JP6024196B2 - 乳房検診用放射線断層撮影装置 - Google Patents

乳房検診用放射線断層撮影装置 Download PDF

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本発明は、乳房から照射される消滅放射線対を検出して、被検体内の放射性薬剤分布をイメージングする乳房検診用放射線断層撮影装置に係り、特に、がん検診用の乳房検診用放射線断層撮影装置に関する。
医療機関には、放射線薬剤の分布をイメージングする放射線断層撮影装置が配備されている。この様な放射線断層撮影装置の具体的な構成について説明する。従来の放射線断層撮影装置は、放射線を検出する放射線検出器が円環状に並んで構成される検出器リングが備えられている。この検出器リングは、被検体内の放射性薬剤から照射される互いに反対方向となっている一対の放射線(消滅放射線対)を検出する。
この様な放射線断層撮影装置の一種として、乳房検診用の放射線断層撮影装置がある。この乳房検診用放射線撮影装置について具体的に説明する。図11は、従来の乳房検診用放射線撮影装置について説明する図である。従来の乳房検診用放射線撮影装置51では、検査に際し、被検体Mの乳房Bの片側が検出器リング62に挿入される。この状態で、検出器リング62は、被検体Mから照射される消滅放射線対を検出する。
検出器リング62は、乳房Bから発せられた消滅放射線対の発生源を特定して、この位置情報を基に放射性薬剤の分布が生成される。放射性薬剤は、正常組織と比べがん組織により多く集積する性質があるので、放射性薬剤の分布図を診断すれば、乳がんの検診が行える。
検出器リング62により消滅放射線対を検出するようにすると、分布図に被検体の構造に由来する影響が現れてしまう。この理由について説明する。被検体内で発生した消滅放射線対は、何ら吸収を受けず検出器リング62に検出されるのが理想である。ところが、被検体は、もとより放射線を吸収する性質を有している。したがって、被検体内で発生した放射線の一部は、被検体自身によって吸収されてしまうのである。
検出器リング62から取得された放射線検出に関するデータをそのまま消滅放射線対の発生状況を表すものと信じて放射線発生状況のイメージングを行うと、画像の所々で消滅放射線対の発生が実際よりも少なく見積もられてしまう。具体的には、被検体の内部ほど消滅放射線対の発生量が見かけ上少なくなってしまう。
従来構成によれば、この様な問題を解決する目的で、X線を被検体に透過させて被検体の構造を取得するCTユニットを備える。このCTユニットで取得される画像(トランスミッション画像)は、被検体内部のX線の透過しやすさがイメージングされている。このトランスミッション画像と検出器リング62から取得されたデータを基に生成された被検体内で発生した放射線の分布を示すイメージ(エミッション画像)とを重ね合わせて1枚の画像を生成すれば、放射線の吸収の影響が考慮され、放射性薬剤の発生分布がより正しく取得できる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−183448号公報
しかしながら、従来構成によれば、次のような問題点がある。まず、従来構成のX線による被ばくが無視できない。CTユニットによる撮影に起因する被ばくは抑制した方がよいのである。
次に放射線の差異の測定精度への影響である。すなわち、被検体内の放射性薬剤の分布をこれ以上正確に取得できないという問題点である。従来構成によれば、トランスミッション画像は、X線を用いて撮影される。一方、エミッション画像を取得するときに検出される放射線は、γ線であり、X線ではない。したがって、トランスミッション画像は、γ線がどのように被検体に内部で吸収されるかを表したものではなく、むしろ、X線が被検体内部で吸収される様子を表している。放射線が被検体内で吸収される様子は、放射線の線質によって異なるので、従来構成のトランスミッション画像は、エミッション画像の補正に最適であるとは言えない。
ということは、外部からγ線を照射してトランスミッション画像を取得すればよいということになる。この様な装置としては、γ線を照射する線源を検出器リング62の内部に配置するものが一般的である。しかし、この様な構成とすると、確かにγ線の吸収状況を表したトランスミッション画像は取得できるようになるものの、別異の問題を招来する。
