JP6024377B2 - ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク、その製造方法、および、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法 - Google Patents

ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク、その製造方法、および、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法 Download PDF

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本発明は、ナノインプリントリソグラフィに用いられるテンプレートブランク、その製造方法、および、前記テンプレートブランクを用いたナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法に関するものである。
半導体デバイス製造においては、従来から、フォトマスクを使って縮小(例えば1/4縮小)露光するフォトリソグラフィの技術が用いられており、近年では、より解像度を向上させる技術として、位相シフトマスクを用いたフォトリソグラフィによって、超LSI等の微細なパターンを製造している。
しかしながら、さらなる微細化に対応するためには、露光波長の問題や製造コストの問題などから上記のフォトリソグラフィによる方式の限界が指摘されており、次世代のリソグラフィ技術として、テンプレート(モールド、スタンパ、金型とも呼ばれる)を使うナノインプリントリソグラフィ(NIL:Nanoimprint Lithography)が提案されている。
このナノインプリントリソグラフィは、表面に微細な凹凸形状の転写パターンを形成したナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを、半導体ウェハなどの被転写基板の上に形成された樹脂に接触させ、この樹脂の表面側の形状をテンプレートの転写パターンの凹凸形状に成型した後に、テンプレートを離型し、次いで、ドライエッチング等により余分な樹脂部分(残膜部分)を除去することで、被転写基板の上の樹脂にテンプレートの転写パターンの凹凸形状(より詳しくは、凹凸反転形状)を転写する技術である。
このナノインプリントリソグラフィに用いる樹脂成型方法には、熱可塑性樹脂を用いて、まず、前記樹脂をガラス転移温度以上に加熱して変形可能とし、この状態でテンプレートの転写パターンの凹凸形状に成型し、その後、ガラス転移温度以下に冷却することでテンプレートの転写パターンの凹凸形状を前記樹脂に転写する熱インプリント法や(例えば、特許文献1)、紫外線硬化性樹脂を用いて、硬化前の変形可能な前記樹脂をテンプレートの転写パターンの凹凸形状に成型し、その後、紫外線を照射して前記樹脂を硬化させて、テンプレートの転写パターンの凹凸形状を前記樹脂に転写する光インプリント法などが提案されている(例えば、特許文献2)。
上記のように、光インプリント法は、熱インプリント法のような加熱と冷却の工程が不要であり、室温でパターン転写できる。また、テンプレートや被転写基板が、熱によって寸法変化を生じてしまうリスクを低減できる。
それゆえ、一般的には、熱インプリント法よりも光インプリント法の方が、生産性、解像性、アライメント精度などの点で優れている。
上記の光インプリント法に用いるナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを製造するには、例えば、図4(a)に示すように、まず、合成石英ガラス基板等の光透過性基板113の上に、クロム(Cr)等から構成されるハードマスク層112を有する構造体(ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク100)を準備する。
次に、ハードマスク層112の上に、例えば、電子線描画等のレジスト製版技術を用いてレジストパターン114Pを形成する(図4(b))。
続いて、レジストパターン114Pから露出するハードマスク層112をエッチングしてハードマスクパターン112Pを形成する(図4(c))。
その後、レジストパターン114Pを除去し、次いで、ハードマスクパターン112Pから露出する光透過性基板113をエッチングして凹部110sを形成し(図4(d))、最後に、ハードマスクパターン112Pを除去して、所望の凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレート110を得る(図4(e))。
なお、図4(e)において、符号110sはテンプレート110の転写パターンの凹部を示し、符号110tはテンプレート110の転写パターンの凸部を示す。
ここで、上記の製造方法において、ハードマスク層112を介して転写パターンを形成する理由について説明する。
ナノインプリントリソグラフィにおいては、テンプレートの転写パターンを等倍で被転写基板上の樹脂に転写するため、その転写パターンのサイズは、1/4縮小露光に用いられるフォトマスクのマスクパターンに比べて、より微細になる。
また、転写された樹脂パターンの高さを所望の高さにするためには、転写パターンの凹部110sの深さも所望の深さ(例えば、凹部の最小幅の2〜3倍程度)に形成する必要がある。
それゆえ、レジストパターン114Pだけで転写パターンをエッチング形成することは困難であり、ハードマスク層112を介して転写パターンを形成することが行われている。
特表2004−504718号公報 特開2002−93748号公報 特許第4523661号公報
例えば、転写パターンの凹部の幅寸法が20nm未満といった、さらなる微細化の要求に応じるためには、レジストパターン114Pの膜厚をより薄くする必要がある。
しかしながら、薄膜化したレジストパターンでは、ハードマスク層112のエッチングが完了する前に、そのレジストパターンが消失してしまうおそれがある。
