JPS62167538A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
- Publication number
- JPS62167538A JPS62167538A JP60298165A JP29816585A JPS62167538A JP S62167538 A JPS62167538 A JP S62167538A JP 60298165 A JP60298165 A JP 60298165A JP 29816585 A JP29816585 A JP 29816585A JP S62167538 A JPS62167538 A JP S62167538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector ring
- ray
- detector
- slice
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、X線CT装置に関し、特に第4世代のX線
CT装置に関する。
CT装置に関する。
従来の技術
第4世代のX線CT装置では、X線検出器としてシンチ
レータとフォトマルチプライアとを組合せたものやシン
チレータとフォトダイオードとを組合せたものが使用さ
れ、この検出器が多数リング型に配列されて固定されて
おり、X線管がこの検出器リングに沿って回転移動し、
その回転移動中に中央部に向けてX線ビームを連続的に
照射する。検出器リングの中央部には被写体が置かれ、
被写体を透過したX線ビームが、検出器リングの、X線
管と対向する位置にある検出器によって検出される。こ
うしてX線管が1回転すると、断層像を再構成するのに
必要なデータが収集できる。
レータとフォトマルチプライアとを組合せたものやシン
チレータとフォトダイオードとを組合せたものが使用さ
れ、この検出器が多数リング型に配列されて固定されて
おり、X線管がこの検出器リングに沿って回転移動し、
その回転移動中に中央部に向けてX線ビームを連続的に
照射する。検出器リングの中央部には被写体が置かれ、
被写体を透過したX線ビームが、検出器リングの、X線
管と対向する位置にある検出器によって検出される。こ
うしてX線管が1回転すると、断層像を再構成するのに
必要なデータが収集できる。
2スライス同時撮影するよう構成された所謂2スライス
タイプでは、検出器リングが2スライス分、スライス厚
さ方向に重ねられている。
タイプでは、検出器リングが2スライス分、スライス厚
さ方向に重ねられている。
発明が解決しようとする問題点
従来の2スライスタイプの第4世代X線CT装置では、
上記のように多数の検出器をリング型に配列した検出器
リングを2層備える必要があり、高価な検出器の数が2
倍に増えるだけでなく、各検出器に接続されている電子
回路もまた2倍に増加することになり、きわめて高価な
ものになってしまう。
上記のように多数の検出器をリング型に配列した検出器
リングを2層備える必要があり、高価な検出器の数が2
倍に増えるだけでなく、各検出器に接続されている電子
回路もまた2倍に増加することになり、きわめて高価な
ものになってしまう。
この発明は、検出器リングとそれに伴なう電子回路が1
スライス分だけで済み、安価となる2スライスタイプの
第4世代X線CT装置を提供することを目的とする。
スライス分だけで済み、安価となる2スライスタイプの
第4世代X線CT装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
この発明の第4世代のX線CT装置は、多数の検出器が
1列に配列されてなる検出器リングと、互いに180°
対向する関係を保って互いに異なる第1、第2のスライ
ス面上の円軌道上にそれぞれ回転移動する第1、第2の
X線管と、上記の検出器リングを回転させずに第1、第
2のスライス面にかかるように傾け、検出器リングの、
上記第1のX線管とは反対側の部分が第1のスライス面
に、第2の検出器とは反対側の部分が第2のスライス面
に、それぞれ位置するという位置関係を保つように、上
記検出器リングの傾き方向を、第1、第2のX線管の回
転に応じて変化させる機構とからなる。
1列に配列されてなる検出器リングと、互いに180°
対向する関係を保って互いに異なる第1、第2のスライ
ス面上の円軌道上にそれぞれ回転移動する第1、第2の
X線管と、上記の検出器リングを回転させずに第1、第
2のスライス面にかかるように傾け、検出器リングの、
上記第1のX線管とは反対側の部分が第1のスライス面
に、第2の検出器とは反対側の部分が第2のスライス面
に、それぞれ位置するという位置関係を保つように、上
記検出器リングの傾き方向を、第1、第2のX線管の回
転に応じて変化させる機構とからなる。
作 用
第1、第2のX線管が互いに180°対向する関係を保
って互いに異なる第1、第2のスライス面上の円軌道上
にそれぞれ回転移動すると、これに応じて、第1、第2
のスライス面にかかるように傾けられている検出器リン
グの傾き方向が変化していく。
って互いに異なる第1、第2のスライス面上の円軌道上
にそれぞれ回転移動すると、これに応じて、第1、第2
のスライス面にかかるように傾けられている検出器リン
グの傾き方向が変化していく。
