JP6019052B2 - 撮影システム及び撮影方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルム等の透過原稿又は濃淡を有する試料を撮影する撮影システム及び撮影方法に関するものである。
透過光源を用いてフィルム等の透過原稿を読み取る原稿読取装置が知られている。また、同様な機能を有する装置として、濃淡を有する試料(例えば電気泳動ゲル)を撮影する撮影システムがある。このような撮影システムは、生体分子、特にタンパク質や核酸の識別及び定量を画像解析によって行うに際し、欠かせないものとなっている。
従来、このような透過光源を用いた撮影システムでは、照明光の拡散や装置内での乱反射等によって生じる環境光の問題がある。例えば特許文献1では、撮像素子(CCD)の一部を遮光板で覆い、その覆われた領域の画素(補正用画素)で検出された信号値を、撮影用画素で検出された信号値から減算することで、漏光の影響を測定データから取り除く補正方法が開示されている。
特開平9−44636号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、撮像素子の一部の画素を補正用画素として使用するため、撮影用画素数が減少し、撮像素子上の撮影領域が縮小してしまうという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、透過光源を用いた撮影システムにおいて、撮像素子上の撮影領域を縮小させることなく、環境光の影響を抑えることを可能とする撮影システム及び撮影方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の撮影システムは、
被写体に光を照射し、被写体を透過した光を検出して被写体を撮影する撮影システムにおいて、
光源部、
光源部から出射した光を検出するセンサ部、
開口を有する遮光板を光源部及びセンサ部の間に配置し光を出射させて、センサ部の検出面のうち開口に対応する領域である開口対応領域で検出された第1の参照データと、遮光板を配置せず光を出射させて開口対応領域で検出された第2の参照データとの差異に基づいて求められた第1の補正データを記憶する記憶部、および
第1の補正データに基づいて、被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行う信号処理部を備えるものである。
一方、本発明の第2の撮影システムは、
被写体に光を照射し、被写体を透過した光を検出して被写体を撮影する撮影システムにおいて、
光源部、
光源部から出射した光を検出するセンサ部、
センサ部の検出面の一部を遮光する遮光板を光源部及びセンサ部の間に配置し光を出射させて、検出面のうち遮光板に対応する領域である遮光対応領域で検出された第3の参照データを第1の補正データとして記憶する記憶部、および
第1の補正データに基づいて、被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行う信号処理部を備えるものである。
本発明の撮影システムにおいて、記憶部は、被写体の設置台の分割領域に対応して複数の第1の補正データを記憶しているものであり、
信号処理部は、各分割領域で得られた測定データ毎に第1の補正を行うものであることが好ましい。
また、本発明の撮影システムにおいて、記憶部は、光の照射場所に応じた光量分布を補正する第2の補正データをさらに記憶しているものであり、
信号処理部は、第1の補正の前に、測定データに、第2の補正データに基づいて上記光量分布の影響を取り除く第2の補正を行うものであることが好ましい。
また、本発明の第1の撮影システムは遮光板をさらに備えることが好ましい。この場合において、遮光板は複数の開口を有していてもよい。
また、本発明の撮影システムにおいて、光源部は、検出面の向きに対して横向きに光を出射させる光源と、光源から出射した光をセンサ部に向けて反射および拡散させる反射拡散板と、反射拡散板およびセンサ部の間に配置された透過拡散板とを有することが好ましい。
また、本発明の撮影システムにおいて、光源部は、検出面に向けて光を出射させる光源と、光源およびセンサ部の間に配置された透過拡散板とを有することが好ましい。この場合、光源は紫外光光源であり、光源部は、光源および透過拡散板の間に、紫外光を可視光に変換する変換板を有することが好ましい。
また、本発明の撮影システムにおいて、信号処理部は、第1の補正後の測定データに基づいて、被写体の光学濃度を算出することができる。
また、本発明の撮影システムにおいて、光源部は、波長の異なる3種類以上の光を出射させるものであり、
