JP6017177B2 - 電力線搬送送信装置、及び通信システム - Google Patents

電力線搬送送信装置、及び通信システム Download PDF

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Description

本発明は電力線搬送通信装置、及び通信システムに関し、電力線を介してシンボルを送信する電力線搬送送信装置、及び通信システムに関する。
特許文献1には、電力線搬送通信システムが開示されている。電力線の通信環境は、場所・時刻等によって様々であり、ノイズやインピーダンスが劣悪な場所もある。そのような場所では、現状のOFDM(Orthogonal Frequency division Multiplexing)を用いた通信規格(例えば、G3-PLCやPRIME)では通信が困難である。よって、よりロバストな通信方式が必要である。
ロバストな通信を行う方式として、特許文献1がある。特許文献1では、時間軸上の冗長性によってロバスト性を保っている。例えば、80シンボルを送信する際、16種類のキャリア周波数でインタリーブして、送信する例が示されている(特許文献1の図2、図3参照)。具体的には、送信シンボルを時間軸上で並べ替えたシンボル列を複数生成している。そして、入力する複数のシンボル列をそれぞれ異なるキャリア周波数で変調している(特許文献1の段落0019参照)。従って、周波数インタリーブの前段で時間域繰り返し信号が作成されている。
特開2008−172849号公報
このため、それぞれの時間域繰り返し信号に対してインタリーブ処理を行う必要が生じてしまう。よって、データ処理量が多いという課題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、電力線搬送送信装置は、インタリーブしたシンボルをOFDM変調して、1つの時間域OFDM信号を繰り返し送信する。
前記一実施の形態によれば、少ない処理量でロバストな通信を行うことができる。
実施の形態1にかかる電力線搬送通信システムの構成を示すブロック図である。 受信装置に設けられた受信アナログ回路とOFDM復調部の詳細構成を示すブロック図である。 受信装置に設けられた時間域合成部の詳細構成を示すブロック図である。 時間域で合成されるシンボルを模式的に示すタイミングチャートである。 比較例にかかる通信システムを示すブロック図である。 実施の形態2にかかる電力線搬送通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる電力線搬送通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる電力線搬送通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる電力線搬送通信システムの受信シンボルタイミングを示す図である。
実施の形態1.
(システムの全体構成)
本実施の形態にかかる電力線搬送通信システム(以下、通信システムとする)の構成について、図1を用いて説明する。通信システム100は、送信装置1と、伝送路20と、受信装置2とを備えている。伝送路20は、例えば、50Hz又は60Hzの交流電源(AC電源)を伝送する電力線である。送信装置1、及び受信装置2は、伝送路20を介して接続されている。送信装置1は、変調したシンボルを伝送路20に出力する。そして、受信装置2は、送信装置1から出力されたシンボルを、伝送路20を介して受信する。このようにして、送信装置1と受信装置2は、伝送路20を介したデータ通信を行う。ここでは、通信システム100は、OFDM方式での通信を行っている。
(送信装置1)
送信装置1は、符号化部11と、S/P変換部12と、周波数・時間インタリーブ部13と、OFDM変調部14と、時間域繰り返し送信部15、送信アナログ回路16と、を備えている。
符号化部11は、送信シンボルを符号化する符号化処理を行う。ここでは、送信シンボルのデータ量を、N(Nは自然数)としている。例えば、符号化部11は、誤り訂正のためのチェックビット等を付加する。従って、送信シンボルのデータ量がR倍となり、符号化部11から出力される送信シンボルのデータ量は、R×Nとなる。S/P変換部12は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。これにより、送信シンボルがパラレルデータに変換される。そして、S/P変換部12は、パラレルデータとなった送信シンボルを周波数・時間インタリーブ部13に出力する。
