JP6011994B2 - 印字ラベル作成装置、コンテンツ処理プログラム、コンテンツ処理方法 - Google Patents

印字ラベル作成装置、コンテンツ処理プログラム、コンテンツ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、適宜のコンテンツを用いて印字を行う印字ラベル作成装置、及び、そのコンテンツ係わるコンテンツ処理プログラム並びにテンプレート処理方法に関する。
被印字媒体に対し所望の印刷を行って印字ラベルを作成する、印字ラベル作成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の印字ラベル作成装置では、印字手段(サーマルヘッド)によって印字データに対応した印字が被印字媒体(ラミネートフィルム)に対し実行され、印字ラベルが作成される。また、印字ラベルに印字するテキストや図像等の印字オブジェクトを操作者がすべてマニュアルで設定する煩雑さを回避するために、この従来技術では、複数の印字オブジェクト配置枠が所定の態様で割り付けられた、いわゆるテンプレートが複数種類用意されている。操作者は、自らが意図する印字態様に適したテンプレートを選択し、当該テンプレートにおける印字オブジェクト配置枠に対し、所望のテキスト等を割り当てることにより、容易に所望の印字ラベルを作成することができる。
上記のような煩雑さを回避し利便性を向上するために、上記テンプレート以外にも、その他のラベル作成に関連して使用される画像や、OSやアプリケーションや各種ドライバ等のソフトウェア、などが適宜用いられる場合もある(以下適宜、これらテンプレート、画像、ソフトウェア等を「コンテンツ」と総称する)。
特開2006−99261号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の課題が存在する。すなわち、上記コンテンツを用いる際には、予め多数の上記コンテンツが格納された外部サーバやパソコン等のコンテンツ供給装置と印字ラベル作成装置とが、直接接続される。その後、印字ラベル作成装置によってコンテンツ供給装置からのコンテンツの取得が行われる。その際、操作者は、コンテンツ供給装置に記憶されている膨大なコンテンツの中から印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを手動操作で見つけ出して特定した後、その特定したコンテンツを印字ラベル作成装置へ取得させる操作を行う必要がある。このような面倒な操作が必要となることで操作者の労力負担が大きくなり、不便であった。
本発明の目的は、コンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へのコンテンツ取得時における操作者の操作労力負担を軽減し、利便性を向上できる印字ラベル作成装置、コンテンツ処理プログラム、及びコンテンツ処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を形成する印字手段と、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツをコンテンツ供給装置から取得可能な不揮発性のストレージデバイスを、着脱可能な作成装置側着脱部と、を有する印字ラベル作成装置であって、前記作成装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたか否かを判定する装着判定手段と、前記装着判定手段により前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を書き込む、選抜情報書き込み手段と、前記作成装置側着脱部から取り外された状態で前記コンテンツ供給装置から供給された前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記装着判定手段により前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶されかつ前記選抜材料情報に対応したコンテンツを取得するコンテンツ取得手段とを有し、前記選抜材料情報は、当該印字ラベル作成装置の機種、当該印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含むことを特徴とする。
本願発明においては、印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に、不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な着脱部(作成装置側着脱部)が設けられている。そして、操作者は、上記ストレージデバイスを媒体として用いることで、印字ラベル作成のために使用されるテンプレートや各種ソフトウェア等のコンテンツを供給可能なコンテンツ供給装置と上記印字ラベル作成装置との間で、各種の情報や上記コンテンツとの送受を行うことができる。
すなわち、まず、判定手段により、上記作成装置側着脱部に、上記ストレージデバイスが装着されたか否かが判定される。判定が満たされると、選抜情報書き込み手段が、装着された状態のストレージデバイスに対し、当該印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を書き込む。具体的には、例えば、当該印字ラベル作成装置の機種・シリアル番号や、当該印字ラベル作成装置での過去のラベル作成履歴において頻度が高かったラベル属性情報(使用された被印字テープのテープ幅・文字色・テープ色等)や、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報(ラベル印刷回数や使用したコンテンツのカテゴリ等)が、書き込まれる。
このように選抜材料情報が書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスを印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部から取り外し、コンテンツ供給装置に装着する。コンテンツ供給装置には、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツが記憶されており、それら複数種類のコンテンツのうち少なくとも一部がストレージデバイスに書き込まれる。
このようにしてコンテンツが書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスを再び印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着する。これにより、装着判定手段による、作成装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされる。この結果、コンテンツ取得手段が、上記のようにコンテンツ供給装置からストレージデバイスに書き込まれ記憶されているコンテンツを、取得する。
以上のようにして、コンテンツ供給装置からストレージデバイスがコンテンツを取得して記憶し、そのストレージデバイスから印字ラベル作成装置がコンテンツを取得する。このようにストレージデバイスを媒体として用いることで、上記コンテンツ供給装置と上記印字ラベル作成装置との間で有線・無線による各種接続を行わなくても、それらの間における各種の情報や上記コンテンツの送受を手軽に行うことができる。
そして上記のようにコンテンツの媒介を行うとき、ストレージデバイスに、印字ラベル作成装置から当該印字ラベル作成装置に固有の選抜材料情報が書き込まれる。そして、この選抜材料情報を活用することで、コンテンツ供給装置からのコンテンツをストレージデバイスを介し印字ラベル作成装置に導入するとき、当該印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツのみを(あるいは好適なコンテンツを優先的に)導入することができる。
すなわち、本願発明においては、コンテンツ取得手段は、当該取得の時点でコンテンツ供給装置からストレージデバイスに書き込まれ記憶済みの複数種類のコンテンツの中から、上記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜しつつ取得を行う。これにより、印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツに絞り込んだ又は優先した態様(言い換えれば不要なコンテンツを排除又は非優先とした態様)で、コンテンツの上記取得が行われる。この結果、印字ラベル作成装置内におけるコンテンツ記憶容量が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いコンテンツを確実に印字ラベル作成装置へ導入して使用することができる。
また、印字ラベル作成装置とコンテンツ供給装置とを直接接続してコンテンツ送受を行う通常の手法では、操作者は、コンテンツ供給装置に記憶されている膨大なコンテンツの中から印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを手動操作で見つけ出して特定した後、その特定したコンテンツを印字ラベル作成装置へ取得させる操作を行う必要がある。これに対して本願第1発明では、上述の選抜材料情報の活用によって上述のような面倒な操作が不要となる結果、操作者にとっての操作労力を著しく低減し、利便性を向上することができる。
さらに、上述のようにして印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着して印字ラベル作成装置にコンテンツを導入した後、印字ラベルの作成を実行することで、上述の選抜材料情報を新たに更新することもできる。この場合、操作者は、上記印字ラベルの作成終了後に、上記更新された選抜材料情報を記憶したストレージデバイスを作成装置側着脱部から取り外す。これにより、上記更新された選抜材料情報を用いて、再び、上述のようにして、コンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へのコンテンツ送受の媒介を行うことができる。これを繰り返すことで、印字ラベル作成装置を使用する都度、その時点で印字ラベル作成装置に対し最適なコンテンツを、確実にコンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へと導入することもできる。
また、上記目的を達成するために、本願発明のコンテンツ処理プログラムは、操作者が操作可能な操作手段と、所定の表示を行う表示手段と、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツを読み取り可能に記憶した記憶手段と、印字ラベル作成装置に対し着脱される不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な供給装置側着脱部と、演算手段と、を備えたコンテンツ供給装置の、前記演算手段に対し、前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたか否かを判定する装着判定手順と、前記装着判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、前記ストレージデバイスに記憶された、前記印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を取得する、選抜情報取得手順と、前記記憶手段に記憶された前記複数種類のコンテンツのうち、前記選抜情報取得手順で取得された前記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜して、前記供給装置側着脱部に装着された状態の前記ストレージデバイスに書き込む、コンテンツ書き込み手順と、前記装着判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定され、かつ、前記選抜情報取得手順で前記選抜材料情報が取得できなかった場合に、対応する警告表示を行うための表示制御信号を前記表示手段に出力する警告表示手順と、を実行させる。
本願発明においては、印字ラベル作成装置での印字ラベル作成のために使用されるテンプレートや各種ソフトウェア等のコンテンツを供給可能なコンテンツ供給装置に、上記印字ラベル作成装置に着脱される不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な着脱部(供給装置側着脱部)が設けられている。操作者は、上記ストレージデバイスを媒体として用いることで、上記コンテンツ供給装置と上記印字ラベル作成装置との間で各種の情報や上記コンテンツとの送受を行うことができる。
