JP6018040B2 - クロック供給システム、クロックバッファ群および制御方法 - Google Patents

クロック供給システム、クロックバッファ群および制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、クロック供給システム、クロックバッファ群および制御方法に関する。
クロックドライバから分配出力されたクロック信号を使用して動作する複数のデバイスに対し、クロック信号が同一タイミングで受信されるようにクロック信号を調整する方法が開示されている。
例えば、特許文献1には、内部クロックを遅延させる遅延量を段階的に調整することにより、クロックの位相を調整して、出力するクロック発生回路が記載されている。
また、特許文献2には、送信側装置から送信されたデータを、複数の伝送路の夫々に対応する受信部で受信し、隣接する受信部間で伝送遅延差を順次行う通信装置が記載されている。
特開平10−336008号公報 国際公開第2012/127575号
クロックバッファが配置される位置によっては、クロックドライバと複数のクロックバッファの夫々との配線距離が等しくない場合がある。配線距離が等しくない場合、各クロックドライバから出力されたクロック信号は同期がとられていない場合がある。
特許文献1の技術では、クロックバッファの出力に対して遅延量を段階的に調整しているため、処理が複雑になるという問題があった。
また、特許文献2の技術では、クロックの補正を受信側で行っているため、受信側に補正を行う部材やソフトウェア等を追加する必要があり、コストがかかってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で各クロックバッファから出力されたクロック信号の同期をとることが可能なクロック供給システムを実現することにある。
本発明の一態様に係るクロック供給システムは、クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備え、前記マスターは、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する第1の受信手段と、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する第1の送信手段と、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する第1の出力手段と、を備え、前記スレーブは、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する第2の受信手段と、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する第2の出力手段と、を備える。
本発明の一態様に係るクロックバッファ群は、クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群であって、前記クロックバッファ群は、1つのマスターと、複数のスレーブとを含み、前記マスターは、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する第1の受信手段と、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する第1の送信手段と、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する第1の出力手段と、を備え、前記スレーブは、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する第2の受信手段と、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する第2の出力手段と、を備える。
本発明の一態様に係るクロック供給システムの制御方法は、クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備えたクロック供給システムの制御方法であって、前記マスターが、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信し、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信し、受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、前記スレーブが、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信し、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記受信したクロック信号を調整して出力する。
本発明の一態様に係るクロックバッファ群の制御方法は、クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群の制御方法であって、前記クロックバッファ群は、1つのマスターと、複数のスレーブとを含み、前記マスターが、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信し、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信し、受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、前記複数のスレーブの夫々が、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信し、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記受信したクロック信号を調整して出力する。
本発明によれば、簡単な構成で各クロックバッファから出力されたクロック信号の同期をとることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るクロック供給システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るクロック供給システムにおけるクロックバッファの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るクロック供給システムのマスターチップの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るクロック供給システムのスレーブチップの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るクロック供給システムにおけるクロックバッファの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の各実施形態に係るクロック供給システムを実現可能なクロックバッファのハードウエア構成の一例を示す図である。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るクロック供給システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るクロック供給システム1は、クロックドライバ10と、複数のクロックバッファ11〜14とを備えている。なお、本実施の形態において、4つのクロックバッファを例に挙げて説明を行っているが、クロックバッファの数は、これに限定されるものではない。