それゆえ、光透過性基板113の上にハードマスク層112を1層だけ設けたテンプレートブランク100のような構成では限界があり、例えば、光透過性基板113をエッチング加工するための下層のハードマスク層の上に、下層のハードマスク層をエッチング加工するための上層のハードマスク層を設けるといった構成が必要になる。
ここで、通常、上層のハードマスク層には、その膜厚が下層のハードマスク層の膜厚以下のものが用いられる。薄膜化したレジストパターンが消失してしまう前に、上層のハードマスク層のエッチングを完了させるためである。
ここで、上記のハードマスク層を1層だけ設けたテンプレートブランク100のハードマスク層112には、例えば、5nm以上10nm未満程度の膜厚のクロム(Cr)膜が用いられていた。
それゆえ、例えば、下層のハードマスク層に上記の膜厚5nmのクロム(Cr)膜を用いる場合、上層のハードマスク層の膜厚は5nm未満であることが好ましいことになる。
しかしながら、従来のスパッタや蒸着による成膜方法では、例えば、形成される膜の膜厚中心値が成膜ごとに変動しやすいという課題や、面内分布がターゲットや基板材料の状態に依存して刻々と変化してしまうという課題があることから、膜厚5nm未満で、テンプレートの転写領域(例えば、26mm×33mm)全域に及んで膜厚均一な膜を安定して形成することは困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、微細化の要求に応じることが可能なハードマスク層構成を有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク、その製造方法、および、前記ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクを用いたナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、種々研究した結果、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの構成を、光透過性基板の主面の上に、少なくとも、光透過性基板をエッチング加工するための下層のハードマスク層と、下層のハードマスク層をエッチング加工するための上層のハードマスク層を有する構成とし、上層のハードマスク層を原子層堆積膜とすることにより、上記課題を解決できることを見出して本発明を完成したものである。
すなわち、本発明の請求項1に係る発明は、光透過性基板の主面に凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを作製するためのナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクであって、前記光透過性基板の主面の上に複数層のハードマスク層を有し、前記複数層のハードマスク層の最表層のハードマスク層が、原子層堆積膜であり、前記複数層のハードマスク層が、前記最表層のハードマスク層である第1のハードマスク層と、下層のハードマスク層である第2のハードマスク層を有しており、前記第1のハードマスク層がシリコンを含む材料から構成されており、前記第2のハードマスク層がクロムを含む材料から構成されており、前記光透過性基板が酸化シリコンを含む材料から構成されており、前記第1のハードマスク層の膜厚が、2nm以上5nm未満の範囲であり、前記第2のハードマスク層の膜厚が、5nm以上10nm未満の範囲であることを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクである。
また、本発明の請求項に係る発明は、請求項1に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法であって、前記第1のハードマスク層を、シリコンを含むガスと、酸素、窒素、フッ素のいずれか一種または複数種を含むガスとを交互に供給する原子層堆積法を用いて形成する工程を備え、前記第1のハードマスク層を形成する工程において、前記光透過性基板を、200℃以上600℃未満の温度範囲に加熱することを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法である。
また、本発明の請求項に係る発明は、前記第2のハードマスク層を形成する工程と、前記第2のハードマスク層の表面を大気に曝さずに、前記第2のハードマスク層の上に前記第1のハードマスク層を形成する工程と、を順に備えることを特徴とする請求項に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法である。
また、本発明の請求項に係る発明は、請求項1に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクを用いたナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法であって、前記第1のハードマスク層の上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンから露出する前記第1のハードマスク層を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、第1のハードマスクパターンを形成する工程と、前記第1のハードマスクパターンから露出する前記第2のハードマスク層を、酸素と塩素を含む混合ガスを用いてドライエッチングして、第2のハードマスクパターンを形成する工程と、前記第2のハードマスクパターンから露出する前記光透過性基板の主面を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、凹凸形状の転写パターンを形成する工程と、を順に備えることを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
