JP6010675B1 - ごみ焼却炉の温度検出装置およびごみ焼却炉の温度検出方法 - Google Patents

ごみ焼却炉の温度検出装置およびごみ焼却炉の温度検出方法 Download PDF

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【課題】ごみ焼却炉1内の温度測定に保護管付き熱電対20,30を用いるごみ焼却装置において、保護管付き熱電対20,30に特殊な耐熱対策を施すことなく、寿命を可及的に延ばす。【解決手段】ごみ焼却装置は、投入されるごみを燃焼するごみ焼却炉1の壁部に設置されかつ当該ごみ焼却炉1内の温度を検出する検出部21,31が保護管内に収められた熱電対20,30と、保護管付き熱電対20,30の検出部21,31をごみ焼却炉1内の測定対象領域と前記ごみ焼却炉1の外側との間で移動させるためのアクチュエータ40,50とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば産業廃棄物や一般廃棄物を焼却するごみ焼却炉の温度検出装置およびごみ焼却炉の温度検出方法に関する。
ごみ焼却装置では、多くの場合、ごみ焼却炉内の温度を熱電対でモニタリングして制御するようになっているが、前記ごみ焼却炉内が化学的、熱的に苛酷な環境であるために、前記熱電対の寿命が短くなることが知られている。
例えば特許文献1には、ごみ焼却炉において、2次燃焼室の2次燃焼排ガスを冷却室で冷却し、この冷却室内の冷却排ガスの温度を熱電対で直接検出し、この検出した冷却排ガスの温度および流量と、前記2次燃焼排ガスの冷却によって除去された熱量とに基づいて、前記2次燃焼排ガスの温度を間接的に演算する、ということが記載されている。
このような特許文献1では、ごみ焼却炉において比較的低温雰囲気である冷却室内に熱電対が露呈するように取り付けられているので、当該熱電対の耐熱性、耐蝕性が問題にならない。
それに対し、例えば特許文献2,3には、高温炉内の温度測定に用いる熱電対を保護管に挿入するとともに、熱電対による十分な検出感度を確保したうえで前記保護管の耐熱性、耐蝕性を可及的に高めるために、前記保護管の素材を選定するとともに特殊な構造にする、ということが記載されている。
特開2002−349829号公報 特開2000−55741号公報 特開2003−4540号公報
上記特許文献2,3では、前記保護管が高価になるために、イニシャルコストならびにランニングコストが嵩むことが懸念される。また、金属製の保護管は高温下で垂れ下がることが避けられず、炉中央の温度を測りたいのに、実際は炉壁近くの温度を測定していることになるという問題があり、セラミックス製の保護管は熱衝撃に弱く、破損のおそれがあるといったことが懸念される。
このような事情に鑑み、本発明は、ごみ焼却炉内の温度測定に保護管付き熱電対を用いるごみ焼却炉の温度検出装置において、前記保護管に特殊な耐熱対策を施すことなく、本来の機能を損なうことなく寿命を可及的に延ばすことを目的としている。また、本発明は、ごみ焼却炉内の温度測定に保護管付き熱電対を用いるごみ焼却炉の温度検出方法において、前記保護管に特殊な耐熱対策を施すことなく、本来の機能を損なうことなく寿命を可及的に延ばすことを目的としている。
本発明に係るごみ焼却炉の温度検出装置は、投入されるごみを燃焼する竪型のごみ焼却炉の壁部に該ごみ焼却炉の中心軸線に沿う方向に対して直交する方向に沿うように設置されかつ前記ごみ焼却炉内の温度を検出する検出部が保護管内に収められた熱電対と、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉内の測定対象領域と前記ごみ焼却炉の外側との間で前記ごみ焼却炉の中心軸線に沿う方向に対して直交する方向に移動させる直線駆動手段と、前記保護管付き熱電対をその中心軸線周りに回転させる回転駆動手段とを備えている、ことを特徴としている。
この構成では、前記保護管付き熱電対の検出部をごみ焼却炉内において高温になる測定対象領域と、当該ごみ焼却炉の外側とに移動させて、温度分布を測定することが可能になる。
これにより、前記温度測定を行わないときには、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉の外側に移動させることが可能になる。
つまり、ごみ焼却炉内で温度測定を行うときのみ、前記保護管付き熱電対の検出部を前記高温になるごみ焼却炉内に配置させることが可能になるので、前記保護管付き熱電対の検出部が高温雰囲気に常に曝されなくなる。
そのため、前記高温雰囲気下でも前記保護管付き熱電対の検出部が垂れ下がらなくなるので、こみ焼却炉内の測定したい位置で温度検出することが可能になるとともに、当該保護管付き熱電対の寿命が延びるようになるなど、ランニングコストの低減に貢献できるようになる。しかも、前記保護管付き熱電対の保護管に従来例のような特殊な耐熱対策を施す必要がなくなるので、イニシャルコストの低減に貢献できるようになる。
さらには、ごみ焼却炉の温度分布を把握でき、温度分布を小さくするような燃焼制御を実現することができる。