信号処理部は、各光を用いて得られた測定データを組み合わせて被写体の色データ又はカラー画像を生成するものであることが好ましい。
本発明の第1の撮影方法は、
被写体に光を照射し、被写体を透過した光を検出して写体を撮影する撮影方法において、
開口を有する遮光板を光源部及びセンサ部の間に配置し光源部から光を出射させて、センサ部の検出面のうち開口に対応する領域である開口対応領域で検出された第1の参照データと、遮光板を配置せず光を出射させて開口対応領域で検出された第2の参照データとの差異に基づいて求められた第1の補正データに基づいて、被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行うものである。
一方、本発明の第2の撮影方法は、
被写体に光を照射し、被写体を透過した光を検出して被写体を撮影する撮影方法において、
センサ部の検出面の一部を遮光する遮光板を光源部及びセンサ部の間に配置し光源部から光を出射させて、検出面のうち遮光板に対応する領域である遮光対応領域で検出された第3の参照データである第1の補正データに基づいて、被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行うものである。
そして、本発明の撮影方法は、第1の補正データを求める工程を含むことが好ましい。この場合において、第1の補正データは、被写体の設置台の分割領域に対応して複数求められ、第1の補正は、各分割領域で得られた測定データ毎に行われることが好ましい。
また、本発明の第1の撮影方法において、第1および第2の参照データを取得するとき、既知の光学濃度を有する半遮光板が、開口対応領域に対応する位置に配置されることが好ましい。
また、本発明の撮影方法において、光の照射場所に応じた光量分布を補正する第2の補正データに基づいて上記光量分布の影響を取り除く第2の補正を測定データに行い、
第2の補正後の測定データに第1の補正を行うことが好ましい。
本発明の撮影システム及び撮影方法は、被写体の撮影前に求められた補正データに基づいて、測定データに対し、環境光の影響を取り除く補正を行うから、撮像素子の一部の画素を補正用画素として使用する必要がない。この結果、透過光源を用いた撮影システムにおいて、撮像素子上の撮影領域を縮小させることなく、環境光の影響を抑えることが可能となる。
第1の実施形態の撮影システムを示す概略斜視図である。 第1の実施形態の撮影装置の内部構成を示す概略断面図である。 第1の実施形態の撮影システムを示す概略ブロック図である。 第1及び第2の参照データを取得する様子を示す概略図である。 環境光の影響により試料の光学濃度が実際の値よりも低く見積もられた結果を示すグラフである。 補正の場所依存性を示すグラフである。 遮光板の構成例を示す概略図である。 第3の参照データを取得する様子を示す概略図である。 光源の変形例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明するが、本発明はこれに限られるものではない。なお、視認しやすくするため、図面中の各構成要素の縮尺等は実際のものとは適宜異ならせてある。
「第1の実施形態」
本発明の撮影システム及び撮影方法の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の撮影システムを示す概略斜視図であり、図2は第1の実施形態の撮影装置の内部構成を示す概略断面図であり、図3は第1の実施形態の撮影システムを示す概略ブロック図である。
本実施形態の撮影システム1は、図1及び図2に示されるように、撮影装置10及び撮影制御装置100から構成される。撮影装置10は、例えば、蓋14を有する筐体12、被写体Sを設置するステージ16、撮影部20、レンズ部22、透過光源部26及び被写体観察用モニタ50を有する。一方、撮影制御装置100は、例えばパーソナルコンピュータであり、制御装置本体102、操作部104及び表示部106を備えている。撮影装置10は、撮影制御装置100に制御され被写体Sを撮影して、取得した信号情報を撮影制御装置100に送り、撮影制御装置100がその信号情報を画像データに変換して、記憶部に記憶し又は表示部106に表示することになる。撮影システム1は、例えば透過原稿の読取や試料の光学濃度の測定に使用される。撮影システム1は、必要に応じて後述する遮光板や落射光源部を備えていてもよい。