クロックドライバ10は、クロック信号を生成するクロック発信機である。クロックドライバ10は、生成したクロック信号を各クロックバッファ11〜14に出力する。図1に示すように、各クロックバッファ11〜14は、クロックドライバ10に接続されている。クロックドライバ10は、クロックドライバ10と各クロックバッファ11〜14との間の配線を介して、クロック信号#10を送信する。なお、クロック信号#10を送信するための配線の線長は、クロックドライバ10および各クロックバッファ11〜14間で統一されていない。また、この時のクロック信号の出力は、図1ではあたかも1本の信号が分配されているように示しているが、本発明はその限りではない。
クロックバッファ11〜14は、それぞれ、1または複数のデバイスに接続されている。デバイスは、各クロックバッファで分配されたクロック信号を使用する装置である。図1では、各クロックバッファに3つのデバイスが接続されているが、各クロックバッファに接続されるデバイスの数はこれに限定されない。以降、クロックバッファ11〜14をまとめて、クロックバッファ群とも呼ぶ。
各クロックバッファ11〜14は、クロックドライバ10から出力されたクロック信号#10を受信する。また、各クロックバッファ11〜14は、各クロックバッファ11〜14とそれぞれに接続されたデバイスとの間の配線を介して接続された各デバイスに対して、受信したクロック信号#10を遅延させたクロック信号#20を送信する。なお、クロック信号#20を送信するための配線の線長は、クロックバッファおよびデバイス間で統一されているとする。
複数のクロックバッファのうち任意の1つのクロックバッファがマスターチップとして設定されており、その他のクロックバッファがスレーブチップとして設定されている。本実施の形態では、クロックバッファ11をマスターチップとし、クロックバッファ12〜14をスレーブチップとしている。なお、図1に示すマスターチップおよびスレーブチップの設定は、一例に過ぎず、例えば、クロックバッファ14をマスターチップとし、クロックバッファ11〜13をスレーブチップとしてもよい。
各クロックバッファ11〜14は、マスターチップまたはスレーブチップの設定用の外部設定ピンが備えられている構成であってもよい。当該外部設定ピンが各クロックバッファ11〜14に備えられている場合、当該外部設定ピンをHighまたはLowに設定することで、マスターチップまたはスレーブチップの設定を行うことができる。
以降、マスターチップに設定されたクロックバッファ11を、マスターチップ11と呼び、スレーブチップに設定されたクロックバッファ12〜14を、それぞれ、スレーブチップ12〜14とも呼ぶ。
マスターチップ11は、スレーブチップに接続可能な1または複数のポートを有している。マスターチップ11は、上記1または複数のポートの夫々から、スレーブチップに接続されたチャネルを介して、各スレーブチップ12〜14に接続している。マスターチップ11は、上記チャネルを介して、各スレーブチップ12に対し、信号を送信する。また、各スレーブチップ12〜14は、マスターチップ11に対し、上記チャネルを介して信号を送信する。
なお、クロックバッファ11〜14の夫々は、リセット信号を受信する構成であってもよい。ここで、リセット信号は、各クロックバッファ11〜14の動作の停止を解除する信号のことである。この場合、クロックドライバ10に電源が投入された後、本クロック供給システム1を利用する上位装置が、所定時間後に、クロックバッファ11〜14の夫々にリセット信号を送信する。ここで、所定時間は、例えば、クロックドライバ10の動作が安定すると想定された時間である。各クロックバッファ11〜14は、リセット信号を受信するまで自身の動作を停止した状態である。各クロックバッファ11〜14は、リセット信号を受信すると、自身の動作の停止が解除されるため、動作することができる。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るクロック供給システム1のクロックバッファ11〜14の機能構成について説明する。図2は、本実施の形態に係るクロック供給システム1におけるクロックバッファ11〜14の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、図2において、スレーブチップの機能構成の一例として、クロックバッファ12(スレーブチップ12)について説明するが、スレーブチップ13およびスレーブチップ14も同様の構成を有しているとする。
(マスターチップについて)
図2に示す通り、クロックバッファ11(マスターチップ11)は、受信部111、送信部112、出力部113、算出部114、信号受信部115、クロック生成部116、および、チャネル管理部119を備えている。
受信部111は、クロックドライバ10が出力したクロック信号#10を受信する。受信部111は、受信したクロック信号#10を出力部113およびクロック生成部116に供給する。
チャネル管理部119は、複数のスレーブチップの夫々に接続可能なチャネルが有効か無効かを示す情報(チャネル情報)を管理する。チャネルが有効とは、当該チャネルを用いて信号の送受信ができる状態を指す。つまり、当該チャネルにスレーブチップが接続されている状態を、チャネルが有効であると呼ぶ。一方、チャネルが無効であるとは、当該チャネルにスレーブチップが接続されていない状態である。つまり、チャネル管理部119は、複数のチャネルの夫々にスレーブチップが接続されているか否かを示す情報をチャネル情報として管理している。チャネル管理部119は、信号受信部115からタイムアウトしている旨の通知を受け取ると、信号受信部115が受信連絡信号を受信しなかったチャネルを、無効(Disable)にする。
クロック生成部116は、応答時間計測用のクロック信号(計測用クロック信号)を生成する。具体的には、クロック生成部116は、受信部111が受信したクロック信号を逓倍して、計測用クロック信号を生成する。クロック生成部116が、計測用クロック信号を生成するタイミングは、信号受信部115が有効なチャネルの全てから受信連絡信号を受信した後であってもよい。この場合、クロック生成部116は、信号受信部115から、有効なチャネルの全てから受信連絡信号を受信したことを示す通知を受け取った後に、計測用クロック信号を生成する。また、上記タイミングは、受信部111がクロックドライバ10からクロック信号#10を受信した後であってもよい。この場合、クロック生成部116は、受信部111からクロック信号#10を受信したこと示す通知を受け取った後に、計測用クロック信号を生成する。
クロック生成部116は、生成した計測用クロック信号を、送信部112に供給する。