ところで、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉内の測定対象領域に配置させた状態において、前記回転駆動手段により前記保護管付き熱電対をその中心軸線周りに回転させると、前記保護管付き熱電対の検出部において常に同じ部位が下側に向くことがなくなるので、前記保護管付き熱電対が垂れ下がらないようにできる。
また、前記保護管付き熱電対は、その検出結果を無線で発信する無線発信式とされている、構成とすることができる。
さらに、本発明に係るごみ焼却炉の温度検出方法は、投入されるごみを燃焼する竪型のごみ焼却炉内の温度を検出しないときに、検出部が保護管で覆われた熱電対の前記検出部を前記ごみ焼却炉の外側に配置し、前記ごみ焼却炉内の温度を検出するときに、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉の中心軸線に沿う方向に対して直交する方向に移動させることにより前記ごみ焼却炉内の測定対象領域に配置させるとともに、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉内の測定対象領域に配置させた状態において、前記保護管付き熱電対をその中心軸線周りに回転させる、ことを特徴としている。
この場合、前記保護管付き熱電対の検出部を前記高温になるごみ焼却炉内に配置させることが可能になるので、前記保護管付き熱電対の検出部が高温雰囲気に常に曝されなくなる。
そのため、前記高温雰囲気下でも前記保護管付き熱電対の検出部が垂れ下がらなくなるので、こみ焼却炉内の測定したい位置で温度検出することが可能になるとともに、当該保護管付き熱電対の寿命が延びるようになるなど、ランニングコストの低減に貢献できるようになる。しかも、前記保護管付き熱電対の保護管に従来例のような特殊な耐熱対策を施す必要がなくなるので、イニシャルコストの低減に貢献できるようになる。
さらには、ごみ焼却炉の温度分布を把握でき、温度分布を小さくするような燃焼制御を実現することができる。
また、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉内の測定対象領域に配置させた状態において、前記保護管付き熱電対をその中心軸線周りに回転させると、前記保護管付き熱電対の検出部において常に同じ部位が下側に向くことがなくなるので、前記保護管付き熱電対が垂れ下がらないようにできる。
本発明によれば、ごみ焼却炉内の温度測定に保護管付き熱電対を用いるごみ焼却炉の温度検出装置において、前記保護管に特殊な耐熱対策を施すことなく、本来の機能を損なうことなく寿命を可及的に延ばすことができる。これにより、ランニングコストの低減に貢献できる。
本発明に係るごみ焼却装置のごみ焼却炉の一実施形態を示す断面図である。 図1の第1、第2アクチュエータの構成を示す図である。 図1の保護管付き熱電対を第1測定点に配置した状態を示す図である。 図1の保護管付き熱電対を第2測定点に配置した状態を示す図である。 図1の保護管付き熱電対を第3測定点に配置した状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図5に、本発明の一実施形態を示している。図中、1はごみ焼却装置に備えられる竪型のごみ焼却炉である。
まず、この実施形態で例示する竪型のごみ焼却炉1の基本的な構成について説明する。ごみ焼却炉1は、耐火物によって構成されており、円筒形に形成されている。なお、ごみ焼却炉1は、円筒形であっても、角筒形であっても構わない。
このごみ焼却炉1の上下方向の中間部には、排ガス混合手段2が設けられている。ごみ焼却炉1において排ガス混合手段2の下側が燃焼室3とされていて、排ガス混合手段2の上側が再燃焼室4とされている。ごみ焼却炉1の上側は、燃焼室3および再燃焼室4での燃焼により発生する燃焼ガスの排出口とされている。
ごみ焼却炉1の周壁には、ごみ供給装置7、着火バーナ8、2次燃焼空気供給ノズル12などが設けられている。
ごみ供給装置7は、ごみ焼却炉1内にごみを投入するために設けられている。2次燃焼空気供給ノズル12は、ごみ焼却炉1内で発生した燃焼ガスwを2次燃焼させるための2次燃焼空気bを送入するために設けられている。さらにごみ焼却炉1の底部には、焼却灰排出機構13が設けられている。
次に、ごみ焼却炉1内におけるごみRの燃焼状況を簡単に説明する。
ごみ焼却炉1内に投入されるごみRは、ごみ層uに堆積され、1次燃焼空気供給管11から供給される1次燃焼空気aによって、燃焼及びガス化しながら燃焼室3に到達し、2次燃焼空気供給ノズル12から供給される2次燃焼空気bにより2次燃焼されて燃焼ガスwとなった後、排ガス混合手段2を通過して再燃焼室4に入り、未燃ガスや未燃の浮遊炭素粒子の完全燃焼とダイオキシン類等有機化合物の熱分解及び燃焼が行われ、下流側に配置される不図示の設備に送られる。
ごみRは乾燥、燃焼、熱分解後、未燃炭素を含む灰となり、灰層zを形成する。灰層zでは、ごみ焼却炉1の炉底から供給される1次燃焼空気aにより、前記未燃炭化物の燃焼が完結される。焼却灰Aは、灰搬出装置14に排出されるまで滞留される。
