて不良品であるものが、周波数特性が変化することによって良品として判定されてしまう場合がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、複数のRF−IDメディアに対して1つずつ情報の書き込みや読み取りを正しく行うことができる情報書込/読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
複数のRF−IDメディアに対して1つずつ情報の書き込み及び/または読み取りを行う情報書込/読取装置であって、
前記RF−IDメディアと通信することで前記RF−IDメディアに対する情報の書き込み及び/または読み取りを行う通信手段と、
前記複数のRF−IDメディアのうち情報の書き込み及び/または読み取りの対象とならない非対象RF−IDメディアと前記通信手段との間に介在することにより、前記非対象RF−IDメディアと前記通信手段との通信を遮断する通信遮断手段とを有し、
前記通信遮断手段は、前記非対象RF−IDメディアのうち前記情報の書き込み及び/または読み取りの対象となる対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアに対向する領域において、前記対象RF−IDメディアの端部から所定距離内の領域が切除され、
前記隣接する非対象RF−IDメディアは、部分的に前記通信遮断手段と対向していない。
上記のように構成された本発明においては、複数のRF−IDメディアのうち対象RF−IDメディアに対して情報の書き込みや読み取りが行われる場合、情報の書き込みや読み取りの対象とならない非対象RF−IDメディアにおいては、非対象RF−IDメディアと通信手段との間に介在する通信遮断手段によって通信手段との通信が遮断され、情報の書き込みや読み取りが行われない。ここで、通信遮断手段は、非対象RF−IDメディアのうち対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアに対向する領域において、対象RF−IDメディアの所定領域から所定距離内の領域が切除されており、それにより、対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアは、部分的に通信遮断手段と対向していない。この対象RF−IDメディアの所定領域が、RF−IDメディアのエッジ部等、通信手段と通信を行う際に最も電波が強く送信される領域等であれば、通信遮断手段がこの領域から所定距離内の領域が切除されていることにより、複数のRF−IDメディアが近接しており、通信遮断手段が対象RF−IDメディアに近接している場合であっても、対象RF−IDメディアは、情報の書き込みや読み取りが行われる際に通信遮断手段の影響を受けにくくなる。また、通信遮断手段のうち対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアに対向する領域の一部が切除されていることにより、対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアにおいても、情報の書き込みや読み取りが行われてしまうと考えられるが、対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアは、部分的に通信遮断手段と対向していないだけであり、通信遮断手段が、対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアのその他の領域には対向しているため、対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアが通信手段から受ける電力の総量が少なくなり、情報の書き込みや読み取りは行われない。
本発明によれば、複数のRF−IDメディアのうち情報の書き込み及び/または読み取りの対象とならない非対象RF−IDメディアと通信手段との間に介在することにより、非対象RF−IDメディアと通信手段との通信を遮断する通信遮断手段が、非対象RF−IDメディアのうち情報の書き込み及び/または読み取りの対象となる対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアに対向する領域において、対象RF−IDメディアの所定領域から所定距離内の領域が切除され、対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアが、部分的に通信遮断手段と対向していない構成としたため、対象RF−IDメディアは、情報の書き込みや読み取りが行われる際に通信遮断手段の影響を受けにくくなり、複数のRF−IDメディアが近接している場合であっても、複数のRF−IDメディアに対して1つずつ情報の書き込みや読み取りを正しく行うことができる。