筐体12は、略直方体に形成された中空部18を有するものであって、内部に被写体Sが設置されるステージ16を有している。また、筐体12には図1に示す蓋14が開閉可能に取り付けられており、ユーザは、蓋14を開けステージ16上に被写体Sを設置した後、蓋14を閉めることで、筐体12内に被写体Sを収容することができる。筐体12は中空部18内に外光が入らない暗箱を構成している。ステージ16は、透過光源部26からの光を透過させるため透光性を有する。
撮影部20は、筐体12の上面に固定されており、例えばCCD等の撮像素子を含み、筺体12内の光を検出して電気信号を生成する。生成された電気信号は、例えば増幅処理を経た後、信号処理部108に送信される。撮影部20が本発明におけるセンサ部に相当する。撮影部20は、冷却素子が取り付けられており、撮像素子を冷却することにより、撮影された信号情報に暗電流によるノイズ成分が含まれることを防止している。撮影部20にはレンズ部22が取り付けられている。
レンズ部22は、例えば複数のレンズを含み、被写体Sにフォーカスを合わせるために、レンズは矢印Z方向に移動可能に設けられている。またレンズ部22は、例えば絞り及び励起光カットフィルタ等の光学素子も含み、検出する光の光量や波長を調整する。
透過光源部26は、例えば蛍光撮影用の励起光源(紫外光光源)、及び白色光源を有し、撮影制御装置100の制御により必要に応じて光源を切り替えられるように構成されている。すなわち、本実施形態では、撮影システム1は蛍光撮影にも対応可能な構成である。例えば、蛍光標識された被写体からの蛍光を検出する撮影を行う場合には、透過光源部26から励起光が被写体Sへ照射され、被写体を透過した透過光を検出する撮影を行う場合には、透過光源部26から白色光が被写体Sへ照射される。
被写体観察用モニタ50は、筺体12の上部に設けられた小型カメラ(図示省略)で撮影したステージ16上の様子を表示するものである。これにより、ステージ16上に設置された被写体Sの位置やステージ16の高さを確認し、被写体Sが撮影に適した配置になるように被写体の位置やステージの高さを調整することが可能である。
制御装置本体102は、例えば信号処理部108、記憶部110及び制御部112を有する。信号処理部108は、撮影部20で生成された電気信号に基づいて画像データを生成し、またその画像データに必要な信号処理(例えばノイズ除去処理やシャープネス処理等)を行う。記憶部110は、撮影に必要な情報を記憶している。特に、本発明では、記憶部110は、測定データの補正に使用する補正データを記憶している。補正データの詳細については後述する。制御部112は、例えばCPU及びROM等を含むコンピュータで構成される。制御部112には、撮影部20、透過光源部26、信号処理部108、記憶部110、操作部104及び表示部106が接続されており、制御部112は各部を統括制御している。
表示部106は、例えばCRTや液晶ディスプレイ等の表示装置で構成され、信号処理部108で生成された画像データを表示する。また、表示部106は、撮影装置10に各種の設定を行ったり指示を与えたりするための設定画面も表示する。
操作部104は、マウスやキーボード等のユーザインターフェースを含んで構成される。ユーザは、操作部104を操作して、撮影装置10に各種の設定を行ったり指示を与えたりする。例えば、ユーザは、この操作部104を介して被写体の種類及び撮影手法の種類等の撮影に関する情報を撮影システムに設定する。入力された情報は、例えば記憶部110に記憶される。
記憶部110に記憶されている補正データについて説明する。補正データは2種類あり、1つは、環境光の影響を測定データから取り除く第1の補正(環境光除去補正)に使用する補正データ(第1の補正データ)であり、もう1つは、照明光の照射場所に応じた光量分布の影響を取り除く第2の補正(フラットフレーム補正)に使用する補正データ(第2の補正データ)である。
第1の補正データは、例えば、検出信号中に含まれている環境光由来の信号量、或いは環境光由来の信号がどの程度含まれているかを表すデータである。このような補正データは、例えば以下のようにして得られる。まず、図4に示されるように、被写体を置かず、開口を有する遮光板30(例えば図7のa)をステージ16上に配置する。この遮光板30は、開口部分を除いてステージ16全体を覆うことができる大きさであり、この状態で透過光源部26からの照明光(白色光)L1をステージ16に当てると、開口からのみ光が通過するため、この光L2を撮影部20の開口に対応する画素領域(言い換えれば、開口を通過した光L2が検出される領域。以下、開口対応領域20aという。)で検出する(図4のa)。このとき、開口対応領域では、開口を通過した光L2のみの信号(第1の参照データ)が検出される。なお、図4ではレンズ部22の図示は省略している。次に、遮光板30を取り除き、遮光板30がない状態で照明光L1を当て、この時の信号(第2の参照データ)を検出する(図4のb)。この第2の参照データの中には、先ほど開口があった領域を通過した光L2の信号の他に、遮光板30によって覆われていた領域を通過した光L3(環境光)に由来する信号も含まれる。なお、第1及び第2の参照データを取得する際には、既知の光学濃度を有する半遮光部材(例えば光学濃度3.0程度の遮光フィルム)を開口位置に配置することが好ましい。何も配置しないと、開口を通過した光L2の強度が強すぎて、環境光の影響を抽出しにくいためである。