ところで、上記操業時において、燃焼室3の温度を完全燃焼でき過上昇しないよう保つため、水噴射ノズル15から燃焼室3内に冷却水を噴霧したり、2次燃焼空気bを調節したりして温度を安定させることを行う。
そこで、ごみ焼却炉1には、その燃焼室3の温度を検出するための第1保護管付き熱電対20と、再燃焼室4の温度を検出するための第2保護管付き熱電対30とが設置されている。なお、燃焼室3および再燃焼室4が、特許請求の範囲に記載している測定対象領域に相当している。燃焼室3内は、例えば850℃〜1000℃の高温になり、また、再燃焼室4は、例えば850℃〜1000℃の高温になる。
第1、第2保護管付き熱電対20,30は、公知の構成であって、その検出部21,31は、棒状の保護管内に収められており、その長手方向がごみ焼却炉1の中心軸線100に沿う方向に対して直交する方向に沿うように設置されている。
第1、第2保護管付き熱電対20,30は、第1、第2アクチュエータ40,50により保護管を介して個別に動かされるようになっている。
第1、第2アクチュエータ40,50は、第1、第2直線駆動手段41,51と、第1、第2回転駆動手段42,52とを備えている。
第1、第2直線駆動手段41,51は、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31をごみ焼却炉1の内側(測定対象領域)と外側(前記測定対象領域よりも低温の領域)との間で直線的に移動させるものであって、図示していないが、例えばボールねじ(送りねじ)あるいは直動シリンダなどとされる。
第1、第2回転駆動手段42,52は、第1、第2保護管付き熱電対20,30をその中心軸線200周りに連続的に回転または所定角度ずつ回転させるものであって、図示していないが、例えばモータおよび減速機構などを含んだ構成とされている。
具体的には、第1、第2回転駆動手段42,52の出力軸42a,52aが第1、第2直線駆動手段41,51に連結されていて、第1、第2直線駆動手段41,51をそのプランジャ41a,51aの往復移動方向を中心として回転させることによって、第1、第2保護管付き熱電対20,30をその中心軸線200周りに回転させるようになっている。
第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31の先端は、例えば図2に示すように、ごみ焼却炉1の周壁に設けられている貫通孔1c,1d内に非接触に挿入されている。
この検出部21,31と貫通孔1c,1dとの対向間には、密封装置60が介装されている。この密封装置60は、検出部21,31と貫通孔1c,1dとの対向間を密封することによりごみ焼却炉1内を外部から密封するものであって、例えばグランドパッキンなどのシールリング61と、シールケース62とを含んだ構成とされる。この実施形態では、複数のシールリング61を、貫通孔1c,1dの軸方向に隣り合うように設置している。
そして、ごみ焼却炉1内の温度測定を行わないときには、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31の先端を、図2に示すように、つまりごみ焼却炉1の周壁内面よりも内側へ突出させない状態、例えばごみ焼却炉1の周壁内面と面一になる位置に配置される状態(例えば通常状態または退避状態と言う)とする。但し、検出部21,31の先端を貫通孔1c,1dの外側位置に配置させた状態にしてもよい。前記面一となる位置および前記外側位置のいずれも、特許請求の範囲に記載している「測定対象領域よりも低温の領域」に含まれる。
その一方で、ごみ焼却炉1内の温度測定を行う場合には、図3から図5に示すように、ごみ焼却炉1の内部において移動可能な範囲の任意の位置で温度測定を行うことができる。この移動可能な範囲が、特許請求の範囲に記載している「測定対象領域」に含まれている。
具体的に、まず、図3には、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31の先端を、ごみ焼却炉1の中心軸線100から周壁内面までの距離を3等分したときに前記周壁内面から約1/3の位置300(第2位置とする)にまで突出させるように移動させた状態を示している。
また、図4には、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31の先端を、ごみ焼却炉1の中心軸線100から周壁内面までの中間位置400(第3位置とする)にまで突出させるように移動させた状態を示している。
さらに、図5には、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31の先端を、ごみ焼却炉1内において中心軸線100の位置(第1位置とする)にまで突出させるように移動させた状態を示している。
このように、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31の先端をごみ焼却炉1内に突出させた状態において、当該第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31を第1、第2回転駆動手段42,52によって個別に連続的に回転または所定角度ずつ回転させることができる。