送信部112は、クロック生成部116から計測用クロック信号を受信する。また、送信部112は、信号受信部115から計測用クロック信号送信指示を受信する。送信部112は、計測用クロック信号送信指示に基づき、チャネル管理部119が管理しているチャネル情報を参照し、有効なチャネルを特定する。さらに、送信部112は、特定された有効なチャネルの夫々に接続されているスレーブチップに対して、計測用クロック信号を送信する。以降、送信部112が信号を送信する送信先のスレーブチップは、有効なチャネルの夫々に接続されているスレーブチップのことを指す。
また、送信部112は、算出部114から、各スレーブチップの遅延量を受信する。送信部112は、各スレーブチップに対し、上記遅延量の分、クロック信号#10を調整したクロック信号#20を出力させる出力指示を送信する。ここで、出力指示には、上記遅延量を示す情報が含まれている。この時、最も応答時間が短いスレーブチップに対しては、遅延量が0(無し)でクロック信号#20を出力させる出力指示を送ることになる。
信号受信部115は、複数のスレーブチップの夫々に接続可能なチャネルであって、有効(Enable)なチャネルから受信連絡信号を受信する。また、信号受信部115は、受信連絡信号を、有効なチャネルの全てから受信したか否かを確認する。この時、信号受信部115は、チャネル管理部119が管理しているチャネル情報を参照して、マスターチップの複数のチャネルのうち、どのチャネルが有効なチャネルかを確認する。
また、信号受信部115は、各チャネルからの受信連絡信号を受信する際にかかる受信時間が所定時間を超えたか(タイムアウトしたか)否かを確認する。タイムアウトしている場合、信号受信部115は、タイムアウトしたことを、受信連絡信号を受信しなかったチャネルを示す情報と共にチャネル管理部119に通知する。
信号受信部115は、有効なチャネルの全てから受信連絡信号を受信すると、送信部112に計測用のクロック信号(計測用クロック信号)を送信する指示(計測用クロック信号送信指示)を送信する。
信号受信部115は、有効なチャネルの夫々に接続されたスレーブチップから、計測用クロック信号を受信したことに対する応答(応答信号)を受信する。信号受信部115は、応答信号を受信したことを示す通知を、応答信号を受信したスレーブチップを示す情報および応答信号を受信した時間を示す情報と共に、算出部114に供給する。
算出部114は、信号受信部115から、応答信号を受信したことを示す通知を、応答信号を受信したスレーブチップを示す情報および応答信号を受信した時間を示す情報と共に受信する。算出部114は、上記通知に基づき、クロック生成部116が生成したクロック信号を基準に用いて、応答時間が内部クロックで何Tかかるかをスレーブチップごとに計測する。算出部114は、計測した応答時間を、図示しない記憶部に記録してもよい。
また、算出部114は、全てのスレーブチップに対して応答時間を計測したか否かを確認する。上記確認は、チャネル管理部119が管理しているチャネル情報を参照することにより行われてもよいし、信号受信部115に全ての応答信号を受信したか否かを確認することにより行われてもよい。
算出部114は、計測した応答時間から、最も応答時間が短いスレーブチップを特定する。算出部114は、特定したスレーブチップと、その他のスレーブチップとの間の計測用クロック信号の遅延量(ズレ)を算出する。この遅延量が、クロック信号の調整量となる。
例えば、算出部114が最も応答時間が短いスレーブチップがクロックバッファ12であると特定し、クロックバッファ12の応答時間がX(T)であるとする。そして、クロックバッファ13の応答時間がY(T)であるとする。この時、クロックバッファ13に対する計測用クロック信号の遅延量は、(Y(T)−X(T))/2となる。もし、遅延量が0より小さい値(マイナス値)となった場合、算出部114は、上記式の結果にNULLを返し、(X(T)−Y(T))/2の結果を遅延量とする。
算出部114は、各スレーブチップの遅延量を、送信部112に供給する。また、算出部114は、最も応答時間が短いスレーブチップの応答時間を出力部113に供給する。
出力部113は、受信部111が受信したクロック信号#10を、算出部114が、応答時間が短いスレーブチップであると特定したスレーブチップの応答時間の半分の時間分(X(T)/2)、ウェイトさせる。そして、出力部113は、ウェイトさせたクロック信号(クロック信号#20)をマスターチップ11に接続されたデバイスの各々に対して出力する。
これにより、マスターチップ11は、出力部113が出力するクロック信号#20と、最も応答時間が短いスレーブチップが出力するクロック信号#20とを同期させることができる。
(スレーブチップについて)
また、図2に示す通り、クロックバッファ12(スレーブチップ12)は、受信部121、送信部122、出力部123および信号受信部125を備えている。
受信部121は、クロックドライバ10が出力したクロック信号#10を受信する。受信部121は、受信したクロック信号#10を出力部123に供給する。また、受信部121は、クロック信号#10を受信したことを送信部122に通知する。
送信部122は、受信部121からクロック信号#10を受信したことを示す通知を受け取る。そして、送信部122は、マスターチップ11に対し、クロック信号#10を受信したことを示す信号(受信連絡信号)を送信する。この受信連絡信号は、マスターチップ11とスレーブチップ12との間の配線の線長(配線距離)の計測処理が可能になったことを知らせる信号である。
送信部122は、信号受信部125から、計測用クロック信号を受信した旨の通知を受け取ると、応答信号をマスターチップ11に送信する。
信号受信部125は、マスターチップ11から計測用クロック信号を受信する。そして、信号受信部125は、送信部122に計測用クロック信号を受信した旨を通知する。
信号受信部125は、マスターチップ11から出力指示を受信する。そして、信号受信部125は、受信した出力指示を出力部123に供給する。
出力部123は、信号受信部125から出力指示を受け取る。出力部123は、出力指示に従い、クロック信号#10を遅延量分ずらした(調整した)クロック信号(クロック信号#20)を、スレーブチップ12に接続されたデバイスの各々に対して出力する。このように、出力部123は、マスターチップ11から出力指示を受け取るまでクロック信号を出力しない。
よって、最も応答時間が短いスレーブチップ以外の各スレーブチップは、出力部123が出力するクロック信号#20と、最も応答時間が短いスレーブチップの出力部123が出力するクロック信号#20とを同期させることができる。
(クロック供給システム1の動作)
次に、クロック供給システム1の動作について、図3および図4を参照して説明する。図3は、本実施の形態に係るクロック供給システム1のマスターチップ11の動作の一例を示すフローチャートであり、図4は、本実施の形態に係るクロック供給システム1のスレーブチップ12の動作の一例を示す図である。また、図4においては、スレーブチップの動作として、スレーブチップ12の動作について説明するが、スレーブチップ13およびスレーブチップ14も同様の動作を行うとする。
まず、クロックドライバ10が各クロックバッファ11〜14にクロック信号#10を出力することにより、クロックバッファの処理が開始される。図3に示す通り、マスターチップ11の受信部111が、クロックドライバ10が出力したクロック信号#10を受信する(ステップS31)。