すなわち、検出器リング62の内部に線源を配置させなければならない。この様な構成とすると、検出器リング62の内径をより大きくしなければならなくなる。すると、装置の製造コストが増大する。検出器リング62は、そもそも放射線検出器を円環状に配置することで構成される。検出器リング62の内径を大きくすると、それだけ検出器リング62を構成するのにより多くの放射線検出器が必要となるのである。
また、検出器リング62の内径を大きくするとエミッション画像の画質が劣化する。この理由について説明する。消滅放射線対は、互いに反対方向に飛び去るのが理想である。しかし、実際の放射線の軌道は、反対方向から僅かにずれている。つまり、被検体内で発生した消滅放射線対は、検出器リング62における理想の位置とは異なる位置に入射することになる。この位置ズレは、放射線の飛距離が長いほど大きくなる。したがって、検出器リング62の内径が大きくなるほど、検出器リング62における消滅放射線対の入射位置は、理想から大きく外れてしまう。これが検出器リング62の内径を大きくするのに伴いエミッション画像の画質が劣化する理由である。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、放射性薬剤の分布をより正確にイメージングすることができる乳房検診用放射線断層撮影装置を提供することにある。
本発明は上述の課題を解決するために次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る乳房検診用放射線断層撮影装置は、被検体内に分布する放射性薬剤が発する一対の放射線を検出する検出器が弧状に配列されて構成される検出器リングと、被検体内における放射線の吸収を示すトランスミッション画像を生成する際、被検体の外部から放射線を検出器リングの内壁に向けて照射する放射線源と、検出器リングの中心軸を検出器リングから突出させて伸ばした延長線上の位置よりも検出器リングの径方向にシフトしたシフト位置に放射線源を支持することにより、放射線源を前記検出器リングとともに被検体の体幹部を挟む位置に配置させる支持手段と、支持手段を回転させることにより、放射線源を中心軸周りに回転させる回転手段と、回転手段を制御する回転制御手段とを備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]上述の構成によれば、検出器リングの中心軸の延長線上の位置よりも検出器リングの径方向にシフトしたシフト位置に放射線源が配置されている。このようにすることで、放射線源を検出器リングの外部に配置することができる。従来の放射線断層撮影装置の構成を乳房用放射線撮影装置に応用してトランスミッションデータを取得するようにすると、検出器リングの内部に放射線源を配置させなければならない。本発明によれば、検出器リングの内部に放射線源を配置する必要がないので、検出器リングの内径を小さくでき、製造コストが抑制されるとともに空間分解能が高い乳房用放射線撮影装置が提供できる。
また、上述の乳房検診用放射線断層撮影装置において、検出器リングを放射線源に対して中心軸方向に移動させる移動手段と、移動手段を制御する移動制御手段と、中心軸に対する放射線源の放射線照射方向の傾斜の程度を変更する傾斜駆動手段と、傾斜駆動手段を制御する傾斜制御手段とを備えればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明のより具体的な構成を示すものとなっている。すなわち、検出器リングが中心軸方向に移動可能となっているとともに、中心軸に対する放射線源の放射線照射方向の傾斜の程度を変更できる構成となっている。この様にすることで、トランスミッションデータ収集時において死角を無くすことができる。したがって、より確実にトランスミッションデータを取得できるようになる。
また、上述の乳房検診用放射線断層撮影装置において、放射線源を支持手段に対して検出器リングの径方向にシフトさせる線源シフト手段と、線源シフト手段を制御する線源シフト制御手段とを備えればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明のより具体的な構成を示すものとなっている。すなわち、放射線源を検出器リングの径方向にシフトできるようにすれば、放射線の照射方向の自由度がより向上するので、より確実にトランスミッションデータを取得できるようになる。