すなわち、本願発明においては、まず、印字ラベル作成装置への装着時において当該印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報が書き込まれた、ストレージデバイスが、供給装置側着脱部に装着される。選抜材料情報は、具体的には、例えば、当該印字ラベル作成装置の機種・シリアル番号や、当該印字ラベル作成装置での過去のラベル作成履歴において頻度が高かったラベル属性情報(使用された被印字テープのテープ幅・文字色・テープ色等)や、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報(ラベル印刷回数や使用したコンテンツのカテゴリ等)である。
このとき、記憶手段には、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツが記憶されている。上記のようにして操作者により供給装置側着脱部にストレージデバイスが装着されると、装着判定手順での供給装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされる。この結果、選抜情報取得手順(詳細は後述)を経た後のコンテンツ書き込み手順で、上記のように記憶手段に記憶されたコンテンツが、上記供給装置側着脱部に装着されたストレージデバイスに書き込まれる。このようにしてコンテンツが書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスをコンテンツ供給装置の供給装置側着脱部から取り外し、再び印字ラベル作成装置に装着する。これにより、上記のようにストレージデバイスに書き込まれ記憶されているコンテンツが、印字ラベル作成装置側に取得される。
以上のようにして、コンテンツ供給装置からストレージデバイスがコンテンツを取得して記憶し、そのストレージデバイスから印字ラベル作成装置がコンテンツを取得する。このようにストレージデバイスを媒体として用いることで、上記コンテンツ供給装置と上記印字ラベル作成装置との間で有線・無線による各種接続を行わなくても、それらの間における各種の情報や上記コンテンツの送受を手軽に行うことができる。
そして上記のようにコンテンツの媒介を行うとき、ストレージデバイスは、印字ラベル作成装置に固有の選抜材料情報を記憶している。そして、この選抜材料情報を活用することで、コンテンツ供給装置からストレージデバイスを介し印字ラベル作成装置にコンテンツを導入するとき、当該印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツのみを(あるいは好適なコンテンツを優先的に)導入することができる。
すなわち、本願発明においては、上記コンテンツ書き込み手順では、コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された複数種類のコンテンツの中から、ストレージデバイスに記憶されている上記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜しつつ、上記書き込みが行われる。これにより、コンテンツ供給装置からストレージデバイスがコンテンツを取得する時点で、印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツに絞り込んだ又は優先した態様(言い換えれば不要なコンテンツを排除又は非優先とした態様)で、コンテンツの上記取得が行われる。この結果、印字ラベル作成装置内におけるコンテンツ記憶容量が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いコンテンツを確実に印字ラベル作成装置へ導入して使用することができる。
また、印字ラベル作成装置とコンテンツ供給装置とを直接接続してコンテンツ送受を行う通常の手法では、操作者は、コンテンツ供給装置に記憶されている膨大なコンテンツの中から印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを手動操作で見つけ出して特定した後、その特定したコンテンツを印字ラベル作成装置へ取得させる操作を行う必要がある。これに対して本願第4発明では、上述の選抜材料情報の活用によって上述のような面倒な操作が不要となる結果、操作者にとっての操作労力を著しく低減し、利便性を向上することができる。
さらに、上述のようにして印字ラベル作成装置に装着して印字ラベル作成装置にコンテンツを導入した後、印字ラベルの作成を実行することで、上述の選抜材料情報を新たに更新することもできる。この場合、操作者は、上記印字ラベルの作成終了後に、上記更新された選抜材料情報を記憶したストレージデバイスを取り外す。これにより、上記更新された選抜材料情報を用いて、再び、上述のようにして、コンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へのコンテンツ送受の媒介を行うことができる。これを繰り返すことで、印字ラベル作成装置を使用する都度、その時点で印字ラベル作成装置に対し最適なコンテンツを、確実にコンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へと導入することもできる。
上記目的を達成するために、本願発明のコンテンツ処理方法は、被印字媒体に印字を形成して印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に備えられた作成装置側着脱部に、不揮発性のストレージデバイスが装着されたか否かを判定する第1判定手順と、前記第1判定手順で前記ストレージデバイスが前記印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を書き込む、選抜情報書き込み手順と、前記選抜情報書き込み手順で書き込まれた前記選抜材料情報を記憶した前記ストレージデバイスが、コンテンツ供給装置に備えられた供給装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第2判定手順と、前記第2判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、前記コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツのうち少なくとも一部を、前記供給装置側着脱部に装着された状態の前記ストレージデバイスに書き込む、コンテンツ書き込み手順と、前記コンテンツ書き込み手順で書き込まれた前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第3判定手順と、前記第3判定手順で前記ストレージデバイスが前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶されたコンテンツのうち、少なくとも一部を取得するコンテンツ取得手順とを有し、かつ、前記コンテンツ書き込み手順で、前記コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された前記複数種類のコンテンツのうち、前記ストレージデバイスから取得された前記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜する、第1選抜処理、及び、前記コンテンツ取得手順で、前記ストレージデバイスに記憶された前記複数種類のコンテンツのうち、前記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜する、第2選抜処理、のうち、少なくとも一方の選抜処理を実行するコンテンツ処理方法であって、前記選抜材料情報は、当該印字ラベル作成装置の機種、当該印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含むことを特徴とする。
本願発明においては、印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に、不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な着脱部(作成装置側着脱部)が設けられている。また、印字ラベル作成のために使用されるテンプレートや各種ソフトウェア等のコンテンツを供給可能なコンテンツ供給装置にも、上記不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な着脱部(供給装置側着脱部)が設けられている。操作者は、上記ストレージデバイスを媒体として用いることで、上記コンテンツ供給装置と上記印字ラベル作成装置との間で各種の情報や上記コンテンツとの送受を行うことができる。
すなわち、本願発明においては、まず、第1判定手順で、印字ラベル作成装置の上記作成装置側着脱部に、上記ストレージデバイスが装着されたか否かが判定される。判定が満たされると、その後の選抜情報書き込み手順で、装着された状態のストレージデバイスに対し、当該印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報が書き込まれる。具体的には、例えば、当該印字ラベル作成装置の機種・シリアル番号や、当該印字ラベル作成装置での過去のラベル作成履歴において頻度が高かったラベル属性情報(使用された被印字テープのテープ幅・文字色・テープ色等)や、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報(ラベル印刷回数や使用したコンテンツのカテゴリ等)が、書き込まれる。
このように選抜材料情報が書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスを印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部から取り外し、コンテンツ供給装置の供給装置側着脱部に装着する。コンテンツ供給装置の記憶手段には、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツが記憶されている。上記のようにして供給装置側着脱部にストレージデバイスが装着されると、第2判定手順での供給装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされる。この結果、コンテンツ書き込み手順で、上記のようにコンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された複数種類のコンテンツのうち少なくとも一部が、供給装置側着脱部に装着されたストレージデバイスに書き込まれる。
このようにしてコンテンツが書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスをコンテンツ供給装置の供給装置側着脱部から取り外し、再び印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着する。これにより、第3判定手順での作成装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされる。この結果、コンテンツ取得手順で、上記のようにストレージデバイスに書き込まれ記憶されているコンテンツのうち少なくとも一部が、印字ラベル作成装置側に取得される。
以上のようにして、コンテンツ供給装置からストレージデバイスがコンテンツを取得して記憶し、そのストレージデバイスから印字ラベル作成装置がコンテンツを取得する。このようにストレージデバイスを媒体として用いることで、上記コンテンツ供給装置と上記印字ラベル作成装置との間で有線・無線による各種接続を行わなくても、それらの間における各種の情報や上記コンテンツの送受を手軽に行うことができる。
そして上記のようにコンテンツの媒介を行うとき、ストレージデバイスに、印字ラベル作成装置から当該印字ラベル作成装置に固有の選抜材料情報が書き込まれる。そして、この選抜材料情報を活用することで、コンテンツ供給装置からストレージデバイスを介し印字ラベル作成装置にコンテンツを導入するとき、当該印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツのみを(あるいは好適なコンテンツを優先的に)導入することができる。そのために、本願第8発明では、第1選抜処理及び第2選抜処理の少なくとも一方が実行される。
すなわち、第1選抜処理は、コンテンツ供給装置により実行されるコンテンツ書き込み手順において、コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された複数種類のコンテンツの中から、ストレージデバイスに記憶されている上記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜する処理である。これにより、コンテンツ供給装置からストレージデバイスがコンテンツを取得する時点で、印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツに絞り込んだ又は優先した態様(言い換えれば不要なコンテンツを排除又は非優先とした態様)で、コンテンツの上記取得が行われる。