周波数・時間インタリーブ部13は、送信シンボルを周波数域及び時間域でインタリーブする。すなわち、周波数・時間インタリーブ部13は、送信シンボルのデータを周波数的に分散させる周波数インタリーブと、送信シンボルのデータを時間的に分散させる時間インタリーブとを行う。周波数インタリーブでは、送信シンボルのデータが後述するOFDM変調のサブキャリアに割り当てられている。周波数・時間インタリーブ部13でのデータ量は、R×Nとなっている。
OFDM変調部14は、インタリーブされた送信シンボルのデータをOFDM方式で変調する。OFDM変調では、複数のサブキャリア(マルチキャリア)を用いているため、送信シンボルのデータが並列に多重化して送信される。例えば、OFDM変調部14は、送信シンボルのデータをIQ平面上の信号点にマッピングする。そして、マッピングした送信シンボルのデータを逆フーリエ変換する。OFDM変調部14は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を行うことで、インタリーブされたサブキャリアのデータを時間軸上のデータに変換する。このようにして、OFDM変調部14は送信シンボルを変調した変調信号を生成する。また、OFDM変調部14は変調信号の前段にプリアンブル信号を付している。プリアンブル信号は予め定められたデータをOFDM変調した信号である。また、プリアンブルは、OFDM信号ではない信号(チャープ信号など)とすることもある。プリアンブルを除いたOFDM変調部14でのデータ量は、R×Nとなっている。
時間域繰り返し送信部15は、OFDM変調部14でOFDM変調された送信シンボルの変調信号を繰り返し送信する。例えば、時間域繰り返し送信部15は、変調信号を1シンボル分保持するバッファ等を有している。時間域繰り返し送信部15は、時間域繰り返し送信部15に設けられたバッファが保持した変調信号を一定時間間隔で繰り返し送信する。ここでは、同じ送信シンボルの変調信号をM回(Mは2以上の数)繰り返し送信する。また、Mを2以上の整数としてもよい。このとき、繰り返しシンボル間には、ガードインターバルを挿入しないようにすることもできる。時間域繰り返し送信部15でのデータ量は、R×M×Nとなる。時間域繰り返し送信部15で繰り返し送信された変調信号は、送信アナログ回路16のアンプで増幅されて、伝送路20に出力される。このように、時間域繰り返し送信部15は同じ送信シンボルをM回繰り返して、伝送路20に出力する。
(受信装置2)
次に、受信装置2について説明する。受信装置2は、受信アナログ回路21と、時間域合成部22と、OFDM復調部23と、周波数・時間デインタリーブ部24と、P/S変換部25と復号化部26とを備えている。
受信アナログ回路21は、送信装置1から送信された変調信号を、伝送路20を介して受信する。このとき、伝送路20には、交流電源が供給されているため、変調信号には、交流電源電圧が重畳されている。そして、受信アナログ回路21は受信した受信信号を所定のゲインで増幅するアンプを備えている。受信信号は送信装置1においてM回繰り返し送信されたシンボルを含んでいる。さらに、受信信号は、シンボルの前段に付されたプリアンブルを含んでいる。そして、受信アナログ回路21は、増幅した受信信号をAD変換して、時間域合成部22に出力する。なお、受信アナログ回路21での処理については、後述する。
時間域合成部22はM回繰り返されているシンボルを時間域で合成する。例えば、時間域合成部22は、M回繰り返されているシンボルを平均化する。換言すると、時間域合成部22はM個の繰り返しシンボルを合成して、1つの受信シンボルを生成する。なお、時間域合成部22での処理については後述する。M回の繰り返し送信されたシンボルを1つの受信シンボルに変換している。従って、データ量が1/Mとなり、後段のOFDM復調部23で処理されるデータ量は、R×Nとなる。
OFDM復調部23は、時間域で合成された受信シンボルの受信信号をOFDM方式で復調する。なお、OFDM復調部23での処理については後述する。周波数・時間デインタリーブ部24は、OFDM復調された受信信号に含まれる受信シンボルについてデインタリーブを行う。周波数・時間デインタリーブ部24は、周波数・時間インタリーブ部13で行われたインタリーブと反対の手順で、デインタリーブを行う。これにより、周波数域、及び時間域で分散されていたデータが元に戻される。周波数・時間デインタリーブ部24で処理されるデータ量は、R×Nとなる。