同様に、図4に示す通り、スレーブチップ12の受信部121が、クロックドライバ10が出力したクロック信号#10を受信する(ステップS51)。この時、クロックドライバ10と各クロックバッファ11〜14間の配線の線長は等しくないため、クロックドライバ10から出力されたクロック信号#10が各クロックバッファ11〜14に到達する時間は等しくない。
クロック信号#10を受信すると、スレーブチップ12の送信部122は、マスターチップ11に対し、受信連絡信号を送信する(ステップS52)。
図3に戻り、マスターチップ11の信号受信部115は、有効なチャネルの全てから受信連絡信号を受信したか否かを確認する(ステップS32)。
そして、全ての有効なチャネルから受信連絡信号を受信していない場合(ステップS32にてNO)、信号受信部115は、各チャネルからの受信連絡信号の受信時間がタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS33)。
タイムアウトしていない場合(ステップS33にてNO)、ステップS32に戻り、信号受信部115は、再度、全ての有効なチャネルから信号を受信したか否かを確認する。
タイムアウトしている場合(ステップS33にてYES)、チャネル管理部119は、受信連絡信号を受信しなかったチャネルを無効にする(ステップS34)。
全ての有効なチャネルから受信連絡信号を受信した場合(ステップS32にてYES)、または、ステップS34終了後、クロック生成部116は、計測用クロック信号を生成する(ステップS35)。なお、ステップS35は、ステップS32の前に行われてもよい。また、ステップS35は、ステップS32〜ステップS34の何れかと同時またはステップS32〜ステップS34の間に行われてもよい。
その後、送信部112は、有効なチャネルの夫々に接続されているスレーブチップに対して、計測用クロック信号を送信する(ステップS36)。
図4に移動し、スレーブチップ12の信号受信部125は、マスターチップ11から計測用クロック信号を受信する(ステップS53)。そして、スレーブチップ12の送信部122は、上記計測用クロック信号の受信に呼応して、応答信号をマスターチップ11に送信する(ステップS54)。
図3に戻り、マスターチップ11の信号受信部115が応答信号を受信する(ステップS37)。その後、算出部114が、ステップS35でクロック生成部113が生成した計測用クロック信号を基準に用いて、計測用クロック信号の応答時間を計測する(ステップS38)。
その後、算出部114は、全てのスレーブチップに対して応答時間を計測したか否かを確認し(ステップS39)、全てのスレーブチップに対して応答時間を計測していない場合(ステップS39にてNO)、ステップS37に処理を戻す。なお、ステップS37において信号受信部115が全てのスレーブチップから応答信号を受信している状態で、ステップS39にてNOの場合、ステップS38に処理を戻す。
全てのスレーブチップに対して応答時間を計測している場合(ステップS39にてYES)、算出部114は、最も応答時間が短いスレーブチップを特定する(ステップS40)。そして、算出部114は、特定したスレーブチップと、その他のスレーブチップとの間の計測用クロック信号の遅延量を算出する(ステップS41)。
送信部112は、各スレーブチップに対し、ステップS41にて算出部114が算出した遅延量の分、クロック信号#10を調整したクロック信号#20を出力させる出力指示を各スレーブチップに対し送信する(ステップS42)。
また、出力部113は、クロック信号#10を、ステップS40で最も応答時間が短いスレーブチップであると特定したスレーブチップの応答時間の半分の時間分、ウェイトさせる。その後、出力部113は、ウェイトさせたクロック信号(クロック信号#20)をマスターチップ11に接続されたデバイスの各々に対して出力し(ステップS43)、処理を終了する。
図4に移動し、スレーブチップ12の信号受信部125は、ステップS42にてマスターチップ11から送信された出力指示を受信する(ステップS55)。出力部123は、出力指示に従い、クロック信号#10を遅延量分ずらしたクロック信号#20を、スレーブチップ12に接続されたデバイスの各々に対して出力し(ステップS56)、処理を終了する。
なお、本実施の形態において、クロック供給システム1は、上記動作を定期的に行う。これにより、マスターチップ11およびスレーブチップ12〜14間で、出力されるクロック信号の同期をリアルタイムでとることができる。
(効果)
以上のように、本実施の形態に係るクロック供給システム1は、クロックドライバ10と、1つのマスターチップおよび複数のスレーブチップを含む複数のクロックバッファ11〜14と、を備えている。マスターチップの算出部114は、複数のスレーブチップの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、応答時間が最も短いスレーブチップと他のスレーブチップとの間の前記クロックの遅延量を算出する。そして、送信部112は、算出部114が算出した遅延量に基づいて、クロック信号を調整して出力させる出力指示を、各スレーブチップに送信する。また、出力部113は、応答時間が最も短いスレーブチップの応答時間の半分の時間分、クロックドライバ10が出力したクロック信号を遅延させて出力する。一方、各スレーブチップの出力部123は、マスターチップから送信された出力指示に基づいて、クロックドライバ10が出力したクロック信号を調整して出力する。
これにより、応答時間が最も短いスレーブチップの出力と、マスターチップ並びに他のスレーブチップの出力とを同期させることができる。したがって、各クロックバッファの出力を同期させる構成を別個に設ける必要がない。そのため、クロックバッファの出力を同期させる構成を別個に設けた場合に追加される部材や配線等を設けることなく、簡単な構成で各クロックバッファから出力されたクロック信号の同期をとることができる。
また、上記構成によれば、クロックドライバ10と各クロックバッファとの配線の線長が等しくなくても、各クロックバッファの出力を同期させる。したがって、複数のクロックバッファが、夫々同じ基板上に配置されていなくても、複数のクロックバッファの夫々の出力を同期させることができる。
このように、スレーブチップ同士の出力を同期させることで、例えば、各スレーブチップに接続されたデバイスであって、異なる場所に設置されたデバイスのカウンタの動作を同期させる必要があるシステムであっても、ソフト的ではなく、ハード的に同期させることができる。
また、例えば、(1)複数のデバイスが接続される信号バス接続されるクロックバッファで、(2)複数のデバイスのカウンタの動作を同期させる必要があり、更に、(3)クロックバッファとクロックドライバ間において単純な線長調整では同期が難しい、システムにおいて、好適にクロックバッファの出力の同期をとることができる。そのため、本実施の形態に係るクロック供給システム1は、当該クロックバッファに接続されたデバイスのカウンタの動作を好適に同期させることができる。
