JPH11245180A - 六角棒スパナ収納部付きの携帯型電動工具 - Google Patents

六角棒スパナ収納部付きの携帯型電動工具

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JPH11245180A
JPH11245180A JP10067766A JP6776698A JPH11245180A JP H11245180 A JPH11245180 A JP H11245180A JP 10067766 A JP10067766 A JP 10067766A JP 6776698 A JP6776698 A JP 6776698A JP H11245180 A JPH11245180 A JP H11245180A
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JP
Japan
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hexagonal bar
shaft
main body
power tool
wrench
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JP10067766A
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Masamichi Miyazawa
正道 宮沢
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Makita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジグソー、電気丸鋸等の携帯型の電動工具に
おいて、部品点数及び組立工数の増加や作業上の支障を
生じることなく、当該電動工具と一体化させて六角棒ス
パナを携行できる様にする。 【解決手段】 ジグソー1 は、半割りライン31に略直交
する筒孔33a を有し、レフトハウジング3L側に一体成形
されている筒状突起物33と、半割りライン31に略平行に
伸びる凹溝35a を有し、ライトハウジング3R側に一体成
形されている凹溝付き突起物35とによって構成される六
角棒スパナ収納部30を備える。筒状突起物33と凹溝付き
突起物35とは、六角棒スパナ23の短い方の軸部23a を筒
状突起物33の筒孔33a 内に挿入して保持させた状態のと
きに、長い方の軸部23b を筒状突起物33側にたわませる
ことによって凹溝35a へとこれを進入せることのできる
位置関係とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジグソー、電気丸
鋸等の携帯型の電動工具に係り、特に、その付属部品と
しての六角棒スパナ(「六角棒レンチ」と呼ばれる場合
もある。)の収納部を有する携帯型電動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジグソーの様に、ブレードの交換
や、ベースと本体との傾斜角度の調整等を行う際に六角
棒スパナを使用する電動工具においては、実開平4−4
5621号公報に記載される様に、例えば電源コードに
六角棒スパナを保持するための保持具を取り付けたり、
ジグソーのベースを上部ベースと下部ベースとによって
構成し、上部ベースと下部ベースとの間に六角棒スパナ
の収納室を形成すると共に、この収納室内に、六角棒ス
パナを保持するための板ばねを取り付けたものが知られ
ている。
【0003】これら従来の技術によれば、六角棒スパナ
を電動工具と一体化させて携行することができ、必要に
応じてこれを取り出して使用し、使用後は再び電動工具
と一体化させておくことができるので、工具箱を常時携
帯しなくてもよく便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
技術によれば、六角棒スパナを電動工具と共に持ち運ぶ
ために、電源コードに保持具を取り付けたり、ベースを
二重構造とした上で板ばねを取り付けたりする必要があ
り、部品点数が増加し、組立工数も増加するという問題
がある。
【0005】また、特に、電源コードに保持具を取り付
けて六角棒スパナを携行する様にした電動工具では、電
源コードに邪魔な出っ張りができ、作業台や被加工材に
引っかかったりするという問題もある。
【0006】一方、ベースを二重構造として六角棒スパ
ナの収納室を設けたジグソーでは、ベースが厚くなる結
果、切断部の刃先が見難く、作業性が悪くなるという問