また、本発明の請求項に係る発明は、前記第1のハードマスクパターンを形成する工程の後であって、前記転写パターンを形成する工程の前に、前記レジストパターンを除去する工程を備えており、前記転写パターンを形成する工程において、前記第1のハードマスクパターンを除去することを特徴とする請求項に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
本発明のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクは、最表層のハードマスク層が原子層堆積膜であることから、例え膜厚5nm未満であっても、この最表層のハードマスク層をテンプレートの転写領域全域に及んで膜厚均一な膜とすることができる。
それゆえ、本発明によれば、最表層のハードマスク層の上に形成するレジストパターンの膜厚を従来よりも薄くすることができ、さらなる微細化の要求に応じることができる。
本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの例を示す概略断面図である。 本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法の例を示す概略工程図である。 本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の例を示す概略工程図である。 従来のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の例を示す概略工程図である。
以下、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク、その製造方法、および、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法について、図面を用いて説明する。
<ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク>
まず、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクについて、図1を用いて説明する。ここで、図1は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの例を示す概略断面図である。
本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクは、光透過性基板の主面に凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを作製するためのナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクであって、前記光透過性基板の主面の上に複数層のハードマスク層を有し、前記複数層のハードマスク層の最表層のハードマスク層が、原子層堆積膜であることを特徴とする。
例えば、図1に示す例において、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1は、光透過性基板13の主面の上に、上層の第1のハードマスク層11と、下層の第2のハードマスク層12で構成される2層のハードマスク層を有しており、最表層のハードマスク層(すなわち、上層の第1のハードマスク層11)が、原子層堆積法(ALD法:Atomic Layer Deposition法)を用いて形成された原子層堆積膜で構成されている。
上記の原子層堆積法(ALD法:Atomic Layer Deposition法)は、金属あるいはシリコンを含む原料ガスと酸素やフッ素等を含む反応ガスの2種類のガスを交互に用いて、基板上に原子層単位で薄膜(原子層堆積膜)を形成する技術であり、金属あるいはシリコンを含むガスの供給、余剰ガスの排除、酸素等を含むガスの供給、余剰ガスの排除、の4工程を1サイクルとして、これを複数回繰り返して所望の厚さの膜を形成する成膜技術である(例えば、特許文献3)。
原子層堆積法は、上記のように、原子層単位で薄膜(原子層堆積膜)を形成することができるため、高い膜厚制御性、膜厚均一性を有している。すなわち、原子層堆積法によって形成される膜(原子層堆積膜)は、従来のスパッタ法や蒸着法によって形成される膜よりも、膜厚中心値が安定しており、面内分布も良好となる。
そして、本発明のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクは、最表層のハードマスク層が原子層堆積膜であることから、本発明においては、この最表層のハードマスク層を、テンプレートの転写領域(例えば、26mm×33mm)全域に及んで膜厚5nm未満の均一な膜とすることができる。それゆえ、本発明によれば、最表層のハードマスク層の上に形成するレジストパターンの膜厚を従来よりも薄くすることができ、さらなる微細化の要求に応じることができる。
ここで、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造をより容易に行うためには、光透過性基板の主面の上に形成されるハードマスク層の層数は少ない方が好ましいことになる。通常、ハードマスク層毎に、それぞれ特有のエッチング工程が必要になるからである。
すなわち、本発明においては、複数層のハードマスク層は、図1に示すように、2層であることが好ましい。
ここで、光透過性基板13は、合成石英ガラス基板のように、通常、酸化シリコン(SiOx)を含む材料から構成されているため、光透過性基板13をエッチング加工するための下層のハードマスク層(第2のハードマスク層12)には、通常、酸化シリコン(SiOx)をドライエッチングする際に用いられるガス(例えば、フッ素を含むガス)に耐性を有する材料(例えば、クロム等)が用いられる。そして、上記のフッ素を含むガスは、シリコン(Si)を含む材料をドライエッチングする際に用いられるガスでもある。