また、上述したとおり、本実施の形態に係るクロック供給システム1は、所定期間で定期的にクロックバッファの出力の同期を行う構成である。例えば、クロックバッファが、温度や湿度の変化によって、以前に応答時間の計測を行った際と環境が異なった場合、信号を接続する材料によっては、当該クロックバッファが出力するクロック信号が変化する可能性がある。しかしながら、本実施の形態に係るクロック供給システム1は、定期的に応答時間の計測を行い、当該応答時間に基づいて遅延量を算出し、当該遅延量を用いてクロックバッファの出力の同期をとるため、各クロックバッファの出力の同期がとれていない場合であっても、即時に補正ができる。したがって、温度変化等の環境変化に対しても、各クロックバッファの出力の同期を好適にとることができる。
また、各クロックバッファに入力されたクロック信号は、各クロックバッファや各クロックバッファとクロックドライバ10との間の配線の環境等によって、波形形状が方形波から他の形状に変化する場合がある。この場合、各クロックバッファは、所定のスレッショルド電圧を用いて、波形を補正する構成であってもよい。なお、所定のスレッショルド電圧は、クロックバッファごとに定められていることが好ましい。各クロックバッファの受信部111または受信部121は、所定のスレッショルド電圧を用いて、スレッショルド電圧以上の値をHighにし、スレッショルド電圧より小さい値をLowにするように、クロック信号を補正することにより、波形形状を方形波の形にすることができる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明の便宜上、前述した第1の実施の形態で説明した図面に含まれる部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態に係るクロック供給システム2の構成は、上述した第1の実施の形態に係るクロック供給システム1の構成と同様である。
図5を参照して、本実施の形態に係るクロック供給システム2のクロックバッファ11〜14の機能構成について説明する。図5は、本実施の形態に係るクロック供給システム2におけるクロックバッファ11〜14の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、図5において、スレーブチップの機能構成の一例として、クロックバッファ12(スレーブチップ12)と、クロックバッファ13(スレーブチップ13)とについて説明するが、スレーブチップ14もスレーブチップ12およびスレーブチップ13と同様の構成を有しているとする。
(マスターチップについて)
図5に示す通り、クロックバッファ11(マスターチップ11)は、受信部211、送信部212、出力部213および算出部214を備えている。
受信部211は、クロックドライバ10が出力したクロック信号#10を受信する。受信部211は、受信したクロック信号#10を送信部212および出力部213に供給する。
算出部214は、各スレーブチップに対し、クロックの応答時間を計測する。算出部214は、計測した応答時間から、複数のスレーブチップ間の計測用クロック信号の遅延量を算出する。具体的には、算出部214は、複数のスレーブチップのうち、最も応答時間が短いスレーブチップと、その他のスレーブチップとの間の計測用クロック信号の遅延量を算出する。
算出部214は、各スレーブチップの遅延量を、送信部212に供給する。また、算出部214は、各スレーブチップの応答時間を出力部213に供給する。
送信部212は、算出部214から各スレーブチップの遅延量を受信する。送信部212は、各スレーブチップに対し、上記遅延量に基づいて、クロックドライバ10から出力されたクロック信号#10を調整してクロック信号#20を出力させる出力指示を送信する。この時、最も応答時間が短いスレーブチップに対しては、遅延量が0(無し)でクロック信号#20を出力させる出力指示を送ることになる。ここで、上記出力指示には、上記遅延量を示す情報が含まれている。
出力部213は、受信部211が受信したクロック信号#10を、応答時間に基づいて、遅延させて出力する。具体的には、出力部213は、受信部211が受信したクロック信号#10を、算出部214が、応答時間が短いスレーブチップであると特定したスレーブチップの応答時間の半分の時間分、遅延させて出力する。
(スレーブチップについて)
また、図5に示す通り、クロックバッファ12(スレーブチップ12)およびクロックバッファ13(スレーブチップ13)は、受信部221および出力部223を備えている。
受信部221は、クロックドライバ10が出力したクロック信号#10を受信する。受信部221は、受信したクロック信号#10を出力部223に供給する。
出力部123は、マスターチップ11から送信された出力指示を受け取る。そして、出力部123は、出力指示に基づいて、受信部221が受信したクロック信号#10を遅延量分ずらす(調整する)。そして、出力部123は、調整したクロック信号(クロック信号#20)を出力する。
(効果)
本実施の形態に係るクロック供給システム2は、簡単な構成で各クロックバッファから出力されたクロック信号の同期をとることができる。
なぜならば、マスターチップ並びに複数のスレーブチップの夫々の出力を同期させることができるからである。したがって、各クロックバッファの出力を同期させる構成を別個に設ける必要がない。そのため、クロックバッファの出力を同期させる構成を別個に設けた場合に追加される部材や配線等を設けることなく、好適に各クロックバッファから出力されたクロック信号の同期をとることができる。
(ハードウエア構成について)
なお、図2および図5に示したクロックバッファ群の各部は、図6に例示するハードウエア資源で実現してもよい。すなわち、図6に示す構成は、RAM(Random Access Memory)101、ROM(Read Only Memory)102、通信インタフェース103、記憶媒体104およびCPU105を備える。CPU105は、ROM102または記憶媒体104に記憶された各種ソフトウエアプログラム(コンピュータプログラム)を、RAM101に読み出して実行することにより、コンパイラおよびジョブスケジューラの全体的な動作を司る。すなわち、上記各実施形態において、CPU105は、ROM102または記憶媒体104を適宜参照しながら、コンパイラおよびジョブスケジューラが備える各機能(各部)を実行するソフトウエアプログラムを実行する。
また、各実施形態を例に説明した本発明は、コンパイラおよびジョブスケジューラに対して、上記説明した機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給した後、そのコンピュータプログラムを、CPU105がRAM101に読み出して実行することによって達成される。
また、係る供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能なメモリ(一時記憶媒体)またはハードディスク装置等のコンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに格納すればよい。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータプログラムを表すコード或いは係るコンピュータプログラムを格納した記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
