JP6025644B2 - ファンホルダ - Google Patents

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この発明は、電子機器のファンを保持するファンホルダに関する。
従来から、電子機器の筐体ケースにファンを取り付けて機器内部を冷却するようにしたものがある。例えば、特許文献1には、電子機器を収納する筐体ケースにファンモータを配設し、このファンモータによって電子機器を冷却するファンモータ内蔵機器が開示されている。この機器は、上部が出し入れ口となっているファンモータ収納部(ファンホルダ部)が筐体ケース内に設けられており、ファンモータ自体を上方からファンモータ収納部に嵌め込んで収納する。
特開平9−312487号公報
特許文献1では、ファンモータ収納部からファンモータ(以下、ファンと記載する)を取り出す際にファンを前後から摘まむ必要がある。このため、ファンを摘まむ際に羽部に接触して回転軸に過度の荷重をかけてしまうと偏芯などのダメージを与える可能性があるという課題があった。
特に、近年の電子機器の小型化に伴ってファンも小型化しているため、ファンの外郭フレームの両面で摘まみ荷重をかけられる面積が小さくなっている。
従って、特許文献1のような構成であると、ファンモータ収納部に収納して保持する際には外郭フレームの外周部を摘まんで収納することができるが、ファンモータ収納部からファンと取り出す際は、外郭フレームの両面における上記小面積部を摘まんで取り出さなければならない。この場合、ファンを取り出す際の作業性が悪く、また誤って羽部に過度な荷重をかけてしまう可能性もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ファンの羽部に荷重をかけることなく、ファンを容易に保持および取り出しを行うことができるファンホルダを得ることを目的とする。
この発明に係るファンホルダは、外郭フレームの一方の面に支持枝でモータ部が支持され、モータ部の回転軸に取り付けたロータに複数の羽部が設けられたファンを保持するファンホルダにおいて、ファンを嵌装するフレーム形状を有しており、フレーム形状の一方の開口縁部に、嵌装されたファンを厚み方向に付勢する弾性形状部を備え、フレーム形状のもう一方の開口を挿入口として、支持枝でモータ部が支持された面側からファンが挿入され、弾性形状部は、外郭フレームの周辺部に当接してファンを付勢し、ファンの外郭フレームの周辺部との間に隙間部分を形成し、隙間部分に対向するフレーム形状の開口縁部に切り欠き部を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ファンの羽部に荷重をかけることなく、ファンを容易に保持および取り出しを行うことができるという効果がある。
この発明に係るファンホルダを備える電子機器を示す斜視図である。 図1の電子機器の分解斜視図である。 実施の形態1に係るファンホルダおよびファンを示す図(ファン収納前)である。 実施の形態1に係るファンホルダおよびファンを示す図(ファン収納後)である。 実施の形態1に係るファンホルダの切り欠き部側から見た斜視図である。 実施の形態1に係るファンホルダからファンを取り外す態様を示す図である。 電子機器の筐体シャーシに実施の形態1に係るファンホルダを組み付ける態様を示す斜視図である。 電子機器の筐体シャーシに組み付けた実施の形態1に係るファンホルダを示す斜視図である。 電子機器の筐体シャーシに組み付けた実施の形態1に係るファンホルダを示す正面図である。 実施の形態1に係るファンホルダを電子機器の筐体シャーシに組み付ける他の態様を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係るファンホルダを備える電子機器を示す斜視図である。また、図2は、図1の電子機器の分解斜視図である。電子機器1は、例えば、車載用の情報機器(ナビゲーション装置など)であって、図1に示すように、天板となる上部シャーシ2を、一面が開口した箱型の下部シャーシ3に組み合わせて構成される。