また、上述の乳房検診用放射線断層撮影装置において、放射線源には、放射線の照射を遮断するシャッターが設けられていればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明のより具体的な構成を示すものとなっている。放射線源に放射線の照射を遮断するシャッターを設けるようにすれば、被検体が無用に被曝することが抑制される。さらに、被検体内から発した消滅放射線を検出し、エミッションデータを収集するときに放射線源から発する放射線が確実に検出器リングに入射しないようにすることができる。
また、上述の乳房検診用放射線断層撮影装置において、支持手段が放射線源を回転させるときのカウンターバランスを備えていればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明のより具体的な構成を示すものとなっている。放射線源を回転させるときのカウンターバランスを設けるようにすれば、より簡単に放射線源を回転させることができる。
本発明によれば、検出器リングの中心軸方向から検出器リングに配列する位置よりも検出器リングの径方向にシフトしたシフト位置に放射線源が配置されている。このようにすることで、放射線源を検出器リングの外部に配置することができる。従来の放射線断層撮影装置の構成を乳房用放射線撮影装置に応用してトランスミッションデータを取得するようにすると、検出器リングの内部に放射線源を配置させなければならない。本発明によれば、検出器リングの内部に放射線源を配置する必要がないので、検出器リングの内径を小さくでき、製造コストが抑制されるとともに空間分解能が高い乳房用放射線撮影装置が提供できる。
実施例1に係る乳房検診用放射線撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係る検出器リングの構成を説明する平面図である。 実施例1に係る放射線検出器の構成を説明する斜視図である。 実施例1に係る放射線源と検出器リングとの位置関係を説明する断面図である。 実施例1に係る放射線源が放射線を検出器リングに向けて照射する様子を説明する断面図である。 実施例1に係るアームの回動を説明する平面図である。 実施例1に係るアームの回動を説明する平面図である。 実施例1に係る検出器リングの移動を説明する断面図である。 実施例1に係る放射線源が放射線を検出器リングに向けて照射する様子を説明する断面図である。 実施例1に係る乳房検診用放射線撮影装置の動作を説明するフローチャートである。 従来構成の乳房検診用放射線撮影装置の構成を説明する断面図である。
まず、実施例1に係る乳房検診用放射線撮影装置について説明する。乳房検診用放射線撮影装置10は、図1に示すように、被検体Mを載置する天板8aを支持する寝台8を有している。天板8aには、円形の穴が設けられており、被検体Mの乳房Bのうちの1つを寝台8内部に導入できるようになっている。寝台8の内部には、天板8aに設けられた穴を下側に延長するように乳房Bを導入させる円筒形の開口が設けられている。この開口は、寝台8の内部に設けられた検出器リング12により構成されている。従って、検出器リング12は、天板8aに載置される被検体Mからみて下側に設けられている。
放射線源5は、被検体Mの上側に懸垂されて設けられている。放射線源5には、放射性セシウムが封入されており、被検体Mに向けてγ線を照射できるようになっている。放射線源5は、鉛直方向を中心軸とした円盤形状をした支持部材6に包含されている。放射線源5から発したγ線(以降、単に放射線と呼ぶ)は、支持部材6に設けられた窓を通過して、被検体側に出射することになる(図4参照)。被検体Mを透過した放射線は、検出器リング12に入射する。したがって、放射線源5は、放射線を検出器リング12の内壁に向けて照射することになる。支持部材6は、本発明の支持手段に相当する。
支持部材6は、検出器リング12の中心軸Cを検出器リング12から突出させて伸ばした延長線上の位置よりも検出器リング12の径方向にシフトした位置(シフト位置)に放射線源5を支持する。したがって、検出器リング12から見て放射線源5は、鉛直方向から外れた斜め方向に位置していることになる。
