JP6022715B2 - 時計センサ用の支持要素 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機械式腕時計に取り付けたセンサの支持要素に関する。
例えば、温度又は圧力センサ等のセンサモジュールを備えた腕時計において、一方ではケースへのセンサの強固な取り付けを保証すること、他方では集積制御回路への電気的接続のためのインタフェースを提供することが必要である。
これを達成するために、センサの幾何学的形状により可能な場合には、ミドルケースに配設された対応する形状のハウジング内にセンサを配置し;そうでない場合には一般に、支持及び固定用部材として作用する中間部品を介してミドルケースの側壁にセンサを固定する。センサモジュールは一般に、プリント回路基板(printed circuit board:PCB)も備え、上記プリント回路基板上には、電気的接続経路がガルバニック堆積によって形成される。このPCBは、これが物理的に接続されるセンサ用の電気的コネクタを有し、これもまたケース内に配設された主集積制御回路への、通常は別のPCB上における特にゼブラコネクタを介した電気的接続をおこなう。
組み付けに必要な様々な部品及び様々な接続インタフェースにより、これらのセンサモジュールは比較的複雑であり、組み付けに費用がかかる。
遠距離通信分野では、インモールドラベリング(in−mould labelling:IML)もまた公知であり、このIMLは導電性パターンをフィルム上に形成する。この技術により、フィルムアンテナとして公知であるアンテナを、移動体端末のケースの壁上に直接集積できる。特許文献1は、ケースの上面に配設され、導電性樹脂が注入されるビアホール及びコネクタによってPCBに接続された、このようなアンテナを備える移動体端末を開示している。提案されている配置は、損傷の可能性の高い外部アンテナと比較して有利な代替例を構成するが、ケースの内面がアンテナ用フィルムのように必ずしも平坦ではない、このため時計学の分野には応用できない。
同様に、遠距離通信の分野では、相互接続経路の三次元射出成形及びレーザ構造形成の技術も公知である。特許文献2は、ケース内部での容易な集積を可能にするよう構成された、三次元の、レーザ構造形成された相互接続経路を有する電子モジュール用のこのような基板を記載している。しかしながらこの種の技術は、特に手首に着用する時計に関しては寸法が小さく、そして位置決めの制約が非常に大きい時計学の分野には好適でない。
従って、上述したような制限のないセンサモジュールが必要である。
米国特許出願公開第2010/0035671号 欧州特許第2557904号
本発明の目的は特に、容易な組み付けを可能にし、限られた数の部品及びインタフェースを含む時計センサ用支持要素を提供することである。
これらの目的は時計センサ用支持要素により達成され、この時計センサ用支持要素は、三次元形状及び集積電気的接続経路を有するように、並びに剛性接続インタフェースと、電気的接続経路が配設される支持要素又は可撓性フィンガピースに組み付けられる屈曲ワイヤばねによって形成された可撓性接続インタフェースとを更に含むように、3D−MIDとして作製されることを特徴とする。
提案する解決策の1つの利点は、腕時計ケースにおけるセンサの組み付け及びセンサの集積制御回路への相互接続のための機械的及び電子的機能を、単一の部品に集積することを可能にすることで、組み付けを大幅に簡略化すると同時に、ケース内部での過密を低減することである。
本発明の解決策の別の利点は、センサ支持要素のために、腕時計産業で通常使用される剛性又は可撓性PCB及びゼブラコネクタを不要とすることができることであり、これは、接続インタフェースを省略でき、従って、モジュールのオーム抵抗が最小となることを意味する。このため、ジュール効果の損失も低減される。
本発明の解決策の更に別の利点は、腕時計ケース内部での組み付けの改善された柔軟性を提供することであり、これにより、ゼブラコネクタを使用する解決策ではセンサモジュールは腕時計の文字盤側からしか取り付けることができないのに対して、センサモジュールを文字盤側及び裏蓋側に取り付けることができる。更に、センサモジュールを完全に独立して組み付けることができ、従ってケース内部で容易に再配置でき、又は異なるケースの異なる場所に位置決めもできる。