それゆえ、下層のハードマスク層(第2のハードマスク層12)をエッチング加工するための上層のハードマスク層(第1のハードマスク層11)が、シリコン(Si)を含む材料から構成されていれば、例えば、フッ素を含むガスを用いて上層のハードマスク層(第1のハードマスク層11)をドライエッチングすることで、下層のハードマスク層(第2のハードマスク層12)をエッチングすることなく、上層のハードマスク層(第1のハードマスク層11)のみを加工精度良くエッチングできることになる。
したがって、本発明においては、最表層のハードマスク層を構成する原子層堆積膜が、シリコン(Si)を含む材料から構成されていることが好ましい。
例えば、原子層堆積膜として酸化シリコン(SiOx)膜を形成する場合には、上記の原子層堆積法において、シリコン(Si)を含む原料ガスと、酸素(O)を含む反応ガスを用いることで形成することができる。同様に、シリコン(Si)を含む原料ガスと窒素(N)を含む反応ガスを用いて、原子層堆積膜として窒化シリコン(SiN)膜を形成することもできる。
また、反応ガスには複数種の元素を含むガスを用いても良い。例えば、シリコン(Si)を含む原料ガスと、酸素(O)および窒素(N)を含む反応ガスを用いて、シリコン酸窒化(SiON)膜を形成することや、シリコン(Si)を含む原料ガスと、酸素(O)およびフッ素(F)を含む反応ガスを用いて、フッ素含有シリコン酸化膜(SiOF)膜を形成することもできる。
また、本発明においては、最表層のハードマスク層を構成する原子層堆積膜の膜厚が、2nm以上5nm未満の範囲であることが好ましい。
最表層のハードマスク層を構成する原子層堆積膜の膜厚が5nm以上の場合には、上述のように、原子層堆積膜のエッチングが完了する前に、薄膜化したレジストパターンが消失してしまうおそれがある。
一方、異物等を排除して高品質の転写パターンを形成するために、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクには、洗浄耐性が求められる。例えば、ウェット洗浄の場合には、SPM(硫酸と過酸化水素水の混合液)洗浄などが用いられ、ドライ洗浄の場合には、プラズマアッシング装置を用いて、酸素ガス、オゾンガスなどが使用される。
ここで、最表層のハードマスク層を構成する原子層堆積膜の膜厚が2nm未満の場合には、上記のSPM(硫酸と過酸化水素水の混合液)洗浄等で原子層堆積膜が消失してしまうおそれがある。
それゆえ、本発明においては、最表層のハードマスク層を構成する原子層堆積膜の膜厚が、2nm以上5nm未満の範囲であることが好ましい。
以上、本発明のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクを構成する最表層のハードマスク層について説明してきたが、続いて、最表層のハードマスク層以外の本発明のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの構成要素について、以下、説明する。
本発明において、光透過性基板13には、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートに適用可能なものであれば用いることができるが、転写精度を得るために表面平坦性が高く、テンプレート製造工程の洗浄などに用いる洗浄液への耐性に優れたものであることが好ましい。それゆえ、一般的には、合成石英ガラス基板が用いられる。
本発明において、光透過性基板13の主面上に形成される複数層のハードマスク層の各材料としては、最下層のハードマスク層以外は、それぞれ、直下のハードマスク層をドライエッチングする際にエッチングマスクとして作用することができるものであれば用いることができる。
一方、光透過性基板13の主面の直上に形成される最下層のハードマスク層(図1における第2のハードマスク層12)の材料としては、光透過性基板13を構成する材料をドライエッチングする際に、エッチングマスクとして作用することができる材料であることが必要となる。
そして、上述のように、光透過性基板13は、通常、酸化シリコン(SiOx)を含む材料から構成されているため、最下層のハードマスク層の材料としては、酸化シリコン(SiOx)をドライエッチングする際に用いられるガス(例えば、フッ素を含むガス)に耐性を有する材料であることが好ましい。
例えば、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)等の金属や、前記金属等の酸化物、あるいは窒化物等を用いることができる。上記の材料の中で、クロム(Cr)系の材料は、合成石英ガラス基板のドライエッチングに用いるフッ素系ガスのプラズマに対して強い耐性をもち、好ましい材料である。
なお、この最下層のハードマスク層(図1における第2のハードマスク層12)は、スパッタ膜や蒸着膜であっても良いし、原子層堆積膜であってもよい。
例えば、図1に示す例において、光透過性基板13として合成石英ガラス基板を用いる場合には、第2のハードマスク層12としてクロム(Cr)のスパッタ膜を用いることができ、その膜厚は、形成する転写パターンのサイズにもよるが、例えば、5nm以上10nm未満程度の範囲とすることができる。
したがって、図1に示す本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1の構成例としては、例えば、第1のハードマスク層11がシリコン(Si)を含む材料から構成された原子層堆積膜であり、第2のハードマスク層12がクロム(Cr)を含む材料から構成されており、光透過性基板13が酸化シリコン(SiOx)を含む材料から構成されているものとすることができる。
<ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法>
次に、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法について、図2を用いて説明する。ここで、図2は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法の例を示す概略工程図である。