また、電子機器1においては、基板4およびファンホルダ6に嵌装された放熱用のファン5が、上部シャーシ2と下部シャーシ3とを組み合わせて形成される内部空間内に収納される。
図3は、実施の形態1に係るファンホルダおよびファンを示す図(ファン収納前)である。また、図4は、実施の形態1に係るファンホルダおよびファンを示す図(ファン収納後)である。図5は、実施の形態1に係るファンホルダの切り欠き部側から見た斜視図である。まず、この発明で使用するファン5は、市販の定型品であるが、メーカが異なっていても大略同様な構造を有する。
図3に示すように、ファン5は、略正方形状の面を持ち、厚み方向が薄い外郭フレーム5aを備えている。外郭フレーム5aの正方形状の中央には、図3および図4に示すように、モータ部5b1、モータの回転軸(不図示)に取り付けられたロータ5b2が配置されている。
ロータ5b2の外周には、ロータ5b2とともに回転する複数の羽部5cが設けられている。モータ部5b1は、図4に示すように、外郭フレーム5aの周辺部5a−1との間に渡された3本の支持枝5dによって支持されている。
なお、支持枝5dは外郭フレーム5aの一方の面(送風面)側のみに設けられている。
また、モータ部5b1と外郭フレーム5aの周辺部5a−1と支持枝5dとで囲まれた領域は、羽部5cの回転によって生じる空気流を通過させるための鎌形状の送風窓5eを形成している。ファン5は、リード線7およびコネクタ8を介してモータ部5b1に電力が供給されて回転して空気流を発生し、送風窓5eから空気流が送風される。
ファン5において、モータ部5b1は、小片の支持枝5dで外郭フレーム5aに支持されており、図3に示すように、ロータ5b2は外郭フレーム5aから支持されていない。このため、ロータ5b2に設けた羽部5cに接触して荷重を加えると、比較的小さな荷重であっても回転軸を偏芯させるなどのダメージを与える可能性がある。このため、ファン取り付けまたは取り出し作業の際に、ロータ5b2および羽部5cは、ハンドリング禁止領域であることを作業者に指示しなければならない。
この発明に係るファンホルダ6においては、ファン5を嵌装するためのフレーム形状の板金製のファンホルダであり、その内周部には、図3に示すように弾性形状部6a,6b,6cが形成されている。また、ファンホルダ6の一方の開口縁部には、図4(a)に示すように弾性形状部6d,6e,6f,6gが形成されている。
弾性形状部6a,6b,6cは、ファンホルダ6の内周部を内側に切り曲げて形成されており、ファンホルダ6に嵌装されたファン5の外郭フレーム5aの外周部を内側に付勢する。これにより、ファンホルダ6内でのファン5のがたつきを防止できる。
また、弾性形状部6a,6b,6cがファンホルダ6の内周部に繋がる基部は、図3に示すように、ファンホルダ6におけるファン5を嵌装する開口(挿入口A)側に位置するように形成する。このようにすることで、ファン5を滑らかにファンホルダ6に嵌装することができる。
弾性形状部6d,6e,6f,6gは、図4(a)、図4(b)に示すように、ファンホルダ6の挿入口の反対側の開口縁部から延出されて挿入口Aに向けて曲がった片持ち梁状のばねである。ファンホルダ6に嵌装されたファン5は、弾性形状部6d,6e,6f,6gにより厚み方向に付勢される。このため、電子機器1の下部シャーシ3に組み付ける前の段階では、弾性形状部6d,6e,6f,6gの付勢によってファン5がファンホルダ6から若干飛び出した状態となる。
ファン5は、図3において矢印で示すように、支持枝5dでモータ部5b1が支持された面(送風面)側からファンホルダ6の挿入口Aに挿入されて、弾性形状部6d,6e,6f,6gが外郭フレーム5aの周辺部5a−1に当接した状態でファンホルダ6に嵌装される。なお、ファン5をファンホルダ6に嵌装する際には、外郭フレーム5aの外周部を摘まんでファン5を挿入口Aに挿入してから、周辺部5a−1を矢印側に押せばよい。このようにすることで、羽部5cに荷重をかけることなく、ファン5をファンホルダ6に取り付け可能である。