一方、第2選抜処理は、印字ラベル作成装置により実行されるコンテンツ取得手順において、この時点でコンテンツ供給装置からストレージデバイスに書き込まれ記憶済みの複数種類のコンテンツの中から、上記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜する処理である。これにより、ストレージデバイスから印字ラベル作成装置がコンテンツを取得する時点で、当該印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツに絞り込んだ又は優先した態様(言い換えれば不要なコンテンツを排除又は非優先とした態様)で、コンテンツの上記取得が行われる。
以上のようにして、本願発明では、印字ラベル作成装置にとって好適なコンテンツのみを(あるいは好適なコンテンツを優先的に)、当該印字ラベル作成装置に導入することができる。この結果、印字ラベル作成装置内におけるコンテンツ記憶容量が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いコンテンツを確実に印字ラベル作成装置へ導入して使用することができる。
また、印字ラベル作成装置とコンテンツ供給装置とを直接接続してコンテンツ送受を行う通常の手法では、操作者は、コンテンツ供給装置に記憶されている膨大なコンテンツの中から印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを手動操作で見つけ出して特定した後、その特定したコンテンツを印字ラベル作成装置へ取得させる操作を行う必要がある。これに対して本願第8発明では、上述の選抜材料情報の活用によって上述のような面倒な操作が不要となる結果、操作者にとっての操作労力を著しく低減し、利便性を向上することができる。
さらに、上述のようにして印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着して印字ラベル作成装置にコンテンツを導入した後、印字ラベルの作成を実行することで、上述の選抜材料情報を新たに更新することもできる。この場合、操作者は、上記印字ラベルの作成終了後に、上記更新された選抜材料情報を記憶したストレージデバイスを作成装置側着脱部から取り外す。これにより、上記更新された選抜材料情報を用いて、再び、上述のようにして、コンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へのコンテンツ送受の媒介を行うことができる。これを繰り返すことで、印字ラベル作成装置を使用する都度、その時点で印字ラベル作成装置に対し最適なコンテンツを、確実にコンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へと導入することもできる。
また上記目的を達成するために、本願発明のコンテンツ処理方法は、被印字媒体に印字を形成して印字ラベルを作成する第1印字ラベル作成装置に備えられた作成装置側着脱部に、不揮発性のストレージデバイスが装着されたか否かを判定する第1作成装置側判定手順と、第1作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該第1印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の第1選抜材料情報を書き込む、第1選抜情報書き込み手順と、前記第1選抜情報書き込み手順で前記第1選抜材料情報が書き込まれた前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部から取り外された後、被印字媒体に印字を形成して印字ラベルを作成する第2印字ラベル作成装置に備えられた作成装置側着脱部に、当該ストレージデバイスが装着されたか否かを判定する第2作成装置側判定手順と、第2作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該第2印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の第2選抜材料情報を書き込む、第2選抜情報書き込み手順と、前記第1選抜情報書き込み手順で前記第1選抜材料情報が書き込まれた前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部から取り外された後、前記第1印字ラベル作成装置において前記第1選抜材料情報の内容を少なくとも一部変更して第3選抜材料情報とする選抜情報更新手順と、前記第1及び第2選抜情報書き込み手順で書き込まれた前記第1及び第2選抜材料情報を記憶した前記ストレージデバイスが、コンテンツ供給装置に備えられた供給装置側着脱部に装着されたか否かを判定する供給装置側判定手順と、前記供給装置側判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、前記コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツのうち、前記ストレージデバイスから取得された前記第1及び前記第2選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜して、前記供給装置側着脱部に装着された状態の前記ストレージデバイスに書き込む、コンテンツ書き込み手順と、前記コンテンツ書き込み手順で書き込まれた前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第3作成装置側判定手順と、前記第3作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶されたコンテンツのうち、前記第2選抜材料情報に対応したコンテンツを取得する第1コンテンツ取得手順と、前記第1コンテンツ取得手順での前記コンテンツの取得が完了した後に前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部から取り外された前記ストレージデバイスが、前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第4作成装置側判定手順と、前記第4作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、前記第2選抜材料情報に対応して当該ストレージデバイスに記憶されたコンテンツに前記第3選抜材料情報に対応したコンテンツが含まれていた場合は、当該第3選抜材料情報に対応したコンテンツを取得する第2コンテンツ取得手順と、を有し、前記第1選抜材料情報及び前記第3選抜材料情報は、当該第1印字ラベル作成装置の機種、当該第1印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該第1印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該第1印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含み、前記第2選抜材料情報は、当該第2印字ラベル作成装置の機種、当該第2印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該第2印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該第2印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含むことを特徴とする。
本願発明においては、印字ラベルを作成する第1及び第2印字ラベル作成装置のそれぞれに、不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な着脱部(作成装置側着脱部)が設けられている。本願発明においては、まず、第1作成装置側判定手順で、第1印字ラベル作成装置の上記作成装置側着脱部に、上記ストレージデバイスが装着されたか否かが判定される。判定が満たされると、その後の第1選抜情報書き込み手順で、装着された状態のストレージデバイスに対し、当該第1印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを選抜するための固有の第1選抜材料情報が書き込まれる。
このように第1選抜材料情報が書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスを第1印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部から取り外し、第2印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着する。これにより、第2作成装置側判定手順での、第2印字ラベル作成装置の上記作成装置側着脱部に上記ストレージデバイスが装着されたか否かの判定が満たされる。この結果、その後の第2選抜情報書き込み手順で、装着された状態のストレージデバイスに対し、当該第2印字ラベル作成装置に好適なコンテンツを選抜するための固有の第2選抜材料情報が書き込まれる。
このようにして第1及び第2選抜材料情報が書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスを第2印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部から取り外し、コンテンツ供給装置の供給装置側着脱部に装着する。コンテンツ供給装置の記憶手段には、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツが記憶されている。上記のようにして供給装置側着脱部にストレージデバイスが装着されると、供給装置側判定手順での供給装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされる。この結果、コンテンツ書き込み手順で、上記のようにコンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された複数種類のコンテンツのうち、上記第1及び第2選抜材料情報に対応したコンテンツが、供給装置側着脱部に装着されたストレージデバイスに書き込まれる。
このようにしてコンテンツが書き込まれた後、操作者は、ストレージデバイスをコンテンツ供給装置の供給装置側着脱部から取り外し、再び第2印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着する。これにより、第3装置側判定手順での作成装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされ、第1コンテンツ取得手順で、上記のようにストレージデバイスに書き込まれ記憶されている第2選抜材料情報に対応したコンテンツが、第2印字ラベル作成装置側に取得される。
ここで、前述のように、第1印字ラベル作成装置において、作成装置側着脱部に装着されたストレージデバイスに第1選抜材料情報が書き込まれて取り外された後に実行された、印字ラベル作成装置の作成履歴や操作者の適宜の操作により、第1印字ラベル作成装置に固有の上記第1選抜材料情報の内容が変更される場合がある。本願発明においては、このような場合に対応して、第1印字ラベル作成装置が実行する選抜情報更新手順で、上記第1選抜材料情報の内容を少なくとも一部変更して第3選抜材料情報を生成する。
そして、上述のようにしてコンテンツが第2印字ラベル作成装置で取得された後、操作者がストレージデバイスを第2印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部から取り外し、再び第1印字ラベル作成装置の作成装置側着脱部に装着する。これにより、第4作成装置側判定手順での作成装置側着脱部へのストレージデバイスの装着に関する判定が満たされる。
このとき、上述のように、第1印字ラベル作成装置では、第1選抜材料情報が更新されて第3選抜材料情報となっている。その一方で、作成装置側着脱部に装着されたストレージデバイスには、上記第2選抜材料情報と更新前の上記第1選抜材料情報とに対応したコンテンツが記憶されている。ここで、例えば第1印字ラベル作成装置と第2印字ラベル作成装置とが同一又は類似の機種であったり、それら第1及び第2印字ラベル作成装置の操作者が共通である場合がある。このような場合には、第3選抜材料情報に対応したコンテンツと第1選抜材料情報に対応したコンテンツとが互いに異なるものであったとしても、第2選抜材料情報に対応したコンテンツの中に、たまたま第3選抜材料情報に対応したコンテンツが含まれる場合がある。
そこで、本願発明では、上記に対応して、第2コンテンツ取得手順で、上記のようにストレージデバイスに書き込まれ記憶されている、(第2選抜材料情報に対応しているとともに)第3選抜材料情報に対応したコンテンツを、第1印字ラベル作成装置側で取得する。このようにして、第1印字ラベル作成装置でストレージデバイスに第1選抜材料情報を書き込んだ後に、当該第1選抜材料情報の内容が更新された場合であっても、その更新後の第1選抜材料情報(=第3選抜材料情報)に対応したコンテンツが第1印字ラベル作成装置で取得される。すなわち、第1印字ラベル作成装置の最新の状態に好適なコンテンツを導入することができるので、さらに利便性を向上することができる。
