JP6020960B2 - 用紙綴じ装置、用紙処理装置及び画像形成システム - Google Patents
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図2は、画像形成装置200と用紙後処理装置100とを備える画像形成システムの概略構成図である。画像形成装置200の排紙側側面に設置される用紙後処理装置100には画像形成装置200から搬送されてきた用紙を受け入れる受入口1が設けられ、受入口1の搬送下流には入口ローラ2が設けられ、さらに下流に中継ローラ3が設けられている。
例えば、端綴じを行なうときは、画像形成装置200によって印写された用紙は図示しない画像形成装置200の排紙口、次いで用紙後処理装置100の受入口1を通過し、用紙後処理装置100に搬送される。
本構成例の圧着綴じ装置には、図4(a)に示すように、一対の圧着歯のうち上側に設けられる圧着歯30aに、圧着歯30aに張り付いた用紙を剥がす用紙剥離装置の用紙剥離部材40aが備えられている。圧着歯30aと用紙剥離部材40aとは、それぞれ図示しない制御手段と駆動手段とにより制御されて可動に構成されている。
本構成例の圧着歯30aには、図7(a)示すように、圧着歯面31aから突出可能な複数の押し出しピン41が基板42に設けられた用紙剥離装置が備えられている。圧着歯30aと用紙剥離装置はそれぞれ図示しない制御手段と駆動手段とにより制御されて可動に構成されている。
本構成例の用紙剥離装置は、図9(a)に示すように、圧着歯面31aの一部を形成し、圧着歯面31aから突出可能な複数の押し出し歯43が基板44に設けられている。圧着歯30aと用紙剥離装置の基板44とはそれぞれ図示しない制御手段と駆動手段とにより制御されて可動に構成されている。
本構成例の用紙剥離装置は、図10に示すような圧着歯30aに設けられ基板46と連通する複数の空気孔45と、これら空気孔45から空気を噴出させるための図示しない送風装置とを有している。
(態様A)
凹凸形状を有する一対の圧着歯30a,30bなどの圧着部材によって用紙束Pなどの用紙束を綴じる圧着綴じ方式の圧着綴じ装置などの用紙綴じ装置において、前記圧着部材に張り付いた用紙を剥がす用紙剥離部材40aなどの用紙剥離手段を設けた。これよれば、上記実施形態について説明したように、圧着綴じが施された用紙束が凹凸形状の圧着部材に張り付いくのを抑制できる。
(態様B)
(態様A)において、押し出しピン41などの用紙剥離手段が上記圧着部材に設けられており、圧着綴じが行われているときには前記圧着部材の用紙束と対向する表面から前記用紙剥離手段が退避した位置で待機し、圧着綴じが完了して前記圧着部材が用紙束から退避した後に、前記表面より突出した位置に前記用紙剥離手段が移動する。これによれば、上記実施形態について説明したように、圧着部材に強く張り付いている用紙圧着綴じ部を直接、用紙剥がし方向に押し出すので、効率的に用紙を圧着部材から剥がすことができる。
(態様C)
(態様B)において、押し出し歯43などの用紙剥離手段が、上記圧着部材の用紙束と対向する圧着歯面31aなどの表面の一部を形成している。これによれば、上記実施形態について説明したように、圧着部材に張り付いている用紙を、用紙剥離手段が前記表面の形状に沿って用紙剥がし方向に押し出すので、用紙に傷や凹みをつけることなく、圧着部材から用紙を剥がすことができる。
(態様D)
(態様A)において、上記用紙剥離手段は、上記圧着部材に設けられ気体が噴出する空気孔45などの噴出孔と、噴出孔から気体を噴出させる送風装置などの気体噴出手段とを有しており、圧着綴じが完了して前記圧着部材が用紙束から退避した後に、前記気体噴出手段により前記噴出孔から気体を噴出させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、噴出孔から噴出される気体の風圧によって圧着部材に張り付いている用紙に触れることなく、用紙剥がし方向に押し出すので、用紙に傷をつけることなく圧着部材から用紙を剥がすことができる。
(態様E)
(態様A)において、圧着綴じが完了した後は上記圧着部材が先に用紙束から退避し、その後に上記用紙剥離手段が用紙束から退避する。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙束が用紙剥離手段によって押さえられた状態で圧着部材が用紙束から退避するので、用紙を圧着部材から剥がすことができる。
(態様F)
(態様A)において、圧着綴じが完了した後に上記圧着部材が用紙束から退避する速度が、圧着綴じが完了した後に上記用紙剥離手段が用紙束から退避する速度よりも速い。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙束から退避するうちに圧着部材よりも用紙剥離手段が用紙束方向に突出し、用紙に対して用紙剥がし方向に押し出す力が働くので、用紙を圧着部材から剥がすことができる。さらに、圧着部材の退避動作と用紙剥離動作とを同時に行うことができるので、用紙綴じ処理の生産性を向上させることができる。
(態様G)
用紙束に対して綴じ処理を施す用紙綴じ手段を少なくとも備えた用紙後処理装置100などの用紙処理装置において、前記用紙綴じ手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)の用紙綴じ装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、圧着綴じが施された用紙束が凹凸形状の圧着部材に張り付いくのを抑制でき、紙詰まりや用紙の損傷を発生させることなく、連続して用紙綴じ処理を行うことができる。
(態様H)
