JP6016863B2 - 杭頭連結ユニット - Google Patents
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この杭は鋼製部材であり、閉断面形状のものがよく使用される。
このような杭の上端部(以下、「杭頭」と記す)には、構造物の梁、支持部材等、一般的には鋼製の部材が連結されるのであるが、鋼製部材に対する鋼製部材の連結であるため、当該連結には様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。
当該技術では、杭頭内部に溶接固定されたトルク伝達金具から接続軸が上方へと突出しており、この接続軸の上端部が中間金具を介して調整金具に螺合される。
この構造により、接続軸によって、杭頭に調整金具が連結されることとなる。
特許文献2には、杭基礎構造が開示されている。
当該技術では、鋼管杭の杭頭に杭頭プレートを溶接し、この杭頭プレートを介して被取付部材を取付ける。
つまり、杭頭プレートは、その中央部にボルト孔が形成されるとともに、このボルト孔の片面側(下方を向く面側)にナットが溶接された構造であり、被取付部材に形成されたボルト孔と杭頭プレートのボルト孔とを整合させて、ボルトを螺合することにより、杭頭に被取付部材を連結する構成である。
特許文献3には、基礎杭が開示されている。
杭頭プレートは、杭となる鋼管の内径とほぼ等しい直径を有するように形成されており、杭頭内周面にその側面が溶接されている。
この杭頭プレートには、ボルトの頭部を通過させることができる切欠き部が形成されており、その切欠き部に連通するように、切欠き部と杭頭プレートの中心部とに渡る溝が形成されている。そして、この溝の端部(中心部側の端部)の片側面(下方を向く面)側にはナットが溶接されている。
そして、被取付部材に形成されたボルト孔と杭頭プレートの溝の端部(中心部側の端部)とを整合させて、ボルトを螺合することにより、杭頭に被取付部材を連結する構成である。
また、錆の発生を抑制するために溶融亜鉛メッキを行う必要があるが、プレートの溶接後に、溶融亜鉛メッキを行うため、製造ラインのロスが発生するという問題もあった。
このような背景下、上記問題を解決することができる技術の開発が求められていた。
また、本発明の他の目的は、製造及び組立工程を効率化することが可能な杭頭連結ユニットを提供することにある。
このように構成されているため、従来のように、杭頭と杭頭プレートを溶接する必要がなく、溶接に要する時間と手間を削減することができる。
また、杭頭プレートの溶接後に行われる、溶融亜鉛メッキを行う必要がないため、製造ラインのロスを軽減することができる。
更に、具体的な構成としては、請求項3に記載のように、前記杭頭プレートは、前記杭の内壁面に嵌合可能な略円形状の平板に対し、中心と対向となる両位置に略矩形状の切欠きを各々形成した形状をとると好適である。
つまり、杭は鋼管であり内部空間の平面視は円形であり、その平面視円形の内壁面に嵌合可能な略円形状の平板が、杭頭プレートの形状の基礎である。
この杭頭プレートに対し、中心に対称な位置に切欠き部を各々設けたのであるから、杭頭プレートの最大幅は直径である。
よって、最大幅の部分(直径を含む部分)を、杭頭の凹部が形成されていない部分内壁に嵌合させた後、回転させることで、(凹部間は直径よりも小さい距離となることから)杭頭プレートの最大幅を有する部分の両端部は、スリットに圧入され、最終的には嵌合状態となる。
このように、簡易に杭頭プレートを杭頭内に固定することができる。
また、切欠き部が形成されているため、この両切欠き部により形成される空間が、治具、工具、機器等によって杭頭プレートを回転させる際の把持部とすることが可能となるため、作業効率が向上する。
よって、溶接を行うことなく、簡易な構成で杭頭に被連結部材を連結することができる。
このため、杭頭プレートの溶接後に行われる、溶融亜鉛メッキを行う必要がないため、製造ラインのロスを軽減することができる。
また、切欠き部を把持部とすることにより、作業効率が向上する。
このように、本発明によれば、製造及び組立工程を効率化することが可能となる。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、溶接を行うことなく、簡易な構成で杭頭に被連結部材を連結することができる杭頭連結ユニットに関するものである。そして、製造及び組立工程を効率化することを目指す。
なお、図1(b)は、図1(a)の上面視、つまり、X方向から見た図である。
本発明に係る杭頭連結ユニットSは、杭頭に被連結部材を連結するためのものであり、使用される杭1及び第一被連結部材H1は鋼材である。
