JP6012938B2 - 車両フロア構造 - Google Patents
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Description
本発明は、入力荷重をフロア部へ効率良く伝達させることができる車両フロア構造を得ることが目的である。
請求項7記載の発明に係る車両フロア構造では、請求項1〜6の何れか1項に記載の車両フロア構造において、前記縦骨格体の前端部には、前記ダッシュパネルと面で接触して接着される接着片が形成されている。
請求項8記載の発明に係る車両フロア構造では、請求項1〜7の何れか1項に記載の車両フロア構造において、前記縦骨格体は、前記フロア部の一部を構成するフロア上部に形成された断面逆U字状の突設部であり、平面視で前記中央骨格部と離間している。
請求項9記載の発明に係る車両フロア構造では、請求項8に記載の車両フロア構造において、前記フロア上部を含んで構成されたアッパパネルと、前記ダッシュパネルを含んで構成されたロアパネルと、が上下に重なり合って互いに接合されることで構成されている。
請求項10記載の発明に係る車両フロア構造では、請求項1〜9の何れか1項に記載の車両フロア構造において、前記フロア部が樹脂で形成され、前記縦骨格体は、平面視でX字状を成して一体的に形成された二本の縦骨格部で構成されて、前記中央骨格部を挟んで2つ設けられており、前記縦骨格体を構成する二本の縦骨格部のうちの一方の縦骨格部の前端部が、前記フロア部の前端部に位置し車両後方へ入力荷重を伝達する前部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける前側取付部と対向し、前記一方の縦骨格部の後端部が、リヤタイヤと対向し、前記縦骨格体を構成する二本の縦骨格部のうちの他方の縦骨格部の後端部が、前記フロア部の後端部に位置し車両前方へ入力荷重を伝達する後部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける後側取付部と対向し、前記他方の縦骨格部の前端部が、フロントタイヤと対向する。
図1には、本実施の形態に係る車両フロア構造が適用された樹脂フロア12が示されている。樹脂フロア12は、平面視で略矩形状を成す板状のフロア部14と、フロア部14の前端部から上向きに立設されたダッシュ部16と、フロア部14の後端部から上向きに立設されたバック部18と、を含んで構成されている。
図3に示されるように、フロア部14の車両前後方向に沿って、ロッカー部60とトンネル部58との間に骨格部64、66で構成された骨格体68を設け、ロッカー部62とトンネル部58との間に骨格部70、72で構成された骨格体74を設けることで、フロア部14の剛性及び強度を向上させることができる。
以下、本実施形態と同じ構成には、同じ符号を付して説明を省略する。
(1)上記の実施形態では、図3に示されるように、フロア部14の車両前後方向に沿って、ロッカー部60とトンネル部58との間に骨格体68を設け、ロッカー部62とトンネル部58との間に骨格体74を設けたが、これに限るものではない。
14 フロア部
28 フロントサスメンモジュール(前部荷重伝達部材)
34 前側取付部
36 前側取付部
38 リヤサスメンモジュール(後部荷重伝達部材)
46 後側取付部
48 後側取付部
58 トンネル部(中央骨格部)
60 ロッカー部(側端骨格部)
62 ロッカー部(側端骨格部)
64 骨格部(縦骨格部)
66 骨格部(縦骨格部)
68 骨格体
70 骨格部(縦骨格部)
72 骨格部(縦骨格部)
74 骨格体
90 横骨格部
100 骨格部(縦骨格部)
102 骨格部(縦骨格部)
108 横骨格部
110 ロッカー部(側端骨格部)
112 骨格部(縦骨格部)
114 ロッカー部(側端骨格部)
116 骨格部(縦骨格部)
Claims (10)
- フロア部の車両幅方向中央部に位置して車両前後方向に沿って延在された中央骨格部と、
前記フロア部の車両幅方向両端部に位置して前記中央骨格部と平行に形成され、車両前後方向に沿って延在された一対の側端骨格部と、
前記一対の側端骨格部間に設けられ、前記フロア部の前端部から後端部に亘って連続的に架け渡された縦骨格体と、
を有し、
前記縦骨格体の前端部は、前記フロア部から上向きに立設されたダッシュパネルに面接触しており、
前記縦骨格体の後端部は、前記フロア部から上向きに立設されたバックパネルに面接触している、
車両フロア構造。 - 前記フロア部の前端部に位置し車両後方へ入力荷重を伝達する前部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける前側取付部と前記縦骨格体の前端部とが対向するように設けられた請求項1に記載の車両フロア構造。
- 前記フロア部の後端部に位置し車両前方へ入力荷重を伝達する後部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける後側取付部と前記縦骨格体の後端部とが対向するように設けられた請求項1又は2に記載の車両フロア構造。
- 前記フロア部が樹脂で形成され、前記縦骨格体が平面視でX形状を成す二本の縦骨格部を含んで構成された請求項1〜3の何れか1項に記載の車両フロア構造。
- 前記縦骨格体の前端部の少なくとも一方が、前記フロア部の前端部に位置し車両後方へ入力荷重を伝達する前部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける前側取付部と対向し、前記縦骨格体の後端部の少なくとも一方が、前記フロア部の後端部に位置し車両前方へ入力荷重を伝達する後部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける後側取付部と対向するように設けられた請求項4に記載の車両フロア構造。
- 前記フロア部の車両幅方向に沿って一方の側端部から他方の側端部に亘って架け渡された横骨格部を有する請求項1〜5の何れか1項に記載の車両フロア構造。
- 前記縦骨格体の前端部には、前記ダッシュパネルと面で接触して接着される接着片が形成されている、
請求項1〜6の何れか1項に記載の車両フロア構造。 - 前記縦骨格体は、前記フロア部の一部を構成するフロア上部に形成された断面逆U字状の突設部であり、平面視で前記中央骨格部と離間している、
請求項1〜7の何れか1項に記載の車両フロア構造。 - 前記フロア上部を含んで構成されたアッパパネルと、前記ダッシュパネルを含んで構成されたロアパネルと、が上下に重なり合って互いに接合されることで構成された、
請求項8に記載の車両フロア構造。 - 前記フロア部が樹脂で形成され、
前記縦骨格体は、平面視でX字状を成して一体的に形成された二本の縦骨格部で構成されて、前記中央骨格部を挟んで2つ設けられており、
前記縦骨格体を構成する二本の縦骨格部のうちの一方の縦骨格部の前端部が、前記フロア部の前端部に位置し車両後方へ入力荷重を伝達する前部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける前側取付部と対向し、
前記一方の縦骨格部の後端部が、リヤタイヤと対向し、
前記縦骨格体を構成する二本の縦骨格部のうちの他方の縦骨格部の後端部が、前記フロア部の後端部に位置し車両前方へ入力荷重を伝達する後部荷重伝達部材を当該フロア部に取り付ける後側取付部と対向し、
前記他方の縦骨格部の前端部が、フロントタイヤと対向する、
請求項1〜9の何れか1項に記載の車両フロア構造。
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