したがって、第1及び第2の参照データの信号強度をそれぞれI及びIとすると、第1の補正データの値をI−Iとすれば、同じ照明光量で被写体を撮影して得られた測定データに含まれている環境光由来の信号量が得られる。また、第1の補正データの値を(I−I)/Iとすれば、被写体を撮影して得られた測定データ中の環境光由来の信号量の割合が得られる。例えば、被写体の撮影(本撮影)時の検出信号値がIである場合に、第1の補正データIがI=I−Iで与えられれば、環境光の影響を取り除いた実際の信号値IはI=I−Iで算出でき、第1の補正データRがR=(I−I)/Iで与えられれば、環境光の影響を取り除いた実際の信号値IはI=I(1−R)で算出できる。参照データ又は第1の補正データとしては、例えば、開口対応領域に属する画素群で平均した値を採用してもよいし、そのような画素群内での最頻値を採用してもよい。
実際、単純に透過してきた光以外の光(すなわち拡散光や乱反射光等の環境光)が撮像部20によって検出されることにより、信号値が本来の値よりも多く見積もられてしまい誤差が生じてしまう。例えば図5は、上記のような誤差により試料の光学濃度が実際の値よりも低く見積もられた結果を示すグラフである。このグラフの横軸は基準フィルムの光学濃度であり、縦軸は条件を変えた測定ごとの実際の信号値である。「遮光板あり」のグラフは、フィルムの周囲を遮光板で覆い環境光の影響を極力排除した場合であり、「遮光板なし」のグラフは、そのような遮光板を使用せず、環境光の影響が大きい場合である。このグラフから光学濃度が高いほど環境光の影響が大きいことがわかる。
第1の補正データについて、撮像素子のある領域(或いはある画素)で取得した値を他の領域(或いは他の画素)で使用することも可能である。しかしながら、環境光の影響の大きさはステージ16上で場所依存性を有するため、ステージ16上がいくつかの領域に分割され、記憶部110は、この分割領域毎に第1の補正データを有していることが好ましい。例えば、図6は補正の場所依存性を示すグラフである。より具体的には、このグラフは、ステージ16の中央付近の領域に関して算出された第1の補正データによって、その領域及び前後左右の他の4つの領域で検出された信号値を補正した結果を示している。グラフ中、Aは補正データを算出した中央領域の補正結果、B〜Eはそれぞれ、その左側領域、右側領域、後方領域及び前方領域の補正結果を示す。このグラフから、補正データを算出した中央領域では適切に補正できているが、他の領域では光学濃度が高いほど値が高く見積もられていること(過補正)が分かる。これは、中央領域以外の4つの領域では筺体12の壁が近くにあり、中央領域ほど環境光の影響が大きくないためであると推察される。以上のように、環境光の影響の大きさはステージ16上で場所依存性を有するため、環境光除去補正は、それぞれの分割領域で算出された第1の補正データを用いて、分割領域ごとに行うことが好ましい。
第1の参照データを取得する際に使用する遮光板は、環境光除去補正を行う領域に対応して開口を有する遮光性のある部材であれば特に限定されない。開口の大きさ及び形状は、数十mm×数十mm(一辺の長さは例えば10〜30mm)の矩形状或いは直径数十mm(例えば10〜30mm)の円形状が目安であるが、撮影条件や必要に応じて上記範囲から変更してもよい。例えば、図7は遮光板の構成例を示す概略図である。図7のaの遮光板30は、ステージ16を覆う大きさで、長方形の開口30aを有する。また、図7のbの遮光板31は、ステージ16を覆う大きさで、円形の開口31aを基板の中央からずれた位置に有する。例えば、遮光板31を90°、180°及び270°回転させてそれぞれの撮影で参照データを取得すれば、ステージ16上を4分割したことになり、各分割領域に対応した4個の第1の参照データ(つまり第1の補正データも4個)を取得できる。また、図7のcの遮光板32は、ステージ16を覆う大きさで、5個の円形の開口32a(遮光板32の中央に1個及びその頂点ごとに1個ずつ)を有する。このように互いが環境光に影響を与えない程度に開口同士が離れていれば、1個の遮光板に複数の開口を設けることができる。このような遮光板を使用すれば、1回の撮影で分割領域32b〜32fのそれぞれに対応した5個の第1の参照データ(つまり第1の補正データも5個)を取得できる。