P/S変換部25は、周波数・時間デインタリーブ部24でデインタリーブされた受信シンボルをパラレルデータからシリアルデータに変換する。P/S変換部25は、シリアルデータとなった受信シンボルを復号化部26に出力する。そして、復号化部26は、シリアルデータに変換された受信シンボルのデータを復号化する。復号化部26は、符号化部11での符号化と反対の手順で、受信シンボルのデータを復号化する。これにより、受信シンボルのデータ量は、R×NからNに戻る。
次に、受信アナログ回路21とOFDM復調部23での処理について図2を用いて詳細に説明する。図2は、受信アナログ回路21とOFDM復調部23の構成例を示すブロック図である。
(受信アナログ回路21)
まず、受信アナログ回路21の構成について説明する。受信アナログ回路21は、カプラ44と、受信フィルタ45と、受信アンプ41と、ADC(Analog Digital Converter)42と、アクイジションAGC(Automatic Gain Control)同期部43とを備えている。
カプラ44は、伝送路20と結合され、伝送路20を伝搬する受信信号を受信する。そして、カプラ44は、受信フィルタ45に受信信号を出力する。カプラ44、及び受信フィルタ45は、OFDM信号と、交流電源とを分離する。受信アンプ41は、伝送路20を伝搬する受信信号をカプラ44及び受信フィルタ45を介して受信して、所定のゲインで増幅する。ADC42は受信アンプ41で増幅された受信信号をAD変換して、デジタルの受信信号を生成する。アクイジションAGC同期部43は、受信アンプ41のゲインを調整する。例えば、アクイジションAGC同期部43はAD変換された受信信号に基づいて、予め定められたプリアンブルを検出すると、受信ゲインをADC42の入力レベルに合わせて調整する。すなわち、アクイジションAGC同期部43は、プリアンブルに相当するプリアンブル信号を検出すると、受信アンプ41のゲインを調整する。
さらに、アクイジションAGC同期部43は、プリアンブル信号とペイロードの境界を検出しフレーム同期を行う。このタイミングを、時間域合成部22とOFDM復調部23のFFT部27とに通知する。これにより、時間域合成部22とOFDM復調部23とが同期して動作する。例えば、アクイジションAGC同期部43がAD変換された受信信号からプリアンブルを検出すると、その検出タイミングに応じて、時間域合成部22での処理タイミングを調整する。これにより、繰り返しシンボルのシンボル境界が決定する。そして、時間域合成部22が、所定のシンボル長でM回繰り返し送信されたシンボルに対して、時間域合成を行う。同様に、アクイジションAGC同期部43は、プリアンブルの検出タイミングに応じて、FFT部27の処理を制御している。
(OFDM復調部23)
OFDM復調部23は、受信シンボルをフーリエ変換するFFT部27と、デマッピングするデマッピング部28とを備えている。例えば、FFT部27が時間域合成部22で合成された受信シンボルのデータをFFT(Fast Fourier Transform)して、周波数域の複素データに変換する。そして、デマッピング部28が、周波数域複素データで示される複素平面上の点をデマッピングすることで、受信シンボルのデータを復調する。また、FFT部27での処理タイミングは、アクイジションAGC同期部43によって、制御されている。これにより、時間域合成部22で合成された1つの受信シンボルを適切なタイミングで、FFTすることができる。そして、デマッピングされた受信シンボルのデータは、上記した周波数・時間デインタリーブ部24に出力される。
(時間域合成部22)
次に、時間域合成部22の処理について図3、図4を用いて説明する。図3は、時間域合成部22の構成の一例を示すブロック図である。図4は、シンボルを時間域で合成して、受信シンボルを生成する処理を示すタイミングチャートである。図4は、1つの送信シンボルが4回繰り返し送信する例を示している。
時間域合成部22は、シンボル波形合成部31とノイズ検出部32とを備えている。シンボル波形合成部31は、M回繰り返し送信されたシンボルを平均化する。例えば、図4に示すように、4回繰り返し送信された1つ目のシンボルをそれぞれシンボルS1−1、S1−2、S1−3、S1−4とする。同様に、4回繰り返し送信された2つ目のシンボルをそれぞれシンボルS2−1、S2−2、S2−3、S2−4とする。例えば、シンボルS1−1、S1−2、S1−3、S1−4、及びシンボルS2−1、S2−2、S2−3、S2−4は、同じシンボル長になっており、連続して送信される。