本実施形態においては、鋼管で形成された杭1の杭頭11に、鋼製の第一被連結部材H1を連結する例を示す。
なお、本明細書において、水平方向とは、地表面に沿う方向を指し、上下方向とは水平方向と垂直な方向(つまり、地表面から離れる方向が上方、反対が下方)を指す。
図1に示すように、杭1は、地表面から上端部が突出する状態で、その下方側が地中に埋設されている。
杭頭11には、第一被連結部材H1が固定されており、その上面側には、第二被連結部材H2が載置固定される構造となる。
これらの連結に関しては、後に詳述する。
図3に示すように、本実施形態に係る杭1は、鋼管であり、その上方部分である杭頭11には、凹部11A,11Aが形成されている。
この凹部11A,11Aは、杭1の内側方向に凸となるドーム状の窪みであり、杭1の横断面円形における中心角180°離隔した位置に形成されている。つまり、横断面円形の中心に対して対称な位置に形成されている。
この凹部11A,11Aは、打設、かしめ等、物理的力を外側から付与することによって形成される。
このスリット11a,11aは、凹部11A,11Aの中央部分の底部(つまり、一番内側方向に突出する部分であり、内側方向からみると頂部付近となる)に、各々切り込まれており、その開口幅t5(上下方向開口距離)は、後述する杭頭プレート2の厚さと同程度、若しくは杭頭プレート2の厚さt4より若干小さめとなるように形成される。
つまり、後述するが、スリット11a,11aに杭頭プレート2の両端部が挟持された際に、杭頭プレート2が水平となるように構成されている。
なお、当該構成により、杭頭11内部には、内径の異なる箇所が形成されることとなる。
つまり、凹部11A,11Aが形成されていない部分が、最大内径t2を有する箇所であり、凹部11A,11A間(杭頭11内部からみて頂点となる部分間)が、最小内径T3を有する箇所となる(図4参照)。
本実施形態に係る杭頭プレート2に形成された略台形状の切欠き部分を「切欠き部21」と記す。
この切欠き部21,21は、元来の円形平板における中心角180°離隔した位置に形成されている。つまり、中心に対して対称な位置に各々形成されている。
このため、杭頭プレート2は、杭頭11の内部(最大径部分)に嵌合する。
そして、このプレート側ボルト孔22の一面側(杭1に配設した際、下方を向く側の面)には、プレート側ナット23が(孔部分を連通させた状態で)溶接により固定されている。
この部分円形状の箇所を「嵌入固定部24」と記す。
この嵌入固定部24,24は、前術の通り、切欠き部21,21の両端部に各々形成されることとなり、その外周部は、元々の(切欠き部21,21を形成する前の)略円形状のプレートの円周の一部であり、よって、杭頭11の内径に沿うようになっている。
また、杭頭プレート2の中心点O、嵌入固定部24の最外点P1,P1は、一直線上に並ぶよう構成され、当該直線が元々の略円形状の直径であり、同時に杭頭プレート2の直径t1(最大長直線)である。
図4及び図5に、杭頭プレート2を杭頭11にセットする方法を説明する。
杭頭プレート2は、図4(a)及び図5(a)に示すように、杭頭11内部のうち最大内径t2を有する位置に嵌合される。
前述の通り、杭頭プレート2の最大径t1は、(ある程度大きな力の付加により嵌合可能な程度に)杭頭11の最大内径t2より僅かに小さく形成されており(最大径t1≒t2)、よって、杭頭プレート2は、杭頭11の最大内径部に嵌合する。
次いで、この状態から、杭頭プレート2を矢印方向に回転させる。
なお、本例においては、杭頭プレート2は杭頭11に強く嵌合しているため、回転させるためには、治具、工具、機器等を使用した大きな力が必要である。
このように治具、工具、機器等を使用する際には、杭頭プレート2に形成された切欠き部21,21が有効に作用する。
つまり、杭頭11内壁面と切欠き部21,21との間には、空隙K,Kが形成されるため、当該空隙K,Kに、治具、工具、機器等の把持部を挿入して杭頭プレート2を把持することが可能となり、有効に力を付加できる。
このとき、スリット11a,11aの開口幅t5は、杭頭プレート2の厚さt4と同程度若しくは僅かに小さくなるように構成されている。
よって、本例においては、杭頭プレート2の回転力によって、杭頭プレート2を構成する嵌入固定部24,24が、スリット11a,11aを押し開くように、スリット11a,11aに圧入される。
最終的に、図4(c)及び図5(c)の状態となり、嵌入固定部24,24がスリット11a,11aに把持固定され、よって、杭頭プレート2が杭頭11の内部に固定される。
この状態の縦断面図を図6に示す。
よって、必要な固定強度を維持しながら、杭頭プレート2を杭頭11内壁に溶接する工程を無くすことができる。
これにより、溶接後に行われていた溶融亜鉛メッキ工程もまた無くすことが可能となる。