本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアの一例を示す図である。 本発明の情報書込/読取装置の実施の一形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)はICタグから情報が読み取られる領域を上から見た図である。 図1及び図2に示したICタグのシールド板による情報の読み取り特性の変化を説明するための図である。 本発明の情報書込/読取装置の他の実施の形態を示す図である。 本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアの他の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアについて説明する。
図1は、本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアの一例を示す図である。
本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアとしては、例えば図1に示すように、シート基材40上にアンテナ部52が形成されるとともにICチップ53が搭載されてなるICタグ50が考えられる。
アンテナ部52は、シート基材40の中央近傍から離れる方向に延びる2つの導体部からなり、2つの導体部はそれぞれメアンダ状となっており、2つの導体部の端部の角部がエッジ部51となる。ICチップ53は、シート基材40の中央近傍にて2つの導体部にそれぞれ接続されてシート基材40上に搭載されている。また、アンテナ部52は、ICチップ53によって2つの導体部が接続された領域と並列に導通部を有している。
上記のように構成されたICタグ50は、情報書込/読取装置から出力された電波に共振してアンテナ部52に電流が流れ、この電流がICチップ53に供給されることによって起動し、ICチップ53に情報が書き込まれたり、ICチップ53に書き込まれた情報が読み取られたりする。
ここで、ICタグ50がシールド部材で覆われた場合の周波数特性の変化について説明する。
アンテナ部52がシールド部材で覆われていないICタグ50に対して、アンテナ部52のエッジ部51以外の領域をシールド部材で覆った場合、情報を読み取るための周波数におけるICタグ50の共振周波数及び送信電力のピーク周波数特性はほとんど変化しない。
これに対して、アンテナ部52のエッジ部51をシールド部材で覆った場合は、共振周波数がずれ、情報を読み取るための周波数におけるICタグ50からの送信電力が、減少または増大等、大きく変化してしまう。
このように、図1に示すようなICタグ50においては、エッジ部51がシールド部材によって覆われた場合、共振周波数が大きく変化するのに対して、エッジ部51以外の領域をシールド部材で覆ったとしても、共振周波数がほとんど変化せず、情報の読み取りが可能であることがわかった。
そこで、本出願人は、ICタグ50のエッジ部51に焦点を当て、列をなして配置された複数のICタグ50の間隔が狭い場合に、情報の読み取りの対象となるICタグ50が、シールド部材が近接していることによりシールド部材の影響を受け、情報の読み取りができなくなってしまうという問題を解決する構成について検討した。
図2は、本発明の情報書込/読取装置の実施の一形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)はICタグ50から情報が読み取られる領域を上から見た図である。なお、本形態においては、ICタグ50から情報を読み取るものを例に挙げて説明するが、ICタグ50に情報を書き込むものや、ICタグ50に対して情報の書き込みと読み取りを行うものであってもよい。
本形態は図2に示すように、シート基材40上に列をなして配置された複数のICタグ50から1つずつ情報を読み取るリーダ装置1である。シート基材40が搬送される搬送経路上には、通信手段となる通信用アンテナ20と、通信遮断手段となる2つのシールド板30とが設けられている。
通信用アンテナ20は、シート基材40上に配置されたICタグ50と電波を用いて通信を行うことでICタグ50から情報を読み取るものであって、ICタグ50に対向するように配置され、制御部10に接続されている。制御部10は、通信用アンテナ20を介したICタグ50からの情報の読み取りのタイミングや通信用アンテナ20からの電波の出力を制御する。通信用アンテナ20は、制御部10の制御によって電波を出力し、ICタグ50を起動させてICタグ50から情報を読み取る。
シールド板30は、電波吸収体や、電波吸収体と金属等の反射体とを併用したものから構成され、通信用アンテナ20とICタグ50との通信を遮断するものであって、シート基材40と通信用アンテナ20との間に介在している。2つのシールド板30は、シート基材40上に配置されたICタグ50のうち、情報の読み取り対象となるICタグ50に対向する領域を隔てて配置されており、それにより、情報の読み取り対象とはならないICタグ50に対向する領域に配置され、情報の読み取り対象となるICタグ50に対向する領域には配置されていない。また、情報の読み取り対象となるICタグ50の所定領域となるエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域はシールド板30が切り欠かれて切欠部31となっている。それにより、読み取り対象とならないICタグ50のうち読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50に対向する領域であっても、情報の読み取り対象となるICタグ50のエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域はシールド板30が切除されている。それにより、読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50が、部分的にシールド板30と対向していないものとなっている。なお、切欠部31を構成するための半径rの値は、ICタグ50からの情報の書き取りに用いる周波数から求まる波長λの1/16となっている。
