JP6020891B2 - 発電システム - Google Patents

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本発明は、発電システムに関する。
昨今、コジェネレーション装置等の発電ユニットが、自立運転により停電時の電力供給を担うものが多くなっている。例えば、特開2006−217767号公報(特許文献1)に記載のコジェネレーション装置では、連系モードにしておくと、停電時に自動的に自立運転となり、復電時には自動的に連系運転となる。また、特開2009−284590号公報(特許文献2)では、復電時に早急に自立運転から系統運転に切り替える技術が記載されている。
特開2006−217767号公報 特開2009−284590号公報
しかしながら、上記装置のように復電後に自立運転から連系運転に自動的に切り替わる場合、切り替えの際に給電の瞬断や切替タイムラグによる一定時間の停電状態が発生し、自立対応負荷Zに供給する電力が不安定となる。短時間に当該切り替えが頻繁に起こると、自立対応負荷Zに悪影響が生じる。
また、上記装置では、停電となった際にスムーズに自立運転に移行することが前提となっている。しかし発電機や発電機を制御する制御装置の状態を確認しないまま自立運転に切り替わると、例えばエラー等で発電機が駆動しないまま制御装置への供給電力(非常電力)である制御電力だけが消耗してしまうおそれがある。また、自立運転と連系運転の切り替えにおいて、複雑な回路構成によるコスト増加も問題となっている。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、簡易な構成により、不要な制御電力の消耗を抑制できると共に、負荷への悪影響を抑制することができる発電システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、発電システムであって、商用電源に系統連系される発電機と、前記発電機を制御する制御装置と、系統連系された連系電力が入力される連系電力入力部と、系統連系されていない前記発電機の自立電力が入力される自立電力入力部と、前記連系電力または前記自立電力を負荷に出力する電力出力部を持つ電源切替装置と、を備え、前記電源切替装置は、前記連系電力入力部に入力された連系電力により駆動される第一継電器と、前記自立電力入力部に入力された自立電力により駆動される第二継電器と、前記第二継電器に直列接続された前記第一継電器の第一継電器第一B接点スイッチと、前記第一継電器に直列接続された前記第二継電器の第二継電器B接点スイッチと、前記連系電力入力部から入力され前記電力出力部に出力される連系電力を接続/遮断する前記第一継電器の第一継電器A接点スイッチと、前記自立電力入力部から入力され前記電力出力部に出力される自立電力を接続/遮断する前記第二継電器の第二継電器A接点スイッチと、前記第二継電器及び前記第一継電器第一B接点スイッチに直列接続され、前記連系電力入力部に前記連系電力が入力されていない場合にユーザの操作に応じて接続状態となり、前記連系電力入力部への前記連系電力の有無に関わらずユーザの操作に応じて遮断状態となる自立運転スイッチと、を備え、前記制御装置は、前記自立運転スイッチが接続状態になると前記発電機を自立運転させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記連系電力又は前記自立電力により充電され、前記自立運転スイッチが接続状態になると前記制御装置に電池電力を供給する二次電池と、前記二次電池の電池電力により駆動される第三継電器と、前記第三継電器に直列接続され、ユーザの操作に応じて接続/遮断される手動接続スイッチと、一端が前記手動接続スイッチの一端に接続され他端が前記手動接続スイッチの他端に接続された前記第三継電器の第三継電器第A接点スイッチと、を備え、前記自立運転スイッチは、前記第三継電器の第三継電器第一A接点スイッチである。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記二次電池の電池電力により駆動される第四継電器と、前記第四継電器に直列接続され、ユーザの操作に応じて接続/遮断される手動遮断スイッチと、前記第三継電器に直列接続される前記第四継電器の第四継電器B接点スイッチと、を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3において、前記発電機の作動に関する所定条件が満たされた場合に前記制御装置に供給される前記電池電力を遮断する自動遮断部を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記自動遮断部は、前記第三継電器に直列接続され、前記所定条件が満たされた場合に遮断状態となって前記第三継電器への前記電池電力の供給を遮断する。
請求項1に記載の発明によれば、自立運転スイッチをユーザの意思により接続/遮断することができ、発電機のシステム状況(エラーの有無等)等を確認した後に連系運転から自立運転に切り替えることができる。これにより、不要な制御電力の消耗は抑制できる。また、本発明によれば、停電等が回復し復電した場合でも、ユーザが運転を切り替えない限り自立運転が継続され、接続された負荷に対して切替による瞬断無く安定して電力供給することができる。これにより、短期間における頻繁な運転切替による負荷への悪影響は抑制される。また、本発明によれば、継電器を利用した回路構成としてなっており、簡易な構成による運転切替システムの構築が可能であり、製造コストの増加が抑制される。