本発明によれば、コンテンツ供給装置から印字ラベル作成装置へのコンテンツ取得時における操作者の操作労力負担を軽減し、利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態の印字ラベル作成装置を備える、コンテンツ処理システムの概略を表すシステム構成図である。 操作端末とコンテンツサーバの各部詳細機能を表す機能ブロック図である。 操作端末とラベルプリンタの各部詳細機能を表す機能ブロック図である。 操作端末とラベルプリンタとを接続してテンプレート取得を行う比較例を表す説明図である。 操作端末からそれらラベルプリンタへテンプレート取得が行われるときの流れを表すシーケンス図である。 使用実績を本体情報として書き込む変形例における、操作端末からラベルプリンタへテンプレート取得が行われるときの流れを表すシーケンス図である。 シリアル番号の異なる同一機種の2つのラベルプリンタを用いる変形例における、操作端末からそれらラベルプリンタへテンプレート取得が行われるときの流れを表すシーケンス図である。 シリアル番号の異なる同一機種の2つのラベルプリンタを用いる別の変形例における、操作端末からそれらラベルプリンタへテンプレート取得が行われるときの流れを表すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<システム概略構成>
本実施形態の印字ラベル作成装置を備えた、コンテンツ処理システム全体の構成を図1及び図2により説明する。図1において、コンテンツ処理システム1は、コンテンツサーバSV(ウェブサーバ)と、例えば汎用パーソナルコンピュータで構成される操作端末2(コンテンツ供給装置)と、印字ラベルLを作成する複数機種のラベルプリンタ3,3′(印字ラベル作成装置)と、を有している。そして、コンテンツサーバSV及び操作端末2は、ネットワークNWを介して互いに接続されている。
本実施形態においては、ラベルプリンタ3,3′に、例えばSDカードやUSBメモリ等からなる不揮発性の携帯可能なメモリカード30(ストレージデバイス;メモリ着脱具)を着脱可能なカード着脱部208(後述の図3参照)が設けられている。また、操作端末2にも、ラベルプリンタ3,3′と同様に上記メモリカード30を着脱可能なカード着脱部16(後述の図2、図3参照)が設けられている。そして、後述するように、操作者は、メモリカード30を媒体として用いることで、印字ラベルLの作成のために使用されるテンプレートを供給可能な操作端末2と複数のラベルプリンタ3,3′との間で、各種の情報や上記テンプレートの送受を行うことができる。
ラベルプリンタ3,3′は、メモリカード30を媒体として用いることで操作端末2との間で各種の情報や上記テンプレートを送受し、ラベルプリンタ3,3′での操作者の操作に基づき、所望の文字や図形などの印字を備えた印字ラベルLを作成する。図1では、コンテンツサーバSVにネットワークNWを介して接続されている操作端末2と、この例では相対的に幅が狭い印字ラベルLを作成するラベルプリンタ3と、この例では相対的に幅が広い印字ラベルLを作成するラベルプリンタ3′とのそれぞれが、1つのメモリカード30を媒介として各種の情報や上記テンプレートを相互に送受可能となっている。
<操作端末とコンテンツサーバ>
次に、操作端末2及びコンテンツサーバSVの電気的構成を、図2を用いて説明する。
操作端末2は、図2に示すように、CPU12(演算手段)と、例えばRAMやROM等からなるメモリ13(記憶手段)と、操作者からの指示や情報が入力される操作部14(操作手段;図1も参照)と、各種情報やメッセージを表示する表示部17(表示手段;図1も参照)と、コンテンツサーバSVとの情報信号の授受の制御を行う通信制御部15と、上記メモリカード30を着脱可能な、例えばSDスロット等からなるカード着脱部16(供給装置側着脱部)と、を備えている。
メモリ13の上記ROMは、後述の図5、図6、図7、図8のシーケンスに示す各手順を操作端末2が実行するための本実施形態によるコンテンツ処理プログラムを記憶している。また、メモリ13には、コンテンツサーバSVから取得された互いに異なる複数種類のテンプレート(詳細は後述)等を読み取り可能に記憶するためのコンテンツ格納部13aを備えている。
コンテンツサーバSVは、図2に示すように、CPU120と、例えばRAMやROM等からなるメモリ130と、ネットワークNWを介して操作端末2との情報信号の授受の制御を行う通信制御部150と、大容量記憶装置160と、を備えている。大容量記憶装置160は例えばハードディスク装置から構成されており、例えば、印字ラベルLの作成に係わる、互いに異なる複数種類のテンプレート(詳細は後述)等を格納している。
CPU120及びCPU12は、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。コンテンツサーバSVのCPU120は、上記信号処理により、操作端末2との間で、ネットワークNWを通じて各種の指示信号・情報信号の送受を行う。
<ラベルプリンタ>
次に、ラベルプリンタ3,3′の電気的構成を、図3により説明する。ラベルプリンタ3,3′は、図3に示すように、テープ(被印字媒体。本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)203を巻回したテープロール204を着脱可能な(又はテープロール204を備えたカートリッジを着脱可能な)テープロールホルダ部210と、このテープロール204から繰り出されたテープ203に所望の印字を行う印字ヘッド205(印字手段)と、印字が終了したテープ203を所定の長さに切断して上記印字ラベルLとするカッタ207と、印字ヘッド205に対向して設けられ、制御回路202により制御されてテープロール204からのテープ203を搬送する搬送装置209(搬送手段)と、上記操作端末2の操作部14と同様、操作者からの指示や情報が入力される操作部206と、上記メモリカード30を着脱可能な、例えばSDスロット等からなるカード着脱部208(作成装置側着脱部)と、を有する。
<テンプレート>
本実施形態では、印字ラベルLに印字するテキストや図像等の印字オブジェクトを操作者がすべてマニュアルで設定する煩雑さを回避するために、複数の印字オブジェクト配置枠が所定の態様で割り付けられた、いわゆるテンプレートが複数種類用意されている。そして、コンテンツサーバSVの大容量記憶装置160には、例えば予め作成されアップロードされた、複数種類の上記テンプレート(後述の図5、図6、図7、図8等参照)が記憶されている。各テンプレートは、例えば操作端末2の操作部14における適宜の操作者の操作により、コンテンツサーバSVの大容量記憶装置160から読み出されてダウンロードされ、ネットワークNWを介し、操作端末2のメモリ13におけるコンテンツ格納部13aへインストールされる。
このとき、ラベルプリンタ3,3′の制御回路202にはメモリ202Aが備えられており(図3参照)、各ラベルプリンタ3又はラベルプリンタ3′で使用されるテンプレートは、例えばこのメモリ202Aに記憶される。また、このメモリ202Aには、必要に応じ、ラベルプリンタ3,3′によって印字ラベルLが作成された際の作成作業情報(印刷回数やそのときに使用されたテンプレートカテゴリ等)、及び、ラベル属性情報(テープ203すなわち印字ラベルLのテープ幅、文字色、テープ色、等別の印刷回数、等)の履歴が使用実績として記憶されている。なお、この使用実績(履歴)の記憶は、カード着脱部208にメモリカード30が装着されているか否かに関係なく、ラベルプリンタ3,3′の使用に応じて随時内容が更新(変更)される(後述の図8のステップMS10も参照)。
なお、上記ラベル属性情報については、各属性それぞれに対応した図示しないセンサで直接検出してもよいし、上記テープロールホルダ部210に設けたセンサにより装着されたテープロール204(又は上記カートリッジ)の種類を検出することで、間接的に取得するようにしてもよい。
<本実施形態の特徴>
本実施形態の特徴は、上記のようにしてコンテンツサーバSVから複数種類のテンプレートを取得済みの操作端末2から、メモリカード30がテンプレートを取得して記憶し、さらにそのメモリカード30からラベルプリンタ3,3′がテンプレートを取得する、テンプレート処理手法にある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<比較例>
まず、本実施形態の手法に対する比較例として、操作端末2とラベル作成装置3(又は3′)とを直接接続してテンプレートを取得する場合を説明する。
図4に示すように、この例では、ラベルプリンタ3が操作端末2に接続されている。この例では、ラベルプリンタ3へテンプレートを取得する場合には、操作端末2の上記表示部17に表示された機器表示ボックス17aにおいて、操作者が、当該ラベルプリンタ3の機種名(この例では「PT−2730」)を選択する。すると、コンテンツサーバSVから事前に操作端末2が取得しておいた全テンプレートの中から、当該機種名に対応したテンプレートが検索される(あるいは、操作端末2は事前にテンプレートを取得せず、この時点でコンテンツサーバSVにアクセスしてコンテンツサーバSV内で検索を行ってもよい)。そして、その検索結果が、操作端末2の表示部17の一覧ボックス17bに一覧表示される。
操作者は、上記のように一覧表示されたテンプレートの中から、自らがラベルプリンタ3へインストールしたい特定のテンプレートを選択する(図示の例では「Store」テンプレートが選択されている)。これにより、操作端末2から(又はコンテンツサーバSVから)、当該「Store」テンプレートがラベルプリンタ3へとインストールされる。ラベルプリンタ3′を接続した場合も同様である。
<比較例の問題点>
上記比較例のように、ラベルプリンタ3(又は3′)と操作端末2とを直接接続し、ラベルプリンタ3,3′の機種名を操作入力してテンプレートを検索し取得する場合、操作者は、上記一覧ボックス17bに一覧表示される多数のテンプレートの中から自らの意図する所望のテンプレートを手動操作で見つけ出して特定した後、その特定したテンプレートをラベルプリンタ3,3′へ取得させる操作をさらに行う必要がある。このような面倒な操作が必要となる結果、操作者の労力負担が大きくなり、操作者にとっては非常に不便である。
<実施形態の手法の概要>
そこで、本実施形態では、まず、操作端末2とラベルプリンタ3,3′との間を接続することなく、メモリカード30を媒介として上記テンプレートの授受を行う。その際、最初にラベルプリンタ3,3′側のほうからメモリカード30に各プリンタ固有の本体情報(後述)を書き込んでおくことにより、その本体情報を利用して操作端末2からメモリカード30へと取得されるテンプレートの種類が絞り込まれる。以下、そのような本実施形態の手法を詳細に説明する。
<本実施形態のテンプレート取得の流れ>
この例では、ラベルプリンタ3(図中、「ラベルプリンタ(1)」と略示。以下同様)及びラベルプリンタ3′(図中、「ラベルプリンタ(2)と略示。以下同様)の2つが存在する場合において、操作端末2からそれらラベルプリンタ3,3′へのテンプレート取得が行われるときの流れを、図5に示すシーケンス図を用いて説明する。図5において、図中上側から下側に向かって時系列変化するものとし、この時系列に関係するラベルプリンタ3、ラベルプリンタ3′、操作端末2の手順を図示してそれらの時系列の前後関係を説明する。
まず最初に、ラベルプリンタ3の上記制御回路202は、ステップMS1において、メモリカード30が上記カード着脱部208に装着されたか否かを判定する。メモリカード30がカード着脱部208に装着されない間は判定が満たされず(MS1:NO)ループ待機する。操作者がメモリカード30をカード着脱部208に装着すると判定が満たされ(MS1:YES)、ステップMS2に移る。このステップMS1が特許請求の範囲の装着判定手段として機能し、特許請求の範囲の第1判定手順に相当する。
その後、ステップMS2で、制御回路202は、上記カード着脱部208に装着されたメモリカード30に対し、ラベルプリンタ3に好適なテンプレートを選抜するための選抜材料情報として、固有の本体情報(以下適宜、「本体情報(1)」と称する。以下同様。この例ではラベルプリンタ3の機種名又はシリアル番号)を書き込む。なお、このステップMS2では、後述のステップMS5と同様、メモリカード30内にこの時点で既に記憶されているテンプレートが存在し、かつその中に上記本体情報(1)に対応したテンプレートが含まれている場合には、当該テンプレートを取得することもできる(詳細は後述のステップMS5を参照)。このステップMS2が特許請求の範囲の選抜情報書込手段として機能し、特許請求の範囲の選抜情報書込手順に相当する。