本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法は、光透過性基板の主面上に複数層のハードマスク層を有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法であって、前記複数層のハードマスク層の最表層のハードマスク層を、シリコンを含むガスと、酸素、窒素、フッ素のいずれか一種または複数種を含むガスとを交互に供給する原子層堆積法を用いて形成する工程を、備えるものである。
例えば、上記の図1に示す本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1を製造するには、まず光透過性基板13を準備し(図2(a))、その主面の上に、例えば、スパッタ法等を用いて第2のハードマスク層12を形成し(図2(b))、次いで、第2のハードマスク層12の上に、シリコンを含むガスと、酸素、窒素、フッ素のいずれか一種または複数種を含むガスとを交互に供給する原子層堆積法を用いて第1のハードマスク層11を形成する(図2(c))。
上記のような製造方法により、第1のハードマスク層11(すなわち、最表層のハードマスク層)がシリコンを含む材料から構成された原子層堆積膜である、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1を製造することができる。
ここで、本発明においては、その上に最表層のハードマスク層を形成することになるハードマスク層(最表層から2番目のハードマスク層)を形成した後、前記ハードマスク層の表面を大気に曝さずに、前記ハードマスク層の上に最表層のハードマスク層を形成することが好ましい。
前記ハードマスク層(最表層から2番目のハードマスク層)の表面に酸化膜が形成されてしまうことを防ぐためである。
例えば、図2(b)に示す第2のハードマスク層12を形成した後は、第2のハードマスク層12の表面を大気に曝さずに、図2(c)に示す第1のハードマスク層12を形成することが好ましい。
例えば、第2のハードマスク層12の表面に酸化膜が形成されてしまうと、第1のハードマスク層11から形成されるハードマスクパターンをエッチングマスクに用いて第2のハードマスク層12をエッチングする際に、その酸化膜もエッチングする必要が生じてしまい、第2のハードマスク層12を精度良くエッチング加工することが阻害されるおそれがあるからである。
上記のように、第2のハードマスク層12を形成した後、第2のハードマスク層12の表面を大気に曝さずに、第1のハードマスク層12を形成するには、例えば、スパッタ成膜装置で第2のハードマスク層12を形成した後、真空状態を保持したまま、第2のハードマスク層12を形成した光透過性基板13を、原子層堆積装置に搬送すればよい。
また、第2のハードマスク層12が原子層堆積膜の場合は、同一の原子層堆積装置において、第2のハードマスク層12を形成し、続いて、第1のハードマスク層11を形成しても良い。
また、本発明においては、前記最表層のハードマスク層を形成する工程において、前記光透過性基板を100℃以上の温度に加熱することが好ましく、さらに望ましくは、200℃以上600℃未満の温度範囲に加熱することが好ましい。
光透過性基板を加熱することで形成される原子層堆積膜を緻密な膜とすることができ、より洗浄耐性を有する膜とすることができるからである。
なお、光透過性基板の加熱は、最表層のハードマスク層を構成する原子層堆積膜を形成した後に行っても良い。
<ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法>
次に、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法について、図3を用いて説明する。ここで、図3は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の例を示す概略工程図である。
本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法は、最表層側から、シリコンを含む材料から構成されている原子層堆積膜である第1のハードマスク層と、クロムを含む材料から構成されている第2のハードマスク層と、酸化シリコンを含む材料から構成されている光透過性基板を有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクを用いたナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法であって、前記第1のハードマスク層の上にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンから露出する前記第1のハードマスク層を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、第1のハードマスクパターンを形成する工程と、前記第1のハードマスクパターンから露出する前記第2のハードマスク層を、酸素と塩素を含む混合ガスを用いてドライエッチングして、第2のハードマスクパターンを形成する工程と、前記第2のハードマスクパターンから露出する前記光透過性基板の主面を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、凹凸形状の転写パターンを形成する工程と、を順に備えるものである。
例えば、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレート10を製造するには、まず、シリコン(Si)を含む材料から構成されている原子層堆積膜である第1のハードマスク層11と、クロム(Cr)を含む材料から構成されている第2のハードマスク層12と、酸化シリコン(SiOx)を含む材料から構成されている光透過性基板13を有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1を準備する(図3(a))。