更に本発明による時計センサ支持要素が、センサへの接続のための第1の剛性インタフェースと、集積制御回路へ接続するよう構成された第2の可撓性インタフェース接続とを含むという事実は、ケース内部でのセンサモジュールの位置決めに高い精度を必要としないという利点を有し、可撓性コネクタはPCBとは異なり、大きな動作クリアランスを補償できる。
本発明の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面により明らかになるであろう。
図1Aは、第1の好ましい実施形態による、時計用センサ支持要素の第1の面の図であり、この実施形態では、センサ及びセンサとの接続インタフェースのためのハウジングが配設される。 図1Bは、センサをハウジングに組み付けた、図1Aのセンサ支持要素を示す。 図2Aは、外部の集積制御回路との接続インタフェースを配設する図1Aに示した好ましい実施形態による、センサ支持要素の反対面の図である。 図2Bは、図2Aに示した好ましい実施形態によるセンサ支持要素の面の図であり、ワイヤばねの形状及び位置決めを示す。 図2Cは、図2Bに示した好ましい実施形態によるセンサ支持要素を示し、ここで全てのワイヤばねは組み付けられ、取り付け足は側方のノッチに挿入されている支持要素を示す。 図3は、レーザ構造形成した電気的接続経路を配設した可撓性フィンガピースを含む、第2の好ましい実施形態による時計用センサ支持要素を示す。
3D―MID(三次元(「3D」)成形相互接続デバイス(three dimensional moulded interconnect device)の略語)技術は、特にレーザ直接構造形成(Laser Direct Structuring:LDS)によって生成された、集積された電気的接続経路を含む射出成形したプラスチック部品を製造することからなる。第1のステップでは、部品の三次元幾何学的形状を型の形状により決定し、具体的にはLDS法のために最適化された第1の非導電性材料を、上記型中に注入する。次いで、接続経路になる表面を、射出成形した部品上にレーザ構造形成する。最後に、このようにして形成した部品に化学的金属化処理を施し、上記処理中に、前もってレーザに曝露させた面だけを金属化する。この技法は、容積に関して更に厳格な制約を受ける、例えば携帯電話用アンテナ等の、所定の形状のデバイスにおける集積制御回路用部品の設計の柔軟性を向上させる。この技法はまた、向上した大量生産の生産性によって、電子構成部品の生産プロセスを最適化する。上述のLDS技法の代替として、3D−MID部品を他の方法、特に2成分射出技法によって生産することもできる。この方法は2つのプラスチック材料を使用し、そのうちの1つは電気的相互接続経路を作製するために金属化され、もう1つの材料は不活性のままとする。この2成分(2C)技法は、LDS技法より大きな投資を必要とするが、大きな生産量では部品当たりのコストを更に削減できる。例えば、エアロゾル噴霧によるダイレクト銀メタライゼーション、これに続く焼結法といった、他の技法をまた想定してよい。
本発明の範囲内の時計のための3D−MID技術により製造されたセンサ支持要素の使用によって、一方では、通常平坦な形状の、専用のセンサ支持要素が不要となり、空間の節約及び組み付けプロセスの簡略化をもたらすことができ、他方では、集積制御回路への接続のために通常採用されるゼブラコネクタが不要となり、これにより接続インタフェースを最小化し、ケース内部にセンサモジュールを位置決めする際に更なる柔軟性を提供できる。
図1A〜1B、図2A〜2Cは、本発明の第1の好ましい実施形態のセンサ支持要素1を示し、図3は、本発明のセンサ支持要素1の好ましい第2実施形態を示す。
2つの好ましい実施形態のそれぞれによると、支持要素1は、センサ2への接続のための第1の剛性インタフェースと、集積制御回路への接続のための第2の可撓性インタフェースとを含み、これにより時計学の分野では多くの場合重大である動作クリアランスを補償し、従って集積制御回路との接触を保証する。