支柱7は、支持部材6を懸垂支持する目的で設けられている。支柱7は、床面から鉛直方向に伸びた柱状の部材で、先端に水平方向に伸びたアーム7aを備えている。そのアーム7aの先端には、支持部材6を懸垂する鉛直方向に伸びた軸7bを有している。放射線源5は、支持部材6を介して支柱7に支持されることになる。支持部材6の形状は、軸7bを中心とした回転体となっている。
支持部材6の内部には、放射線源5の他にカウンターバランス6aを有している。このカウンターバランス6aは、支持部材6の中心から見て放射線源5が設けられている側と反対側に設けられており、支持部材6の重心が支持部材6の中心にくるようにする目的で設けられている。
検出器リング12の構成について説明する。検出器リング12は、例えば8個の検出器1がz方向(中心軸方向)に垂直な平面上の仮想円に配列されることで、1つの単位リング12bが形成される。この単位リング12bがz方向に3個配列されて検出器リング12が構成される(具体的には、図2参照)。検出器リング12の中心軸は、鉛直方向に伸びている。このように、検出器リング12は、放射線を検出する検出器1が弧状に配列されて構成される。
検出器1の構成について簡単に説明する。図3は、実施例1に係る放射線検出器の構成を説明する斜視図である。検出器1は、図3に示すように放射線を光に変換するシンチレータ2と、光を検出する光電子増倍管から構成される光検出器3とを備えている。そして、シンチレータ2と光検出器3との介在する位置には、光を授受するライトガイド4が備えられている。
シンチレータ2は、シンチレータ結晶が3次元的に配列されて構成されている。シンチレータ結晶は、Ceが拡散したLu2(1−X)2XSiO(以下、LYSOとよぶ)によって構成されている。そして、光検出器3は、どのシンチレータ結晶が光を発したかという光の発生位置を特定することができるようになっているとともに、光の強度や、光の発生した時刻をも特定することができる。また、実施例1の構成のシンチレータ2は、採用しうる態様の例示にすぎない。したがって、本発明の構成は、これに限られるものではない。
同時計数部31(図1参照)には、検出器リング12から出力された検出信号が送られてきている。検出器リング12に同時に入射した2つの放射線は、被検体内の放射性薬剤に起因する消滅放射線対である。同時計数部31は、検出器リング12を構成するシンチレータ結晶のうちの2つの組み合わせ毎に消滅放射線対が検出された回数をカウントし、この結果を画像生成部32に送出する。
画像生成部32は、同時計数部31より出力される同時計数データを基に、検出器リング12の開口部をある平面で裁断したときの断層画像Pを生成する。画像生成部32は、同時計数データに後述のトランスミッション画像を参照して断層画像Pを生成する。
<支持部材の回転について>
乳房検診用放射線撮影装置10には、支持部材6を回転させる支持部材回転機構13と、支持部材回転機構13を制御する支持部材回転制御部14を備えている。支持部材6は、支持部材回転機構13により軸7bを中心に自転することができる。従って、支持部材6の回転はしたとしても同じ領域に止まることになる。一方、支持部材6の内部に設けられた放射線源5は、支持部材6の回転に追従して円の軌道を描いて移動する。後述のカウンターバランス6aも同様に、支持部材6の回転に追従して円の軌道を描いて移動する。この様に支持部材回転機構13は、放射線源5を中心軸C周りに回転させるのである。支持部材回転機構13は、本発明の回転手段に相当し、支持部材回転制御部14は、本発明の回転制御手段に相当する。
支持部材6は回転体の形状となっている。したがって、支持部材6を回転させたとしても、支持部材6が術者など向かってくることがなく、内部の放射線源5を安全に回転させることができる。
ところで、放射線源5は重量物である。そこで、実施例1の構成によれば、支持部材6の内部にカウンターバランス6aが設けられている。支持部材6の重心はカウンターバランス6aによって調整されているので、支持部材回転機構13は、支持部材6をスムーズに回転させることができる。このようにカウンターバランス6aは、支持部材6が放射線源5を回転させるときのバランスをとる役割をしている。