請求項2又は3に記載の発明によれば、非常時の制御電力は二次電池により供給される構成であって、継電器を利用した簡易な構成により自立運転スイッチを構築することができる。
請求項4に記載の発明によれば、所定条件が満たされれば自動遮断部により二次電源からの電力供給が停止され、電池電力の消耗は抑制される。請求項5に記載の発明によれば、継電器を利用した簡易な構成により自動遮断部を構築することができる。なお、非常時の制御電力は非常電力ともいえ、二次電池の電池電力は非常電力といえる。つまり、請求項1において、制御装置は、手動接続部が接続状態になると非常電力が供給される。そして、自動遮断部は、制御装置の指示により非常電力を遮断し、非常電力の消耗を抑制する。
本実施形態の発電システムの構成を示す概念図である。 本実施形態の電源切替装置の回路構成を示す概念図である。 本実施形態の制御電源装置の構成を示す概念図である。 本実施形態の電源操作回路部の回路構成を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。本実施形態の発電システムは、図1に示すように、主に、発電ユニット1と、制御装置2と、電源切替装置3と、制御電源切替操作装置4と、制御電源装置5と、を備えている。
発電ユニット1は、コジェネレーション装置であって、エンジン11と、発電機12と、インバータ13と、連系出力部14と、自立出力部15と、排熱回収部16と、発電出力切替スイッチ17と、を備えている。主にエンジン11と、発電機12と、インバータ13が発電装置を構成している。
エンジン11は、ガスを燃料とするガスエンジンである。発電機12は、エンジン11の駆動力により作動して発電する。インバータ13は、発電機12が発電した発電電力を商用電源Xに基づく系統電源90(X)に連系可能な交流電力に変換する装置である。連系出力部14は、インバータ13に発電出力切替スイッチ17を介して接続される端子部であって、インバータ13から出力される交流電力を分電盤91に出力し、連系運転時に発電電力を系統電源90に連系させる。自立出力部15は、インバータ13に発電出力切替スイッチ17を介して接続される端子部であって、系統電源90からの電力供給が停止した場合に、発電電力を出力する。インバータ13の出力端子は、発電出力切替スイッチ17を介して連系出力部14及び自立出力部15に接続されているが、通常時は発電出力切替スイッチ17が連系出力部14に接続され、自立出力部15とインバータ13との間が遮断されているため連系出力部14からのみ電力が出力される。
排熱回収部16は、発電機12の発電に伴って発生するエンジン11の排熱を回収する装置であって、ラジエータや熱回路で構成されている。排熱回収部16で回収された熱は、給湯などに利用される。発電出力切替スイッチ17は、後述する第三継電器554が給電された状態で切替が可能となり、第三継電器554が給電されていない状態でインバータ13と連系出力部14の接続が固定となる電磁スイッチである。発電出力切替スイッチ17は、連系出力部14または自立出力部15とインバータ13とをつなぐ位置に配置されている。
制御装置2は、CPUを有する電子制御ユニット(ECU)であって、発電ユニット1を制御する。制御装置2は、例えば、エンジン11を起動させるスタータに給電することでエンジン11を起動させる。制御装置2は、例えば、電力の負荷状況に応じてエンジン11の駆動を制御し発電量を制御する。制御装置2は、コンデンサや電池等の内部電源を有していても良く、この場合所定時間は給電なしで作動できる。
電源切替装置3は、接続端子として、分電盤91を介して系統電源90に接続される連系電力入力部100と、自立出力部15に接続された自立電力入力部101と、自立対応負荷Zに接続された電力出力部102と、を備えている。電源切替装置3は、自立対応負荷Zとの接続を、連系電力(系統電源90)と自立電力(自立出力部15)とで切り替えるための回路である。
具体的に、電源切替装置3は、図2に示すように、第一継電器31と、第一継電器A接点スイッチ311と、第一継電器B接点スイッチ312と、第二継電器32と、第二継電器A接点スイッチ321と、第二継電器B接点スイッチ322と、第三継電器第一A接点スイッチ331と、を備えている。
第一継電器31は、第二継電器B接点スイッチ322を介して連系電力入力部100(系統電源90)に並列接続されている。第一継電器31は、第二継電器B接点スイッチ322が接続状態(すなわち第二継電器32のOFF状態)となった場合に、連系電力入力部100から電力を供給される。第一継電器31は、各スイッチ311、312、552を開閉し、各スイッチ311、312、552の状態を接続状態と遮断状態で切り替える。
A接点スイッチは、継電器本体が給電された状態で接続状態となり、継電器本体が給電されていない状態で遮断状態となる。反対に、B接点スイッチは、継電器本体が給電された状態で遮断状態となり、継電器本体が給電されていない状態で接続状態となる。つまり、各第一継電器スイッチ311、312、552は第一継電器31への給電に連動し、各第二継電器スイッチ321、322は第二継電器32への給電に連動し、各第三継電器スイッチ331、554a、554bは後述する第三継電器554への給電に連動する。後述する第四継電器556も同様である。