図1Aから明らかなように、センサ支持要素1は、センサ2との接続インタフェースが配設される第1の面11の側から示されており、上記センサ2のために中央にハウジング21を備える。ハウジング21には、第1のビアホール16が設けられ、これによりセンサ支持要素1の成形中に以下の図2A〜2Cに見られる固定用クリップ18を反対側に形成し、また第2のビアホール17が下側に配設され、これにより同一の図2A〜2Cを参照して以下に説明する二重の固定及び接続セキュリティを提供する。好ましくはレーザ構造形成される電気的接続経路10の一端には、センサ2を接続するためにハウジング21の周辺に配置した角型コネクタ102を確認でき、支持要素1の上縁部には、中央の隆起部150の周りに対称に配設した凹部15に配置される電気的接続経路10の拡幅部分101が形成される。これら拡幅部分は、支持要素の電気的試験を実施し易くするよう、及び経路のレーザ構造形成工程を通して経路を良好に相互接続し易くするよう構成され、支持要素の一方の縁部上の凹部15にこれら拡幅経路101を配設する目的は、支持要素1の運搬及び/又は取り扱い中に、特に摩耗によるタイミングの悪いいずれの劣化からこれら拡幅経路101を保護することである。従って、支持要素1のために大量輸送技術を使用し、これによって支持要素1の電気伝導特性を損なうリスクなしに、利益を最適化できる。
支持要素の左側には、経路のレーザ構造形成中の正確な位置決めのための第1のレーザガイドマーク110が配設される。キャビティ21の左には、支持要素の正確で適切な組み付けのための視覚ガイドマークとして機能する円がある。この第2の組み付けガイドマーク19は、ここでは窪みの形態を取る。支持要素1の第1の面11の中央両側には、腕時計ケース上に支持要素1を取り付けるよう構成された固定用部材14があり;本明細書に記載の第1の好ましい実施形態によると、ケースに固定するためのこれらの部材14はノッチ140の形態を取り、このノッチは、図2B〜2Cに示し以下で説明する取り付け足4と協働するよう設けられる。
図1Bは、図1Aに示した、即ち第1の面11の側から見たセンサ支持要素1を示し、ここでは第1の面11の中央部分にセンサ2が取り付けられている。センサ2を除く図1Bの全ての参照符号は図1Aに既に示されており(ノッチ140の形状の固定用部材14、第2のビアホール17、接続経路10及び拡幅部分101、凹部15及び中央の隆起部150)、従って既に説明されている。
図2A〜2Cは、第2の面12から見たセンサ支持要素1を示し、この第2の面12は、図1A、図1Bに示した第1の面11の反対面を構成する。図2Aは、第1のレーザガイドマーク110、レーザ構造形成された電気的接続経路10、凹部15及び中央の隆起部150を再び示し、また、固定用ノッチ140が反対側に肩部141を備え、上記肩部141が、図2Cに示す取り付け足4を組み付けるための支持表面1411と、回転ロック表面1412、即ちノッチ140の内側で上記肩部上に収容されるいずれの固定用部品が例えばねじ締め作業中に回転駆動されてしまうのを防止する、垂直かつ直線状の壁とを有することを示す。
図2Aはまた、センサ支持要素1の中央に、ワイヤばね3を受承するよう配設された窪みを示し、ワイヤばね3のうちの1つは図2Bで確認でき、全てのワイヤばね3は図2Cで取り付け済み位置において示される。これらの窪みはそれぞれ、ワイヤばね3をセンサ支持要素1に取り付けることを可能にする一連のクリップ18によって縁取られる。まず、ワイヤばね3を、窪みを縁取る2つの隣接したクリップ18間に挟み、次いで内側へ押さえ込み、こうしてクリップ18はハウジングの内側へ押圧されたばねを保持する。4つの第2のビアホール17のそれぞれに、各ワイヤばね3に電気的に接続されるよう構成された接続アイレット103を配設する。
図2Bは、第2のビアホール17の内側へのワイヤばね3の組み付け中の、図2Aに示したセンサ支持要素1の同一の第2の面12を示す。全ての参照符号は、ケース内部の他の場所に位置決めされる集積制御回路への接続のための可撓性インタフェースを形成するために使用するワイヤばね3を除いて、図2Aを参照して既に説明した参照符号と同一である。ワイヤばね3は、略180°屈曲した特定の形状を有し、第1の部分31は、窪み内に収容しクリップ18で保持することによってセンサ支持要素1に固定されるよう構成され、端部が自由かつ可撓性である第2の部分32は、集積制御回路に接続され、動作クリアランスを補償できる。従って概略的には、第1のワイヤばね部分31は、3DーMIDセンサ支持要素1への接続のための部品を形成し、ワイヤばね3の第2の部分32は、集積制御回路への接続のための部品を形成する。他の幾何学的形状も可能であるが、例示した好ましい実施形態の特定のヘアピン形状は、各接続インタフェース(即ち集積制御回路との及びセンサ支持要素との)において最大接触表面を提供でき、その一方で各接続部分間の接合点において十分な頑強性を呈し、これによって必要に応じて動作クリアランスを補償し、同時に第1及び第2の部分31、32が互いに近づくときに第2の部分32を押圧して集積制御回路との接触部品と接触するよう十分な強さの復帰力を与える。