上述した各実施形態では、図2および図5に示したクロックバッファ群における各ブロックに示す機能を、図6に示すCPU105が実行する一例として、ソフトウエアプログラムによって実現する場合について説明した。しかしながら、図2および図5に示した各ブロックに示す機能は、一部または全部を、ハードウエアの回路として実現してもよい。
なお、上述した各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、上記各実施の形態にのみ本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記各実施の形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することが可能である。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備え、前記マスターは、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する第1の受信手段と、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する第1の送信手段と、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する第1の出力手段と、を備え、前記スレーブは、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する第2の受信手段と、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する第2の出力手段と、を備えることを特徴とする、クロック供給システム。
(付記2)前記算出手段は、前記複数のスレーブのうち前記応答時間が最も短いスレーブと他のスレーブとの間の前記クロックの遅延量を算出し、前記第1の出力手段は、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間が最も短いスレーブの前記応答時間の半分の時間分、遅延させて出力する、ことを特徴とする付記1に記載のクロック供給システム。
(付記3)前記マスターは、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を逓倍して、計測用のクロックを生成するクロック生成手段を更に備え、前記算出手段は、前記クロック生成手段によって生成されたクロックを用いて、当該クロックの応答時間を計測する、ことを特徴とする、付記1または2に記載のクロック供給システム。
(付記4)前記スレーブは、前記第2の受信手段が、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信したことを示す受信連絡信号を、前記マスターに送信する第2の送信手段を更に備え、前記マスターは、前記受信連絡信号を受信する信号受信手段を更に備え、前記算出手段は、前記信号受信手段が受信した前記受信連絡信号を送信したスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測する、ことを特徴とする付記1から3の何れかに記載のクロック供給システム。
(付記5)前記マスターは、複数のスレーブチップの夫々に接続可能なチャネルと、当該チャネルの夫々に前記スレーブチップが接続されているか否かを示すチャネル情報を管理するチャネル管理手段と、を更に備え、前記信号受信手段は、前記受信連絡信号の受信にかかる時間が所定時間を超えたか否かを判定し、所定時間超えたと判定したとき、前記チャネル管理手段に所定時間超えたチャネルを示す情報を通知し、前記チャネル管理手段は、前記通知に基づいて、所定時間超えた前記チャネルに対し、スレーブチップが接続されていないとするチャネル情報を管理する、ことを特徴とする付記4に記載のクロック供給システム。
(付記6)前記算出手段は、所定期間毎に、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、前記第1の出力手段は、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、前記第2の出力手段は、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする付記1から5の何れかに記載のクロック供給システム。
(付記7)前記第1の受信手段および第2の受信手段は、夫々、受信したクロック信号を所定のスレッショルド電圧を用いることにより、補正する、ことを特徴とする付記1から6の何れかに記載のクロック供給システム。
(付記8)クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群であって、前記クロックバッファ群は、1つのマスターと、複数のスレーブとを含み、前記マスターは、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する第1の受信手段と、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する第1の送信手段と、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する第1の出力手段と、を備え、前記スレーブは、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する第2の受信手段と、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する第2の出力手段と、を備えることを特徴とする、クロックバッファ群。
(付記9)前記算出手段は、前記複数のスレーブのうち前記応答時間が最も短いスレーブと他のスレーブとの間の前記クロックの遅延量を算出し、前記第1の出力手段は、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間が最も短いスレーブの前記応答時間の半分の時間分、遅延させて出力する、ことを特徴とする付記8に記載のクロックバッファ群。
(付記10)前記マスターは、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を逓倍して、計測用のクロックを生成するクロック生成手段を更に備え、前記算出手段は、前記クロック生成手段によって生成されたクロックを用いて、当該クロックの応答時間を計測する、ことを特徴とする、付記8または9に記載のクロックバッファ群。
(付記11)前記スレーブは、前記第2の受信手段が、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信したことを示す受信連絡信号を、前記マスターに送信する第2の送信手段を更に備え、前記マスターは、前記受信連絡信号を受信する信号受信手段を更に備え、前記算出手段は、前記信号受信手段が受信した前記受信連絡信号を送信したスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測する、ことを特徴とする付記8から10の何れかに記載のクロックバッファ群。