その後、ステップMS3で、制御回路202は、ステップMS2で本体情報が書き込まれたメモリカード30がカード着脱部208から取り外されたか否かを判定する。メモリカード30が取り外されるまで判定が満たされず(MS3:NO)ループ待機し、メモリカード30を操作者がカード着脱部208から取り外すと判定が満たされ(MS3:YES)、後述のステップMS4に移る。
一方、ラベルプリンタ3′の上記制御回路202は、ステップM′S1において、上記同様、メモリカード30が上記カード着脱部208に装着されたか否かを判定する。メモリカード30がカード着脱部208に装着されない間は判定が満たされず(M′S1:NO)ループ待機する。操作者が、上記のようにしてラベルプリンタ3のカード着脱部208から取り外したメモリカード30を、ラベルプリンタ3′のカード着脱部208に装着すると判定が満たされ(M′S1:YES)、ステップM′S2に移る。このステップM′S1も上記同様に特許請求の範囲の装着判定手段として機能し、特許請求の範囲の第1判定手順に相当している。
その後、ステップM′S2で、ラベルプリンタ3′の制御回路202は、上記カード着脱部208に装着されたメモリカード30に対し、ラベルプリンタ3′に好適なテンプレートを選抜するための選抜材料情報として、固有の本体情報(以下適宜、「本体情報(2)」と称する。この例ではラベルプリンタ3′の機種名又はシリアル番号)を書き込む。これにより、メモリカード30には、上記ラベルプリンタ3の本体情報とラベルプリンタ3′の本体情報との両方が記憶されたこととなる。なお、このステップM′S2でも、上記同様、メモリカード30内にこの時点で上記本体情報(2)に対応したテンプレートが含まれている場合には、当該テンプレートを取得することもできる。このステップM′S2も上記同様特許請求の範囲の選抜情報書込手段として機能し、特許請求の範囲の選抜情報書込手順に相当する。
その後、ステップM′S3で、ラベルプリンタ3′の制御回路202は、ステップM′S2で本体情報が書き込まれたメモリカード30がカード着脱部208から取り外されたか否かを判定する。メモリカード30が取り外されるまで判定が満たされず(M′S3:NO)ループ待機し、メモリカード30を操作者がカード着脱部208から取り外すと判定が満たされ(M′S3:YES)、後述のステップM′S4に移る。
一方、この時点で、操作端末2には、上記ラベルプリンタ3,3′に好適なラベルプリンタ3用テンプレート(図中、「プリンタ(1)用テンプレート」と略示する。以下同様)、ラベルプリンタ3′用テンプレート(図中、「プリンタ(2)用テンプレート」と略示する。以下同様)を含む、複数種類の互いに異なるテンプレートを、コンテンツサーバSVから定期的に取得し、上記コンテンツ格納部13aに格納済みである。この状態で、操作端末2のCPU12は、ステップCS1において、メモリカード30が上記カード着脱部16に装着されたか否かを判定する。メモリカード30がカード着脱部16に装着されない間は判定が満たされず(CS1:NO)ループ待機する。上記のようにして両ラベルプリンタ3,3′の本体情報(1)及び本体情報(2)が書き込まれたメモリカード30を、操作者がカード着脱部16に装着すると判定が満たされ(CS1:YES)、ステップCS2に移る。このステップCS1が特許請求の範囲の装着判定手順に相当し、特許請求の範囲の第2判定手順にも相当する。
ステップCS2では、操作端末2のCPU12は、カード着脱部16に装着されたメモリカード30から上記本体情報(1)及び本体情報(2)を取得する(特許請求の範囲の選抜情報取得手順に相当)。その後、上述のように既にコンテンツ格納部13aに記憶されている複数種類のテンプレートから、上記本体情報(1)及び本体情報(2)に対応する、上記ラベルプリンタ3用テンプレート、ラベルプリンタ3′用テンプレートそれぞれを選抜(特許請求の範囲の第1選抜処理に相当)してメモリカード30に書き込む(特許請求の範囲のコンテンツ書込手順及びコンテンツ書込手順に相当)。なお、操作端末2にコンテンツ格納部13aを設けない場合には、このステップCS2で、上記本体情報(1)及び本体情報(2)に対応する、上記ラベルプリンタ3用テンプレート、ラベルプリンタ3′用テンプレートそれぞれをコンテンツサーバSVから選抜(特許請求の範囲の第1選抜処理に相当)して取得し、メモリカード30に書き込む(特許請求の範囲のコンテンツ書込手順及びコンテンツ書込手順に相当)ようにしてもよい。この場合には、操作端末2とコンテンツサーバSVとが、特許請求の範囲記載のコンテンツ供給装置として機能し、コンテンツサーバSVの上記大容量記憶装置160が、特許請求の範囲記載の記憶手段として機能する。
その後、ステップCS3で、CPU12は、ステップCS2でラベルプリンタ3用テンプレート及びラベルプリンタ3′用テンプレートが書き込まれたメモリカード30がカード着脱部16から取り外されたか否かを判定する。メモリカード30が取り外されるまで判定が満たされず(CS3:NO)ループ待機し、メモリカード30を操作者がカード着脱部16から取り外すと判定が満たされ(CS3:YES)、操作端末2側の処理を終了する。
上述したように、このとき、ラベルプリンタ3′の上記制御回路202は、ステップM′S4に移り、メモリカード30が上記カード着脱部208に装着されたか否かを判定している。メモリカード30がカード着脱部208に装着されない間は判定が満たされず(M′S4:NO)ループ待機する。操作者が、上記のようにしてラベルプリンタ3用テンプレート及びラベルプリンタ3′用テンプレートが書き込まれ、操作端末2のカード着脱部16から取り外されたメモリカード30を、カード着脱部208に装着すると判定が満たされ(M′S4:YES)、ステップM′S5に移る。なおこのステップM′S4が特許請求の範囲の第3判定手順に相当する。
その後、ステップM′S5で、ラベルプリンタ3′の制御回路202は、ステップM′S4で上記カード着脱部208に装着されたメモリカード30から、当該メモリカード30に書き込まれて記憶されているテンプレートを取得する。このとき、制御回路202は、メモリカード30に記憶された複数種類のテンプレート(この例ではラベルプリンタ3用テンプレート及びラベルプリンタ3用テンプレート)のうち、自らの本体情報(すなわちこの例では本体情報(2))に対応したラベルプリンタ3′用テンプレートのみを選抜(特許請求の範囲の第2選抜処理に相当)して、取得する。すなわち、他のラベルプリンタ3に対応するテンプレートは無視して自らに好適なテンプレートのみを取得する(一種のテンプレート振り分け機能)。なお、このステップM′S5では、上述のステップMS2やステップM′S2と同様、ラベルプリンタ3′の本体情報(2)を、メモリカード30に書き込むこともできる。なお、このステップM′S5が特許請求の範囲のコンテンツ取得手段として機能し、特許請求の範囲のコンテンツ取得手順に相当する。
その後、ステップM′S6で、ラベルプリンタ3′の制御回路202は、上記ステップM′S5でラベルプリンタ3′用テンプレートを取得したメモリカード30が、カード着脱部208から取り外されたか否かを判定する。メモリカード30が取り外されるまで判定が満たされず(M′S6:NO)ループ待機し、メモリカード30を操作者がカード着脱部208から取り外すと判定が満たされ(M′S6:YES)、ラベルプリンタ3′側での処理を終了する。
上述したように、このとき、ラベルプリンタ3の上記制御回路202は、ステップMS4に移り、メモリカード30が上記カード着脱部208に装着されたか否かを判定している。メモリカード30がカード着脱部208に装着されない間は判定が満たされず(MS4:NO)ループ待機する。操作者が、上記のようにラベルプリンタ3用テンプレート及びラベルプリンタ3′用テンプレートを記憶しつつラベルプリンタ3′のカード着脱部208から取り外されたメモリカード30を、カード着脱部208に装着すると、判定が満たされ(MS4:YES)、ステップMS5に移る。なお、このステップMS4も、特許請求の範囲の第3判定手順に相当する。
その後、ステップMS5で、ラベルプリンタ3の制御回路202は、ステップMS4で上記カード着脱部208に装着されたメモリカード30から、当該メモリカード30が記憶しているテンプレートを取得する。このとき、上記同様、制御回路202は、メモリカード30に記憶された複数種類のテンプレート(この例ではラベルプリンタ3用テンプレート及びラベルプリンタ3用テンプレート)のうち、自らの本体情報(すなわちこの例では本体情報(1))に対応したラベルプリンタ3用テンプレートのみを選抜(特許請求の範囲の第2選抜処理に相当)して取得する。すなわち、上記同様、他のラベルプリンタ3′に対応するテンプレートは無視して自らに好適なテンプレート取得する(上記同様、一種のテンプレート振り分け機能)。なお、このステップMS5でも、上述のステップMS2やステップM′S2と同様、ラベルプリンタ3の本体情報(1)を、メモリカード30に書き込むこともできる。このステップMS5が特許請求の範囲のコンテンツ取得手段として機能し、特許請求の範囲のコンテンツ取得手順に相当する。
その後、ステップMS6で、ラベルプリンタ3の制御回路202は、上記ステップMS5でラベルプリンタ3用テンプレートを取得したメモリカード30が、カード着脱部208から取り外されたか否かを判定する。メモリカード30が取り外されるまで判定が満たされず(MS6:NO)ループ待機し、メモリカード30を操作者がカード着脱部208から取り外すと判定が満たされ(MS6:YES)、ラベルプリンタ3側での処理を終了する。すなわち、このシーケンス図での処理はすべて終了される。
以上説明したように、本実施形態のラベルプリンタ3及びラベルプリンタ3′においては、メモリカード30を媒体として用いることで、操作端末2との間で有線・無線による各種接続を行わなくても、それらの間におけるテンプレートの送受を手軽に行うことができる。その際、操作端末2との間でテンプレートの媒介を行うとき、メモリカード30に、ラベルプリンタ3,3′から当該ラベルプリンタ3,3′に固有の本体情報(1)及び本体情報(2)が書き込まれる。そして、これら本体情報(1)(2)を活用することで、操作端末2からのテンプレートをメモリカード30を介してラベルプリンタ3,3′に導入するとき、当該ラベルプリンタ3,3′にとって好適なテンプレートのみを導入することができる。そして、ラベルプリンタ3及びラベルプリンタ3′は、操作端末2からメモリカード30に書き込まれ記憶済みの複数種類のテンプレートの中から、上記本体情報(1)又は本体情報(2)に対応するテンプレートを選抜しつつ取得を行う。これにより、ラベルプリンタ3,3′にとって好適なテンプレートに絞り込んだ又は優先した態様、言い換えれば不要なテンプレートを排除した態様で、テンプレートの取得が行われる。
この結果、ラベルプリンタ3,3′におけるテンプレート記憶容量(上記メモリ202Aの容量)が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いテンプレートを確実にラベルプリンタ3,3′へ導入して使用することができる。また、本実施形態では、上述の本体情報(1)(2)の活用によって上述のような面倒な操作が不要となる結果、操作者にとっての操作労力を著しく低減し、利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、本体情報として、ラベルプリンタ3,3′の機種やシリアル番号を、メモリカード30に対して書き込む。これにより、当該ラベルプリンタ3,3′の仕様・性能や固有の使用履歴に合致しないテンプレートを排除してテンプレートの取得を行い、使用することができる。
また、本実施形態では特に、操作端末2がウェブサーバであるコンテンツサーバSVに接続されていることにより、ウェブ(いわゆるクラウドを含む)上に格納されているテンプレートを、操作端末2及びメモリカード30を介し、ラベルプリンタ3及びラベルプリンタ3′が取得することができる。
また、本実施形態の操作端末2では、ステップCS2において、操作端末2のメモリ13のコンテンツ格納部13aに記憶された複数種類のテンプレートの中から、メモリカード30に記憶されている本体情報(上記の例では本体情報(1)(2))に対応するテンプレートを選抜しつつ、書き込みが行われる。これにより、操作端末2からメモリカード30がテンプレートを取得する時点で、ラベルプリンタ3及びラベルプリンタ3′にとって好適なラベルプリンタ3用テンプレート及びラベルプリンタ3′に絞り込んだ態様(言い換えれば不要なテンプレートを排除した態様)で、テンプレートの取得が行われる。これによっても、前述したように、ラベルプリンタ3,3′内におけるテンプレート記憶容量が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いテンプレートを確実にラベルプリンタ3,3′へ導入して使用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について説明する。
(1)使用実績を本体情報として書き込む場合
上記実施形態では、各プリンタ固有の本体情報(選抜材料情報)として、ラベルプリンタ3の機種名又はシリアル番号を使用したが、これに限られず、他の情報を用いてもよい。以下、そのような本変形例を図6を用いて説明する。
