JP6091368B2 - ファン取付け構造 - Google Patents

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Description

この発明は、電子機器の筐体に冷却用のファンを取付けるファン取付け構造に関するものである。
特許文献1のような従来のファン取付け構造では、電子機器の筐体にファンと同等の大きさの穴があけられ、そこへファンが取付けられていた。また、この穴の横にファンのワイヤを通す小穴があけられ、ワイヤコネクタを小穴から筐体内へ配策し、筐体内のコネクタ接続部へ接続していた。あるいは、ファンを取付ける穴から筐体内へワイヤコネクタを配策する場合もあった。
特開平10−41659号公報
従来のファン取付け構造は以上のように構成されているので、ワイヤコネクタを筐体内のコネクタ接続部へ接続しにくく、取付け作業性が悪いという課題があった。
また、ファンを取付ける穴の投影面にコネクタ接続部が配置されていると、ファンの直下にワイヤが配策されて吸排気流路を妨げることになり、効率良く対流させることができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、電子機器筐体へのファン取付けの作業性を改善することを目的とする。
この発明に係るファン取付け構造は、電子機器の筐体に形成されたファン取付け開口部と、ファン取付け開口部にファンを保持するファン保持部と、ファン取付け開口部を塞ぐ板状部材であってファンに対面する位置に風穴のあいた蓋体と、ファン取付け開口部は、ファンの投影面積より大きく、ファン取付け開口部においてファンの投影面からずれた位置に配置され、ファンからのびたワイヤ先端のコネクタを接続する1つのコネクタ接続部とを備え、1つのコネクタ接続部は、ファンの投影面からずれた位置であって、ファンを表向き、裏向きのいずれに設置してもワイヤの根元側からの距離が等しくなる位置に配置されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、ファン取付け開口部をファンの投影面積より大きくしたので、ファンの周囲に取付け作業用のスペースができ、ファンのコネクタを筐体内のコネクタ接続部へ接続し易くファンを組込み易い構造になり、ファン取付けの作業性を改善できる。
この発明の実施の形態1に係るファン取付け構造を適用した電子機器の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係るファン取付け構造のファン取付け手順を説明する図であり、蓋体の取付け前の状態を示す。 実施の形態1に係るファン取付け構造のファン取付け手順を説明する図であり、蓋体の取付け後の状態を示す。 実施の形態1においてファンの吸排気流路を模式的に示した断面図である。 実施の形態1に係るファン取付け構造の変形例を示す図であり、蓋体の取付け前の状態を示す。
実施の形態1.
実施の形態1では、この発明に係るファン取付け構造を適用する電子機器1の一例として、液晶ディスプレイを用いて説明する。図1〜図3は液晶ディスプレイを背面側から見た状態を示している。
図1に示す電子機器1において、回路基板2等を収納した筐体10の背面に、冷却用のファン20を取付けるためのファン取付け開口部11が形成されている。この筐体10は例えば板金部材で構成されており、ファン取付け開口部11の周縁が折り曲げ加工されてファン20を保持するためのファン保持部12,13が形成されている。ファン20の設置されたファン取付け開口部11は、板状の蓋体30により塞がれる。この蓋体30のファン20に対面する位置には複数の風穴31が形成されており、それ以外の位置には部品剛性を高めるために絞り加工により複数の凹条32が形成されている。
以下、電子機器1の左右方向をX、上下方向をY、厚み方向をZとする3軸直交座標を用いて説明する。
図示例のファン20は、Z軸まわりに回転する羽根とモータを備えた軸流ファンであり、側面から給電用のワイヤ21が引き出されてその先端にコネクタ22が設けられている。コネクタ22は、回路基板2のコネクタ接続部3に接続される。
図2および図3はファン取付け手順を説明する図であり、図2は蓋体30の取付け前、図3は蓋体30の取付け後の状態を示す。
図2に明らかなように、ファン取付け開口部11はファン20の投影面とその横(X軸方向)へ大きく開口しているので、回路基板2が大きく露出している。そして、回路基板2が露出した領域、つまり回路基板2においてファン20の投影面からX軸方向にずれた領域に、コネクタ接続部3が配置されている。
取付け作業時、作業者は、ファン20をファン保持部12,13の間に装着してX,Y,Z軸方向に保持させると共にコネクタ22をコネクタ接続部3に接続する。図示例では、ファン保持部12の突起12aをファン20のねじ穴に係合して、ファン20のX,Y軸方向の移動を規制している。
続いて、蓋体30をファン取付け開口部11に被せ、ねじ40,41を使用して蓋体30を筐体10に固定する。蓋体30は、ファン20をZ軸方向に押さえると共に、ファン取付け開口部11を塞ぐ。