(付記12)前記マスターは、複数のスレーブチップの夫々に接続可能なチャネルと、当該チャネルの夫々に前記スレーブチップが接続されているか否かを示すチャネル情報を管理するチャネル管理手段と、を更に備え、前記信号受信手段は、前記受信連絡信号の受信にかかる時間が所定時間を超えたか否かを判定し、所定時間超えたと判定したとき、前記チャネル管理手段に所定時間超えたチャネルを示す情報を通知し、前記チャネル管理手段は、前記通知に基づいて、所定時間超えた前記チャネルに対し、スレーブチップが接続されていないとするチャネル情報を管理する、ことを特徴とする付記11に記載のクロックバッファ群。
(付記13)前記算出手段は、所定期間毎に、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、前記第1の出力手段は、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、前記第2の出力手段は、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする付記8から12の何れかに記載のクロックバッファ群。
(付記14)前記第1の受信手段および第2の受信手段は、夫々、受信したクロック信号を所定のスレッショルド電圧を用いることにより、補正する、ことを特徴とする付記8から13の何れかに記載のクロックバッファ群。
(付記15)
クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群に含まれるマスタークロックバッファであって、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する受信手段と、前記クロックバッファ群に含まれる複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する送信手段と、前記受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する出力手段と、を備えることを特徴とする、マスタークロックバッファ。
(付記16)
クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群に含まれるスレーブクロックバッファであって、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する受信手段と、前記クロックバッファ群に含まれるスレーブクロックバッファ間のクロックの遅延量に基づいて前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させるための出力指示であって、前記クロックバッファ群に含まれるマスタークロックバッファからから送信された出力指示に基づいて、前記受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する出力手段と、を備えることを特徴とする、スレーブクロックバッファ。
(付記17)クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備えたクロック供給システムの制御方法であって、前記マスターが、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信し、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信し、受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、前記スレーブが、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信し、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする、制御方法。
(付記18)クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群の制御方法であって、前記クロックバッファ群は、1つのマスターと、複数のスレーブとを含み、前記マスターが、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信し、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信し、受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、前記複数のスレーブの夫々が、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信し、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする、制御方法。
(付記19)クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備えたクロック供給システムにおいて、前記マスターを含むコンピュータに、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する処理と、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する処理と、前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する処理と、前記応答時間に基づいて、受信したクロック信号を遅延させて出力する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
(付記20)付記19に記載のプログラムを記憶する、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明は、例えば、コンピュータシステムの設計において、複数のデバイスの同期が必要なコンピュータ基板、および、それを複数接続する基板システムに好適に適用することができる。
1 クロック供給システム
10 クロックドライバ
11 クロックバッファ
111 受信部
112 送信部
113 出力部
114 算出部
115 信号受信部
116 クロック生成部
119 チャネル管理部
12 クロックバッファ
121 受信部
122 送信部
123 出力部
125 信号受信部
13 クロックバッファ
14 クロックバッファ
#10 クロック信号
#20 クロック信号
2 クロック供給システム
211 受信部
212 送信部
213 出力部
214 算出部
221 受信部
223 出力部

Claims (10)

  1. クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備え、
    前記マスターは、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する第1の受信手段と、
    前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、
    前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する第1の送信手段と、