以上説明したように本発明を適用した実施形態によれば、ごみ焼却炉1内での温度測定を行う際のみ、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31を前記高温になる測定対象領域に配置させることが可能になり、前記温度測定を行わないときには、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31を前記低温領域に移動させることが可能になる。
そのため、第1、第2保護管付き熱電対20,30の検出部21,31が高温雰囲気に常に曝されなくなるので、第1、第2保護管付き熱電対20,30の寿命が延びるようになるなど、ランニングコストの低減に貢献できるようになる。しかも、第1、第2保護管付き熱電対20,30に従来例のような特殊な耐熱対策を施していないので、イニシャルコストの低減に貢献できるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、ごみ焼却炉1の燃焼室3に第1保護管付き熱電対20を設置して再燃焼室4に第2保護管付き熱電対30を設置した例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。例えば図示していないが、燃焼室3のみに保護管付き熱電対20を設置した構成も本発明に含まれる。
(2)上記実施形態では、竪型のごみ焼却炉1を例に挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。
(3)上記実施形態では、第1、第2アクチュエータ40,50について第1、第2直線駆動手段41,51と第1、第2回転駆動手段42,52とを含む構成にした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。
図示していないが、第1、第2アクチュエータ40,50については、例えば送りねじ機構のみを用いることによって、第1、第2保護管付き熱電対20,30を直線的に移動させながら回転させるように構成することが可能である。その場合、上記実施形態に比べて構成の簡素化ならびにコスト低減が可能になる。
(4)上記実施形態では、第1、第2アクチュエータ40,50について第1、第2保護管付き熱電対20,30を直線的に移動させるとともに、回転可能にした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。
図示していないが、第1、第2アクチュエータ40,50について例えば第1、第2保護管付き熱電対20,30を直線的に移動させるだけの構成にすることも可能である。
本発明は、ごみ焼却炉内を保護管付き熱電対で温度測定するごみ焼却装置に好適に利用することが可能である。
1 ごみ焼却炉
1c 貫通孔
1d 貫通孔
2 排ガス混合手段
3 燃焼室
4 再燃焼室
20 第1保護管付き熱電対
21 検出部
30 第2保護管付き熱電対
31 検出部
40 第1アクチュエータ
41 第1直線駆動手段
41a プランジャ
42 第1回転駆動手段
42a 出力軸
50 第2アクチュエータ
51 第2直線駆動手段
51a プランジャ
52 第2回転駆動手段
52a 出力軸
60 密封装置
100 ごみ焼却炉の中心軸線(第1位置)
200 第1、第2保護管付き熱電対の中心軸線
300 第2位置
400 第3位置

Claims (3)

  1. 投入されるごみを燃焼する竪型のごみ焼却炉の壁部に該ごみ焼却炉の中心軸線に沿う方向に対して直交する方向に沿うように設置されかつ前記ごみ焼却炉内の温度を検出する検出部が保護管内に収められた熱電対と、
    前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉内の測定対象領域と前記ごみ焼却炉の外側との間で前記ごみ焼却炉の中心軸線に沿う方向に対して直交する方向に移動させる直線駆動手段と、
    前記保護管付き熱電対をその中心軸線周りに回転させる回転駆動手段とを備えている、ことを特徴とするごみ焼却炉の温度検出装置。
  2. 請求項1に記載のごみ焼却炉の温度検出装置において、
    前記保護管付き熱電対は、その検出結果を無線で発信する無線発信式とされている、ことを特徴とするごみ焼却炉の温度検出装置。
  3. 投入されるごみを燃焼する竪型のごみ焼却炉内の温度を検出しないときに、検出部が保護管で覆われた熱電対の前記検出部を前記ごみ焼却炉の外側に配置し、前記ごみ焼却炉内の温度を検出するときに、前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉の中心軸線に沿う方向に対して直交する方向に移動させることにより前記ごみ焼却炉内の測定対象領域に配置させるとともに、
    前記保護管付き熱電対の検出部を前記ごみ焼却炉内の測定対象領域に配置させた状態において、前記保護管付き熱電対をその中心軸線周りに回転させる、ことを特徴とするごみ焼却炉の温度検出方法
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