用紙上に画像を形成する画像形成装置200などの画像形成装置と、前記画像形成装置によって画像が形成された用紙の束に対して綴じ処理を施す綴じ処理装置とを備えた画像形成システムにおいて、前記綴じ処理装置として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)の用紙綴じ装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、圧着綴じが施された用紙束が凹凸形状の圧着部材に張り付いくのを抑制でき、紙詰まりや用紙の損傷を発生させることなく、連続して用紙綴じ処理を行うことができる。
2 入口ローラ
3 中継ローラ
4 穿孔部
5 第1分岐爪
6 ストレート搬送ローラ
7 第1排紙ローラ
8 第1排紙トレイ
9 端綴じ搬送ローラ
10 積載トレイ
11 用紙揃えジョガー
12 端綴じ圧着綴じ部
13 第2分岐爪
14 中綴じ搬送ローラ
15 中綴じ基準フェンス
16 中折りブレード
17 中折りローラ
18 中綴じ圧着綴じ部
19 第2排紙ローラ
20 第2排紙トレイ
30a 圧着歯
30b 圧着歯
31a 圧着歯面
40a 用紙剥離部材
40b 用紙剥離部材
41 押し出しピン
42 基板
43 押し出し歯
44 基板
46 基板
100 用紙後処理装置
101 ストレート搬送経路
102 端綴じ搬送経路
103 中綴じ搬送経路
200 画像形成装置
Claims (13)
- 凹凸形状を有する一対の圧着部材によってシート束を綴じる圧着綴じ方式のシート綴じ装置において、
綴じられたシート束を一対の前記圧着部材における一方の側から他方の側に向けて押圧して前記圧着部材に張り付いたシートを剥がすシート剥離手段を設けたことを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1のシート綴じ装置において、
圧着綴じが完了した後は前記圧着部材が先にシート束から退避し、その後に前記シート剥離手段がシート束から退避することを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1または2に記載のシート綴じ装置において、
前記圧着部材により綴じられた綴じ領域と、これに隣り合う綴じ領域との間に前記シート剥離手段により剥離することを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載のシート綴じ装置において、
一対の前記圧着部材が互いに対向する対向面の領域内に、前記シート剥離手段を配設したことを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載のシート綴じ装置において、
一対の前記圧着部材のそれぞれとして、交互に並ぶ複数の凹凸を具備し、一方の前記圧着部材における凹と他方の前記圧着部材における凸とを互いに噛み合わせるものを用い、
前記凹の領域に前記シート剥離手段を配設したことを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1乃至5の何れか一項に記載のシート綴じ装置において、
一対の前記圧着部材のそれぞれからシートを個別に剥離する複数の前記シート剥離手段を設けたことを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1乃至5の何れか一項に記載のシート綴じ装置において、
圧着綴じが完了した後に前記圧着部材がシート束から退避する速度が、圧着綴じが完了した後に前記シート剥離手段がシート束から退避する速度よりも速いことを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1又は5の何れか一項に記載のシート綴じ装置であって、
圧着綴じが完了して前記圧着部材がシート束から遠ざかる方向に退避するのに伴って、前記シート剥離手段が前記圧着部材の表面よりもシート束に向けて突出してシート束を前記表面から離れる方向に押圧することを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1乃至6の何れか一項に記載のシート綴じ装置において、
前記シート剥離手段が前記圧着部材に設けられており、
圧着綴じが行われているときには前記圧着部材のシート束と対向する表面から前記シート剥離手段が退避した位置で待機し、圧着綴じが完了して前記圧着部材がシート束から退避した後に、前記表面より突出した位置に前記シート剥離手段が移動することを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項9のシート綴じ装置において、
前記シート剥離手段が、前記圧着部材のシート束と対向する表面の一部を形成していることを特徴とするシート綴じ装置。 - 請求項1乃至6の何れか一項に記載のシート綴じ装置において、
前記シート剥離手段は、前記圧着部材に設けられ気体が噴出する噴出孔と、前記噴出孔から気体を噴出させる気体噴出手段とを有しており、
圧着綴じが完了して前記圧着部材がシート束から退避した後に、前記気体噴出手段により前記噴出孔から気体を噴出させることを特徴とするシート綴じ装置 - シート束に対して綴じ処理を施すシート綴じ手段を少なくとも備えたシート処理装置において、
前記シート綴じ手段として、請求項1乃至11の何れか一項に記載のシート綴じ装置を用いたことを特徴とするシート処理装置。 - シート上に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置によって画像が形成されたシート束に対して綴じ処理を施す綴じ処理装置とを備えた画像形成システムにおいて、
前記綴じ処理装置として、請求項1乃至11の何れか一項に記載のシート綴じ装置を用いたことを特徴とする画像形成システム。
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