    前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する第1の出力手段と、を備え、
    前記スレーブは、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する第2の受信手段と、
    前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する第2の出力手段と、を備えることを特徴とする、クロック供給システム。
  2. 前記スレーブは、前記第2の受信手段が、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信したことを示す受信連絡信号を、前記マスターに送信する第2の送信手段を更に備え、
    前記マスターは、前記受信連絡信号を受信する信号受信手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記信号受信手段が受信した前記受信連絡信号を送信したスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測する、ことを特徴とする請求項1に記載のクロック供給システム。
  3. 前記マスターは、複数のスレーブチップの夫々に接続可能なチャネルと、当該チャネルの夫々に前記スレーブチップが接続されているか否かを示すチャネル情報を管理するチャネル管理手段と、を更に備え、
    前記信号受信手段は、前記受信連絡信号の受信にかかる時間が所定時間を超えたか否かを判定し、所定時間超えたと判定したとき、前記チャネル管理手段に所定時間超えたチャネルを示す情報を通知し、
    前記チャネル管理手段は、前記通知に基づいて、所定時間超えた前記チャネルに対し、スレーブチップが接続されていないとするチャネル情報を管理する、ことを特徴とする請求項に記載のクロック供給システム。
  4. 前記算出手段は、所定期間毎に、前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、
    前記第1の出力手段は、前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、
    前記第2の出力手段は、前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のクロック供給システム。
  5. 前記第1の受信手段および前記第2の受信手段は、夫々、受信したクロック信号を所定のスレッショルド電圧を用いることにより補正する、ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のクロック供給システム。
  6. クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群であって、
    前記クロックバッファ群は、1つのマスターと、複数のスレーブとを含み、
    前記マスターは、前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信する第1の受信手段と、
    前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出する算出手段と、
    前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信する第1の送信手段と、
    前記第1の受信手段が受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力する第1の出力手段と、を備え、
    前記スレーブは、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信する第2の受信手段と、
    前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記第2の受信手段が受信したクロック信号を調整して出力する第2の出力手段と、を備えることを特徴とする、クロックバッファ群。
  7. 前記スレーブは、前記第2の受信手段が、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信したことを示す受信連絡信号を、前記マスターに送信する第2の送信手段を更に備え、
    前記マスターは、前記受信連絡信号を受信する信号受信手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記信号受信手段が受信した前記受信連絡信号を送信したスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測する、ことを特徴とする請求項6に記載のクロックバッファ群。
  8. 前記第1の受信手段および前記第2の受信手段は、夫々、受信したクロック信号を所定のスレッショルド電圧を用いることにより補正する、ことを特徴とする請求項6または7に記載のクロックバッファ群。
  9. クロックドライバと、1つのマスターおよび複数のスレーブを含む複数のクロックバッファと、を備えたクロック供給システムの制御方法であって、
    前記マスターが、
    前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信し、
    前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、
    前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信し、
    受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、
    前記スレーブが、
    前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信し、
    前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする、制御方法。
  10. クロックドライバに夫々接続されたクロックバッファ群の制御方法であって、
    前記クロックバッファ群は、1つのマスターと、複数のスレーブとを含み、
    前記マスターが、
    前記クロックドライバから出力されたクロック信号を受信し、
    前記複数のスレーブの夫々に対しクロックの応答時間を計測し、前記複数のスレーブ間の前記クロックの遅延量を算出し、
    前記遅延量に基づいて、前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を調整して出力させる出力指示を前記複数のスレーブの夫々に送信し、
    受信したクロック信号を、前記応答時間に基づいて、遅延させて出力し、
    前記複数のスレーブの夫々が、
    前記クロックドライバから出力された前記クロック信号を受信し、
    前記マスターから送信された前記出力指示に基づいて、前記受信したクロック信号を調整して出力する、ことを特徴とする、制御方法。
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