シンボル波形合成部31は、合成したシンボル波形をOFDM復調部23に出力する。合成方法は様々な手法が考えられるが、ここでは、シンボル波形合成部31は、シンボルS1−1〜シンボルS1−4を平均化する。なお、シンボルS1−1〜シンボルS1−4のシンボル長は同じ時間になっている。最先頭のシンボルS1−1の前段には、プリアンブルが付されている。上記したように、アクイジションAGC同期部43がプリアンブルを検出したタイミングに応じて、シンボル波形合成部31は、シンボルS1−1〜シンボルS1−4を平均化する。すなわち、アクイジションAGC同期部43がプリアンブルを検出しているため、シンボルS1−1〜シンボルS1−4のシンボル境界をそれぞれ検出することができる。これにより、シンボル波形合成部31が、シンボルS1−1〜シンボルS1−4を平均化して、受信シンボルR1に合成することができる。このように、シンボル波形合成部31は、M回(ここでは、M=4)繰り返し送信されたシンボルS1−1〜シンボルS1−4を平均化することで、1つの受信シンボルR1に合成している。
ここで、シンボルS1−1〜シンボルS1−4は、送信装置1側では同じ信号波形になっているが、伝送路20等に通信環境によって、受信装置2側では異なる信号波形になっている。例えば、伝送路20においてノイズが発生した場合、シンボルにノイズが重畳した受信信号を受信アナログ回路21が受信する。
ノイズが重畳した場合、受信シンボルのデータが正しく復調されないおそれがある。そこで、本実施の形態では、ノイズ検出部32によって、伝送路20で発生したノイズを検出している。ノイズ検出部32はノイズ検出結果をシンボル波形合成部31に出力する。そして、シンボル波形合成部31は、ノイズが検出されたタイミングの送信シンボルを除外して、合成する。
例えば、図4に示すように、シンボルS2−1〜シンボルS2−4のうち、シンボルS2−2でノイズが発生しているとする。この場合、シンボル波形合成部31は、ノイズが重畳したシンボルS2−2を除いた、シンボルS2−1、シンボルS2−3、及びシンボルS2−4の3つを平均化する。そして、シンボル波形合成部31は、3つのシンボルを平均化して、受信シンボルR2とする。シンボル波形合成部31は、時間域において、M回(ここではM=4)繰り返し送信されたシンボルのうちの一部を除外して、平均化する。そして、上記したように、平均化によって算出された受信シンボルをOFDM復調部23がOFDM復調する。
例えば、ノイズ検出部32は各シンボルの電力を算出する。ノイズが混入すると電力は大きくなる。従って、ノイズ検出部32は、ある閾値以上の電力のシンボルを受信した場合にはノイズありと検出する。ノイズ検出部32は、ノイズ検出結果をシンボル波形合成部31に通知する。シンボル波形合成部31は、ノイズありのシンボルS2−2は除外し平均化を行う。シンボル波形合成部31は、M個のシンボルのうち、受信信号の電力がしきい値を越えたシンボルS2−2を除外して、合成する。このようにすることで、突発的に発生したノイズの影響を低減することができる。
なお、時間域合成部22にノイズ検出部32を設けずに、時間域合成部22がノイズに関わらず、M回繰り返し送信された送信シンボルを合成するようにしてもよい。すなわち、ノイズの有無によらず、繰り返し送信されたM個のシンボル全てを平均化することも可能である。また、時間域合成部22が、最大比合成の手法等によって、M個のシンボルを合成してもよい。
さらに、インタリーブ及びOFDM変調を行った後に、時間域繰り返し送信部15がM回繰り返し送信している。これにより、周波数・時間インタリーブ部13、及びOFDM変調部14での処理量を少なくすることができる。すなわち、FFTやインタリーブでのデータ処理量を減らすことができるため、トータルでのデータ処理量を減らすことができる。これにより、処理時間を短縮することができる。
例えば、図5に示す比較例のように、データ量Nのシンボルに対して、符号化、S/P変換、時間域での繰り返し、周波数インタリーブ、OFDM変調の順番で処理したとする。符号化でのデータ量がR倍となり、時間域での繰り返し数をMとすると、周波数インタリーブ、OFDM変調でのデータ量はR×M×Nとなる。したがって、周波数・時間インタリーブ部13、OFDM変調部14でのデータ量が図1に比べてM倍となってしまう。同様に、受信装置2においても、OFDM復調部23と周波数・時間デインタリーブ部24でのデータ量がM倍となってしまう。これは、図1に比べて、OFDM変調処理量がM倍になることを意味する。