また、ファンホルダ6には、挿入口Aの反対側の開口縁部に切り欠き部6hが形成されている。上述したように、弾性形状部6d,6e,6f,6gは、先端が挿入口A側に曲がった片持ち梁状のばねである。このように、ばねの先端が挿入口A側に曲がっているため、図5に示すように、ファンホルダ6の開口縁部と周辺部5a−1との間に隙間部分Bが形成される。切り欠き部6hは、ファンホルダ6の開口縁部における隙間部分Bに対向する位置に形成される。
ファンホルダ6からファン5を取り出す際には、図6に示すように、ファンホルダ6におけるファン5の送風面が露出する面を上方に配置する。この面側の開口縁部には、弾性形状部6d,6e,6f,6gがあるため、ファンホルダ6の開口縁部と周辺部5a−1との間に隙間部分Bが形成されている。
そこで、図6に示すように、隙間部分BにマイナスドライバーCを差し込んで、D方向に回転させると、隙間部分Bが広がってE方向にファン5が押し出される。
このとき、マイナスドライバーCは、ファンホルダ6の開口縁部と周辺部5a−1とに当接するだけであるので、羽部5cに荷重をかけることなく、取り出しが可能である。
また、隙間部分Bに対向する位置に切り欠き部6hを設けることで、図6に示すように隙間部分BにマイナスドライバーCを差し込みやすくなり、ファンホルダ6からファン5を取り出す作業性を向上させることができる。なお、ファン5の取り出しには、マイナスドライバーCではなく、専用の治具を使用してもよい。
この発明では、ファン5を取り出す際に、支持枝5dでモータ部5b1が支持された面(送風面)側にマイナスドライバーCを差し込むことから、誤ってマイナスドライバーCを羽部5cに接触させることもない。
従って、多少大きな工具であってもよく、また隙間部分Bに差し込める形状であればよいため、取り出し工具に対する制約が少ない。また、ファンホルダ6からファン5を取り出す作業で、ファン5のハンドリング禁止領域を指定する必要もない。
図7は、電子機器の筐体シャーシに実施の形態1に係るファンホルダを組み付ける態様を示す斜視図である。また、図8は、電子機器の筐体シャーシに組み付けた実施の形態1に係るファンホルダを示す斜視図である。図9は、電子機器の筐体シャーシに組み付けた実施の形態1に係るファンホルダを示す正面図である。図7に示すように、ファン5は、ファンホルダ6を介して電子機器1の下部シャーシ3に組み付けられる。また、ファン5は、下部シャーシ3の側面3Aに形成された通気口に沿って取り付けられる。
下部シャーシ3は、ファン5が嵌装されたファンホルダ6を組み付け方向Fへ案内する複数の案内形状部を有する。まず、下部シャーシ3の側面3Aには、組み付けの際にファンホルダ6の幅方向の両側に位置する組み付けガイド部3a,3bが形成されている。
組み付けガイド部3aは、ファンホルダ6のねじ止め座面となる板状部3gの端部を組み付け方向Fに折り曲げて形成される。同様に、組み付けガイド部3bは、ファンホルダ6のねじ止め座面となる板状部3hの端部を組み付け方向Fに折り曲げて形成される。
ファン5が嵌装されたファンホルダ6は、組み付けガイド部3a,3bによって組み付け方向Fへ案内される。
また、下部シャーシ3の側面3Aおよび底面3Bには当たり部3c,3d,3eが形成されている。当たり部3cは、例えば側面3Aを切り起こした小片の端部を曲げて形成される。また、当たり部3dは、例えば底面3Bを切り起こして形成される。当たり部3eは、例えば底面3Bを切り起こした小片(当たり部3f)の一部を曲げて形成される。
図8に示すようにシャーシ側にファンホルダ6を組み付けると、ファンホルダ6に嵌装されたファン5は、弾性形状部6d,6e,6f,6gにより厚み方向に付勢され、その付勢方向の反対側から当たり部3c,3d,3eによって当接された状態となる。
このように当たり部3c,3d,3eがファン5に当接することにより、組み付け後のファン5の厚み方向の変位が規制され、ファン5のガタをなくすことができる。
また、当たり部3c,3d,3eには、図7に示すように、ファンホルダ6を組み付け方向Fへ案内する案内形状部である組み付けガイド部3c−1,3d−1,3e−1,3f−1が形成されている。例えば、組み付けガイド部3c−1,3d−1,3e−1,3f−1は、当たり部3c,3d,3eとなる小片の端部を外側に曲げて形成される。