第2の補正データは、例えば、照明光の光強度がステージ16上でどのような分布を有しているかを表すフラットフレームである。このフラットフレームを用いて、第1及び第2の参照データ、第1の補正データ又は本撮影の測定データを除算することにより、フラットフレーム補正が可能である。このようなフットフレームとしては、ステージ16上に何も設置しない状態で撮影した画像データを採用できる。
次に、本実施形態の撮影方法の手順を説明する。まず、ユーザは、撮影条件や被写体の種類等に適当な補正データがあるかを確認する。適当な補正データがある場合にはその補正データを使用し、それがない場合には自ら補正データを作成する作業から始める。
補正データを作成する場合には、まず、ステージ16上に何も配置しない状態で、透過光源部26を点灯し、照明光を当てて撮影し、画像データとして照明光自体の光強度Iを取得しておく。この画像データは、後に光学濃度を算出する際に使用し、フラットフレームとしても使用できる。その後、例えば遮光板30をステージ上に配置し、遮光板30の開口に合わせて遮光フィルタを配置した状態で、照明光を当てて第1の参照データIを取得する。この際、第1の参照データにフラットフレーム補正を行っておく。次に、遮光板30を外し、遮光フィルムの位置はそのままに維持した状態で、照明光を当てて第2の参照データIを取得し、同様に第2の参照データについてもフラットフレーム補正を行う。そして、I=I−Iを第1の補正データとして記憶部110に記憶する。
次に本撮影に移る。ユーザは、被写体をステージ16上に配置し、照明光を当てて測定データIを取得し、同様に測定データについてもフラットフレーム補正を行う。そして、I−Iから環境光除去補正後の測定データIを得る。さらに、光学濃度Dは、D=−log(I/I)によって得られる。
以上のように、本実施形態の撮影システム及び撮影方法は、被写体の撮影前に求められた補正データに基づいて、測定データに対し、環境光の影響を取り除く補正を行うから、撮像素子の一部の画素を補正用画素として使用する必要がない。この結果、透過光源を用いた撮影システムにおいて、撮像素子上の撮影領域を縮小させることなく、環境光の影響を抑えることが可能となる。
「第2の実施形態」
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態の撮影システム及び撮影方法では、第1の補正データを作成する領域に遮光板の開口を配置した。一方、本実施形態の撮影システム及び撮影方法は、主に第1の補正データを作成する領域に遮光板を配置する点で、第1の実施形態の場合と異なる。したがって、第1の実施形態と同様の構成要素の詳細な説明については、特に必要がない限り省略する。
本実施形態の撮影システムは、第1の実施形態と同様に、撮影装置10及び撮影制御装置100から構成される。
記憶部110は、第1の実施形態と同様に、第1の補正データと第2の補正データを有する。ただし、本実施形態の第1の補正データは、下記の手順により作成されたものである。図8に示されるように、被写体を置かず、遮光板33をステージ16上に配置する。この遮光板33は、第1の補正データを作成するステージ16上の領域を覆うことができる大きさであり、この状態で透過光源部26からの照明光L1をステージ16に当てると、遮光板33の周囲からの光L3が、遮光板33に対応する画素領域(遮光対応領域20b)で検出される。この光L3は、遮光対応領域内の画素にしてみれば、環境光そのものであるから、この光L3の信号強度Iは第1の補正データとして採用できる。
本実施形態の撮影方法の第1の補正データを作成した後の手順は、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本実施形態の撮影システム及び撮影方法も、被写体の撮影前に求められた補正データに基づいて、測定データに対し、環境光の影響を取り除く補正を行うから、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
<その他の実施形態>
本発明の撮影システムでは、例えば図9に示される透過光源部27を使用することも可能である。透過光源部27は、紫外光透過光源35、反射拡散板36、2つの白色LED光源部40及び白色透過拡散板37を備える。