第一継電器A接点スイッチ311は、連系電力入力部100(系統電源90)と電力出力部102(自立対応負荷Z)との間を接続/遮断する電磁スイッチである。第一継電器B接点スイッチ312は、第三継電器第一A接点スイッチ331と第二継電器32との間を接続/遮断する電磁スイッチである。
第二継電器32は、第三継電器第一A接点スイッチ331と第一継電器B接点スイッチ312を介して自立電力入力部101(自立出力部15)に並列接続されている。第二継電器A接点スイッチ321は、自立電力入力部101(自立出力部15)と電力出力部102(自立対応負荷Z)との間を接続/遮断する電磁スイッチである。第二継電器B接点スイッチ322は、連系電力入力部100(系統電源90)と第一継電器31との間を接続/遮断する電磁スイッチである。
後述する第三継電器554に対応する第三継電器第一A接点スイッチ331は、自立電力入力部101と第一継電器B接点スイッチ312との間を接続/遮断する電磁スイッチである。
制御電源切替操作装置4は、制御電源装置5の手動操作装置である。ユーザは、制御電源切替操作装置4の手動操作スイッチ又はボタン(図示せず)を操作して、制御電源を切り替えることができる。詳細には後述する。
制御電源装置5は、主に制御装置2を作動させる電力である制御電力を供給する装置である。制御電源装置5は、制御装置2に制御電源供給部18を介して制御電力を供給する。制御電源装置5は、図3に示すように、二次電池51と、充電部52と、第一電源部53と、第二電源部54と、電源操作回路部55と、ダイオード56、57と、を備えている。制御電源切替操作装置4は、電源操作回路部55に接続され、手動操作スイッチにより手動接続スイッチ551と手動遮断スイッチ555の接続/遮断を制御する機能を備えている。制御電源装置5の中で第二電源部54を含む自立制御電源制御部6は、自立発電を行うのに特有の機能であって、第一電源部53と離れた位置にあっても良い。たとえば、自立制御電源制御部6は発電ユニット1の外部に別構造体として独立して設置して、電線で接続しても良い。
二次電池51は、充電可能な電池であって、ここではバッテリを用いている。二次電池51は、充電部52を介して発電出力切替スイッチ17に接続されると共に、出力先として電源操作回路部55にも接続されている。充電部52は、バッテリ充電器であって、発電出力切替スイッチ17を介して連系出力部14又は自立出力部15からの給電により二次電池51を充電する。充電部52は、二次電池51の蓄電状況に応じで二次電池51を充電する。充電部52は、発電機12にも接続されている。充電部52は、連系出力部14(系統電源90)からの給電が無く、且つインバータ13の発電出力がOFFされている状態の時であっても、エンジン11が作動し且つエンジン11の動力により発電機12が作動している時には発電機12から給電されることもできる。
第一電源部53は、系統電源14(90)から供給された電力(交流)を制御装置2が作動可能な電力(直流)に変換する装置であって、いわゆるAC−DCコンバータ(整流器)である。第一電源部53の入力端子は連系出力部14(系統電源90)に接続され、第一電源部53の出力端子はダイオード56のアノードに接続されている。第一電源部53は、ダイオード56を介して制御装置2に制御電力を供給する。
第二電源部54は、二次電池51から電源操作回路部55を介して供給された電力(直流)を制御装置2が作動可能な電力(直流)に変換する装置であって、いわゆるDC−DCコンバータである。第二電源部54の入力端子は電源操作回路部55に接続され、第二電源部54の出力端子はダイオード57のアノードに接続されている。第二電源部54は、ダイオード57を介して制御装置2に制御電力を供給する。ダイオード56、57は、逆流を防止するための保護回路であって、この構成により電源故障を抑制できる。
電源操作回路部55は、二次電池51と第二電源部54との間に配置されている。電源操作回路部55は、図4に示すように、手動接続スイッチ551と、第三継電器第二A接点スイッチ554aと、第三継電器第三A接点スイッチ554bと、第一継電器第二B接点スイッチ552と、第四継電器B接点スイッチ556aと、自動遮断スイッチ553と、第三継電器554と、手動遮断スイッチ555と、第四継電器556と、を備えている。手動接続スイッチ551と手動遮断スイッチ555は、制御電源切替操作装置4に収納される手動操作スイッチ(以下、接続ボタン又は遮断ボタンとも称する)に連動して接続/遮断される。
手動接続スイッチ551は、ユーザの操作に連動するスイッチである。手動接続スイッチ551の一方は二次電池51の正極に接続され、手動接続スイッチ551の他方は第一継電器第二B接点スイッチ552に接続されている。手動接続スイッチ551は、ユーザにより電源切替操作装置4の接続ボタンが押されることで上記両者間が接続され、接続ボタンが押されない状態で両者間が遮断されるスイッチである。