これにより、組み付けの際にファンホルダ6に嵌装されたファン5をスムーズに当たり部3c,3d,3eへ導くことができる。
また、図7に示すように、ファンホルダ6の幅方向の一方に組み付け方向に沿って延びるL字形状部6iを形成してもよい。
さらに、下部シャーシ3の底面3Bには、当たり部3fが形成されている。
なお、この実施の形態1では、当たり部3eが当たり部3fと一体に形成されている。
シャーシ側にファンホルダ6を組み付けた際に、図8に示すように、ファンホルダ6のL字形状部6iの端部a1と下部シャーシ3の当たり部3fとが当接してファンホルダ6の幅方向の一方(L字形状部6iを形成した側)の変位が規制される。
このように構成することで、ファンホルダ6が組み付け方向Fに対して傾くことなく、下部シャーシ3へ組み付けることが可能となる。
また、ファンホルダ6には、図7に示すように、下部シャーシ3に組み付けたときに底面3Bに当接する下端とは反対側(上面側)にねじ止め用の張り出し部6jが設けられている。張り出し部6jは、ファンホルダ6の幅方向の両側に外方向に延設された板状部であり、位置決め用の孔部6k,6lとねじ挿入用の孔部6m,6nが形成されている。
さらに、ファンホルダ6に接続する張り出し部6jの基部には、ねじ止めの際に座面に向けて撓みやすくするためのスリット6o,6pが形成されている。
下部シャーシ3の側面3Aには、ねじ止めの座面となる板状部3g,3hが形成されている。また、板状部3g,3hは、下部シャーシ3の側面3Aに設けられて、底面3Bに平行な平面部を有するねじ止め用の座面であり、ねじ溝が形成されたねじ止め用孔部3k,3lが形成されている。また、この実施の形態1においては、板状部3g,3hに位置決め用の突起部3i,3jが一体に形成されている。
図8に示すように、ファンホルダ6が下部シャーシ3に組み付けられた状態において、板状部3g,3hの突起部3i,3jが張り出し部6jの孔部6l,6kにそれぞれ挿入される。これにより、ファンホルダ6が、下部シャーシ3における正常な組み付け位置に位置決めされる。このとき、張り出し部6jにおけるねじ挿入用の孔部6m,6nと板状部3g,3hのねじ止め用孔部3k,3lとが重なった状態となる。
図9に示すように、この発明では、組み付け後の状態において、張り出し部6jの高さが板状部3g,3hより高くなるようファンホルダ6の高さ寸法が設定される。
ファンホルダ6が下部シャーシ3に正常に組み付けられた場合、ファンホルダ6の最下端が下部シャーシ3の底面3Bに当接して適切に位置決めされる。これにより、組み付け後のガタの発生を確実に防止することができる。
なお、組み付け後の状態においては、図9に示すように、張り出し部6jと板状部3g,3hとの間にクリアランスHが形成される。ねじ9を用いて、クリアランスHが形成された状態の張り出し部6jと板状部3g,3hとをねじ止めする場合、仮に張り出し部の剛性が維持されていると、ねじ止め部位を支点として張り出し部が歪み、ファンホルダ6が底面3Bから浮いてしまう可能性がある。
そこで、この発明では、ファンホルダ6に接続する張り出し部6jの基部に、ねじ止めの際に座面に向けて撓みやすくするためのスリット6o,6pが形成されている。
ねじ9を用いて張り出し部6jと板状部3g,3hとをねじ止めすると、スリット6o,6pから先の各張り出し部6jが板状部3g,3h側に撓む。このようにすることで、ファンホルダ6の最下端が底面3Bに当接した状態を維持しつつ、張り出し部6jと板状部3g,3hを強固にねじ止めすることが可能となる。
上述のようにしてファンホルダ6を組み付けると、ファン5により発生した空気流は、図8に示すG方向(電子機器1の外側)に流れる。
また、図10に示すように、ファン5により発生した空気流が逆方向(I方向)になるようファンホルダ6Aをシャーシ側に組み付けてもよい。図10では、ファンホルダ6Aとして、挿入口Aに対向する開口縁部を互いに反対方向外側に延設した板状部6qを備えるファンホルダを用いる。なお、ファンホルダ6Aの構造は、板状部6q以外は前述したファンホルダ6と同様である。