図4は、被検体M,検出器リング12および放射線源5との位置関係を説明する断面図である。検出器リング12と支持部材6とは被検体Mを挟み込む位置に設けられている。すなわち、支持部材6は、被検体Mの上部に位置し、検出器リング12は被検体Mの下部に位置しているのである。なお、図中の中心軸Cは、検出器リング12の中心軸を表しており、支持部材6を回転自在に支持する軸7bもこの中心軸Cが通過する位置に設けられている。したがって、支持部材6は中心軸Cを中心に自転することになる。
放射線源5は、中心軸Cを基準として検出器リング12の内壁よりも外側に設けられている。したがって中心軸Cから検出器リング12の内壁までの距離よりも、中心軸Cから放射線源5(より正確には、内部の放射性物質)までの距離が長いことになる。この放射線源5には、放射線の照射を遮断するシャッター5aが設けられている。シャッター5aは、シャッター駆動機構23によって駆動され、放射線の照射を許容したり放射線の照射を禁止したりする。シャッター制御部24は、シャッター駆動機構23を制御する目的で設けられている。
図5左側は、シャッター5aが放射線の照射を許容している状態において、放射線源5から照射される放射線が検出器リング12に入射する様子を表している。放射線は、中心軸C(垂直方向)から傾斜した方向に照射され、検出器リング12の内壁の一部に入射する。このとき、放射線源5は、中心軸Cを基準として検出器リング12の内壁よりも外側に設けられているので、放射線は、被検体Mの乳房Bを横切って検出器リング12に入射することになる。放射線源5より発する放射線の広がりとしては、被検体Mの無用な放射線被曝を避ける観点から、検出器リング12における内壁の上側から放射線がはみ出さないように十分に狭くすることが望ましい。同様に、放射線の広がりは、検出器リング12における内壁の下側から放射線がはみ出さないように十分に狭くすることが望ましい。図5左側においては、放射線源5は、中心軸Cの左側にあり、放射線は右下に向けて照射され、検出器リング12の右側の内壁に入射している。
放射線の照射は、支持部材6を回転させながら行う。図5右側は、図5左側の状態から支持部材6が180°回転した状態を表している。この場合においては、放射線源5は、中心軸Cの右側にあり、放射線は左下に向けて照射され、検出器リング12の左側の内壁に入射している。この様に支持部材6を回転させながら放射線の照射を行うと、検出器リング12の内壁の各部に順番に放射線が照射される。したがって、支持部材6を一回転すると、検出器リング12の内壁の全てに放射線が照射されることになる。この様に構成することで、被検体Mの乳房Bのデータ収集を様々な角度から行うことができる。
放射線源5から放射線が照射されることによって取得される検出データは、検出器リング12を通じて同時計数部31に入力される。同時計数部31は、検出データをそのまま画像生成部32に送出する。検出データは被検体Mの乳房Bが放射線を吸収する様子を放射線の照射方向を変えながら取得されたものである。したがって、画像生成部32は、既存のCTイメージング法を使用することにより、乳房Bの放射線の吸収の分布を表した断層画像を取得できる。このとき取得される断層画像は、トランスミッション画像と呼ばれるもので、放射性薬剤の分布を知る上で参照される中間画像である。画像生成部32は、同時計数部31から取得されたデータを画像化してエミッション画像を生成する。そして、画像生成部32は、エミッション画像にトランスミッション画像を作用させることで、被検体内での放射線の吸収の影響を消去して断層画像Pを生成する。
<アームの駆動について>
実施例1の構成においては、アーム7aが支柱7を中心に回動できるようになっている。そこで、このアーム7aの回動についてより詳細に説明する。アーム7aの回動は、アーム駆動機構21により行われる(図1参照)。アーム駆動制御部22は、アーム駆動機構21を制御する目的で設けられている。
図6は、アーム7aがアーム駆動機構21により回動される様子を表している図であり、装置を鉛直下向きに見下ろしたときの図である。図6は、図4で説明したように、支持部材6が被検体Mの乳房Bの上部に位置する状態を表している。この状態からアーム7aが回動されると、図7に示す状態となる。図7の状態においては、支持部材6は、被検体Mの上部から外れた位置にまで移動される。このように支持部材6を移動可能とすることにより、被検体Mが装置に乗り降りすることが容易となる。