第三継電器第二A接点スイッチ554aは、手動接続スイッチ551に並列に接続された電磁スイッチである。後述するが、手動接続スイッチ551が接続状態となり第三継電器554が給電されると、第三継電器第二A接点スイッチ554aが接続状態となり、手動接続スイッチ551が遮断状態となっても第三継電器第二A接点スイッチ554aを介して第三継電器554に向けて給電が行われることとなる。つまり、第三継電器第二A接点スイッチ554aは、手動接続スイッチ551が一度接続状態となったらそれを保持する自己保持機能を有している。
第三継電器第三A接点スイッチ554bの一方は二次電池51の正極に接続され、第三継電器第三A接点スイッチ554bの他方はグランド(GND)と第二電源部54に接続されている。
第一継電器第二B接点スイッチ552の一方は手動接続スイッチ551及び第三継電器第二A接点スイッチ554aに接続され、第一継電器第二B接点スイッチ552の他方は第四継電器B接点スイッチ556aに接続されている。第一継電器第二B接点スイッチ552は、第一継電器31が給電されると遮断状態となり、第一継電器31が給電されていないと接続状態となる電磁スイッチである。第一継電器第二B接点スイッチ552は、インターロックとして機能する。
第四継電器B接点スイッチ556aの一方は第一継電器第二B接点スイッチ552に接続され、第四継電器B接点スイッチ556aの他方は自動遮断スイッチ553に接続されている。第四継電器B接点スイッチ556aは、他のB接点スイッチ同様、第四継電器556の給電の有無に連動して接続状態/遮断状態となる。
自動遮断スイッチ(「自動遮断部」に相当する)553は、制御装置2の制御によりオン/オフ(接続/遮断)するスイッチである。自動遮断スイッチ553の一方は第四継電器B接点スイッチ556aに接続され、自動遮断スイッチ553の他方は第三継電器554に接続されている。第三継電器554の一方は自動遮断スイッチ553に接続され、第三継電器554の他方はグランドに接続されている。第三継電器554も、他の継電器本体と同様の機能を発揮する。
手動遮断スイッチ555は、ユーザの操作に連動するスイッチである。手動遮断スイッチ555の一方は二次電池51の正極に接続され、手動遮断スイッチ555の他方は第四継電器556に接続されている。手動遮断スイッチ555は、ユーザにより制御電源切替操作装置4の遮断ボタンが押されること(あるいは接続ボタンがOFF側に操作されること)で上記両者間が接続され、遮断ボタンが押されない状態で両者間が遮断されるスイッチである。
第四継電器556の一方は手動遮断スイッチ555に接続され、第四継電器556の他方はグランドで接続されている。第四継電器556も、他の継電器本体と同様の機能を発揮する。手動遮断スイッチの接続/遮断によって二次電池51と第四継電器556の接続/遮断が決まる構成となっている。本構成によれば、手動遮断スイッチ555による第四継電器556の操作が常時有効となり、第四継電器556の動作が第三継電器554の動作より優先的に動作し、第四継電器556動作中の第三継電器554の動作が抑制される。手動遮断スイッチ555によれば、連系電力の供給の有無に関わらず第三継電器554への給電を遮断することができる。
(作用効果)
本実施形態の作用効果について説明する。通常時、すなわち系統電源90(商用電源X)から正常に給電されている場合、制御装置2の指示により発電出力切替スイッチ17が連系出力部14側に切り替えられる。系統電源90から連系出力部14を介して供給される電力により充電部52が二次電池51を充電するとともに、系統電源90から連系出力部14を介して供給される電力は第一電源部53が制御電力に変換して制御装置2に供給されている。
制御装置2の制御によりエンジン11が駆動されて発電機12が発電する。これにより、発電ユニット1は連系出力部14から電力を出力し、分電盤91に供給する。連系出力部14から出力された電力は系統電源90の電力と共に電源切替装置3の連系入力部100に給電される。発電出力切替スイッチ17によりインバータ13と自立出力部15の間は遮断されている。
分電盤91を介して電源切替装置3の連系電力入力部100に系統電源90から給電がなされる。電源切替装置3では、通常時に第三継電器554が給電されないため、第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断状態となり、第二継電器32は給電されることなく、第二継電器B接点スイッチ322は接続状態となる。これにより、第一継電器31が系統電源90(100)から給電され、第一継電器A接点スイッチ311が接続状態となり、系統電源90(100)から負荷Z(102)に電力供給がなされる。
具体的な動作の流れとしては、通常時には第三継電器554に給電されていないため、第三継電器第一A接点スイッチ331、第三継電器第二A接点スイッチ554a、第三継電器第三A接点スイッチ554bは遮断されている。第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断されているため、第二継電器32は給電されない。第二継電器32が給電されていないため、第二継電器B接点スイッチ322は接続され、第二継電器A接点スイッチ321は遮断されている。第二継電器B接点スイッチ322が接続されているため、第一継電器31は給電される。第一継電器31が給電されているため、第一継電器A接点スイッチ311が接続され、連系入力部100に給電された電力は電力出力部102から自立対応負荷Zに供給される。第一継電器31が給電されているため、第一継電器第一B接点スイッチ312、第一継電器第二B接点スイッチ552は遮断されている。通常時には第四継電器556に給電されていないため、第四継電器B接点スイッチ556aは接続されている。
