JP2004103874A - 電気機器の筐体におけるファンユニットと、そのファンユニットを備えた電気機器 - Google Patents

電気機器の筐体におけるファンユニットと、そのファンユニットを備えた電気機器 Download PDF

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Tadao Kaneko
金子 忠夫
Masaaki Kojima
小島 将明
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ファンユニットのメンテナンス作業や交換作業に際して、作業者の手等により発生した静電気が基板上の電気機器に影響を及ぼさないように工夫した。
【解決手段】電気機器の筐体1に取付けられて筐体1内の空気調和機能を司るファンユニット9を筐体1内に収容設置された基板2に電気的に接続するよう構成する場合、基板2側に取付けられた基板側コネクタ13とファンユニット9側に接続するファンユニット側コネクタ12とを、中継ケーブル14を介してコネクタ接続した。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として電話システムを構築する電気機器の筐体におけるファンユニットとそのファンユニットを備えた電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
LANを使用して電話をかける、或いはIPパケットに音声データを重畳して通信を行う等の電気機器は、たとえば箱型の筐体内に収容されて構成している。筐体は、電気機器によって発生する熱を外部に排出するとともに外部より冷気を導入して内部の空気調和を行うためにファンユニットを備えており、ファンユニットは、筐体内において電気機器と電気的に接続することによって作動するようになっている。
【0003】
そこで、従来の電気機器の筐体におけるファンユニットとして、図5に示すものが知られている。
【0004】
図5によれば、箱型の筐体31内には、基板32が収容設置されており、筐体31の一面例えば背面部33に、ファン取付け凹部34を形成しておき、ファンユニット35が収容装着されている。
【0005】
すなわち、ファンユニット35は、ファン取付け凹部34の開口部を閉塞美装するファンカバー36をボルト37およびナット38等を用いて取付けた状態で、ファン取付け凹部34に収容され、ファンカバー36をビス39を用いて筐体31の裏面部33に取着することにより筐体31に装着されている。
【0006】
そして、ファンユニット35は、一端が不図示のファンモータ40に接続するファンケーブル43の他端にファンユニット側コネクタ41を接続して構成しており、ファンユニット側コネクタ41を基板32に装着された基板側コネクタ42に直接挿着することによって、筐体31内に基板32に実装された電気機器によって発生する熱を外部に排出するとともに外部より冷気を導入して、筐体31内の空気調和を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のファンユニットでは、ファンケーブル43に接続されたファンユニット側コネクタ41を基板32に装着された基板側コネクタ42に直接挿着して、ファンユニット35を電気的に接続しているために、ファンユニット35のメンテナンス作業或いは交換作業(通常交換期間3年位)時に、ファンユニット35を筐体31から取り外す必要があり、このため、ファンユニット側コネクタ41を基板側コネクタ42より切り離す必要がある。
【0008】
そして、このようなファンユニット35のメンテナンス作業や交換作業は、通信分野においては、基板32に実装された電気機器を通電状態にしたままで行うのが通常である。
【0009】
このために、ファンユニット35を筐体31より取り外すべく、ファンユニット側コネクタ41を基板側コネクタ42から切り離す際に、作業者の手等が基板32上に近接したり接触したりしてしまい、結果として静電気が発生して基板32に実装された電気機器の機能や性能に悪影響を及ぼす。
【0010】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、ファンユニットのメンテナンス作業や交換作業に際して、作業者の手等により発生した静電気が基板上の電気機器に影響を及ぼさないようにした電気機器の筐体におけるファンユニット接続装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、電気機器の筐体に取付けられて筐体内の空気調和機能を司るファンユニットを筐体内に収容設置された基板に電気的に接続するよう構成された電気機器の筐体におけるファンユニットであって、電気機器の筐体に取付けられて筐体内の空気調和機能を司るファンユニットを筐体内に収容設置された基板に電気的に接続するよう構成する場合、基板側に取付けられた基板側コネクタとファンユニット側に接続するファンユニット側コネクタとを、中継ケーブルを介して互いにコネクタ接続したことを特徴とする。
【0012】
かかる構成により、基板側コネクタは基板に装着されていても、ファンユニット側コネクタは、中継ケーブルが介在して基板側コネクタに接続されていることになって、基板側コネクタに対して遊動可能となっている。
【0013】
この結果、ファンユニットをメンテナンス作業や交換作業の際には、中継ケーブルをある程度筐体外に引き伸ばす等して、中継ケーブル側コネクタからファンユニット側コネクタを切離することによって、ファンユニットは筐体から取り外すことができ、作業者の手等が基板側コネクタに触れる或いは近接することがなくなるために、基板上に実装された電気機器を静電気から保護することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態について、図を用いて説明する。
【0015】
先ず、図1乃至図3を用いて、本発明における第1の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は第1の実施の形態を採用した電子機器の筐体を正面側から描画した斜視図、図2は同じく背面側から描画した斜視図、図3は同じく要部の分解斜視図である。
【0017】
図1乃至図3において、図示しないラックに実装自在な筐体1は、正面が開口した扁平な箱形に形成されていて、筐体1内には基板2等の主装置としての電気機器が収容設置されており、正面開口部は、全体が弾性を有するABSやPS樹脂により一体成形された正面パネル3により覆われている。
【0018】
正面パネル3は、筐体1内に収容された主装置の一部が露出する窓孔3aや取付け孔3bが開口され、窓孔3aと取付け孔3bの間には、ロータリスイッチやディップスイッチ等のスイッチ類を収容する凹入部を閉塞すべく蓋体3cが開閉動可能に取付けられている。また、筐体1の背面部4には、電源スイッチ5やファンカバー6が装着されている。