更に、溶接を行っていないため、仮に、分解する必要が生じた場合には、杭頭プレート2をはずすこともまた可能となる。
本例においては、第一被連結部材H1を杭頭11に連結し、当該第一被連結部材H1の上部に第二被連結部材H2を連結する構成を説明する。
第一平板部H11の中央部には、第一円筒部H12の内壁面と連通する第一平板孔部H11aが形成されており、これらが連通して円筒形の第一連通空間H14が形成されている。この第一連通空間H14の自由端側(下方側となる)に第一固定板H13が固定される。
また、第一平板部H11の両側端部には、第一平板部ボルト孔H111,H111が形成されており、これら第一平板ボルト孔H111,H111にて第二被連結部材H2を固定する。
なお、第一連通空間H14は、第一固定板H13を境界として、有底円筒形の2個の空間に分割されている。
この分割された空間のうち、杭頭11側に開口する側を「杭頭把持空間H141」とし、第一平板部H11側に開口する側を「ボルト頭収納空間H142」とする。
本例においては、杭頭把持空間H141の内径は、杭頭11の上端部の外径よりも僅かに大きく(杭頭11上端部を嵌合可能に)形成されている。
なお、このとき、第一固定板ボルト孔H131は、プレート側ボルト孔22の直上に位置するように構成されている。
このように構成されているため、連結ボルト3をボルト頭収納空間H142から、第一固定板ボルト孔H131を通して、プレート側ボルト孔22へと挿通することができ、この連結ボルト3の下端側をナット23に留め付ければ、杭頭11に第一被連結部材H11を本固定することができる。
本例においては、第二被連結部材H2として、矩形状の第二平板部H21上面中央部に、横断面クロス形状の第二柱部H22が起立した部材が使用されている。
この第二平板部H21の両端部には、には、第二平板ルーズホールH211,H211が形成されている。
このとき、第二平板ルーズホールH211,H211は、長孔状(ルーズホール状)に形成されているため、第二柱部22の位置の微調整が可能である。
また、図8に示すように、杭頭11の上端部と第一平板部との間にドーナツ状のスペーサH3を介在させることにより、高さ調整もまた可能となる。
例えば、2個以上の面を有する杭1であればよく、角型鋼管、山形鋼、溝型鋼等、であってもよい。
例えば、山形鋼である場合には、外側から内側に向かって凸となる凹部11A,11Aを各々形成し、ここに形成されたスリット11a,11aに、内隅部を架橋するように、杭頭プレート2を固定してもよい。
1 杭
11 杭頭
11A 凹部
11a スリット
2 杭頭プレート
21 切欠き部
22 プレート側ボルト孔(連結部材貫通孔)
23 プレート側ナット
24 嵌入固定部(最大幅を有する部分の両端部)
3 連結ボルト
H1 第一被連結部材(被連結部材)
H11 第一平板部
H11a 第一平板孔部
H111 第一平板ボルト孔
H12 第一円筒部
H13 第一固定板
H131 第一固定板ボルト孔
H14第一連通空間
H141 杭頭把持空間
H142 ボルト頭収納空間
H2 第二被連結部材
H21 第二平板部
H211 第二平板ルーズホール
H22 第二柱部
H3 スペーサ
K 空隙
Claims (3)
- 下端が地中に埋設されるとともに上端部が地上に突出する鋼製の杭と鋼製の被連結部材とを連結するための杭頭連結ユニットであって、
該杭頭連結ユニットは、筒状若しくは少なくとも2個の面を有する前記杭と、該杭の上端部側である杭頭に固定される杭頭プレートと、を有して構成されており、
前記杭頭の側壁には、杭頭内側方向に凸となる複数の凹部が形成されるとともに、該凹部には、水平方向に切り込まれたスリットが形成されており、
前記杭頭プレートは、少なくとも複数の前記凹部間の距離を超える幅を最大幅として有する平板状の部材であって、
前記杭頭プレートの中央部には、連結部材が貫通する連結部材貫通孔が形成されるとともに、該連結部材貫通孔の位置に整合させてナットが固定されており、
前記杭頭プレートにおいて、前記最大幅を有する部分の両端部が、複数の前記スリットに嵌合固定されることを特徴とする杭頭連結ユニット。 - 前記杭は、筒状の鋼管であり、
前記凹部は、前記杭頭の平面視円形中心方向に向けて凸となるよう2個形成されるとともに、前記杭頭の平面視円形中心に対して対称となる位置に各々形成されていることを特徴とする請求項1に記載の杭頭連結ユニット。 - 前記杭頭プレートは、前記杭の内壁面に嵌合可能な略円形状の平板に対し、中心と対向となる両位置に略矩形状の切欠きを各々形成した形状をとることを特徴とする請求項2に記載の杭頭連結ユニット。
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