通常時は、第一継電器第二B接点スイッチ552が遮断状態であるため、第三継電器554に給電されることはない。また、手動遮断スイッチ555が接続状態であれば第四継電器本体56が給電されることはない。なお、自動遮断スイッチ553は、制御装置2の指示により接続状態に保たれている。
通常時、制御電源装置5では、系統電源90(連系出力部14)から供給される電力により充電部52が二次電池51を100%充電になるまで充電しつつ、第一電源部53が系統電源90(14)から供給される電力を制御電力に変換して制御装置2に供給する。
<非常時(停電時)>
一方、非常時、すなわち停電等により商用電源Xからの給電が停止した場合、連系入力部100への給電が停止され、エンジン11が停止される。これに伴い第一継電器31への給電が停止する。第一継電器31が給電されていないため、第一継電器A接点スイッチ311が遮断され、第一継電器第一B接点スイッチ312及び第一継電器第二B接点スイッチ552が接続される。第一継電器A接点スイッチ311が遮断されるため、自立対応負荷Zへの系統電力90の供給が停止される。第二継電器32、第三継電器554、及び第四継電器556は非給電のままである。第二継電器A接点スイッチ321、第三継電器第一A接点スイッチ331、第三継電器第二A接点スイッチ554a、及び第三継電器第三A接点スイッチ554bは遮断されたままであり、第二継電器B接点スイッチ322、第四継電器B接点スイッチ556a、及び自動遮断スイッチ553は接続されたままである。
<自立運転>
上記非常時に、ユーザが制御電源切替スイッチ4に設けられた接続ボタンを押すと、電源操作回路部55において、手動接続スイッチ551が接続状態となり、第三継電器第二A接点スイッチ554aが接続状態となる。つまり、停電時に、第一継電器第二B接点スイッチ552、第四継電器B接点スイッチ556a、及び自動遮断スイッチ553は接続状態であるため、手動接続スイッチ551が接続されると、第三継電器554には二次電池51の電力が給電される。
第三継電器554が給電されるため、第三継電器第二A接点スイッチ554aが接続状態となり、手動接続スイッチ551が遮断されても、第三継電器554に電力が給電され続ける。第三継電器554が給電されるため、第三継電器第一A接点スイッチ331及び第三継電器第三A接点スイッチ554bが接続される。電源操作回路部55では、第三継電器第三A接点スイッチ554bが接続状態となることで、二次電池51の電池電力が第二電源部54に供給される。第二電源部54は、二次電池51からの給電電力を制御電力に変換して制御装置2に供給する。制御装置2に制御電力が供給されることで、系統電源90からの給電が無い状態であっても発電ユニット1の制御が可能となる。これにより、エンジン11が起動され、発電機12が発電を開始する。制御装置2が発電出力切替スイッチ17を自立出力部15側に切り替えて、発電ユニット1の電力が自立出力部15に供給される。
停電時に、第一継電器第一B接点スイッチ312が接続状態であるため、第三継電器第一A接点スイッチ331が接続されると、第二継電器32に自立出力部15から給電される。第二継電器32が給電されるため、第二継電器A接点スイッチ321が接続され、発電ユニット1の発電電力が電力出力部102から自立対応負荷Zに供給される。第二継電器32が給電されるため、第二継電器B接点スイッチ322は遮断される。これにより、系統電源90が復帰しても、第一継電器31に給電されることがないため、第一継電器A接点スイッチ311は遮断されたままであり、自動的に系統電力90が自立対応負荷Zに供給されることはない。
第1継電器本体31が給電されないため、第一継電器第一B接点スイッチ312、第一継電器第二B接点スイッチ552は接続されたままである。第四継電器556は給電されないままであり、第四継電器B接点スイッチ556aは接続されたままである。また、自動遮断スイッチ553も接続されたままである。
自立運転中には、制御電源装置5はインバータ13の発電出力がOFFしている状態でも、発電機12が作動していれば、発電機12から第一電源部53を介して電力が供給される。これにより、インバータ13がOFFしていても発電機12の作動により制御電源の供給が維持される。
このように、制御装置2に制御電力が供給されることで、系統電源90からの給電が無い状態であっても発電ユニット1の制御が可能となり、発電出力切替スイッチ17により、インバータ13と自立出力部15を接続して、発電電力を自立出力部15に供給することができる。そして、電源切替装置3では、自立出力部15(101)から第二継電器32に給電が為され、第二継電器A接点スイッチ321が接続状態となり、自立出力部15(101)と負荷Z(102)が接続される。つまり、自立対応負荷Z(102)への電極供給元が系統電源100(90)から自立出力部15(101)に切り替えられ、自立対応負荷Zは自立出力部15(101)から電力を供給される。また、自立発電動作中には、制御電源装置5はインバータ13の発電出力がOFFしている状態でも、発電機12が作動していれば、発電機12から電力を供給される。