紫外光透過光源35は蛍光観察時の励起光源用であり、特に限定されず市販の光源を使用することができる。反射拡散板36は、紫外光透過光源35の上面にガイド36aで固定されている。反射拡散板36は、紫外光を透過させ、白色光を反射する。反射拡散板36の撮影部側の表面は、粗面処理されており、その表面をほぼ平行に伝搬するLED光源部40からの光を反射及び拡散する。
LED光源部40は、ライトスリーブ41、白色LED42、スリーブカバー43及び遮光部材44から構成され、白色LED42の光軸が反射拡散板36の表面とほぼ平行となるように、反射拡散板36の両端に配置されている。白色LED42は、左右それぞれ例えば3個ずつあり、図9の紙面に垂直な方向に等間隔(例えば110mm)で配置されている。スリーブカバー43は、紫外光透過光源点灯時の自家蛍光を抑える点と、耐薬品性を考慮し、ガラス材料であることが好ましい。スリーブカバー43の材料は、例えばパイレックス(登録商標)やB270等の汎用白板ガラスである。遮光部材44は、上方に向かう光を遮光し、被写体に直接光が照射されることを防止する。LED光源の遮光部材44の存在を考慮した照射角度θは15°程度が好ましい。
白色透過拡散板37は、LED光源から光Lが伝搬する空間を確保するために、反射拡散板36から離れて設置されている。LED光源から光Lは、反射拡散板36及び白色透過拡散板37の間隙(例えば20mm)を伝搬しながら反射及び拡散を繰り返し、照明光として使用される。耐薬品性及び洗浄のし易さを考慮し、例えば白色の塩化ビニル板であることが好ましく、その表面はマット仕上げされていることが好ましい。
このような構成の透過光源部27を使用することにより、蛍光観察用の励起光と白色光を適宜切り替えて照明光として使用することができる。
さらに、波長切替可能な光源としては、例えば透過光源部26の構成に加えて、紫外光光源とステージ16の間に、紫外光を可視光に変換可能な変換板を設けた光源部を採用することができる。上記変換板を可動な構成して、必要な時に変換板を紫外光光源とステージ16の間に入れれば、紫外光と可視光を切り替えることができる。
また、本発明の撮影システムでは、光源部は、波長の異なる3種類以上の光(例えばR、G及びB)を出射させるものであることが好ましい。これにより、各光を用いて得られた測定データを組み合わせて、被写体の色データまたはカラー画像を生成することができる。例えば、前述した透過光源部27において、白色LED42に代えて、R、G及びBのLEDを使用すればよい。また、この場合、モノクロ画像とカラー画像を同時に又は切り替えて表示部106に表示することが好ましい。
1 撮影システム
10 撮影装置
12 筐体
14 蓋
16 ステージ
18 中空部
20 撮影部
22 レンズ部
26、27 透過光源部
30、31、32、33 遮光板
35 紫外光透過光源
36 反射拡散板
37 白色透過拡散板
40 LED光源部
50 被写体観察用モニタ
100 撮影制御装置
102 制御装置本体
104 操作部
106 表示部
108 信号処理部
110 記憶部
112 制御部
S 被写体

Claims (20)

  1. 被写体に光を照射し、前記被写体を透過した光を検出して前記被写体を撮影する撮影システムにおいて、
    光源部、
    該光源部から出射した光を検出するセンサ部、
    開口を有する遮光板を前記光源部及び前記センサ部の間に配置し前記光を出射させて、前記センサ部の検出面のうち前記開口に対応する領域である開口対応領域で検出された第1の参照データと、前記遮光板を配置せず前記光を出射させて前記開口対応領域で検出された第2の参照データとの差異に基づいて求められた第1の補正データを記憶する記憶部、および
    前記第1の補正データに基づいて、前記被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行う信号処理部を備える撮影システム。
  2. 前記記憶部は、前記被写体の設置台の分割領域に対応して複数の前記第1の補正データを記憶しているものであり、
    前記信号処理部は、各前記分割領域で得られた前記測定データ毎に前記第1の補正を行うものである請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記記憶部は、前記光の照射場所に応じた光量分布を補正する第2の補正データをさらに記憶しているものであり、
    前記信号処理部は、前記第1の補正の前に、前記測定データに、前記第2の補正データに基づいて前記光量分布の影響を取り除く第2の補正を行うものである請求項1又は2に記載の撮影システム。
  4. 前記遮光板をさらに備える請求項1から3いずれか1項に記載の撮影システム。