【0019】
ファンカバー6は、例えば外気導入孔6aが多数穿設されて構成しており、その内面側には、ボルト7およびナット8等を用いて、ファンユニット9が装着されて、ファンユニット9を筐体1の背面部4側に凹設したファン取付け凹部10を収容した状態で、ビス20を用いて筐体1の背面部4に取着されて、ファン取付け凹部10の開口部を美装閉塞している。
【0020】
ファンユニット9は、ファンモータ10aやファン10bをファン枠体10cに組み込んで構成しており、ファンモータ1aよりファンケーブル11が導出している。
【0021】
ファンケーブル11の先端には、ファンユニット側コネクタ12が接続している。また、基板2側には、基板側コネクタ13が装着固定されている。
【0022】
そして、ファンユニット側コネクタ12と基板側コネクタ13とは、中継ケーブル14の両端にそれぞれ装着した中継ケーブル側コネクタ15,16を挿着することにより、電気的に接続されている。
【0023】
また、中継ケーブル14は、その中間部において、二つ折れ状のクリップ体17により、筐体1或いは基板2に取着されている。
【0024】
かかる構成により、基板側コネクタ13は基板2に装着されていても、ファンユニット側コネクタ12は、中継ケーブル14が介在して基板側コネクタ13に接続されていることになって、基板側コネクタ13に対して遊動可能となっている。
【0025】
この結果、ファンユニット9をメンテナンス作業や交換作業の際には、中継ケーブル14をある程度筐体1外に引き伸ばす等して、中継ケーブル側コネクタ16からファンユニット側コネクタ12を切離することによって、ファンユニット9は筐体1から取り外すことができ、この場合、作業者の手等が基板側コネクタ13に触れる或いは近接することがなくなるために、基板1上に実装された電気機器を静電気から保護することができる。
【0026】
また、中継ケーブル14の中間部を基板2(または筐体)にクリップ体17を介して取付けていることから、中継ケーブル14が基板2(または筐体1)に取付けられた状態で、ファンユニット側コネクタ12を中継ケーブル14から切り離すことによってファンユニット9を取り外すことができ、作業者の手等が基板より確実に遠ざけることになって、この場合、作業者の手等が基板側コネクタ13に触れる或いは近接することが益々なくなるために、基板2上に実装された電気機器を静電気から確実に保護することができる。
【0027】
図4は本発明の第2の実施の形態の主要部を描画した分解斜視図である。
【0028】
図4によれば、第1の実施の形態に対して、ファンユニット側コネクタ12をファン枠体10cに取着した点が異なるのみで、その他の構成を同じくしているため、同一符号を付すことによって詳細説明を割愛する。
【0029】
第2の実施の形態において、ファンユニット側コネクタ12は、ファン枠体10cに取着されているとしても、結局中継ケーブル14が介在して基板側コネクタ13に接続されていることになって、基板側コネクタ13に対して遊動可能となっていることから、ファンユニット9をメンテナンス作業や交換作業の際には、中継ケーブル14をある程度筐体1外に引き伸ばす等して、中継ケーブル側コネクタ16からファンユニット側コネクタ12を切離することによって、ファンユニット9は筐体1から取り外すことができ、この場合、作業者の手等が基板側コネクタ13に触れる或いは近接することがなくなるために、基板1上に実装された電気機器を静電気から保護することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、基板側コネクタは基板に装着されていても、ファンユニット側コネクタは、中継ケーブルが介在して基板側コネクタに接続されていることになって、基板側コネクタに対して遊動可能となっている。
【0031】
この結果、ファンユニットをメンテナンス作業や交換作業の際には、中継ケーブルをある程度筐体外に引き伸ばす等して、中継ケーブル側コネクタからファンユニット側コネクタを切離することによって、ファンユニットは筐体から取り外すことができ、この場合、作業者の手等が基板側コネクタに触れる或いは近接することがなくなるために、基板上に実装された電気機器を静電気から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態を採用した電子機器の筐体を正面側から描画した斜視図である。
【図2】同じく背面側から描画した斜視図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【図4】本発明における第2の実施の形態の要部を分解して描画した斜視図である。
【図5】従来におけるファンユニット接続装置を採用した電気機器の筐体の要部を分解して描画した斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 基板
4 背面部
9 ファンユニット
12 ファンユニット側コネクタ
13 基板側コネクタ
14 中継ケーブル
15,16 中継ケーブル側コネクタ
17 クリップ体

Claims (2)

  1. 電気機器の筐体に取付けられて筐体内の空気調和機能を司るファンユニットを前記筐体内に収容設置された基板に電気的に接続するよう構成された電気機器の筐体におけるファンユニットであって、前記基板側に取付けられた基板側コネクタと前記ファンユニット側に接続するファンユニット側コネクタとを、中継ケーブルを介して互いにコネクタ接続したことを特徴とする電気機器の筐体におけるファンユニット。
  2. 電気機器の筐体に取付けられて筐体内の空気調和機能を司るファンユニットを前記筐体内に収容設置された基板に電気的に接続するよう構成された電気機器の筐体におけるファンユニットであって、前記基板側に取付けられた基板側コネクタと前記ファンユニット側に接続するファンユニット側コネクタとを、中継ケーブルを介して互いにコネクタ接続したファンユニットを備えたことを特徴とする電気機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1582353A2 (en) 2004-03-31 2005-10-05 Kyocera Corporation Liquid discharge device
JP2007149007A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Toshiba Corp 電子機器
JP2015023206A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 三菱電機株式会社 ファン取付け構造
JP2018196160A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 富士電機株式会社 電力変換装置

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