題もある。
【0007】そこで、本発明は、六角棒スパナで部品の
交換や各部の調整等を行うジグソー、電気丸鋸等の携帯
型の電動工具において、部品点数及び組立工数の増加や
作業上の支障を生じることなく、当該電動工具と一体化
させて六角棒スパナを携行することができる様にするこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の六角棒スパナ収納部付きの携帯型
電動工具は、L字型の六角棒スパナの短い方の軸部を回
動可能に保持する第1の軸保持部と、該第1の軸保持部
側に開口する凹部を有し、該凹部で前記六角棒スパナの
長い方の軸部を保持する第2の軸保持部とを、本体ハウ
ジングの外面に該本体ハウジングと一体成形にて突設す
ると共に、前記第1,第2の軸保持部を、前記六角棒ス
パナの前記短い方の軸部を前記第1の軸保持部に保持さ
せた状態で前記長い方の軸部を前記本体ハウジングに向
かって回動させつつ前記第1の軸保持部側にたわませる
ことによって前記凹部へと進入させ得る位置関係とした
ものである。
【0009】この携帯型電動工具によれば、六角棒スパ
ナを電動工具と一体化させるに当たっては、まず、六角
棒スパナの短い方の軸部を第1の軸保持部に保持させ、
続いて、長い方の軸部を本体ハウジングに向かって回動
させつつ第1の軸保持部側にたわませながら第2の軸保
持部の凹部へと進入させることにより、第1,第2の軸
保持部で六角棒スパナを電動工具の本体ハウジング外面
に保持させる。逆に、六角棒スパナを取り外すに当たっ
ては、その長い方の軸部を第1の軸保持部側にたわませ
ながら本体ハウジングから離れる方向へ回動させて第2
の軸保持部の凹部から外し、その後、第1の軸保持部か
ら短い方の軸部を取り外せばよい。
【0010】この携帯型電動工具によれば、六角棒スパ
ナの長い方の軸部のたわみを利用してその保持を行って
いるので、従来技術の様な板ばね等の部品を必要としな
い。また、各軸保持部は本体ハウジングの外面に一体成
形により突設されているので組立工数を増加させること
もない。さらに、電源コードに保持具を装着した従来技
術のものの様に六角棒スパナが作業台や被加工材に引っ
かかったりすることがないし、ベースに収納室を設けた
従来技術のものの様に作業時に加工部位が見難くなると
いうこともない。
【0011】また、本体ハウジングと一体成形によって
六角棒スパナ収納部を形成するに当たっては、例えば、
本体ハウジング内に六角棒スパナを差し込んで保持する
様な構成も考えられるが、かかる構成では内部の電気部
品との絶縁距離を確保する必要が生じるために本体ハウ
ジングの大型化等の不具合が生じる。これに対し、本発
明では、本体ハウジングの外面に突設した第1,第2の
軸保持部で六角棒スパナを保持する構成を採用したの
で、内部の電気部品に対しては本体ハウジングによって
十分な絶縁距離が確保され、本体ハウジングの大型化を
招くといったこともない。
【0012】加えて、第1,第2の軸保持部を変形させ
ることによって長い方の軸部を嵌合する様な構成も本体
ハウジングの外面に一体成形によって六角棒スパナ収納
部を備えさせる構成として考えられるが、この様な構成
では、六角棒スパナの脱着を繰り返す内に軸保持部が疲
労して破損する可能性がある。これに対し、本発明によ
れば、六角棒スパナの短い方の軸部を第1の軸部に保持
させた状態で長い方の軸部を本体ハウジングに向かって
回動させつつたわませて第2の軸保持部の凹部に進入さ
せる配置を採用したことにより、各軸保持部自体は変形
する必要がなく、丈夫な構造とすることができるという
効果もある。
【0013】ここで、望ましくは、この六角棒スパナ収
納部付きの携帯型電動工具において、前記本体ハウジン
グを鉛直方向縦割りの半割り構造とすると共に、該半割
りされたハウジングの一方側で半割りラインに略直交す
る筒状突起物として前記第1の軸保持部を構成し、前記
半割りされたハウジングの他方側で前記半割りラインに
略平行に伸びる凹溝付き突起物として前記第2の軸保持
部を形成する構成を採用するとよい。この様に構成する
ことにより、第1,第2の軸保持部をハウジングに対し
て一体成形によって突設するに際し、本体ハウジング用
の金型の構造を複雑にすることがなく、金型の抜き勾配
等の調整が簡単になり、六角棒スパナ収納部を容易に形
成することができるからである。
【0014】また、より望ましくは、この六角棒スパナ
収納部付きの携帯型電動工具において、前記第1,第2
の軸保持部を該本体ハウジングの後端面に形成する構成