以下に、切欠部31による作用について説明する。
図3は、図1及び図2に示したICタグ50のシールド板30による情報の読み取り特性の変化を説明するための図である。
図1に示したICタグ50に対して通信用アンテナ20との間にシールド板30を全く介在させない場合は、ICタグ50の周波数特性は図3中実線で示すようなものとなり、送信電力がピークとなるピーク値Aにおける周波数は850MHz近傍となる。
また、図1に示したICタグ50に対向する領域にはシールド板30が配置されないものの、シールド板30の端部がICタグ50の端辺に対向する領域から10mm程度しか離れていない場合は、ICタグ50の周波数特性は図3中破線で示すようなものとなり、送信電力がピークとなるピーク値Bにおける周波数がピーク値Aにおける周波数から大きくずれてしまう。そのため、ピーク値Aにおける周波数をICタグ50に対する情報の読み取り周波数とした場合、ICタグ50から情報を読み取ることができなくなってしまう。また、元々の周波数特性が高周波側にずれていて不良品であるICタグ50が、周波数特性が変化することによってその送信電力のピークがピーク値Aの近傍となり、情報が読み取られてしまう場合もある。
これに対して、図2に示した構成のシールド板30を用いた場合は、ICタグ50の周波数特性は図3中一点鎖線で示すようなものとなり、ピーク値Cにおける周波数は850MHz近傍となってピーク値Aにおける周波数と大きくは変わらず、5MHz程度となっている。これは、上述したように、エッジ部51がシールド板30による影響を大きく受けるためであって、エッジ部50近傍にシールド板30を配置しないことにより実現される。なお、通信用アンテナ20から出力される電波の周波数帯域はその幅が7MHz程度あるため、ピーク値における周波数のずれが7MHz以下であれば、情報の読み取りには影響しない。
このように本形態においては、ICタグ50からの情報の読み取りに用いる周波数から求まる波長λの1/16となるrを半径とし、情報の読み取り対象となるICタグ50のエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域のシールド板30が切除されていることにより、情報の読み取り対象となるICタグ50がシールド板30による影響を受けにくくなり、通信用アンテナ20において予め設定された周波数によってICタグ50から情報を正しく読み取ることができる。この際、情報の読み取り対象となるICタグ50のエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域のシールド板30が切除されていることにより、読み取り対象とならないICタグ50のうち読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50に対向する領域の一部においてもシールド板30が切除されているが、読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50は、部分的にシールド板30と対向していないだけであり、シールド板30が、読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50のその他の領域には対向しているため、読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50が通信用アンテナ20から受ける電力の総量が少なくなり、読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50から情報が読み取られることはない。
なお、本形態においては、シールド板30の切欠部31を構成する半径rを、ICタグ50からの情報の読み取りに用いる周波数から求まる波長λの1/16としたが、本発明は、情報の読み取り対象となるICタグ50がシールド板30による影響を受けにくくなるものであれば、これに限らず、その形状も円形状、曲線状、矩形状いずれのものであってもよい。また、シールド板30が、アンテナ部52を構成する2つの導体部の端部の4つの角部に対向する領域のそれぞれから半径r内の領域のシールド板30が切除されているが、2つの導体部についてそれぞれ1つずつの角部に対向する領域のそれぞれから半径r内の領域のシールド板30が切除されていればよい。
(他の実施の形態)
図4は、本発明の情報書込/読取装置の他の実施の形態を示す図であり、ICタグ50から情報が読み取られる領域を上から見た図である。