<検出器リングの移動および放射線源のシフト移動について>
実施例1の検出器リング12は、図8に示すように垂直方向に移動できるようになっている。この検出器リング12の移動は、検出器リング移動機構15により行われる(図1参照)。検出器リング移動制御部16は、検出器リング移動機構15を制御する目的で設けられている。検出器リング移動機構15は、検出器リング12を放射線源5に対して中心軸方向(鉛直方向)に移動させる。検出器リング移動機構15は、本発明の移動手段に相当し、検出器リング移動制御部16は、本発明の移動制御手段に相当する。
また、実施例1の放射線源5は、図8に示すように中心軸Cに接近・離反する方向にシフト移動することができる。放射線源5は、支持部材6の内部に位置していることからすると、放射線源5は、支持部材6の内部で移動することになる。このように、線源シフト機構19は、放射線源5を検出器リング12の径方向にシフトさせる。なお、放射線源5がシフト移動するとシャッター5aもこれに追従して移動することになる。この放射線源5の移動は線源シフト機構19により行われる(図1参照)。線源シフト制御部20は、線源シフト機構19を制御する目的で設けられている。線源シフト機構19は、本発明の線源シフト手段に相当し、線源シフト制御部20は、本発明の線源シフト制御手段に相当する。
また、放射線源5は、放射線の出射方向を調整できるようなっている。この放射線の出射方向の調整は、線源傾斜機構17により行われる(図1参照)。線源傾斜制御部18は、線源傾斜機構17を制御する目的で設けられている。この線源傾斜機構17の調整により、放射線の照射方向の中心軸Cに対する傾斜が調整される。したがって、線源傾斜機構17は、鉛直方向および放射線源5から軸7bに向かう方向のいずれにも直交するとともに放射線源5を通過する軸を中心に放射線源5を回転させることにより放射線の照射方向を調整する。この放射線源5が傾斜される様子は、図8の破線により示されている。このように、線源傾斜機構17は、中心軸Cに対する放射線源5の放射線照射方向の傾斜の程度を変更する。なお、放射線源5が傾斜するとシャッター5aもこれに追従して傾斜することになる。線源傾斜機構17は、本発明の傾斜駆動手段に相当し、線源傾斜制御部18は、本発明の傾斜制御手段に相当する。
検出器リング移動制御部16,線源シフト制御部20,線源傾斜制御部18は、同期して各部15,19,17を制御する構成となっているので、その詳細について説明する。図9は、検出器リング12が被検体Mから離反するように移動した場合の放射線源5の状態を表している。検出器リング移動制御部16が検出器リング12を移動させると、線源シフト制御部20は、放射線源5を中心軸Cに近づくようにシフト移動させる。これに伴い、線源傾斜制御部18は、放射線の照射方向と中心軸Cとのなす角が小さくなるように放射線源5を傾斜させる。これにより、放射線源5は、図9の斜線の位置から、実線の位置にまで移動される。この様に放射線源5が移動すると、放射線がより寝台8の深部までに届くことになる。移動後の放射線源5が発する放射線の照射方向としては、被検体Mの無用な放射線被曝を避ける観点から、検出器リング12における内壁の上側または下側から放射線がはみ出さないようにすることが望ましい。なお、シャッター5aも放射線源5に追従して移動する。
一方、検出器リング12は、寝台8の深部の位置まで移動している。従って、検出器リング12の内壁に放射線を入射させるには、放射線の照射方向を調整して放射線をより寝台8の深部まで届くようにしなければならない。この調整は、上述のように検出器リング12の移動に合わせて線源シフト制御部20,線源傾斜制御部18が行う。これら制御部20,18により具体的にどのように調整がなされるかについては既に説明済みである。検出器リング12および放射線源5は、図9のような位置関係となっている状態で、支持部材6が1回転される。この状態においてもトランスミッションデータが取得される。
このように、放射線の照射方向を変更しながらトランスミッションデータを取得できるようにすることで、乳房全体のデータ収集を確実に取得できる。