を採用するとよい。これは、例えばジグソーであれば、
本体ハウジングの前端側にはスライド式のダストカバー
を取り付けたりする関係上、六角棒スパナ収納部を配置
し難いが、後端側には集塵バッグ等が取り付けられるだ
けであるから、六角棒スパナ収納部を容易に設けること
ができるからである。また、ハンドル部に六角棒収納部
を形成することも考えられるが、ハンドルを握るときに
邪魔になったり、手指に六角棒スパナの角が当たって違
和感が生じるなどの問題があるが、後端面であればこう
した問題もないからである。この様に、本体ハウジング
の後端面は、電動工具の使用に当たって一番邪魔になり
難い位置であり、六角棒スパナを収納するのに最適と考
えられるからである。さらに、この様に構成することに
より、六角棒スパナを、その長い方の軸部を略鉛直方向
とする様に電動工具に保持させることができ、例えば、
ジグソーの様に本体ハウジングを左右に傾かせて使用す
る様な電動工具において、六角棒スパナがこの傾斜時の
妨げにならないからである。
【0015】なお、さらに望ましくは、この六角棒スパ
ナ収納部付きの携帯型電動工具において、前記凹溝付き
突起物からなる第2の軸保持部を、前記六角棒スパナの
長い方の軸部の長さ方向1/2よりも先端寄りの部位を
保持する位置となる様に構成するとよい。この様に構成
することにより、六角棒スパナの着脱に当たって、長い
方の軸部を容易にわませることができるからである。ま
た、さらに望ましくは、前記第1,第2の軸保持部の位
置関係を、前記六角棒スパナの長い方の軸部を若干たわ
ませた状態で保持し得る様な配置にしておくとよい。こ
うすることで、電動工具に保持させた六角棒スパナが、
作業中にがたつくといったことがないからである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。この実施の形態としてのジグソー1は、
図1に示す様に、電動モータ等(図示略。以下同じ。)
を収納するプラスチック製の本体ハウジング3と、この
本体ハウジング3の底面側に六角孔付きボルト(図示
略。以下同じ。)を介して固定されるベース5と、本体
ハウジング3の前端側に設けられ、電動モータによって
垂直方向に上下動されるプランジャ7と、このプランジ
ャ7の下端に取り付けられ、ブレード(図示略。以下、
同じ。)を六角孔付きボルト9を介して脱着するための
ホルダ11と、このホルダ11の前方側に設けられ、下
端が後述するダストカバー15の下降時の裏面位置より
も前方に張り出しているワイヤ部材13と、本体ハウジ
ング3の前面に上下方向スライド可能に取り付けられる
透明プラスチック製のダストカバー15と、本体ハウジ
ング3の底面部分に取り付けられ、ブレードをガイドす
るローラ17と、このローラ17の近傍に下向きの吸い
込み口(図示略。)を開口されると共に後端に向かって
形成された吸塵路19と、この吸塵路19の粉塵排出口
21上方の本体ハウジング3の後端面に設けられ、L字
型の六角棒スパナ23を保持しておくための六角棒スパ
ナ収納部30とを備えている。
【0017】なお、この六角棒スパナ23は、ホルダ1
1の六角孔付きボルト9やベース5を本体ハウジング3
に対して固定する六角孔付きボルトを緩めたり締め付け
たりする際に用いるための専用工具である。また、ベー
ス5は、それを本体ハウジング3に対して固定している
六角孔付きボルトを緩めることにより、本体ハウジング
3に対する傾斜角度を変えることができる様になってい
る。これにより、このジグソー1では、被切断材を垂直
切りする他に、所望の角度で斜め切りすることもできる
様になっている。
【0018】本体ハウジング3は、図2(A)に示す様
に、鉛直方向に縦割りとなる様にそれぞれ射出成形によ
って製造されるレフトハウジング3L及びライトハウジ
ング3Rをネジで固定することによって組み立てる半割
り構造とされている。なお、図2(A)はジグソー1の
背面図に相当するため、レフトハウジング3Lが右側
に、ライトハウジング3Rが左側に位置している。そし
て、図2(A)〜(C)に示す様に、六角棒スパナ収納
部30は、半割りライン31に略直交する筒孔33aを
有し、レフトハウジング3L側に一体成形されている筒
状突起物33と、半割りライン31に略平行に伸びる凹
溝35aを有し、ライトハウジング3R側に一体成形さ
れている凹溝付き突起物35とによって構成されてい
る。
【0019】ここで、筒孔33aは、六角棒スパナ23
の短い方の軸部23aの最大径よりわずかに大きい直径
の円径孔とされている。従って、図3に示す様に、この