本実施形態では、一部手動で自立運転への切り替えを行うため、二次電池51の無駄な電力消費を抑制しながら自立電力を自立対応負荷Zに供給することができる。
<連系復帰>
また、系統電源100(90)が復旧して停電状態でなくなった場合でも、自立発電出力部15(101)が自立対応負荷Z(102)に供給されている間は、電源切替装置3において第二継電器32に給電され、第二継電器B接点スイッチ322が遮断状態であるため、自立対応負荷Z(102)への電力供給元が系統電源100(90)に切り替わることなく自立出力部15(101)が維持される。これにより、連系と自立が切り替わる際に生じる瞬断や切り替えのタイムラグからくる自立対応負荷Zへの電力遮断等が頻繁に起こることを防止し、電力不安定による自立対応負荷Zへの悪影響を抑制することができる。短時間で停電と復電を繰り返した場合でも、電源が不安定になることは抑制される。
そして、自立運転から連系運転への切り替えは、手動遮断スイッチ555が接続状態となり、第四継電器556が給電され、第四継電器B接点スイッチ556aが遮断状態となることで行うことができる。これにより、ユーザが意図しないタイミングでの切り替えは後述する場合(所定条件が満たされた場合)を除いて生じない。
具体的な動作の流れとしては、まず、ユーザが制御電源切替操作装置4を操作し、手動遮断スイッチ555が接続状態になると、第四継電器556が給電される。第四継電器556が給電されるため、第四継電器B接点スイッチ556aが遮断される。第四継電器B接点スイッチ556aが遮断されるため、第三継電器554への給電が停止される。第三継電器554が給電されないため、第三継電器第二A接点スイッチ554a及び第三継電器第三A接点スイッチ554bが遮断される。手動遮断スイッチ555が遮断され、第四継電器556への給電が停止されても、第三継電器第二A接点スイッチ554aが遮断されているため、第三継電器554への給電は停止されており、第三継電器第二A接点スイッチ554a及び第三継電器第三A接点スイッチ554bの遮断は継続される。
第三継電器554に給電されないため、第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断される。第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断されるため、第二継電器32への給電が停止される。第二継電器32が給電されないため、第二継電器A接点スイッチ321が遮断され、発電ユニット1の自立電力の自立対応負荷Zへの供給が停止される。
第二継電器32に給電されないため、第二継電器B接点スイッチ322が接続される。制御装置2によりエンジン11が起動され、発電機12が駆動され発電する。制御装置2の指示により発電出力切替スイッチ17が連系出力部14側に切り替えられる。第二継電器B接点スイッチ322が接続されているため、第一継電器31が給電される。第一継電器31が給電されているため、第一継電器A接点スイッチ311が接続され、連系入力部100に給電された電力が電力出力部102から自立対応負荷Zに供給される。第一継電器31が給電されているため、第一継電器第一B接点スイッチ312及び第一継電器第二B接点スイッチ552は遮断状態となる。
<自動遮断>
ここで、自動遮断スイッチ553が制御装置2の制御に応じて遮断状態となった場合、第三継電器554への給電が停止され、電源切替装置3の第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断される。これにより、第二継電器32への給電が停止され、第二継電器A接点スイッチ321が遮断状態となり、第二継電器B接点スイッチ322が接続状態となる。そして、第一継電器31が系統電源100(90)から給電され、第一継電器A接点スイッチ311が接続状態となり、系統電源100(90)から自立対応負荷Z(102)に電力が供給される。
具体的な動作の流れとしては、まず、所定条件が満たされると制御装置2の制御により自動遮断スイッチ553が遮断される。自動遮断スイッチ553が遮断されるため、第三継電器554への給電が停止される。第三継電器554が給電されないため、第三継電器第二A接点スイッチ554a及び第三継電器第三A接点スイッチ554bが遮断される。第三継電器554が給電されないため、第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断される。第三継電器第一A接点スイッチ331が遮断されるため、第二継電器32への給電が停止される。
第二継電器32が給電されないため、第二継電器A接点スイッチ321が遮断され、発電ユニット1の電力の自立対応負荷Zへの供給が停止される。第二継電器32が給電されないため、第二継電器B接点スイッチ322が接続される。第三継電器第二A接点スイッチ554a及び第三継電器第三A接点スイッチ554bが遮断されているため、二次電池51の電力が第二電源部54及び制御装置2に供給されることはない。
ここで、系統電源90が復帰していない場合(停電中の場合)、第一電源部53から制御装置2への電力供給もなくなり、システムの全電源が遮断される(自殺回路)。