<本変形例のテンプレート取得の流れ>
本変形例では、1つのラベルプリンタ3(図中、「ラベルプリンタ(1)」と略示。以下同様)が存在する場合において、操作端末2からラベルプリンタ3へのテンプレート取得が行われるときの流れを、図6に示すシーケンス図を用いて説明する。図6において、上記図5と同様、図中上側から下側に向かって時系列変化するものとし、この時系列に関係するラベルプリンタ3、操作端末2の手順を図示してそれらの時系列の前後関係を説明する。上記実施形態の上記図5と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図6において、本変形例では、ステップMS1でラベルプリンタ3のカード着脱部208への装着が確認されたメモリカード30に対し、ステップMS2において、例えば上記メモリ部202Aに記憶されていた「機種名」「シリアル番号」「印刷回数」「使用実績」を含む本体情報(1)が、メモリカード30に書き込まれる。なお、このステップMS2で、前述したように、メモリカード30内にこの時点で既に記憶されているテンプレートが存在し、かつその中に上記本体情報(1)に対応したテンプレートが含まれている場合には、当該テンプレートを取得することもできる。
上記「使用実績」は、さらに詳細には、「テンプレートカテゴリ」使用実績と、ラベル属性を表す「テープ幅」使用実績、「リボン文字色」使用実績、「テープ色」使用実績、等の各種の使用実績(使用履歴)を含んでいる。例えば「テンプレートカテゴリ」使用実績には、「オーディオ」カテゴリが1000回、「乗り物」カテゴリが100回、「フラワー」カテゴリが5回、・・等が含まれている。すなわち、全カテゴリのうち、これら「オーディオ」「乗り物」「フラワー」カテゴリが、使用頻度からみて上位3つのカテゴリとなる。
上記のように「機種名」「使用実績」等を含む本体情報(1)が書き込まれたメモリカード30が、操作者によってラベルプリンタ3のカード着脱部208から取り外された後、操作端末2のカード着脱部16に装着されると、上記同様、操作端末2のCPU12の実行するステップCS1の判定が満たされ、ステップCS2に移る。
本変形例では、ステップCS2では、操作端末2のCPU12は、カード着脱部16に装着されたメモリカード30から上記「機種名」「使用実績」等を含む本体情報(1)を取得する(特許請求の範囲の選抜情報取得手順に相当)。その後、上述のように既にコンテンツ格納部13aに記憶されている複数種類のテンプレートから、上記本体情報(1)に対応し上記ラベルプリンタ3用テンプレートを選抜(特許請求の範囲の第1選抜処理に相当)して書き込む(特許請求の範囲のコンテンツ書込手順及びコンテンツ書込手順に相当)。このとき、上記ラベルプリンタ3用テンプレートには、全カテゴリ(上記「オーディオ」「乗り物」「フラワー」カテゴリの上位3つ以外も含む)が含まれている。なお、このステップCS2で、上記のように全カテゴリを書き込まず、「オーディオ」「乗り物」「フラワー」という使用実績が上位3つのカテゴリのテンプレートのみを選抜(この場合も特許請求の範囲の第1選抜処理の別の例に相当)して書き込んでもよい。
その後、操作者が、上記のようにして全カテゴリのラベルプリンタ3用テンプレートが書き込まれたメモリカード30をラベルプリンタ3のカード着脱部208に装着すると、上記同様、ステップMS4の判定が満たされ(MS4:YES)、ステップMS5に移る。
ステップMS5では、ラベルプリンタ3の制御回路202は、メモリカード30に記憶された複数種類のテンプレート(この例では全カテゴリのラベルプリンタ3用テンプレート)のうち、自らの本体情報(すなわちこの例では本体情報(1))に対応したテンプレートのみを選抜(特許請求の範囲の第2選抜処理に相当)して、取得する。この例では、前述した使用頻度が最も高いカテゴリ「オーディオ」のテンプレートのみを選抜(一種のテンプレート絞り込み機能)し取得する。なお、このステップMS5では、上述のステップMS2と同様、この時点での最新のラベルプリンタ3の本体情報(1)を、メモリカード30に書き込むこともできる。
以上のような本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、本実施形態のラベルプリンタ3においては、操作端末2との間でテンプレートの媒介を行うとき、メモリカード30に、ラベルプリンタ3に固有の本体情報(1)が書き込まれる。そして、これら本体情報(1)を活用することで、操作端末2からのテンプレートをメモリカード30を介してラベルプリンタ3に導入するとき、当該ラベルプリンタ3にとって好適なテンプレート(この例では使用頻度が最も高い「オーディオ」カテゴリのテンプレート)を優先的に導入することができる。これにより、ラベルプリンタ3にとって好適なテンプレートに優先した態様、言い換えれば不要なテンプレートを非優先とした態様で、テンプレートの取得を行うことができる。この結果、前述と同様、ラベルプリンタ3におけるテンプレート記憶容量(上記メモリ202Aの容量)が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いテンプレートを確実にラベルプリンタ3へ導入して使用することができる。
また、本実施形態では特に、本体情報として、ラベルプリンタ3での印字ラベルLの作成履歴における作成作業情報(この例では、テンプレートカテゴリ別の使用実績)をメモリカード30に対して書き込んで使用する。これにより、上述したように、当該ラベルプリンタ3における過去の使用実績から見て操作者が使用する可能性が高いテンプレートのみを確実に導入し、使用することができる。なお、上記テンプレートカテゴリ別の使用実績に代えて、上記本体情報(1)に含まれるラベル属性情報(テープ203すなわち印字ラベルLのテープ幅、文字色、テープ色、等別の印刷回数、等)を用いてもよい。この場合、操作端末2のCPU12が実行する上記CS2において、上記テープ幅、文字色、テープ色等の使用実績が上位であるものに対応するテンプレートのみを選抜(特許請求の範囲の第1選抜処理に相当)して書き込むようにしてもよいし、ラベルプリンタ3の制御回路202が実行するステップMS5において、テープ幅、文字色、テープ色等の使用実績が上位であるものに対応するテンプレートのみを選抜し取得(特許請求の範囲の第2選抜処理に相当)するようにしてもよい。以上の場合も、ラベルプリンタ3における過去の使用実績から見て操作者が使用する可能性が高いテンプレートのみを確実に導入し、使用することができる。
なお、本変形例では、上述のようにしてラベルプリンタ3のカード着脱部208にメモリカード30を装着してラベルプリンタ3にテンプレートを導入した後、さらに印字ラベルLの作成を実行することで、上述の本体情報(1)を新たに更新することもできる。すなわち、印字ラベルLがその後新たに作成される都度、上記本体情報(1)に含まれる上記ラベル属性情報(テープ203すなわち印字ラベルLのテープ幅、文字色、テープ色、等別の印刷回数、等)や作成作業情報(ラベル印刷回数やテンプレートカテゴリ別の使用実績等)は、新たに更新されることとなる。この場合、操作者は、その印字ラベルLの作成終了後に、上記更新された本体情報を記憶したメモリカード30をカード着脱部208から取り外すことで、上記更新された本体情報を用いて、再び、上述のようにして、操作端末2からラベルプリンタ3,3′へのテンプレート送受の媒介を行うことができる。これを繰り返すことで、ラベルプリンタ3,3′を使用する都度、その時点でラベルプリンタ3,3′に対し最適なテンプレートを、確実に操作端末2からラベルプリンタ3,3′へと導入することもできる。
(2)シリアル番号の異なる同一機種の2つのラベルプリンタを用いる場合
上記実施形態では、互いに異なる機種である2つのラベルプリンタ3,3′に対してテンプレートを導入する場合を例にとって説明したが、これに限られず、同一機種の2つのラベルプリンタへのテンプレートの導入に適用してもよい。以下、そのような本変形例を図7を用いて説明する。
<本変形例のテンプレート取得の流れ>
本変形例では、同一機種で互いにシリアル番号が異なる2つのラベルプリンタ3,3が存在する場合において、操作端末2からそれらラベルプリンタ3,3へのテンプレート取得が行われるときの流れを、図7に示すシーケンス図を用いて説明する。なお、2つのラベルプリンタ3,3のうち図中左側に示すものを説明の便宜上以下「ラベルプリンタ3a」と称し、図中「ラベルプリンタ(1)a」と略示する。また2つのラベルプリンタ3,3のうち図中右側に示すものを説明の便宜上以下「ラベルプリンタ3b」と称し、図中「ラベルプリンタ(1)b」と略示する。そして、上記同様、図中上側から下側に向かって時系列変化するものとし、この時系列に関係するラベルプリンタ3a,3b、操作端末2の手順を図示してそれらの時系列の前後関係を説明する。上記実施形態の上記図5及び(1)の変形例の上記図6と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図7において、本変形例では、まず、ラベルプリンタ3aの制御回路202が実行するステップMS2において、ステップMS1でカード着脱部208への装着が確認されたメモリカード30に対し、例えば上記メモリ202Aに記憶されていた本体情報(1)aが、メモリカード30に書き込まれる。本体情報(1)aは、機種名(この例では「PT−H3000」)、シリアル番号(この例では「00001」)、印刷回数(この例では「1105回」)、使用実績(この例では、「オーディオ」カテゴリ1000回、「乗り物」カテゴリ100回、「フラワー」カテゴリが5回、・・)、等を含んでいる。すなわち、ラベルプリンタ3aについては、全カテゴリのうち、これら「オーディオ」「乗り物」カテゴリが、使用頻度からみてこの順序で上位2つのカテゴリとなる。なお、上述したように、このステップMS2で、メモリカード30内に、この時点で上記本体情報(1)aに対応したテンプレートが含まれている場合には、当該テンプレートを取得することもできる。
その後、上記本体情報(1)が書き込まれたメモリカード30を、操作者がラベルプリンタ3aのカード着脱部208から取り外してラベルプリンタ3bのカード着脱部208に装着すると、ラベルプリンタ3bの制御回路202が実行するステップMS2において、例えば上記メモリ202Aに記憶されていた本体情報(1)bが、メモリカード30に書き込まれる。本体情報(1)bは、機種名(この例では「PT−H3000」)、シリアル番号(この例では「00002」)、印刷回数(この例では「105回」)、使用実績(この例では、「オーディオ」カテゴリ80回、「フラワー」カテゴリが20回、「乗り物」カテゴリ5回、・・)、等を含んでいる。すなわち、ラベルプリンタ3bについては、全カテゴリのうち、これら「オーディオ」「フラワー」カテゴリが、使用頻度からみてこの順序で上位2つのカテゴリとなる。上述と同様、このステップMS2で、メモリカード30内に、この時点で上記本体情報(1)bに対応したテンプレートが含まれている場合には、当該テンプレートを取得することもできる。
上記のようにラベルプリンタ3aで本体情報(1)aが書き込まれ、ラベルプリンタ3bで本体情報(1)bが書き込まれたメモリカード30が、操作者によってラベルプリンタ3bのカード着脱部208から取り外された後、操作端末2のカード着脱部16に装着されると、上記同様、操作端末2のCPU12の実行するステップCS1の判定が満たされ、ステップCS2に移る。
本変形例では、ステップCS2では、操作端末2のCPU12は、カード着脱部16に装着されたメモリカード30から上記本体情報(1)aと本体情報(1)bとを取得する(特許請求の範囲の選抜情報取得手順に相当)。その後、上述のように既にコンテンツ格納部13aに記憶されている複数種類のテンプレートから、上記本体情報(1)a及び本体情報(1)bに対応したラベルプリンタ3a,3b用のテンプレートを選抜(特許請求の範囲の第1選抜処理に相当)して書き込む(特許請求の範囲のコンテンツ書込手順及びコンテンツ書込手順に相当)。このとき、上記ラベルプリンタ3用テンプレートには、全カテゴリ(上記「オーディオ」「乗り物」「フラワー」カテゴリ以外も含む)が含まれている。なお、このステップCS2で、上記のように全カテゴリを書き込まず、本体情報(1)aにおける「オーディオ」「乗り物」という使用実績が上位2つのカテゴリと、本体情報(1)bにおける「オーディオ」「フラワー」という使用実績が上位2つのカテゴリと、の両方を満たす「オーディオ」「乗り物」「フラワー」のテンプレートのみを選抜(この場合も特許請求の範囲の第1選抜処理の別の例に相当)して書き込んでもよい。
その後、操作者が、上記のようにして全カテゴリのラベルプリンタ3用テンプレートが書き込まれたメモリカード30をラベルプリンタ3bのカード着脱部208に装着すると、上記同様、ラベルプリンタ3bの制御回路202が実行するステップMS4の判定が満たされ(MS4:YES)、ステップMS5に移る。