表示部33は、画像生成部32が生成した断層画像Pを表示させるものである。操作卓34は、術者の指示を入力させる目的で設けられている。記憶部35は、検出器リング12が出力する検出信号、同時計数部31が生成する同時計数データ、断層画像P等、各部の動作によって生じるデータ、および各部の動作に際して参照されるパラメータの一切を記憶するものである。
なお、乳房検診用放射線撮影装置10は、各部を統括的に制御する主制御部41を備えている。この主制御部41は、CPUによって構成され、各種のプログラムを実行することにより、各部14,16,18,20,22,24,31,32を実現している。なお、上述の各部はそれらを担当する制御装置に分割されて実現されてもよい。
<乳房用放射線撮影装置の動作>
次に、実施例1に係る乳房検診用放射線撮影装置10の動作について説明する。図10は、装置の動作を説明するフローチャートである。乳房検診用放射線撮影装置10を用いて検診を行うには、まず、被検体Mが天板8aに載置される(被検体載置ステップS1)。このとき、予め支持部材6は、図7のように天板8aから退避された状態となっている。したがって、被検体Mが天板8aに配置する際に支持部材6が妨げとならない。本ステップを通じて被検体Mは、天板8aに設けられた開口部に乳房Bを挿入した状態で腹ばいとなる。
術者が操作卓34を通じてアーム7aの回動を指示すると、アーム7aが回動され、支持部材6が被検体Mの乳房Bの鉛直上側まで移動する(アーム回動ステップS2)。このようにして、被検体Mが検出器リング12と支持部材6とに挟まれる位置に配置されることになる。図6は、本ステップが完了した状態を表している。
術者が操作卓34を通じてトランスミッションデータの取得を指示すると、遮蔽状態となっていたシャッター5aが解放され、放射線源5から放射線が被検体Mに向けて照射される(トランスミッションデータ取得ステップS3)。このとき被検体Mを通過してきた放射線は、検出器リング12の内壁に入射し検出される。この放射線を検出している最中に支持部材6が回転され、トランスミッションデータの収集は、放射線の照射方向を変えながら行われる(図5参照)。
なお、この際、検出器リング12を移動させながらトランスミッションデータの収集を行ってもよい。検出器リング12の移動に伴い放射線源5は、移動および傾斜されることになる。
術者が操作卓34を通じてエミッションデータの取得を指示すると、解放状態となっていたシャッター5aが閉鎖され、放射線の照射が中止される。そして、被検体Mから照射される消滅放射線対の同時計数が開始される(エミッションデータ取得ステップS4)。検出器リング12が検出した2つの放射線が消滅放射線対であるかは、同時計数部31により判断される。
取得されたトランスミッションデータおよびエミッションデータは、画像生成部32に送出される。画像生成部32は、これらを基に断層画像Pを生成する(断層画像生成ステップS5)。取得された断層画像Pが、表示部33に表示されて、検査は終了となる。
以上のように、上述の構成によれば、検出器リング12の中心軸方向から検出器リング12に配列する位置よりも検出器リング12の径方向にシフトしたシフト位置に放射線源5が配置されている。このようにすることで、放射線源5を検出器リング12の外部に配置することができる。従来の放射線断層撮影装置の構成を乳房用放射線撮影装置に応用してトランスミッションデータを取得するようにすると、検出器リング12の内部に放射線源5を配置させなければならない。本発明によれば、検出器リング12の内部に放射線源5を配置する必要がないので、検出器リング12の内径を小さくでき、製造コストが抑制されるとともに空間分解能が高い乳房用放射線撮影装置が提供できる。
また、実施例1の構成は、検出器リング12が中心軸方向に移動可能となっているとともに、中心軸Cに対する放射線源5の放射線照射方向の傾斜の程度を変更できる構成となっている。この様にすることで、トランスミッションデータ収集時において死角を無くすことができる。したがって、より確実にトランスミッションデータを取得できるようになる。
上述のように、放射線源5を検出器リング12の径方向にシフトできるようにすれば、放射線の照射方向の自由度がより向上するので、より確実にトランスミッションデータを取得できるようになる。