一方、図1に示す構成では、OFDM復調部23と周波数・時間デインタリーブ部24でのデータ量を低減することが可能になる。また、時間域繰り返し送信部15はバッファ等で保持した同じシンボルの変調信号を繰り返し送信するだけでよい。よって、演算が不要となり、簡易に処理することができる。また、受信装置2において、時間域合成部22で合成した後、OFDM復調とデインタリーブを行っている。よって、同様に、受信装置2においても、OFDM復調部23と周波数・時間デインタリーブ部24でのデータ量を減らすことができる。このように、本実施の形態によれば、少ない処理量でロバストな通信を行うことができる。
本実施の形態では、図4に示したように、シンボル間に、ガードインターバルを設けなくすることが可能になる。つまり、1つ目のシンボルの内の最後に送信されたシンボルS1−4と、2つ目のシンボルの最初に送信されたシンボルS2−1が連続して送信される。シンボルS1−1〜シンボルS1−4は同じ送信シンボルに基づいている。すなわち、ノイズが無い状態では、シンボルS1−1〜シンボルS1―4は略同じ受信信号となり、シンボルS2−1〜シンボルS2―4は略同じ受信信号となる。
また、繰り返し送信されたシンボルの一部をガードインターバルに対応させることもできる。M回繰り返し送信された始め又は終わりの部分をガードインターバルとして利用することも可能である。これにより、マルチパスによる復調特性の劣化を抑制することができる。また、繰り返しシンボル間にはガードインターバルが無いので、受信信号を有効に利用することができ、受信特性を向上することができる。また、ガードインターバルを毎シンボル付加する一般的なOFDM変調方式に比べて伝送レートの低下を防ぐことができる。
一方、図5に示す比較例の構成では、時間域で繰り返した後に、インタリーブしている。従って、連続して送信されるシンボルが異なるシンボルとなっている。よって、一般的なOFDM変調方式で送信するシンボル間にガードインターバルが必要である。これにより、本実施の形態に比べて伝送レートが低下してしまう。
実施の形態2.
本実施の形態にかかる通信システム100について、図6を用いて説明する。本実施の形態では、実施の形態1と比べて、OFDM復調部23と、時間域合成部22との配置が反対になっている。なお、OFDM復調部23と、時間域合成部22との配置以外については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態2では、OFDM復調部23がシンボルをOFDM復調した後、時間域合成部22が時間域でのシンボルの合成を行っている。すなわち、OFDM復調部23においてFFTとデマッピングとが行われた後のシンボルを、時間域合成部22が時間域で合成している。そして、時間域合成部22が合成した受信シンボルを、周波数・時間デインタリーブ部24がデインタリーブする。従って、周波数・時間デインタリーブ部24でのデータ量はR×Nとなる。
このような構成であっても、周波数・時間デインタリーブ部24でのデータ量を減らすことができる。また、図6に示す構成は、FFTサイズに比べて使用するサブキャリアが少ない場合に有効である。例えば、FFTで周波数領域に変換した後、一部の周波数帯を用いずにマッピングする場合がある。例えば、500本のサブキャリアの内、100本のサブキャリアを使用して、マッピングする。このような場合、効果的にデータ量を減らすことができる。本実施の形態によれば、少ない処理でロバストな通信を行うことができる。
なお、時間域合成部22は、IQ平面上における座標の平均値を求めている。すなわち、OFDM復調部23は、シンボルS1−1〜シンボルS1−4について、それぞれIQ平面上における座標を算出する。そして、時間域合成部22がIQ平面上において、シンボルS1−1〜シンボルS1−4の座標の平均値から、受信シンボルの位置を算出する。このようにすることで、容易に、時間域でシンボルを合成することができる。
また、実施の形態1と同様に、ノイズ検出の結果に応じて、平均化に用いるシンボルを決定しても良い。すなわち、ノイズが大きいタイミングのシンボルを除外して、平均化を行ってもよい。もちろん、ノイズに関わらず、シンボルを平均化しても良い。
実施の形態3.