一方、系統電源90が復帰している場合、第一電源部53から制御装置2に電力が供給されている。連系入力部100に系統電源90の電力が供給されており、第二継電器B接点スイッチ322が接続されているため、第一継電器31が給電される。第一継電器31が給電されているため、第一継電器A接点スイッチ311が接続され、連系入力部100に給電された電力は電力出力部102から自立対応負荷Zに供給される。
第一継電器31が給電されているため、第一継電器第一B接点スイッチ312及び第一継電器第二B接点スイッチ552は遮断されている。第四継電器556は給電されないままであり、第四継電器B接点スイッチ556aは接続されている。そして、エンジン11が起動され、発電機12が駆動され発電する。制御装置2の指示により発電出力切替スイッチ17が連系出力部14側に切り替えられる。
ここで制御装置2の制御に応じて自動遮断スイッチ553を作動させるケース(発電機12の作動に関する所定条件)としては、例えば、接続ボタンをONしても何も作動しない状態が所定時間続いた場合、停電中において発電ユニット1が発電停止状態となって且つエラーも発生していない状態が所定時間続いた場合、停電中において自立運転始動時に発電始動ができずに所定回数始動動作を繰り返した後に警告表示を所定時間継続して表示するもユーザによる操作がない場合、停電中において自立運転中にエラーが検出されて発電が停止した際に警告表示を所定時間継続してもユーザによる操作がない場合、及び、システムがエラーで停止した場合等が挙げられる。ここでは例えば所定時間は5分に設定され、所定回数は3回に設定されている。
停電中に制御装置2が自動遮断スイッチ553を制御すると、第三継電器第三A接点スイッチ554bが遮断され、第二電源部54への給電が遮断され、結果として制御装置2への電力供給もなくなり、システムの全電源が遮断される。いわゆる自殺回路を構成している。このように、本実施形態では、自動遮断スイッチ553を有することで、手動で自立運転とした後に、二次電池51を消耗する状態となった場合に、電源操作回路部55を遮断して二次電池51の消耗を抑制することができる。
本実施形態によれば、自立運転への切り替えをユーザの意図する操作により行い、ユーザが操作しない場合やシステムがエラー停止した場合等に二次電池51側の電源供給を自動的に遮断する構成(半自動構成)となっており、知らないうちに二次電池51が消耗して、いざというときに自立運転できないという状況を回避することができる。
また、その他の効果として、分電盤91の発電ユニット用ブレーカ93と自立負荷用ブレーカ94を操作することにより、発電ユニット1と系統電源90、及び自立対応負荷Zと系統電源90とを切り離すことで、予め停電と同じ状態を作ることができ、例えば計画停電に備えて自立運転させることができる。これにより、給電瞬断等による自立対応負荷Zへの悪影響を抑制することができる。また、計画停電時に、無停電電源装置(UPS)が無くても、切り替え時の一時的な停電によるユーザが認知しない機器の停止を抑制することができる。
また、制御電源装置5が整流器であるダイオード56、57を保護回路として有するため、通常時の電源装置(第一電源部53)と非常時のための補助電源装置(第二電源部54)とを混在して構成できる。
また、本実施形態では、継電器31、32が排他的に操作されるように、それぞれ互いにB接点によるインターロックを入れており、系統電源100(90)側が優先的にONになり、停電時で自立出力が存在する場合のみ自立運転側がONされる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、発電ユニット1は、エンジン式でなく、燃料電池式のコジェネレーション装置であっても良い。また、発電ユニット1は、コジェネレーション装置以外であっても良い。制御電源切替操作装置4は、別の外部電源に接続されている外部コントローラによるリモート操作としても良い。発電ユニット1に、負荷切替装置3や制御電源装置5などを全て内蔵していても良い。負荷切替装置3および制御電源装置5に相当する機能を外部で構成して、発電ユニット1に追加する形式でも良い。手動遮断スイッチ555と第四継電器556による操作は第四継電器556を介さずに、B接点を有する手動遮断スイッチにより直接操作する形式でも良い。
分電盤91には、各種ブレーカ(主幹ブレーカ92、発電ユニット用ブレーカ93、及び自立負荷用ブレーカ94、一般負荷用ブレーカ94a)が設けられている。また、図面における○中に×が記載されたマークは、ユーザが状態を確認するための表示灯を示す。自立対応負荷Zは、自立運転時にも給電される負荷であり、その他の負荷(一般負荷)は、系統電源90にのみ給電される負荷である。一般負荷への給電は、分電盤91の一般負荷用ブレーカ94aを介して行われる。