また、放射線源5に放射線の照射を遮断するシャッター5aを設けるようにすれば、被検体Mが無用に被曝することが抑制される。さらに、被検体内から発した消滅放射線対を検出し、エミッションデータを収集するときに放射線源5から発する放射線が確実に検出器リング12に入射しないようにすることができる。
そして、放射線源5を回転させるときのカウンターバランス6aを設けるようにすれば、より簡単に放射線源5を回転させることができる。
本発明は、上述の構成に限られず、下記のように変形実施することが可能である。
(1)上述した実施例のいうシンチレータ結晶は、LYSOで構成されていたが、本発明においては、その代わりに、LGSO(Lu2(1−X)2XSiO)やGSO(GdSiO)などの他の材料でシンチレータ結晶を構成してもよい。本変形例によれば、より安価な放射線検出器が提供できる放射線検出器の製造方法が提供できる。
(2)上述した実施例において、光検出器は、光電子増倍管で構成されていたが、本発明はこれに限らない。光電子増倍管に代わって、フォトダイオードやアバランシェフォトダイオードや半導体検出器などを用いてもよい。
(3)上述した実施例において、検出器リング12は、O型のリング状であったがこれに代えてC型の円弧状としてもよい。
C 中心軸
5 放射線源
5a シャッター
6 支持部材(支持手段)
6a カウンターバランス
12 検出器リング
13 支持部材回転機構(回転手段)
14 支持部材回転制御部(回転制御手段)
15 検出器リング移動機構(移動手段)
16 検出器リング移動制御部(移動制御手段)
17 線源傾斜機構(傾斜駆動手段)
18 線源傾斜制御部(傾斜制御手段)
19 線源シフト機構(線源シフト手段)
20 線源シフト制御部(線源シフト制御手段)

Claims (5)

  1. 被検体内に分布する放射性薬剤が発する一対の放射線を検出する検出器が弧状に配列されて構成される検出器リングと、
    被検体内における放射線の吸収を示すトランスミッション画像を生成する際、被検体の外部から放射線を前記検出器リングの内壁に向けて照射する放射線源と、
    前記検出器リングの中心軸を前記検出器リングから突出させて伸ばした延長線上の位置よりも前記検出器リングの径方向にシフトしたシフト位置に前記放射線源を支持することにより、前記放射線源を前記検出器リングとともに被検体の体幹部を挟む位置に配置させる支持手段と、
    前記支持手段を回転させることにより、前記放射線源を中心軸周りに回転させる回転手段と、
    前記回転手段を制御する回転制御手段とを備えることを特徴とする乳房検診用放射線断層撮影装置。
  2. 請求項1に記載の乳房検診用放射線断層撮影装置において、
    前記検出器リングを前記放射線源に対して中心軸方向に移動させる移動手段と、
    前記移動手段を制御する検出器リング移動制御手段と、
    前記中心軸に対する前記放射線源の放射線照射方向の傾斜の程度を変更する傾斜駆動手段と、
    前記傾斜駆動手段を制御する傾斜制御手段とを備えることを特徴とする乳房検診用放射線断層撮影装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の乳房検診用放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源を前記支持手段に対して前記検出器リングの径方向にシフトさせる線源シフト手段と、
    前記線源シフト手段を制御する線源シフト制御手段とを備えることを特徴とする乳房検診用放射線断層撮影装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の乳房検診用放射線断層撮影装置において、
    前記放射線源には、放射線の照射を遮断するシャッターが設けられていることを特徴とする乳房検診用放射線断層撮影装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の乳房検診用放射線断層撮影装置において、
    前記支持手段が前記放射線源を回転させるときのカウンターバランスを備えていることを特徴とする乳房検診用放射線断層撮影装置。
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