本明細書に記載の好ましい実施形態によると、センサ支持要素1へのワイヤばね3の固定の更なる向上を図るために、また例えば支持要素に固定したワイヤばね3の第1の部分31を僅かに移動させる傾向のある激しい衝撃が生じた場合に電気的接触の冗長性を提供するために、支持要素1に固定された第1の部分31の底部の方向に90°曲げられ、かつ接続アイレット103と接触したワイヤばね3の下方端部を、第2のビアホール17の上方端部においてはんだ付けすることが考えられる。変形例によると、電導性接着剤、特にチキソトロープ性を有するシリコン系導電接着剤によって、ワイヤばね3の端部を第2のビアホール17に接合することもでき、これは、はんだ付けの間に完全に液化し、はんだ付け領域の長期の品質及び信頼性を制御することがより困難である、はんだ付けに使用される従来のスズ合金とは異なり、重合プロセス中も流れる恐れのないものである。シリコン導電性接着剤の追加の利点はその機械的柔軟性であり、剛性が極めて高いままであり、例えば機械的応力下でひび割れが発生し得るスズはんだとは異なり、組立体が機械的応力、衝撃又は振動に対してより頑強になり得る。最後に、導電接着剤の使用は、スズの融点より低い温度(250℃ではなく約130℃)で硬化するという利点を有し、はんだ付け作業中とは異なり、成形した支持ピースのプラスチックに損傷を与えるリスクが排除される。
本発明のセンサ支持要素1の後の使用において、PCBへの接続位置に関してより柔軟性を持たせるように、ワイヤばね3をより長い又は短い部分32を有する型に置き換えることも想定できる。
図2Cは、センサ2の支持要素1への組み付け位置にある全てのワイヤばね3と、取り付け足4とを示し、この取り付け足4は、足の円筒形部分を外側から係合及びクリップ留めすると各ノッチ140の肩部141上へ嵌合される、切頭円筒形カラー41を含む。切頭円筒形カラー41は、固定用ノッチ140の肩部141のように、肩部の軸方向支持表面1411に接触させて保持できる軸方向停止表面141と、カラー41の切頭部分の垂直な直線状の壁によって形成される回転ロック表面412とを含む。左の取り付け足4は支持要素上に組み付けられた位置で示されており、右の取り付け足4は、固定用ノッチへのスナップ嵌合中の状態で示されている。特定の形状の足4及びノッチ140を有するこの固定用構造は有利には、各足4の中央の開口42に挿入できるねじによって、例えばケースの外側からセンサ支持要素1を固定できる。ケースの壁の貫通孔を使用する、ケースの外側からのこのような固定方法は、様々な部品によって引き起こされる空間の不足及び過密のせいで、いずれのねじ締め作業がすぐに比較的不都合なものとなってしまう、ケースの内側からの固定方法と比較して、明らかに有利である。更に取り付け足4を用いたこの組み付け方法は、第2の面12の平面に垂直な方向への支持要素1の位置決めの自由度を高め、これによって組立体全体が、ケースの壁に垂直なこの径方向へのセンサのいずれの取り付けオフセットに対して頑強になる。従って実際に、固定用ねじ及び対応する接合点に印加されるいかなる過剰な横方向応力も決して存在せず、腕時計の密閉をあらゆる状況で保証する。