本形態は図4に示すように、図2に示したものに対して、マトリックス状に配置された状態のICタグ50から情報を読み取るものであって、シールド板130に、情報の読み取り対象となるICタグ50が表出する孔部132が設けられている点で異なるものである。本形態のシールド板130においても、情報の読み取り対象となるICタグ50のエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域はシールド板130が切り欠かれて切欠部131となっている。
上記のように構成された本形態においても、情報の読み取り対象となるICタグ50のエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域のシールド板130が切除されていることにより、情報の読み取り対象となるICタグ50がシールド板130による影響を受けにくくなり、予め設定された周波数によってICタグ50から情報を正しく読み取ることができる。また、本形態においても、情報の読み取り対象となるICタグ50のエッジ部51に対向する領域から半径r内の領域のシールド板130が切除されていることにより、情報の読み取り対象となるICタグ50に隣接し、読み取り対象とならないICタグ50に対向する領域の一部においてもシールド板130が切除されているが、読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50は、部分的にシールド板130と対向していないだけであり、シールド板130が、情報の読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50のその他の領域には対向しているため、情報の読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50が通信用アンテナから受ける電力の総量が少なくなり、情報の読み取り対象となるICタグ50に隣接するICタグ50から情報が読み取られることはない。
本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアは図1に示したものに限らない。
図5は、本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアの他の例を示す図である。
本発明の情報書込/読取装置にて情報が書き込まれたり読み取られたりするRF−IDメディアとしては、図1に示したもの以外にも例えば、図5(a),(b)に示すようなものが考えられる。
図5(a)に示すように、シート基材140上に、シート基材140の中央近傍から離れる方向に放射状に広がって延びる2つの導体部からなるボウタイ形状のアンテナ部152が形成されるとともに、シート基材140の中央近傍にて2つの導体部にそれぞれ接続されたICチップ153が搭載されたものが考えられる。このICタグ150においても、2つの導体部の端部の角部がエッジ部151となり、図2に示したようなリーダ装置1にて1つずつ情報が読み取られる場合に、情報の読み取り対象となるICタグ150のエッジ部151に対向する領域から半径r内の領域のシールド板30を切除することにより、情報の読み取り対象となるICタグ150から情報を正しく読み取ることができる。
また、図5(b)に示すように、図5(a)に示したものにおいて、アンテナ部252がエッジ部251にて折り返されて折り返し部254が形成されている。このように構成されたICタグ250においても、図2に示したようなリーダ装置1にて1つずつ情報が読み取られる場合に、情報の読み取り対象となるICタグ250のエッジ部251に対向する領域から半径r内の領域のシールド板30を切除することにより、情報の読み取り対象となるICタグ250から情報を正しく読み取ることができるが、さらに、折り返し部254の先端となる先端部255に対向する領域から半径r内の領域のシールド板30を切除することが好ましい。
10 制御部
20 通信用アンテナ
30,130 シールド板
31,131 切り欠き部
40,140,240 シート基材
50,150,250 ICタグ
51,151,251 エッジ部
52,152,152 アンテナ部
53,153,253 ICチップ
132 孔部
254 折り返し部
255 先端部

Claims (1)

  1. 複数のRF−IDメディアに対して1つずつ情報の書き込み及び/または読み取りを行う情報書込/読取装置であって、
    前記RF−IDメディアと通信することで前記RF−IDメディアに対する情報の書き込み及び/または読み取りを行う通信手段と、
    前記複数のRF−IDメディアのうち情報の書き込み及び/または読み取りの対象とならない非対象RF−IDメディアと前記通信手段との間に介在することにより、前記非対象RF−IDメディアと前記通信手段との通信を遮断する通信遮断手段とを有し、
    前記通信遮断手段は、前記非対象RF−IDメディアのうち前記情報の書き込み及び/または読み取りの対象となる対象RF−IDメディアに隣接する非対象RF−IDメディアに対向する領域において、前記対象RF−IDメディアの端部から所定距離内の領域が切除され、
    前記隣接する非対象RF−IDメディアは、部分的に前記通信遮断手段と対向していない情報書込/読取装置。
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