筒孔33aに短い方の軸部23aを挿入した状態におい
て、筒孔33aを中心に六角棒スパナ23を容易に回動
させることができる。
【0020】また、図2(A)から明らかな様に、筒状
突起物33と凹溝付き突起物35とは、六角棒スパナ2
3の短い方の軸部23aを筒状突起物33の筒孔33a
内に挿入して保持させた状態のときに、長い方の軸部2
3bを本体ハウジングに向かって回動させつつ筒状突起
物33側にたわませることによって凹溝35aへとこれ
を進入せることのできる様な位置関係とされている。
【0021】加えて、凹溝付き突起物35は、六角棒ス
パナ23の長い方の軸部23bの長さ方向1/2よりも
先端寄りの部位を保持する位置となる様に構成されてい
る。また、凹溝付き突起物35の外面35bは、その先
端35cに向かって凹溝35a側に湾曲する曲面で構成
してある。この様に構成することにより、六角棒スパナ
23の着脱に当たって、長い方の軸部23bを容易にわ
ませることができる。
【0022】また、この実施の形態では、筒状突起物3
3と凹溝付き突起物35との位置関係を、六角棒スパナ
23の長い方の軸部23bを若干たわませた状態で保持
し得る様な配置してある。こうすることで、ジグソー1
の後端面に保持させた六角棒スパナ23を、作業中にが
たつくことなく保持しておくことができる。
【0023】このジグソー1によれば、六角棒スパナ2
3を収納するに当たっては、図3に二点鎖線で示す様
に、まず、六角棒スパナ23の長い方の軸部23bを後
方に傾かせた状態で短い方の軸部23aを筒状突起物3
3の筒孔33aに挿入し、続いて、長い方の軸部23b
を矢印の様に本体ハウジング3に向かって回動させる。
すると、この長い方の軸部23bは凹溝付き突起物35
の外面35bの曲面に沿って筒状突起物33側に自然に
たわみながら先端35cをかわしてその凹溝35aへと
進入する。逆に、六角棒スパナ23を取り外すに当たっ
ては、まず、その長い方の軸部23bを筒状突起物33
側に若干押しながら図3の矢印と反対方向へ回動するこ
とによって凹溝付き突起物35の凹溝35aから逃げ出
させ、その後、筒状突起物33から短い方の軸部23a
を抜き出す。
【0024】このジグソー1によれば、六角棒スパナ2
3の長い方の軸部23bのたわみを利用してその脱着及
び保持を行っているので、本体ハウジング3に一体成形
された筒状突起物33及び凹溝付き突起物35以外に
は、例えば板ばね等の他の部品を必要としない。また、
筒状突起物33及び凹溝付き突起物35は本体ハウジン
グ3の外面に射出成形による一体成形により突設されて
いるので、組立工数を増加させることもない。さらに、
六角棒スパナ23のたわみを利用して脱着を行う構成と
しているので、筒状突起物33及び凹溝付き突起物35
自体は変形しなくてよく、六角棒スパナ23を繰り返し
脱着しても丈夫で長持ちする構造とすることができる。
加えて、本体ハウジング3を鉛直方向縦割りとなる左右
半割りの構造とし、レフトハウジング3Lに筒状突起物
33を一体成形し、ライトハウジングに凹溝付き突起物
35を一体成形する構成を採用すると共に、筒状突起物
33を半割りライン31に略直交する筒孔33aを有す
る構成とし、凹溝付き突起物35を半割りライン31側
に開口すると共にこの半割りライン31に略平行となる
凹溝35aを有する構成としたので、一体成形に当たっ
て金型の形状が複雑になったりすることもないし、金型
の抜き勾配等の設計も簡単となり、六角棒スパナ収納部
30を容易に形成することができる。この結果、六角棒
スパナ収納部30を備えるにも拘わらず、ジグソー1の
部品点数の増加や組立工数の増加を招くことがないとい
う効果が発揮される。
【0025】また、六角棒スパナ収納部30を本体ハウ
ジング3の後端面に設けると共に、図2(A)から明ら
かな様に、六角棒スパナ23の長い方の軸部23bを鉛
直方向に向く様に保持し、本体ハウジング3の左右から
六角棒スパナ23がはみ出さない様に収納している。こ
の結果、ジグソー1によって傾斜切りを行う様な場合も
含めて、作業時に六角棒スパナ23が作業台や被加工材
に引っかかったりすることがない。さらに、実開平4−
45621号公報で提案されている様にベース5を厚く
する必要もないので、切断作業時に切断部位が見難くな
るということもない。この結果、六角棒スパナ収納部3
0を備えさせたにも拘わらず、作業性を悪くすることが
ないという効果を奏する。特に、ジグソー1において
は、曲線切り等複雑な形状の切断を行うことがあるの
で、この切断部位を見難くしない効果は非常に有益なも