図3は、本発明によるセンサ支持要素1の別の好ましい実施形態を示す。この実施形態では、集積制御回路との可撓性接続インタフェースはワイヤばねによって形成されず、3D−MIDセンサの残りの部分と単一部品として形成される可撓性フィンガピース13によって形成され、この可撓性フィンガピース13上には、レーザ構造形成されるか又は例えば2成分射出によって得られる電気的接続経路10が直接配設される。従ってこの実施形態によると、センサ支持要素を製造する方法は更に簡略化される。しかしながら、接続フィンガピース13がセンサ本体との接合点で摩耗し易く、電気的接続経路10がこの場所で劣化するか、又は切断される場合さえあるため、この製造方法には、長期的な接続品質に関して欠点がある。この第2の好ましい実施形態と、これまでに図示した実施形態との別の相違点は、ケースへの固定方法に関する。というのはこの第2の好ましい実施形態では、支持要素は側方のノッチ140を有さず、貫通孔140’を有し、この貫通孔140’の円筒形状により、内部を通過するようにねじの頭部を挿入してケースに固定できるようになることが観察できるためである。上述のように、この変形形態にはより脆弱であるという欠点があるが、必要な部品が1つ少なく、結果として、生産数を改めることなく単価を削減できるという利点がある。しかしながら、図1A〜B、図2A〜Cに示す実施形態に関して、電気的接続経路10の拡幅区画101と、中央の隆起部150の周りに対称に配設された凹部15への拡幅区画の構成とは、電気的試験を容易にできるよう、及び支持要素1のいずれの大量処理中に経路を保護できるように保持されている。

Claims (10)

  1. 時計センサ(2)用支持要素(1)であって、
    前記支持要素は、前記支持要素が三次元形状及び集積された電気的接続経路(10)を有するように、並びに第1の剛性接続インタフェースと、前記電気的接続経路(10)が配設される前記支持要素又は可撓性フィンガピース(13)に組み付けられるワイヤばね(3)によって形成された第2の可撓性接続インタフェースとを更に含むように、3D−MIDとして作製されることを特徴とする、時計センサ(2)用支持要素(1)。
  2. 前記ワイヤばね(3)は、前記支持要素(1)に固定された第1の部分(31)及び第2の可撓性自由部分(32)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  3. 前記支持要素は、前記ワイヤばね(3)を組み付けるためのクリップ(18)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  4. 前記支持要素は第2のビアホール(17)を含み、
    前記第2のビアホール(17)内において、前記電気的接続経路(10)は、前記ワイヤばね(3)に電気的に接続されるよう構成されたアイレット(103)を形成することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  5. 前記ワイヤばね(3)の一方の端部は、前記第2のビアホール(17)にはんだ付けされることを特徴とする、請求項3又は4に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  6. 前記ワイヤばね(3)の一方の端部は、電導性接着剤によって前記第2のビアホール(17)に接合されることを特徴とする、請求項3又は4に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  7. 前記電気的接続経路(10)は、前記支持要素(1)の一方の縁部上に配設された凹部(15)に配置される拡幅部分(101)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  8. 前記支持要素は、組み付けのための第1のガイドマーク(19)と、前記電気的接続経路(10)を機械加工するための一連の第2のレーザガイドマーク(110)とを含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  9. 前記支持要素は、軸方向支持表面(1411)及び回転ロック表面(1412)を含む肩部(141)を有する固定用ノッチ(140)を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の時計センサ(2)用支持要素(1)。
  10. センサ(2)で形成されたセンサモジュールを含み、請求項1〜9のいずれか1項に記載の支持要素(1)に取り付けられる、時計であって、
    前記支持要素(1)は、取り付け足(4)を用いて、前記時計のケースの内壁に組み付けられることを特徴とする、時計。
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