次に、第1のハードマスク層11の上に、例えば、電子線描画等のレジスト製版技術を用いて、レジストパターン14Pを形成し(図3(b))、次いで、レジストパターン14Pから露出する第1のハードマスク層11を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、第1のハードマスクパターン11Pを形成する(図3(c))。
次に、形成した第1のハードマスクパターン11Pから露出する第2のハードマスク層12を、酸素と塩素を含む混合ガスを用いてドライエッチングして、第2のハードマスクパターン12Pを形成する(図3(d))。
次に、上記にて形成した第2のハードマスクパターン12Pから露出する光透過性基板13の主面を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、凹部10sを形成し(図3(e))、最後に、第2のハードマスクパターン12Pを除去して、所望の凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレート10を得る(図3(f))。
ここで、本発明においては、前記第1のハードマスクパターンを形成する工程の後であって、前記転写パターンを形成する工程の前に、前記レジストパターンを除去する工程を備えており、前記転写パターンを形成する工程において、前記第1のハードマスクパターンを除去することが好ましい。
例えば、図3(c)に示す第1のハードマスクパターン11Pを形成した後であって、図3(e)に示す光透過性基板13の主面をドライエッチングする前に、レジストパターン14Pを除去しておき、図3(e)に示す光透過性基板13の主面をドライエッチングする工程において、第1のハードマスクパターン11Pも、フッ素を含むガスを用いたエッチングによって除去する。
本発明においては、第1のハードマスクパターン11Pがシリコンを含む材料から構成されているため、第2のハードマスクパターン12Pを形成することによって、光透過性基板13の主面を露出させた後においては、通常、酸化シリコンを含む材料から構成されている光透過性基板13をエッチングせずに、第1のハードマスクパターン11Pのみを除去することが困難になる。いずれも、フッ素を含むガスを用いたドライエッチングでエッチングされてしまうからである。
例えば、光透過性基板13をエッチングせずに、第1のハードマスクパターン11Pのみを除去しようとする場合、第2のハードマスクパターン12Pから露出する光透過性基板13の主面のみをレジスト等で被覆した後に、第1のハードマスクパターン11Pをエッチング除去するというような、複雑な工程を施す必要がある。
それゆえ、本発明においては、製造工程を容易とするために、図3(e)に示す光透過性基板13の主面をドライエッチングする工程において、第1のハードマスクパターン11Pも、フッ素を含むガスを用いたエッチングによって除去する。
ここで、第1のハードマスクパターン11Pの上にレジストパターン14Pが残存していると、第1のハードマスクパターン11Pの除去を阻害するため、上記のように、光透過性基板13の主面をドライエッチングする前に、レジストパターン14Pを除去しておく。
なお、上述のように、第1のハードマスク層11の膜厚が2nm以上5nm未満の範囲であるのに対し、ドライエッチングで形成する転写パターンの凹部10sの深さは、凹部10sの最小幅の2〜3倍程度(例えば、20nm〜60nm程度)であるため、通常、凹部10sを形成するためのドライエッチングが完了する前に、第1のハードマスクパターン11Pは除去される。
上記のように、本発明によれば、転写パターンの凹部の幅寸法が20nm未満のような微細な転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを製造することが可能となる。
さらに、上記のように、転写パターンを形成する工程において第1のハードマスクパターンを除去することにより、複雑な工程を施すことなく、上記のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを製造することができる。
以上、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク、その製造方法、および、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法についてそれぞれ説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
光透過性基板13に合成石英ガラス基板を用い、その主面の上に、DCマグネトロンスパッタ法により、Crターゲットを用いて、Arガス雰囲気下で、Cr膜を6nmの厚さに成膜して第2のハードマスク層12を形成した。
次に、第2のハードマスク層12を形成した光透過性基板13を原子層堆積装置に搭載し、光透過性基板13を300℃の温度に加熱しながら、第2のハードマスク層12の上に、シリコンを含む原料ガス(トリ−ジメチルアミノシランガス)と、酸素を含む反応ガス(O2ガスとH2Oガスの混合ガス)を交互に供給する原子層堆積法を用いて、膜厚3nmのSiO2膜からなる第1のハードマスク層11を形成し、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1を得た。
次に、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク1の第1のハードマスク層11の上に、ポジ型電子線レジストを膜厚40nmで形成し、加速電圧100kVのスポットビームの電子線描画装置を用いて、スペース幅が18nm〜100nmの1:1L&Sパターンを描画し、現像して、レジストパターン14Pを形成した。