実施の形態1の図2で示したようにOFDM復調部23は、FFT部27とデマッピング部28とを備えている。本実施の形態では、FFT部27と時間域合成部22とデマッピング部28とを図7に示すように配置している。すなわち、FFT部27でFFT処理した後、時間域合成部22が時間域での合成を行っている。さらに時間域合成部22が時間域での合成を行った後、デマッピング部28がデマッピングを行っている。
時間域合成部22は、周波数毎にシンボルのデータを平均化して、受信シンボルを合成する。例えば、FFT部27がシンボルS1−1〜シンボルS1−4のそれぞれについて、FFTを行う。時間域合成部22は、FFT後のシンボルS1−1〜シンボルS1−4の周波数域データの平均を求める。これにより、受信シンボルの周波数域データが算出される。そして、デマッピング部28が、平均化した周波数域データに基づいて、デマッピング部28が受信シンボルをデマッピングする。
このような構成であっても、実施の形態2と同様に、周波数・時間デインタリーブ部24でのデータ量を減らすことができる。さらに、デマッピング部28でのデータ量をR×Nとすることができる。また、図7に示す構成は、FFTサイズに比べて使用するサブキャリアが少ない場合に有効である。例えば、FFTで周波数領域に変換した後、一部の周波数帯を用いずにマッピングする場合がある。例えば、500本のサブキャリアの内、100本のサブキャリアを使用して、マッピングする。このような場合、効果的にデータ量を減らすことができる。よって、本実施の形態によれば、少ない処理量でロバストな通信を行うことができる。
また、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、ノイズ検出の結果に応じて、平均化に用いるシンボルを決定しても良い。すなわち、ノイズが大きいタイミングのシンボルを除外して、平均化を行ってもよい。もちろん、ノイズに関わらず、シンボルを平均化しても良い。
実施の形態4.
本実施の形態にかかる通信システムについて、図8を用いて説明する。図8は、本実施の形態にかかる通信システム100の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる通信システム100は、実施の形態2の構成に加えて、ゼロクロス検出部51と、ゼロクロス検出部52と、伝送路プロファイル測定部53とを備えている。なお、ゼロクロス検出部51と、ゼロクロス検出部52と、伝送路プロファイル測定部53以外の構成については、実施の形態1又は2と同様であるため、説明を省略する。
送信装置1は、ゼロクロス検出部51を有している。ゼロクロス検出部51は、伝送路20に伝送される交流電源のゼロクロス点に基づいて、交流電源の位相を検出する。そして、ゼロクロス検出部51は、検出した位相を時間域繰り返し送信部15に出力する。
そして、ゼロクロス検出部51が検出した位相に応じて、時間域繰り返し送信部15が、送信シンボルを繰り返し送信するタイミングを制御する。例えば、時間域繰り返し送信部15は、送信シンボルの繰り返し送信周期を、交流電源の半周期のK倍(Kは自然数)とする。すなわち、送信シンボルの繰り返し送信周期が、伝送路20の交流電源の周期のK/2となる。送信シンボルの繰り返し送信周期は、送信シンボルをM回繰り返し送信するために必要な時間であり、プリアンブル等は含まない。上記した例では、繰り返し送信周期は1つのシンボルS1−1のシンボル長のM倍となる。なお、送信装置1のゼロクロス検出部51の代わりに、タイマー等を用いて交流電源の位相を検出してもよい。
ここで、送信シンボルの1周期を、M回の繰り返し送信のうちの1回の送信に相当する時間とする。すなわち、送信シンボルの1周期は、送信シンボルの繰り返し周期の1/Mとなる。上記した例では、送信シンボルの1周期が、1つのシンボルS1−1のシンボル長となる。交流電源の周期が送信シンボルの1周期の整数倍でない場合、最後のシンボルが交流電源の周期からずれてしまう。この場合、最後のシンボルは、シンボル途中までのデータとする。すなわち、M回繰り返し送信の最後のシンボルのシンボル長を他のシンボルのシンボル長よりも短くする。これにより、最後のシンボルが終了するタイミングを交流電源の周期に合わせることができる。また、最後のシンボルのシンボル長を短くするのではなく、最初のシンボルのシンボル長を短くても良い。このように、時間域繰り返し送信部15は、交流電源の周期に応じて、送信シンボルの繰り返し送信周期と、送信シンボルの1周期を調整する。