そのため、第1のX線管がある位置にあるとき、この第
1のX線管に対して反対側となる、検出器リングの部分
が第1のスライス面に位置し、第1のスライス面でのデ
ータ収集を行なうことができる。他方、このとき、検出
器リングの、第1のX線管と同じ側の部分は、第2のス
ライス面に位置している。この部分は第2のX線管に対
しては反対側となる部分であるから、第2のスライス面
一トにある第2のX線管に対向することになり、第2の
スライス面でのデータ収集を行なうことができる。
1のX線管に対して反対側となる、検出器リングの部分
が第1のスライス面に位置し、第1のスライス面でのデ
ータ収集を行なうことができる。他方、このとき、検出
器リングの、第1のX線管と同じ側の部分は、第2のス
ライス面に位置している。この部分は第2のX線管に対
しては反対側となる部分であるから、第2のスライス面
一トにある第2のX線管に対向することになり、第2の
スライス面でのデータ収集を行なうことができる。
そして、上記のように、検出器リングの傾き方向が第1
.第2のX線管の回転に応じて変化して、上記の位置関
係が常に保たれるので、1スライス分の検出器リングで
ありながら、2スライスのデータ収集ができる。
.第2のX線管の回転に応じて変化して、上記の位置関
係が常に保たれるので、1スライス分の検出器リングで
ありながら、2スライスのデータ収集ができる。
実施例
第1図において、検出器リング1は多数の検出器が1列
にリング型に配列されてなるもので、周囲にはスライド
棒2が設けられている。そしてこの検出器リング1は円
筒カム3のなかに入れられ、スライド棒2がカム溝4に
係合する。この円筒カム3はZ軸を回転中心として回転
し、その内側に、検出器リングlと衝突しないよう2個
のX線管5.6が固定される。検出器リング1は円筒カ
ム3が回転しても回転しないよう適宜な機構により保持
されており、単に、スライド棒2とカム溝4との係合に
より傾くだけとなっている。X線管5.6は軸Zの方向
に異なる位置で、しかも軸Zに対して1800対称な位
置において、円筒カム3に固定される。したがって、円
筒カム3が回転すると、このX線管5.6は、互いに1
80゜対向する位置関係を保ったまま、2つの異なる平
面上の円軌道52.62上を回転移動することになる。
にリング型に配列されてなるもので、周囲にはスライド
棒2が設けられている。そしてこの検出器リング1は円
筒カム3のなかに入れられ、スライド棒2がカム溝4に
係合する。この円筒カム3はZ軸を回転中心として回転
し、その内側に、検出器リングlと衝突しないよう2個
のX線管5.6が固定される。検出器リング1は円筒カ
ム3が回転しても回転しないよう適宜な機構により保持
されており、単に、スライド棒2とカム溝4との係合に
より傾くだけとなっている。X線管5.6は軸Zの方向
に異なる位置で、しかも軸Zに対して1800対称な位
置において、円筒カム3に固定される。したがって、円
筒カム3が回転すると、このX線管5.6は、互いに1
80゜対向する位置関係を保ったまま、2つの異なる平
面上の円軌道52.62上を回転移動することになる。
この円軌道52.62がのっている平面を第1、第2の
面と呼ぶことにする。
面と呼ぶことにする。
円筒カム3のカム溝4は、この第1、第2の面を創めに
横切る面上に形成されている。そしてその傾きの方向は
、X線管5の位置とは反対側でカム溝4が第1の面の方
にきており、すなわち、X線管6の位置とは反対側(X
線管5の位置と同じ側)でカム溝4が第2の面の方にき
ているような方向となっている。そのため、円筒カム3
が回転すると、カム溝4のなす面の傾き方向が変化し、
それに応じて、検出器リング1も傾き、検出器リング1
のなす面はカム溝のなす面と同じになる。
横切る面上に形成されている。そしてその傾きの方向は
、X線管5の位置とは反対側でカム溝4が第1の面の方
にきており、すなわち、X線管6の位置とは反対側(X
線管5の位置と同じ側)でカム溝4が第2の面の方にき
ているような方向となっている。そのため、円筒カム3
が回転すると、カム溝4のなす面の傾き方向が変化し、
それに応じて、検出器リング1も傾き、検出器リング1
のなす面はカム溝のなす面と同じになる。
したがって、X線管5.6のどのような角度においても
、第2図、第3図に示すような位置関係が保たれる。す
なわち、第1の面上に置かれたX線管5からこの面に沿
って発射されるX線ビーム51は被写体7の第1のスラ
イス面を通って、この面の方に傾いてきている検出器リ
ングエの反対側の部分に入射するので、被写体7の第1
のスライスでのデータ収集が行なえる。また、第2の面
上に置かれたX線管6からこの面に沿って発射されるX
線ビーム61は被写体7の第2のスライス面を通って、
この面の方に傾いてきている検出器リング1の反対側の
部分に入射するので、被写体7の第2のスライスでのデ
ータ収集が行なえる。
、第2図、第3図に示すような位置関係が保たれる。す
なわち、第1の面上に置かれたX線管5からこの面に沿
って発射されるX線ビーム51は被写体7の第1のスラ
イス面を通って、この面の方に傾いてきている検出器リ
ングエの反対側の部分に入射するので、被写体7の第1
のスライスでのデータ収集が行なえる。また、第2の面