また、本発明は、以下のように記載することもできる。すなわち、本発明の発電システムは、発電装置と、連系運転時に発電出力を商用電源に基づく系統電源に連系させる連系出力部と、自立運転時に発電電力を出力する自立出力部と、を有する発電ユニットと、前記発電ユニットを制御する制御装置と、負荷との接続を前記系統電源から前記自立出力部に切り替える電源切替装置と、前記系統電源及び前記自立出力部に充電可能に接続された二次電池と、前記連系運転時に前記系統電源からの電力を制御電力に変換して前記制御装置に供給する第一電源部と、前記二次電池からの電力を制御電力に変換して前記制御装置に供給する第二電源部と、を有する制御電源装置と、を備え、前記制御電源装置は、ユーザの操作に応じて前記二次電池と前記第二電源部とを接続する手動接続スイッチと、前記制御装置の指示に応じて前記二次電池と前記第二電源部との接続を遮断する自動遮断部と、を有し、前記電源切替装置は、前記自動遮断部が遮断状態となった際に、負荷との接続を前記自立出力部から前記系統電源に切り替えることを特徴とする。また、本発明は、上記構成において、前記制御電源装置が、ユーザの操作に応じて前記二次電池と前記第二電源部との接続を遮断する手動遮断スイッチを備え、前記電源切替装置は、前記自動遮断部又は前記手動遮断スイッチが遮断状態となった際に、負荷との接続を前記自立出力部から前記系統電源に切り替える構成であっても良い。
1:発電ユニット、 11:エンジン、 12:発電機、 13:インバータ、
14:連系出力部、 15:自立出力部、 16:排熱回収装置、
17:発電出力切替スイッチ、 18:制御電源供給部、
100:連系電力入力部、 101:自立電力入力部、 102:電力出力部
2:制御装置、 3:電源切替装置、 31:第一継電器、
311:第一継電器A接点スイッチ、
312:第一継電器第一B接点スイッチ、 32:第二継電器、
321:第二継電器A接点スイッチ、 322:第二継電器B接点スイッチ、
331:第三継電器第一A接点スイッチ(自立運転スイッチ)、
4:制御電源切替操作装置、
5:制御電源装置、 51:二次電池、
52:充電装置、 53:第一電源部、 54:第二電源部、
55:電源操作回路部、 551:手動接続スイッチ、
552:第一継電器第二B接点スイッチ、 553:自動遮断部、
554:第三継電器、 554a:第三継電器第二A接点スイッチ、
554b::第三継電器第三A接点スイッチ、 555:手動遮断スイッチ、
556:第四継電器、 556a:第四継電器B接点スイッチ、
56、57:ダイオード、 6:自立制御電源制御部、
90:系統電源、 91:分電盤、 92:主幹ブレーカ、
93:発電ユニット用ブレーカ、 94:自立負荷用ブレーカ、 X:商用電源

Claims (5)

  1. 商用電源に系統連系される発電機と、
    前記発電機を制御する制御装置と、
    系統連系された連系電力が入力される連系電力入力部と、系統連系されていない前記発電機の自立電力が入力される自立電力入力部と、前記連系電力または前記自立電力を負荷に出力する電力出力部を持つ電源切替装置と、を備え、
    前記電源切替装置は、
    前記連系電力入力部に入力された連系電力により駆動される第一継電器と、
    前記自立電力入力部に入力された自立電力により駆動される第二継電器と、
    前記第二継電器に直列接続された前記第一継電器の第一継電器第一B接点スイッチと、
    前記第一継電器に直列接続された前記第二継電器の第二継電器B接点スイッチと、
    前記連系電力入力部から入力され前記電力出力部に出力される連系電力を接続/遮断する前記第一継電器の第一継電器A接点スイッチと、
    前記自立電力入力部から入力され前記電力出力部に出力される自立電力を接続/遮断する前記第二継電器の第二継電器A接点スイッチと、
    前記第二継電器及び前記第一継電器第一B接点スイッチに直列接続され、前記連系電力入力部に前記連系電力が入力されていない場合にユーザの操作に応じて接続状態となり、前記連系電力入力部への前記連系電力の有無に関わらずユーザの操作に応じて遮断状態となる自立運転スイッチと、を備え、
    前記制御装置は、前記自立運転スイッチが接続状態になると前記発電機を自立運転させる発電システム。
  2. 前記連系電力又は前記自立電力により充電され、前記自立運転スイッチが接続状態になると前記制御装置に電池電力を供給する二次電池と、
    前記二次電池の電池電力により駆動される第三継電器と、
    前記第三継電器に直列接続され、ユーザの操作に応じて接続/遮断される手動接続スイッチと、
    一端が前記手動接続スイッチの一端に接続され他端が前記手動接続スイッチの他端に接続された前記第三継電器の第三継電器第A接点スイッチと、を備え、
    前記自立運転スイッチは、前記第三継電器の第三継電器第一A接点スイッチである請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記二次電池の電池電力により駆動される第四継電器と、
    前記第四継電器に直列接続され、ユーザの操作に応じて接続/遮断される手動遮断スイッチと、
    前記第三継電器に直列接続される前記第四継電器の第四継電器B接点スイッチと、
    を備える請求項2に記載の発電システム。
  4. 前記発電機の作動に関する所定条件が満たされた場合に前記制御装置に供給される前記電池電力を遮断する自動遮断部を備える請求項2又は3の何れか一項に記載の発電システム。
  5. 前記自動遮断部は、前記第三継電器に直列接続され、前記所定条件が満たされた場合に遮断状態となって前記第三継電器への前記電池電力の供給を遮断する請求項4に記載の発電システム。
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