  5. 前記遮光板が複数の開口を有する請求項4に記載の撮影システム。
  6. 前記光源部は、前記検出面の向きに対して横向きに前記光を出射させる光源と、該光源から出射した前記光を前記センサ部に向けて反射および拡散させる反射拡散板と、該反射拡散板および前記センサ部の間に配置された透過拡散板とを有する請求項1から5いずれか1項に記載の撮影システム。
  7. 前記光源部は、前記検出面に向けて前記光を出射させる光源と、該光源および前記センサ部の間に配置された透過拡散板とを有する請求項1から5いずれか1項に記載の撮影システム。
  8. 前記光源は紫外光光源であり、
    前記光源部は、前記光源および前記透過拡散板の間に、紫外光を可視光に変換する変換板を有する請求項7に記載の撮影システム。
  9. 前記信号処理部は、前記第1の補正後の測定データに基づいて、前記被写体の光学濃度を算出するものである請求項1から8いずれか1項に記載の撮影システム。
  10. 前記光源部は、波長の異なる3種類以上の前記光を出射させるものであり、
    前記信号処理部は、各前記光を用いて得られた測定データを組み合わせて、前記被写体の色データまたはカラー画像を生成するものである請求項1から9いずれか1項に記載の撮影システム。
  11. 被写体に光を照射し、前記被写体を透過した光を検出して前記被写体を撮影する撮影方法において、
    開口を有する遮光板を光源部及びセンサ部の間に配置し前記光源部から前記光を出射させて、前記センサ部の検出面のうち前記開口に対応する領域である開口対応領域で検出された第1の参照データと、前記遮光板を配置せず前記光を出射させて前記開口対応領域で検出された第2の参照データとの差異に基づいて求められた第1の補正データに基づいて、前記被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行う撮影方法。
  12. 前記第1の補正データを求める工程を含む請求項11に記載の撮影方法。
  13. 前記第1の補正データは、前記被写体の設置台の分割領域に対応して複数求められ、
    前記第1の補正は、各前記分割領域で得られた前記測定データ毎に行われる請求項12に記載の撮影方法。
  14. 前記第1および第2の参照データを取得するとき、既知の光学濃度を有する半遮光板が、前記開口対応領域に対応する位置に配置される請求項12又は13に記載の撮影方法。
  15. 前記光の照射場所に応じた光量分布を補正する第2の補正データに基づいて前記光量分布の影響を取り除く第2の補正を前記測定データに行い、
    前記第2の補正後の前記測定データに前記第1の補正を行う請求項11から14いずれか1項に記載の撮影方法。
  16. 被写体に光を照射し、前記被写体を透過した光を検出して前記被写体を撮影する撮影システムにおいて、
    光源部、
    該光源部から出射した光を検出するセンサ部、
    該センサ部の検出面の一部を遮光する遮光板を前記光源部及び前記センサ部の間に配置し前記光を出射させて、前記検出面のうち前記遮光板に対応する領域である遮光対応領域で検出された参照データを第1の補正データとして記憶する記憶部、および
    前記第1の補正データに基づいて、前記被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行う信号処理部を備える撮影システム。
  17. 前記記憶部は、前記被写体の設置台の分割領域に対応して複数の前記第1の補正データを記憶しているものであり、
    前記信号処理部は、各前記分割領域で得られた前記測定データ毎に前記第1の補正を行うものである請求項16に記載の撮影システム。
  18. 被写体に光を照射し、前記被写体を透過した光を検出して前記被写体を撮影する撮影方法において、
    センサ部の検出面の一部を遮光する遮光板を光源部及び前記センサ部の間に配置し前記光源部から前記光を出射させて、前記検出面のうち前記遮光板に対応する領域である遮光対応領域で検出された参照データである第1の補正データに基づいて、前記被写体を用いた測定により得られた測定データに、環境光の影響を取り除く第1の補正を行う撮影方法。
  19. 前記第1の補正データを求める工程を含む請求項18に記載の撮影方法。
  20. 前記第1の補正データは、前記被写体の設置台の分割領域に対応して複数求められ、
    前記第1の補正は、各前記分割領域で得られた前記測定データ毎に行われる請求項19に記載の撮影方法。
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