のである。
【0026】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の
形態を採用することができることはもちろんである。
【0027】例えば、ジグソー以外にも、電気丸鋸等の
携帯型の電動工具においても六角孔付きボルトを介して
刃物等を脱着する構成としたものがあるので、実施の形
態で説明したジグソー1と同様の六角棒スパナ収納部を
設けることにより、専用工具を部品点数の増加や作業性
に支障を来すことなく携行することができる。
【0028】また、実施の形態では、本体ハウジング3
の後端面に六角棒スパナ収納部30を設ける様にした
が、これ以外の場所に設ける様にしても構わない。さら
に、実施の形態では、筒状突起物33によって短い方の
軸部23aを保持する構成を採用したが、筒体の側壁の
一部に切れ目がある様な断面C字型のものであっても構
わない。
【0029】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、六
角棒スパナで部品の交換や各部の調整等を行うジグソ
ー、電気丸鋸等の携帯型の電動工具において、部品点数
及び組立工数の増加や作業上の支障を生じることなく、
当該電動工具と一体化させて六角棒スパナを携行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態としてのジグソーの右側面図であ
る。
【図2】 実施の形態としてのジグソーにおける六角棒
収納部を拡大して示す図であって、(A)は六角棒スパ
ナを収納した状態の背面図、(B)は六角棒スパナを収
納した状態の右側面図、(C)は六角棒スパナを取り外
した状態の左側面図である。
【図3】 実施の形態としてのジグソーにおける六角棒
収納部を拡大して示す図であって、六角棒スパナの脱着
方法を示す右側面図である。
【符号の説明】
1・・・ジグソー、3・・・本体ハウジング、3L・・
・レフトハウジング、3R・・・ライトハウジング、5
・・・ベース、9・・・六角孔付きボルト、23・・・
六角棒スパナ、23a・・・短い方の軸部、23b・・
・長い方の軸部、30・・・六角棒スパナ収納部、31
・・・半割りライン、33・・・筒状突起物、33a・
・・筒孔、35・・・凹溝付き突起物、35a・・・凹
溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字型の六角棒スパナの短い方の軸部を
    回動可能に保持する第1の軸保持部と、該第1の軸保持
    部側に開口する凹部を有し、該凹部で前記六角棒スパナ
    の長い方の軸部を保持する第2の軸保持部とを、本体ハ
    ウジングの外面に該本体ハウジングと一体成形にて突設
    すると共に、 前記第1,第2の軸保持部を、前記六角棒スパナの前記
    短い方の軸部を前記第1の軸保持部に保持させた状態で
    前記長い方の軸部を前記本体ハウジングに向かって回動
    させつつ前記第1の軸保持部側にたわませることによっ
    て前記凹部へと進入させ得る位置関係となる様に配置し
    た六角棒スパナ収納部付きの携帯型電動工具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の六角棒スパナ収納部付き
    の携帯型電動工具において、 前記本体ハウジングを鉛直方向縦割りの半割り構造とす
    ると共に、 該半割りされたハウジングの一方側で半割りラインに略
    直交する筒状突起物として前記第1の軸保持部を構成
    し、 前記半割りされたハウジングの他方側で前記半割りライ
    ンに略平行に伸びる凹溝付き突起物として前記第2の軸
    保持部を形成したことを特徴とする六角棒スパナ収納部
    付きの携帯型電動工具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の六角棒スパナ収納部付き
    の携帯型電動工具において、前記第1,第2の軸保持部
    を該本体ハウジングの後端面に形成したことを特徴とす
    る六角棒スパナ収納部付きの携帯型電動工具。
JP10067766A 1998-03-02 1998-03-02 六角棒スパナ収納部付きの携帯型電動工具 Pending JPH11245180A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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