受信装置2は、ゼロクロス検出部52と伝送路プロファイル測定部53とを備えている。ゼロクロス検出部52は、ゼロクロス検出部51と同様に、伝送路20に伝送される交流電源の位相を検出する。そして、ゼロクロス検出部52は、検出した位相を伝送路プロファイル測定部53に出力する。
伝送路プロファイル測定部53は、伝送路20のプロファイルを測定する。フレーム受信前に予め交流電源の半周期で変動する伝送路20のプロファイルを測定する。伝送路プロファイル測定部53は測定した伝送路プロファイルに応じて、繰り返し送信しているシンボル内のシンボル境界を決定する。そして、伝送路プロファイル測定部53が決定したシンボル境界に応じて、時間域合成部22、及びOFDM復調部23が処理を行う。すなわち、伝送路プロファイル測定部53が決定したシンボル境界のタイミングで、OFDM復調及び合成が行われる。
プロファイルの測定方法の一例として、交流電源の半周期で、信号が送信されていない期間の受信信号の絶対値の平均値からノイズ量の変化を推定する方法が挙げられる。時間域合成方法は、伝送路プロファイル結果から各シンボルのSNR(Signal Noise Ratio)を推定し、最大比合成の手法をとっても良い。この場合、伝送路のプロファイルが悪いシンボルはSNRが低いため、重みが小さくなる。
伝送路プロファイル測定部53を設けることで、受信位相を伝送プロファイルに合わせて調整することができる。このため、劣化の少ないシンボルをより多く受信することができ、受信特性が向上する。例えば、伝送路20のノイズは、電力線の特定の位相で発生することが多い。そのため、伝送路プロファイルに応じて、シンボル境界を決定することで、受信特性を向上することができる。
例えば、図9に示すように、伝送路20に交流電源の特定の位相のノイズが発生すると仮定する。ノイズが発生するタイミングでは、シンボルの復調特性が劣化してしまう。図9に示す例では、交流電源に対して180°の位相毎にノイズが発生している。図9では、シンボルS1−4とシンボルS2−1の境界付近にノイズが発生してしまうことになる。ノイズ発生期間が2つのシンボルS1−4とシンボルS2−1にまたがっている。同様に、シンボルS2−4とシンボルS3−1の境界付近にノイズが発生してしまうことになる。従って、4回繰り返し送信されたシンボルS2−1〜シンボルS2−4のうち、2つのシンボルS2−1、S2−4にノイズが重畳していることになる。換言すると、4回繰り返し送信されたシンボルS2−1〜シンボルS2−4には、伝送路のプロファイルが良い2つのシンボルS2−2、シンボルS2−3と、伝送路のプロファイルが悪い2つのシンボルS2−1、シンボルS2−4とが含まれる。従って、4つの繰り返しシンボルのうち、伝送路20のプロファイルが良いシンボルは2つしかなくなってしまう。ノイズ検出部32がノイズを検出すると、シンボル波形合成部31が、シンボルS2−1及びシンボルS2−4を平均化に使用しなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、伝送路20のプロファイルが悪いシンボルの数が少なくなるように、シンボル境界を決定している。図9では、受信装置2における受信処理で決定されたシンボル境界に基づくシンボルをシンボルSa1−1〜シンボルSa3−3として示している。シンボルSa2−1がノイズ発生期間をカバーするように、シンボル境界を決定する。すなわち、ノイズ発生期間が複数のシンボルを跨がないように、伝送路プロファイル測定部53がシンボル境界を決定する。この場合、シンボルSa2−4にはノイズが重畳しているが、シンボルSa2−1〜シンボルSa2−3にはノイズが重畳していない。よって、4つの繰り返しシンボルのうち、3つのシンボルで伝送路20のプロファイルが良くなる。換言すると伝送路20のプロファイルのよい3つのシンボルを利用して、復調することができる。これにより、受信特性を向上することができる。
このように、フレームを受信したとき、伝送路のプロファイル結果に基づきシンボル境界を決定する。そして、伝送路のプロファイルの結果が悪いシンボルは廃棄し、良いシンボルが出来るだけ多く残るような交流電源の位相を決定する。すなわち、廃棄するシンボルの数ができるだけ少なくなるように、シンボル境界を決定する。このとき送信時のシンボル境界に合わせる必要は無い。これは繰り返しシンボルが同じでシンボル間にガードインターバルが無い送信方式をとっているため可能である。よって、簡便に受信特性を向上することができる。また、シンボルS1−1〜シンボルS1−4は同じ送信シンボルに基づくものである。よって、受信装置2側で受信境界を決定した場合でも、受信特性の低下を防ぐことができる。