取付け作業時、大きく開いたファン取付け開口部11に作業者の手指を差し入れやすいので、ファン20をファン保持部12,13に装着しやすくなると共に、コネクタ22をコネクタ接続部3に接続しやすくなる。特に、ファン取付け開口部11においてファン20の投影面からずれた位置にコネクタ接続部3を配置することにより、コネクタ接続部3周辺のファン取付け開口部11をコネクタ接続用の作業スペースにでき、接続しやすくなる。また、コネクタ接続部3の配置の自由度も増す。
なお、大きく開いたファン取付け開口部11を覆い隠すために蓋体30の面積が大きくなり部品剛性が低下するが、複数の凹条32を設けることで部品剛性を高めることができる。
図4は、ファン20の吸排気流路を模式的に示した断面図である。ファン20は、吸気穴14(図1〜図3に示す)を通じて外気を筐体10内に導入し、回路基板2等の発熱で高温になった空気を風穴31から筐体10外へ排出する。このとき、ファン20の直下にワイヤ21が配策されていないので、ワイヤ21が吸排気流路を妨げることなく、効率よく対流させることができる。
以上の図1〜図4では、送風方向が筐体10の内から外に向くようファン20を取付けたが、反対に外から内に向くよう取付けることもできる。その構成例を図5に示す。
図5のファン20aは、ファン20(図2)を対称軸Aを中心にして裏返し、送風方向が反転した状態に設置されている。この場合、ファン20aが風穴31を通じて外気を吸気して回路基板2等を冷却し、排気穴14aから筐体10外へ排出する。
図5において、裏向きのファン20aのワイヤ21aを実線で示し、表向きのファン20(図2)のワイヤ21を二点鎖線で示す。対称軸Aはファン20,20aの回転軸上を通っており、表向き/裏向きのいずれに設置してもファン20,20aの外形は変わらないが、ワイヤ21,21aの根元の位置は対称軸Aに対して対称になる。ここで、コネクタ接続部3を対称軸A上に配置することにより、ワイヤ21,21aの根元側からコネクタ接続部3までの距離が等しくなるので、ファン20,20aの設置向きによらずファン取付け構造を共通化でき、ひいては電子機器1を共通化できる。
なお、ワイヤ21,21aをたわませて配策するので、ワイヤ21,21aの根元側からコネクタ接続部3までの距離を厳密に等しくする必要はなく、概ね等しければよい。
以上より、実施の形態1によれば、電子機器1のファン取付け構造は、電子機器1の筐体10に形成されたファン取付け開口部11と、ファン取付け開口部11の周縁に形成されてファン20を保持するファン保持部12,13と、ファン取付け開口部11を塞ぐ板状部材であってファン20に対面する位置に風穴31のあいた蓋体30とを備え、ファン取付け開口部11がファン20の投影面積より大きく形成されている構成にした。このため、ファン20の周囲に取付け作業用のスペースができ、コネクタ22とコネクタ接続部3の接続およびファン20の組み込みがし易い構造になるので、ファン取付けの作業性を改善できる。
また、実施の形態1によれば、ファン20からのびたワイヤ21先端のコネクタ22を接続するコネクタ接続部3が、ファン取付け開口部11においてファン20の投影面からずれた位置に配置される構成にしたので、ワイヤ21がファン20の吸排気流路を妨げることなく、効率良く対流させることができる。
また、実施の形態1によれば、蓋体30は、ファン20の投影面からずれた位置に凹条32を形成したので、大きく開口したファン取付け開口部11を塞ぐために蓋体30を大きくしても、剛性を確保できる。
また、実施の形態1によれば、コネクタ接続部3が、ファン20の投影面からずれた位置であって、ファン20を表向き、裏向きのいずれに設置してもワイヤ21の根元側からの距離が等しくなる位置に配置される構成にしたので、ファン20の設置向きによらずファン取付け構造を共通化できる。
なお、実施の形態1ではファン取付け開口部11の周縁にファン保持部12,13を形成したが、これに限定されるものではなく、蓋体30にファン20をねじ止めするなどして、蓋体30にファン保持部12,13の機能を持たせてもよい。
上記以外にも、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 電子機器、2 回路基板、3 コネクタ接続部、10 筐体、11 ファン取付け開口部、12,13 ファン保持部、12a 突起、14 吸気穴、14a 排気穴、20,20a ファン、21,21a ワイヤ、22 コネクタ、30 蓋体、31 風穴、32 凹条、40,41 ねじ。

Claims (2)

  1. 電子機器の筐体に形成されたファン取付け開口部と、
    前記ファン取付け開口部にファンを保持するファン保持部と、
    前記ファン取付け開口部を塞ぐ板状部材であって前記ファンに対面する位置に風穴のあいた蓋体と、
    前記ファン取付け開口部は、前記ファンの投影面積より大きく、前記ファン取付け開口部において前記ファンの投影面からずれた位置に配置され、前記ファンからのびたワイヤ先端のコネクタを接続する1つのコネクタ接続部とを備え、
    前記1つのコネクタ接続部は、前記ファンの投影面からずれた位置であって、前記ファンを表向き、裏向きのいずれに設置しても前記ワイヤの根元側からの距離が等しくなる位置に配置されていることを特徴とするファン取付け構造。
  2. 前記蓋体は、前記ファンの投影面からずれた位置に凹条が形成されていることを特徴とする請求項1記載のファン取付け構造。
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