ステップMS5では、ラベルプリンタ3bの制御回路202は、メモリカード30に記憶された複数種類のテンプレート(この例では全カテゴリのラベルプリンタ3用テンプレート、若しくは、「オーディオ」「乗り物」「フラワー」の3つのカテゴリのテンプレート)のうち、自らの本体情報(すなわちこの例では本体情報(1)b)に対応したテンプレートのみを選抜(特許請求の範囲の第2選抜処理に相当)して、取得する。この例では、前述した使用頻度が高い順に2つのカテゴリ「オーディオ」「フラワー」のテンプレートのみを選抜(一種のテンプレート絞り込み機能であり、後述するラベルプリンタ3aとの対比で考えると一種のテンプレート振り分け機能でもある)し取得する。なお、このステップMS5で、この時点での最新のラベルプリンタ3bの本体情報(1)bを、メモリカード30に書き込むこともできる。
その後、操作者が、ラベルプリンタ3bのカード着脱部208からメモリカード30を取り外し、ラベルプリンタ3aのカード着脱部208に装着すると、上記同様、ラベルプリンタ3aの制御回路202が実行するステップMS4の判定が満たされ(MS4:YES)、ステップMS5に移る。
ステップMS5では、ラベルプリンタ3aの制御回路202は、メモリカード30に記憶された複数種類のテンプレート(この例では全カテゴリのラベルプリンタ3用テンプレート、若しくは、「オーディオ」「乗り物」「フラワー」の3つのカテゴリのテンプレート)のうち、自らの本体情報(すなわちこの例では本体情報(1)a)に対応したテンプレートのみを選抜(特許請求の範囲の第2選抜処理に相当)して、取得する。この例では、前述した使用頻度が高い順に2つのカテゴリ「オーディオ」「乗り物」のテンプレートのみを選抜(一種のテンプレート絞り込み機能であり、前述のラベルプリンタ3bとの対比で考えると一種のテンプレート振り分け機能でもある)し取得する。なお、このステップMS5で、この時点での最新のラベルプリンタ3aの本体情報(1)aを、メモリカード30に書き込むこともできる。
以上のような本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、本実施形態のラベルプリンタ3a,3bにおいては、操作端末2との間でテンプレートの媒介を行うとき、メモリカード30に、ラベルプリンタ3に固有の本体情報(1)a又は(1)bが書き込まれる。そして、これら本体情報(1)a及び(1)bを活用することで、操作端末2からのテンプレートをメモリカード30を介してラベルプリンタ3a,3bに導入するとき、当該ラベルプリンタ3a,3bにとって好適なテンプレート(ラベルプリンタ3aでは使用頻度が高い上位2つの「オーディオ」「乗り物」カテゴリのテンプレート、ラベルプリンタ3bでは使用頻度が高い上位2つの「オーディオ」「フラワー物」カテゴリのテンプレート)を優先的に導入することができる。これにより、ラベルプリンタ3a,3bにとって好適なテンプレートに優先した態様、言い換えれば不要なテンプレートを非優先とした態様で、テンプレートの取得を行うことができる。この結果、前述と同様、ラベルプリンタ3a,3bにおけるテンプレート記憶容量(上記メモリ202Aの容量)が少ない場合であっても、操作者が使用する可能性が高いテンプレートを確実にラベルプリンタ3a,3bへ導入して使用することができる。
なお、本変形例においても、上記(1)の変形例と同様、上述のようにしてラベルプリンタ3a,3bのカード着脱部208にメモリカード30を装着してラベルプリンタ3a,3bにテンプレートを導入した後、さらに印字ラベルLの作成を実行することで、上述の本体情報(1)aや(1)bを新たに更新し、同様の効果を得ることができる。
(3)メモリカードの取り外し後に更新された本体情報に対応するテンプレートを取得する場合
<本変形例のテンプレート取得の流れ>
本変形例では、上記(2)の変形例と同様、同一機種で互いにシリアル番号が異なる2つのラベルプリンタ3,3が存在する場合を一例にとって、操作端末2からそれらラベルプリンタ3,3へのテンプレート取得が行われるときの流れを図8に示す。
図8に示すシーケンスでは、図7に示したシーケンスにおけるラベルプリンタ3a(第1印字ラベル作成装置に相当)の制御回路202が実行するステップMS3とステップMS4との間に、新たにステップMS10が設けられている。その他の手順は、処理内容は図7に示した各手順の処理と概ね同等であり、適宜説明を省略又は簡略化する。
すなわち、ラベルプリンタ3aの制御回路202が実行するステップMS2において、ステップMS1でカード着脱部208への装着が確認されたメモリカード30に対し、例えば上記メモリ202Aに記憶されていた本体情報(1)a(第1選抜材料情報に相当)が、メモリカード30に書き込まれる。本体情報(1)aは、この例では、機種名「PT−H3000」、シリアル番号「00001」、印刷回数「1100回」、使用実績(「オーディオ」カテゴリ1000回、及び、「乗り物」カテゴリ100回)を含んでいる。すなわち、ラベルプリンタ3aについては、これら「オーディオ」「乗り物」カテゴリが、この時点における使用頻度がこの順序で上位である2つのカテゴリである。なお、上記ステップMS1が特許請求の範囲の第1作成装置側判定手順に相当し、ステップMS2が第1選抜情報書き込み手順に相当する。
その後、図7と同様、上記本体情報(1)が書き込まれたメモリカード30がラベルプリンタ3b(第2印字ラベル作成装置に相当)のカード着脱部208に装着されると、ステップMS2において、上記同様、本体情報(1)b(第2選抜材料情報に相当)が、メモリカード30に書き込まれる。本体情報(1)bは、この例では、機種名「PT−H3000」、シリアル番号「00002」、印刷回数「100回」、使用実績(この例では、「オーディオ」カテゴリ80回、「フラワー」カテゴリが20回)を含んでいる。すなわち、ラベルプリンタ3bについては、これら「オーディオ」「フラワー」カテゴリが、使用頻度がこの順序で上位である2つのカテゴリである。なお、上記ステップMS1が特許請求の範囲の第2作成装置側判定手順に相当し、ステップMS2が第2選抜情報書き込み手順に相当する。
上述のように本体情報(1)a及び本体情報(1)bが書き込まれたメモリカード30が操作端末2のカード着脱部16に装着されると、上記同様、ステップCS1を経て、ステップCS2に移る。ステップCS2では、上記同様、メモリカード30から上記本体情報(1)a及び本体情報(1)bが取得された後、それらに対応したラベルプリンタ3a,3b用のテンプレートが選抜して書き込まれる。この例では、本体情報(1)aにおける「オーディオ」「乗り物」という使用実績が上位2つのカテゴリと、本体情報(1)bにおける「オーディオ」「フラワー」という使用実績が上位2つのカテゴリと、の両方を満たす「オーディオ」「乗り物」「フラワー」カテゴリのテンプレートのみが選抜されて書き込まれる。なお、上記ステップCS1が特許請求の範囲の供給装置側判定手順に相当し、ステップCS2がコンテンツ書き込み手順に相当する。
その後、図7と同様、上記「オーディオ」「乗り物」「フラワー」カテゴリのラベルプリンタ3用テンプレートが書き込まれたメモリカード30がラベルプリンタ3bのカード着脱部208に装着されると、上記同様、ステップMS4を経てステップMS5に移る。ステップMS5では、上記同様、ラベルプリンタ3bは、メモリカード30に記憶された「オーディオ」「乗り物」「フラワー」の3つのカテゴリのテンプレートのうち、自らの本体情報(すなわちこの例では本体情報(1)bに対応した2つのカテゴリ「オーディオ」「フラワー」のテンプレートのみを選抜し取得する。なお、上記ステップMS4が特許請求の範囲の第3作成装置側判定手順に相当し、ステップMS5が第1コンテンツ取得手順に相当する。
上記ステップMS5の後、操作者は、カード着脱部208からメモリカード30を取り外し、ラベルプリンタ3aのカード着脱部208に装着する。
このとき、本変形例では、前述のステップMS3で本体情報(1)aが書き込まれた後にメモリカード30がカード着脱部208から取り外された後、ラベルプリンタ3aで印字ラベルLの作成が実行されることで(あるいは操作者の適宜の操作により)、新たに設けた上記ステップMS10で、上述の本体情報(1)aの内容の少なくとも一部がステップMS10で変更(更新)される。この例では、前述の状態の後に「フラワー」カテゴリのテンプレートを用いた2000回の印刷(ラベル作成)が追加で行われている。その結果、上記更新後の本体情報(1)a′では、印刷回数が「3100回」となり、上位2つの使用実績は、「フラワー」カテゴリ2000回、及び、「オーディオ」カテゴリ1000回となっている。すなわち、ラベルプリンタ3aは、この時点では、「フラワー」「オーディオ」カテゴリが上位2つのカテゴリに変化している。なお、上記ステップMS10が、特許請求の範囲の選抜情報更新手順に相当し、更新後の上記本体情報(1)a′が第3選抜材料情報に相当している。
ここで、上記使用頻度が最上位の「フラワー」カテゴリについては、前述のステップMS3で書き込まれたラベルプリンタ3aの本体情報(1)aには含まれていない。しかしながら、上述した例では、上記ステップMS2においてメモリカード30に書き込まれたラベルプリンタ3bの本体情報(1)bに、
たまたま「フラワー」カテゴリが含まれている。その結果、上記ステップCS2において当該「フラワー」カテゴリのテンプレートもメモリカード30に書き込まれ記憶されている。その結果、上記メモリカード30の装着によりラベルプリンタ3aにおいてステップMS4の後に実行されるステップMS5では、ラベルプリンタ3aは、メモリカード30に記憶された「オーディオ」「乗り物」「フラワー」の3つのカテゴリのテンプレートのうち、上述の更新後の本体情報(1)a′に対応したテンプレート(この例では、使用頻度が高い順に2つのカテゴリ「フラワー」「オーディオ」のテンプレート)を選抜し取得することができる。なお、上記ステップMS4が特許請求の範囲の第4作成装置側判定手順に相当し、ステップMS5が第2コンテンツ取得手順に相当する。
以上のような本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ラベルプリンタ3aでメモリカード30に本体情報(1)aを書き込んだ後に、当該本体情報(1)aの内容が更新された場合であっても、上述したように、その更新後の本体情報(1)a′に対応したテンプレートがラベルプリンタ3aで取得される。すなわち、ラベルプリンタ3aの最新の状態に好適なテンプレートを導入することができるので、さらに利便性を向上することができる。
(4)警告表示手順を実行させる場合
以上の実施形態及び(1)(2)(3)の変形例で説明したように、上述の手法を有効に行うためには、メモリカード30を操作端末2よりも先にラベルプリンタ3(又はラベルプリンタ3′)側へ装着する必要がある。そこで、本変形例では、上記した操作端末2のCPU120が実行するステップCS1でメモリカード30が装着されたと判定され、かつ、その後のステップCS2で本体情報が取得できなかった場合には、新たに設けた警告表示手順(図示省略)で、対応する警告表示を行うための表示制御信号を表示部17に出力する。これにより、操作者が、ラベルプリンタ3,3′にメモリカード30を装着することなく、誤って操作端末2のカード着脱部16にメモリカード30を装着した場合に、「まず先にラベルプリンタ3,3′にメモリカード30を装着すべき」旨を警告することができる。また、この機能に対応させて(またこの機能とは別個に)、メモリカード30を装着した際、操作端末2の上記表示部17に、上記本体情報に対応させて書き込みが行われるテンプレートの名称や内容を表示し、適宜の「確認ボタン」等で操作者に確認をさせるようにしてもよい。
(5)その他
上記の例では、コンテンツ供給装置の例として、コンテンツサーバSVに接続されている操作端末2を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、特にネットワーク接続されない状態で、多数のテンプレートを格納している大容量記憶装置等を上記コンテンツ供給装置として用い、これと上記ラベルプリンタ3やラベルプリンタ3′との間でメモリカード30によるテンプレートの媒介を行ってもよい。この場合も同様の効果を得る。
また、上記の例では、コンテンツの一例として、ラベル作成時に用いるテンプレートを例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、その他のラベル作成に関連して使用される画像や、OSやアプリケーションや各種ドライバ等のソフトウェア、などの主種のコンテンツを本発明の処理対象としてもよい。この場合も同様の効果を得る。
なお、以上において、図5、図6、図7、図8等に示すシーケンス及びフローは本発明を各図に示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 コンテンツ処理システム
2 操作端末(コンテンツ供給装置)
3 ラベルプリンタ(印字ラベル作成装置)
3′ ラベルプリンタ(印字ラベル作成装置)