ファンホルダ6Aは、ファン5の送風面を電子機器1の内側に向けてから組み付け方向に移動させ、下部シャーシ3の側面3Aに形成された保持片3mに板状部6qを挟持させて組み付けられる。このように組み付けることで、ファン5により発生した空気流を電子機器1の内側(I方向)に流すことができる。
また、板状部6qを挟持できればよいので、保持片3mが小片であってもよい。
これにより、保持片3mが挟持する際に板状部6qに接触する面積が小さくて済むことから、組み付けの際にファンホルダ6Aを強く押し込む必要がない。このため、組み付けの際のハンドリングでファンホルダ6Aが変形することを防止できる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ファンホルダ6が、ファン5を嵌装するフレーム形状を有しており、フレーム形状の一方の開口縁部に、嵌装されたファン5を厚み方向に付勢する弾性形状部6d〜6gを備え、フレーム形状のもう一方の開口を挿入口として、支持枝5dでモータ部5b1が支持された面側からファン5が挿入され、弾性形状部6d〜6gが、外郭フレーム5aの周辺部5a−1に当接してファン5を付勢する。
このように構成することで、ファン5の羽部5cに荷重をかけることなく、ファン5を容易に保持および取り出しを行うことができる。
また、この実施の形態1によれば、弾性形状部6d〜6gが、フレーム形状の開口縁部から延出されて、先端がフレーム形状の挿入口A側に曲がった片持ち梁状のばねである。
このように構成することで、ファンホルダ6の開口縁部と周辺部5a−1との間に隙間部分Bが形成され、ファンホルダ6からファン5を取り出す作業に隙間部分Bを利用することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、嵌装されたファン5の外郭フレーム5aの周辺部5a−1との間に生じた隙間部分Bに対向するフレーム形状の開口縁部に切り欠き部6hを備えるので、隙間部分Bに向けてマイナスドライバーCなどの取り外しに用いる工具が差し込みやすくなり、ファンホルダ6からファン5を取り出す作業性を向上させることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 電子機器、2 上部シャーシ、3 下部シャーシ、3a,3b,3c−1,3d−1,3e−1,3f−1 組み付けガイド部、3c,3d,3e,3f 当たり部、3g,3h 板状部、3i,3j 突起部、3k,3l ねじ止め用孔部、3m 保持片、3A 側面、3B 底面、4 基板、5 ファン、5a 外郭フレーム、5a−1 周辺部、5b1 モータ部、5b2 ロータ、5c 羽部、5d 支持枝、5e 送風窓、6,6A ファンホルダ、6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g 弾性形状部、6h 切り欠き部、6i L字形状部、6j 張り出し部、6k,6l,6m,6n 孔部、6o,6p スリット、6q 板状部、7 給電線、8 コネクタ、9 ねじ。

Claims (2)

  1. 外郭フレームの一方の面に支持枝でモータ部が支持され、前記モータ部の回転軸に取り付けたロータに複数の羽部が設けられたファンを保持するファンホルダにおいて、
    前記ファンを嵌装するフレーム形状を有しており、
    前記フレーム形状の一方の開口縁部に、嵌装された前記ファンを厚み方向に付勢する弾性形状部を備え、
    前記フレーム形状のもう一方の開口を挿入口として、前記支持枝で前記モータ部が支持された面側から前記ファンが挿入され、
    前記弾性形状部は、前記外郭フレームの周辺部に当接して前記ファンを付勢し、前記ファンの前記外郭フレームの周辺部との間に隙間部分を形成し、
    前記隙間部分に対向する前記フレーム形状の開口縁部に切り欠き部を備えることを特徴とするファンホルダ。
  2. 前記弾性形状部は、前記フレーム形状の開口縁部から延出されて、先端が前記フレーム形状の前記挿入口側に曲がった片持ち梁状のばねであることを特徴とする請求項1記載のファンホルダ。
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