上に置かれたX線管6からこの面に沿って発射されるX
線ビーム61は被写体7の第2のスライス面を通って、
この面の方に傾いてきている検出器リング1の反対側の
部分に入射するので、被写体7の第2のスライスでのデ
ータ収集が行なえる。
このように1スライス分の検出器リングlでありながら
2スライス分のデータ収集を同時に行なえる。
2スライス分のデータ収集を同時に行なえる。
なお、検出器リングの傾き方向を2つのX線管の回転に
応じて変化させていく機構は、上記のものに限らず種々
考えられる。
応じて変化させていく機構は、上記のものに限らず種々
考えられる。
発明の効果
この発明によれば、17947分の検出器リングであり
ながら2スライス分のデータを同時に収集でき、検出器
リングとそれに伴なう電子回路が1スライス分だけで済
み、安価となる。2スライス同時撮影できるので、患者
のスループットを向上できる。
ながら2スライス分のデータを同時に収集でき、検出器
リングとそれに伴なう電子回路が1スライス分だけで済
み、安価となる。2スライス同時撮影できるので、患者
のスループットを向上できる。
第1図はこの発明の一実施例を分解して模式的に示す斜
視図、第2図および第3図は位置関係を説明するための
模式図で、第2図は正面から見た模式図、第3図は側面
から見た模式図である。
視図、第2図および第3図は位置関係を説明するための
模式図で、第2図は正面から見た模式図、第3図は側面
から見た模式図である。
Claims (1)
- (1)多数の検出器が1列に配列されてなる検出器リン
グと、互いに180°対向する関係を保って互いに異な
る第1、第2のスライス面上の円軌道上にそれぞれ回転
移動する第1、第2のX線管と、上記の検出器リングを
回転させずに第1、第2のスライス面にかかるように傾
け、検出器リングの、上記第1のX線管とは反対側の部
分が第1のスライス面に、第2の検出器とは反対側の部
分が第2のスライス面に、それぞれ位置するという位置
関係を保つように、上記検出器リングの傾き方向を、第
1、第2のX線管の回転に応じて変化させる機構とから
なるX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298165A JPS62167538A (ja) | 1985-12-31 | 1985-12-31 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298165A JPS62167538A (ja) | 1985-12-31 | 1985-12-31 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62167538A true JPS62167538A (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=17856039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60298165A Pending JPS62167538A (ja) | 1985-12-31 | 1985-12-31 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62167538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238513A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Shimadzu Corp | 乳房検診用放射線断層撮影装置 |
EP3991661A4 (en) * | 2019-06-26 | 2022-08-24 | Koh Young Technology Inc. | CT SCANNING APPARATUS USING A PLURALITY OF LIGHT SOURCES AND METHOD OF CT SCANNING |
-
1985
- 1985-12-31 JP JP60298165A patent/JPS62167538A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238513A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Shimadzu Corp | 乳房検診用放射線断層撮影装置 |
EP3991661A4 (en) * | 2019-06-26 | 2022-08-24 | Koh Young Technology Inc. | CT SCANNING APPARATUS USING A PLURALITY OF LIGHT SOURCES AND METHOD OF CT SCANNING |
US11969272B2 (en) | 2019-06-26 | 2024-04-30 | Koh Young Technology Inc. | Computed tomography apparatus and method using plurality of light sources |
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