12 CPU(演算手段)
13 メモリ(記憶手段)
16 カード着脱部(供給装置側着脱部)
17 表示部(表示手段)
30 メモリカード(ストレージデバイス)
203 テープ(被印字媒体)
205 印字ヘッド(印字手段)
208 カード着脱部(作成装置側着脱部)
209 搬送装置(搬送手段)
L 印字ラベル
SV コンテンツサーバ

Claims (7)

  1. 被印字媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を形成する印字手段と、
    内容が互いに異なる複数種類のコンテンツをコンテンツ供給装置から取得可能な不揮発性のストレージデバイスを、着脱可能な作成装置側着脱部と、
    を有する印字ラベル作成装置であって、
    前記作成装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたか否かを判定する装着判定手段と、
    前記装着判定手段により前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を書き込む、選抜情報書き込み手段と、
    前記作成装置側着脱部から取り外された状態で前記コンテンツ供給装置から供給された前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記装着判定手段により前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶されかつ前記選抜材料情報に対応したコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と
    を有し、
    前記選抜材料情報は、当該印字ラベル作成装置の機種、当該印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含む
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  2. 請求項1記載の印字ラベル作成装置において、
    前記コンテンツ取得手段は、
    前記コンテンツ供給装置から供給された前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記装着判定手段により前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶された複数種類のコンテンツのうち、前記選抜材料情報に対応したコンテンツのみを取得する
    ことを特徴とする印字ラベル作成装置。
  3. 操作者が操作可能な操作手段と、所定の表示を行う表示手段と、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツを読み取り可能に記憶した記憶手段と、印字ラベル作成装置に対し着脱される不揮発性のストレージデバイスを着脱可能な供給装置側着脱部と、演算手段と、を備えたコンテンツ供給装置の、前記演算手段に対し、
    前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたか否かを判定する装着判定手順と、
    前記装着判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、前記ストレージデバイスに記憶された、前記印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を取得する、選抜情報取得手順と、
    前記記憶手段に記憶された前記複数種類のコンテンツのうち、前記選抜情報取得手順で取得された前記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜して、前記供給装置側着脱部に装着された状態の前記ストレージデバイスに書き込む、コンテンツ書き込み手順と、
    前記装着判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定され、かつ、前記選抜情報取得手順で前記選抜材料情報が取得できなかった場合に、対応する警告表示を行うための表示制御信号を前記表示手段に出力する警告表示手順と、
    を実行させるためのコンテンツ処理プログラム。
  4. 請求項記載のコンテンツ処理プログラムにおいて、
    前記選抜情報取得手順は、
    前記ストレージデバイスに記憶された、複数の前記印字ラベル作成装置それぞれに対応した複数の前記選抜材料情報を取得し、
    前記コンテンツ書き込み手順は、
    前記選抜情報取得手順で取得された前記複数の選抜材料情報に対応するコンテンツを、各印字ラベル作成装置が自らに対応するコンテンツのみを取得可能となるように、前記ストレージデバイスに書き込む
    ことを特徴とするコンテンツ処理プログラム。
  5. 請求項3又は請求項記載のコンテンツ処理プログラムにおいて、
    所定のウェブサーバに情報送受信可能に接続された前記コンテンツ供給装置としての操作端末の、前記演算手段としてのCPUに対し、前記装着判定手順、前記選抜情報取得手順、及び前記コンテンツ書き込み手順、を少なくとも実行させることを特徴とするコンテンツ処理プログラム。
  6. 被印字媒体に印字を形成して印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に備えられた作成装置側着脱部に、不揮発性のストレージデバイスが装着されたか否かを判定する第1判定手順と、
    前記第1判定手順で前記ストレージデバイスが前記印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の選抜材料情報を書き込む、選抜情報書き込み手順と、
    前記選抜情報書き込み手順で書き込まれた前記選抜材料情報を記憶した前記ストレージデバイスが、コンテンツ供給装置に備えられた供給装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第2判定手順と、
    前記第2判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、前記コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツのうち少なくとも一部を、前記供給装置側着脱部に装着された状態の 前記ストレージデバイスに書き込む、コンテンツ書き込み手順と、
    前記コンテンツ書き込み手順で書き込まれた前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第3判定手順と、
    前記第3判定手順で前記ストレージデバイスが前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶されたコンテンツのうち、少なくとも一部を取得するコンテンツ取得手順と
    を有し、
    かつ、
    前記コンテンツ書き込み手順で、前記コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された前記複数種類のコンテンツのうち、前記ストレージデバイスから取得された前記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜する、第1選抜処理、
    及び、
    前記コンテンツ取得手順で、前記ストレージデバイスに記憶された前記複数種類のコンテンツのうち、前記選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜する、第2選抜処理、
    のうち、少なくとも一方の選抜処理を実行するコンテンツ処理方法であって、
    前記選抜材料情報は、当該印字ラベル作成装置の機種、当該印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含む
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  7. 被印字媒体に印字を形成して印字ラベルを作成する第1印字ラベル作成装置に備えられた作成装置側着脱部に、不揮発性のストレージデバイスが装着されたか否かを判定する第1作成装置側判定手順と、
    第1作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該第1印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の第1選抜材料情報を書き込む、第1選抜情報書き込み手順と、
    前記第1選抜情報書き込み手順で前記第1選抜材料情報が書き込まれた前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部から取り外された後、被印字媒体に印字を形成して印字ラベルを作成する第2印字ラベル作成装置に備えられた作成装置側着脱部に、当該ストレージデバイスが装着されたか否かを判定する第2作成装置側判定手順と、
    第2作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、その装着された状態の前記ストレージデバイスに対して、当該第2印字ラベル作成装置に好適な前記コンテンツを選抜するための固有の第2選抜材料情報を書き込む、第2選抜情報書き込み手順と、
    前記第1選抜情報書き込み手順で前記第1選抜材料情報が書き込まれた前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部から取り外された後、前記第1印字ラベル作成装置において前記第1選抜材料情報の内容を少なくとも一部変更して第3選抜材料情報とする選抜情報更新手順と、
    前記第1及び第2選抜情報書き込み手順で書き込まれた前記第1及び第2選抜材料情報を記憶した前記ストレージデバイスが、コンテンツ供給装置に備えられた供給装置側着脱部に装着されたか否かを判定する供給装置側判定手順と、
    前記供給装置側判定手順で前記供給装置側着脱部に前記ストレージデバイスが装着されたと判定されたとき、前記コンテンツ供給装置の記憶手段に記憶された、内容が互いに異なる複数種類のコンテンツのうち、前記ストレージデバイスから取得された前記第1及び前記第2選抜材料情報に対応するコンテンツを選抜して、前記供給装置側着脱部に装着された状態の前記ストレージデバイスに書き込む、コンテンツ書き込み手順と、
    前記コンテンツ書き込み手順で書き込まれた前記コンテンツを記憶した前記ストレージデバイスが、前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第3作成装置側判定手順と、
    前記第3作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、当該ストレージデバイスに記憶されたコンテンツのうち、前記第2選抜材料情報に対応したコンテンツを取得する第1コンテンツ取得手順と、
    前記第1コンテンツ取得手順での前記コンテンツの取得が完了した後に前記第2印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部から取り外された前記ストレージデバイスが、前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたか否かを判定する第4作成装置側判定手順と、
    前記第4作成装置側判定手順で前記ストレージデバイスが前記第1印字ラベル作成装置の前記作成装置側着脱部に装着されたと判定されたとき、前記第2選抜材料情報に対応して当該ストレージデバイスに記憶されたコンテンツに前記第3選抜材料情報に対応したコンテンツが含まれていた場合は、当該第3選抜材料情報に対応したコンテンツを取得する第2コンテンツ取得手順と、
    を有し、
    前記第1選抜材料情報及び前記第3選抜材料情報は、当該第1印字ラベル作成装置の機種、当該第1印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該第1印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該第1印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含み、
    前記第2選抜材料情報は、当該第2印字ラベル作成装置の機種、当該第2印字ラベル作成装置のシリアル番号、当該第2印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴におけるラベル属性情報、及び、当該第2印字ラベル作成装置での印字ラベル作成履歴における作成作業情報、を含む
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
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