次に、レジストパターン14Pから露出する第1のハードマスク層11を、フッ素系のガス(CF4ガス)を用いてドライエッチングして第1のハードマスクパターン11Pを形成し、その後、レジストパターン14Pを酸素プラズマで除去した。
次に、第1のハードマスクパターン11Pから露出する第2のハードマスク層12を、塩素と酸素の混合ガスを用いてドライエッチングして第2のハードマスクパターン12Pを形成した。
次に、第2のハードマスクパターン12Pから露出する光透過性基板13の主面を、フッ素系のガス(CF4ガス)を用いてドライエッチングして、深さ30nmの凹部10sを形成し、最後に、第2のハードマスクパターン12Pを、塩素と酸素の混合ガスを用いたドライエッチングで除去して、凹部10sの深さが30nm、凹部10sの幅が18nm〜100nmの1:1L&Sパターンの凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレート10を得た。
1・・・ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク
10・・・ナノインプリントリソグラフィ用テンプレート
11・・・第1のハードマスク層
11P・・・第1のハードマスクパターン
12・・・第2のハードマスク層
12P・・・第2のハードマスクパターン
13・・・光透過性基板
14P・・・レジストパターン
10s・・・凹部
10t・・・凸部
100・・・ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク
110・・・ナノインプリントリソグラフィ用テンプレート
112・・・ハードマスク層
112P・・・ハードマスクパターン
113・・・光透過性基板
114P・・・レジストパターン
110s・・・凹部
110t・・・凸部

Claims (5)

  1. 光透過性基板の主面に凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを作製するためのナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクであって、
    前記光透過性基板の主面の上に複数層のハードマスク層を有し、
    前記複数層のハードマスク層の最表層のハードマスク層が、原子層堆積膜であり、
    前記複数層のハードマスク層が、前記最表層のハードマスク層である第1のハードマスク層と、下層のハードマスク層である第2のハードマスク層を有しており、
    前記第1のハードマスク層がシリコンを含む材料から構成されており、
    前記第2のハードマスク層がクロムを含む材料から構成されており、
    前記光透過性基板が酸化シリコンを含む材料から構成されており、
    前記第1のハードマスク層の膜厚が、2nm以上5nm未満の範囲であり、
    前記第2のハードマスク層の膜厚が、5nm以上10nm未満の範囲であることを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランク。
  2. 請求項1に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法であって、
    前記第1のハードマスク層を、シリコンを含むガスと、酸素、窒素、フッ素のいずれか一種または複数種を含むガスとを交互に供給する原子層堆積法を用いて形成する工程を備え、
    前記第1のハードマスク層を形成する工程において、前記光透過性基板を、200℃以上600℃未満の温度範囲に加熱することを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法。
  3. 前記第2のハードマスク層を形成する工程と、
    前記第2のハードマスク層の表面を大気に曝さずに、前記第2のハードマスク層の上に前記第1のハードマスク層を形成する工程と、
    を順に備えることを特徴とする請求項2に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクの製造方法。
  4. 請求項1に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートブランクを用いたナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法であって、
    前記第1のハードマスク層の上にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンから露出する前記第1のハードマスク層を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、第1のハードマスクパターンを形成する工程と、
    前記第1のハードマスクパターンから露出する前記第2のハードマスク層を、酸素と塩素を含む混合ガスを用いてドライエッチングして、第2のハードマスクパターンを形成する工程と、
    前記第2のハードマスクパターンから露出する前記光透過性基板の主面を、フッ素を含むガスを用いてドライエッチングして、凹凸形状の転写パターンを形成する工程と、
    を順に備えることを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法
  5. 前記第1のハードマスクパターンを形成する工程の後であって、前記転写パターンを形成する工程の前に、前記レジストパターンを除去する工程を備えており、前記転写パターンを形成する工程において、前記第1のハードマスクパターンを除去することを特徴とする請求項4に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法
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