なお、実施の形態4では、実施の形態2の構成に対して、プルファイルを測定したが、実施の形態1、又は3の構成に対して、プロファイルを測定するようにしてもよい。また、実施の形態4においても、ノイズの有無にかかわらず平均化を行っても良い。また平均化ではなく、最大比合成などの別の合成方法を取ることも可能である。さらに、実施の形態1〜4のそれぞれを適宜組み合わせてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 送信装置
2 受信装置
11 符号化部
12 S/P変換部
13 周波数・時間インタリーブ部
14 OFDM変調部
15 時間域繰り返し送信部
16 送信アナログ回路
20 伝送路
21 受信アナログ回路
22 時間域合成部
23 OFDM復調部
24 周波数・時間デインタリーブ部
25 P/S変換部
26 復号化部
27 FFT部
28 デマッピング部
31 シンボル波形合成部
32 ノイズ検出部
41 受信アンプ
42 ADC
43 アクイジションAGC同期部
44 カプラ
45 受信フィルタ
51 ゼロクロス検出部
52 ゼロクロス検出部
53 伝送路プロファイル測定部
100 通信システム

Claims (10)

  1. 電力線を介してシンボルを送信する電力線搬送送信装置であって、
    前記シンボルに対してインタリーブを行うインタリーブ部と、
    前記インタリーブ部でインタリーブされたシンボルをOFDM変調する変調部と、
    前記変調部で変調されたシンボルを時間域で、M回(Mは2以上の数)繰り返し送信する送信部と、を備え
    前記繰り返し送信の周期が、前記電力線の交流電源の周期のK/2(Kは自然数)となっている、
    電力線搬送送信装置。
  2. 前記M回の繰り返し送信のM個のシンボルにガードインターバルを付加せずに送信を行う請求項1に記載の電力線搬送送信装置。
  3. 請求項1に記載の電力線搬送送信装置と、
    電力線を介して、前記電力線搬送装置から送信されたシンボルを受信する受信装置と、を備えた通信システムであって、
    前記受信装置が、
    前記送信部を介して繰り返し送信されたシンボルを、時間域で合成する合成部と、
    前記合成部で合成されたシンボルに対してデインタリーブを行うデインタリーブ部と、を備えた通信システム。
  4. 前記合成部が、M個のシンボルのうち、受信信号の電力がしきい値を越えたシンボルを除外して、合成する請求項に記載の通信システム。
  5. 記交流電源の半周期の周期で前記電力線の伝送路のプロファイルを測定し、
    測定したプロファイルに応じて、受信シンボルの境界を決定する請求項に記載の通信システム。
  6. 前記受信装置が、前記合成部で合成されたシンボルに対して、OFDM復調を行うOFDM復調部をさらに備える請求項に記載の通信システム。
  7. 前記OFDM復調部で復調したシンボルに対して、前記デインタリーブ部がデインタリーブを行う請求項に記載の通信システム。
  8. 前記受信装置が、受信信号をOFDM復調して、前記合成部に出力するOFDM復調部をさらに備える請求項に記載の通信システム。
  9. 前記受信装置が、
    前記送信部を介して送信された信号をフーリエ変換して、前記合成部に出力するフーリエ変換部と、
    前記合成部で合成されたシンボルをデマッピングするデマッピング部と、をさら備える請求項に記載の通信システム。
  10. 電力線を介してシンボルを送信する電力線搬送送信装置と、
    電力線を介して、前記電力線搬送送信装置から送信されたシンボルを受信する受信装置と、を備えた通信システムであって、
    前記電力線搬送送信装置が、
    前記シンボルに対してインタリーブを行うインタリーブ部と、
    前記インタリーブ部でインタリーブされたシンボルをOFDM変調する変調部と、
    前記変調部で変調されたシンボルを時間域で、M回(Mは2以上の数)繰り返し送信する送信部と、を備え、
    前記受信装置が、
    前記送信部を介して繰り返し送信されたシンボルを、時間域で合成する合成部と、
    前記合成部で合成されたシンボルに対してデインタリーブを行うデインタリーブ部と、を備え、
    前記合成部は、M個のシンボルのうち、受信信号の電力がしきい値を越えたシンボルを除外して、合成する、
    通信システム。
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